JP2010202151A - ハイブリッド車両のエンジン始動制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両のエンジン始動制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】第2クラッチのスリップ開始タイミングにばらつきが生じても、始動遅れやショックの発生を抑制可能なハイブリッド車両のエンジン始動制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】エンジンEng、第1クラッチCL1、モータジェネレータMG、第2クラッチCL2が直列に配置されたハイブリッド車両に、エンジン始動要求があったときには、モータジェネレータMGをトルク制御するとともに、エンジン始動要求からあらかじめ設定された待機時間の経過後に、第1クラッチCL1の締結を開始し、さらに、第2クラッチCL2の非スリップ判定時には、トルク制御のモータトルク値を、目標駆動トルクに第1クラッチCL1のトルク容量Tc分を加算した値とし、第2クラッチCL2のスリップ時には、モータジェネレータMGの制御を、トルク制御から回転数制御に移行する統合コントローラ10が設けられていることを特徴とするハイブリッド車両のエンジン始動制御装置とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車両におけるエンジン始動制御技術に関する。
従来、ハイブリッド車両として、エンジンと駆動輪とを結ぶ駆動伝達経路にモータが介在され、エンジンとモータとの間に、両者を結合および切り離しする第1クラッチが介在され、モータと駆動輪との間に、両者を結合および切り離しする第2クラッチが設けられたものが、例えば、特許文献1などにより知られている。
このような従来のハイブリッド車両では、低負荷・低車速時は、第1クラッチを開放させ、モータのみの駆動力で走行するEVモードとし、高負荷・高車速時は、第1クラッチを締結させるとともに、エンジンを駆動させ、エンジンおよびモータの駆動力で走行するHEVモードとしていた。
例えば、EVモードで走行中にアクセル開度が増大された場合には、EVモードからHEVモードへ移行され、これに伴いエンジンの始動が行なわれる。
このエンジン始動時の動作を説明すると、アクセル開度の増大によりHEVモード移行への切換指令が出力され、第1クラッチを実圧により締結直前状態にする。この状態から設定時間が経過する間に、モータトルクをエンジン始動用に増大させ、モータ回転数を上昇させる。このモータトルクの上昇に伴い、第2クラッチのスリップを開始し、その回転差が所定値に達したら、第1クラッチの締結を開始させ、エンジンを始動させる。
このように、第2クラッチをスリップさせることで、エンジン始動時のトルク変動が駆動輪に伝達されるのを抑制し、エンジン始動に伴いショックが発生するのを抑制できる。
特開2007−261498号公報
しかしながら、従来のハイブリッド車両のエンジン始動制御装置は、第2クラッチのスリップを待って、第1クラッチをトルク応答させていたため、クラッチには、組付時のばらつき、経時劣化、車両状態のばらつきなどが生じた際に、第2クラッチのスリップ開始タイミングがばらつくことがある。
この場合、第2クラッチのスリップタイミングが遅れると、第1クラッチの締結タイミングも遅れ、エンジンの始動遅れや加速応答遅れが生じる。一方、第2クラッチのスリップタイミングが早まると、第1クラッチの締結タイミングも早まり、始動前のエンジンブレーキ成分が駆動輪に伝達され、ショックが生じる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、第2クラッチのスリップ開始タイミングにばらつきが生じても、始動遅れやショックの発生を抑制可能なハイブリッド車両のエンジン始動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のハイブリッド車両のエンジン始動制御装置は、エンジン始動要求があったときには、前記モータをトルク制御するとともに、前記エンジン始動要求からあらかじめ設定された待機時間の経過後に、前記第1クラッチの締結を開始し、さらに、前記第2クラッチの非スリップ判定時には、前記トルク制御のモータトルク値を、目標駆動トルクに前記第1クラッチのトルク容量分を加算した値とし、前記第2クラッチのスリップ時には、前記モータの制御を、前記トルク制御から回転数制御に移行する始動制御手段を備えているハイブリッド車両のエンジン始動制御装置とした。
本発明のハイブリッド車両のエンジン始動制御装置にあっては、エンジン始動要求があった場合には、待機時間の経過後には、第2クラッチがスリップ状態になっているか否かにかかわらず、第1クラッチを締結するとともに、モータトルク指令値に第1クラッチのトルク容量分を加算して、エンジンが始動される。
したがって、第2クラッチが、製造ばらつきや車両状態のばらつきでスリップ状態に移行するタイミングが遅れても、第2クラッチのスリップを待って始動を行なうもののように、エンジン始動遅れが生じることはない。
また、第2クラッチのスリップ状態への移行タイミングが早まっても、モータトルク指令値に、第1クラッチのトルク容量分を加算しているため、エンジンによる回転引き込みがトルク加算分減り、ショックの発生を抑制できる。
さらに、第2クラッチがスリップ状態となった時点で、モータは、回転数制御に移行するため、第1クラッチのトルク容量分が加算されたトルク出力状態が継続するものと比較して、運転者に違和感を与えることを抑制できる。
実施例1のハイブリッド車両のエンジン始動制御装置が適用された後輪駆動によるハイブリッド車両の一例を示す全体システム図である。 実施例1のエンジン始動制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10にて実行される演算処理を示す制御ブロック図である。 実施例1のエンジン始動制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でのモード選択処理を行なう際に用いられるEV-HEV選択マップを示す図である。 実施例1のエンジン始動制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でバッテリ充電制御を行なう際に用いられる目標充放電量マップを示す図である。 実施例1のエンジン始動制御装置に適用された統合コントローラ10にて実行される処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のエンジン始動制御装置に適用された統合コントローラ10にて実行されるエンジン始動制御の処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1のエンジン始動制御装置の動作例を示すタイムチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態のクラッチ制御装置は、エンジン(Eng)と駆動輪(RL,RR)とを結ぶ駆動伝達経路の途中に介在されたモータ(MG)と、このモータ(MG)と前記エンジン(Eng)との間に介在され、伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチ(CL1)と、前記モータ(MG)と前記駆動輪(RL,RR)との間に介在され、伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチ(CL2)と、この第2クラッチ(CL2)のスリップ状態を判定可能な第2クラッチスリップ判定手段と、エンジン始動要求があったときには、前記モータ(MG)をトルク制御するとともに、前記エンジン始動要求からあらかじめ設定された待機時間(tset)の経過後に、前記第1クラッチ(CL1)の締結を開始し、さらに、前記第2クラッチ(CL2)の非スリップ判定時には、前記トルク制御のモータトルク値を、目標駆動トルクに前記第1クラッチ(CL1)のトルク容量(Tc)分を加算した値とし、前記第2クラッチ(CL2)のスリップ時には、前記モータ(MG)の制御を、前記トルク制御から回転数制御に移行する始動制御手段(10)と、を備えていることを特徴とするハイブリッド車両のエンジン始動制御装置である。
図1〜図7に基づき、この発明の最良の実施の形態の実施例1のクラッチ制御装置について説明する。
まず、実施例1の構成を説明する。
図1は実施例1のハイブリッド車両のエンジン始動制御装置が適用された後輪駆動式のハイブリッド車両(ハイブリッド車両の一例)を示す全体システム図であり、この図に基づいて、駆動系および制御系の構成を説明する。
まず、駆動系の構成を説明する。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の駆動系は、エンジンEngと、フライホイールFWと、第1クラッチCL1と、モータジェネレータMGと、第2クラッチCL2と、自動変速機ATと、プロペラシャフトPSと、ディファレンシャルDFと、左ドライブシャフトDSLと、右ドライブシャフトDSRと、左後輪RLと、右後輪RRと、を有する。なお、FLは左前輪、FRは右前輪である。
前記エンジンEngは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンであり、エンジンコントローラ1からのエンジン制御指令に基づいて、エンジン始動制御やエンジン停止制御やスロットルバルブのバルブ開度制御やフューエルカット制御等が行われる。なお、エンジン出力軸には、フライホイールFWが設けられている。
前記第1クラッチCL1は、前記エンジンEngとモータジェネレータMGの間に介装されたクラッチであり、第1クラッチコントローラ5からの第1クラッチ制御指令に基づいて、第1クラッチ油圧ユニット6により作り出された第1クラッチ制御油圧により、締結・スリップ締結(半クラッチ状態)・開放が制御される。この第1クラッチCL1としては、例えば、ダイアフラムスプリングによる付勢力にて完全締結を保ち、ピストン14aを有する油圧アクチュエータ14を用いたストローク制御により、スリップ締結から完全開放までが制御されるノーマルクローズの乾式単板クラッチが用いられる。
前記モータジェネレータMGは、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータであり、モータコントローラ2からの制御指令に基づいて、インバータ3により作り出された三相交流を印加することにより制御される。このモータジェネレータMGは、バッテリ4からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として動作することもできるし(以下、この動作状態を「力行」と呼ぶ)、ロータがエンジンEngや駆動輪から回転エネルギを受ける場合には、ステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機として機能し、バッテリ4を充電することもできる(以下、この動作状態を「回生」と呼ぶ)。なお、このモータジェネレータMGのロータは、ダンパを介して自動変速機ATの変速機入力軸に連結されている。
前記第2クラッチCL2は、前記モータジェネレータMGと左右後輪RL,RRとの間に介装されたクラッチであり、ATコントローラ7からの第2クラッチ制御指令に基づいて、第2クラッチ油圧ユニット8により作り出された制御油圧により、締結・スリップ締結・開放が制御される。この第2クラッチCL2としては、例えば、比例ソレノイドで油流量および油圧を連続的に制御できるノーマルオープンの湿式多板クラッチや湿式多板ブレーキが用いられる。なお、第1クラッチ油圧ユニット6および第2クラッチ油圧ユニット8は、自動変速機ATに付設されるAT油圧コントロールバルブユニットCVUに内蔵されている。
前記自動変速機ATは、例えば、前進7速/後退1速等の有段階の変速段を車速やアクセル開度等に応じて自動的に切り換える有段変速機であり、前記第2クラッチCL2は、専用クラッチとして新たに追加したものではなく、自動変速機ATの各変速段にて締結される複数の摩擦締結要素のうち、トルク伝達経路に配置される最適なクラッチやブレーキを選択している。そして、前記自動変速機ATの出力軸は、プロペラシャフトPS、ディファレンシャルDF、左ドライブシャフトDSL、右ドライブシャフトDSRを介して左右後輪RL,RRに連結されている。
実施例1のハイブリッド駆動系は、電気車両走行モード(以下、「EVモード」という。)と、ハイブリッド車走行モード(以下、「HEVモード」という。)と、駆動トルクコントロール走行モード(以下、「WSCモード」という。)等の走行モードを有する。
前記「EVモード」は、第1クラッチCL1を開放状態とし、モータジェネレータMGの動力のみで走行するモードである。前記「HEVモード」は、第1クラッチCL1を締結状態とし、モータアシスト走行モード・走行発電モード・エンジン走行モードの何れかにより走行するモードである。前記「WSCモード」は、「HEVモード」からのP,N→Dセレクト発進時、あるいは、「EVモード」や「HEVモード」からのDレンジ発進時、モータジェネレータMGの回転数制御により第2クラッチCL2をスリップ締結状態を維持し、第2クラッチCL2を経過するクラッチ伝達トルクが、車両状態やドライバ操作に応じて決まる要求駆動トルクとなるようにクラッチトルク容量をコントロールしながら発進するモードである。なお、「WSC」とは「Wet Start Clutch」の略である。
次に、ハイブリッド車両の制御系を説明する。
実施例1におけるFRハイブリッド車両の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、第1クラッチコントローラ5と、第1クラッチ油圧ユニット6と、ATコントローラ7と、第2クラッチ油圧ユニット8と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10と、を有して構成されている。なお、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、第1クラッチコントローラ5と、ATコントローラ7と、ブレーキコントローラ9と、統合コントローラ10とは、情報交換が互いに可能なCAN通信線11を介して接続されている。
前記エンジンコントローラ1は、エンジン回転数センサ12からのエンジン回転数情報と、統合コントローラ10からの目標エンジントルク(tTe)指令と、他の必要情報を入力する。そして、エンジン動作点(Ne,Te)を制御する指令を、エンジンEngのスロットルバルブアクチュエータ等へ出力する。
前記モータコントローラ2は、モータジェネレータMGのロータ回転位置を検出するレゾルバ13からの情報と、統合コントローラ10からの目標モータトルク指令および目標モータ回転数指令と、他の必要情報を入力する。そして、モータジェネレータMGのモータ動作点(Nm,Tm)を制御する指令(tNm,tTm)をインバータ3へ出力する。なお、このモータコントローラ2では、バッテリ4の充電容量をあらわすバッテリSOCを監視していて、このバッテリSOC情報は、モータジェネレータMGの制御情報に用いられると共に、CAN通信線11を介して統合コントローラ10へ供給される。
前記第1クラッチコントローラ5は、油圧アクチュエータ14のピストン14aのストローク位置を検出する第1クラッチストロークセンサ15からのセンサ情報と、統合コントローラ10からの目標第1クラッチトルク容量指令と、他の必要情報を入力する。そして、第1クラッチCL1の締結・スリップ締結・開放を制御する指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVU内の第1クラッチ油圧ユニット6に出力する。
前記ATコントローラ7は、アクセル開度センサ16と、車速センサ17と、他のセンサ類18(変速機入力回転数センサ、インヒビタースイッチ等)からの情報を入力する。そして、Dレンジを選択しての走行時、アクセル開度APOと車速VSPにより決まる運転点がシフトマップ上で存在する位置により最適な変速段を検索し、検索された変速段を得る制御指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVUに出力する。なお、シフトマップとは、アクセル開度と車速に応じてアップシフト線とダウンシフト線を書き込んだマップをいう。上記自動変速制御に加えて、統合コントローラ10から目標第2クラッチトルク容量指令を入力した場合、第2クラッチCL2のスリップ締結を制御する指令をAT油圧コントロールバルブユニットCVU内の第2クラッチ油圧ユニット8に出力する第2クラッチ制御を行う。また、統合コントローラ10から変速制御変更指令が出力された場合、通常に変速制御に代え、変速制御変更指令にしたがった変速制御を行う。
前記ブレーキコントローラ9は、4輪の各車輪速を検出する車輪速センサ19と、ブレーキストロークセンサ20からのセンサ情報と、統合コントローラ10からの回生協調制御指令と、他の必要情報を入力する。そして、例えば、ブレーキ踏み込み制動時、ブレーキストロークBSから求められる要求制動力に対し回生制動力だけでは不足する場合、その不足分を機械制動力(液圧制動力やモータ制動力)で補うように、回生協調ブレーキ制御を行う。
前記統合コントローラ10は、車両全体の消費エネルギを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うもので、モータ回転数Nmを検出するモータ回転数センサ21や他のセンサ・スイッチ類22からの必要情報およびCAN通信線11を介して情報を入力する。そして、エンジンコントローラ1へ目標エンジントルク(tTe)指令、モータコントローラ2へ目標モータトルク指令および目標モータ回転数指令、第1クラッチコントローラ5へ目標第1クラッチトルク容量指令、ATコントローラ7へ目標第2クラッチトルク容量指令、ブレーキコントローラ9へ回生協調制御指令を出力する。
図2は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10にて実行される演算処理を示す制御ブロック図である。図3は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でのモード選択処理を行なう際に用いられるEV-HEV選択マップを示す図である。図4は、実施例1の制御装置が適用されたFRハイブリッド車両の統合コントローラ10でバッテリ充電制御を行なう際に用いられる目標充放電量マップを示す図である。以下、図2〜図4に基づき、実施例1の統合コントローラ10にて実行される演算処理を説明する。
前記統合コントローラ10は、図2に示すように、目標駆動トルク演算部100と、モード選択部200と、目標充放電演算部300と、動作点指令部400とを有する。
前記目標駆動トルク演算部100では、目標駆動トルクマップを用いて、アクセル開度APOと車速VSPとから、目標駆動トルクtFo0を演算する。
前記モード選択部200では、図3に示すEV−HEV選択マップを用いて、アクセル開度APOと車速VSPとから、「EVモード」または「HEVモード」を目標走行モードとして選択する。但し、バッテリSOCが所定値以下であれば、強制的に「HEVモード」を目標走行モードとする。また、「HEVモード」からのP,N→Dセレクト発進時等においては、車速VSPが第1設定車速VSP1になるまで「WSCモード」を目標走行モードとして選択する。
前記目標充放電演算部300では、図4に示す目標充放電量マップを用いて、バッテリSOCから目標充放電電力tPを演算する。
前記動作点指令部400では、アクセル開度APOと、目標駆動トルクtFo0と、目標走行モードと、車速VSPと、目標充放電電力tP等の入力情報に基づき、動作点到達目標として、目標エンジントルクと目標モータトルクと目標モータ回転数tNmと目標第1クラッチトルク容量tTc1と目標第2クラッチトルク容量tTc2を演算する。そして、目標エンジントルク(tTe)指令と目標モータトルク(tTm)指令と目標モータ回転数(tNm)指令と目標第1クラッチトルク容量(tTc1)指令と目標第2クラッチトルク容量(tTc2)指令を、CAN通信線11を介して各コントローラ1,2,5,7に出力する。
次に、実施例1の統合コントローラ10にて実行される処理の流れを図5のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1では、あらかじめ設定された目標駆動トルクマップを用いて、アクセル開度APOおよび車速VSPから、定常的な目標駆動トルクtFo0を演算し、次のステップS2に進む。
ステップS2では、あらかじめ設定された変速マップに基づいて、アクセル開度APOおよび車速VSPから目標変速段SHIFTを演算し、次のステップS3に進む。
ステップS3では、あらかじめ設定された目標運転モード領域マップ(図3参照)を用いて、アクセル開度APOおよび車速VSPから目標とする運転モード(EVモード、HEVモード、WSCモード)を決定し、次のステップS4に進む。なお、ステップS3では、図3に示すように、通常、高負荷(大アクセル開度)・高車速時はHEVモードに設定し、低負荷・低車速時はEVモードに設定する。
ステップS4では、現在の運転モードと上記目標運転モードとの対比により、運転モード遷移演算を行い、次のステップS5に進む。
なお、ステップS4では、現在の運転モードと目標運転モードとが一致していれば、現在の運転モードを保持する。また、現在の運転モードがEVモードで、目標運転モードがHEVモードであれば、EVモードからHEVモードへのモード切り換えを指令する。一方、現在の運転モードがHEVモードで、目標運転モードがEVモードであれば、HEVモードからEVモードへのモード切り換えを指令する。
ステップS5では、現在の駆動力から、ステップS1で求めた目標駆動トルクtFo0へ、所定の味付けを有した応答で移行するのに必要な、過渡目標駆動トルクtFoを演算し、ステップS6に進む。なお、このステップS5の演算では、例えば、目標駆動トルクtFo0を所定時定数のローパスフィルタに通過させて得られる出力を過渡目標駆動トルクtFoとすることができる。
ステップS6では、モータジェネレータMGとの共働あるいは単独で、過渡目標駆動トルクtFoを達成するのに必要な目標エンジントルクtTeを求め、ステップS7に進む。
なお、目標エンジントルクtTeは、運転モード(EVモード、HEVモード)や、モード切換に応じて、過渡目標駆動トルクtFoと、左右後輪RL,RRのタイヤ有効半径Rtと、ファイナルギヤ比ifと、現在の選択変速段により決まる自動変速機ATのギヤ比iGと、自動変速機ATの入力回転数Niと、エンジン回転数Neと、バッテリSOCに応じた目標充放電電力tPとから求める。
ステップS7では、運転モードや、モード遷移に応じて、過渡目標駆動トルクtFoを達成するのに必要な、または、モード遷移を実行するのに必要な第1目標第1クラッチトルク容量tTc1、目標第2クラッチトルク容量tTc2を演算し、次のステップS8へ進む。
ステップS8では、エンジンEngとの共働により、あるいは単独で、過渡目標駆動トルクtFoを達成するのに必要な目標モータトルクtTmまたは必要に応じて目標モータ回転数tNmを求め、次のステップS9に進む。なお、目標モータトルクtTmは、運転モードや、モード切換に応じて、過渡目標駆動トルクtFoと、左右後輪RL,RRのタイヤ有効半径Rtと、ファイナルギヤ比ifと、現在の選択変速段により決まる自動変速機ATのギヤ比iGと、自動変速機ATの入力回転数Niと、エンジン回転数Neと、バッテリSOCに応じた目標充放電電力tPと、から求める。また、目標モータ回転数tNmは、後述するエンジン始動時に、目標モータトルクtTmに代えて演算される。
ステップS9では、目標変速段SHIFT、運転モードの保持あるいは切換指令、目標エンジントルクtTe、両クラッチトルク容量tTc1,tTc2、目標モータトルクtTm、目標モータ回転数tNmを達成する指令値を、各コントローラ1,2,5,7へ出力する。
次に、実施例1の統合コントローラ10にて実行されるエンジン始動制御を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
このエンジン始動制御は、エンジン始動要求が生じると開始されるもので、このエンジン始動要求は、例えば、図外のアクセルペダルの踏込を行なった場合に、前述したステップS4の運転モード遷移判定において、EVモードからHEVモードへの移行と判定されることで生じる。
まず、ステップS21では、第2クラッチCL2に向けてスリップ状態に移行する目標第2クラッチトルク容量(tTc2)指令を出力するとともに、モータジェネレータMGに出力する目標モータトルク(tTm)指令をエンジン始動に向けて上昇させる。
ステップS22では、あらかじめ設定された待機時間tsetの経過を待って、第1クラッチCL1を締結させる。
ステップS23では、第2クラッチCL2がスリップ状態であるか否か判定し、スリップ状態でステップS24に進み、非スリップ状態でステップS25に進む。
なお、第2クラッチCL2のスリップ判定は、第2クラッチCL2の入力側の回転数であるモータ回転数Nmと、第2クラッチCL2の出力側の回転数である車速VSPおよび変速段から得られた第2クラッチ出力側回転数との差に基づいて行なうもので、この処理を行なう部分がスリップ判定手段に相当する。
ステップS24では、モータジェネレータMGの実回転数(モータ回転数Nm)が、目標モータ回転数(tNm)指令値に追従するようモータトルクTmを上昇させる回転数フィードバック制御を実行する。
ステップS25では、目標モータトルクtTmに、第1クラッチCL1のトルク容量Tc分を上乗せするトルク制御を実行する。なお、第1クラッチCL1のトルク容量Tcは、第1クラッチストロークセンサ15が検出する第1クラッチCL1のストローク量に基づいて演算する。
ステップS26では、あらかじめ設定された固着判定時間(停止判定時間)tko内に第2クラッチCL2がスリップ状態となったか否か判定し、スリップ状態になれば、ステップS24に進み、スリップ状態にならなければステップS27に進む。
ステップS27では、第2クラッチCL2が固着していると判定する。この固着判定時には、目標モータトルクtTmへの第1クラッチCL1分のトルク上乗せを停止する。
なお、固着判定が複数回繰り返された場合は、第2クラッチCL2に異常が生じたと判定し、あらかじめ設定されたフェイルセーフ制御が実行される。
このフェイルセーフ制御は、例えば、あらかじめ設定された車速(例えば、WSCモードを実行する車速)以上では、通常のHEVモードの制御を実行するが、前記設定車速未満では、第1クラッチCL1を開放し、エンジン停止を防止する。
また、ディスプレイ装置などの表示手段を用いて、この異常発生の報知を行なう。
次に、実施例1の作用を説明する。
この実施例1の作用を説明するのにあたり、エンジン始動制御を開始して、第2クラッチCL2にスリップが生じた場合と、第2クラッチCL2が固着した場合とを、図7のタイムチャートに基づいて説明する。
(第2クラッチスリップ時)
このタイムチャートは、EVモードでの走行中に、t0の時点で、運転者が、図外のアクセルペダルを強く踏込む加速操作を行なった場合を示している。このアクセルペダルの踏込操作に伴い、モータトルクTmが上昇されるとともに、ステップS4の運転モード遷移判定において、EVモードからHEVモードへの遷移判定が成され、t1の時点で、エンジン始動要求と判定されている。
このエンジン始動要求を受けて、エンジン始動制御が開始され、第2クラッチCL2がスリップ側に制御されるとともに、エンジン始動に向けてモータトルクTmが上昇される(ステップS21の処理に基づく)。
その後、待機時間tsetが経過したt2の時点で、第1クラッチCL1が締結側に駆動される(ステップS22の処理に基づく)。
第1クラッチCL1では、指令値が与えられてから実際にトルク伝達が可能なスリップ状態となるまでの無駄時間が経過したt3の時点で、締結が開始され、実トルクが、点線で示すように立ち上がる。
このタイムチャートの例では、このt3の時点では、第2クラッチCL2は、締結状態からスリップ状態に移行しておらず、ステップS23→S24の処理により、目標モータトルクtTmに、第1クラッチCL1がスリップ状態となったときのトルク容量Tc分が上乗せされ、このt3の時点から、モータトルクTmが立ち上げられる。
その後、この第2クラッチCL2のスリップ例では、t4の時点でスリップが開始されている。このスリップ開始により、モータジェネレータMGは、t4の時点から回転数フィードバック制御に移行し、図において点線で示すように、モータ回転数Nmが上昇されるとともに、モータトルクTmが上昇される。
その後、エンジン始動が完了し、第1クラッチCL1が完全に締結されたt7の時点で、モータトルクTmは低減される。
また、t7の時点以降に、第2クラッチCL2は、スリップ状態から締結状態に移行される。
(第2スリップ固着時)
次に、上述のエンジン始動時において、第2クラッチCL2が固着した場合の動作を、同じ図7のタイムチャートを用いて説明する。
この場合、第2クラッチCL2にスリップ指令を出力するとともに、モータトルクTmを上昇させ、待機時間tsetが経過したt2の時点で、第1クラッチCL1の締結指令を出力し、t3の時点で、第1クラッチCL1がトルク伝達を開始する点は、上述のスリップ時と同様である。
その後、第2クラッチCL2が固着してしまって、第2クラッチCL2がスリップ状態に移行しない場合、ステップS25の、モータジェネレータMGに対して、目標モータトルク(tTm)指令に第1クラッチCL1のトルク容量Tc分を上乗せした指令が与えられ続ける。
したがって、t4の時点でも、回転数フィードバック制御に移行されず、トルク容量Tc分が上乗せされた目標モータトルクtTmの指令値が出力され続ける。この目標モータトルクtTmは、エンジン始動可能な回転数となるトルクに、第1クラッチCL1のトルク容量が上乗せされているため、t5の時点で、エンジンEngが始動される。
本実施例1では、従来のように第2クラッチCL2のスリップを待つことなく、大気時間tsetの経過後には第1クラッチCL1を締結するため、第2クラッチCL2が固着してスリップが生じなくても、エンジンEngを始動させることができる。
また、第2クラッチCL2が固着していて、スリップしない場合でも、第1クラッチCL1を締結させた際には、目標モータトルクtTmに第1クラッチCL1のトルク容量分を上乗せしている。このため、停止しているエンジンEngのエンジンブレーキ作用による引き込みが生じることが無く、第2クラッチCL2が固着していてスリップしなくても、第1クラッチCL1の締結時のショック発生を抑えることができる。
(実施例1の効果)
以上説明したように、実施例1では、以下列挙する効果を得ることができる。
a)本実施例1では、エンジン始動時には、待機時間tsetの経過後には、第2クラッチCL2がスリップ状態になっているか否かにかかわらず、第1クラッチCL1を締結するようにした。
このため、第2クラッチCL2において、製造ばらつき、経時劣化、車両状態のばらつきなどにより、締結からスリップへの移行が遅れても、エンジン始動遅れが生じるのを抑制できる。
b)エンジン始動時に、第2クラッチCL2のスリップが開始されない場合、モータジェネレータMGに対しては、トルク制御が続行されるとともに、このときの目標モータトルクtTmには、第1クラッチCL1のストローク量に基づいて得られた第1クラッチCL1のトルク容量Tc分を上乗せするようにした。
したがって、上記ばらつきにより第2クラッチCL2のスリップが遅れたり、固着したりして、第2クラッチCL2が締結状態であっても、第1クラッチCL1が締結を開始した際に、エンジンブレーキ作用による回転引き込みによるショックの発生を抑制できる。
c)第2クラッチCL2がスリップを開始した時点で、モータジェネレータMGの回転数制御に移行するため、第1クラッチCL1のトルク容量分が加算されたトルク出力状態が継続するものと比較して、運転者に違和感を与えることを抑制できる。
d)第2クラッチCL2のスリップが開始されない場合、目標モータトルクtTmへの第1クラッチCL1のトルク容量Tc分のトルクの上乗せは、固着判定時間tkoの経過後は、キャンセルされるため、トルク容量Tcの上乗せが持続されて、アクセル操作感以上の駆動トルクの発生で、運転者に違和感を与えることを抑制できる。
以上、本発明のクラッチ制御装置を、実施の形態および実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、実施例1では、第2クラッチCL2として自動変速機AT内の締結要素を利用したため、スリップ状態の判定は、第2クラッチCL2の入力側の回転数であるモータ回転数Nmと、第2クラッチCL2の出力側の回転数である車速VSPおよび変速段から得られた第2クラッチ出力側回転数との差に基づいて行なうようにした。しかしながら、スリップ判定手段は、これに限定されるものではなく、要は、第2クラッチCL2の入出力回転差が得られればよく、第2クラッチCL2に、入力回転数センサと出力回転数センサとを設けてもよい。
また、実施例1では、第1クラッチCL1に乾式クラッチ、第2クラッチCL2に湿式クラッチを適用した例を示したが、乾式、湿式はこれに限定されるものではなく、両クラッチCL1、CL2のいずれか一方あるいは両方に、湿式、乾式のいずれか一方あるいは両方を用いてもよい。
また、実施例1では、モータとして、力行と回生とが可能なモータジェネレータMGを用いた例を示したが、これに限定されず、力行のみが可能なモータを用いてもよい。
また、実施例1では、FRハイブリッド車両に適用した例を示したが、例えば、FFハイブリッド車両に対しても本発明の制御装置を適用することができる。
10 統合コントローラ(始動制御手段)
CL1 第1クラッチ
CL2 第2クラッチ
Eng エンジン
MG モータジェネレータ(モータ)
RL 左後輪(駆動輪)
RR 右後輪(駆動輪)
Tc (第1クラッチの)トルク容量
tko 固着判定時間(停止判定時間)
Tm モータトルク
tset 待機時間
tFo0 目標駆動トルク
tTc1 目標第1クラッチトルク容量
tTc2 目標第2クラッチトルク容量
tTm 目標モータトルク

Claims (2)

  1. エンジンと駆動輪とを結ぶ駆動伝達経路の途中に介在されたモータと、
    このモータと前記エンジンとの間に介在され、伝達トルク容量を変更可能な第1クラッチと、
    前記モータと前記駆動輪との間に介在され、伝達トルク容量を変更可能な第2クラッチと、
    この第2クラッチのスリップ状態を判定可能な第2クラッチスリップ判定手段と、
    エンジン始動要求があったときには、前記モータをトルク制御するとともに、前記エンジン始動要求からあらかじめ設定された待機時間の経過後に、前記第1クラッチの締結を開始し、さらに、前記第2クラッチの非スリップ判定時には、前記トルク制御のモータトルク値を、目標駆動トルクに前記第1クラッチのトルク容量分を加算した値とし、前記第2クラッチのスリップ時には、前記モータの制御を、前記トルク制御から回転数制御に移行する始動制御手段と、
    を備えていることを特徴とするハイブリッド車両のエンジン始動制御装置。
  2. 前記目標駆動トルクに対する前記第1クラッチのトルク容量分の加算は、あらかじめ設定された停止判定時間が経過したら停止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両のエンジン始動制御装置。
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