JP2010201893A - 離型フィルム - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルムがブロッキングすることを高度に抑制することができ、例えば、液晶ディスプレー(LCD)を自動的に組み立てすることができる装置内において使用された際に、フィルムが原因となって当該装置が停止することがなく作業することができ、偏光板用の離型フィルムとして好適なフィルムを提供する。
【解決手段】 空気漏れ指数が30秒/枚以下であるポリエステルフィルムの片面に離型層を有することを特徴とする離型フィルム。
【選択図】なし

Description

本発明は、著しい成長が見られる液晶ディスプレイ(以下、LCDと略記する場合がある)に好適に用いることができる離型フィルムに関するものである。
偏光板粘着面に使用される離型フィルムには、ポリエステルフィルム基材の粘着剤と接する片面にシリコーン樹脂をコーティングしたフィルムが使用されている。偏光板を積み重ねて輸送または保管後、LCD自動組み立て機にて投入する工程にて、積み重ねた偏光板から一枚ずつ偏光板を取り出す際、フィルムのブロッキングのために偏光板が分離できずに複数枚取り込まれてしまう問題が発生する。偏光板の最外層に位置する離型フィルムの反離型面・露出する側の表面は、問題のブロッキングの発生に影響を与える因子である。ブロッキング発生により、複数枚の偏光板が取り込まれると、自動組み立て装置が停止し、著しい作業効率低下につながっている。
特開2004−177718号公報 特開2005−14545号公報 特開2005−2220号公報 特開2009−12254号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その解決課題は、ブロッキングを抑制し、LCD自動組み立て装置が停止することなく作業できる偏光板向け離型フィルムを提供することにある。
本発明者は、上記実状に鑑み鋭意検討した結果、特定の構成を有する離型フィルムによれば、上記課題を容易に解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の要旨は、空気漏れ指数が30秒/枚以下であるポリエステルフィルムの片面に離型層を有することを特徴とする離型フィルムに存する。
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明において、ポリエステルフィルムに使用するポリエステルは、ホモポリエステルであっても共重合ポリエステルであってもよい。
ホモポリエステルからなる場合、芳香族ジカルボン酸と脂肪族グリコールとを重縮合させて得られるものが好ましい。芳香族ジカルボン酸としては、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などが挙げられ、脂肪族グリコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等が挙げられる。代表的なポリエステルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカルボキシレート
(PEN)等が例示される。
一方、共重合ポリエステルの場合は、30モル%以下の第三成分を含有した共重合体であることが好ましい。共重合ポリエステルのジカルボン酸成分としては、イソフタル酸、フタル酸テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、オキシカルボン酸(例えば、P−オキシ安息香酸など)等の一種または二種以上が挙げられ、グリコール成分として、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、ネオペンチルグリコール等の一種または二種以上が挙げられる。
何れにしても本発明でいうポリエステルとは、通常80モル%以上、好ましくは90モル%以上がエチレンテレフタレート単位であるポリエチレンテレフタレート、エチレン−2,6−ナフタレート単位であるポリエチレン−2,6−ナフタレート等であるポリエステルを指す。
本発明におけるポリエステル層中には易滑性付与を主たる目的として粒子を配合することが好ましい。配合する粒子の種類は易滑性付与可能な粒子であれば特に限定されるものではなく、具体例としては、例えば、シリカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、カオリン、酸化アルミニウム、酸化チタン等の粒子が挙げられる。また、特公昭59−5216号公報、特開昭59−217755号公報等に記載されている耐熱性有機粒子を用いてもよい。この他の耐熱性有機粒子の例として、熱硬化性尿素樹脂、熱硬化性フェノール樹脂、熱硬化性エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂等が挙げられる。さらにポリエステル製造工程中、触媒等の金属化合物の一部を沈殿、微分散させた析出粒子を用いることもできる。
一方、使用する粒子の形状に関しても特に限定されるわけではなく、球状、塊状、棒状、扁平状等の何れを用いてもよい。また、その硬度、比重、色等についても特に制限はない。これら一連の粒子は必要に応じて2種類以上を併用してもよい。
本発明において使用する粒子の平均粒径は、0.1〜5μmの範囲のものが好ましく、さらに好ましくは0.5〜3μm、特に好ましくは0.5〜2μmの範囲である。平均粒径が0.1μm未満の場合には、粒子が凝集しやすく、分散性が不十分となることがあり、一方、5μmを超える場合には、フィルムの表面粗度が粗くなりすぎて、後工程において離型層を設ける場合等に不具合を生じることがある。
さらにポリエステル中の粒子含有量は、0.01〜5重量%を満足するのが好ましく、さらに好ましくは0.01〜3重量%の範囲である。粒子含有量が0.01重量%未満の場合には、フィルムの易滑性が不十分になる場合があり、一方、5重量%を超えて添加する場合にはフィルム表面の平滑性が不十分になる場合がある。
空気漏れ指数は、積層されるフィルムとの密着性に関する特性であり、空気漏れ指数が大きいほど、密着性が高くなり、ブロッキングが発生しやすくなる。ブロッキング防止のため、本発明においては、空気もれ指数が30秒/枚以下である必要があり、好ましくは25秒/以下である。フィルムの空気漏れ指数は、フィルム中に配合する粒子の種類、粒径、配合量、フィルムの延伸条件等によって、調整することができる。
本発明のポリエステルフィルムは、本発明の効果を損なわない限り、単層フィルムであっても複数の層が積層された多層フィルムであってもよいが、2種2層、2種3層や3種3層といった多層構成のフィルムでることが好ましい。
なお、本発明におけるポリエステルフィルム中には上述の粒子以外に本発明の主旨を損なわない範囲において、従来公知の酸化防止剤、熱安定剤、潤滑剤、染料、顔料等を添加することができる。
本発明の離型フィルムを構成するポリエステルフィルムの厚みは、フィルムのいわゆる腰による影響を低減させるため、より薄膜であるのが好ましいが、一方、フィルムの平面性を確保する必要がある。離型フィルムを構成するポリエステルフィルム厚みが薄すぎる場合には、加工時の熱処理によるしわ等により、フィルム平面性が損なわれる場合が多い。かかる観点より、本発明における離型フィルムを構成するポリエステルフィルムの厚みは12〜100μmであるのが好ましく、さらに好ましくは25〜50μmの範囲がよい。
次に本発明におけるポリエステルフィルムの製造例について具体的に説明するが、以下の製造例に何ら限定されるものではない。
すなわち、先に述べたポリエステル原料を使用し、ダイから押し出された溶融
シートを冷却ロールで冷却固化して未延伸シートを得る方法が好ましい。この場合、シートの平面性を向上させるためシートと回転冷却ドラムとの密着性を高める必要があり、静電印加密着法および/または液体塗布密着法が好ましく採用される。次に得られた未延伸シートは二軸方向に延伸される。まず、前記の未延伸シートを一方向にロールまたはテンター方式の延伸機により延伸する。延伸温度は、通常70〜120℃、好ましくは80〜110℃であり、延伸倍率は通常2.5〜7倍、好ましくは3.0〜6倍である。次いで、一段目の延伸方向と直交する延伸温度は通常130〜170℃であり、延伸倍率は通常3.0〜7倍、好ましくは3.5〜6倍である。そして、引き続き180〜270℃の温度で緊張下または30%以内の弛緩下で熱処理を行い、二軸配向フィルムを得る。
上記の延伸においては、一方向の延伸を2段階以上で行う方法を採用することもできる。その場合、最終的に二方向の延伸倍率がそれぞれ上記範囲となるように行うのが好ましい。また、同時二軸延伸を行うことも可能である。
同時二軸延伸法としては、前記の未延伸シートを通常70〜120℃、好ましくは80〜110℃で温度コントロールされた状態で機械方向および幅方向に同時に延伸し配向させる方法で、延伸倍率としては、面積倍率で4〜50倍、好ましくは7〜35倍、さらに好ましくは10〜25倍である。そして、引き続き、170〜250℃の温度で緊張下または30%以内の弛緩下で熱処理を行い、延伸配向フィルムを得る。
上述の延伸方式を使用する同時二軸延伸装置に関しては、スクリュー方式、パンタグラフ方式、リニアー駆動式等、従来から公知の延伸方式を採用することができる。
「スクリュー方式」はスクリューの溝にクリップを乗せてクリップ間隔を広げていく方式である。「パンタグラフ方式」はパンタグラフを用いてクリップ間隔を広げていく方式である。
「リニアモーター方式」はリニアモーター原理を応用し、クリップを個々に制御可能な方式でクリップ間隔を任意に調整することができる利点を有する。
さらに同時二軸延伸に関しては二段階以上に分割して行ってもよく、その場合、延伸場所は一つのテンター内で行ってもよいし、複数のテンターを併用してもよい。
本発明において、同時二軸延伸により離型フィルムを構成するポリエステルフィルムを延伸することによれば、従来、逐次二軸延伸では面積倍率が大きくなる場合において、延伸時に破断する等の不具合を生じる場合があったが、同時二軸延伸においては延伸追従性が良好であるため、フィルム長手方向および幅方向において、逐次二軸延伸よりもさらに面積倍率を大きくすることが可能なため、さらにフィルム厚みむらの小さいポリエステルフィルムを製造することが可能となるので好ましい。
また、上述のポリエステルフィルムの延伸工程中にフィルム表面を処理する、いわゆる塗布延伸法(インラインコーティング)を施すことができる。それは以下に限定するものではないが、例えば、逐次二軸延伸においては特に1段目の延伸が終了して、2段目の延伸前にコーティング処理を施すことができる。
また、本発明における離型フィルムを構成する離型層は離型性を良好とするために、硬化型シリコーン樹脂を含有するのが好ましい。硬化型シリコーン樹脂を主成分とするタイプでもよいし、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アルキッド樹脂等の有機樹脂とのグラフト重合等による変性シリコーンタイプ等を使用してもよい。
硬化型シリコーン樹脂の種類としては付加型・縮合型・紫外線硬化型・電子線硬化型・無溶剤型等、何れの硬化反応タイプでも用いることができる。具体例を挙げると、信越化学工業(株)製KS−774、KS−775、KS−778、KS−779H、KS−847H、KS−856、X−62−2422、X−62−2461、X−62−1387、KNS−3051、X−62−1496、KNS320A、KNS316、X−62−1574A/B、X−62−7052、X−62−7028A/B、X−62−7619、X−62−7213、GE東芝シリコーン(株)製YSR−3022、TPR−6700、TPR−6720、TPR−6721、TPR6500、TPR6501、UV9300、UV9425、XS56−A2775、XS56−A2982、UV9430、TPR6600、TPR6604、TPR6605、SM3200、SM3030、東レ・ダウコーニング(株)製DKQ3−202、DKQ3−203、DKQ3−204、DKQ3−205、DKQ3−210、SRX357、SRX211、SD7220、LTC750A、LTC760A、SP7259、BY24−468C、SP7248S、BY24−452、SP7268S、SP7265S、LTC1000M、LTC1050L、SYLOFF7900、SYLOFF7198、SYLOFF22A等が例示される。さらに離型層の剥離性等を調整するために剥離コントロール剤を併用してもよい。
本発明において、ポリエステルフィルムに離型層を設ける方法として、リバースグラビアコート、ダイレクトグラビアコート、ロールコート、ダイコート、バーコート、カーテンコート等、従来公知の塗工方式を用いることができる。塗工方式に関しては「コーティング方式」槇書店 原崎勇次著 1979年発行に記載例がある。
本発明において、ポリエステルフィルム上に離型層を形成する際の硬化条件に関しては特に限定されるわけではなく、例えば、塗布延伸法(インラインコーティング)により離型層を設ける場合、通常、170〜280℃で3〜40秒間、好ましくは200〜280℃で3〜40秒間を目安として熱処理を行うのが良い。一方、オフラインコーティングにより離型層を設ける場合、通常、80〜200℃で3〜40秒間、好ましくは100〜180℃で3〜40秒間を目安として熱処理を行うのが良い。また、塗布延伸法(インラインコーティング)あるいはオフラインコーティングに係わらず、必要に応じて熱処理と紫外線照射等の活性エネルギー線照射とを併用してもよい。尚、活性エネルギー線照射による硬化のためのエネルギー源としては、従来から公知の装置,エネルギー源を用いることができる。離型層の塗工量は塗工性の面から、通常0.005〜1g/m、好ましくは0.005〜0.5g/mの範囲である。塗工量が0.005g/m未満の場合、塗工性の面より安定性に欠け、均一な塗膜を得るのが困難になる場合がある。一方、1g/mを超えて厚塗りにする場合には離型層自体の塗膜密着性、硬化性等が低下する場合がある。
本発明において塗布層上に離型層を設ける場合、塗布層を設けた後にフィルムを一旦巻き取り、あらためて離型層を設けてもよく、また、塗布層を設けた後、連続して、離型層を塗布層上に設けてもよく、何れの方法を採用してもよい。
本発明における離型フィルムに関して、離型層が設けられていない面には本発明の主旨を損なわない範囲において、接着層、帯電防止層、オリゴマー析出防止層等の塗布層を設けてもよい。
また、離型フィルムを構成するポリエステルフィルムにはあらかじめ、コロナ処理、プラズマ処理等の表面処理を施してもよい。
本発明の離型フィルムの剥離力は、通常10〜100mN/cm、好ましくは10〜50mN/cmの範囲である。剥離力が10mN/cm未満の場合、剥離力が軽くなりすぎて本来剥離する必要がない場面においても容易に剥離する不具合を生じる場合があり、一方、100mN/cmを超える場合には、剥離力が重くなりすぎ、剥離する際に粘着剤が変形し、後の工程で問題が生じたり、粘着剤が離型フィルム側に付着したりすることがある。
本発明によれば、LCD自動接着処理機の安定運転を得ることができ、その工業的価値は極めて高い。
以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はその要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
(1)空気漏れ指数の測定法
JIS−P―8119−1963に準じ、東洋精機製ベック平滑試験機を用い、温度23℃、湿度50%RHの雰囲気下で測定を行った。試験フィルムを60枚重ね、荷重0.98MPaとしたときに、2mlの空気が漏れるのに要する時間を測定し、得られた秒数を試験フィルムの枚数60で割ったものを空気漏れ指数(秒/枚)とした。
(2)評価試験
偏光板の片側に、実施例、比較例の離型フィルムの離型処理面に25μmアクリル系粘着剤を塗布し接着した。偏光板は、厚さ80μm偏光フィルム:ヨウ素染色延伸ポリビニルアルコールフィルムの両側にトリアセチルセルロースフィルムを接着してなる総厚さ180μmの偏光板を使用した。作成した偏光板を30単位積み重ねプレス機にて、25℃、1MPa圧力の条件で2時間保持した後、ブロッキングの有無を調べた。
実施例1:
空気漏れ指数9秒/枚、38μm厚さの2軸延伸ポリエステルフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム株式会社製:ダイアホイルT100−38)の片面に、下記組成からなる離型剤を塗布量(乾燥後)が約0.1(g/m)になるように塗布し、150℃、10秒間熱処理し、離型フィルムを得た。
《離型剤組成》
硬化型シリコーン樹脂(KS−847H:信越化学製) 100部
硬化剤(PL−50T:信越化学製) 1部
MEK/トルエン混合溶媒(混合比率は1:1) 1500部
実施例2:
空気漏れ指数7秒、50μm厚さの2軸延伸ポリエステルフィルム(三菱樹脂株式会社製:ダイアホイルT100−50)の片面に、実施例1と同様の離型処理をして、離型フィルムを得た。
実施例3:
空気漏れ指数25秒/枚、38μm厚さの2軸延伸ポリエステルフィルム(三菱樹脂株式会社製:ダイアホイルT190−38)に、実施例1と同様の離型処理をして、離型フィルムを得た。
実施例4:
空気漏れ指数15秒、50μm厚さの2軸延伸ポリエステルフィルム(三菱樹脂株式会社製:ダイアホイルT600−50)の片面に、実施例1と同様の離型処理をして離型フィルムを得た。
比較例1:
空気漏れ指数39秒/枚、38μm厚さの2軸延伸ポリエステルフィルム(三菱樹脂株式会社製:ダイアホイルT300−38)に、実施例1と同様の離型処理をして離型フィルムを得た。
比較例2:
空気漏れ指数62秒/枚、75μm厚さの2軸延伸ポリエステルフィルム(三菱樹脂株式会社製:ダイアホイルO300−75)に、実施例1と同様の離型処理をして、離型フィルムを得た。
実施例1〜4の離型フィルムは、ブロッキングすることなく、良好な結果が得られた。比較例1および2の離型フィルムでは、ブロッキングが発生し、実用に供することができないものであった。
本発明の離型フィルムは、例えば、偏光板用の離型フィルムとして好適に利用することができる。

Claims (1)

  1. 空気漏れ指数が30秒/枚以下であるポリエステルフィルムの片面に離型層を有することを特徴とする離型フィルム。
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