JP2010201578A - 硬質被覆層がすぐれた耐欠損性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 - Google Patents

硬質被覆層がすぐれた耐欠損性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具 Download PDF

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Abstract

【課題】重切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐欠損性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】超硬合金、サーメット、立方晶窒化ほう素基超高圧焼結体からなる工具基体表面に硬質被覆層を形成した表面被覆切削工具において、下部層として、組成式:(Cr1−XAl)Nで表した場合、Xは0.4〜0.7(Xは原子比)を満足するCrとAlの複合窒化物層、上部層として、組成式:(Cr1−Y―Z SiMo Nで表した場合、Yは0.05〜0.3、Zは0.2〜0.5(Y、Zは原子比)を満足するCrとSiとMoの複合窒化物層を蒸着形成する。
【選択図】 なし

Description

この発明は、硬質被覆層がすぐれた潤滑効果を有し、したがって、切刃に対して大きな機械的負荷がかかる鋼などの重切削加工という厳しい切削条件下で用いられた場合にも、すぐれた耐欠損性、耐摩耗性を示し、その結果、すぐれた切削性能を長期の使用に亘って発揮する表面被覆切削工具(以下、被覆工具という)に関するものである。
一般に、被覆工具には、各種の鋼や鋳鉄などの被削材の旋削加工にバイトの先端部に着脱自在に取り付けて用いられるインサートや、前記インサートを着脱自在に取り付けて、面削加工や溝加工、さらに肩加工などに用いられるソリッドタイプのエンドミルと同様に切削加工を行うインサート式エンドミルなどが知られている。
また、被覆工具として、炭化タングステン(以下、WCで示す)基超硬合金、炭窒化チタン(以下、TiCNで示す)基サーメットまたは各種の立方晶窒化ほう素(以下、cBNで示す)基超高圧焼結材料で構成された工具本体の表面に、(Cr1−X Al)N(ただし、原子比で、Xは0.40〜0.70)を満足するCrとAlの複合窒化物(以下、(Cr,Al)Nで示す)層からなる硬質被覆層を物理蒸着してなる被覆工具が提案され、各種の鋼や鋳鉄などの連続切削や断続切削加工に用いられている(特許文献1〜3)。
また、工具基体の表面に、Al成分を必須とし、これにCr、Si、Moを所定量含有する複合窒化物層を硬質被覆層として形成することにより高速切削性能の改善を試みた被覆工具も提案されている(特許文献4)。
特開2004−50381号公報 特許第3669700号明細書 特開2006−524748号公報 国際公開WO2006/005217号パンフレット
近年の切削加工装置のFA化はめざましく、加えて切削加工に対する省力化、省エネ化、低コスト化さらに効率化の要求も強く、これに伴い、高送り、高切り込みなどの重切削加工が要求される傾向にあるが、上記の従来被覆工具においては、各種の鋼や鋳鉄を通常条件下で切削加工した場合に特段の問題は生じないが、切刃に対して大きな負荷がかかる重切削加工に用いた場合には、切刃部に溶着が生じやすく、これが原因となって欠損を生じ、比較的短時間で使用寿命に至るのが現状である。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、上記の従来被覆工具の耐欠損性を改善すべく、鋭意研究を行った。
そして、本発明者等は、硬質被覆層が、CrとAlの複合窒化物((Cr,Al)N)の単層で構成されていた上記の従来被覆工具において、(Cr,Al)N層を下部層とし、この上に、CrとSiとMoの複合窒化物(以下、(Cr,Si,Mo)Nで示す)層を上部層として構成すると、切削加工時の高熱発生により、硬質被覆層の構成成分であるSi,Moは層表面で酸化されて、シリコン酸化物及びモリブデン酸化物の形態で層表面に存在するようになり、そして、上記シリコン酸化物及びモリブデン酸化物がすぐれた潤滑性を有するために切削時の切屑流れが改善され、切粉の溶着、剥離等を原因とした欠損の発生が抑えられ、その結果、長期の使用に亘ってすぐれた切削性能が発揮されるようになること、特に、ドリルの硬質被覆層を、(Cr,Al)N層からなる下部層と、(Cr,Si,Mo)N層からなる上部層とで形成した場合には、ドリルのフルート溝などで切屑排出性が良好となるため、ウエット切削は勿論のこと、ドライ切削においてもすぐれた切削性能が発揮されるようになること、
を見出したのである。
この発明は、上記の知見に基づいてなされたものであって、
「 超硬合金、サーメットあるいは立方晶窒化ほう素基超高圧焼結体からなる切削工具基体の表面に、
(a)下部層として、0.5〜5μmの平均層厚を有し、
組成式:(Cr1−XAl)N
で表した場合、Xは0.4〜0.7(ただし、Xは原子比を示す)を満足するCrとAlの複合窒化物層、
(b)上部層として、0.5〜5μmの平均層厚を有し、
組成式:(Cr1−Y―Z SiMo
で表した場合、Yは0.05〜0.3、Zは0.2〜0.5(ただし、Y、Zは原子比を示す)を満足するCrとSiとMoの複合窒化物層、
上記(a)、(b)からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具(被覆工具)。」
に特徴を有するものである。
この発明の被覆工具の硬質被覆層の下部層を構成する(Cr,Al)N層において、Cr成分は高温強度を向上させ、一方Al成分は高温硬さおよび耐熱性(高温特性)を向上させる目的で含有するものであり、したがってAl成分の含有割合を示すX値がCr成分との合量に占める割合(原子比)で0.7以上になると、相対的にCrの割合が少なくなり過ぎて、層自体の高温強度の低下は避けられず、この結果チッピングなどが発生し易くなり、一方、X値が同0.4未満になると、相対的にAlの割合が少なくなり過ぎて、所望のすぐれた高温特性を確保することができず、摩耗促進の原因となることから、X値を0.4〜0.7と定めたものであり、また、下部層の平均層厚が0.5μm未満では、所望の耐摩耗性を確保するのに不十分であり、一方その平均層厚が5μmを越えると、皮膜の剥離やチッピングが発生し易くなることから、その平均層厚を0.5〜5μmと定めた。
この発明の被覆工具の硬質被覆層の上部層を構成する(Cr,Si,Mo)N層において、Cr成分は高温強度を向上させ、Si成分は硬さを向上させ、Mo成分は耐熱性を向上させ、また、N成分には層の強度を向上させる作用があり、これらの各成分を共存含有することにより高い硬さとすぐれた強度とすぐれた耐熱性を具備するようになる。
さらに、Si成分は切削加工時の高温により、上部層の表層において緻密かつ潤滑性にすぐれたシリコン酸化物として存在し、この酸化物の存在によって切屑流れが改善され、切粉の溶着、剥離等を原因とする欠損の発生が抑えられる。
上部層の構成成分であるSi成分の含有割合(Y値)が0.05未満では所望の硬さ向上効果を期待することはできず、一方その含有割合(Y値)が0.3を越えると、Si原子による格子ひずみが大きくなりすぎて、所望の高温強度が得られなくなることから、Y値を原子比で0.05〜0.3と定めた。また、同じく上部層の構成成分であるMo成分の含有割合(Z値)が0.2未満では所望の耐熱性向上効果を期待することはできず、一方その含有割合(Z値)が0.5を越えると、相対的なCr成分の含有割合の減少により、所望の高温強度が得られなくなることから、Z値を原子比で0.2〜0.5と定めた。
さらに、切削加工時の高温により、上部層の表面にはクロム酸化物、モリブデン酸化物、シリコン酸化物が形成され、特に、上部層の表層に緻密かつ潤滑性にすぐれたシリコン酸化物が形成されるが、所望の潤滑性を得るためには、Si成分の含有割合(Y値)及びMo成分の含有割合(Z値)を、それぞれ、0.05〜0.3及び0.2〜0.5とすることが必要であり、この範囲から外れたような場合には、潤滑性、切屑排出性が低下し、高送り、高切込みの重切削加工において、耐折損性、耐摩耗性が低下するようになる。
また、上部層の平均層厚が0.5μm未満では、長期の使用に亘って所望の耐摩耗性を確保するのに不十分であり、一方、その平均層厚が5μmを越えると、皮膜の剥離やチッピングが発生し易くなることから、その平均層厚を0.5〜5μmと定めた。
また、上記(Cr,Al)N層からなる下部層および(Cr,Si,Mo)N層からなる上部層は、硬質被覆層は、図1に示されるような通常のアークイオンプレーティング(AIP)装置(但し、(Cr,Al)N層形成用のカソード電極と、(Cr,Si,Mo)N層形成用のカソード電極とを備えたAIP装置)を用いて、
基体の温度: 450〜600 ℃
バイアス電圧: −30〜−70 V
窒素分圧: 2〜4 Pa
という蒸着条件によって蒸着形成することができる。
この発明の被覆工具は、切削加工時に、硬質被覆層の下部層を構成する(Cr,Al)N層がすぐれた耐摩耗性を発揮し、また、上部層を構成する(Cr,Si,Mo)N層、特にその表層に形成されるシリコン酸化物、がすぐれた潤滑性を備え、切屑排出性を改善するため、ウエット切削、ドライ切削のいずれの重切削加工においても、すぐれた耐欠損性を示すとともに、長期の使用に亘ってすぐれた耐摩耗性を発揮するものである。
本発明被覆工具および従来被覆工具の硬質被覆層を蒸着形成するのに用いたアークイオンプレーティング(AIP)装置の概略説明図である。
つぎに、この発明の被覆工具を実施例により具体的に説明する。
原料粉末として、いずれも1〜3μmの平均粒径を有するWC粉末、TiC粉末、VC粉末、TaC粉末、NbC粉末、Cr3 2 粉末、およびCo粉末を用意し、これら原料粉末を、表1に示される配合組成に配合し、ボールミルで72時間湿式混合し、乾燥した後、100MPa の圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を6Paの真空中、温度:1400℃に1時間保持の条件で焼結し、焼結後、切刃部分にR:0.03のホーニング加工を施してISO規格・CNMG120408のインサート形状をもったWC基超硬合金製の工具基体A−1〜A−10を形成した。
また、原料粉末として、いずれも0.5〜2μmの平均粒径を有するTiCN(質量比で、TiC/TiN=50/50)粉末、Mo2 C粉末、ZrC粉末、NbC粉末、TaC粉末、WC粉末、Co粉末、およびNi粉末を用意し、これら原料粉末を、表2に示される配合組成に配合し、ボールミルで24時間湿式混合し、乾燥した後、100MPaの圧力で圧粉体にプレス成形し、この圧粉体を2kPaの窒素雰囲気中、温度:1500℃に1時間保持の条件で焼結し、焼結後、切刃部分にR:0.03のホーニング加工を施してISO規格・CNMG120408のインサート形状をもったTiCN基サーメット製の工具基体B−1〜B−6を形成した。
ついで、上記の工具基体A−1〜A−10およびB−1〜B−6のそれぞれを、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、図1に示されるアークイオンプレーティング装置に装着し、カソード電極として、所定組成のCr−Al合金、Cr−Si−Mo合金及びボンバード洗浄用金属Ti(図示せず)を装着し、まず、装置内を排気して1×10−2Pa以下の真空に保持しながら、工具基体を500℃に加熱した後、工具基体に−1000Vの直流バイアス電圧を印加し、かつ、ボンバード洗浄用金属Ti(図示せず)とアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって工具基体表面をTiボンバード洗浄し、ついで、装置内に反応ガスとして窒素ガスを導入して3Paの反応雰囲気とすると共に、工具基体に−50Vの直流バイアス電圧を印加し、
まず、前記Cr−Al合金からなるカソード電極とアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって前記工具基体の表面に、表3に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Al)N層を下部層として蒸着形成し、
ついで、前記Cr−Si−Mo合金からなるカソード電極とアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって下部層の表面に、表3に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Si,Mo)N層を上部層として蒸着形成することにより、本発明被覆工具としての本発明表面被覆インサート(以下、本発明被覆インサートと云う)1〜16をそれぞれ製造した。
比較の目的で、上記の工具基体A−1〜A−10およびB−1〜B−6のそれぞれを、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、図1に示されるアークイオンプレーティング装置に装着し、カソード電極(蒸発源)として、所定組成のCr−Al合金およびボンバード洗浄用金属Tiを装着し、まず、装置内を排気して1×10−2Pa以下の真空に保持しながら、ヒーターで装置内を500℃に加熱した後、前記工具基体に−1000Vの直流バイアス電圧を印加し、かつ前記ボンバード洗浄用金属Tiとアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させて、前記工具基体表面をTiボンバード処理し、ついで装置内に反応ガスとして窒素ガスを導入して、2〜4Paの範囲内の所定の雰囲気とすると共に、前記工具基体に印加する直流バイアス電圧を−30〜−70Vの範囲内の所定の電圧とし、前記カソード電極であるCr−Al合金とアノード電極との間に80Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって前記工具基体の表面に、表4に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Al)N層を硬質被覆層として蒸着形成することにより、比較被覆工具としての比較被覆インサート1〜16をそれぞれ製造した。
つぎに、上記本発明被覆インサート1〜10および比較被覆インサート1〜10について、これを工具鋼製バイトの先端部に固定治具にてネジ止めした状態で、
被削材:JIS・S10Cの丸棒、
切削速度: 130 m/min.、
切り込み: 3.5 mm、
送り: 0.15 mm/rev.、
切削時間: 50 分、
の条件(切削条件Aという)での炭素鋼の乾式連続重切削加工試験、
また、上記本発明被覆インサート11〜16および比較被覆インサート11〜16について、これを工具鋼製バイトの先端部に固定治具にてネジ止めした状態で、
被削材:JIS・S15Cの丸棒、
切削速度: 140 m/min.、
切り込み: 3.5 mm、
送り: 0.13 mm/rev.、
切削時間: 40 分、
の条件(切削条件Bという)での炭素鋼の乾式連続重切削加工試験
を行い、切刃の逃げ面摩耗幅を測定した。
上記切削条件A,Bによる切削加工試験の測定結果を表5に示した。
Figure 2010201578
Figure 2010201578
Figure 2010201578
Figure 2010201578
Figure 2010201578
また、原料粉末として、いずれも0.5〜4μmの範囲内の平均粒径を有する立方晶窒化硼素(cBN)粉末、窒化チタン(TiN)粉末、Al粉末、酸化アルミニウム(Al)粉末を用意し、これら原料粉末を表6に示される配合組成に配合し、ボールミルで80時間湿式混合し、乾燥した後、120MPaの圧力で直径:50mm×厚さ:1.5mmの寸法をもった圧粉体にプレス成形し、ついでこの圧粉体を、圧力:1Paの真空雰囲気中、900〜1300℃の範囲内の所定温度に60分間保持の条件で焼結して切刃片用予備焼結体とし、この予備焼結体を、別途用意した、Co:8質量%、WC:残りの組成、並びに直径:50mm×厚さ:2mmの寸法をもったWC基超硬合金製支持片と重ね合わせた状態で、通常の超高圧焼結装置に装入し、通常の条件である圧力:5GPa、温度:1200〜1400℃の範囲内の所定温度に保持時間:0.8時間の条件で超高圧焼結し、焼結後上下面をダイヤモンド砥石を用いて研磨し、ワイヤー放電加工装置にて一辺3mmの正三角形状に分割し、さらにCo:5質量%、TaC:5質量%、WC:残りの組成およびCIS規格SNGA120412の形状(厚さ:4.76mm×一辺長さ:12.7mmの正方形)をもったWC基超硬合金製インサート本体のろう付け部(コーナー部)に、質量%で、Cu:26%、Ti:5%、Ni:2.5%、Ag:残りからなる組成を有するAg合金のろう材を用いてろう付けし、所定寸法に外周加工した後、切刃部に幅:0.13mm、角度:25°のホーニング加工を施し、さらに仕上げ研摩を施すことによりISO規格SNGA120412のインサート形状をもった工具基体C−1〜C−10をそれぞれ製造した。
ついで、上記の工具基体C−1〜C−10をアセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、図1に示される蒸着装置に装着し、カソード電極として、所定組成のCr−Al合金、Cr−Si−Mo合金及びボンバード洗浄用金属Ti(図示せず)を装着し、まず、装置内を排気して1×10−2Pa以下の真空に保持しながら、工具基体を500℃に加熱した後、工具基体に−200Vのバイアス電圧を印加し、かつ、Arガスを導入して2Paの雰囲気として、もって工具基体表面をArイオンボンバード洗浄し、ついで、一旦装置内を真空排気した後、反応ガスとして窒素ガスを導入して3Paの反応雰囲気とすると共に、工具基体に−20Vの直流バイアス電圧を印加し、
まず、前記Cr−Al合金からなるカソード電極とアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって前記工具基体の表面に、表7に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Al)N層を下部層として蒸着形成し、
ついで、前記Cr−Si−Mo合金からなるカソード電極とアノード電極との間に100Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって下部層の表面に、表7に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Si,Mo)N層を上部層として蒸着形成することにより、本発明被覆工具としての本発明表面被覆cBN基インサート(以下、本発明被覆インサートと云う)21〜30をそれぞれ製造した。
また、比較の目的で、上記の工具基体C−1〜C−10のそれぞれを、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、図1に示される通常のアークイオンプレーティング装置に装入し、カソード電極として、表4に対応する組成のCr−Al合金及びボンバード洗浄用金属Ti(図示せず)を装着し、まず、装置内を排気して1×10−2Pa以下の真空に保持しながら、ヒーターで装置内を500℃に加熱した後、前記工具基体に−200Vの直流バイアス電圧を印加し、かつArガスを装置内に導入して2Paの雰囲気とし、前記工具基体表面をTiボンバード処理し、ついで装置内に反応ガスとして窒素ガスを導入して2〜4Paの範囲内の所定の雰囲気とすると共に、前記工具基体に印加するバイアス電圧を−30〜−70Vの範囲内の所定の電圧とし、前記カソード電極であるCr−Al合金とアノード電極との間に80Aの電流を流してアーク放電を発生させ、もって前記工具基体の表面に、表8に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Al)N層からなる硬質被覆層を蒸着形成することにより、比較被覆工具としての比較表面被覆cBN基焼結インサート(以下、比較被覆インサートという)21〜30をそれぞれ製造した。
つぎに、上記の各種の被覆インサートを、いずれも工具鋼製バイトの先端部に固定治具にてネジ止めした状態で、本発明被覆インサート21〜30および比較被覆インサート21〜30について、以下に示す切削条件Cで切削加工試験を実施した。
[切削条件C]
被削材:JIS・SUJ2(高周波焼入れ材)の丸棒、
切削速度: 125 m/min.、
切り込み: 0.35 mm、
送り: 0.13 mm/rev.、
切削時間: 10 分、
の条件での焼入れ鋼の乾式連続重切削加工試験、
を行い、切刃の逃げ面摩耗幅(mm)を測定した。この測定結果を表9に示した。
Figure 2010201578
Figure 2010201578
Figure 2010201578
Figure 2010201578
表5、9に示される結果から、本発明被覆インサート1〜16、21〜30は、いずれも硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性、潤滑性、耐欠損性を備えているので、切刃に対して溶着が生じやすい被削材および切削条件に用いられた場合であっても硬質被覆層に欠損の発生はなく、長期に亘って、すぐれた耐摩耗性を発揮するのに対して、硬質被覆層が(Cr,Al)N層からなる比較被覆インサート1〜16、21〜30は、硬質被覆層に欠損が発生し、短時間で使用寿命に至ることが明らかである。
原料粉末として、平均粒径:5.5μmを有する中粗粒WC粉末、同0.8μmの微粒WC粉末、同1.3μmのTaC粉末、同1.2μmのNbC粉末、同1.2μmのZrC粉末、同2.3μmのCr32粉末、同1.5μmのVC粉末、同1.0μmの(Ti,W)C[質量比で、50/50]粉末、および同1.8μmのCo粉末を用意し、これら原料粉末をそれぞれ表10に示される配合組成に配合し、さらにワックスを加えてアセトン中で24時間ボールミル混合し、減圧乾燥した後、100MPaの圧力で所定形状の各種の圧粉体にプレス成形し、これらの圧粉体を、6Paの真空雰囲気中、7℃/分の昇温速度で1370〜1470℃の範囲内の所定の温度に昇温し、この温度に1時間保持後、炉冷の条件で焼結して、直径が8mm、13mm、および26mmの3種の超硬基体形成用丸棒焼結体を形成し、さらに前記の3種の丸棒焼結体から、研削加工にて、表10に示される組合せで、切刃部の直径×長さがそれぞれ6mm×13mm、10mm×22mm、および20mm×45mmの寸法、並びにいずれもねじれ角:30度の4枚刃スクエアの形状をもったエンドミル用超硬基体D−1〜D−8をそれぞれ製造した。
ついで、これらのエンドミル用超硬基体D−1〜D−8および試験片を、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図1に示されるアークイオンプレーティング装置に装入し、上記実施例1の本発明被覆インサート1〜16における(Cr,Al)N層、(Cr,Si,Mo)N層の形成条件と同じ条件で、表11に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Al)N層、(Cr,Si,Mo)N層を硬質被覆層の下部層、上部層として蒸着形成することにより、本発明被覆工具としての本発明表面被覆超硬合金製エンドミル(以下、本発明被覆エンドミルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
また、比較の目的で、上記実施例1の比較被覆インサート1〜16における(Cr,Al)N層の形成条件と同じ条件で、(Cr,Al)N層を硬質被覆層として蒸着形成することにより、同じく表11に示される通りの比較被覆工具としての比較表面被覆超硬合金製エンドミル(以下、比較被覆エンドミルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
つぎに、上記本発明被覆エンドミル1〜8および比較被覆エンドミル1〜8のうち、
本発明被覆エンドミル1〜3および比較被覆エンドミル1〜3については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・S45Cの板材、
切削速度: 140 m/min.、
溝深さ(切り込み): 3.5 mm、
テーブル送り: 450 mm/min.、
の条件での炭素鋼の乾式溝切削加工試験、
本発明被覆エンドミル4〜6および比較被覆エンドミル4〜6については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SUS316の板材、
切削速度: 45 m/min.、
溝深さ(切り込み): 4.8 mm、
テーブル送り: 420 mm/min.、
の条件でのステンレス鋼の乾式溝切削加工試験、
本発明被覆エンドミル7,8および比較被覆エンドミル7,8については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SUS304の板材、
切削速度: 40 m/min.、
溝深さ(切り込み): 10 mm、
テーブル送り: 350 mm/min.、
の条件での合金鋼の乾式溝切削加工試験、
をそれぞれ行い、いずれの溝切削加工試験でも切刃部の外周刃の逃げ面摩耗幅が使用寿命の目安とされる0.1mmに至るまでの切削溝長を測定した。この測定結果を表11にそれぞれ示した。
Figure 2010201578
Figure 2010201578
上記の実施例3で製造した直径が8mm(エンドミル用超硬基体D−1〜D−3)、13mm(エンドミル用超硬基体D−4〜D−6)、および26mm(エンドミル用超硬基体D−7、D−8)の3種の丸棒焼結体を用い、この3種の丸棒焼結体から、研削加工にて、溝形成部の直径×長さがそれぞれ4mm×13mm(ドリル用超硬基体E−1〜E−3)、8mm×22mm(ドリル用超硬基体E−4〜E−6)、および16mm×45mm(ドリル用超硬基体E−7、E−8)の寸法、並びにいずれもねじれ角:30度の2枚刃形状をもったドリル用超硬基体E−1〜E−8をそれぞれ製造した。
ついで、これらのドリル用超硬基体E−1〜E−8の切刃に、ホーニングを施し、上記の試験片と共に、アセトン中で超音波洗浄し、乾燥した状態で、同じく図1に示されるアークイオンプレーティング装置に装入し、上記実施例1の本発明被覆インサート1〜16における(Cr,Al)N層、(Cr,Si,Mo)N層の形成条件と同じ条件で、かつ表12に示される目標組成および目標層厚の(Cr,Al)N層、(Cr,Si,Mo)N層を硬質被覆層の下部層、上部層として蒸着形成することにより、本発明被覆工具としての本発明表面被覆超硬合金製ドリル(以下、本発明被覆ドリルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
また、比較の目的で、上記実施例1の比較被覆インサート1〜16における(Cr,Al)N層の形成条件と同じ条件で、(Cr,Al)N層を硬質被覆層として蒸着形成することにより、表12に示される通りの比較被覆工具としての比較表面被覆超硬合金製ドリル(以下、比較被覆ドリルと云う)1〜8をそれぞれ製造した。
つぎに、上記本発明被覆ドリル1〜8および比較被覆ドリル1〜8のうち、本発明被覆ドリル1〜3および比較被覆ドリル1〜3については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SS400の板材、
切削速度: 68 m/min.、
送り: 0.15 mm/rev.、
穴深さ: 12 mm
の条件での軟鋼の湿式穴あけ切削加工試験、
本発明被覆ドリル4〜6および比較被覆ドリル4〜6については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SUS316の板材、
切削速度: 35 m/min.、
送り: 0.08 mm/rev.、
穴深さ: 16 mm
の条件でのステンレス鋼の乾式穴あけ切削加工試験、
本発明被覆ドリル7,8および比較被覆ドリル7,8については、
被削材:平面寸法:100mm×250mm、厚さ:50mmのJIS・SCMnH2の板材、
切削速度: 38 m/min.、
送り: 0.12 mm/rev、
穴深さ: 20 mm
の条件での高マンガン鋼の湿式穴あけ切削加工試験、
をそれぞれ行い、いずれの穴あけ切削加工試験でも先端切刃面の逃げ面摩耗幅が0.3mmに至るまでの穴あけ加工数を測定した。この測定結果を表12に示した。
Figure 2010201578
この結果得られた本発明被覆工具としての本発明被覆インサート1〜16、21〜30、本発明被覆エンドミル1〜8、および本発明被覆ドリル1〜8の(Cr,Al)N層、(Cr,Si,Mo)N層、並びに比較被覆工具としての比較被覆インサート1〜16、21〜30、比較被覆エンドミル1〜8、および比較被覆ドリル1〜8の(Cr,Al)N層の組成をオージェ分光分析装置を用いて測定したところ、それぞれ目標組成と実質的に同じ組成を示した。
また、これらの本発明被覆工具の(Cr,Al)N層、(Cr,Si,Mo)N層および比較被覆工具の(Cr,Al)N層の厚さを、走査型電子顕微鏡を用いて断面測定したところ、いずれも目標値と実質的に同じ平均層厚(5点測定の平均値)を示した。
表5、9、11、12に示される結果から、本発明被覆工具は、いずれも硬質被覆層の下部層を構成する(Cr,Al)N層がすぐれた耐摩耗性を具備し、また、硬質被覆層の上部層を構成する(Cr,Si,Mo)N層がすぐれた潤滑性、切屑流れ性、切屑排出性を具備するようになることから、上記各種の重切削加工試験で、すぐれた耐欠損性、耐摩耗性を示すのに対して、比較被覆工具においては、高切り込み、高送りなど大きな機械的負荷がかかる重切削加工では、耐欠損性、耐摩耗性の向上がみられず、比較的短時間で使用寿命に至ることが明らかである。
上述のように、この発明の被覆工具は、各種鋼の連続切削や断続切削ですぐれ工具特性を示すのは勿論のことであり、さらに、高切り込み、高送りなど切刃に大きな機械的負荷がかかる重切削加工条件であっても、(Cr,Al)N層からなる下部層がすぐれた耐摩耗性を備えるとともに、(Cr,Si,Mo)N層からなる上部層がすぐれた潤滑性、切屑流れ性、切屑排出性を備えるため、長期に亘ってすぐれた切削性能を発揮し、切削加工装置のFA化、並びに切削加工の省力化および省エネ化、さらに低コスト化の要求に十分満足に対応できるものである。

Claims (1)

  1. 超硬合金、サーメットあるいは立方晶窒化ほう素基超高圧焼結体からなる切削工具基体の表面に、
    (a)下部層として、0.5〜5μmの平均層厚を有し、
    組成式:(Cr1−XAl)N
    で表した場合、Xは0.4〜0.7(ただし、Xは原子比を示す)を満足するCrとAlの複合窒化物層、
    (b)上部層として、0.5〜5μmの平均層厚を有し、
    組成式:(Cr1−Y―Z SiMo
    で表した場合、Yは0.05〜0.3、Zは0.2〜0.5(ただし、Y、Zは原子比を示す)を満足するCrとSiとMoの複合窒化物層、
    上記(a)、(b)からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具。
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