JP2010200284A - 画像読取装置、画像形成装置、画像読取装置における調整方法、及び基準チャート - Google Patents

画像読取装置、画像形成装置、画像読取装置における調整方法、及び基準チャート Download PDF

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Abstract

【課題】基準チャートの基準となる値を把握し、読取画像データに対する読取特性の補正を適切に行なうことが可能な画像読取装置を提供する。
【解決手段】画像読取装置は、複数の階調パッチと各パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む基準チャートを読取り、読取った基準チャートが含む階調パッチの読取濃度値を測定する濃度測定機能(S608)と、基準チャートが含む固有情報表示から濃度基準値を読取る基準値読取機能(S606)と、各パッチに対応する読取濃度値と濃度基準値とから各々に対する補正比率を算出する補正比率算出機能(S610)と、補正比率から読取特性補正のための階調テーブルを作成する階調テーブル作成機能(S614)と、その階調テーブルを用いて読取特性の補正をする読取特性補正機能(S616)とを含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像データを読取る画像読取装置に関し、特に基準チャートなどを用いて画像読取装置の読取特性を補正する機能を持った画像読取装置に関する。
画像形成装置は、外部から供給される画像データ、及び画像読取装置で読取られ電気信号に変換された画像データに基づいて画像形成処理を行なう。画像形成装置は、近年、カラー化が進み、カラー画像の読取、及び印刷の頻度が高くなっている。特に、ディジタル方式の画像形成装置では、カラー原稿を読取り、画像形成処理を行なう場合、それぞれの成分色の濃度が重要となる。そのため、カラー原稿と、カラー原稿を読取ったときの画像データにおける色の知覚的な違いを定量的に表す色差情報との差が、所定の範囲内に収まるように、画像読取装置を定期的に調整する必要がある。
この色差調整は一般的に、画像形成装置メーカのサービスマンの目視によって行なわれてきた。そのため、サービスマンの個人の感覚に影響され、画像読取装置及び画像形成装置が正しく調整されないことがあった。
特許文献1では、印画紙に形成された各成分色の階調パッチ画像からなる基準チャートを画像読取装置で読取らせた時の実測値と、予め画像読取装置に記憶させておいた同じ基準チャートの読取基準値とを比較する技術が開示されている。比較結果に基づいて、画像読取装置の補正量を算出して、読取特性の補正を行なう。
特許文献2では、画像読取装置に読取基準値となるデータを複数通り記憶し、各成分色の階調パッチ画像からなる基準チャートにどの読取基準値と比較させるかを表す識別情報を付加する技術が開示されている。基準チャートを読取ったときの実測値と識別情報に応じた読取基準値とを比較し、画像読取装置の補正量を算出して、読取特性の補正を行なう。
特開平7−221989号 特開2005−159645号
この読取特性の調整に用いられる基準チャートは、すべての成分色の階調パッチが予め定められた色差の範囲内に収まっていることが要求されるため、作成に手間がかかり非常に高価なものである。基準チャートは調整を担当するサービス部門でも貴重で、保有枚数が少ない場合があり、1枚当たりの基準チャートの使用率が多くなり短期間で劣化しやすいという問題点があった。
また、この基準チャートは保管にも手間がかかる。保管状態が悪いと基準チャートの階調パッチの中には定められた色差の範囲を超えてしまうものが発生する。そのため、基準チャートを用いて色調補正を行なっても誤った調整を行なってしまうという問題がある。
特許文献1、及び特許文献2の技術は、基準チャートの測定値と予め画像読取装置に記憶された基準データとを用いて補正量を算出するため、使用する基準チャートの状態を把握した基準データを用いているわけではない。そのため、記憶された基準データと使用する基準チャートの測定値とで大きな差が生じる可能性があり、基準チャートを用いて画像読取装置の補正を行なっても、補正量に信頼がおけなくなるという問題がある。
そのため本発明の目的は、使用する基準チャートの基準となる値を把握し、読取画像データに対する読取特性の補正を適切に行なうことが可能な画像読取装置を提供することである。
本発明の第1の局面に係る画像読取装置は、複数の階調パッチとそれら階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む基準チャートを用いて読取特性の補正を行なう画像読取装置であって、原稿画像を読取り、画像データとして取込むための原稿画像読取手段と、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの画像データから、当該基準チャートに含まれる複数の階調パッチの読取濃度値を測定するための濃度測定手段と、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの画像データから、基準チャートに含まれる固有情報表示により表わされる濃度基準値を読取るための基準値読取手段と、複数の階調パッチに対応する読取濃度値と基準値読取手段により読取られた濃度基準値とから、複数の階調パッチの各々に対する補正比率を算出するための補正比率算出手段と、補正比率を用いて、原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成するための階調テーブル作成手段と、階調テーブル作成手段により作成された階調テーブルを用いて、原稿画像読取手段による読取特性の補正を行なうための読取特性補正手段とを含む。
濃度測定手段は、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの画像データから、当該基準チャートに含まれる複数の階調パッチの読取濃度値を測定する。基準値読取手段は、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの画像データから、基準チャートに含まれる固有情報表示により表わされる濃度基準値を読取る。補正比率算出手段は、複数の階調パッチに対応する読取濃度値と基準値読取手段により読取られた濃度基準値とから、複数の階調パッチの各々に対する補正比率を算出する。階調テーブル作成手段は、補正比率を用いて、原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成する。読取特性補正手段は、階調テーブル作成手段により作成された階調テーブルを用いて、原稿画像読取手段による読取特性の補正を行なう。
この画像読取装置は、複数の階調パッチとそれら階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含んだ基準チャートを用いて読取特性の補正を行なう。画像読取装置は基準チャートから階調パッチを読取り濃度を測定し、基準チャートに含まれる固有情報表示から濃度を測定した階調パッチに対応する濃度基準値を読取る。階調パッチごとにこれら2つの値を用いて補正比率を算出し、算出した補正比率から読取特性を補正するための階調テーブルを作成し、その階調テーブルを用いて読取特性を補正する。
このように、基準チャートに含まれた固有情報表示から基準チャートの階調パッチに対応する濃度基準値を得ることで、使用する基準チャートの濃度基準値と実際に測定する読取濃度とを把握し、画像読取装置の読取特性の補正を的確に行なうことができる。その結果、使用する基準チャートの基準となる値を把握し、読取画像データに対する読取特性の補正を適切に行なうことが可能な画像読取装置を提供することができる。
好ましくは、画像読取装置は、補正比率算出手段により算出された補正比率のいずれかが、予め定められたしきい値を超えているかを判定するためのしきい値判定手段と、しきい値判定手段により補正比率のいずれかがしきい値を超えていると判定されたことに応答して、基準チャートの濃度基準値の再測定を促す表示を行なうためのチャート状態通知手段とをさらに含む。
しきい値判定手段は、補正比率算出手段により算出された補正比率のいずれかが、予め定められたしきい値を超えているかを判定する。チャート状態通知手段は、しきい値判定手段により補正比率のいずれかがしきい値を超えていると判定されたことに応答して、基準チャートの濃度基準値の再測定を促す表示を行なう。
基準チャートの劣化が進むと、固有情報表示に記録された基準チャートの濃度基準値と実際に測定した読取濃度との差が大きくなる。それにより、補正比率が大きくなると、用いた基準チャートによる誤差か、画像読取装置による誤差かの判断がわからなくなり、読取特性の補正を適切に行なうことができなくなる。そのため、補正比率が予め定められたしきい値を超えた場合には、基準チャートの濃度基準値の再測定をするよう利用者に通知する。基準チャートの濃度基準値を再測定し固有情報表示を更新することで、その基準チャートの状態に即した濃度基準値が記録され、基準チャートによる誤差を少なくすることができ、適切に画像読取装置の読取特性の補正を行なうことができる。同時に、基準チャートをより長く使用することができ、基準チャート作成に係る期間及びコストを削減することができる。
好ましくは、複数の階調パッチは、シアンに関する複数の階調パッチ、マゼンタに関する複数の階調パッチ、イエローに関する複数の階調パッチ、及びブラックに関する複数の階調パッチのいずれか、又はこれらの任意の組合せを含む。
階調パッチに、カラー画像形成時に用いられる、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色について、それぞれ複数の階調を持つ階調パッチのいずれか、又は任意の組合せを含むことで、カラー画像に関する読取特性の補正を行なうことができる。
好ましくは、補正比率算出手段は、複数の階調パッチにおけるパッチ間の補正比率を、任意の2つのパッチの補正比率を一次補間することによって算出するための手段を含む。階調テーブル作成手段は、算出するための手段によって算出された補正比率を用いて階調テーブルを作成するための手段を含む。
階調は本来、濃度0%から100%までの連続量で表される。細かく階調パッチをとると、補正比率も細かく算出することができ読取濃度の補正に役立つ。実際には階調パッチの数は限られているため、パッチ間の補正比率を任意の2つのパッチの補正比率を一次補間することにより算出する。そして、パッチ間の補正比率の差を滑らかにし、そのように算出された補正比率から階調テーブルを作成することで、読取特性をより細やかに補正することが可能になる。
好ましくは、固有情報表示はバーコード表示である。
固有情報表示をバーコードで表示することによって、複数の階調パッチに対応する濃度基準値を簡単に読取ることが可能になる。
本発明の第2の局面に係る画像形成装置は、複数の階調パッチとそれら階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む基準チャートを用いて読取特性の補正を行なう画像読取装置であって、原稿画像を読取り、画像データとして取込むための原稿画像読取手段と、原稿画像読取手段で基準チャートを読取り、基準チャートに含まれる複数の階調パッチの読取濃度値を測定するための濃度測定手段と、原稿画像読取手段で基準チャートを読取り、基準チャートに含まれる固有情報表示から、濃度測定手段で測定した複数の階調パッチに対応する濃度基準値を読取るための基準値読取手段と、複数の階調パッチに対応する読取濃度値と濃度基準値とから複数の階調パッチそれぞれに対する補正比率を算出するための補正比率算出手段と、補正比率を用いて、原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成するための階調テーブル作成手段と、階調テーブル作成手段により作成された階調テーブルを用いて、読取特性の補正を行なうための読取特性補正手段とを含む画像読取装置と、画像読取装置により読取られた画像データを印刷するための画像形成手段とを含む。
本発明の第3の局面に係る画像読取装置における調整方法は、複数の階調パッチとそれら階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む基準チャートを用いて読取特性の補正を行なう画像読取装置において、原稿画像を読取り、画像データとして取込むための原稿画像読取手段と、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの画像データから、当該基準チャートに含まれる複数の階調パッチの読取濃度値を測定するための濃度測定手段と、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの画像データから、基準チャートに含まれる固有情報表示により表わされる濃度基準値を読取るための基準値読取手段と、複数の階調パッチに対応する読取濃度値と基準値読取手段により読取られた濃度基準値とから、複数の階調パッチの各々に対する補正比率を算出するための補正比率算出手段と、補正比率を用いて、原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成するための階調テーブル作成手段と、階調テーブル作成手段により作成された階調テーブルを用いて、原稿画像読取手段による読取特性の補正を行なうための読取特性補正手段とを含む、画像読取装置における調整方法であって、原稿画像読取手段が、原稿画像を読取り画像データとして取込むステップと、濃度測定手段が、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの原稿画像から、当該基準チャートに含まれる前記複数の階調パッチの読取濃度値を測定するステップと、基準値読取手段が、原稿画像読取手段で読取られた基準チャートの画像データから、基準チャートに含まれる固有情報表示により表わされる濃度基準値を読取るステップと、補正比率算出手段が、複数の階調パッチに対応する読取濃度値と基準値読取手段により読取られた濃度基準値とから、複数の階調パッチの各々に対する補正比率を算出するステップと、階調テーブル作成手段が、補正比率を用いて原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成するステップと、読取特性補正手段が、階調テーブルを作成するステップで作成された階調テーブルを用いて、原稿画像読取手段による読取特性の補正を行なうステップとを含む。
本発明の第4の局面に係る基準チャートは、画像読取装置の読取特性の補正を行なう際に用いられる基準チャートであって、複数の階調パッチと、複数の階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む。
この画像読取装置は、複数の階調パッチとそれら階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示を含んだ基準チャートを用いて読取特性の補正を行なう。基準チャートに含まれた固有情報表示から基準チャートの階調パッチに対応する濃度基準値を得ることで、使用する基準チャートの濃度基準値と実際に測定する読取濃度とを把握し、画像読取装置の読取特性の補正を的確に行なうことができる。その結果、使用する基準チャートの基準となる値を把握し、読取画像データに対する読取特性の補正を適切に行なうことが可能な画像読取装置を提供することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置20の構成を示すブロック図である。 画像形成装置20の概略構成を表す図である。 読取補正モードで使用される基準チャート200を表す図である。 画像読取装置82における基準チャート200を読込んだ時の、パッチ番号ごとの読取値とバーコード204から読取った基準値とを表す図である。 パッチ番号ごとのスキャナ読取値とバーコード204から読取った基準値とを用いて、補正比率を示した図である。 画像形成装置20の制御部30で実行される、読取補正モードにおける動作に関するプログラムをフローチャート形式で表す図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について説明する。以下の説明及び図面においては、同一部品には同じ参照符号および名称を付してある。それらの機能も同様である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
―構成―
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置20の構成を示すブロック図である。図1を参照して、画像形成装置20は、所定のプログラムを実行することにより画像形成装置20の全体の制御を行なう制御部30と、制御部30に接続されたバス48と、いずれもバス48に接続された、原稿画像を読取るための画像読取部40と、画像読取部40の読取動作に関する制御を行なうための読取制御部42と、画像読取部40で読取った画像データ及び画像形成装置における各種設定情報を記憶するための記憶部44と、記憶部44に記憶された画像データ及び各種情報を記録紙に出力するための画像形成部46と、制御部30で実行されるプログラムなどを記憶するためのROM(Read−Only Memory)32と、制御部30の一時記憶メモリとして動作するためのRAM(Random Access Memory)34と、制御部30における処理結果を表示するための表示部36と、操作者からの入力を受付けるための操作部38と、外部の記憶媒体から各種データを読取るための外部媒体読取部52とを含む。
画像形成装置20は、コピーモード及び、画像読取部の読取補正を行なうための読取補正モードにて動作をする。読取補正モードの動作の詳細については後述するが、複数のカラーパッチが掲載された基準チャートを画像読取部40で読込み、それぞれの位置のパッチ濃度を読出し、画像読取部の読取補正を行なう。
図2は、画像形成装置20の概略構成を表す図である。図2を参照して、画像形成装置20は、画像読取装置82と、カラー画像形成装置100とを含む。
画像読取装置82は、原稿をセットするための原稿台84と、原稿を読取り画像データとして取込むためのスキャナ光学系50と、自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)86とを含む。原稿台84には、読取られる原稿又は後述する基準チャートが載置される。スキャナ光学系50は、原稿台84の下方に配置され、原稿台84に載置された原稿、又は基準チャートを読取り画像データとして取込む。ADF86は、原稿台84の上側に配置され、原稿を原稿台84に順次搬送する。
スキャナ光学系50は、第1の走査ユニット88と、第2の走査ユニット90と、光学レンズ92と、CCD(Charge―Coupled Devices)ラインセンサ94とを含む。
第1の走査ユニット88は、原稿台84の下面に沿って往復移動する。このとき、第1の走査ユニット88は、原稿台84の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で移動する。第1の走査ユニット88は、原稿又は基準チャートを露光するための露光ランプと、原稿又は基準チャートからの反射光像を所定の方向に偏向させるための第1ミラーとを含む。第2の走査ユニット90は、第1の走査ユニット88における第1のミラーによって偏向された原稿または基準チャートからの反射光像をCCDラインセンサ94の方向に導くための第2のミラー、及び第3のミラーを含む。光学レンズ92は、第2の走査ユニット90における第2のレンズ及び第3のレンズによって偏向された、原稿からの反射光像を縮小し、CCDラインセンサ94上の所定位置に結像させる。
CCDラインセンサ94は、結像された光像を順次光電変換して電気信号として出力する。CCDラインセンサ94は、白黒画像、又はカラー画像を読取り、R(Red:赤)、G(Green:緑)、B(Blue:青)の各成分に色分解したデータを出力することが可能な3ラインのカラーCCDである。CCDラインセンサ94により電気信号に変換された画像データは、RAM34に一時保存され、制御部30で所定手順に従って画像処理が施される。
カラー画像形成装置100は、給紙部、画像形成部、及び排紙部によって構成される。カラー画像形成装置100は、給紙部に給紙機構102を含む。カラー画像形成装置100は、給紙機構102から画像形成部を経由して排紙部までの間に用紙搬送路を形成する。カラー画像形成装置100は、用紙搬送路における給紙機構102の下流側かつ画像形成部の上流部に、画像形成部に用紙Pを導くタイミングを調整するための一対のレジストローラ104を含む。
カラー画像形成装置100は、画像形成部に、4つの画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdと、用紙搬送路を挟んで画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdの反対側に配設される転写搬送ベルト機構106とを含む。
画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、それぞれ実質的に同一の構造をしており、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を用紙上に形成する。画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、それぞれ感光体ドラム124a〜124dを含む。また、画像形成ステーションPa、Pb、Pc、Pdはそれぞれ、感光体ドラム124a〜124dの周辺に、帯電器126a〜126dと、レーザビームスキャナユニット134a〜134dと、現像装置128a〜128dと、転写用放電器130a〜130dと、クリーニング装置132a〜132dとを含む。
帯電器126a〜126dはそれぞれ、感光体ドラム124a〜124dの周面を一様に帯電する。レーザビームスキャナユニット134a〜134dはそれぞれ、ポリゴンミラー150a〜150dと、fθレンズ152a〜152dと、ミラー154a〜154dと、ミラー156a〜156dとを含む。レーザビームスキャナユニット134a〜134dはそれぞれ、画像読取装置82から画像処理部を経由して入力される画像データに基づいて、感光体ドラム124a〜124dの周面に静電潜像を形成する。現像装置128a〜128dはそれぞれ、感光体ドラム124a〜124dの周面に形成された静電潜像に現像剤を供給して現像剤像を形成する。転写用放電器130a〜130dはそれぞれ、感光体ドラム124a〜124dの周面に形成された現像剤像を用紙搬送路上の用紙Pに転写させる。クリーニング装置132a〜132dはそれぞれ、感光体ドラム124a〜124d上に残留する現像剤を除去する。
転写搬送ベルト機構106は、駆動ローラ108と、従動ローラ110と、これらのローラを含む複数のローラにより張架された転写搬送ベルト112とを含む。転写搬送ベルト機構106は、図中の反時計方向に回転する転写搬送ベルト112に用紙Pを静電吸着させ、用紙搬送路の下流側に用紙Pを導く。
カラー画像形成装置100は、用紙搬送路における転写搬送ベルト機構106の下流側に、用紙Pに付着して未定着の現像剤像を用紙Pに定着させるための定着装置114と、用紙Pの搬送方向を切換えるための切換えゲート116と、カラー画像形成装置100の外部に用紙Pを排出するための排紙ローラ118とを含み、さらに画像形成装置の外側に排紙ローラ118から排出される用紙Pを収容するための排紙トレイ120を含む。
切換えゲート116は、用紙搬送路を搬送される用紙Pを、排紙ローラ118の方向、又はスイッチバック搬送路122のいずれかに選択的に切換える。
図3は、読取補正モードで使用される基準チャート200を表す図である。図3を参照して基準チャート200は、基準チャート200が作成された日を示す日付情報202と、それぞれが異なった色彩及び階調を表す複数個のカラーパッチ206と、画像読取装置の補正において基準となる特定の画像読取装置により、基準チャート200を用いて予め測定した時の複数個のカラーパッチのそれぞれの測定値(以下「特性情報値」と呼ぶ。)が記録されたバーコード204とを含む。
図3を参照して、図中の縦方向には異なった色彩で表された複数のマス目が配列されており、図中の横方向には、縦方向の色彩に対応しそれぞれの異なった階調で表された複数のマス目が配列されている。図3の例の場合、縦方向にはB、G、R、BK1(Black1:黒1)、BK2(Black2:黒2)、C(Cyan:シアン)、M(Magenta:マゼンタ)、Y(Yellow:黄色)の計8色が配列されている。横方向は、上記した8色に対してそれぞれ、12のパッチ番号と12通りの階調とが配列されている。階調はパッチ番号1がいちばん薄く、以降パッチ番号12まで次第に濃くなっている。図3の例では、基準チャート200には96個のカラーパッチが含まれる。
また、基準チャート200は、基準チャート自身が持つ特性値情報を例えばバーコード形態としたシールなどを貼付けることにより管理する。基準チャートの特性値情報は、測定の基準となる特定の画像読取装置で基準チャートを読取った時の測定値を用いる。そのため、基準チャートの製造過程においては事前にその特性情報値を盛り込むことができない。また、基準チャートの製造時に品質に少々のバラツキが生じた場合でも、特性情報値は製造後に測定されるため、製造時における無駄を防ぐことができる。その結果、基準チャートの製造コストを低減させることができる。
以下、基準チャート200の各パッチの測定値を元にして説明を行なうが、構成についてはいずれの色を用いても同じである。そのため以下の説明では、R色に関して説明をし、他の色に関しての説明を繰返さない。
図4は、画像読取装置82における基準チャート200を読込んだ時の、パッチ番号ごとの画像読取装置82による読取実測値と、バーコード204から読取ったパッチ番号に対応する測定基準値との対比を示す図である。図4に示す例において、スキャナ光学系50での読取実測値及びバーコード204に記録された基準値は、0〜255の無名数で表される。
図4を参照して、図4(a)はパッチ番号ごとの画像読取装置82による実測値及びバーコード204から読取った測定値(以下「基準値」と呼ぶ。)を記載した表であり、図4(b)はその関係をグラフに表したものである。実測値と基準値との値が異なるのは、測定に使用した画像読取装置の光源及びCCDラインセンサの読取感度がそれぞれ微妙に異なるからである。
図5は、パッチ番号ごとのスキャナ読取値(実測値)(A)とバーコード204から読取った基準値(B)とを用いて、補正比率(B/A)を示した図である。図5を参照して、図5(a)は、パッチ番号ごとにスキャナ読取値(実測値)(A)、基準値(B)、及び補正比率(B/A)を記載した表であり、図5(b)は、スキャナ読取値(無名数)に対しての補正比率(B/A)を表すグラフである。
図5を参照して、パッチ番号が小さい、すなわち濃度が薄い時には、読取値の測定可能な最小桁数の誤差で補正比率が大きく変わる。パッチ番号が大きくなる、すなわち濃度が濃くなると、測定値も大きくなり測定可能な最小桁数の誤差の影響も小さくなる。そのため、基準値と測定値との値は大きく変わらず、補正比率もほぼ1に近づく。
補正用の階調テーブル(γテーブル)は、図5に示す補正比率(基準値/読取実測値)を用いて作成される。階調テーブルを用いての読取特性の補正は、スキャナで読取実測値(無名数)を測定し、その値に対応する補正比率を掛ける。すると、適正値が算出され、読取による誤差が修正される。
その他の色についても、同様に処理が行なわれるため、カラーにおける読取特性の補正を高精度で行なうことができる。
また、階調は0%(白色)から100%(ベタ塗り)までの連続量である。そのため、複数のパッチでの離散値の測定ではパッチ間の誤差が生じることになる。そのため、各パッチ間の階調に関しては、例えば任意の2つのパッチの補正比率を一次補間することによって算出し、誤差の影響が少なくなるようにする。パッチの数に関しても、階調に応じてできる限り増やした方が、細やかな階調テーブルを作成することができ、より精度の高い読取装置の補正を行なうことができる。
また、基準チャートの劣化に関しては、一般的には階調差がなくなる傾向がある。特に濃度が薄い部分(いわゆるパッチ番号の小さい部分)では、白との微妙な階調の差を測定できなくなる。その影響で、予め定められている基準値(B)に対して、スキャナ読取値(A)が小さくなり、補正比率(B/A)の値が大きくなる。本発明では、補正比率が予め定めたしきい値△Vを超える時は、基準チャートの基準値を再度測定するよう操作者に通知するように動作制御をとる。
図6は、画像形成装置20の制御部30で実行される、読取補正モードにおける動作に関するプログラムをフローチャート形式で表す図である。このプログラムは、操作者から操作部38を用いて読取補正モードでの補正指示の入力を受けた時に実行される。
図6を参照して、このプログラムは、操作者から読取補正モードで読取装置の補正指示の入力を受けるステップS602と、ステップS602に続いて実行され、原稿台84の上にセットされた基準チャート200を読取るステップS604と、ステップS604に続いて実行され、基準チャート200に含まれるバーコード204から基準値を読取るステップS606と、ステップS606に続いて実行され、基準チャート200から各パッチ濃度を読取るステップS608と、ステップS608に続いて実行され、パッチ番号ごとに補正比率を算出するステップS610と、ステップS610に続いて実行され、ステップS610で算出された補正比率の中に、予め定めておいたしきい値△Vを超えるものがあるか否かを判定し、判定結果に応じて制御の流れを分岐させるステップS612と、ステップS612でしきい値△Vを超えるものがない(NO)と判定された場合に実行され、ステップS610で算出した補正比率を用いて読取装置の補正のためのγ補正テーブルを作成するステップS614と、ステップS614に続いて実行され、ステップS614で作成したγ補正テーブルを記憶部44に記憶し、新しいγ補正テーブルを適用させるステップS616と、ステップS612でしきい値△Vを超えるものがある(YES)と判定された場合に実行され、ステップS604で読取った基準チャートを特定の画像読取装置で再測定し、基準値データを更新するように操作者に通知するステップS618とを含む。ステップS616、又はステップS618実行後、このプログラムは終了する。
―動作―
本実施の形態にかかる画像形成装置20は以下のように動作をする。
画像形成装置20の画像読取部40の読取補正モードで用いられる基準チャートは、基準チャート作成後に画像読取装置の補正における基準となる特定の画像読取装置で測定される。そして、その時の測定値情報が特性情報値としてバーコードによって記録され、そのバーコードは基準チャート上に貼られる。
画像形成装置20は、操作者から読取装置の補正指示の入力を受けると(ステップS606)、原稿台84上にセットされた基準チャートを読取る(ステップS604)。画像形成装置20は、基準チャートに貼りつけられたバーコードから基準値データを読取り(ステップS606)、続いて画像読取部40で基準チャートの複数のパッチを測定し測定値を得る(ステップS608)。各パッチの基準値データと測定値とから補正比率を算出し(ステップS610)、補正比率がチャート劣化を判定するためのしきい値△Vを超えるか否かを判定する(ステップS612)。補正比率がしきい値△Vを超えない(ステップS612でNO)と判定された場合、補正比率からγ補正テーブルを作成し(ステップS614)、γ補正テーブルを記憶部44に記憶して、次回からの画像読取動作にその補正テーブルを適用させる(ステップS616)。補正比率がしきい値△Vを超える(ステップS612でYES)と判定された場合、画像読取装置は使用した基準チャートが劣化しバーコードで記憶されている基準値と大きく離れていると判断して、基準チャートを再測定し特性情報値を更新するよう操作者に通知する(ステップS618)。
以上のように、画像読取装置の補正の基準になる基準チャートを作成した時に、特定の画像読取装置でそのチャートを読取らせ、特性情報値を作成し、バーコードなどによって記憶しておく。実際の画像読取装置で補正動作を行なう時にはバーコードによる特性情報値と実際に読取った測定値とを比較して補正比率を算出する。一般的に基準チャートが劣化すると、細かな階調の変化がなくなる。そのため、測定値と基準値との差が大きくなり、補正比率も大きくなる。本発明における画像形成装置では、補正比率がチャート劣化を判定するためのしきい値△Vを設け、そのしきい値を超えた時には、基準チャートが劣化したと判断し、基準チャートの基準値を再度測定するように通知する。また、しきい値を超えていない時は、バーコード情報に記憶される特定の画像読取装置により読取られた正確な基準値と実際の測定値とを比較し、補正テーブルを作成することで、より正確な補正を行なうことができる。その結果、使用する基準チャートの基準となる値を把握し、読取画像データに対する読取特性の補正を適切に行なうことが可能な、画像読取装置を提供することができる。
使用する基準チャートにはカラー画像の階調パッチを含むことから、画像読取装置における原稿読取時の色調補正、及び画像読取装置で読取ったカラー画像を画像形成装置で画像形成する時の色調補正なども可能である。このとき補正に用いられる方法の例として、γテーブルを用いる方法のほか、読取った濃度値に色変換係数を用いて、基準値の値に近い補正後の濃度値を算出する方法などが挙げられる。
また、基準チャートを特定の画像読取装置で読取り、バーコードによって記憶することで、高価な色調補正用の基準チャートが多少劣化しても、その劣化にあわせた情報を再度測定し基準値情報を付したバーコードを貼り直すことで、基準チャートの持つ基準値を更新することができる。それにより、同じ基準チャートを用いての色調補正における誤った調整を防ぐことができる。それと同時に、作成した基準チャートをより長く使用することができ、基準チャートを再度作成する手間とコストとを省くことできる。
今回開示された実施の形態は単に例示であって、本発明が上記した実施の形態のみに制限されるわけではない。本発明の範囲は、発明の詳細な説明の記載を参酌した上で、特許請求の範囲の各請求項によって示され、そこに記載された文言と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含む。
20 画像形成装置
30 制御部
40 画像読取部
44 記憶部
46 画像形成部
200 基準チャート
204 バーコード
206 カラーパッチ

Claims (8)

  1. 複数の階調パッチとそれら階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む基準チャートを用いて読取特性の補正を行なう画像読取装置であって、
    原稿画像を読取り、画像データとして取込むための原稿画像読取手段と、
    前記原稿画像読取手段で読取られた前記基準チャートの画像データから、当該基準チャートに含まれる前記複数の階調パッチの読取濃度値を測定するための濃度測定手段と、
    前記原稿画像読取手段で読取られた前記基準チャートの画像データから、前記基準チャートに含まれる固有情報表示により表わされる濃度基準値を読取るための基準値読取手段と、
    前記複数の階調パッチに対応する前記読取濃度値と前記基準値読取手段により読取られた濃度基準値とから、前記複数の階調パッチの各々に対する補正比率を算出するための補正比率算出手段と、
    前記補正比率を用いて、前記原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成するための階調テーブル作成手段と、
    前記階調テーブル作成手段により作成された階調テーブルを用いて、前記原稿画像読取手段による読取特性の補正を行なうための読取特性補正手段とを含む、画像読取装置。
  2. 前記補正比率算出手段により算出された前記補正比率のいずれかが、予め定められたしきい値を超えているかを判定するためのしきい値判定手段と、
    前記しきい値判定手段により前記補正比率のいずれかが前記しきい値を超えていると判定されたことに応答して、前記基準チャートの濃度基準値の再測定を促す表示を行なうためのチャート状態通知手段とをさらに含む、請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記複数の階調パッチは、シアンに関する複数の階調パッチ、マゼンタに関する複数の階調パッチ、イエローに関する複数の階調パッチ、及びブラックに関する複数の階調パッチのいずれか、又はこれらの任意の組合せを含む、請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記補正比率算出手段は、前記複数の階調パッチにおけるパッチ間の補正比率を、任意の2つのパッチの補正比率を一次補間することによって算出するための手段を含み、
    前記階調テーブル作成手段は、前記算出するための手段によって算出された補正比率を用いて前記階調テーブルを作成するための手段を含む、請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 前記固有情報表示はバーコード表示である、請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置により読取られた前記画像データを印刷するための画像形成手段とを含む、画像形成装置。
  7. 複数の階調パッチとそれら階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む基準チャートを用いて読取特性の補正を行なう画像読取装置において、
    原稿画像を読取り、画像データとして取込むための原稿画像読取手段と、
    前記原稿画像読取手段で読取られた前記基準チャートの画像データから、当該基準チャートに含まれる前記複数の階調パッチの読取濃度値を測定するための濃度測定手段と、
    前記原稿画像読取手段で読取られた前記基準チャートの画像データから、前記基準チャートに含まれる固有情報表示により表わされる濃度基準値を読取るための基準値読取手段と、
    前記複数の階調パッチに対応する前記読取濃度値と前記基準値読取手段により読取られた濃度基準値とから、前記複数の階調パッチの各々に対する補正比率を算出するための補正比率算出手段と、
    前記補正比率を用いて、前記原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成するための階調テーブル作成手段と、
    前記階調テーブル作成手段により作成された階調テーブルを用いて、前記原稿画像読取手段による読取特性の補正を行なうための読取特性補正手段とを含む、画像読取装置における調整方法であって、
    前記原稿画像読取手段が、前記原稿画像を読取り画像データとして取込むステップと、
    前記濃度測定手段が、前記原稿画像読取手段で読取られた前記基準チャートの原稿画像から、当該基準チャートに含まれる前記複数の階調パッチの読取濃度値を測定するステップと、
    前記基準値読取手段が、前記原稿画像読取手段で読取られた前記基準チャートの画像データから、前記基準チャートに含まれる固有情報表示により表わされる濃度基準値を読取るステップと、
    前記補正比率算出手段が、前記複数の階調パッチに対応する前記読取濃度値と前記基準値読取手段により読取られた濃度基準値とから、前記複数の階調パッチの各々に対する補正比率を算出するステップと、
    前記階調テーブル作成手段が、前記補正比率を用いて前記原稿画像読取手段の読取特性の補正を行なうための階調テーブルを作成するステップと、
    前記読取特性補正手段が、前記階調テーブルを作成するステップで作成された階調テーブルを用いて、前記原稿画像読取手段による読取特性の補正を行なうステップとを含む、画像読取装置における調整方法。
  8. 画像読取装置の読取特性の補正を行なう際に用いられる基準チャートであって、
    複数の階調パッチと、
    前記複数の階調パッチに対応する濃度基準値を記録した固有情報表示とを含む、基準チャート。
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