JP2010199066A - 複数の給電構成を有する加熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる電圧レベルで動作できる、ヒータの簡単な構造を提供する。
【解決手段】ヒータ12は、発熱レジスタR1,R2と、電気発熱素子に接続される電気ヒータ導体11を有するヒータコネクタ1aを備える。第1及び第2の接続装置2は、ヒータコネクタの導体に接続する導体を有する第1及び第2の出力コネクタ2aと、第1及び第2の電圧レベルをもった第1及び第2の電源4aの第1及び第2の標準コネクタに接続する第1及び第2の入力コネクタ3aを備える。第1の出力コネクタの電気導体が第1の接続装置内で第1の接続構成を有し、第2の出力コネクタの電気導体が第2の接続装置内で第1の接続構成と異なる第2の接続構成を有する。少なくとも2つの発熱素子は、第1の電源への第1の接続装置を介した第1の接続構成で給電され、第2の電源への第2の接続装置を介した第2の接続構成で給電されるよう第1の電気導体11に接続される。
【選択図】図1

Description

発明の分野
本発明は、異なる電気的特性を有する異なる電源、特に異なる国又は地理的地域のコンセント電源に接続されるように構成されたヒータに関するものである。
発明の技術
液体食品及び飲料生成機は長年にわたって知られている。例えば、米国特許第5,943,472号は、エスプレッソ機のウォーターリザーバと温水又は蒸気の分配チャンバとの間の水循環システムを開示している。循環システムは、バルブ、金属加熱チューブ、及びポンプを含んでおり、これらは、互いに接続されるとともに、クランプカラーを使用して結合される異なるシリコーンホースを介してリザーバに接続される。
欧州特許第1646305号は、循環水を加熱する加熱装置を有する飲料生成機を開示しており、当該循環水は、その後、浸出ユニットの入口に供給される。浸出ユニットは、飲料原料を収容するカプセルに加熱水を送って飲料原料を浸出するようになっている。浸出ユニットは、第1の部分と第1の部分に対して移動可能な第2の部分とによって画定されるチャンバと、第1及び第2の部分を共に浸出ユニットの開放配置から閉塞配置へと移動させる前に第1の部分と第2の部分との間の中間位置にカプセルを位置決めするためのガイドと、を有する。
循環液体、特に水を加熱するためのインラインヒータも周知であり、例えば、スイス特許第593044号、独国特許第7433407号、独国特許第10322034、独国特許第19732414号、独国特許第19737694号、欧州特許第0353425号、欧州特許第0485211号、欧州特許第1380243号、仏国特許第1299354号、仏国特許第2799630号、米国特許第4,242,568号、米国特許第4,595,131号、米国特許第5,019,690号、米国特許第5,392,694号、米国特許第5,862,738号、米国特許第5,943,472号、米国特許第6,393,967号、米国特許第6,889,598号、米国特許第7,286,752号、国際公開第00/11914号、国際公開第01/54551号、国際公開第2004/006742号、及び国際公開第2004/062443号に開示されている。
例えば、仏国特許第1299354号は、異なる加熱電源を必要とする異なる機器に組み込むことができるシングルインラインウォーターヒータ装置を開示している。このヒータ装置は、当該機器の電力回路に接続される幾つかの発熱レジスタを有しており、これら発熱レジスタの端子は、絶縁されるとともに、接続のためにヒータ装置の外側に延びている。ヒータの適切な加熱電力を設定するために、異なるレジスタの端子は、ヒータ装置の複数のレジスタから構成された直列、並列、スター型、又はデルタ型の構成を提供するように機器の電力回路に接続され、これにより、ヒータ装置の加熱電力が機器によって必要とされる電力に調整される。英国特許第607,297号は、ヒータ、加熱プレート、又は調理器といった加熱装置用の所定の加熱電力レベルのグループからのユーザによる特定の加熱電力の選択を可能にするシステムを開示している。この場合、加熱機器は、幾つかの発熱レジスタを含んでおり、これら発熱レジスタは、加熱機器と配電回路との間の連結コネクタ装置により、直列又は並列の構成で電気的に接続される。連結コネクタ装置は、加熱機器に隣接する壁に固定されて配電回路に接続されるベースアセンブリと、加熱機器の複数のレジスタに接続されるプラグアセンブリと、を備える。プラグアセンブリは、複数のレジスタに接続される3つのピンを有する。ベースアセンブリは、プラグが接続され得る一連のソケットを有する。各ソケットは、プラグがソケットに接続されるときに複数のレジスタを含む種々の直列構成又は並列構成を提供するよう種々の相互接続を有する。故に、プラグをベースに沿って一方のソケットから他方のソケットへと移動させると、加熱機器のレジスタの構成が変化し、したがって、ソケットアセンブリが配電回路に接続されるときに、加熱機器の加熱電力が変化する。
加熱電力の微調整が国際公開第01/54551号に開示されている。この文献は、ヒータ内で循環する水を予熱するために永続的に給電される第1の発熱レジスタと、予熱された水の温度を目標温度に達するまで調整するために必要に応じて自動的にON/OFF切り換えされる第2の発熱レジスタと、を有するインラインヒータを開示している。同様に、欧州特許第1380243号は、3つのレジスタと3つのスイッチとを有するインラインヒータを開示しており、これらレジスタ及びスイッチは、自動的に切り換え可能な様々な直列レジスタ構成、並列レジスタ構成、及び混合レジスタ構成を提供するよう相互接続され、これらレジスタによって生成される加熱電力の微調整を可能にして加熱水の温度を正確に調整する。
飲料機の構想に伴って直面する1つの問題は、異なる場所及び国々で使用される異なる国内用電圧レベルに関するものである。例えば、異なる場所における国内用公称ベース電圧は、一般に、欧州、中国、及びアルゼンチンでは220〜230VACであり、米国では120VACであり、ブラジル及びコロンビアでは地域に応じて110〜220VACであり、日本国では100VACであり、オーストラリア及びクウェートでは240VACなどである。そのため、飲料機は、単一の電源領域に専用のものでなければならないか、或いは、異なる領域の異なる国内用電圧源に適合するための手段を含まなければならない。
例えば、米国特許第5,862,738号は、2つの別個のヒータ素子、すなわち、115VACで動作され得る第1のヒータ素子、及び、230VACで動作され得る第2のヒータ素子のうちの1つを含むように構成される飲料生成機を開示している。この飲料生成機は、電源が変わるときにヒータ素子の切り換えを必要とする。
欧州特許第0353425号は、2つの発熱レジスタと1つのスイッチとを有する飲料生成機用のヒータを開示しており、これらレジスタ及びスイッチは、当該スイッチを操作することにより、これら複数のレジスタが並列構成から直列構成へと、或いはその逆へと切り換えられ得るように、互いに相互接続される。したがって、これら複数のレジスタの構成を切り換えることによって、電源の特性に合うように切り換えが適切に行なわれると、ヒータが110V用及び220V用に適合する。独国特許第7433407号は、切り換え得る類似のレジスタの構成を有するコーヒーメーカを開示している。仏国特許第1289545号は、半田ごて用の類似のシステムを開示しており、当該半田ごてにおいては、並列レジスタ構成と直列レジスタ構成とを切り換えるためのユーザスイッチが、装置の電源コードのプラグ内に組み込まれている。これらの全てのケースにおいて、ユーザは、電源に合わせて装置を調整するために、適切なスイッチの設定を選択することができる。無論、これは、不適切なユーザ設定のリスク及び安全性リスクを伴い、或いは、不適切な給電がなされた場合には、少なくとも装置の機能不良を伴う。
この問題に対する解決策が国際公開第00/11914号において提案されている。この出願は、一対の電極を有する直接加熱式電気ヒータを開示しており、当該ヒータは、飲料機内で循環される液体を介して電極間に電気的な加熱電流を通過させる電源を有している。ヒータは、10〜75アンペアで50〜60Hzの周波数を有する120〜480Vの電圧を供給するコンセント電源に接続可能な電力供給部を含む。加熱速度は、供給電力に比例し、したがって、コンセント電源の電圧によって決まる。しかしながら、供給電力は、電流供給の時間の割合を制限するための可変スイッチによって制御され得る。フリッカ効果を最小限に抑えるために、電源は、AC/DC変換器と、電圧レベルコントローラと、DC/AC変換器とを直列に含んでおり、電圧レベルコントローラは、その後にDC/AC変換器を介して電極に供給される電圧を制御するべく調整できる。そのような二重変換システムは、非常に高価であり、変換時にかなりの電力損失ももたらす。
国際公開第2004/062443号は、国内又は外国といった異なるタイプの外部供給電圧を用いて使用され得る電力回路を有する飲料生成機を開示している。電力回路は、47〜63Hzの周波数で88〜264Vの範囲の外国又は国内用電圧源にON/OFFスイッチを介して直接結合されるヒータを含む。飲料生成機は、ヒータと並列に接続される電源も有しており、当該電源は、飲料生成機のコントローラ、ポンプ、ディスプレイ、及びライトなどに給電するために供給電圧を5、12、24、又は30VDCへ変換する。コントローラは、ON/OFFスイッチを介して電力回路の動作を制御するための制御信号を送るように構成されている。
この後者の構成に伴う問題は、電力回路のヒータが給電のタイプに応じて過大な、或いは過小なサイズになるという事実にある。高い供給電圧、例えば240Vの場合には、これにより、過度の切り換えが発生し、加熱サイクル中のヒータの給電期間が減少するとともに、給電期間中に高い電力ピークがもたらされ、それに伴って、許容できないフリッカリング及び/又は電磁妨害(EMI)、許容できない高い瞬間電流消費量及び/又は許容できない水の大きな温度変化といったリスクが生じる。低い供給電圧の場合、ヒータは、多量の水を加熱できる十分な熱を発生することができない。
したがって、本発明の目的は、特に前述した従来技術の欠点を克服することにある。
本発明の好ましい目的は、異なる電圧レベルで動作できる、特に飲料機のためのヒータの簡単な構造を提供することである。
本発明の好ましい目的は、異なる電圧レベルで動作できる、特に飲料機のためのヒータであって、国内又はオフィスの給電回路、例えばコンセント電源の電圧レベルにかかわらず発熱用途の必要性に合わせて調整される、略又は実質的に一定の公称電力を有するヒータを提供することである。
これらの目的及び他の目的は、特に、液体食品機又は飲料機のためのヒータと2つの接続装置との組み合わせを提供することによって達成される。ヒータは、加熱されるべき水などの液体を収容するための加熱チャンバと、加熱チャンバと熱的に接続する複数の電気発熱素子と、これら電気発熱素子に接続される複数の電気ヒータ導体を有するヒータコネクタと、を備える。第1の接続装置は、ヒータコネクタの複数の導体に接続するための複数の導体を有するソケットなどの第1の出力コネクタと、所定の地理的地域の第1の国内用コンセント電源及びコネクタといった第1の電圧レベルをもった第1の電源の第1の標準コネクタ、例えば第1のソケット、に接続するための第1のプラグといった第1の入力コネクタと、を有する。第2の接続装置は、ヒータコネクタの複数の導体に接続するための複数の導体を有するソケットといった第2の出力コネクタと、第2の異なる地理的地域の国内用コンセント電源及びコネクタといった第1の電圧レベルをもつ第2の電源の第2の標準コネクタ、例えば第2のソケット、に接続するためのプラグといった第2の入力コネクタと、を有する。
第2の入力コネクタ、第2の標準コネクタ、及び第2の電圧レベルは、第1の入力コネクタ、第1の標準コネクタ、及び第1の電圧レベルのそれぞれと異なっている。
本発明によれば、第1の出力コネクタの複数の導体が第1の接続装置内で第1の接続構成を有し、第2の出力コネクタの複数の導体が第2の接続装置内で第1の接続構成と異なる第2の接続構成を有する。電気発熱素子のうちの少なくとも2つは、第1の電圧レベルをもった第1の電源への第1の接続装置を介した第1の接続構成で給電されるように、また、第2の電圧レベルをもった第2の電源への第2の接続装置を介した第2の接続構成で給電されるように、第1の電気導体に接続される。
すなわち、複数の電気発熱素子は、ヒータの複数の電気インタフェース導体に接続される。コンセント電源などの電源に対してこれらのインタフェース導体を接続することによって、及び/又はこれらのインタフェース導体のうちの1つ以上を接続しないことによって、複数の電気発熱素子の異なる接続構成が提供され、電源入力に対する発熱素子の異なる発熱応答が提供され得る。したがって、ヒータは、電源に対する複数のインタフェース導体の対応の接続を介して発熱素子の適切な接続構成を与えることにより、異なる電源に接続されるときに、発熱応答が略同じになるように構成され得る。そのような対応の接続は、ヒータのインタフェースを対応する電源に対して接続するための専用の接続装置によって提供される。
したがって、好ましい実施形態は、ヒータの電気発熱素子は、第1の接続装置を介して第1の電圧レベルをもった第1の電源に接続されるかどうか、又は第2の接続装置を介して第2の電圧レベルをもった第2の電源に接続されるかどうかにかかわらず、略一定の公称電力を有する。そのため、発熱素子の配列による公称電力は、電源とこの電源及びその電気的特性に専用の接続装置とを組み合わせることにより決定される。
他の好ましい実施形態では、第1の入力コネクタが第2の標準コネクタと適合せず、第2の入力コネクタが該第1の標準コネクタと適合しない。したがって、接続装置と電源、例えばコンセント電源との間の接続の特定の幾何学的特徴及び機械的特徴を、エラー防止機構、又は誰にでも扱える機構として用いて、ユーザは、電源の電気的特性に合わせて調整される発熱素子に適した接続構成を有する接続装置を選択する。
システムを完全に誰にでも扱えるようにするため、各接続装置は、ユーザによる変更ができない永久的な接続構成を有する。通常、この電気的構成は、ヒータ又はヒータを含む電気製品を電源に接続するための電気コード内に永久的にシールされる。したがって、ユーザが接続構成を変更することが防止されるはずである。その理由は、これらの接続構成が、特定のタイプの接続装置の入力コネクタに特に適合され、当該入力コネクタに嵌合する対応の電源コネクタの電圧特性に適合されるからである。
通常、加熱チャンバは、発熱素子に結合するヒータ本体内に設けられる。また、幾つかのヒータ本体内、例えば液体流路に沿って連続するヒータ本体内に延在する加熱チャンバを提供することも可能である。例えば、第1のヒータ本体が第1の発熱素子と結合され、第2のヒータ本体が第2の発熱素子と結合される。また、ヒータが幾つかのヒータ本体を含み、各ヒータ本体が複数の発熱素子と結合されてもよい。一実施形態では、発熱素子を有する第1のヒータ本体が温水を供給するようになっており、この第1のヒータ本体は、蒸気が必要とされるときにはいつでも温水を蒸発させるための発熱素子を有する第2のヒータ本体と選択的に並設され得る。幾つかのヒータ本体を含むヒータの更なる実施形態は、例えば欧州特許第1764014に開示されている。
複数の発熱素子のそのような電気的構成は、個別給電構成、並列給電構成、直列給電構成、スター構成(Y構成)、及びデルタ構成(Δ構成)から選択される発熱素子の1つ以上の構成を含み得る。
したがって、異なる発熱素子の特性、即ち、同一の特性又は異なる特性のいずれかを選択することによって、ヒータは、異なる電源の様々な電圧レベルに適合される略一定の全公称電力のために、例えば複数の発熱素子を個別に、並列、又は直列の配置で、又はこれらの組み合わせで接続することにより、構成され得る。しかしながら、接続構成は、特定の公称国内用電圧レベルをもつ領域の標準電源コネクタ、例えばソケットに合わせて設計されるコネクタ、例えばプラグを有する接続装置内に設けられる。
無論、プラグとソケットとが逆にされてもよい。すなわち、電圧源は、関連する標準規格に応じて接続装置のソケットコネクタに適合されるプラグコネクタを有してもよい。
したがって、特定の電源に合わせてヒータの加熱特性を調整するために、発熱素子を交換する必要がなく、又は異なる発熱素子をヒータに設ける必要がない。ヒータと電源との間に適切な接続装置を設ければ十分である。いかなるユーザの誤操作をも避けるため、接続装置は、その電気的構成のいかなるユーザによる変更も許容しない。
また、ヒータの発熱素子の簡単な電気的再構成をヒータ外部の適切な接続によって可能にすることにより、発熱素子は、電源の電気容量に関して許容できるレベルを超えて給電されず、あるいは、ヒータの所要最小加熱容量を満たし損なわない。
例えば、コーヒーメーカは、一般に、約1500Wの加熱電力を有するヒータを使用する。それぞれが16オームの一対のレジスタを設けることにより、220VAC回路における直列装着は7アンペア未満で1512Wを生成し、また、110VACでの並列装着も14アンペアで1512Wを同様に生成する。したがって、本発明のヒータは、110VAC回路で使用されようと、220VAC回路で使用されようと同じ公称電力を生成し、国内用システムの許容できる電流を超えない。
少量の温水が必要とされるエスプレッソの場合、ヒータは、約400Wに相当する電力を生成しさえすればよく、このことは、ヒータが時間の約25%にわたって間欠的に給電されるだけであることを意味する。一方、ラージサイズのコーヒー又は2つの中間サイズのコーヒーを同時に生成するためには、ヒータは、1500Wに近い電力を生み出さなければならず、このことは、ヒータがほぼ連続的に接続されなければならないことを意味する。
国際公開第2004/062443号に開示されるヒータと比べると、単一のレジスタが110VACで1500Wを生成することができなければならず、このことは、8オーム以下のレジスタが必要となることを意味する。しかしながら、220VACに接続される場合、この同じレジスタは、27アンペアの電流の通過を可能とし、最大で6000Wを生成する。明らかに、そのような高電流は様々な場所で最大許容レベルを超える。また、400Wを必要とするエスプレッソを生成するためには、ヒータは、加熱サイクルの6〜7%にわたって間欠的にONに切り換えられなければならない。これは、高電流消費量の狭いピーク、及び電磁障害問題、並びに、許容され得ない不均一な加熱をもたらす。
ヒータの更に細かい調整のため、また、より多くの電圧適合性を得るために、少なくとも3つの発熱素子がヒータに設けられ得る。この場合、電気的構成は、個別給電構成、並列給電構成、直列給電構成、及びこれらの組み合わせから選択されるこれらの3つの発熱素子による1つ以上の構成を含むことができる。接続及び調整の柔軟性を更に高めるために、ヒータは4、5、6個又はそれ以上のレジスタを有していてもよい。
ヒータは、一対の専用の第1の電気導体間で個別に接続される発熱素子を備え得る。ヒータは、一対の電気導体間で接続される発熱素子を含むことができ、更なる発熱素子が、電気導体の対のうちの一方の導体に接続されるとともに、更なる電気導体に接続され得る。
ヒータは、1つ以上の回路ブレーカ、過電圧ヒューズ、又は電気安全スイッチを含み得る。このような部品は、ユーザが電源への接続に手を加え、或いはプラグアダプタを使用して接続構成を当該接続構成にとって不適切な特性を有する電源に接続するという思いも寄らない事象において有益となり得る。そのような部品、特にトライアックなどの電気的に制御されるON/OFFスイッチを使用して、発熱素子の給電を調整し、必要とされるように適切な発熱プロファイルを提供することができる。例えば、ヒータは、欧州特許第1253844号、欧州特許第1380243号、又は欧州特許第1809151号に開示されるタイプの複数の発熱素子を含む。
適切なスイッチは、ゼロスイッチ、すなわち、0の交流又は電圧の通過で切り換わるスイッチ、プラス位相ゼロスイッチ、又はマイナス位相ゼロスイッチを含み得る。
複数の発熱素子は、一般に、1つ以上の発熱レジスタ、特に別個の或いは一体のレジスタ、又は厚膜タイプのレジスタを含み得る。幾つかのレジスタは、抵抗体の様々な場所で3つ以上の接続部を当該抵抗体に与えることにより同じ抵抗体における抵抗部として提供されてもよく、これにより、接続構成に応じて同じ抵抗体中に幾つかの電流経路が形成される。また、レジスタは、その長手方向に沿って加熱電力生成を対応して変えるために、その長手方向に沿って様々な抵抗を有してもよい。
通常、ヒータコネクタは、低電圧ユニットに接続される複数の電気導体、特に、低電圧回路に給電するためにそのような電気導体に接続されるAC/DC変換器と関連付けられるユニットに接続される電気導体を有する。低電圧ユニット、特にAC/DC変換器におけるこれらの導体は、低電圧回路が作動状態となる全ての接続構成において給電されなければならない。AC/DC変換器におけるこれらの電気導体のうちの1つ以上は、1つ以上の発熱素子を電源に接続するために使用され得る。
液体を収容するための加熱チャンバは、インライン加熱チャンバであってもよく、特に、加熱されるべき循環液体を案内するための加熱導管を有していてもよい。
例えば、インライン加熱チャンバがサーモブロック内に設けられる。サーモブロックは、一般に、それを通じて液体が加熱のために循環されるインラインヒータである。サーモブロックは、加熱チャンバ、例えば、特にアルミニウム、鉄、及び/又は他の金属、又は合金から形成される(大量の)材料本体を貫通して延びる特にステンレス鋼材といった鋼材から形成される例えば1つ以上のダクトを備え、当該ダクトは、熱エネルギを蓄積するための高い熱容量と、必要なときにはいつでもダクトを通じて循環する液体へ所要量の蓄積熱を伝えるための高い熱伝導率とを有する。別個のダクトの代わりに、サーモブロックのダクトが、ダクトの本体に機械加工され、又は形成される貫通路により、例えばサーモブロックの本体の鋳造ステップ中に形成されてもよい。サーモブロックの本体がアルミニウムにより形成される場合には、健康を考慮して、例えば鋼材から成る別個のダクトを設けて循環液体とアルミニウムとの接触を回避することが好ましい。ブロックの本体は、ダクトを囲む1以上の組立て部品から製造され得る。サーモブロックは、通常、電気エネルギを熱エネルギへ変換する1つ以上の抵抗発熱素子、例えば別個の或いは一体のレジスタを含む。そのような抵抗発熱素子は、一般に、ダクトから1mmを超える距離、特に2〜50mm又は5〜30mmの距離を隔ててサーモブロックの本体中、或いは本体上に存在する。熱は、サーモブロックの本体へ供給され、サーモブロックの本体を介して循環液体へ供給される。発熱素子は、金属本体中に成形され、或いは収容されてもよく、又は金属塊の表面に対して固定されてもよい。ダクトは、当該ダクトの長さを最大限の長さとして、ブロックを通じた熱伝達を最大にするために、サーモブロックに沿って螺旋配置又は他の配置を成してもよい。
本発明のヒータは如何なる加熱装置であってもよい。
ヒータは、特に、入口と、出口と、入口と出口との間に延在する加熱チャンバとを組み込んだ金属本体を有するサーモブロックを備え得る。金属本体は、熱を蓄積して液体に供給するように構成されている。サーモブロックは、1つ以上の電気発熱素子を含んでおり、当該電気発熱素子は、サーモブロック上に、又はサーモブロック中に強固に固定されてもよく、当該サーモブロック及びオプションとして更なる機能を制御するように構成されたプリント回路基板(PCB)及び/又はフレキシブルプリント基板に接続することができる。
本ヒータは、例えば前述した欧州特許第1253844号、欧州特許第1380243号、又は欧州特許第1809151号に開示されているようなオンデマンドヒータであってもよい。あるいは、液体を収容するための加熱チャンバは、内部に蓄積される液体のバッチを加熱するための加熱リザーバであってもよい。
本ヒータは飲料生成機に備えられていてもよく、当該飲料生成機及びヒータは接続装置のうちの1つを介して電源に接続可能である。
通常、接続装置の出力コネクタは、労力を伴うことなく、或いは接続装置の破壊を伴うことなく、ユーザによってヒータコネクタに対して取り外し可能に接続でき、例えば差し込み及び引き抜きが可能である。同様に、接続装置の入力コネクタは、通常、異なる電源の対応するコネクタに対して同じ方法でユーザにより取り外し可能に接続できる。
電気接続装置は、特定の電圧特性を有するコンセント電源といった電源のコネクタに接続できるように構成された入力コネクタと、ヒータのコネクタの複数の導体に接続できる複数の導体を有する出力コネクタとを有し得る。接続装置の導体は、電源の特定の電圧特性にしたがって上述のヒータの発熱素子に給電するように配置される電気的構成を有しており、この場合、入力コネクタは電源に直接に接続できるように構成される。
一般に、接続装置は、国内用電源のための電気コードの形態を成す。
通常、接続装置の標準的な入力コネクタ、すなわち、該装置の電源コネクタは、プラグ、特にタイプA〜Mの一群のプラグ中の1つのプラグであって、例えば、日本国のプラグ(例えば、JISC830)、北アメリカのプラグ(例えば、NEMA 1〜15、5〜15、又は5〜20)、欧州のプラグ(例えば、CEE 7/4、7/7、7/16、7/17)、インドのプラグ(例えば、BS 546)などであり、したがって、対応の電気特性を有するその地域の電源(例えば、国内用コンセント電源)の対応のソケットであって、接続の形状的特徴及び機械的特徴を伴うソケットに適合される。
本発明の他の態様は、前述した複数の電気発熱素子を有するヒータとの組み合わせに適する2つの接続装置のセットに関するものである。このセットは第1の接続装置と第2の接続装置とを備える。第1の接続装置は、ヒータコネクタの複数の導体に接続するための複数の導体を有する第1の出力コネクタと、第1の電圧レベルをもった第1の電源の第1の標準コネクタに接続するための第1の入力コネクタと、を有する。第2の接続装置は、ヒータコネクタの複数の導体に接続するための複数の導体を有する第2の出力コネクタと、第2の電圧レベルをもった第2の電源の第2の標準コネクタに接続するための第2の入力コネクタと、を有する。第2の入力コネクタ、標準コネクタ、及び電圧レベルは、第1の入力コネクタ、標準コネクタ、及び電圧レベルのそれぞれと異なっている。
本発明によれば、第1の出力コネクタの第2の電気導体が第1の接続装置内で第1の接続構成を有し、第2の出力コネクタの第2の電気導体が第2の接続装置内で第1の接続構成と異なる第2の接続構成を有する。これら接続構成は、第1の電気導体に接続される電気発熱素子のうちの少なくとも2つが、第1の電圧レベルをもった第1の電源への第1の接続装置を介して第1の接続構成で給電されるように、また、第2の電圧レベルをもった第2の電源への第2の接続装置を介して第2の接続構成で給電されるように、構成される。
したがって、本発明は、前述した電気接続装置のセットにも関連するものである。このセットは、異なる電圧特性及び異なるコネクタを有する異なる電圧源のために設けられた異なる電気接続装置を備える。したがって、特に飲料機内のヒータは、当該ヒータの均一なパッケージングプロセスを行なうために、異なる電気接続装置によって給電され得る。
したがって、本発明は、前述した接続装置と組み合わせたヒータを備える飲料生成機にも更に関連する。
本説明において、“飲料”とは、茶、コーヒー、熱い又は冷たいチョコレート、ミルク、スープ、ベビーフードなどの任意の液体食品を含むように意図されている。
飲料生成機は、特に、例えば挽いて炒ったコーヒー又はスープ原料を収容するカプセル又はポッドなどの事前に分けられた飲料原料を使用して飲料を生成するように構成された機械である。このタイプの飲料機は、例えば、欧州特許第1646305号、欧州特許第1686879号、欧州特許第1767129号、欧州特許第1878368号、欧州特許第1864598号、欧州特許第1867260号、及び欧州特許第1992263号に開示されている。
事前に分けられた原料バッチは、パッケージ内、一般的にはカプセルに入った状態で、製造機へと供給され得るものであり、あるいは、所定量の原料を機械の原料リザーバから供給することにより機械内で形成され得るものである。リザーバから供給される原料は、液体がリザーバに供給される前に変質され得る。例えば、原料は、パッケージに入った状態で製造機へ供給され、又は挽いたコーヒーのバルクのストックを収容する機械のリザーバから供給される挽いたコーヒーである。あるいは、原料は、リザーバ内に蓄えられ、バッチ状態でリザーバから供給されて液体供給前に挽かれるバルクコーヒー豆の形態を成す。
そのような機械では、一般に、水などの液体が例えば液体リザーバからポンプを介して上記ヒータを通じて循環される。加熱された液体をヒータから機械の浸出チャンバ内へと案内することができ、当該チャンバ内で原料が浸出され得る。浸出チャンバは、カプセルハウジング又はポッドハウジング、例えば、カプセル又はポッド内に入った状態で浸出チャンバへと供給される原料を収容するためのリザーバを含み得る。
例えば、浸出チャンバは、粉末スープ、挽いたコーヒー、又は茶などの飲料原料を、オプションとしてカプセル又はポットに入った状態で、収容するようになっている。浸出チャンバは、チャンバ内に収容される飲料原料を浸出するために熱い液体が注入される上流側部分と、浸出によって生成された液体食品又は飲料を案内するために出口へと通じる下流側部分とを有し得る。
適切な浸出チャンバの構造は例えば欧州特許第1646305号に開示されている。
また、本発明の他の態様は、そのような飲料生成機と、1つ以上の接続装置又は前述した接続装置のセットとの組み合わせに関する。
本発明の更なる態様は、液体食品機又は飲料機のための加熱装置と、当該加熱装置を専用の電源に直接に接続するための接続装置との組み合わせに関する。加熱装置は、加熱されるべき水などの液体を収容するための加熱チャンバと、加熱チャンバと熱的に接続する複数の電気発熱素子と、これら電気発熱素子に接続される複数の電気導体を有するヒータコネクタと、を備える。接続装置は、ヒータの電気導体に対してユーザにより取り外し可能に接続できる電気導体を有する出力コネクタと、特定の公称国内用電圧レベルを有する領域の電圧源のソケットなどの標準電源コネクタに直接に接続できるように構成されたプラグといった入力コネクタと、を備える。
本発明によれば、電気発熱素子のうちの少なくとも2つは、接続装置の導体の電気的構成に応じた接続構成で給電されるようにヒータ導体に接続される。接続装置の電気的構成は、永久的であってユーザにより変更できなく、電圧源の電源コネクタに専用のその入力コネクタに適合される。
この組み合わせは、同じタイプであるが異なる特定の公称国内用電圧レベルを有する領域の標準電圧源の、標準的な異なるコネクタに直接に接続されるように構成される、異なる入力コネクタを有する更なる接続装置を含んでもよい。この更なる接続装置は、異なる公称国内用電圧でヒータのレジスタに給電するように構成される異なる電気的構成を含む。
この組み合わせは、前述した特徴のうちの1つ以上を含み得る。
以下、概略図を参照して本発明を説明する。
本発明にしたがって接続装置に接続される本発明に係る2レジスタヒータを概略的に示す図である。 本発明にしたがって図1と異なる接続装置に接続される本発明に係る2レジスタヒータを概略的に示す図である。 本発明に係るヒータ及び接続装置の別の接続形態を概略的に示す図である。 本発明に係るヒータ及び接続装置の別の接続形態を概略的に示す図である。 本発明に係るヒータ及び接続装置を有する飲料機の電気回路を概略的に示す図である。
詳細な説明
図1及び図2は、液体食品機又は飲料機用のヒータ1と、ヒータ1を電源、特にコンセント電源といった国内用電源4a、4bに接続するための接続装置2と、を示している。接続装置2は、ソケットコネクタ2a、2bと国内用電源4a、4b、特にコンセント電源の対応するソケットに接続できるプラグコネクタ3a、3bとの間で延びる電気ケーブル4を有する電気コードの形態を成している。
ヒータ1は、加熱される水といった液体を収容するためのチャンバ(図示せず)をもったヒータ本体を有するサーモブロック又はオンデマンドヒータ12と、液体を加熱するためにチャンバと熱的に接続しているレジスタR1、R2の形態を成す一対の電気発熱素子と、電気発熱素子R1、R2に接続される電気導体11を有するプラグ型の電気ヒータコネクタ1aと、を備えている。電気導体11は、接続装置2の一端に設けられた出力コネクタ2a、2bの対応する電気導体21に対して取り外し可能に接続できる。
第1のレジスタR1は一対の導体11間に接続される。第2のレジスタR2は、この一対の導体のうちの一方の導体、すなわち、共通又は共有の導体11と、更なる、即ち第3の電気導体11とに対して接続される。
ヒータ1は、導体11とレジスタR1、R2との間のユーザ操作可能なマスタースイッチ5と、マスタースイッチ5、コネクタ1a、及び接続装置2を介してコンセント電源4a、4bに接続されるAC/DC変換器(図示せず)を介して接続された低電圧回路6とを有する。
また、ヒータは、ヒータ12による熱生成を調整するためにレジスタR1、R2を接続・切断するための一対の導体11間に延びる電力調整スイッチ7を有する。調整スイッチ7、例えばトライアックは、低電圧回路6に含まれる制御ユニット(図示せず)によって制御される。
図示のように、図1及び図2の下部には下部導体11、21を接続することができ、該下部導体は接地される。
本発明によれば、発熱レジスタR1、R2は、接続装置2内の電気的構成に応じて2つの接続構成で給電できるようにヒータ導体11に接続される。
より詳細には、図1は第1の接続構成を示しており、この第1の接続構成では、レジスタR1、R2間で共有される導体11が接続装置2において切断状態のままであり、一方、レジスタR1、R2に接続される他の2つの導体11が接続装置2を介して電源4aに接続される。したがって、レジスタR1、R2は直列構成を成す。よって、コンセント電源の電圧、例えば220VACは、レジスタR1、R2の間で共有される。R1、R2が等しい値を有する場合、R1、R2における電圧降下は等しい。
また、ON/OFF調整スイッチ7は、接続装置2のソケットコネクタ2aにおける戻りループ21’を介してレジスタR1、R2と直列接続を成す。調整スイッチ7は、レジスタR1、R2を間欠的に接続・切断することにより、低電力回路6の制御ユニットを介してレジスタR1、R2によって生成される電力の細かい調整を可能にする。レジスタR1、R2によって生成される電力の調整を向上させるために、低電力回路6は、例えば電圧計により、レジスタR1、R2に給電するための実電圧を考慮に入れて、電源4aの実電圧を測定してスイッチ7を操作するように構成されていてもよい。
逆に、図2は、接続装置2の専用のソケットコネクタ2bを有する第2の接続装置を介して低電圧レベル、例えば110VACを有するコンセント電源4bに接続される同じヒータ1を示している。図示のように、レジスタR1、R2はそれぞれ共有導体11に接続される端子を有する。このコネクタ11は、ソケットコネクタ2bの対応する導体21に更に接続され、当該導体21は、第2のループ21’’を介して制御スイッチ7に接続されるとともに、先と同様に制御装置のソケットコネクタ2bを介してコンセント電源4bに接続される。レジスタR1、R2の他の端子も、導体11及びソケットコネクタ2bの対向する相互接続導体21を介してコンセント電源4bに接続され、それにより、R1、R2がコンセント電源4bに対して並列接続を成す。
したがって、図1の形態とは異なり、それぞれのレジスタR1、R2の電圧降下は、コンセント電源4bの電圧の一部ではなく、コンセント電源4bの電圧と等しい。したがって、ソケットコネクタ2bは、ヒータ1のレジスタR1、R2と低電圧源との接続構成に適合される。この結果は、ヒータ1の電気的構成を変える必要なく、異なる電気的構成を有する接続装置2を提供することによって得られる。
電圧源が例えばスイスで220V、アメリカで110Vである場合、接続装置2の標準コネクタ3a、3b及び電源の4a、4bが、2つの場所での接続装置の取り違えを防止する。したがって、ユーザは、それぞれの場所で、接続装置の幾何学的形状とそれに伴う接続可能性とにより、レジスタR1、R2に適した電気的構成を伴う正しい接続装置2を選択するように仕向けられる。
図1及び図2から分かるように、ループ21’、21’’は、制御スイッチ7が双方のレジスタR1、R2の給電を制御するよう、各接続構成に対して構成され適合される。
また、各プラグコネクタ3a、3bは、ヒータ1のレジスタR1、R2のための適切な接続及び給電を行なうべく、ソケットコネクタ2a、2bの電気的構成に対応する特定の電圧源を有する対応するコンセント電源4a、4bの標準ソケットコネクタのタイプに合わせて調整されるように幾何学的に及び機械的に構成される。
更に、低電力回路6の制御ユニットは、例えばホールセンサによって制御スイッチ7を介した電流の通過を測定するように構成されていてもよく、また、故障又は不適切な使用の場合にスイッチ7又は他の安全スイッチを介して電力回路を切断するように構成されていてもよい。そのような不適切な使用は、ユーザがプラグアダプタを介して誤った接続装置2を使用して、ヒータ装置1を接続しようとすることによってもたらされ得る。この場合、レジスタの過剰給電又は給電不足を回避するために、これらのレジスタを含む高電力回路が切断されてもよい。低電力回路6は、動作し続けてもよく、また、特に、ユーザが装置1をアダプタを介して誤った接続装置2と接続しようとせずに、対応するコンセント電源に適合する接続装置2を使用すべきであることをインタフェース(図示せず)を介してユーザに知らせることができる。
誤りのリスクを更に減らすため、ヒータ1を接続するのに不適切な接続装置又は他の電気器具からの電気コードを利用しようとするユーザによるいかなる試みも防止するようにコネクタ1a、2a、2bを非標準化することが好ましい。
図3は、その中で同じ参照符号によって概して同じ要素を示しており、様々なコネクタソケット2c、2d、2e、2fと対向するヒータ電気コネクタ1bを有する本発明に係るヒータ1’の更なる実施形態を示しており、各コネクタソケットは異なる電圧源に専用のものである。
本発明のこの実施形態では、レジスタR1、R2は共通の導体11を共有しない。これらのレジスタはヒータ内で別々に接続され、レジスタR1、R2の各端子はヒータ1’内で専用の導体11に接続される。
ヒータ1’の下側には、異なる電気的特性を有する電源によって給電されるように構成されるレジスタR1、R2の異なる電源接続構成を提供する対応の接続装置の4つの異なるソケットコネクタ2c、2d、2e、2fが示されている。
図3の接続構成から分かるように、コネクタソケット2cは、中立極性に関する符号Nと電源の位相極性に関する符号〜とによって表わされる手段に接続された場合、レジスタR1、R2の並列構成をもたらす。
また、コネクタソケット2dもレジスタR1、R2の並列構成を提供する。しかしながら、ソケット2cの場合とは異なり、導体21が相互に接続されない。そのため、かかる接続構成は、少なくとも2つの位相を有する電源、例えば三相電源に適合され得る。
コネクタソケット2eはレジスタR1、R2の直列接続を行ない、レジスタはコネクタソケット2eを介して相互に接続される。
コネクタソケット2fは、一方のレジスタR1の個別接続を行ない、レジスタR2は切断されたままである。これは、レジスタの等しくない使用及び損耗につながり、あるいは、レジスタの余分な存在にさえつながるため、この実施形態はあまり好ましくない。無論、レジスタの接続を逆にすること、すなわち、レジスタR2を接続してレジスタR1を切断することもできる。そのような逆の構成は、レジスタR1、R2が異なる値を有する場合に意味を成し得る。
図4は、その中で同じ参照符号によって概して同じ要素を示しており、典型的なコネクタソケット2g、2hと対向する電気コネクタ1cを有する本発明に係るヒータ1’’の更なる実施形態を示しており、各コネクタソケットは異なる電圧源に専用のものである。
ヒータ1’’は、専用のコネクタソケット2g、2hを有する特に適合された接続装置を介して(電源の特性に応じて)様々な異なる方法で電源に接続され得る3つのレジスタR1、R2、R3を含む。言い換えると、特定の接続構成が接続装置の出力コネクタ内に物理的に設けられ得る。しかしながら、そのような構成を接続装置の異なる場所、例えば入力コネクタ、及び/又は入力コネクタと出力コネクタとの間に位置させてもよい。
図示のように、コネクタソケット2gはレジスタR1、R2、R3の並列構成を与える。コネクタソケット2hを用いると、レジスタR2、R3が直列接続を成し、また、レジスタR1は、直列に接続されたレジスタR2、R3と並列接続を成す。
当業者に明らかなように、多くの異なる並列接続、直列接続、及び個別接続、並びに、それらの組み合わせが、適切なコネクタソケットによって成され得る。ヒータの2つ以上のレジスタの類似の、又は異なるオーム値を調整すると、適切な接続装置による相互接続の大きな範囲の可能性が得られ、したがって、それに伴うレジスタの相互接続又は更にはレジスタの個々の接続の多くの異なる抵抗オーム値が得られる。したがって、そのようなシステムは、ヒータ装置の抵抗システムを適合させて、システムを様々な異なる電源に合わせるための簡単な手段を与える。システムを誰にでも扱えるようにするため、接続装置は、異なる電源の異なるコネクタ、一般的にはソケットのうちの1つだけと接続するように特に構成される電源へのコネクタ、一般的にはプラグを含むべきである。
図5は、その中で同じ参照符号によって一般に同じ要素を示しており、典型的なコネクタソケット2g、2hを有する本発明に係るヒータ1’’’の更なる実施形態を示しており、各コネクタソケットは異なる電圧源に専用のものである。この実施形態では、レジスタ配列R1、R2ではなくヒータ1’’’と相互接続される低電圧回路6と、コネクタ1d、2iを介した低電圧回路の電源に対する可能な相互接続とが強調されている。
低電圧回路6は、専用の導体11とコネクタ1d、2iとを介してAC/DC変換器により電源に接続される。AC/DC変換器は、様々な異なる電圧源に自動的に適合するように構成され得る。そのような変換器は、電気分野で知られており、例えば、携帯電話又はラップトップコンピュータなどの他の電気器具などの中で、或いはこれらの器具のために見出され得る。AC/DC変換器は、電源からのAC電力供給を、一般的には2〜30VDCの範囲、例えば3、5、6、10、12、15、18、20又は24VDCのDC電圧へと変換するようになっている。
AC/DC変換器は、ヒータ1’’’の外部の機能ユニットF1、F2、F3と、コントローラ62、メモリチップ63、及びクロック64を支持するプリント回路基板(PCB)を含む制御ユニット61とに対して接続される。制御ユニット61は、一連の信号ライン65を介して機能ユニットF1、F2、F3に接続されるとともに、レジスタR1、R2の給電及び機能ユニットの動作を制御するための一対の電力制御スイッチ71に接続される。一般に、機能ユニットF1、F2、F3は、水などの液体を液体源、特にリザーバから、レジスタR1、R2を支持するヒータ本体(図示せず)を介して循環させるためのポンプと、ユーザ入力/出力インタフェースモジュールと、流量計、温度センサなどのセンサ装置とを含む。また、AC/DC変換器は、電源の実際の特性に合わせて電力スイッチ71の制御を調整するために信号ライン65を介して制御ユニット61に接続される電圧計又は電流計を含んでもよい。また、電力スイッチ71は、レジスタR1、R2の接続構成及び/又は該レジスタのオーム値に不適切な電源の電圧が検出される場合に安全スイッチとしての機能を果たしてもよい。
1…ヒータ、1a,1b…電気ヒータコネクタ、1c,1d…電気コネクタ、2…接続装置、2a,2b,2c,2d,2e,2f,2g,2h…コネクタソケット、3a…プラグコネクタ、4…電気ケーブル、4a,4b…コンセント電源、5…マスタースイッチ、6…低電圧回路、7…電力調整スイッチ、11…電気導体、12…オンデマンドヒータ、21…電気導体、21’’…ループ、61…制御ユニット、62…コントローラ、63…メモリチップ、64…クロック、65…信号ライン、71…電力制御スイッチ。

Claims (15)

  1. 加熱される水などの液体を収容するための加熱チャンバと、該加熱チャンバと熱的に接続する発熱レジスタなどの複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)と、該複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)に接続される複数の電気ヒータ導体(11)を有するヒータコネクタ(1a)とを含むヒータ(1、1’、1’’、1’’’)と、
    前記ヒータコネクタ(1a)の複数の導体(11)に接続するための複数の導体(21)を有するソケットなどの第1の出力コネクタ(2a)と、第1の電圧レベルをもった第1の電源の第1の標準コネクタ(4a)に接続するための第1のプラグなどの第1の入力コネクタ(3a)とを含む第1の接続装置(2)と、
    前記ヒータコネクタ(1a)の複数の導体(11)に接続するための複数の導体(21)を有するソケットなどの第2の出力コネクタ(2b)と、第2の電圧レベルをもった第2の電源の第2の標準コネクタ(4b)に接続するための第2のプラグなどの第2の入力コネクタ(3b)とを含む第2の接続装置(2)と、
    の組合せであって、
    前記第2の入力コネクタ(3b)、前記標準コネクタ(4b)、及び前記電圧レベルが、前記第1の入力コネクタ(3a)、前記標準コネクタ(4a)、及び前記電圧レベルのそれぞれと異なる、該組合せにおいて、
    前記第1の出力コネクタ(2a)の複数の導体(21)が前記第1の接続装置内で第1の接続構成を有し、前記第2の出力コネクタ(2b)の複数の第2の電気導体(21)が前記第2の接続装置内で前記第1の接続構成と異なる第2の接続構成を有し、前記複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)のうちの少なくとも2つが、
    前記第1の電圧レベルをもった前記第1の電源への前記第1の接続装置を介した前記第1の接続構成で給電されるように、
    前記第2の電圧レベルをもった前記第2の電源への前記第2の接続装置を介した前記第2の接続構成で給電されるように、
    前記第1の電気導体(11)に接続される、
    ことを特徴とする組合せ。
  2. 前記ヒータの前記複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)が、前記第1の接続装置を介して前記第1の電圧レベルをもった前記第1の電源に接続されるかどうか、又は前記第2の接続装置を介して前記第2の電圧レベルをもった前記第2の電源に接続されるかどうかにかかわらず、略一定の公称電力を有する、請求項1に記載の組合せ。
  3. 前記第1の入力コネクタ(3a)が前記第2の標準コネクタ(4b)と適合せず、前記第2の入力コネクタ(3b)が前記第1の標準コネクタ(4a)と適合しない、請求項1又は2に記載の組合せ。
  4. 前記接続装置の接続構成が永久的であって、ユーザにより変更できない、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組合せ。
  5. 前記電気的構成が、個別給電構成、並列給電構成、直列給電構成、スター型構成、及びデルタ型構成、並びにこれらの組み合わせから選択される前記少なくとも2つの発熱素子(R1、R2、R3)の1つ以上の構成を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組合せ。
  6. 1つ以上の回路ブレーカ、過電圧ヒューズ、又は電気安全スイッチ(7、71)を備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組合せ。
  7. 前記ヒータ電気コネクタ(1a、1b、1d)が、低電圧ユニット(6)に接続される電気導体(11)、特に、低電圧回路に給電するために該電気導体に接続されるAC/DC変換器と関連付けられるユニットに接続される電気導体(11)を備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の組合せ。
  8. 液体を収容するための前記加熱チャンバが、インライン加熱チャンバであり、特に、加熱される循環液体を案内するための加熱導管を備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組合せ。
  9. 液体を収容するための前記加熱チャンバが、内部に蓄積される液体のバッチを加熱するための加熱リザーバである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組合せ。
  10. 前記ヒータ(1、1’、1’’、1’’’)を含む飲料生成機を備え、前記飲料生成機及び前記ヒータが前記接続装置のうちの1つを介して電源に接続可能である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の組合せ。
  11. 前記接続装置(2)の前記出力コネクタ(2a、2b)が前記ヒータコネクタ(1a)に対して取り外し可能に接続できる、請求項1〜10のいずれか一項に記載の組合せ。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)を有するヒータ(1、1’、1’’、1’’’)との組み合わせに適する2つの接続装置(2)のセットであって、
    ヒータコネクタ(1a)の複数の導体(11)に接続するための複数の導体(21)を有する第1の出力コネクタ(2a)と、第1の電圧レベルをもった第1の電源の第1の標準コネクタ(4a)に接続するための第1の入力コネクタ(3a)と、を含む第1の接続装置(2)と、
    ヒータコネクタ(1a)の複数の導体(11)に接続するための複数の導体(21)を有する第2の出力コネクタ(2b)と、第2の電圧レベルをもった第2の電源の第2の標準コネクタ(4b)に接続するための第2の入力コネクタ(3b)と、を含む第2の接続装置(2)と、
    を備え、
    前記第2の入力コネクタ(3b)、前記標準コネクタ(4b)、及び前記電圧レベルが、前記第1の入力コネクタ(3a)、前記標準コネクタ(4a)、及び前記電圧レベルのそれぞれと異なる、該セットにおいて、
    前記第1の出力コネクタ(2a)の前記複数の第2の電気導体(21)が前記第1の接続装置内で第1の接続構成を有し、前記第2の出力コネクタ(2b)の前記複数の第2の電気導体(21)が前記第2の接続装置内で前記第1の接続構成と異なる第2の接続構成を有し、
    前記接続構成は、前記複数の第1の電気導体(11)に接続される前記複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)のうちの少なくとも2つが、
    前記第1の電圧レベルをもった前記第1の電源への前記第1の接続装置を介した前記第1の接続構成で給電されるように、
    前記第2の電圧レベルをもった前記第2の電源への前記第2の接続装置を介した前記第2の接続構成で給電されるように、
    構成される
    ことを特徴とするセット。
  13. 液体食品機又は飲料機のための加熱装置(1、1’、1’’、1’’’)と、該加熱装置を異なる電源に接続するための複数の異なる接続装置(2)との組合せであって、
    前記加熱装置が、
    加熱される水などの液体を収容するための加熱チャンバと、
    前記加熱チャンバと熱的に接続する複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)と、
    前記複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)に接続される複数のヒータ電気導体(11)を有するヒータ電気コネクタ(1a〜1d)と、
    を備え、
    前記各接続装置が、
    前記複数のヒータ電気導体(11)に接続できる複数の電気導体(21)を有する出力コネクタ(2a〜2i)と、
    特定の公称国内用電圧レベルを有する領域の電圧源のソケットなどの標準電源コネクタ(4a、4b)に接続できるように構成されたプラグなどの入力コネクタ(3a、3b)と、
    を備え、
    異なる接続装置(2)が、対応する異なる電圧レベルをもった異なる電圧源の異なる標準電源コネクタ(4a、4b)に専用の異なる電源コネクタ(3a、3b)を有する、該組合せにおいて、
    前記複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)のうちの少なくとも2つが、前記各接続装置(2)の複数の導体(21)の電気的構成によって決まる少なくとも2つの接続構成で給電されるように前記複数のヒータ導体(11)に接続され、前記各接続装置の電気的構成は、それぞれの異なる電圧源の電源コネクタ(4a、4b)に専用の電源コネクタ(3a、3b)に適合されている、
    ことを特徴とする組合せ。
  14. 液体食品機又は飲料機のための加熱装置(1、1’、1’’、1’’’)と、該加熱装置を専用の電源に直接に接続するための接続装置(2)との組合せであって、
    前記加熱装置が、
    加熱される水などの液体を収容するための加熱チャンバと、
    前記加熱チャンバと熱的に接続する複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)と、
    前記複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)に接続される複数の電気導体(11)を有するヒータコネクタ(1a〜1d)と、
    を備え、
    前記接続装置は、
    前記ヒータの前記複数の電気導体(11)に対してユーザにより取り外し可能に接続できる複数の電気導体(21)を有する出力コネクタ(2a〜2i)と、
    特定の公称国内用電圧レベルを有する領域の電圧源のソケットなどの標準電源コネクタ(4a、4b)に直接に接続できるように構成されたプラグなどの入力コネクタ(3a、3b)と、
    を備える、該組合せにおいて、
    前記複数の電気発熱素子(R1、R2、R3)のうちの少なくとも2つが、前記接続装置(2)の複数の導体(21)の電気的構成によって決まる接続構成で給電されるように前記複数のヒータ導体(11)に接続され、前記接続装置の前記電気的構成が、永久的であってユーザにより変更できなく、前記電圧源の前記電源コネクタ(4a、4b)に専用の電源コネクタ(3a、3b)に適合されている、
    ことを特徴とする組合せ。
  15. 前記ヒータの前記複数の電気導体(11)に接続できる複数の電気導体(21)を有する出力コネクタ(2a〜2i)と、
    特定の公称国内用電圧レベルを有する領域の電圧源のソケットなどの標準電源コネクタ(4a、4b)に直接に接続できるように構成されたプラグなどの入力コネクタ(3a、3b)と、
    異なる電圧レベルをもった更なる電源に対して前記複数の発熱素子(R1、R2、R3)を接続するための接続構成と、
    を有する更なる接続装置(2)を備え、
    前記接続装置(2)が異なる電気的構成を有し、異なる入力コネクタ(3a、3b)が、対応する異なる電圧レベルをもった異なる電圧源の異なる標準電源コネクタ(4a、4b)に直接に接続するために専用のものである、
    請求項14に記載の組合せ。
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