JP2010198423A - 文書作成装置及び該文書作成装置におけるファイル管理方法と、該ファイル管理方法を実行させるためのプログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

文書作成装置及び該文書作成装置におけるファイル管理方法と、該ファイル管理方法を実行させるためのプログラムが記憶された記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】備える印刷手段では印刷できない用紙サイズの文章を編集可能とする共に、編集した文章を外部機器で印刷させることができる文書作成装置を提供する。
【解決手段】文書作成装置は、2L判以下の印刷用紙に印刷を実行する印刷機構としての印刷手段と、該印刷手段で印刷できない2L判を越える用紙サイズのテキストファイルも編集可能とされる文書編集手段と、テキストファイルの頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成手段と、テキストファイル及び印刷用データファイルを可搬型記憶媒体に記憶させるテキスト情報保存手段と、を備え、文書編集手段で編集したテキストファイルの内容を印刷用データファイルとして可搬型記憶媒体に記憶させることにより、外部の印刷機器でテキストファイルの内容を印刷可能としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷手段及び文書編集手段を備え、この印刷手段で印刷できない用紙サイズの文書も文書編集手段で編集可能とする文書作成装置に関し、更に、この文書作成装置で作成されたテキストファイルと印刷用データファイルとを関連付けて管理するファイル管理方法や、該ファイル管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶された記憶媒体に関する。
特開平7−210270号公報(特許文献1)に示すように、入力手段と印刷手段を有し、入力手段によって文書を編集する文書編集機能と、印刷手段によって編集した文書を印刷する印刷機能とを備えることにより、1台で編集から印刷までを可能とした文書作成装置がある。
このような文書作成装置の中で、近年、デジタルカメラ等の普及に伴い、葉書やL判、2L判程度の小さな用紙に印刷を行なう機能を有した文書作成装置が提案及び発売されている。この2L判程度の小さな印刷用紙に印刷が可能とされた文書作成装置は、住所録等が記憶されていることにより自動で葉書の宛名が印刷できたり、デジタルカメラ等と接続することにより自動で写真を印刷することができたり、或いは、葉書に画像を貼付けて印刷したりといったような、葉書や写真を印刷する上で非常に便利な装置である。
特開平7−210270号公報
上述したような文書作成装置では、印刷が可能な用紙サイズが比較的小さめ(2L判迄等)に設定されており、A4やB5等の一般に文章を印刷する用紙として用いられるサイズの用紙に印刷を実行することはできない。よって、文書作成装置でも印刷用紙の制約により文書編集が可能な用紙サイズも制限されていた。
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、印刷手段を備え該印刷手段では印刷できない用紙サイズの文章を編集可能とすると共に、編集した文章を外部機器で印刷させることができる文書作成装置と、該文書作成装置で作成されたテキストファイルと印刷用データファイルを関連づけて管理するファイル管理方法と、該ファイル管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶された記憶媒体と、を提供することを目的としている。
本発明の文書作成装置は、葉書や写真用の印刷用紙に印刷を実行する印刷手段と、該印刷手段で印刷できない大きさとされた用紙サイズのテキストファイルも編集可能とされる文書編集手段と、前記テキストファイルの頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成手段と、前記テキストファイル及び印刷用データファイルを着脱可能な可搬型記憶媒体に記憶させるテキスト情報保存手段と、を備え、前記文書編集手段で編集したテキストファイルの内容を印刷用データファイルとして可搬型記憶媒体に記憶させることにより、外部の印刷機器で前記テキストファイルの内容を印刷可能としたことを特徴とする。
又、前記印刷用データファイル作成手段は、JPEGファイルとして前記印刷用データファイルを作成することを特徴とする。
更に、前記テキスト情報保存手段は、前記可搬型記憶媒体にDCF規格に従うフォルダ構成を作成し、前記印刷用データファイル作成手段が作成した前記印刷用データファイルを前記DCF規格におけるデジタルカメラ等の画像ファイルを格納するフォルダが位置する階層と同一階層のフォルダにまとめて格納することを特徴とする。
そして、本発明の文書作成装置は、前記テキストファイルと前記印刷用データファイルを対応させて管理する管理ファイルを作成する管理ファイル作成手段を備え、該管理ファイルは、前記可搬型記憶媒体に記憶されている前記テキストファイルの数、該テキストファイルの表示名、該テキストファイル名、該テキストファイルに対応した印刷用データファイル名、該テキストファイルに対応する前記印刷用データファイルの数、の情報を記録可能としていることを特徴とする。
又、前記テキスト情報保存手段は、前記テキストファイルと前記管理ファイルを前記DCF規格のフォルダ構成におけるROOTフォルダの直下に位置するフォルダ内にまとめて格納することを特徴とする。
更に、本発明の文書作成装置は、前記テキストファイルと対応する印刷用データファイルをサムネイル表示する場合のサムネイル画像を作成するサムネイル画像作成手段を備え、該サムネイル画像作成手段は、前記印刷用データファイルのサムネイル画像を作成する場合において、所定の前記印刷用データファイルの縮小画像と、前記管理ファイルが管理している該印刷用データファイルの表示名と、前記テキストファイルにおける頁数と、が同時に表示されるサムネイル画像を作成することを特徴とする。
又、本発明の文書作成装置は、所定の前記テキストファイルに対応する前記印刷用データファイルを自動で印刷させるためのDPOFに対応した自動印刷ファイルを作成する自動印刷ファイル作成手段を備え、該自動印刷ファイル作成手段は、作成した自動印刷ファイルを前記可搬型記憶媒体における前記ROOTフォルダの直下に位置するフォルダであって、前記テキストファイルや管理ファイルが格納されたフォルダとは異なるフォルダ内に格納することを特徴とする。
又、本発明のファイル管理方法では、テキストファイルの保存指示に応じて、編集したテキストファイルを可搬型記憶媒体に保存させるテキストファイル保存処理と、該テキストファイルから頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成処理と、作成した印刷用データファイルを前記テキストファイルと共に前記可搬型記憶媒体に保存させる印刷用データファイル保存処理と、を自動で行なうことを特徴とする。
更に、本発明のファイル管理方法では、前記テキストファイルが新規なファイルの場合、該テキストファイルの表示名の入力を受け付けるファイル名入力処理を行い、その後、前記テキストファイル保存処理を行なうことを特徴とする。
又、本発明のファイル管理方法では、前記テキストファイル保存処理において、前記可搬型記憶媒体に記憶された既存のデータに上書き保存するとき、前記テキストファイルの上書き保存処理と合わせ、前記テキストファイルと対応する既存の印刷用データファイルを全て削除する印刷用データファイル削除処理を行なった後、前記印刷用データファイル作成処理を行なうことを特徴とする。
そして、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、テキストファイルの保存指示に応じて、編集したテキストファイルを可搬型記憶媒体に保存させるテキストファイル保存処理と、該テキストファイルから頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成処理と、作成した印刷用データファイルを前記テキストファイルと共に前記可搬型記憶媒体に保存させる印刷用データファイル保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする。
又、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記テキストファイルが新規なファイルの場合、該テキストファイルの表示名の入力を受け付けるファイル名入力処理を行い、その後、前記テキストファイル保存処理を行なうことを実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする。
更に、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記テキストファイル保存処理において、前記可搬型記憶媒体に記憶された既存のデータに上書き保存するとき、前記テキストファイルの上書き保存処理と合わせ、前記テキストファイルと対応する既存の印刷用データファイルを全て削除する印刷用データファイル削除処理を行なった後、前記印刷用データファイル作成処理を行なうことを実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする。
本発明によれば、印刷手段を備え該印刷手段では印刷できない用紙サイズの文章を編集可能とすると共に、編集した文章を外部機器で印刷させることができる文書作成装置と、該文書作成装置で作成されたテキストファイルと印刷用データファイルを関連づけて管理するファイル管理方法と、該ファイル管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが記憶された記憶媒体と、を提供できる。
本発明の実施例に係る文書作成装置の斜視図である。 本発明の実施例に係る文書作成装置の断面模式図である。 本発明の実施例に係る文書作成装置の機能ブロック図である。 本発明の実施例に係る文書作成装置で文書を編集する場合の制御フロ−を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る文書作成装置の表示手段に表示される画像の例を示す参考図である。 本発明の実施例に係る文書作成装置の表示手段に表示される画像の例を示す参考図である。 本発明の実施例に係る文書作成装置が備えるテキスト情報保存手段が可搬型記憶媒体にファイルを保存する場合の可搬型記憶媒体におけるフォルダ構成を示す参考図である。 本発明の実施例に係る文書作成装置の管理ファイル内の情報を示す表と、ファイル管理機能を説明する表である。 従来のサムネイル画像及び本発明の実施例に係る文書作成装置で作成したサムネイル画像を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について述べる。文書作成装置1は、2L判(127mm×178mm)以下の印刷用紙10に印刷を実行する印刷機構47としての印刷手段55と、該印刷手段55で印刷できない2L判を越える用紙サイズのテキストファイルも編集可能とされる文書編集手段と、テキストファイルの頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成手段と、テキストファイル及び印刷用データファイルを可搬型記憶媒体に記憶させるテキスト情報保存手段と、を備える。
そして、文書作成装置1は、文書編集手段で編集したテキストファイルの内容を印刷用データファイルとして文書作成装置1に着脱可能な可搬型記憶媒体に記憶させることにより、外部の印刷機器でテキストファイルの内容を印刷可能としている。
又、印刷用データファイル作成手段は、JPEGファイルとしてつまり画像ファイルとして印刷用データファイルを作成し、テキスト情報保存手段は、可搬型記憶媒体にDCF規格に従うフォルダ構成を作成し、印刷用データファイル作成手段が作成した印刷用データファイルをDCF規格におけるデジタルカメラ等の画像ファイルを格納するフォルダと同一階層のフォルダ内にまとめて格納する。
そして、文書作成装置1は、テキストファイルと印刷用データファイルを対応させて管理する管理ファイルを作成する管理ファイル作成手段を備え、該管理ファイルには、可搬型記憶媒体に記憶されているテキストファイルの数、該テキストファイルの表示名、該テキストファイル名、該テキストファイルに対応した印刷用データファイル名、該テキストファイルに対応する印刷用データファイルの数、の情報が対応付けて記録されている。つまり、使用者は、表示名のみを気にしながら編集作業を行なえばよく、表示名に対応するテキストファイルや印刷用データファイルの管理は管理ファイルを用いて自動的に行なわれる。
又、テキスト情報保存手段は、テキストファイルと管理ファイルをDCF規格におけるROOTフォルダの直下に位置するフォルダにまとめて格納する。
更に、文書作成装置1は、テキストファイルと対応する印刷用データファイルをサムネイル表示する場合のサムネイル画像を作成するサムネイル画像作成手段を備え、該サムネイル画像作成手段は、印刷用データファイルのサムネイル画像を作成する場合において、所定の印刷用データファイルの縮小画像と、管理ファイルが管理している該印刷用データファイルの表示名と、テキストファイルにおける頁数と、が同時に表示されるサムネイル画像を作成する。
又、文書作成装置1は、所定のテキストファイルに対応する印刷用データファイルを自動で印刷させるための自動印刷ファイルを作成するDPOF作成手段を備え、該DPOF作成手段は、作成した自動印刷ファイルを可搬型記憶媒体におけるROOTフォルダの直下に位置するテキストファイルと管理ファイルが格納されたフォルダとは異なるフォルダに格納する。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳説する。図1は、本発明の実施例に係る文書作成装置1の外観斜視図であり、図2は、文書作成装置1の側面断面模式図である。文書作成装置1は、葉書(100×148mm)やL判(89×127mm)、2L判(178×127mm)等の比較的小さな印刷用紙10に印刷を実行する装置であり、住所録を作成する機能や、住所録から自動で葉書に宛名書をする機能や、デジタルカメラで撮影した写真画像を取込み写真として印刷する機能や、文章を編集する機能、取込んだ画像と文章とを組み合わせて葉書に印刷する機能等、様々な機能を有している。
この文書作成装置1は、図1に示すように、箱形の筐体2を備え、筐体2の前方には入力手段としてのキーボード3が配置されている。このキーボード3は、筐体2の前方下端近傍に回動可能に装着されており、使用状態では図1に示したように前方に倒され、使用しない場合には筐体2の前面と対向した状態で収納されている。
筐体2の前面には、印刷用紙10が排出される排紙口5やメモリーカード等の可搬型記憶媒体を挿入可能な記憶媒体挿入口6が形成されている。そして、印刷が完了した葉書や写真等の印刷用紙10が排紙口5から排紙され、メモリーカード等の着脱可能な可搬型記憶媒体が記憶媒体挿入口6に挿入されることにより、デジタルカメラで撮影された写真の画像データや、パーソナルコンピュータで編集された文章等の編集データを文書作成装置1に取り込み可能とされると共に、文書作成装置1で編集したデータをメモリーカード等に保存可能とされている。
又、筐体2の上面には、表示手段とされる液晶等の表示部8が配置され、この表示部8は筐体2の正面方向に回動可能とされている。この表示部8は、キーボード3からの入力信号に対応して画面上に入力内容が表示される、或いは、各種の設定に必要なメニュー画面が表示される、又は、デジタルカメラから取り込んだ写真画像が表示される等、文書作成装置1で必要とする各種のデータが表示される。この表示部8は、タッチパネルとして構成されることもあり、タッチパネルとして構成することによりキーボード3を使用せずとも表示部8上で簡単な入力操作が可能となる。
更に、筐体2の上部には、筐体2の後方側から筐体2の上方までの間を回動可能な取っ手15が装着されている。この取っ手15は、略コ字状に形成され、文書作成装置1を持ち運ぶ場合等に把持される。
そして、図2に示すように、筐体2の背面に開口する空腔部16を有し、この空腔部16の開口を塞ぐように給紙トレイ18が配置されている。この給紙トレイ18は、筐体2の後方であって下方近傍位置に軸着されており、前後方向に回動可能とされ、印刷用紙10を複数枚重ねて収容することができるようになっている。
又、給紙トレイ18の内側であって上方位置には、給紙トレイ18に収容された印刷用紙10を1枚ずつ下方に送り出すピックアップローラ19が配置されている。又、給紙トレイ18の下端近傍には、ピックアップローラ19によって下方に送り出された印刷用紙10を筐体2の排紙口5方向へと搬送する搬送ローラ20a,20bが配置されている。更に、筐体2の内部であって搬送ローラ20a,20bの前方近傍には、印刷手段とされる印刷ヘッド21が配置されている。更に、筐体2の内部であって印刷ヘッド21の前方には、印刷を完了した印刷用紙10を排紙口5から排出する排紙ローラ22a,22bが配置されている。この搬送ローラ20aと排紙ローラ22aは、図示しないステッピングモータによって回転を制御されて、所定速度で印刷用紙10を搬送している。尚、ピックアップローラ19と、搬送ローラ20a,20bと、排紙ローラ22a,22bは、文書作成装置1における搬送手段として機能している。
印刷手段とされる印刷ヘッド21は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の各色インクを吐出する夫々のノズルを有するインクジェット方式の印刷ヘッド21とされ、ノズルから各色を印刷用紙10に噴射することにより印刷を実行する。尚、インクジェット方式の印刷ヘッド21について述べたが、本発明がインクジェット方式に限定されるわけではない。
そして、給紙トレイ18に収容された印刷用紙10は、ピックアップローラ19によって前方に位置する印刷用紙10から順に下方に送り出され、搬送ローラ20a,20bとの間に挟み込まれた状態で印刷ヘッド21の下方に繰り出され、印刷が完了後、排紙ローラ22a,22bの間に挟み込まれて排紙口5から外部へと排出される。
次に、本実施例の文書作成装置1の制御回路について述べる。図3は、文書作成装置1の機能回路ブロック図である。この文書作成装置1は、図3に示すように、制御手段とするCPU41と、ROM51やRAM52等の記憶手段42と、表示手段44と、入力手段45と、記憶媒体スロット46と、印刷機構47と、を備える。
CPU41は、入力手段45からのキー操作信号に応じて、又は、自動で、ROM51に予め記憶されているシステムプログラム、メモリーカードに記憶された制御プログラム等を起動させ、RAM52をワークメモリとして回路各部の動作を制御する。又、記憶媒体スロット46で可搬型記憶媒体から取込んだ画像データをRAM52に記憶させる処理や、記憶媒体スロット46で取込んだDPOF(Digital Print Order Format)データに従って印刷機構47に印刷を実行させる制御や、取込んだExif(Exchangeable image file format)規格の情報に従って表示手段44に画像やサムネイル画像を表示させる制御や、編集データをDCF(Design rule for Camera File System)規格に従って記憶媒体スロット46に挿入された可搬型記憶媒体に記憶させる処理等を行なう。
尚、DPOFとは、撮影した画像を印刷装置等で自動で印刷できるようにする情報等が保存されたフォーマットであり、このDPOFによって自動印刷ファイルを作成すると、この自動印刷ファイルを備えるメモリーカード等を印刷装置に挿入するだけで自動印刷が可能となる。又、Exifとは、デジタルカメラ用の画像ファイルの規格であり、画像についての情報や撮影日時などの付加情報や、サムネイル画像(縮小画像)を記録することができる規格である。更に、DCF規格とは、デジタルカメラ用の画像フォーマットであり、Exif規格を基本としたフォルダ構成や記録様式などを定義している。
記憶手段42としてのROM51は、文書編集時に使用する文字フォントや印刷の字体、編集する印刷用紙の規格情報、CPU41が各種手段を制御する場合の制御プログラム等が予め記憶されている。記憶手段42としてのRAM52は、入力手段45で入力された文字等の文書の編集情報をワークメモリとして記憶する処理や、表示手段44に表示されるパターンデータを記憶する処理等を行なう。
尚、記憶手段42として図示しないがハードディスク等の補助記憶装置も備えており、この補助記憶装置には作成した住所録や、編集した文書のテキストファイル、取込んだ画像データ等が記憶されている。
記憶媒体スロット46は、上述した記憶媒体挿入口6の内側に内蔵されており、記憶媒体挿入口6に挿入されたメモリーカード等の可搬型記憶媒体から情報を読み取る処理や、逆に、編集したテキストファイルや画像データ、印刷用データファイル、DPOF等の自動印刷ファイル等のデータを可搬型記憶媒体に記憶させる処理を行なう。
印刷機構47は、印刷手段55と搬送手段56から構成され、印刷手段55は、上述した印刷ヘッド21とされるものであって、印刷用紙10に印刷を実行する処理を行ない、搬送手段56は、上述したピックアップローラ19、搬送ローラ20a,20b、排紙ローラ22a,22b、ローラを回転させるステッピングモータによって構成され、印刷用紙10を搬送する処理を行なう。尚、印刷機構47は、2L判(178×127mm)以下のサイズの用紙に印刷が可能とされており、2L判を越えるサイズの印刷用紙10には印刷を実行できない。
そして、本実施例の文書作成装置1は、印刷機構47で印刷できない2L判を越える用紙サイズの文書を編集できる文書編集手段を有し、文書編集手段によって編集した文書の印刷用データファイルをメモリーカード等の可搬型記憶媒体に記憶させることにより、文書作成装置1では印刷できない用紙サイズの文書であっても、外部機器で印刷を可能とする機能を備えている。
以下、本実施例の文書作成装置1で文書を編集する場合の制御フローについて述べる。図4は、本実施例の文書作成装置1で文書を編集する場合の制御フローを示すフローチャートであり、図5及び図6は、表示手段44に表示される表示画面の例を示す図である。
文書作成装置1を起動した場合、制御手段は、使用者に編集する文書が新規なものか既存のものかを問い合わせる画面を表示手段44に表示させて、使用者の選択を判定する新規文書選択判定処理(ステップS101)を実行し、新規文書が選択された場合には、用紙サイズや書式の設定を行なう画面を表示手段44に表示させる初期設定画面表示処理(ステップS103)を実行する。又、初期設定画面表示処理(ステップS103)において、初期設定が完了すると、制御手段は、文書の入力や編集を行なう画面を表示手段44に表示させる編集画面表示処理(ステップS110)を実行し、使用者に文書の編集を実行させる。
又、新規文書選択判定処理(ステップS101)において、新規文書が選択されなかった場合、制御手段は、図5(a)に示すような、メモリーカード等の可搬型記憶媒体に記憶されている既存文書の表示名リストを表示手段44に表示させる文書選択画面表示処理(ステップS105)を実行し、図5(b)に示すように、所定の文書(図面においては「春の遠足」)が選択されて呼出が実行されると、選択された文書のテキストファイルを開くファイル呼出処理(ステップS107)を実行し、文書の入力や編集を行なう画面を表示手段44に表示させる編集画面表示処理(ステップS110)を行なう。
編集画面表示処理(ステップS110)の後、編集が終了すると(ステップS115)、制御手段は、可搬型記憶媒体に編集データであるテキストファイルを保存するか否かを確認する画面を表示手段44に表示させ、保存が選択されたか判定する保存選択判定処理(ステップS117)を実行し、保存が選択されない場合にはそのまま文書の編集を終了する。
保存選択判定処理(ステップS117)において保存が選択された場合、制御手段は、表示手段44に図6(a)に示すような新規ファイルとして保存するか、既存のファイルに上書きするかを選択させる新規ファイル判定処理(ステップS120)を実行し、新規ファイルが選択された場合、図6(b)に示すような新しいファイルの表示名を入力させる表示画面を表示させる表示名入力画面表示処理(ステップS123)を実行する。
表示名入力画面表示処理(ステップS123)において、表示名の入力が完了し図6(b)に示す「確定」が入力されると、制御手段は、テキスト情報保存手段として、テキストファイルを可搬型記憶媒体に保存させるテキストファイル保存処理(ステップS125)を実行する。更に、制御手段は、印刷用データファイル作成手段として、テキストファイルから頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成処理(ステップS127)を実行し、再びテキスト情報保存手段として、印刷用データファイルを可搬型記憶媒体に保存させる印刷用データファイル保存処理(ステップS130)を実行する。
この印刷用データファイルは、画像データであるJPEG(Joint Photographic Experts Group)のファイルとして作成され、JPEGファイルであるためテキストファイルの頁数に応じてファイル数が変化する。例えば、テキストファイルの頁数が5枚であれば、5つの印刷用データファイルが作成されることとなる。
そして、上述した新規ファイル判定処理(ステップS120)において図6(c)に示すように可搬型記憶媒体に記憶された既存のファイルが選択された場合、制御手段は、図6(d)に示すように上書き保存をしてもよいか確認する画面を表示手段44に表示させる上書き保存確認画面表示処理(ステップS150)を実行し、「はい」が選択されると、テキスト情報保存手段として、テキストファイル上書き保存処理(ステップS153)を実行する。
テキストファイル上書き保存処理(ステップS153)を実行すると、制御手段は、上書き保存されたテキストファイルと対応する可搬型記憶媒体に記憶されていた印刷用データファイルを全削除する印刷用データファイル削除処理(ステップS155)を実行し、印刷用データファイル作成手段として、編集後のテキストファイルに対応した印刷用データファイルを新たに作成する印刷用データファイル作成処理(ステップS127)を実行し、テキスト情報保存手段として、作成した印刷用データファイルを可搬型記憶媒体に保存させる印刷用データファイル保存処理(ステップS130)を実行する。
このように本実施例の文書作成装置1は、編集した文書のテキストファイルを保存すると、自動的に可搬型記憶媒体に印刷用データファイルも記憶させる構成とされており、使用者としては、テキストファイルの編集を行い、保存するという動作をしただけであるが、文書作成装置1がテキストファイルから印刷用データファイルも自動で作成し、更に、可搬型記憶媒体に自動で保存することにより該可搬型記憶媒体を外部機器に装着して印刷用データファイルを取込むことにより印刷が実行できるようになる。
そして、本実施例の文書作成装置1は、テキストファイルを編集するだけで自動的に印刷用データファイルが作成されるという機能を実現させるために、複数のファイルを管理ファイルで管理しており、この管理ファイルを作成する管理ファイル作成手段を有している。
図7は、文書作成装置1でメモリーカード等の可搬型記憶媒体にデータを記憶させる場合のデータ構成を示す図である。図7に示すように、文書作成装置1のテキスト情報保存手段は、可搬型記憶媒体にDCF規格に従ってファイルを保存している。具体的にDCF規格のフォルダ構成を述べると、最上層に「ROOT」フォルダがあり、この「ROOT」フォルダの下に「DCIM」フォルダと、DPOFのファイルが格納される「MISC」フォルダと、テキストファイル等が保存される「FGHIJ」フォルダがある。そして、テキスト情報保存手段は、このフォルダ構成が可搬型記憶媒体内に既に存在する場合には、これらのフォルダ内にファイルを保存し、可搬型記憶媒体内にこれらのフォルダ構成が一切無い場合、或いは、「FGHIJ」フォルダのみ無い場合等においては、可搬型記憶媒体内に上述したフォルダ構成を構築してファイルを保存する。
又、このDCIMフォルダには、デジタルカメラで撮影された画像ファイルのフォルダである「100ABCDE」フォルダと、文書作成装置1で保存するJPEGファイルである印刷用データファイルを記憶する「102FGHI」フォルダと、がある。尚、「100ABCDE」フォルダ内の画像ファイルは、例えば、文書の編集において写真を貼付けた場合等に用いる画像ファイルが保存されている。
更に、「102FGHI」フォルダ内には、文書作成装置1で作成された全ての印刷用データファイルが格納されている。又、「102FGHI」フォルダにおける印刷用データファイルのファイル名は、文書作成装置1で記録したことの判別ができるように連続したファイル名で保存されており、本実施例においては、「fghi0001.jpg」「fghi0002.jpg」等のファイル名とされている。つまり、文書作成装置1で作成された印刷用データファイルは、デジタルカメラ等で撮影した画像ファイルが格納されるフォルダと同一階層のフォルダに格納されている。
又、「FGHIJ」フォルダ内には、この文書作成装置1で作成保存したテキストファイルである「text001.cso」「text002.cso」と、管理ファイル「filename.cso」等がまとめて保存されている。尚、本実施例で使用しているフォルダ名やファイル名は、発明を構成しているものではなく、管理用ファイルが管理することができる限り、どのような名称としてもよいが、文書作成装置1が生成したフォルダ又はファイルであることが明確となる名称が好適である。本実施例ではフォルダ名として、「102FGHI」「FGHIJ」といったフォルダ名を利用しているが、文書作成装置1の商品名と同一の名称、或いは、略同一の名称でフォルダを作成することにより文書作成装置1で作成されたフォルダであることが明確となるため好適である。又、「ROOT」「MISC」「DCIM」という名称は、DCF規格やDPOFのフォルダ構成で利用される一般的な名称である。
このように、文書作成装置1のテキスト情報保存手段は、DCF規格に従ってファイルの保存を行なうが、文書作成装置1の印刷用データファイル作成手段が作成した印刷用データファイルは、一つのテキストファイルに対して複数ファイルとなる場合が多く、又、テキストファイルの名称と印刷用データファイルの名称も関連性がないため、関連づけるように管理する必要がある。
そこで、文書作成装置1の管理ファイルには、図8(a)の表に示すように、可搬型記憶媒体に記憶されている文書の数、表示名、テキストファイルの名称、印刷用データファイルの名称、印刷用データファイル数、作成日、の情報が関連付けされた状態で記憶されている。つまり、可搬型記憶媒体に記憶されているテキストファイルの数は「5」であり、「春の遠足」という表示名に対応するテキストファイル名は「text.cso」であり、印刷用データファイル名は「fghi0001.jpg」から始まり、印刷用データファイルの数は「4」であり、作成日は「08年5月20日」であることが分る。
よって、文書作成装置1は、この管理ファイルの情報を利用することで、使用者の操作画面では1つの表示名のみを記憶しておき操作するだけでよい状況とすることができ、保存や削除などのファイル管理機能の操作に際して、使用者には複数のファイルを操作していることを意識させずに複雑なファイル構成を持つ文書データを簡単に操作可能としている。
図8(b)は、このファイル管理機能の内容を表にした図である。つまり、編集した文書を「新規保存」する場合、テキストファイルと印刷用データファイルを共に可搬型記憶媒体に保存して管理ファイルの内容を更新する処理を行なう。編集した文書を既存のテキストファイルに「上書き保存」する場合、テキストファイルに対しては上書き保存となるが、印刷用データファイルに関してはページ数の変動等が発生するため、旧文書の印刷用データファイルを全て削除し、改めて印刷用データファイルを各ページ分作成して保存し、管理ファイルの情報を更新する処理を行なう。表示名リストのファイルを「削除」する場合、削除する表示名と対応するテキストファイル及び印刷用データファイルを合わせて削除し、管理ファイルの情報を更新する処理を行なう。表示名の「名称変更」をする場合、可搬型記憶媒体内のテキストファイル名や印刷用データファイル名は影響を受けないため、管理ファイル内の表示名だけ変更する処理を行なう。「一覧表示」の場合、管理ファイルを開くだけであるため内容の変更は行なわない。
このように、管理ファイルを利用して複数のファイルを管理することにより、使用者が文書を編集した後に外部機器で印刷を実行する場合、編集したテキストファイルだけでなく、印刷用データファイル等を手動で作成していくといった面倒な作業をせずとも、自動で可搬型記憶媒体に外部機器で印刷するのに必要なファイルを作成保存できるため、容易に外部機器で印刷を実行することができることとなる。
しかし、自動で可搬型記憶媒体に印刷用データファイルを作成保存するという機能は非常に便利であるが、外部機器で可搬型記憶媒体から印刷用データファイルを取込んだ場合、印刷用データファイルはJPEGファイルであるため、サムネイル画像を見ただけでは、どの印刷用データファイルがどの表示名のテキストファイルと対応し、且つ、テキストファイルの何頁目の画像であるかを判別することが困難となる。
このため、本実施例の文書作成装置1は、サムネイル画像に表示名及び文書の頁数を表示した画像をサムネイル画像として作成するサムネイル画像作成手段を有している。つまり、通常のサムネイル表示の場合、図9(a)に示すように、画像が文書であるため縮小画像では文字が小さく記載内容が分らない或いは分り難いことがあり、所望の画像を判別することが困難であるが、サムネイル画像作成手段が表示名及び文書の頁数を表示したサムネイル画像を作成するため、図9(b)に示すように、通常のサムネイル画像が表示名と頁数が大きく表示されたサムネイル画像となるため容易に所望の画像を選択することができる。
又、サムネイル画像作成手段が表示名及び文書の頁数を表示したサムネイル画像を作成した場合であっても、テキストファイルの頁数が多い場合や、テキストファイル数が多い場合には、印刷する画像を選択することが困難であったり、選択するのに時間がかかってしまったりすることがある。
よって、本実施例の文書作成装置1は、DPOFの自動印刷ファイルを作成する自動印刷ファイル作成手段を備えており、文書作成装置1で文書を編集した後、保存する場合に自動で編集したテキストファイルと対応する印刷用データファイルの自動印刷ファイルを作成し、可搬型記憶媒体内の「MISC」フォルダに該自動印刷ファイルを保存する。
このように自動印刷ファイルを自動で作成し、可搬型記憶媒体に保存することにより、可搬型記憶媒体を外部機器に挿入した場合に自動で印刷を実行させることができるようになり、使用者が複数の印刷用データファイルから所望のファイルを選択するという作業が必要なくなる。
尚、図4で述べた各処理や管理ファイルの処理は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記憶媒体に書き込んだ状態で各種装置に適用したり、通信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能である。このように所望の記憶媒体に本実施例で述べた各処理を記憶させ、他のコンピュータ等でプログラムを実行させることにより、本実施利の文書作成装置1を用いた場合と同様に印刷手段を有していない装置や、装備されている印刷手段では印刷できない用紙サイズのテキストファイルを印刷することができるようになる。
本実施例によれば、2L判を越える用紙サイズの印刷用紙には印刷ができない文書作成装置1において、印刷できない用紙サイズのテキストファイルも編集可能とされる文書編集手段と、該テキストファイルの頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成手段と、テキストファイル及び印刷用データファイルを可搬型記憶媒体に記憶させるテキスト情報保存手段と、を備えることにより、文書作成装置1では印刷できない用紙サイズの文書であっても、この用紙サイズを印刷でき、且つ、可搬型記憶媒体を読み取ることができる外部機器に印刷を実行させることができるため、文書作成装置1の用途を広げることができる。
又、印刷用データファイル作成手段がJPEGファイルとして印刷用データファイルを作成することにより、JPEGファイルは画像ファイルとして一般的に広く使用されている規格であるため、多くの外部機器に印刷を実行させることができる。
更に、テキスト情報保存手段が、可搬型記憶媒体にDCF規格に従うフォルダ構成を作成し、印刷用データファイルをDCF規格におけるデジタルカメラ等の画像ファイルを格納するフォルダが位置する階層と同一階層のフォルダにまとめて格納することとしたことにより、DCF規格は多くの印刷装置で用いられているため、可搬型記憶媒体を印刷装置等に挿入した場合に、デジタルカメラ等の画像ファイルを扱うことができる装置であれば、同一の要領で印刷用データファイルを取り扱うことができ、使用者の取り扱いが容易となる。
又、管理ファイルを作成する管理ファイル作成手段を備え、該管理ファイルは、可搬型記憶媒体に記憶されているテキストファイルの数と、該テキストファイルの表示名と、該テキストファイル名と、該テキストファイルに対応した印刷用データファイル名と、該テキストファイルに対応する印刷用データファイルの数と、の情報を管理しているため、例えばテキストファイルを開く場合には、使用者は任意の表示名を選択すればよく、又、保存する場合も任意の表示面を選択するか或いは新規に表示名を作成すればよく、使用者には表示名のみを見せた状態で、文書作成装置1の内部ではテキストファイルや複数の印刷用データファイル等を管理することができるようになり、使用者にとって使用しやすい文書作成装置1とすることができる。
そして、テキスト情報保存手段は、テキストファイルと管理ファイルをDCF規格のフォルダ構成におけるROOTフォルダの直下に位置するフォルダ内にまとめて格納する処理を行なうため、テキストファイル及び管理ファイルの位置が明確となる。
又、本実施例のファイル管理方法によれば、テキストファイルの保存指示に応じて、編集したテキストファイルを可搬型記憶媒体に保存させるテキストファイル保存処理と、該テキストファイルから頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成処理と、作成した印刷用データファイルを前記可搬型記憶媒体に保存させる印刷用データファイル保存処理と、を自動で行なうことにより、使用者はテキストファイルを編集するだけで、外部機器に印刷を実行させるための印刷用データファイルを自動で可搬型記憶媒体に記憶させることができるようになる。
又、テキストファイルが新規なファイルの場合、該テキストファイルの表示名を入力させるファイル名入力処理を行い、その後、前記テキストファイル保存処理を行なうことにより、使用者はテキストファイル名を記憶せずとも、打ち込んだ表示名のみを記憶しておけばよいため、「text001.cso」「text002.cso」といったテキストファイル名が並んでいる場合であっても、表示名から所望のテキストファイルを選択できるようになる。
更に、テキストファイル保存処理において、可搬型記憶媒体に記憶された既存のデータファイルに上書き保存を行なう場合、テキストファイルと対応する既存の印刷用データファイルを全て削除する印刷用データファイル削除処理を行なった後、前記印刷用データファイル作成処理を行なうこととしたため、テキストファイルの編集によって頁数が変化した場合、特に頁数が減ってしまった場合等に、不明なファイルを可搬型記憶媒体内に残してしまうという問題を無くすことができる。
尚、上述した実施例では、テキストファイルを編集した場合に常に可変型記憶媒体にテキストファイルや印刷用データファイルを保存する構成としているが、文書作成装置1で印刷ができない2L判を超えるサイズのテキストファイルが作成されたときのみ可変型記憶媒体にテキストファイルや印刷用データファイルを保存させる構成とすることもできる。
このように2L判を超えるサイズのテキストファイルが作成されたときのみ可変型記憶媒体にテキストファイルや印刷用データファイルを保存させることにより、文書作成装置1で印刷できる用紙サイズのテキストファイルに関しては、補助記憶装置等にテキストファイルや印刷用データファイルを記憶させておき、印刷を実行させる旨の指示が合った場合に直ちに印刷を実行することができる文書作成装置1を提供できる。
更に、本発明は、以上の実施例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
1 文書作成装置 2 筐体
3 キーボード 5 排紙口
6 記憶媒体挿入口 8 表示部
10 印刷用紙
15 取っ手 16 空腔部
18 給紙トレイ 19 ピックアップローラ
20a,20b 搬送ローラ 21 印刷ヘッド
22a,22b 排紙ローラ 41 CPU
44 表示手段 45 入力手段
46 記憶媒体スロット 47 印刷機構
51 ROM 52 RAM
55 印刷手段 56 搬送手段

Claims (13)

  1. 葉書や写真用の印刷用紙に印刷を実行する印刷手段と、
    該印刷手段で印刷できない大きさとされた用紙サイズのテキストファイルも編集可能とされる文書編集手段と、
    前記テキストファイルの頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成手段と、
    前記テキストファイル及び印刷用データファイルを着脱可能な可搬型記憶媒体に記憶させるテキスト情報保存手段と、を備え、
    前記文書編集手段で編集したテキストファイルの内容を印刷用データファイルとして可搬型記憶媒体に記憶させることにより、外部の印刷機器で前記テキストファイルの内容を印刷可能としたことを特徴とする文書作成装置。
  2. 前記印刷用データファイル作成手段は、JPEGファイルとして前記印刷用データファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の文書作成装置。
  3. 前記テキスト情報保存手段は、前記可搬型記憶媒体にDCF規格に従うフォルダ構成を作成し、前記印刷用データファイル作成手段が作成した前記印刷用データファイルを前記DCF規格におけるデジタルカメラ等の画像ファイルを格納するフォルダが位置する階層と同一階層のフォルダにまとめて格納することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の文書作成装置。
  4. 前記テキストファイルと前記印刷用データファイルを対応させて管理する管理ファイルを作成する管理ファイル作成手段を備え、
    該管理ファイルは、前記可搬型記憶媒体に記憶されている前記テキストファイルの数、該テキストファイルの表示名、該テキストファイル名、該テキストファイルに対応した印刷用データファイル名、該テキストファイルに対応する前記印刷用データファイルの数、の情報を記録可能としていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の文書作成装置。
  5. 前記テキスト情報保存手段は、前記テキストファイルと前記管理ファイルを前記DCF規格のフォルダ構成におけるROOTフォルダの直下に位置するフォルダ内にまとめて格納することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の文書作成装置。
  6. 前記テキストファイルと対応する印刷用データファイルをサムネイル表示する場合のサムネイル画像を作成するサムネイル画像作成手段を備え、
    該サムネイル画像作成手段は、前記印刷用データファイルのサムネイル画像を作成する場合において、所定の前記印刷用データファイルの縮小画像と、前記管理ファイルが管理している該印刷用データファイルの表示名と、前記テキストファイルにおける頁数と、が同時に表示されるサムネイル画像を作成することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の文書作成装置。
  7. 所定の前記テキストファイルに対応する前記印刷用データファイルを自動で印刷させるためのDPOFに対応した自動印刷ファイルを作成する自動印刷ファイル作成手段を備え、該自動印刷ファイル作成手段は、作成した自動印刷ファイルを前記可搬型記憶媒体における前記ROOTフォルダの直下に位置するフォルダであって、前記テキストファイルや管理ファイルが格納されたフォルダとは異なるフォルダ内に格納することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の文書作成装置。
  8. テキストファイルの保存指示に応じて、
    編集したテキストファイルを可搬型記憶媒体に保存させるテキストファイル保存処理と、
    該テキストファイルから頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成処理と、
    作成した印刷用データファイルを前記テキストファイルと共に前記可搬型記憶媒体に保存させる印刷用データファイル保存処理と、を自動で行なうことを特徴とするファイル管理方法。
  9. 前記テキストファイルが新規なファイルの場合、該テキストファイルの表示名の入力を受け付けるファイル名入力処理を行い、その後、前記テキストファイル保存処理を行なうことを特徴とする請求項8に記載のファイル管理方法。
  10. 前記テキストファイル保存処理において、前記可搬型記憶媒体に記憶された既存のデータに上書き保存するとき、前記テキストファイルの上書き保存処理と合わせ、前記テキストファイルと対応する既存の印刷用データファイルを全て削除する印刷用データファイル削除処理を行なった後、前記印刷用データファイル作成処理を行なうことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のファイル管理方法。
  11. テキストファイルの保存指示に応じて、
    編集したテキストファイルを可搬型記憶媒体に保存させるテキストファイル保存処理と、
    該テキストファイルから頁毎の印刷用データファイルを作成する印刷用データファイル作成処理と、
    作成した印刷用データファイルを前記テキストファイルと共に前記可搬型記憶媒体に保存させる印刷用データファイル保存処理と、を実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  12. 前記テキストファイルが新規なファイルの場合、該テキストファイルの表示名の入力を受け付けるファイル名入力処理を行い、その後、前記テキストファイル保存処理を行なうことを実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項11に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  13. コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、前記テキストファイル保存処理において、前記可搬型記憶媒体に記憶された既存のデータに上書き保存するとき、前記テキストファイルの上書き保存処理と合わせ、前記テキストファイルと対応する既存の印刷用データファイルを全て削除する印刷用データファイル削除処理を行なった後、前記印刷用データファイル作成処理を行なうことを実現するためのプログラムが記憶されたことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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