JP2010196984A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Akihiro Noguchi
明裕 野口
Jun Yamashita
潤 山下
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Abstract

【課題】構造を簡潔にすると共に直冷式蒸発器の冷却能力の制御を可能とする。
【解決手段】少なくとも1つ以上の貯蔵室3,5を有する冷蔵庫本体1と圧縮機25から吐出された冷媒が凝縮器27、絞り装置29、第1、第2の蒸発器19,21を通り、再び圧縮機25に戻る冷凍サイクルとを有する一方、前記第1の蒸発器19を、ファン41の回転により周囲の空気と熱交換して前記貯蔵室3を冷却する間接冷却式蒸発器にする。第2の蒸発器21を、前記第1の蒸発器19の下流に位置する直列配置として液冷媒を蓄えるアキュームレータ機能を備えた直接冷却式蒸発器とする。
【選択図】図1

Description

本発明は間冷式と直冷式の蒸発器を備えた冷蔵庫に関する。
一般に間冷式と呼ばれる蒸発器は、ファンによってフィンとフィンの間を空気が通過する時に冷媒管を流れる冷媒との間で熱交換が行なわれることで、庫内冷却用の冷却風となる手段となっている。
直冷式と呼ばれる蒸発器は、庫内壁面を構成する金属製の冷却面を備え、冷却面を介して庫内冷却が行なわれる手段となっていて、冷却風によって庫内を冷却する間冷式の蒸発器に比べて庫内乾燥が抑えられるメリットを有する。
間冷式の蒸発器と直冷式の蒸発器は、同じ冷凍サイクル内で組合せて使用する時に直列接続と並列接続がある。
直列接続の場合、例えば、圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器,絞り装置,間冷式蒸発器,直冷式蒸発器を通り、再び圧縮機に戻る冷凍サイクルを構成するもので、これに近い手段として特許文献1が公知となっている。
一方、並列接続の場合、例えば、切替弁を切替えることで、圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器,絞り装置,間冷式蒸発器を通り再び圧縮機に戻る冷凍サイクルと、圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器,絞り装置,直冷式蒸発器を通り、再び圧縮機に戻る冷凍サイクルを構成するもので、これに近い手段として特許文献2が公知となっている。
特開2004−132618号公報 特開2001−153529号公報
間冷式及び直冷式の各蒸発器の冷却能力は、例えば、内部を流れる冷媒流量によって左右され、適正な冷媒流量が求められる。各蒸発器は一緒に運転する組合せ運転時、あるいは、いずれか一方の単独運転時において冷媒流量の過不足が起こる。冷媒流量の過不足は適正な冷却運転時の阻害因子となるため、これを解消する一手段として液冷媒を一時的に貯留するアキュームレータが有効であるが、前者及び後者にあってはアキュームレータを独立して設ける手段を採用している。
前者及び後者はいずれもアキュームレータを独立して設ける技術手段となっているために冷媒配管が長くなることと、部品の増加につながる等配置構造の複雑化を招く。しかも、コスト面においても望ましくない。
そこで、本発明にあっては構造を簡潔にできると共に直冷式蒸発器の冷却能力の制御を可能とする冷蔵庫を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明にあっては、少なくとも1つ以上の貯蔵室を有する冷蔵庫本体と圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、絞り装置、第1、第2の蒸発器を通り、再び圧縮機に戻る冷凍サイクルとを有し、前記第1の蒸発器を、ファンの回転により周囲の空気と熱交換して前記貯蔵室を冷却する間接冷却式蒸発器にすると共に、第2の蒸発器を、前記第1の蒸発器の下流に位置する直列配置として液冷媒を蓄えるアキュームレータ機能を備えた直接冷却式蒸発器とすることを特徴とする。
本発明を実施するにあたって、第1には、前記第1の蒸発器を、貯蔵室となる冷蔵室用として使用する一方、第2の蒸発器を、野菜室用として使用することが望ましい。
第2には、前記第2の蒸発器を、一方の面が冷却面となる金属板と金属板の間に形成された貯留部とその貯留部に設けられた冷媒配管の入口部及び出口部とを備えた形状とすることが望ましい。
第3には、前記第2の蒸発器内に蓄えられる冷媒液面を、前記第1の蒸発器のファン回転数に対応して上下動させるようにすることが望ましい。
本発明によれば、アキュームレータ機能を備えた第2の蒸発器によって独立したアキュームレータが不用となりその分、構造を簡潔にできる。
一方、運転モード時において第1の蒸発器により熱交換された冷気により貯蔵室内の庫内冷却を行なうことができる。また、第2の蒸発器により熱交換された冷気により貯蔵室内の庫内冷却を行なうことができる。しかも、各蒸発器を一緒に運転する組合せ運転時、あるいは、いずれか一方の運転モード時に循環冷媒量に過不足が起きても液冷媒を蓄えるアキュームレータ機能を備えた第2の蒸発器によって過不足のない正常な冷媒循環量を得ることができる。さらに、貯留される冷媒液面が高い時は潜熱の熱エネルギー総量も大となり大きい冷却能力の向上につなげることができる。
また、冷媒液面が低い時は潜熱の熱エネルギー総量も小となり小さい冷却能力となる等冷媒液面の上下動によって冷却能力の制御が可能となる。
本発明にかかる冷蔵庫の冷凍サイクルの概要構成図。 直接冷却式蒸発器となる第2の蒸発器の概要説明図。 冷蔵庫の概要切断側面図。 間接冷却式蒸発器となる第1、第3の蒸発器の一部分の具体的な構造を示した概要説明図。 冷凍室用の第3の蒸発器が省略された図1と同様の冷凍サイクルの概要構成図。
以下、図1乃至図4の図面を参照しながら本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は本発明にかかる冷蔵庫の冷凍サイクルの概要構成図、図2は第2の蒸発器の概要説明図、図3は本発明にかかる冷蔵庫の概要切断側面図をそれぞれ示している。
図3において冷蔵庫本体1は、上から順に貯蔵室となる冷蔵室3、野菜室5、第1、第2の冷凍室7、9となっている。
冷蔵室3の前方はヒンジ(図示していない)を支点として開閉する開閉扉11となっていて、開閉扉11を開けることで食品等の出し入れが可能となる。
野菜室5と第1、第2の冷凍室7、9の前方は引き出し式の引き出し扉13、15、17となっていて、各引き出し扉13、15、17を引き出すことで野菜や冷凍食品等の出し入れが可能となる。
冷蔵室3の後には第1の蒸発器19が、野菜室5の後には第2の蒸発器21が、第2の冷凍室9の後には第3の蒸発器23がそれぞれ設けられ、図1に示す如く圧縮機25、凝縮器27、キャピラリチューブを採用した各絞り装置29、31とによって冷凍サイクルを構成している。
第3の蒸発器23は所定の間隔に配置されたフィンとフィンの間を貫通した冷媒が流れる冷媒配管(いずれも図示していない)とにより構成され、冷凍用のファン33の回転によりフィンとフィンの間を空気が通過する時に熱交換が行なわれ冷気となった冷却風が庫内へ吹き出される冷凍室7、9用の間接冷却式蒸発器となっている。
したがって、第3の蒸発器23にあっては切替弁35を切替えることで矢印点線で示す如く圧縮機25から吐出された冷媒は凝縮器27、絞り装置29、第3の蒸発器23を通り、再び圧縮機25に戻る冷凍サイクルが構成される。
一方、第1の蒸発器19は、図4に示す如く所定の間隔に配置されたフィン37とフィン37の間を貫通した冷媒が流れる冷媒配管39とファン41とを有している。
第1の蒸発器19は、ファン41の回転によってフィン37とフィン37の間を空気が通過する時に熱交換が行なわれ冷気となった冷却風が庫内へ吹き出される冷蔵室3用の間接冷却式蒸発器となっている。
ファン41は、庫内に設けられた検知センサ43からの検知信号及び運転モードに対応して切替える制御パネル(図示していない)からの運転信号に基づいて高速から低速までの回転制御が可能となる。
ファン41の高速回転時は冷媒の蒸発が促進され第1の蒸発器19において液冷媒に比べてガス冷媒の比率が大となる。
また、低速回転時は冷媒の蒸発はあまり促進されずガス冷媒に比べて液冷媒の比率が大となり、液冷媒の比率の大、小に対応して下流に配置された第2の蒸発器21に流れる冷媒流量も変化するようになっている。
第2の蒸発器21は、冷却面となる庫内壁面を介して庫内冷却が行なわれる直接冷却式蒸発器となっている。
具体的には、図2及び図3に示す如く第2の蒸発器21は野菜室5の後方壁面を構成する冷却面となる一方の金属板45と他方の金属板47の間に形成された貯留部49とその貯留部49に対向して設けられた冷媒配管37の入口部37aと出口部37bとを備えた形状となっている。
したがって、第2の蒸発器21にあっては切替弁35を切替えることで矢印実線で示す如く圧縮機25から吐出された冷媒は凝縮器27、絞り装置29、第1の蒸発器19、続いて第2の蒸発器21、第3の蒸発器23を通り、再び圧縮機25に戻る冷凍サイクルが構成される。
なお、第2の蒸発器21は金属板と金属板の間に冷媒管入口部と出口部とをセットし周囲を接着した後、内部に空気を入れて膨らませ貯留部を形成するロールボンド熱交換器とすることも可能である。
一方の金属板45が冷却面となる貯留部49は液冷媒を貯留するアキュームレータ機能を有し、運転モードに対応して冷媒液面Pは上下動する。
冷媒液面Pは冷却能力に関係する潜熱の熱エネルギー総量につながり、冷媒液面Pが高いH時は潜熱の熱エネルギー総量は大、冷媒液面Pが低いL時は潜熱の熱エネルギー総量は小となる。
貯留部49内の冷媒液面Pは、例えば、第1の蒸発器19のファン41の回転数に対応した冷媒の蒸発量によって左右され、高速回転時の冷媒液面Pは「低」、低速回転時の冷媒液面Pは「高」となる。
このように構成された本発明によれば、冷蔵室3及び野菜室5の運転モード時において冷媒は間接冷却式蒸発器となる第1の蒸発器19、直接冷却式蒸発器となる第2の蒸発器21を通過する冷凍サイクルによって、冷蔵室3、野菜室5の冷却が行なえる。この時、乾燥を嫌う野菜室5内は庫内壁面となる冷却面を介して冷却される直接冷却となるため乾燥を抑えた庫内冷却を行なえる。しかも、第2の蒸発器21によって独立したアキュームレータが不用となるため構造が簡潔となる。
一方、運転モード時において循環冷媒量に過不足が起きても液冷媒を蓄えるアキュームレータ機能を備えた第2の蒸発器21によって過不足のない正常な冷媒循環量が得られる。
さらに、貯留される冷媒液面Pが高い時は潜熱の熱エネルギー総量も大となり大きい冷却能力が、また、冷媒液面Pが低い時は潜熱の熱エネルギー総量も小となり小さい冷却能力が確保され、冷媒液面Pの上下動によって冷却能力の制御が可能となる。
なお、本発明を実施するにあたって図5に示す如く冷凍室が省略された冷蔵室3と野菜室5とを備えた冷蔵庫に適用することも可能である。この実施形態の場合には切替弁35と併せて独立したアキュームレータが不用となるため構造をさらに簡潔にできるメリットが得られる。
1 冷蔵庫本体
3 冷蔵室(貯蔵室)
5 野菜室(貯蔵室)
7、9 冷凍室(貯蔵室)
19 第1の蒸発器
21 第2の蒸発器
23 第3の蒸発器
25 圧縮機
27 凝縮器
29、31 絞り装置
35 切替弁
37 冷媒配管
37a 入口部
37b 出口部
41 ファン
45、47 金属板
49 貯留部
P 冷媒液面

Claims (4)

  1. 少なくとも1つ以上の貯蔵室を有する冷蔵庫本体と圧縮機から吐出された冷媒が凝縮器、絞り装置、第1、第2の蒸発器を通り、再び圧縮機に戻る冷凍サイクルとを有し、
    前記第1の蒸発器を、ファンの回転により周囲の空気と熱交換して前記貯蔵室を冷却する間接冷却式蒸発器にすると共に、第2の蒸発器を、前記第1の蒸発器の下流に位置する直列配置として液冷媒を蓄えるアキュームレータ機能を備えた直接冷却式蒸発器とすることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記第1の蒸発器は、貯蔵室となる冷蔵室用及び野菜室用として使用する一方、第2の蒸発器は、冷凍室用として使用することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記第2の蒸発器は、一方の面が冷却面となる金属板と金属板の間に形成された貯留部とその貯留部に設けられた冷媒配管の入口部及び出口部とを備えた形状となっていることを特徴とする請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記第2の蒸発器内に蓄えられる冷媒液面は、前記第1の蒸発器のファン回転数に対応して上下動することを特徴とする請求項1、2、3いずれかに記載の冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022027894A (ja) * 2020-07-08 2022-02-14 三菱電機株式会社 冷凍装置

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