JP2010196453A - 墓碑 - Google Patents

Abstract

【課題】 従来の墓地には墓石及び墓碑のみで故人を偲ぶに足るものは殆んどない。存在するにしても平面的な遺影が墓碑に彫刻されているか他の素材に転写、又は、焼付けされた遺影の墓碑である。
【解決手段】 墓地に設置する遺影をクリスタルガラスの内部に立体像の遺影として彫刻し、墓参に訪れた人達は故人との再会の情感にも触れ、想いを偲ぶに足る満足感を与えるものである。
【選択図】図２

Description

本発明は墓地に設置する遺影入り墓碑に関する。

従来の墓地には石板にサンドブラストにて遺影を刻画したもの（例えば、特許文献１、５参照）。又、耐久性基盤に写真を直接焼き付けたもの（例えば、特許文献２、４参照）。その他、タイル面に写真を転写形成したものもある（例えば、特許文献３参照）。

以下、図５、図６、図７、により従来の墓地に設置された墓碑及び墓誌板の説明をする。図５は石板にサンドブラストにて遺影を刻画したものである。図６は耐久性基盤に写真を直接焼き付けたものである。図７はタイル面に写真を転写形成したものである。

以上に述べた従来の墓碑の遺影は、視覚的には全て平面的な製品である。

本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、墓地に設置する墓碑の遺影を立体影像として視覚に訴えるものである。

そして、本発明は上記目的を達成するために、厚さ３センチメートル程度の透明なクリスタルガラスの内部に遺影を立体影像としてレーザー彫刻加工をなすものである。

また、第２の課題解決の手段は、立体影像としてレーザー彫刻加工されたクリスタルガラスは請求項１に記載した墓碑として、請求項３の手段をもって墓地面に設置固定する。

上述したように本発明の墓碑は、墓参に訪れた人達が故人の立体像の遺影を拝す事により故人との再会の情感にも触れ、想いを偲ぶに足る満足感を享受できるものである。

また、故人にとって、孫、曾孫には知られざる存在の可能性もあり、彼らが墓参に訪れて立体像の遺影を拝す時、先祖の存在を再認識し、引き継がれた自己の命の尊厳を意識せしむるものである。

従来の標準的墓地の斜視図。 本発明の実施形態を示す墓地の斜視図。 本発明の実施形態を示す詳細な斜視図。 本発明の墓碑［図３］のＡ−Ａ断面図。 石板にサンドブラストにて遺影を刻画したものである。 耐久性基盤に写真を直接焼き付けたものである。 タイル面に写真を転写形成したものである。

以下、本発明の実施形態を図２〜図４に基づいて説明する。

図面上の１は、立体像遺影をレーザー彫刻加工したクリスタルガラスであり、研磨された石板２に掘設するものである。石板２には家紋４、俗名、命日５、人生訓、座右の銘６などを刻字する。

前記した石板２は、天然石にて加工された沓石３に嵌め込み、墓地面に設置固定する。

１ 立体像遺影のクリスタルガラス。
２ 表面研磨された石板。
３ 石板を墓地面に設置する沓石。
４ 家紋。
５ 俗名、命日。
６ 人生訓、座右の銘。
７ 従来の墓地の墓石。
８ 従来の墓地の花立。
９ 従来の墓地の水鉢。
１０従来の墓地の線香立。

特許公開平９−１８９１４９

特許公開平１０−１１５１２６

特許公開２０００−３２８８１６

特許公開２００１−６５２０３

特許公開２００２−４６４０

Claims (3)

1. 故人の遺影をクリスタルガラスの内部に立体像としてレーザー彫刻加工し、表面研磨した石板に掘設した墓碑。
2. 表面研磨した石板には家紋、俗名、命日、人生訓、座右の銘などを刻字した墓碑。
3. 請求項１記載の石板に請求項２記載の文字などを刻字した墓碑を墓地面に天然石加工の沓石をもって設置固定したもの。

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