JP2010196313A - 養生パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着テープ等の止具やパネルスタンドを用いることなく自立可能であり、保護対象物を保護するパネル本体が倒れることを防止した養生パネルを提供する。
【解決手段】床面Fに載置される載置部10と、載置部10から立設し、保護対象物を保護するパネル本体30を備え、1枚の連続した板状部材から構成され、載置部10とパネル本体30との境界線が、互いに間隔をおいて複数形成された罫線加工部11A〜11Eと、罫線加工部11A〜11E同士の間に切れ目を入れることにより形成された切断部112A〜12Dを有し、切断部12A〜12Dは、載置部10からパネル本体30に向けて突出した形状を有し、パネル本体30は、罫線加工部11A〜11Eを折り線として屈曲した際に、切断部12A〜12Dにおいて載置部10と分離され、載置部10に対して立設可能となる養生パネル1である。
【選択図】図2

Description

本発明は、建物内への荷物の搬出入、あるいは建物内での荷物の移送、建築現場やリフォーム現場等における作業等の際に、建物内の壁面や柱、家具や各種設備等の保護対象物を保護する養生パネルに関する。
従来、建物内への荷物や資材等の搬入、搬出あるいは建物内で荷物や資材等を移送する場合、建物の出入口のドア、壁、柱、手摺等を運搬中の荷物や資材の衝突による破損から保護するために、養生マットや養生パネルが使用されている。
養生マットとしては、通常、柔軟なプラスチックシート、気泡シート、巻ダンボール等が用いられ、粘着テープ等により、壁や柱等に取付けられる。また、ドアや階段の手摺等に対しては、これらに養生マットを巻き付け、その端縁をテープで止めることによって取付けを行なっている。一方、養生パネルとしては、プラスチック板、ベニア板、ダンボール板等のような平板が用いられている。これらの養生パネルは、建物の壁面のような平坦面に立てかけるだけで、壁の表面を覆うことができるが、運搬中の荷物や資材、あるいはこれらを運ぶ人の接触や衝突した時に生じる位置ずれ、転倒等を防止するため、粘着テープ等を用いて壁面に直接固定して使用される。
近年では、粘着テープ等の止具を用いることなく、養生パネルを建物の壁面等に沿って一定の姿勢で設置する養生パネルスタンドとして、養生パネルの前面を支持する前面支持縁と、当該養生パネルの後面を支持する後面支持縁と、台座とを一体に構成し、前記前面支持縁と後面支持縁との間に形成される保持溝に養生パネルを挿し込むことで、当該養生パネルを設置する養生パネルスタンドが紹介されている。(例えば、特許文献1参照)。
そしてまた、床面に載置される載置板部と、壁面と平行に置かれる養生パネル押え板部を有し、前記載置板部の床面等との対接裏面には滑り止め部材が貼着され、前記養生パネル押さえ板部の縦方向の左右2個所には補強リブ片部が設けられ、養生パネル押え板部と壁面とにより養生パネルを起立状に押えるパネルスタンドも紹介されている。(例えば、特許文献2参照)。
また、粘着テープ等の止具やパネルスタンドを用いることなく、直接壁面に配設可能な養生パネルとして、覆板部と、座部とを有し、前記覆板部は、展開した状態で、その一面を保護すべき建物の垂直面に向き合わせてその表面を覆い、不使用時には2つ折りに折り畳み可能な板であり、前記座部は、前記覆板部から直角に折曲されて他面側に張り出し、当該覆板部を支えて床上に設置する支持座となり、不使用時には、覆板部の一面側に折り重ねられる養生パネルが紹介されている。(例えば、特許文献3参照)。
特開2000−192571号公報 特開2005−139696号公報 特開2001−311236号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載された養生パネルスタンドは、養生パネルと共に持ち運ぶ必要があり、その分、搬入、搬出作業が増加することになる。また、引用文献3に記載された養生パネルは、座部が覆板部の下端縁から直角に折曲された構成であり、覆板部が壁面と反対側(手前側)に倒れることを防止するための工夫がなされていないため、覆板部の高さによっては、覆板部が倒れる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、粘着テープ等の止具やパネルスタンドを用いることなく自立可能であり、保護対象物を保護するパネル本体が倒れることを防止した養生パネルを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、床面に載置される載置部と、当該載置部から立設し、保護対象物を保護するパネル本体とを備えた養生パネルであって、1枚の連続した板状部材から構成され、前記載置部とパネル本体との境界線が、互いに間隔をおいて複数形成された罫線加工部と、前記罫線加工部同士の間に切れ目を入れることにより形成された切断部とを有し、前記切断部は、前記載置部から前記パネル本体に向けて突出した形状を有し、前記パネル本体は、前記罫線加工部を折り線として屈曲した際に、前記切断部において前記載置部と分離され、前記載置部に対して立設可能となる養生パネルを提供するものである。
この構成を備えた養生パネルは、1枚の連続した板状部材に形成された罫線加工部を折り線としてパネル本体を載置部に対し屈曲することで、前記切断部において前記載置部とパネル本体とが分離され、当該パネル本体を立設させる構成を備えているため、簡単に組立てることができる。また、養生パネルを設置する際に、設置用のスタンド(治具)や、粘着テープ等を使用する必要がないため、簡単に設置することができ、経費節減を行うこともできる。
そしてまた、本発明に係る養生パネルは、パネル本体を立設させることにより、載置部の前記切断部により突出した部分が前記境界線を越えて延出するため、前記パネル本体を安定した状態で自立させることができる。また、立設したパネル本体によって保護対象物をカバーした場合、前記載置部の前記境界線を越えて延出した部分により、前記パネル本体と保護対象物との間に隙間が形成され、当該パネル本体が保護対象物に向けて傾くことになる。したがって、前記パネル本体が、保護対象物から離れる方向(手前)に倒れることを防止することができる。
前記切断部は、例えば、円弧状を有していてもよく、略半円形状を有していてもよい。このように構成することで、前記載置部の前記境界線を越えて延出した部分の先端が、保護対象物に当たっても、当該保護対象物が傷付くことを防止することができる。
また、前記パネル本体は、立設された際に水平方向となる一端側に第1の係合部が形成され、他端側に、前記第1の係合部と係合可能である第2の係合部が形成されていてもよい。このようにすることで、前記利点に加え、例えば、養生パネルを複数枚連結する際に、養生パネルの第1の係合部と、この養生パネルに隣接して配置される養生パネルの第2の係合部とを係合させることで、粘着テープ等を使用することなく、両者を簡単に連結することができる。なお、この構成の場合、前記第1の係合部及び第2の係合部は、前記パネル本体を立設した際に、前記第1の係合部の前記第2の係合部を係合する係合位置と、前記第2の係合部の前記第1の係合部を係合する位置が同じ高さとなるように形成することが望ましい。
そしてまた、本発明に係る養生パネルは、前記第1の係合部を複数有し、当該第1の係合部は、前記パネル本体を立設した際に、各々同じ高さとなる位置に、互いに所定の間隔をおいて形成してもよい。このように構成することで、第2の係合部を係合させる第1の係合部を、複数の第1の係合部の中から選択することができるため、前記利点に加え、複数の養生パネルを連結させる際に、連結された養生パネル全体の水平方向の長さを調整することができる。
なお、養生パネルは、例えば、段ボール等から形成することができる。ここで、段ボールは、安価であり且つ軽くて丈夫であるため、持ち運びやすく、寿命が向上した養生パネルを低価格で提供することができる。なお、段ボールとしては、例えば、プラスチック製段ボールや、紙製段ボール等を好適に用いることができる。また、プラスチック製段ボールとしては、例えば、ポリプロピレン製段ボール、ポリエチレン製段ボール、ポリカーボネート製段ボール等が挙げられる。
本発明によれば、粘着テープ等の止具やパネルスタンドを用いることなく自立可能であり、保護対象物を保護するパネル本体が倒れることを防止した養生パネルを提供することができる。
本発明の実施例に係る養生パネルの正面図であって、パネル本体を立設させていない状態の図である。 図1に示す養生パネルのパネル本体を載置部から立設させた状態を示す斜視図である。 図2に示す養生パネルの側面図である。 図2に示す養生パネルの平面図である。 図2に示す養生パネルで壁面をカバーした状態を示す側面図である。 本発明の実施例に係る養生パネルを連結した状態を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る養生パネルを連結する課程の一部を示す斜視図である。 本発明の実施例に係る養生パネルを連結する課程の一部を示す正面図である。 本発明の実施例に係る養生パネルを連結した状態を示す斜視図である。
次に、本発明を実施するための形態にかかる養生パネルについて図面を参照して説明する。なお、以下に記載される実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこれらの実施例にのみ限定するものではない。したがって、本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施することができる。
図1は、本発明の実施例に係る養生パネルの正面図であって、パネル本体を立設させていない状態の図、図2は、図1に示す養生パネルのパネル本体を載置部から立設させた状態を示す斜視図、図3は、図2に示す養生パネルの側面図、図4は、図2に示す養生パネルの平面図、図5は、図2に示す養生パネルで壁面をカバーした状態を示す側面図、図6は、本発明の実施例に係る養生パネルを連結した状態を示す斜視図、図7は、本発明の実施例に係る養生パネルを連結する課程の一部を示す斜視図、図8は、本発明の実施例に係る養生パネルを連結する課程の一部を示す正面図である。なお、前記各図では、説明を判り易くするため、各部材の厚さやサイズ、拡大・縮小率等は、実際のものとは一致させずに記載した。
図1〜図8に示すように、本実施例に係る養生パネル1は、1枚の連続したプラスチック段ボール製の板状部材から構成されており、この板状部材の一端側に形成され且つ床面F(図5参照)に載置される載置部10と、前記板状部材の他端側に形成され且つ載置部10から立設して壁W(保護対象物)を保護するパネル本体30とを備えている。前記板状部材に形成されている載置部10とパネル本体30との境界線は、互いに間隔をおいて複数形成された罫線加工部11A〜11Eと、互いに隣接する罫線加工部11A〜11E同士の間に各々切れ目(前記板状部材の厚さ方向に貫通した切れ目)を入れることにより形成された切断部12A〜12Dから構成されている。
罫線加工部11A〜11Eは、隣接する切断部12A〜12Dまで延びた略直線形状を有しているが、隣接する切断部12A〜12Dに到達する付近では、なだらかなカーブを呈し、隣接する切断部12A〜12Dに至っている。これらの罫線加工部11A〜11Eは、プラスチック段ボールに罫線加工することにより形成され、前記板状部材は、罫線加工部11A〜11Eにおいて折り曲げ可能となっている。
切断部12A〜12Dは、前記板状部材に、載置部10からパネル本体30に向けて略半円形状に突出するように切れ目を入れることで形成されている。これらの切断部12A〜12Dによって、載置部10に略半円形状の凸部13A〜13Dが形成される。これらの凸部13A〜13Dは、図2〜図5に示すように、パネル本体30を立設させた際に、パネル本体30から離れ、パネル本体30を越えて背面(図5でいう壁W側)に突出するようになっている。また、パネル本体30は、罫線加工部11A〜11Eを折り線として、載置部10に対し折り曲げることにより、載置部10から立設可能となっている。
なお、養生パネル1は、パネル本体30を載置部10に対し、約90度の角度で折り曲げて立設させると、載置部10の凸部13A〜13Dがパネル本体30を越えて突出するため、パネル本体30が完全に垂直にはならず、凸部13A〜13Dが突出する側に傾くことになる。したがって、図5に示すように、載置部10の凸部13A〜13Dが壁W側になるようにして、パネル本体30を載置部10に対し折り曲げて立設させると、パネル本体30が、壁W側に向けて若干傾くことになるため、パネル本体30が、壁Wから離れる方向(例えば、通路側)に倒れることを防止することができる。また、凸部13A〜13Dは、略半円形状を有しているため、凸部13A〜13Dが、仮に壁Wに当たったとしても、壁Wが傷付くことを防止することができる。さらに、載置部10は、凸部13A〜13Dが突出しているため、載置部10とパネル本体30との境界線を罫線加工部のみで形成した場合に比べ、載置部10の床面Fに接触する面積が大きくなると共に、パネル本体30を両側(図5でいう右側と左側)で支えることができるため、パネル本体30の自立性をより向上させることができる。したがって、養生パネル1を支えるための治具を使用する必要がなく、テープ等で固定する必要もない。
パネル本体30は、罫線加工部11A〜11Eを折り線として、載置部10に対し折り曲げることにより、載置部10から立設可能となっている。このパネル本体30は、載置部10から立設した際に、水平方向(床面Fと略平行となる方向)となる一端側(図1でいう左側)に、3つの係合部15A、15B及び15Cが、互いに間隔をおいて形成されている。これらの係合部15A、15B及び15Cは、同じ形状を有しており、特に図7に示すように、載置部10側に突出した略半円形状の切れ目16A(16B、16C)をパネル本体30に入れ、略半円形状の弦18A(18B、18C)を折れ線として揺動する半円部17A(17B、17C)と、半円部17A(17B、17C)が揺動することによって形成される穴19A(19B、19C)を備えている。
また、パネル本体30の他端側(図1でいう右側)には、係合部15A、15B及び15Cと係合可能である係合部21が形成されている。この係合部21は、図1及び図2に示すように、係合部15A、15B及び15Cを上下逆にした形状を有している。即ち、係合部21は、特に図7に示すように、載置部10から離れる側に突出した略半円形状の切れ目22をパネル本体30に入れ、略半円形状の弦23を折れ線として揺動する半円部24と、半円部24が揺動することによって形成される穴25を備えている。
これらの係合部15A、15B及び15C(第1の係合部)と、係合部21(第2の係合部)は、例えば、図6に示すように、2枚の養生パネル1を水平方向に連結させる際に、1枚目(図6でいう左側の養生パネル1)の係合部21に、2枚目(図6でいう右側の養生パネル1)の係合部15A、15B及び15Cのいずれか(図6では、係合部15A)を係合させることで、テープ等で固定することなく、両者を簡単に連結させることができる。
具体的には、係合部15A(15B及び15C)と、係合部21との係合は、図6でいう左側の養生パネル1を手前にし、図6でいう右側の養生パネル1が壁W側となるようにした後、図7及び図8に示すように、半円部24を穴19A(19B、19C)に矢印X方向から挿入し、半円部17A(17B、17C)が半円部24よりも手前側になるようにして、半円部17A(17B、17C)を穴25に矢印Y方向から挿入することで、簡単に行うことができる。また、この時、図6でいう左側の養生パネル1の切断部12Dによって形成された略半円形状の穴に、図6でいう右側の養生パネル1の凸部13Aが挿入されて壁W側に突出し、左側の養生パネル1の凸部13Dと、右側の養生パネル1の凸部13Aが重ねられる。この構成により、左側の養生パネル1と、右側の養生パネル1は、さらに確実に連結される。なお、係合部15A(15B及び15C)の形成位置(形成高さ)と、係合部21の形成位置は、図6に示すように、パネル本体30を立設させ、係合部15A(15B及び15C)と、係合部21とを係合させた際に、隣接した養生パネル1同士の高さが揃うよう位置となるように設定されている。即ち、係合部15A(15B及び15C)と係合部21は、互いを係合する位置(本実施例では、弦18A(18B、18C)と弦23が同じ高さとなる位置)に形成されている。
なお、図6では、係合部15Aと係合部21とを係合させて、2枚の養生パネル1を水平方向(図6でいう左右方向)に連結させたが、例えば、図9に示すように、係合部15Bと係合部21とを係合させ、2枚の養生パネル1を水平方向に連結させてもよい。また、特に図示しないが、係合部15Cと係合部21とを係合させてもよい。このように、係合部21と係合させる係合部として、係合部15A〜15Cのいずれかを選択することで、2枚の養生パネル1を水平方向に連結させた際の全体の水平方向の長さを変更することができる。また、養生パネル1は、同じ要領で、3枚以上連結してもよく、他の養生パネル1と連結せずに、1枚で使用することも可能である。
そしてまた、係合部15A(15B及び15C)と、係合部21との係合解除は、半円部24を穴19A(19B、19C)から抜き取り、且つ、半円部17A(17B、17C)を穴25から抜き取ることで、簡単に行うことができる。
なお、本実施例では、養生パネル1をプラスチック製段ボールからなる板状部材から構成した場合について説明したが、これに限らず、養生パネル1は、罫線加工により折り曲げが可能となり、載置部10からパネル本体30を自立させることができ、この自立したパネル本体30によって保護対象物を保護する(カバーする)ことが可能であれば、例えば、紙製の段ボール、樹脂製の段ボール、ポリプロピレン発泡シート(発泡倍率2〜10倍程度)、ポリエチレン発泡シート(発泡倍率2〜10倍程度)、プラスチック製段ボールに発泡シートを貼合せたもの、プラスチック製段ボールに不織布を貼合せたもの等、他の板状部材から構成してもよい。なお、前記板状部材の厚さ、サイズ等は、所望により任意に決定することができる。また、プラスチック製段ボールに貼合せる発泡シートは、例えば、膜厚が0.5〜3mm程度であることが好ましい。
また、本実施例では、切断部12A〜12Dの形状(即ち、載置部10の凸部13A〜13Dの形状)を、載置部10からパネル本体30に向けて略半円形状に突出した形状とした場合について説明したが、これに限らず、切断部12A〜12Dは、載置部10からパネル本体30に向けて突出した形状であれば特に形状は限定されるものではないが、例えば、円弧状や、角部にRが付いた形状等が好適である。
そしてまた、本実施例では、5つの罫線加工部11A〜11Eと、4つの切断部12A〜12Dを形成した場合について説明したが、これに限らず、当該罫線加工部同士の間に切断部が形成されていれば、罫線加工部及び切断部の形成数は任意により決定することができる。
さらにまた、本実施例では、パネル本体30が載置部10から立設した際に、水平方向一端側(図1でいう左側)に、3つの係合部15A、15B及び15Cを互いに間隔をおいて形成し、水平方向他端側(図1でいう右側)に、係合部15A、15B及び15Cと係合可能な係合部21を形成した場合について説明したが、これに限らず、水平方向一端側及び他端側に配設される係合部の数は、1つ、あるいは2つ以上等、任意に決定することができる。また、係合部15A、15B及び15C(第1の係合部)の形状、及び係合部21(第2の係合部)の形状は、互いに係合及び係合解除可能であれば、任意に決定することができる。
1…養生パネル、 10…載置部、 11A〜11E…罫線加工部、 12A〜12D…切断部、 13A〜13D…凸部、 15A〜15C…係合部(第1の係合部)、 21…係合部(第2の係合部)、 30…パネル本体

Claims (7)

  1. 床面に載置される載置部と、当該載置部から立設し、保護対象物を保護するパネル本体と、を備えた養生パネルであって、
    1枚の連続した板状部材から構成され、
    前記載置部とパネル本体との境界線が、互いに間隔をおいて複数形成された罫線加工部と、前記罫線加工部同士の間に切れ目を入れることにより形成された切断部と、を有し、
    前記切断部は、前記載置部から前記パネル本体に向けて突出した形状を有し、
    前記パネル本体は、前記罫線加工部を折り線として屈曲した際に、前記切断部において前記載置部と分離され、前記載置部に対して立設可能となる養生パネル。
  2. 前記切断部は、円弧状を有する請求項1記載の養生パネル。
  3. 前記切断部は、略半円形状を有する請求項1記載の養生パネル。
  4. 前記パネル本体は、立設された際に水平方向となる一端側に第1の係合部が形成され、他端側に、前記第1の係合部と係合可能である第2の係合部が形成されてなる請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の養生パネル。
  5. 前記第1の係合部及び第2の係合部は、前記パネル本体を立設した際に、前記第1の係合部の前記第2の係合部を係合する係合位置と、前記第2の係合部の前記第1の係合部を係合する位置が同じ高さとなる位置に形成されてなる請求項4記載の養生パネル。
  6. 前記第1の係合部を複数有し、当該第1の係合部は、前記パネル本体を立設した際に、各々同じ高さとなる位置に、互いに所定の間隔をおいて形成されてなる請求項4または請求項5記載の養生パネル。
  7. 前記板状部材が、プラスチック製段ボールである請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の養生パネル。
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