JP2010194712A - 金属製ワークピースの孔製作用のドリル工具 - Google Patents

金属製ワークピースの孔製作用のドリル工具 Download PDF

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    • Y10T408/9097Spiral channel

Abstract

【課題】ワークピースに対する配置の際にドリルが自動心出しされ、ワークピース内へのドリルの初期貫通を行うような形状をドリルのヘッドに付与することである。
【解決手段】ドリルは、チップ移送溝を有するシャフトと、ドリル前方端の少なくとも2つの切削インサートを有するドリルヘッドとを具備する。各切削インサートには、チップ破砕面と第1の逃げ面との間に画定され、かつ外側真直エッジを含む少なくとも1つの切削エッジが設けられる。シャフトの中心軸線の近傍に湾曲切削エッジ部が設けられ、このエッジ部に隣接補強斜面が接続されている。切削エッジは中心軸線の直近傍にあり、また心出しコア部分として機能するための切削インサートの間のチゼルエッジによって終端される。調整補強斜面のない主真直部分は、ドリルの中心軸線を通して延びている水平線に対して約40〜50°の角度で配向される方向に、湾曲切削エッジ部に内側方向に続いている。
【選択図】図1

Description

本発明は、金属ワークピースを加工するためのドリルに関する。より詳しくは、本発明は、チップ移送溝を有するシャフトと、シャフト前部の、2つ以上の切削インサートを有する一体ドリルヘッドとを具備する、金属ワークピースを加工するためのドリルに関し、これら切削インサートの各々は少なくとも1つの切削エッジと逃げ面とを備え、切削インサートは、ドリルの幾何学的中心または回転軸線の少なくとも近傍に湾曲部を備える。
上述のタイプのドリルは、特許文献1及び2から公知である。しかしながら、これらの従来技術のドリルでは、エッジの逃げ面は、エッジの周端からコア心出し部分に隣接するその湾曲部まで途切れずに延びている。このことは、ドリルヘッドが、主平面から側方に延びている平面でなく、真直エッジ部分と平行である1つの主平面のみに尖端角を得ることを意味する。このようなドリルは、コア心出し部分が設けられているにもかかわらず、このような心出しコア部分が設けられない従来のドリルと比較して、その心出し能力を極めて小さく改良して機能できるに過ぎない。ほぼ同様のドリルが特許文献3に開示されている。
米国特許第4,983,079号 米国特許第5,088,863号 米国特許第4,583,888号
本発明の1つの目的は、以前に知られているドリルの上述の問題を解消し、かつ改良された心出し能力を有するドリルを提供することである。したがって、本発明の第1の目的は、ワークピースに対する配置の際にドリルが自動心出しされ、ワークピース内へのドリルの初期貫通を行うような形状をドリルのヘッドに付与することである。ドリルはまた、ワークピースの継続貫通中に優れた心出し能力を維持すべきであり、この場合、大きな送り力または配置力を必要とすることなく優れた心出し能力の達成が可能であるべきである。
本発明の他の目的は、切削エッジの能動長さを実質的に低減する必要なく優れた心出し能力を達成することである。本発明の他の目的は、送りの増大およびより大きなドリル加工速度を可能にするドリルを達成することである。本発明のさらに他の目的は、加工中の改良されたチップ排出能力をドリルに提供し、同時により安定したドリル加工および公差の厳しさの緩和を達成することである。本発明の他の目的は、従来よりも優れた方法で切削エッジ部分の再研磨が行われることができるような形状をドリル中心の近傍に有するドリルを提供することである。
本発明の一形態によれば、ドリルは、中心軸線を有するシャフトを有している。チップ移送溝はシャフトに形成される。少なくとも2つの切削インサートを有するドリルヘッドが提供され、切削インサートの各々には少なくとも1つの切削エッジが設けられる。少なくとも1つの切削エッジが、チップ破砕面と第1の逃げ面との間に画定されている。少なくとも1つの切削エッジは、外側真直エッジ部と、シャフトの中心軸線の近傍の湾曲切削エッジ部と、隣接補強斜面とを有する。少なくとも1つの切削エッジは中心軸線の直近傍にあり、かつドリル加工中に心出し手段として機能するために前記切削インサートの間のチゼルエッジによって終端される。隣接補強斜面なしの主真直部分は、ドリルの中心軸線を通して延びている水平線に対して約40〜50°の角度で配向される方向に、湾曲切削エッジ部に内側方向に続いている。
本発明のさらなる特徴および特性は、添付図面を参照して考慮される次の詳細な説明からより明白になるであろう。
本発明によるドリルの側面図である。 図1によるドリルのヘッドの端面図である。 図1のドリルの線III−IIIに沿った断面図である。 図1〜図3に示したのと同一のドリルの拡大図である。 端面図として見たドリルヘッドの中心尖端部の拡大図である。 ドリルヘッドの尖端の局部拡大図である。 図5の線VII−VIIに沿った部分断面図である。 米国特許第4,583,888号に開示されているようなドリルを使用した穿孔から得られた表面粗さの測定結果を示している。 本発明用のドリルを使用した穿孔から得られた対応する表面の測定結果を示している。 図8と図9によるドリルで行った測定のx方向およびy方向の測定値の位置を示している。 図8と図9によるドリルで行った測定のx方向およびy方向の測定値の位置を示している。
図1と図2に示したドリルは、シャフト1と、全体を参照番号2で示したドリルヘッドとを具備する。2つの螺旋形またはねじ形状の溝3、3’がシャフト1に形成されている。これら2つの溝は同様の螺旋形突出ランド4、4’によって画定されている。ドリルヘッド2は、本例では2つの、同一であるが裏返しの切削要素5、5’を備え、これら2つの切削要素は、ドリルの中心または回転軸線を切っている共通の主平面A−Aの互いの延長部に延びている(図4では、この回転軸線はCで示されている)。本実施形態では、これら切削要素5、5’は、例えば焼結炭化物製の共通の切削体の部分として形成されており、この切削体は、同一の材料で形成されており、その後、図面に示したように最終形状に研磨されたシャフトの一体部分である。ドリル工具のこの最終賦形は、研磨、射出成形、または他の手段によって行うことができる。
各切削要素5、5’は、全体を参照番号7で示した切削エッジを備え、この切削エッジ7は、一方で、第二逃げ面8と、そこから鈍角で設けられた第二逃げ面8’との間に一般に画定されており、他方で、斜面相10が存在するが、第一逃げ面9がそれらの間に設けられる。
逃げ面8には、切削エッジを通した水平面Hからの逃げ角α1が設けられ、これに対し、逃げ面8’は、前記水平面Hから他の逃げ角α2で設けられる。このチップ面の半径方向内側部分9’は凸状に湾曲しており、約0°の軸線方向傾斜を有し、半径方向内側部分は中心に近くであり、これに対し、半径方向外側部分9”は、径方向外側へ平坦部分9”’まで延びている凹状形状を有する。面部9”の外端部と平坦端部9”’との間の湾曲移行ゾーンにおいて、加工中にチップが後方に取り除かれる前に、最終的にチップが破砕される。
個々の切削エッジ7は第1の略真直の主部分11を有し、この主部分は、ドリルヘッドの周囲から内側方向に延びており、かつドリル中心により近い湾曲部12まで延びている。ドリルには、ドリルを通して延びている2つの螺旋状の冷却チャンネル13と14の形状の内部冷却のための手段が設けられている。側面図で見られるドリルでは、複数の主切削エッジは、これらの間に、116〜152°、好ましくは138〜142°の角度βを含んでいる。
次に、湾曲部12の後に、エッジは、半径方向内側で研磨部分12”と交差する短い真直部分12’まで延びており、本実施形態では、この研磨部分12”は、いわゆるチゼルエッジ15と鈍角で交差し、これによって、チゼルエッジはドリル中心を通して延びている。あるいは、この研磨部分12”は凹状に湾曲し得る。際立った特徴は、真直部分12’の方向を規定する真直線が、ドリル中心を通して延びず、その代わりに、ドリル中心の下のある距離に、適切にはドリル中心の下の約0.05mmの距離に配置された方向に延びることである。これにより、チップ排出の可能性の向上、同時にドリル中心の再研磨の可能性を改善しうる。真直部分12’は、ドリル中心を通して延びている垂直線L1に対し40〜50°であるα3の角度、好ましくは42〜48°で配向される方向に延びているべきである。他の際立った特徴は、湾曲部12および真直エッジ部分11全体の両方に沿って延びている研磨斜面相10が設けられ、この場合、この斜面相が逃げ面8の長さへの移行部として設けられることである。このエッジ強化斜面10の延長部は、湾曲部12がドリル中心に向かって真直エッジ部分12’と出会うときに終わる。この斜面相10は、3〜20mmの直径範囲内の0.04〜0.16mmの値である幅bを有するべきである。さらに、この斜面相10のチップ角は25〜35°であるべきである。これによって、より効率的なドリル送りの使用の可能性が改善され、同時にドリルの寿命が延びる。
さらに重要な寸法決め規則は、ドリルの心出し能力を改善するように尖端形状がより良く最適化されるように、図6の距離aを選択することであり、この場合、この距離aは、切削エッジ部分の12と12’それぞれの交差点の間の半径方向の直線距離を規定し、この場合、この距離aは、Dで示されるドリル直径の17〜21%の範囲の値であるべきである。他の形態の寸法決め規則では、より小さな角度値が直径範囲の上方部分で有効である3〜20mmの直径範囲のドリルに関し、主逃げ面8の逃げ角α1が約4〜9°の範囲の値であることを確実にすることが有利であることが確認されている。角度α1は、16〜20mmの範囲の直径を有するドリルに関し、例えば約4°であるべきであり、これに対し、対応する角度α2は、3〜5mmの直径範囲で約9°であるべきである。第2逃げ面8’のα2の角度の寸法に関して、20〜27°の角度範囲の変化値があるべきであり、この場合、比較的に大きな角度値は、比較的に小さな直径範囲に適用可能であるべきである。
さらに、図1の線III −III に沿った断面で見たドリルのコア領域の寸法に関して、この寸法は、全周に延びている円の領域全体の48〜54%であるべきであり、この場合、この点に関してd1が芯径を示す図3が参照される。さらに図3から理解されるように、凹部3と3’への移行部の外套面18にリブ17が設けられ、このリブは、外套面の隣に配置された周縁面よりも幾分より大きな直径の外套面に配置される。螺旋状に長手方向に延びているリブ17の幅cは、3〜20mmのドリル直径範囲に関し0.20〜0.90mmであるべきである。チゼルエッジ15の幅に関して、ドリル直径の0.010〜0.020倍、最善の結果を達成するために好ましくはドリル直径の0.016倍を選択することが適切であることが確認されている。チゼルエッジの方向と、中心を通した水平線L2との間の角度α4の大きさは、44〜67.5°、好ましくは50〜55°であるべきであることが指摘され、この場合、44°は150°の尖端角βに対応し、67.5°は118°の尖端角に対応する。
さらにドリルの性能を改善し、かつその寿命を延ばすために、少なくともドリルの前側部分に、通常PVD被覆と称される物理的蒸着技術によって提供されるTiAlNの外層を付与することが有利であることが確認されている。選択された尖端形状と組み合わせて得られるTiAlN被覆により、ドリルは、標準ドリルの変形形態よりも低い切削力で大部分のワークピース材料を貫通でき、このより低い切削力により、効果の要求が低くなり、工具の寿命が長くなり、同時に切削機能が促進され、またドリル孔をより精密にする。
完成された孔の面の均一性に関して、重要なことは、鋭利さが優れていること、ドリル形状が、チップが不正確にドリル孔の孔壁と接触させることを回避するようなものであることである。本発明のドリルにより、凹部3と3’内に望ましい湾曲を有するチップが得られ、その後、チップが破砕されるときにチップが凹部から排出されることが確認されている。このチップ形成への積極的な貢献は、図3から最善に理解されるように、外側の平坦な研磨面9”’との鈍角の交差部を設けている半径方向外側の凹面9”によって得られる。この場合、この平坦面9”’は、図示された垂直交差を形成するように外側リブ17と交差している。最終的に得られた表面の均一性のデータが図8と図9に示されている。図8には、米国特許第4,583,888号に示されているものによる外観を有するドリルによる孔貫通の結果が示され、これに対し、図9に示された結果は本発明によるドリルの実施形態に対応する。これらの図の各々では、水平軸は、穿孔すべき材料の10個の孔のデータを示し、垂直軸は穿孔された孔の直径を示している。各々の3つのステープルについて示されており、この場合、左のステープルは孔の入口の値を示し、中央のステープルは孔の中央の測定を示し、右のステープルの値は孔の出口の値測定を示している。図から理解されるように、孔の均一性は、最終的に得られた表面にほとんど欠陥がない程度に本発明によるドリルで得られる。結果が図8に見られるR411で示した比較のドリルは、米国特許第4,583,888号に図示しかつ説明したドリルと対応するドリル形状を有する。図10と図11に示されていることから、最終的に得られた面は、ドリルR411の場合よりもはるかに欠陥のない均一性を有することが明らかである。このことは、本発明によるドリルによるよりも測定結果の分布がはるかに明らかであるので、測定結果の分布を研究すると明らかになる。主にx方向の位置は、明らかに、R411で示したドリルに関しはるかに大きく分布している。x方向およびy方向に示された値はmmで示されている。上記から理解されるように、分布は、x方向で、従来技術のドリルについて約300であり、新しいドリルについて約100に過ぎない。望ましい短いチップを得るために、中央のドリル領域から排出することが容易であること、および逃げ面がドリル尖端に隣接する逃げ面が望ましい形状を有することが、支配的な重要性を有する。軸方向の傾斜角度は実質的に0に等しいことが望ましいと確認されており、これにより、中心に近い凸状に湾曲したエッジ12と組み合わせて、チップ排出凹部3と3’を通して後方に容易に排出できる短いコンマ形状のチップをもたらす。
チップ排出凹部がドリルの周縁面18に向かって終わることが、ドリルの全体的最適化のために重要である。図3には、2つの凹部3と3’がそれらの出口に対称的に到達し、点19と20で周縁面と交差する状態が示されている。この情報は、点19と20の間の外接円の長さlが外接円の全長の25〜31%であることを示している。
米国特許第4,583,888号による従来技術のドリルと比較したドリル性能を説明するために、貫通深さおよびドリル加工速度は、従来の炭素鋼、フェライトステンレス鋼および鋳鉄を含む3つの代表的なワークピース材料で加工中に測定され、この場合、水溶性の切削流体が加工中に使用された。
Figure 2010194712
上の表1には、米国特許第4,583,888号に対応するタイプR411のドリルで得られたドリル加工結果との比較に示されているように、本発明によるドリルR840によりドリル加工中にどの種類の性能が達成されたかを示す値が示されている。上記に明らかなように、本質的な結果の改良が得られた。
本発明の別の実施態様によれば、ドリルは、2つの部分、すなわち、部分的または全面的に焼結炭化物から製造される切削インサートを支承する前側部分および工具鋼のような焼結炭化物よりも軟質の材料から製造し得る後側部分で製造することができる。ドリルの前方に配置された部分は、機械的結合またはトルクに耐える結合によって後側ドリルシャフトに接続し得る。
本発明の原理、好ましい実施形態および使用方法について、上述の明細書に説明してきた。しかし、保護されるように意図される本発明は、記述した特定の実施形態に限定されると解釈されるべきでない。さらに、本明細書に記述した実施形態は、制限的であるよりもむしろ例示的であると見なされるべきである。本発明の精神から逸脱することなく、変更および変化が他者によって行われ、また均等物を使用することが可能である。したがって、本発明の精神と範囲内に含まれるこのような変更、変化および均等物のすべては、本発明によって包含されることが明白に意図される。

Claims (20)

  1. 中心軸線を有するシャフトと、
    前記シャフトに形成された複数のチップ移送溝と、
    少なくとも2つの切削インサートを有するドリルヘッドとを備え、各前記切削インサートには少なくとも1つの切削エッジが設けられ、前記少なくとも1つの切削エッジがチップ破砕面と第1の逃げ面との間に画定されており、前記少なくとも1つの切削エッジは、外側真直エッジ部と、前記シャフトの中心軸線の近傍の湾曲切削エッジ部と隣接補強斜面とを有する、ドリルにおいて、
    前記少なくとも1つの切削エッジは、前記中心軸線の直近傍にあり、かつドリル加工中に心出し手段として機能するために前記少なくとも2つの切削インサートの間のチゼルエッジによって終端されており、隣接補強斜面のない主真直部分が、前記ドリルの中心軸線を通して延びている水平線に対して約40〜50°の角度で配向される方向に、前記湾曲切削エッジ部に内側方向に続いている、ドリル。
  2. 中心の前記チゼルエッジが、前記ドリルの直径の約0.010〜0.020倍の長さを有している、請求項1に記載のドリル。
  3. 前記チゼルエッジの方向と前記ドリル中心を通した水平線との間の角度は約44〜67.5°である、請求項1に記載のドリル。
  4. 前記主真直部分から鈍角に配向される第2真直部分が内側方向に続く方向に、前記主真直部分が湾曲部に隣接して配置されている、請求項1に記載のドリル。
  5. 前記中心軸線のいずれかの側の前記主真直部分の半径方向外側の終端点の間の交点の間の半径方向直線距離が、前記ドリルの直径の約0.17〜0.21倍である、請求項1に記載のドリル。
  6. 前記少なくとも1つの切削エッジに沿った第1の逃げ面の逃げ角が、約3〜20mmの直径を有するドリルに対し約4〜9°である、請求項1に記載のドリル。
  7. 凸状の湾曲部に沿って、また前記湾曲部から内側方向に配置された前記真直エッジ部分に沿ったチップ角度が、約0°である、請求項4に記載のドリル。
  8. 第2逃げ面の逃げ角が、約20〜27°である、請求項4に記載のドリル。
  9. 前方ドリルヘッドの背後に軸方向にある距離で断面に沿って見た前記ドリルのコア領域の寸法が、前記ドリルの外接円の領域全体の約48〜52%である、請求項1に記載のドリル。
  10. 各チップ移送溝に隣接してリブが設けられており、前記リブの幅が、約3〜20mmの直径を有するドリルに対し約0.20〜0.90mmである、請求項1に記載のドリル。
  11. 平坦に研磨された補強斜面が、前記真直エッジ部分及び前記湾曲縁部分に沿って設けられており、前記補強斜面の幅が、約3〜20mmのドリル直径範囲内の約0.04〜0.16mmである、請求項1に記載のドリル。
  12. 前記インサートが約138〜142°の角度で設けられている、請求項1に記載のドリル。
  13. 前記複数の溝の半径方向外側部分の各々が、略平坦に研磨された表面として設けられ、前記表面が半径方向内側の凹状湾曲部から鈍角に配向されている、請求項1に記載のドリル。
  14. 前記チップ移送溝が前記ドリルの周縁面と交差する複数の点の間の前記外接円の長さが、前記ドリルの外接円の全長の約25〜31%である、請求項9に記載のドリル。
  15. 前記ドリルの少なくとも前方部分にTiAlN層が設けられている、請求項1に記載のドリル。
  16. 前記チップ移送溝が前記ドリルの周縁面と交差する複数の点の間の距離を規定している円弧の長さが、前記ドリルの外接円の全長の約25〜31%である、請求項14に記載のドリル。
  17. 前記切削インサートが焼結炭化物で製造されており、同じ焼結炭化物で製造されるドリルシャフトの一体部分として与えられている、請求項1に記載のドリル。
  18. 前記ドリルの前方部分が完全に又は部分的に焼結炭化物で製造されており、前記ドリルの前記前方部分が、機械的又はトルクに耐える接続によって後部シャフト部分に接続されており、前記後部シャフト部分が、焼結炭化物に対してより軟質の材料から製造されている、請求項1に記載のドリル。
  19. 前記主真直部分と、前記中心軸線を通して延びている水平線との間の角度が、約42〜48°である、請求項1に記載のドリル。
  20. 前記チゼルエッジの方向と、前記ドリル中心を通した水平線との間の角度が、約50〜55°である、請求項1に記載のドリル。
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