JP2010193929A - 食器洗い機 - Google Patents

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    • A47L15/0084Washing or rinsing machines for crockery or tableware of drawer-type

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Abstract

【課題】洗浄槽の前後引出しによる洗浄槽の位置検出よりも早く、洗浄槽の引き出し動作を検知することにより、洗浄槽が開口部を露出した場合でも洗浄手段からの水が外に飛び出すことを防止すること。
【解決手段】洗浄槽12の外壁に設けられるとともに洗浄水を引き出すための取っ手11と、取っ手11に設けられた被接触検知手段13と、洗浄槽12内に設けられた洗浄手段14と、洗浄手段14に水を供給するとともに誘導モータ19を動力とするポンプ15と、誘導モータ19にかける電圧を制御する制御手段16とを備え、被接触検知手段13が接触されたことを検知した場合、制御手段16は、誘導モータ19にかける電圧を下げる。
【選択図】図1

Description

本発明は洗浄ノズルから水を噴射して食器類を洗う食器洗い機に関するものである。
従来の食器洗い機は、図8に示すように前方に開口する食器洗い機本体1内に前後方向に移動自在に設置された洗浄槽2と、洗浄槽2の前後移動を検知するマイクロスイッチ5と、洗浄槽2の移動を、第一の拘束位置と第二の拘束位置で拘束するギアードモータ6と、洗浄槽2内に配置され食器類11を洗浄する洗浄ノズル4とを有し、ギアードモータ6による洗浄槽2の移動の拘束中に、洗浄槽2が第一の拘束位置から第二の拘束位置に移動したことをマイクロスイッチ5が検知してから所定時間以内は、ギアードモータ6による拘束を解除しないもので、洗浄槽を勢いよく引き出そうとしても、所定時間は、洗浄槽2を第二の拘束位置より前に引き出せない。これは、洗浄槽2が上方に開口し、かつ、運転中は洗浄ノズル4が上方に洗浄水を噴出させているので、洗浄ノズル4から噴出する水が、洗浄槽4の開口部から外に飛び出したり、使用者にかかることが無いようにしたためである(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−301065号公報
しかしながら、前記従来の、マイクロスイッチにより洗浄槽の前後移動を検知する方式では、実際に洗浄槽が第2の拘束位置までに動いた後に初めて洗浄槽の移動を検知することができるため、洗浄槽外壁前面に設けられた取っ手に使用者が手を掛けてから、洗浄槽の前後移動をマイクロスイッチが検知するまでの時間だけ検知する時間が遅延するという課題があった。つまり、マイクロスイッチが第2の拘束位置を検知してからポンプの減速をおこなうために、検知から1秒以内にポンプが停止した場合であっても洗浄槽が開口しているため、水が外へ飛び出すという課題があった。
また、ギアードモータやマイクロスイッチを使用し、コストが高くなる上に、使用者が洗浄中に勢いよくドアを引き出そうとした場合に、洗浄槽が拘束されているために使用者が手や腕にストレスがかかったり、ギアードモータの拘束時間が所定時間以内という時間の間、使用者が待たされるという使い勝手の悪い操作性を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、洗浄槽の移動を検知する時間の遅れを短くするとともに、余分な部品を使用することなく水が外に飛び出すということがない、安全かつ使い勝手のよい食器洗い機を提供することを目的とする。
筐体と、前記筐体内に引出し自在に収納されるとともに被洗浄物を出し入れするための開口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の外壁に設けられるとともに洗浄水を引き出すための取っ手と、前記取っ手に設けられた被接触検知手段と、前記洗浄槽内に設けられた洗浄手段と、前記洗浄手段に水を供給するとともに誘導モータを動力とするポンプと、前記誘導モータにかける電圧を制御する制御手段とを備え、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記制御手段は、前記誘導モータにかける電圧を下げ、前記ポンプ動作を即座に停止するものである。
これによって、洗浄槽が開口部を露出する前にポンプを停止することができ、洗浄槽の開口部からの洗浄水の飛び出しを確実に防止することができる。
本発明の食器洗い機によれば、取っ手に被接触検知手段を設け、その被接触検知手段に使用者が触れることで制御手段が誘導モータを動力とするポンプを即座に停止させることで、洗浄槽の前後引出しによる洗浄槽の位置検出よりも早く、洗浄槽の引き出し動作を検知することができることにより、洗浄槽が開口部を露出した場合でも洗浄手段からの水が外に飛び出すことを防止できる食器洗い機を提供することができる。
第1の発明は、筐体と、前記筐体内に引出し自在に収納されるとともに被洗浄物を出し入れするための開口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の外壁に設けられるとともに洗浄水を引き出すための取っ手と、前記取っ手に設けられた被接触検知手段と、前記洗浄槽内に設けられた洗浄手段と、前記洗浄手段に水を供給するとともに誘導モータを動力とするポンプと、前記誘導モータにかける電圧を制御する制御手段とを備え、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記制御手段は、前記誘導モータにかける電圧を下げることにより、食器洗い機の取っ手を勢いよく開いた場合でも、洗浄槽の移動前にポンプを停止制御することで洗浄手段からの水を外に飛び出させることを防止でき、安全性を確保するとともに部品削減による経済性に優れた食器洗い機を提供できる。
第2の発明は、前記被接触検知手段が、接触されたことを検知する静電容量検知手段とすることにより、前記静電容量検知手段は接触時にストロークが無く、ストロークによる遅延を発生させないために、前記被接触検知手段の接触検知をより早く、正確に検出することができる。
第3の発明は、前記洗浄手段は回転可能に設けられた洗浄ノズルを有し、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記洗浄ノズルの回転を減速若しくは停止させる部材を設けることにより、前記被接触検知手段が接触を検知した場合に、洗浄ノズルの減速部材により、洗浄ノズルの回転を停止することができ、洗浄ノズルからの水の噴射を抑制することで、より早く洗浄槽から外への水の飛出しを防止できる。
第4の発明は、前記洗浄ノズルは裏面外壁に磁石を有し、前記洗浄ノズルの下方に位置する前記洗浄槽の底部に電磁石が設けることにより、前記被接触検知手段が接触を検知した場合に、制御手段から前記電磁石に電流を流すことで、洗浄ノズル裏面外壁に設けた磁石を磁力による吸引をおこなうことで、非接触により洗浄ノズルを減速することができる。また電磁石による非接触であるため、構造上の信頼性、長期使用、低騒音化を向上することができる。
第5の発明は、前記洗浄槽は樹脂で作成され、前記電磁石は、前記洗浄槽の底部の樹脂内に設けることにより、前記電磁石と前記洗浄ノズルの裏面外壁に設けた磁石間の距離のばらつきを最小限に抑制することができ、安定した減速動作ができ、前記電磁石の防水性、設置性を向上できる。
第6の発明は、前記電磁石は、前記洗浄槽の底面外壁に設けることにより、前記洗浄槽の形状や大きさが異なる複数の機種にも容易に配置替えをおこなうことができ、減速性能を向上するために複数の電磁石設置も容易にできる。
第7の発明は、前記洗浄槽の位置を検知する位置検知手段が前記筐体に設けられ、前記被接触検知手段が接触を検知することにより前記制御手段が前記誘導モータにかける電圧を下げた場合で、かつ、前記位置検知手段が前記洗浄槽が略完全に前記筐体内に収納されていることを検知した場合、前記制御手段は、前記被接触検知手段の検知が解除されれば
、前記誘導モータにかける電圧を復帰させることにより、洗浄槽の開口に備えてポンプ動作を停止し、水の飛出しを防止することができるとともに、位置検知手段により洗浄槽を開口しない場合には、即座にポンプ動作を再開するという使い勝手が良く、安全性の高い食器洗い乾燥機を提供できる。
第8の発明は、前記ポンプは、回転方向の切換えにより洗浄と排水を行う洗排兼用ポンプであって、洗浄と排水とを切換える電源切換え用のトライアックとを有し、前記制御手段は前記誘導モータ及び前記トライアックを制御し、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記制御手段は、前記トライアックを介して前記誘導モータを位相制御することにより誘導モータへの印加電圧を低下させ、前記ポンプの回転数を低下させる。
これによって、前記被接触検知手段が検知した際に、前記洗浄手段からの水の噴射量を低下させ、洗浄槽を開口した場合でも、噴射量を低下した状態からポンプ停止をおこなうことで噴射水が外へ飛び出さないようにすることができる。さらに前記被接触検知手段が検知したのみで洗浄槽を開口せずに被接触検知手段が非検知となった場合でも、再びポンプの回転数を即座に上げることができ、洗浄動作を停止せずに洗浄状態を継続することができるうえ、洗浄時間を短縮化できる。
第9の発明は、前記被接触検知手段は、前記取っ手の内側外壁に配置することにより、使用者が洗浄槽の引出し行為方向に前記接触手段を設け、引出し行為時に確実に最初に接触することで検出の精度を向上でき、使用者が洗浄槽を引き出す開口動作を正確で早期に検出することができる。
第10の発明は、前記誘導モータは、慣性モーメントが0kgmより大きく0.001kgm以下の回転子径および質量であり、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合に、前記制御手段がポンプ動作を停止することにより、誘導モータの慣性モーメントによる回転時間を短くすることができ、ポンプ動作を早期に停止することができ、洗浄ノズルからの噴射水を洗浄槽の外へ噴射することを防止できる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態における食器洗い機の構成を示したもので、図1において、食器洗い機本体10は、その内部に引出し自在に収納され、被洗浄物を出し入れするための開口部を上面にある洗浄槽12が設けられ、その洗浄槽12の底裏面外壁に誘導モータ19で駆動するポンプ15が配置され、そのポンプ15から水を供給接続する洗浄手段(洗浄ノズル)14が、洗浄槽12の底部内面壁に配置される。
次に食器洗い機本体10から洗浄槽12を前後方向に引き出すための取っ手11が配置され、その取っ手11に使用者が接触したことを検知する被接触検知手段(タッチセンサ)13が設けられている。さらに洗浄槽12の背面と食器洗い機本体10の間に位置検知手段18(マイクロスイッチ)が設けられ、洗浄槽12の引出し状態を検知する。
さらに洗浄ノズル14と洗浄槽12の底部分との間に洗浄ノズル14を減速させるブレーキ17を設け、誘導モータ19とブレーキ17を制御する制御手段16を設けられている。
図2は、食器洗い機本体10の取っ手11の一部分を示したもので、静電容量式タッチセンサ13Bが取っ手11の内側外壁の上面に配置した構成を示している。
図3は、洗浄槽12の底部の樹脂内に電磁石17Aを設け、洗浄ノズル14の底面裏外壁に磁石17Bを取り付けた構造を示している。
図4は、図3の洗浄ノズル14の底裏面外壁に設けた磁石17Bを構造を示している。
図5は、洗浄槽12の底部の裏側外壁に電磁石17Aを設け、洗浄ノズル14の底面裏側外壁に磁石17Bを取り付けた構造を示している。
次に、本実施の形態の食器洗い乾燥機の動作について説明する。
まず、図1の食器洗い機本体10は、洗浄動作をおこなう場合、使用者が洗浄操作をおこなうことで、制御手段16がポンプ15を駆動する誘導モータ19に商用電源100を印加し、ポンプ15が発生させた水流を洗浄ノズル14送出し洗浄ノズル14が水を噴出することで洗浄槽12内の食器類を洗浄する。
次に洗浄動作を停止する場合は、使用者が洗浄停止操作をおこなうことで、制御手段16がポンプ15を駆動する誘導モータ19への商用電源100をオフすることにより、誘導モータ19およびポンプ15が回転を減速し停止する。その結果ポンプ15から洗浄ノズル14への水流が停止することで洗浄ノズル14からの水の噴出が無くなる。
さらに、使用者が食器類を取り出す場合は、使用者が食器洗い機本体10の洗浄動作を停止した後、洗浄槽12を食器洗い機本体10から引出して食器類を洗浄槽12の開口部から取り出す。
しかし、使用者が器洗い機本体10の洗浄停止動作をおこなわずに取っ手11に手を掛け引出す場合には、使用者が取っ手11に手を掛けてから洗浄槽12が実際に引出されるまでの遅延時間を約1秒とした場合、その時間を利用し、まず、取っ手11に使用者が手を掛けた際に取っ手11の前面にあるタッチセンサ13に使用者が接触したことを検知し、即座に制御手段16が誘導モータ19に印加している電源をオフし、約1秒以内にポンプ15および誘導モータ19が減速し、停止することで洗浄ノズル14の噴水が無くなる。よって、洗浄槽12が引出された時点では洗浄ノズル14からの噴水が減少され、洗浄槽12の外に飛び出さないようにすることができる。
ここで、ポンプ15を駆動する誘導モータ19に電源印加状態から電源オフとして洗浄ノズルからの噴出が停止するまでの時間を誘導モータ19の慣性モーメントを0.001kgm以下とした場合には、確実に1秒以内で停止することが実験で確認できており、タッチセンサ13により使用者が取っ手に接触することで、誘導モータ19の電源をオフすることで確実に洗浄槽12からの水の飛出しを防止できる。
ここで、誘導モータ19の慣性モーメントを0.001kgm以下としたが、誘導モータが仮に、定常回転時の回転数が3000rpm、トルクが0.12Nmとして動作し、始動トルクが0.06Nmの場合、モータの慣性モーメントが0.001kgm以下であるとすると減速時間tは、実際には減速中のトルクが変化するため実際には下記の計算値よりも小さくなるが、
T=Jω J=0.001kgm
ω=2πN/60・1/t N:回転数(rpm)、t:減速時間
始動トルク0.06Nmの場合
0.06=0.001×2πN/60・1/t t=5.2(秒)
モータ単体の減速時間が約5.2秒で減速するが、実際のポンプにおいてはモータ負荷
としてランナが設けられ、そのランナが水の負荷により回転の負荷となり、減速中のトルクも変化するため、実際には約1秒以内に停止することが確認できている。従って、慣性モーメント0.001kgm以下の誘導モータ19であれば、洗浄槽12の開口時に水が洗浄槽12の外に飛び出すことを防止できる。
さらに、使用者が取っ手11の前面にあるタッチセンサ13に接触した際、制御装置16が、誘導モータ19の電源をオフし、洗浄ノズル14が停止する。その後、位置検知手段18が洗浄槽12の引出された開状態を検知した場合は、誘導モータ19の電源オフを保持する。
しかし、タッチセンサ13が検知後、位置検知手段18が閉状態のままでタッチセンサ13の検知が解除された場合には、タッチセンサ13検知時にオフした誘導モータ19への電源印加を再度オンすることで継続して洗浄動作をおこなう。
これにより、使用者が取っ手11に触れ、洗浄槽12を引出す場合には洗浄ノズル14からの水の飛出しを防止でき、取っ手11に触れただけで、引出し動作をやめた場合には洗浄動作を再び継続でき、安全かつ使い勝手の良い動作をおこなうことができる。
さらに洗浄動作中に、使用者が器洗い機本体10の洗浄停止動作をおこなわずに取っ手11に手を掛け引出す場合には、制御手段16がポンプ15の誘導モータ19の電源をオフすると同時に洗浄槽12の底面にあるブレーキ17を制御手段16で制御し、洗浄ノズル14を停止させる。
これにより、誘導モータ19の停止と同時に洗浄ノズル14も停止することができ、さらに早期に洗浄ノズル14からの噴水を防止することができる。
図2は、食器洗い乾燥機本体10の取っ手11の一部分を示したもので、静電容量式タッチセンサ13Bが取っ手11の引出し方向の内側上面に配置されている。
このように配置することで、使用者が洗浄槽12を引出す際に、引出し方向に必ず指先が、静電容量式タッチセンサ13Bに触れることで、指先だけで取っ手11に触れるような場合でも確実に接触を検知できるとともに、引出し動作以外に取っ手11の前面ふれることによる使用者が意図しない誤動作による接触検知を防止できる。
また、図2に示す被接触検知手段13を静電容量式のタッチセンサ13Bとした場合、機械式のタッチセンサと比べ、機械的に指先で接触から一定ストロークの間、圧力を加える必要性やストロークによる動作遅延時間を発生させない。
このようにすることで、静電容量式タッチセンサ13Bの接触検知動作を遅延時間なくおこなうことができ、接触検出後のポンプ15の停止を遅延させずに安定して停止させることができる。
また、図3に示す洗浄槽12の底面の樹脂内に電磁石17Aを収納配置することで、洗浄ノズル14の底裏面外壁に設けた磁石17Bとの位置関係(距離)をばらつきを少なく安定して配置できるため、電磁石17Aへ制御手段16が減速制御をおこなう場合に安定した減速をおこなうことができ、樹脂内部に収納することで洗浄槽12内部の水や漏水による水が電磁石17Aにかかる危険が無く、絶縁性能を向上できる。
また、図4に示す洗浄ノズルの底面外壁に磁石17Bを設けた構造とし、磁石のN極を底面として洗浄ノズル14の回転中心を対称的に2ヶ所設け、図3に示す電磁石17Aを
洗浄ノズル14の磁石17Bに対応するように2ヶ所配置し、S極の磁力を発生させることで、洗浄ノズル14の磁石17Bが電磁石17Aに引かれ減速する。
ここで、磁石17Bの磁極をN極としたがS極とし、電磁石17AをN極として引かれることでも同じである。
また、洗浄槽12の底面の樹脂内部に収納する電磁石17Bをここでは2ヶ所としているが、洗浄ノズル14が回転する円状内に複数設けることでさらに減速を早くすることができる。
また、図5に示す洗浄槽12の底面の裏側外壁に電磁石17Aを配置することでも同じように洗浄ノズル14を減速することができるとともに、洗浄ノズル14や洗浄槽12の大きさが異なる場合など取り付け位置を自由にすることができ、容易に最適な配置にすることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2の食器洗い機のポンプの動力である誘導モータ19への電源供給回路を示した構成図である。図6において、商用電源100は、一つの動作は、制御手段16がトライアック24Aを制御し、トライアック24Aを全導通させ、商用電源100の電圧が誘導モータ19に印加され、ポンプ15を正回転させる。またもう一方の動作は、制御手段16がトライアック24Bを制御し、トライアック24Bを全導通させ、商用電源100の電圧が誘導モータ19に印加され、ポンプ15を逆回転させる。誘導モータ19に印加される電圧が、コンデンサによる位相差で誘導モータ19の巻き線にかかる電圧位相差により誘導モータ19が正逆回転をおこなう。
図7は、本発明の実施の形態2の食器洗い機のポンプの動力である誘導モータへの電源供給時のトライアック24Aまたはトライアック24Bの制御波形を示す。
図7において、上段の制御信号20は、制御手段16のトライアック24Aへの制御信号で、制御手段16が商用電源100の電圧波形21のゼロクロス点23(半周期毎)からの時間である制御タイミング20Aで、半周期毎に制御信号をトライアック24Aに出力する。
下段の電圧波形21は、商用電源100の電圧波形であり、制御信号20によりトライアック24Aは、商用電源100の制御電圧波形22として誘導モータ19へ印加される。
上記構成において以下動作を説明する。制御手段16は、制御タイミング20Aのタイミングを制御することで誘導モータ19への印加電圧を下げることができる。例えば、制御タイミング20Aをゼロとして制御をおこなう場合は、商用電源100の電圧がそのまま誘導モータ19に印加され、制御タイミング20Aを大きくすれば、誘導モータ19への印加電圧が小さくなる。
誘導モータ19は、電圧の2乗にトルクが比例するため、電圧を下げることでトルクが低下することで、回転数が低下する。この回転数が低下することでポンプ15の水流量を低下することとなり、被接触検知手段13が検知した際に、制御手段16がトライアック17Aの制御タイミング20Aを大きくすることで、一次的にポンプ15の水流量が低下し、洗浄槽12を引出された場合に洗浄槽12から水が飛び出さない。さらに洗浄槽12を引出さない場合で、被接触検知手段13の検知信号が解除された場合では、誘導モータ19への印加電圧が制御タイミング20をゼロとすることで誘導モータ19の回転を停止
した場合に比べ、定常回転数に戻るまでの起動時間が早い。
このことにより、洗浄動作を停止させずに、洗浄槽12の引出しをおこなっても水が外に飛び出さず、かつ、安全で応答性が良く、使い勝手の良い食器洗い機を提供することができる。
本発明にかかる食器洗い機は、洗浄中の洗浄槽の引出し動作において、誘導モータの慣性動作を考慮した洗浄槽の引出し検出方法により、洗浄槽が引出された場合に、水が飛び出すことを防止することが可能になるので、ビルトイン式のフロントおよびスライド式、卓上式の食器洗い機に有用である。
本発明の実施の形態1における食器洗い機の構成図 本発明の実施の形態1における食器洗い機の取っ手の構成図 本発明の実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽構成図 本発明の実施の形態1における洗浄ノズルの構造図 本発明の実施の形態1における食器洗い機の洗浄槽構成図 本発明の実施の形態2における食器洗い機の制御手段の詳細構成図 本発明の実施の形態2における制御手段の制御波形および印加電圧波形を示す図 従来の食器洗い機の構成図
10 食器洗い機本体
11 取っ手
12 洗浄槽
13 被接触検知手段(タッチセンサ)
13B 静電容量式タッチセンサ
14 洗浄手段(洗浄ノズル)
15 ポンプ
16 制御手段
17 ブレーキ
17A 電磁石
17B 磁石
18 位置検出手段(マイクロスイッチ)
19 誘導モータ
20 制御信号
20A 制御タイミング時間
21 商用電源電圧波形
22 印加電圧
23 ゼロクロス点
24A、24B トライアック
100 商用電源

Claims (10)

  1. 筐体と、前記筐体内に引出し自在に収納されるとともに被洗浄物を出し入れするための開口部を有する洗浄槽と、前記洗浄槽の外壁に設けられるとともに洗浄水を引き出すための取っ手と、前記取っ手に設けられた被接触検知手段と、前記洗浄槽内に設けられた洗浄手段と、前記洗浄手段に水を供給するとともに誘導モータを動力とするポンプと、前記誘導モータにかける電圧を制御する制御手段とを備え、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記制御手段は、前記誘導モータにかける電圧を下げる食器洗い機。
  2. 前記被接触検知手段は、接触されたことを検知する静電容量検知手段であり、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記制御手段が前記誘導モータにかける電圧を下げる請求項1記載の食器洗い機。
  3. 前記洗浄手段は回転可能に設けられた洗浄ノズルを有し、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記洗浄ノズルの回転を減速若しくは停止させる部材を設けた請求項1若しくは2に記載の食器洗い機。
  4. 前記洗浄ノズルは裏面外壁に磁石を有し、前記洗浄ノズルの下方に位置する前記洗浄槽の底部に電磁石が設けられ、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記制御手段が、電磁石に電流を流し、前記洗浄ノズルの回転を減速させる請求項3記載の食器洗い機。
  5. 前記洗浄槽は樹脂で作成され、前記電磁石は、前記洗浄槽の底部の樹脂内に設けることを特徴とした請求項4記載の食器洗い機。
  6. 前記電磁石は、前記洗浄槽の底面外壁に設けられる請求項4記載の食器洗い機。
  7. 前記洗浄槽の位置を検知する位置検知手段が前記筐体に設けられ、前記被接触検知手段が接触を検知することにより前記制御手段が前記誘導モータにかける電圧を下げた場合で、かつ、前記位置検知手段が前記洗浄槽が略完全に前記筐体内に収納されていることを検知した場合、前記制御手段は、前記被接触検知手段の検知が解除されれば、前記誘導モータにかける電圧を復帰させる請求項1記載の食器洗い機。
  8. 前記ポンプは、回転方向の切換えにより洗浄と排水とを行う洗排兼用ポンプであって、洗浄と排水とを切換える電源切換え用のトライアックを有し、前記制御手段は、前記誘導モータ及び前記トライアックを制御し、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合、前記制御手段は、前記トライアックを介して前記誘導モータを位相制御することにより誘導モータへの印加電圧を低下させ、前記ポンプの回転数を低下させる請求項1記載の食器洗い機。
  9. 前記被接触検知手段は、前記取っ手の内側外壁に配置されたことを特徴とする請求項1乃至7に記載のいずれかの食器洗い機。
  10. 前記誘導モータは、慣性モーメントが0kgmより大きく0.001kgm以下の回転子径および質量であり、前記被接触検知手段が接触されたことを検知した場合に、前記制御手段がポンプ動作を停止する請求項1記載の食器洗い機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015019918A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 株式会社ハーマン 食器洗浄機
CN111297298A (zh) * 2020-02-24 2020-06-19 佛山市顺德区美的洗涤电器制造有限公司 洗碗机及其碗篮装置

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