JP2010190845A - ソーラーセル付電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡潔な分割方法で、ソーラーセルのそれぞれの発電領域の発電量の差を低減するソーラーセル付電子時計を提供する。
【解決手段】 文字板5と、文字板5の上部に配置される光透過性の風防部材2と、光を受光して起電力を発生する発電領域7aが形成されたソーラーセル7と、を有し、発電領域7aが、文字板5と風防部材2との間に位置するように、文字板5に対してソーラーセル7が略垂直に配置され、ソーラーセル発電部7aが、文字板5側に形成された発電領域7mと、文字板5側に形成された発電領域よりも風防部材2側に形成された発電領域7nとを含む複数の発電領域に分割されたソーラーセル付電子時計において、風防部材2から入射する無指向性の光による単位面積あたりの平均照度が他の発電領域よりも低い発電領域の面積を、他の発電領域の面積よりも大きくなるように、複数の発電領域7m,7nにおける各発電領域の面積を設定した。
【選択図】 図2

Description

この発明は、光を利用して発電するソーラーセルを文字板に対し、略垂直に配置したソーラーセル付電子時計の構造に関するものである。
従来からソーラーセルを有し、太陽光などの光を発電電源として利用する電子時計が実用化されている。そのほとんどは、光透過性のある風防ガラス等の風防部材と時計ケースの内部に、前記風防部材と平行に配置された光透過性のある文字板と、前記文字板の前記風防部材とは反対の面側にソーラーセルを配置している。そして、前記風防部材と前記文字板を透過してきた光がソーラーセルに達することでソーラーセルが発電し、その電力を使用して時計を駆動している。この方法によると、光を透過する文字板が必須となり、光の透過具合によっては、下面のソーラーセルの色が透けて見えることもあり、デザイン性を損なっていた。また、時計に良く使用している光を透過しない金属板製の文字板を使用できないなど、デザイン上の制約が大きかった。
そこで、ソーラーセルを文字板の下に配置するのではなく、特許文献1や特許文献2のように、風防部材と文字板の間に配置し、文字板を取り囲むように文字板に対し略垂直に配置する構造が提案されている。図8は特許文献1の図1に示された電子時計(電子時計の要部断面図)である。図8において、102は風防部材、105は文字板、107はソーラーセル、100は時計ケース、103は裏蓋である。また106は光透過性の部材である見返しリング、104は時計ムーブメント、104aは、時計ムーブメント104の構成部品であり、ソーラーセル107等を支持するソーラーセル保持部である。このように、風防部材102と見返しリング106を透過した光を、文字板105の周囲に配置したソーラーセル107が受光して発電する構造とすることにより、文字板105として、従来の金属文字板の使用が可能となり、文字板下面側にソーラーセルを配置するソーラーセル付電子時計のように、ソーラーセルの色が透けて見えることもなく、文字板のデザインの制約を解消したソーラーセル付電子時計を実現している。
また、特許文献1、特許文献2に記載の実施例に示されるような単一のソーラーセルで構成した場合、発電される電圧が小さく、ソーラーセルで発電した電流を充電用電池に充電するに必要な電圧を確保するのが困難となる場合があり、その場合昇圧充電回路により電圧を昇圧して充電用電池に充電する方法や、特許文献3にあるようなソーラーセルを多段化して、直列接続することで充電用電池に充電する電圧を確保する方法などがある。
また、ソーラーセルの受光領域に入光する光は風防部材と文字板の間に均等に入光するわけではなく、風防部材側の入光照度が低い場合や文字板側の入光照度が低い場合などがあり、特許文献3のように、各々の発電領域の面積が均等となるようにソーラーセルを分割した場合、各々の発電領域に入光する光の単位面積あたりの平均照度に差が発生し、各々の発電領域における発電量は、その平均照度の差に応じて差が生じることになる。それらの発電量に差がある発電領域同士を直列に接続し使用する場合、最も発電量が小さい領域の発電量に制限されることが一般に知られており、入光する光の単位面積あたりの平均照度の高い領域、つまり多くの発電が可能な領域においてはその発電能力を十分に発揮できない非効率的な多段ソーラーセル構成となってしまう。それらを改善するため、特許文献4にみられるように分割線を櫛歯状にすることにより、各々の発電領域に入光する光の単位面積あたりの平均照度の差が低減され、それぞれのソーラーセルが同等な発電量を得ることができる。
しかしながら、特許文献4のように分割線を櫛歯状にしたソーラーセルは、分割線が複雑
となり、ソーラーセルを文字板をとりかこむように曲げて配置する構造においては櫛歯状の分割線の部分に応力が集中して、クラック等の破壊が起きる可能性がある。
特開2004−212389号公報(11頁、図1) WO2004/066042号公報(12頁、第6図) 特開2002−148366号公報(5頁、図4) 特開2005−69691号公報(8頁、図1)
以上説明したように、充電用電池に充電するに必要な発電電圧を確保するためにソーラーセルを複数の発電領域に分割して直列接続した場合、各発電領域の照度差に起因して各発電領域に発電量の差が生じ、ソーラーセルの発電効率が低下するという問題があり、これに対する有効な解決策は存在しなかった。
本発明は、ソーラーセルを文字板に対し略垂直に配置し、ソーラーセルの発電領域が、文字板側に形成された発電領域と風防部材側に形成された発電領域とを含む複数の発電領域に分割されたソーラーセル付電子時計において、ソーラーセルの各発電領域の発電量の差を低減することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、文字板と、該文字板の上部に配置される光透過性の風防部材と、光を受光して起電力を発生する発電領域が形成されたソーラーセルと、を有し、前記発電領域が、前記文字板と前記風防部材との間に位置するように、前記文字板に対して前記ソーラーセルが略垂直に配置され、前記発電領域が、前記文字板側に形成された発電領域と、該文字板側に形成された発電領域よりも前記風防部材側に形成された発電領域とを含む複数の発電領域に分割された電子時計において、前記風防部材から入射する無指向性の光による単位面積あたりの平均照度が他の発電領域よりも低い発電領域の面積を、前記他の発電領域の面積よりも大きくなるように、前記複数の発電領域における各発電領域の面積を設定したことを特徴とする。
また、前記複数の発電領域が、前記文字板側に形成された第1発電領域と、該第1発電領域と前記第2発電領域との間に形成された第3発電領域の3つの発電領域から成り、前記、第1発電領域および前記第2発電領域よりも前記第3発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第1発電領域および前記第2発電領域の面積が前記第3発電領域の面積よりも大きくなるように前記第1発電領域から前記第3発電領域の面積を設定したことを特徴とする。
また、前記第1発電領域よりも前記第2発電領域のほうが前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第1発電領域の面積を、前記第2発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする。
また、前記第2発電領域よりも前記第1発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第2発電領域の面積を、前記第1発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする。
また、前記複数の発電領域が、前記文字板側に形成された第1発電領域と、該第1発電領域よりも前記風防部材側に形成された第2発電領域の2つの発電領域から成り、前記第1の発電領域よりも前記第2発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第1発電領域の面積を、前記第2発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする。
また、前記複数の発電領域が、前記文字板側に形成された第1発電領域と、該第1発電領域よりも前記風防部材側に形成された第2発電領域の2つの発電領域から成り、前記第2発電領域よりも前記第1発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第2発電領域の面積を、前記第1発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする。
また、前記複数の発電領域に分割するための分割線が直線状であることを特徴とする。
また、前記無指向性の光による各発電領域の発電量が等しく成るように、前記各発電領域の面積を設定したことを特徴とする。
本発明によれば、簡潔な分割方法で、それぞれの発電領域の発電量の差を低減するような分割が可能となる。
本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセル付電子時計を示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセル構造を示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセル搭載構造を示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセルの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセル面における単位面積あたりの平均照度のグラフと、第1の実施の形態にかかるソーラーセル分割位置を示す図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるソーラーセルの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態にかかるソーラーセル分割位置を示す図である。 従来のソーラーセル搭載構造を示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるソーラーセル付電子時計の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態にかかるソーラーセル配置構造を示すソーラーセル付電子時計の要部断面図であり、図2は本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセルの斜視図であり、図3は本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセル搭載時のソーラーセルと時計ケースとの関係を示す時計ケースの背面図であり、図4は本発明の第1の実施の形態にかかる2分割されたソーラーセルの平置き状態を示す図であり、図5は本発明の第1の実施の形態にかかるソーラーセルに入光する光の分布と各ソーラーセル発電領域の分割位置における単位面積あたりの平均照度を示した図である。図6は本発明の第2の実施の形態にかかる3分割されたソーラーセルの平面状態を示す図である。図7は本発明の第2の実施の形態にかかるソーラーセルに入光する光の分布と各ソーラーセル発電領域の分割位置における単位面積あたりの平均照度を示した図である。
図1において、ソーラーセル付電子時計は、時刻表示部(図示しない)を有する時計ムー
ブメント4と、前記時計ムーブメント4に取り付けられ、時刻を判別するための切り分や装飾を施した文字板5と、前記時計ムーブメント4および、前記文字板5を収納し、前記時計ムーブメント4の時刻表示部を時計の外部から視認するための第1の開口部1bを有する時計ケース1と、前記時計ケース1の第1の開口部1bに配置され、時計表示部の保護を行う光透過性の風防部材2と、前記時計ケース1の内部に収容され、前記風防部材2と前記文字板5の間に、前記文字板5に対し略垂直に配置されたソーラーセル7と、前記時計ケース1の内部に収容され、前記風防部材2と前記文字板5の間に配置され光透過性部材で形成された見返しリング6と、前記時計ケース1と嵌合し、前記時計ケース1の第1の開口部1bと反対側の第2の開口部1c、側を密封するための裏蓋3とを備えている。
風防部材2は、時計ケース1の第1の開口部1bの内側に設けられた段部1aに載置して取り付けられている。またソーラーセル7は、文字板5の平面視で前記風防部材2の外周よりも外側であり、かつ文字板5の外周部よりも外側に配置されている。また、見返しリング6は、ソーラーセル7と同様に文字板5に対して略垂直に配置されるとともに、ソーラーセル7よりも内側に配置されている。
前記時計ムーブメント4は時刻表示が可能な、例えば、液晶セルや、指針等の時刻表示部(図示しない)を備え、また前記ソーラーセル7と接続して、前記ソーラーセル7により発電された起電力を蓄電する蓄電装置(図示しない)を備え、前記時刻表示部は前記蓄電装置に蓄えられた電力により駆動し、時刻を表示する。
前記ソーラーセル7は、図2に示すように、前記風防部材2を透過した光を受光して起電力を発生するソーラーセル発電部7aと、前記ソーラーセル発電部7aの前記風防部材2側および前記時計ムーブメント4側の端部に構成され、前記ソーラーセル発電部7aを湿度温度等の外乱から保護するためのソーラーセル非発電部7b、7cを有している。ここで前記ソーラーセル非発電部7b、7cは光を受光しても発電をしない。また図4に示すように、前記ソーラーセル発電部7aは直線状の分割領域7dにより、文字板5に近い側に配置される第1発電領域7mと、風防部材2に近い側に配置される第2発電領域7nに分割される。ここで、前記第1発電領域7mと第2発電領域7nは直列接続されている。また前記ソーラーセル発電部7aで発生した電力を前記時計ムーブメント4内に搭載された蓄電装置(図示しない)に蓄電するため、前記ソーラーセル7は、前記蓄電装置と接続するためのソーラーセル端子8を備えている。
ここで前記ソーラーセル7は図4に示すように、通常直線状の平板形状に形成され、図2、図3のように所望の形に曲げながら、図1に示すように、時計ムーブメント4に形成されたソーラーセルの曲げ形状に応じた溝4aに前記ソーラーセル非発電部7cを収めるように搭載する。尚、図3では、時計ケース1を背面側から見た場合の時計ケース1に対するソーラーセル7の収納位置及び収納形状を示しており、これら以外の部材を省略している。図3のように、ソーラーセル7は、時計ケース1内の時計ケース1の段部1aよりも外側の位置に環状形状に曲げられた状態で収納されている。これにより、ソーラーセル非発電部7cは文字板5の表面(文字板5の風防部材2側の面)よりも、時計ムーブメント4側の光が照射されない部分に位置する。また、ソーラーセル7はその外側の面が文字板5に対して略垂直に形成されたソーラーセル保持部4bの内面に密着することにより、ソーラーセル保持部4bによってガイドされている。
図5は図1に示す第1の実施形態において、風防部材2の上面より無指向性の光が照射されたとき、ソーラーセル発電部7aに入光する光の単位面積あたりの照度分布をシミュレートした結果である。
無指向性の光でシミュレートしたのは、机等の平らな面に載置されたソーラーセル付電子
時計に対して、ソーラーセル付電子時計から十分離れた位置にある照明器具の光や太陽光が照射されるような、通常、ユーザーが使用するような充電方法を想定しているためである。このような条件では、風防部材2の上面からソーラーセル7側に入射する光は、無指向性の光となる。
図5(a)は縦軸に時計ケース1内に配置されたソーラーセル7を風防部材2に近い側からの距離を単位面積ごとに区切ったソーラーセルの範囲を表し、横軸は縦軸で区切った各ソーラーセル範囲へ入光する光の単位面積あたりの平均照度をあらわしたものである。ここでソーラーセル範囲は、風防部材2側に配置されるソーラーセル端部から、文字板5方向への距離を表す数値であり、ソーラーセル範囲200〜400とは風防部材側に配置されるソーラーセル端面から200μm下がった位置から400μm下がった位置までの範囲のことである。図5(b)は図5(a)のグラフで示された、単位面積ごとに区切ったソーラーセル範囲とその単位面積における平均照度を表にまとめ、後述する第1の実施の形態におけるソーラーセル分割方法を説明するものである。
図1に示す第1の実施の形態においては、図5(a)に示すようにソーラーセル発電部7aに入光する光は、文字板5側、風防部材2側に近い範囲では入光量が少なく、文字板5側、風防部材2側の中間地点よりやや文字板5側に近い位置に照度のピークとなるような照度分布となっている。これは、一般に、文字板の周囲に略垂直にソーラーセルを配置する電子時計の構造に起因するものである。風防部材2側からソーラーセル7ができるだけ視認できないように、ソーラーセル7が前記時計ケース1の段部の下に隠れるように平面的に段部1aよりも外周に配置され、外部から入光する光が段部1aによりさえぎられるため風防部材2側のソーラーセル7への入光量が少なくなる。また文字板5の周囲に、文字板5表示面より断面的に裏蓋3側にソーラーセル7が配置されると、外部から入光する光が文字板5によりさえぎられ文字板5側のソーラーセル7への入光量が少なくなるためである。
ここで特許文献3に示すようにソーラーセル発電部7aをそれぞれの発電領域の面積が均等となるように2分割すると、図5(b)分割Aに示すように、分割された文字板5に近い側の第1発電領域7mと風防部材2に近い側の第2発電領域7nに入光する光の単位面積あたりの平均照度は均等にならない。ここでソーラーセルの発電量は発電領域に入光する光の単位面積あたりの平均照度に応じて決定されるため、図5(b)分割Aのように、第1発電領域7mと第2発電領域7nのセル幅を等しくして分割すると、第1発電領域7mと第2発電領域7nとで発電する発電量に差が生じることになる。
具体的に計算をしてみると、第1、第2発電領域7m,7nの長辺の長さをB(μm)、第1、第2発電領域7m,7nの短辺の長さをD(μm)、ソーラーセル発電領域に入光する光の単位面積あたりの平均照度をE(Lx)、特定の照度A(Lx)における単位面積あたりの発電量をC(μA/cm2)としたとき、ソーラーセル発電領域の発電する発電量F(μA)は
F=(B×10-4×D×10-4)×C×E/A
で計算することができる。
ここで使用するソーラーセルの特性に応じて仮に、B=50000(μm)、A=200(Lx)、C=15(μA/cm2)とし、それぞれの発電領域を、短辺の長さ200(μm)の分割領域で分割したとき、ソーラーセル発電部の面積を均等に分割すると、それぞれの平均照度は図5(b)分割Aのようになる。第1発電領域7mは短辺の長さD1=1200(μm)、平均照度はE1=91.3(Lx)となり、第2発電領域7nは短辺の長さD2=1200(μm)、平均照度はE2=100.5(Lx)となる。以上の条件からそれぞれの発電領域の発電量を計算すると第1発電領域7mの発電量はF1=4.11(μA)、第2発電領域7nの発電量はF2=4.52(μA)と計算される。これ
より、ソーラーセル発電部7aの面積を均等に分割すると、第1発電領域7mの発電量F1と第2発電領域7nの発電量F2では約10%の差が生じることがわかる。
前述したとおり、このような発電量に大小差があるソーラーセルを直列に接続して使用すると、発電量大の発電領域の発電量は、発電量小の発電領域の発電量と同等量に制限されてしまい、大発電が可能な発電領域が本来の発電能力を発揮できない非効率的な分割構成となってしまう。
次に図5(b)分割Bに示すように、発電量が大きい風防部材2側の第2発電領域7nの面積を小さく、かつ発電量が小さい文字板5側の第1発電領域7mの面積を大きくするように、第2発電領域7nの短辺の長さD2=1200(μm)を1150(μm)に縮小し、第1発電領域7mの短辺の長さD1=1200(μm)を1250(μm)に拡大すると、第1発電領域7mの平均照度はE1=92.6(Lx)、第2発電領域7nの平均照度はE2=100.0(Lx)となる。このときのそれぞれの発電領域における発電量Fは前述の計算式から、第1発電領域7mの発電量F1=4.34(μA)、第2発電領域7nの発電量F2=4.31(μA)となり、第1発電領域7mの発電量F1と第2発電領域7nの発電量の差は約0.6%にまで低減されことがわかる。
これにより、第1発電領域7mと第2発電領域7nに分割されたソーラーセル発電領域を直列に接続して使用する場合、各々の発電領域の発電量がほぼ均等となるため、効率的な発電が可能となり、かつ、発電領域の面積が均等となるように分割するときに比べ、発電量も増大させることが可能なソーラーセルを構成することができる。
そして、分割領域7dを直線状にすることができるため、文字板5をとりかこむようにソーラーセル7を曲げても、ソーラーセル7にクラック等の破壊が生じ難い。
ここで、図1、図4に示すような多段ソーラーセルの分割方法において、見返しリング6の形状や文字板5の形状、第1の開口部1bの形状等が異なる場合、図5(a)に示す単位面積における平均照度の分布は当然ながら異なる。例えば、図5(a)の場合とは逆に、ソーラーセル発電部7aの面積を均等に分割したとき、風防部材2側に形成された第2発電領域7nよりも文字板5側に形成された第1発電領域7mのほうが単位面積あたりの平均照度が高くなる場合、第2発電領域7nの面積を第1発電領域7mの面積よりも大きくすることで効率のよい発電が可能なソーラーセル構成とすることが可能である。
次に、本発明の第2の実施形態を図6、図7を用いて説明する。
図6は第2の実施の形態を示すソーラーセルの平置き状態を示す図であり、文字板5側に配置された第1発電領域7pと風防部材2側に配置された第2発電領域7qと、第1発電領域と第2発電領域の中間に配置されて、直線状の分割領域7f、7gで分割された第3発電領域7rが構成され、それぞれ直列に接続されている。
図6で示すソーラーセルを配置する基本的な部品構成は図1、図2で述べた第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
第1の実施の形態の説明において述べたように、図1に示す構成においては、風防部材2の上面より無指向性の光が照射されたときにソーラーセル発電部7eへ入光する光の照度分布をシミュレートすると、図5(a)に示すように、文字板5側、風防部材2側に近い範囲では入光量が少なく、文字板5側、風防部材2側の中間地点よりやや文字板5側に近い位置に照度のピークとなるような照度分布となる。図6で示したソーラーセルでは、第1発電領域7pおける文字板2側の端部が、文字板5の表示面(風防部材側の面)よりも断面的に裏蓋3側まで延在しているため外部から入光する光が文字板5によりさえぎられて第1発電領域7pに入光する光が減少し、第2発電領域7qにおける風防部材2側の端
部が、時計ケース1と平面的に重なるため外部から入光する光が段部1a付近にさえぎられて第2発電領域7qに入光する光が減少する。従って、このソーラーセルの発電領域7eの面積が均等になるように3分割すると図7分割Aのように各々の第1発電領域7p、第2発電領域7q、第3発電領域7rに入光する光の照度が均等にならない。そのため、それぞれの発電領域で発電される発電量に差が生じる。
具体的に計算してみると、ソーラーセル発電領域7eを均等な面積になるように、分割領域を短辺の長さ250(μm)の分割領域により3分割すると、それぞれの発電領域における平均照度は、図7分割Aのようになる。第1発電領域7pは短辺の長さD1=700(μm)、平均照度E1=60.2(Lx)となり、第2発電領域7qは短辺の長さD2=700(μm)、平均照度E2=89.5(Lx)となり、第3の発電領域7rは短辺の長さD3=700(μm)、発電領域の平均照度E3=124.1(Lx)となる。以上の条件からそれぞれの発電量を第1の実施の形態の説明で述べた計算式を用いて計算すると、第1発電領域7pの発電量F1=1.58(μA)、第2発電領域7qの発電量F2=2.35(μA)、第3発電領域7rの発電量F3=3.26(μA)と計算される。これより発電領域を均等な面積に3分割すると、最大最小発電量の比較において、約106.2%の差が生じることが分かる。
前述したとおり、このような発電量に大小差があるソーラーセルを直列に接続して使用すると、発電量大の発電領域の発電量は、発電量小の発電領域の発電量と同等量に制限されてしまい、大発電が可能な発電領域が本来の発電能力を発揮できない非効率的な分割構成となってしまう。
次に、図7分割Bに示すように、文字板5側に設けられた第1発電領域7pと第1発電領域よりも風防部材2側に形成された第2発電領域7qは、第1、第2発電領域7p,7qにはさまれた第3発電領域7rよりも大きい面積となり、さらに、第1発電領域7pが第2発電領域7qよりも大きい面積となるように、第1発電領域7pの短辺の長さをD1=850(μm)、第2発電領域7qの短辺の長さをD2=700(μm)、第3発電領域7rの短辺の長さをD3=550(μm)とすると、それぞれの発電領域における平均照度は第1発電領域7pの平均照度E1=72.1(Lx),第2発電領域7qの平均照度E2=89.5(Lx)、第3発電領域7rの平均照度E3=120.9(Lx)となる。このときそれぞれの発電量を前述の計算式を用いて計算すると、第1発電領域7pの発電量F1=2.30(μA)、第2発電領域7qの発電量F2=2.35(μA)、第3発電領域7rの発電量F3=2.5(μA)となり、最大最小発電量を比較すると、約8.5%の差にまで低減させることができることがわかる。
このように、それぞれの発電領域の面積が均等になるように発電領域を3分割したときに比べ、それぞれの発電領域における発電量の差を小さくしてほぼ均等にすることができ、それぞれの発電領域がより発電能力を十分に発揮することができる。
また、分割領域7fと7gを直線状にすることができるため、文字板5をとりかこむようにソーラーセル7を曲げても、ソーラーセル7にクラック等の破壊が生じ難い。
ここで、図1、図6に示すような多段ソーラーセル分割方法について述べてきたが、見返しリング形状や文字板の形状、第1の開口部の形状等により図5(a)に示す単位面積における平均照度の分布は当然ながら異なる。例えば、第2の実施の形態のように、発電領域を均等に3分割したとき、第1発電領域7pよりも第2発電領域7qのほうが単位面積あたりの平均照度が高い場合、第1発電領域7pの面積を第2発電領域7qの面積よりも大きくすることで各発電領域の平均照度差を低減でき、効率の良い発電が可能である。また、例えば、第2の実施の形態とは逆に、第2発電領域7qよりも第1発電領域7pのほうが単位面積あたりの平均照度が高い場合、第2発電領域7qの面積を第1発電領域7p
の面積よりも大きくすることで各発電領域の平均照度差を低減でき、効率の良い発電が可能である。
また、第2の実施の形態において、見返しリング形状や文字板の形状、第1の開口部の形状等によっては、第1発電領域7pと第2発電領域7qの面積を同じ面積にしたときに、第1発電領域7pと第2発電領域7qの単位面積あたりの平均照度が同じであり、第1及び第2発電領域7p,7qよりも面積の小さな第3発電領域7rの単位面積あたりの平均照度が大きくなることも考えられる。また、第1発電領域と第2発電領域の単位面積あたりの平均照度に差があっても、その差が、第1発電領域7pと第2発電領域7qの面積を同じにしても実用上影響がない場合もある。これらの場合には、第1発電領域7pと第2発電領域7qが、同じ面積で、且つ、第3発電領域7rよりも大きな面積になるようにしてもよい。
また、第1の実施の形態はソーラーセル発電部7aを2分割、第2の実施の形態は、ソーラーセル発電部7eを3分割したが、ソーラーセル発電部7aや7eを4分割以上に分割したものにも適用することができる。
また、第1の実施の形態、および第2の実施の形態ともに分割領域は直線状としているが、櫛歯状の分割領域として姿勢差による照度バラツキの軽減をはかってもよい。
1、100 時計ケース
1a 段部
1b 第1の開口部
1c 第2の開口部
2、102 風防部材
3、103 裏蓋
4,104 時計ムーブメント
4b 104a ソーラーセル保持部
5、105 文字板
6、106 見返しリング
7、107 ソーラーセル
7a、7e ソーラーセル発電部
7b、7c ソーラーセル非発電部
7d、7f、7g ソーラーセル分割領域
7m、7p 第1発電領域
7n、7q 第2発電領域
7r 第3発電領域
8 ソーラーセル端子

Claims (8)

  1. 文字板と、該文字板の上部に配置される光透過性の風防部材と、光を受光して起電力を発生する発電領域が形成されたソーラーセルと、を有し、前記発電領域が、前記文字板と前記風防部材との間に位置するように、前記文字板に対して前記ソーラーセルが略垂直に配置され、前記発電領域が、前記文字板側に形成された発電領域と、該文字板側に形成された発電領域よりも前記風防部材側に形成された発電領域とを含む複数の発電領域に分割されたソーラーセル付電子時計において、前記風防部材から入射する無指向性の光による単位面積あたりの平均照度が他の発電領域よりも低い発電領域の面積を、前記他の発電領域の面積よりも大きくなるように、前記複数の発電領域における各発電領域の面積を設定したことを特徴とするソーラーセル付電子時計。
  2. 前記複数の発電領域が、前記文字板側に形成された第1発電領域と、該第1発電領域と前記第2発電領域との間に形成された第3発電領域の3つの発電領域から成り、前記第1発電領域および前記第2発電領域よりも前記第3発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第1発電領域および前記第2発電領域の面積が前記第3発電領域の面積よりも大きくなるように前記第1発電領域から前記第3発電領域の面積を設定したことを特徴とする請求項1に記載のソーラーセル付電子時計。
  3. 前記第1発電領域よりも前記第2発電領域のほうが前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第1発電領域の面積を、前記第2発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項2に記載のソーラーセル付電子時計。
  4. 前記第2発電領域よりも前記第1発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第2発電領域の面積を、前記第1発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項2に記載のソーラーセル付電子時計。
  5. 前記複数の発電領域が、前記文字板側に形成された第1発電領域と、該第1発電領域よりも前記風防部材側に形成された第2発電領域の2つの発電領域から成り、前記第1の発電領域よりも前記第2発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第1発電領域の面積を、前記第2発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載のソーラーセル付電子時計
  6. 前記複数の発電領域が、前記文字板側に形成された第1発電領域と、該第1発電領域よりも前記風防部材側に形成された第2発電領域の2つの発電領域から成り、前記第2発電領域よりも前記第1発電領域の方が前記単位面積あたりの平均照度が高くなっており、前記第2発電領域の面積を、前記第1発電領域の面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1に記載のソーラーセル付電子時計
  7. 前記複数の発電領域に分割するための分割線が直線状であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のソーラーセル付電子時計。
  8. 前記無指向性の光による各発電領域の発電量が等しく成るように、前記各発電領域の面積を設定したことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のソーラーセル付電子時計。
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