JP2010190675A - 距離画像センサシステムおよび距離画像生成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な構成でかつ正確に距離画像を生成する距離画像センサシステムおよび距離画像生成方法を提供する。
【解決手段】被写体までの距離を画素ごとに測定した距離画像を生成する距離画像センサシステムである。距離画像センサシステムは、複数の光源、発光制御手段、距離画像生成手段、および距離画像選択手段を備える。複数の光源は、それぞれ離間して配置されて発光する。発光制御手段は、複数の光源を順に切換えて発光させる。距離画像生成手段は、複数の光源それぞれの発光に対応して画像の撮像を行い、各画素が撮像された被写体までの距離に応じた画素値を有する距離画像を、複数の光源それぞれに対応して複数生成する。距離画像選択手段は、距離画像センサシステム複数の距離画像のうち、画像の撮像において受光量が最も多い画像を用いて生成された距離画像を選択する。
【選択図】図5
【解決手段】被写体までの距離を画素ごとに測定した距離画像を生成する距離画像センサシステムである。距離画像センサシステムは、複数の光源、発光制御手段、距離画像生成手段、および距離画像選択手段を備える。複数の光源は、それぞれ離間して配置されて発光する。発光制御手段は、複数の光源を順に切換えて発光させる。距離画像生成手段は、複数の光源それぞれの発光に対応して画像の撮像を行い、各画素が撮像された被写体までの距離に応じた画素値を有する距離画像を、複数の光源それぞれに対応して複数生成する。距離画像選択手段は、距離画像センサシステム複数の距離画像のうち、画像の撮像において受光量が最も多い画像を用いて生成された距離画像を選択する。
【選択図】図5
Description
本発明は、距離画像を生成する距離画像センサシステムおよび距離画像生成方法に関する。
従来、アレイ状に配置された受光素子に到来した光の到来時間差を検出することにより、2次元画像のみならず、奥行き方向の情報を取得できるTOF(Time Of Flight、飛行時間)方式3次元距離測定カメラ(たとえば、スイスMESA社製「SR4000」など)が実用化されている。
また、特許文献1には、アレイ状に配置した2つの光源を異なる2方向から照射する光源アレイ、光源アレイを制御して少なくとも2種類の光パタンを形成する光源制御部、反射光を撮像するカメラ、およびカメラにより撮像された画像に基づいて距離画像を生成する画像処理部などを備えるレンジファインダ装置が開示されている。この装置は、各画素の距離値として、輝度値の平均値が大きいほうの画像に対応する距離を採用し、採用した距離値を集めて合成して1枚の距離画像を生成する旨の記載がある。特許文献1によれば、この装置は、陰になって光パタンが適切に投射されずに距離を精度よく測定できない領域を大幅に減少させることができるとしている。
しかしながら、従来の3次元距離測定カメラは、十分な強度の光を測定できない場合には、距離測定の精度が落ちる虞があった。また、上記特許文献1に開示されているレンジファインダ装置では、複数のLEDについて複雑な光パタンを採用して平均化する処理を行っているので、処理が複雑で負担がかかる問題があった。
それ故に、本発明の目的は、簡易な構成でかつ正確に距離画像を生成する距離画像センサシステムおよび距離画像生成方法を提供することである。
上記のような目的を達成するために、本発明は、以下に示すような特徴を有している。
第1の発明は、被写体までの距離を画素ごとに測定した距離画像を生成する距離画像センサシステムである。距離画像センサシステムは、複数の光源、発光制御手段、距離画像生成手段、および距離画像選択手段を備える。複数の光源は、それぞれ離間して配置されて発光する。発光制御手段は、複数の光源を順に切換えて発光させる。距離画像生成手段は、複数の光源それぞれの発光に対応して画像の撮像を行い、各画素が撮像された被写体までの距離に応じた画素値を有する距離画像を、複数の光源それぞれに対応して複数生成する。距離画像選択手段は、距離画像センサシステム複数の距離画像のうち、画像の撮像において受光量が最も多い画像を用いて生成された距離画像を選択する。
第1の発明は、被写体までの距離を画素ごとに測定した距離画像を生成する距離画像センサシステムである。距離画像センサシステムは、複数の光源、発光制御手段、距離画像生成手段、および距離画像選択手段を備える。複数の光源は、それぞれ離間して配置されて発光する。発光制御手段は、複数の光源を順に切換えて発光させる。距離画像生成手段は、複数の光源それぞれの発光に対応して画像の撮像を行い、各画素が撮像された被写体までの距離に応じた画素値を有する距離画像を、複数の光源それぞれに対応して複数生成する。距離画像選択手段は、距離画像センサシステム複数の距離画像のうち、画像の撮像において受光量が最も多い画像を用いて生成された距離画像を選択する。
第2の発明は、上記第1の発明において、距離画像合成手段を、さらに備える。距離画像生成手段は、撮像した画像の画素全体を複数のエリアに区分し、複数の光源それぞれに対応して当該エリア毎に距離画像をそれぞれ生成する。距離画像選択手段は、エリア毎の複数の距離画像のうち、複数のエリアのうちから選ばれたエリアにおける画像の撮像において受光量が最も多い画像に対応する距離画像をエリア毎に選択する。距離画像合成手段を、さらに備える距離画像センサシステムは、距離画像選択手段が複数のエリアのそれぞれについて選択した距離画像を合成することによって、新たな距離画像を生成する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、複数の光源は、それぞれ水平方向に離間して配置される。
第4の発明は、上記第1または第2の発明において、距離画像生成手段は、複数の光源がそれぞれ光を発してから当該光の反射光が到着するまでの時間を用いて、複数の光源それぞれに対応して各画素が撮像された被写体までの距離を算出する。
第5の発明は、上記第4の発明において、複数の光源は、発光制御手段の制御に応じて、それぞれ矩形パルス状の光を発する。距離画像生成手段は、受光した光の強度を電荷量に変換する受光素子を備える。距離画像生成手段は、光源の発光終了タイミング前に受光した光により生じた電荷量と、当該光源の発光終了タイミング後に受光した光により生じた電荷量に基づいて、当該光源に対応した被写体までの距離を算出する。
第6の発明は、被写体までの距離を画素ごとに測定した距離画像を生成する距離画像生成方法である。距離画像生成方法は、発光制御ステップ、距離画像生成ステップ、および距離画像選択ステップを含む。発光制御ステップは、それぞれ離間して配置されて発光する複数の光源を順に切換えて発光させる。距離画像生成ステップは、複数の光源それぞれの発光に対応して画像の撮像を行い、各画素が撮像された被写体までの距離に応じた画素値を有する距離画像を、複数の光源それぞれに対応して複数生成する。距離画像選択ステップは、複数の距離画像のうち、画像の撮像において受光量が最も多い画像を用いて生成された距離画像を選択する。
上記第1の発明によれば、複数の光源から出力された光の反射光の強度の高い距離画像を選択することにより、距離の精度を向上させることができる。例えば、複数の光源のうち、1つの光源に基づく障害物による反射の状況が悪くても、他の適切な光源に基づく距離画像を選択できるので、簡易な構成で距離画像の精度を高めることができる。
上記第2の発明によれば、複数の光源を順に切換えて発光させ、各発光に応じてそれぞれ撮像する。そして、区分された複数のエリアから選ばれたのエリアにおいて、入射した光の強度が最も強い画像に対応する距離画像をエリア毎に選択して、エリア毎に選択された距離画像を合成している。これによれば、例えば、被写体が曲面であって上記エリアごとに障害物における光の反射状況が異なっても、エリア毎に適切な距離画像を生成することができ、簡易な構成で距離画像の精度を高めることができる。
上記第3の発明によれば、複数の光源がそれぞれ被写体に光を入射する入射角が、水平方向に対して異なるため、鉛直方向に起立した面を有する被写体(例えば、車両)に対してある光源からの光の入射角が小さい場合であっても、相対的に当該入射角が大きな光源を用いて距離画像を取得でき、簡易な構成で距離画像の精度を高めることができる。
上記第4の発明によれば、複数の光源が被写体に対して異なる角度で光を発し、当該光を発してから反射光が到来するまでの時間を用いて当該被写体までの距離が算出される。つまり、被写体に対してそれぞれ異なる角度で発せられた光を用いて被写体までの距離が算出されるため、表面での乱反射が少ない被写体に対しても距離が算出不可能な状況を減少させることができる。
上記第5の発明によれば、光源の発光終了タイミング(矩形パルスの立下り)の前後の電荷量を測定することにより、高速なカウンタを設けなくても被写体までの距離を算出することができる。
本発明の距離画像生成方法によれば、上述した距離画像センサシステムと同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る距離画像生成システムについて図面を参照しながら説明を行う。
(距離画像センサシステムの構成の概要)
図1は、本発明の一実施形態に係る距離画像センサシステム10の一例を示す構成図である。距離画像センサシステム10は、例えば車両100などの移動体に搭載される。距離画像センサシステム10は、第1光源1、第2光源2、カメラ3、および制御ユニット4を備える。
図1は、本発明の一実施形態に係る距離画像センサシステム10の一例を示す構成図である。距離画像センサシステム10は、例えば車両100などの移動体に搭載される。距離画像センサシステム10は、第1光源1、第2光源2、カメラ3、および制御ユニット4を備える。
第1光源1および第2光源2は、水平方向に離間して、ほぼ同一方向(例えば、車両100の前方)に向けて車両100に設けられる。そして、第1光源1および第2光源2は、それぞれパルス状の強度変調光を上記方向へ発する。第1光源1および第2光源2がそれぞれ発する光の波長帯域は、可視光のみならず、赤外光、紫外光、電磁波など、カメラ3で検出可能であればどのようなものでもよい。
カメラ3は、受光素子(たとえばCMOSセンサ)を備え、車両100の前方の2次元画像を撮像する。そして、カメラ3は、撮像時に、第1光源1または第2光源2から発せられた光が障害物99で反射してカメラ3に届くまでのTOF(Time Of Flight)に基づいた障害物99までの距離を、受光素子の画素を形成する各セルについて、それぞれ計算する。これにより、カメラ3は、各画素と測定した距離とを対応させた距離画像を生成する(詳細は後述する)。なお、カメラ3が撮像する2次元画像は、距離画像の生成の基礎となるため、本実施形態では、これを「基礎画像」と称する。
制御ユニット4は、第1光源1および第2光源2がそれぞれ強度変調光を発する駆動信号を出力する。制御ユニット4は、第1光源1および第2光源2が交互に強度変調光を発することによって、第1光源1および第2光源2から出力されるパルス状の強度変調光が同時に発されることがないように、上記駆動信号の出力タイミングを調整する。また、制御ユニット4は、カメラ3の露光時間を制御する。制御ユニット4は、例えば、CPUおよびメモリなどを備える計算装置であり、画像処理部41を含むシステムICで構成される。
画像処理部41は、カメラ3が第1光源1および第2光源2の発光に対応して各々生成した2枚1組の距離画像のうち、当該距離画像を生成した基礎画像の撮像時に受光素子(後述の図3に示す受光素子30)で観測された反射光の強度(以下、適宜、単に「反射光の強度」と称する。)の強い方を選択する(後述の図6に示すフローチャート参照)。別の実施例では、画像処理部41は、所定エリアごとに基礎画像を分割し、分割したエリア毎に基礎画像の輝度の高い方の距離画像を選択して、各エリアについて選択した距離画像の部分を合成してもよい(後述の図5に示すフローチャート参照)。
(カメラの構成の詳細)
次に、図2を用いて、カメラ3の構成の一例を説明する。なお、図2は、カメラ3を構成する主要部の一例を表すブロック図である。
次に、図2を用いて、カメラ3の構成の一例を説明する。なお、図2は、カメラ3を構成する主要部の一例を表すブロック図である。
図2において、カメラ3は、受光素子30、A/Dコンバータ36、および計算部37を備えている。そして、受光素子30は、画素に対応して格子状に並んだセル31(受光回路)を備える。図2中の吹き出しに示すように、セル31の各々は、分光器32と、シャッター331および332と、フィルタ341および342と、感光部351および352とを備える。
分光器32は、セル31に入射した光を複数の光に分光して、感光部351および352にそれぞれ分光した光を導く。分光器32と感光部351との間には、シャッター331およびフィルタ341が配置されている。また、分光器32と感光部352との間には、シャッター332およびフィルタ342が配置されている。シャッター331および332は、それぞれ感光部352への光の入射を独立に制御する電子的なシャッターである。フィルタ341および342は、受光した光の周波数帯域を制限する。フィルタ341および342がそれぞれ透過させる周波数帯域によって、カメラ3は、複数周波数帯域の光の状態(例えば、各3原色の強度)を取得することができる。ただし、後述する距離画像を生成する上で、フィルタ341および342は、必須の構成ではない。
感光部351および352は、それぞれ独立に反射光の強度を電荷に変換する。A/Dコンバータ36は、感光部351および352がそれぞれ生成した電荷により生じた電圧を、デジタル値に変換する。A/Dコンバータ36は、セル31それぞれと接続されており、セル31それぞれに生じた電圧をデジタル値に変換する。
なお、シャッター331および332は、感光部351および352への光の入射を制限するのではなく、感光部351および352に生じた電荷を放出することにより、感光部351および352の動作をリセットするものでもよい。
計算部37は、例えば、CPUおよびメモリなどを備えるマイクロコンピュータである。計算部37は、セル31それぞれについて、A/Dコンバータ36がA/D変換した電圧値に基づいて、第1光源1または第2光源2から発せられた光のTOF(Time Of Flight、飛行時間)を計算する。
(距離画像センサシステムの作用)
受光素子30は、上記の構成により、シャッター331および332が開いている間、受光した光の強度を電圧として出力する。これにより、カメラ3は、基礎画像を撮像する。基礎画像は、より具体的には、カメラ3から、各画素の配置情報とその画素で観測された反射光の強度(換言すれば画像の輝度)の情報として構成される。
受光素子30は、上記の構成により、シャッター331および332が開いている間、受光した光の強度を電圧として出力する。これにより、カメラ3は、基礎画像を撮像する。基礎画像は、より具体的には、カメラ3から、各画素の配置情報とその画素で観測された反射光の強度(換言すれば画像の輝度)の情報として構成される。
また、カメラ3は、前述したように、基礎画像から得られるTOFに基づいて、距離画像を生成する。ここで、上述で定義したTOFは、第1光源1から発せられた直接光61が障害物99(他の車両など)に反射し、当該障害物99で反射した反射光71が受光素子30にそれぞれ到達するまでの時間差とすることができる。また、上述で定義したTOFは、第2光源2から発せられた直接光62が障害物99に反射し、当該障害物99で反射した反射光72が受光素子30にそれぞれ到達するまでの時間差とすることもできる。上述したように、第1光源1は、パルス状の光を発しているから、それぞれの光のオン、オフが切り替わる時間を基準にして上記時間差を測定(または計算)することができる。また、第2光源2も同様である。計算部37は、上述で定義したTOFを用いて、受光素子30の画素(すなわち、セル31)それぞれから障害物99までの距離を計算し、各距離を各画素に関連付けたデータの集合を距離画像として生成し、出力する。
このようにして、カメラ3は、第1光源1が光を発した時点と、第2光源2が光を発した時点のそれぞれ両方について、上記基礎画像を生成する。また、カメラ3は、第1光源1および第2光源2の発光時に撮像した基礎画像それぞれについて、TOFを測定または計算することにより、2枚1組の距離画像を生成する。なお、第1光源1および第2光源2が交互に発光するので、基礎画像および距離画像は、カメラ3によって、上記2枚1組のみならず、所定時間ごとに連続的に生成される。
(距離画像センサシステムの動作のタイミング)
図3のタイミングチャートを用いて、距離画像センサシステムの動作のタイミングについて説明する。図3で示すタイミングチャートにおいて、第1光源1、第2光源2、カメラ3のシャッター331、シャッター332の動作タイミングは、それぞれ制御ユニット4により制御される。また、図3のタイミングチャートでは、説明を容易にするために1つのセル31を代表として表すが、他のセル31についても同様のタイミングチャートになる。
図3のタイミングチャートを用いて、距離画像センサシステムの動作のタイミングについて説明する。図3で示すタイミングチャートにおいて、第1光源1、第2光源2、カメラ3のシャッター331、シャッター332の動作タイミングは、それぞれ制御ユニット4により制御される。また、図3のタイミングチャートでは、説明を容易にするために1つのセル31を代表として表すが、他のセル31についても同様のタイミングチャートになる。
図3において、シャッター331は、第1光源1および第2光源2がそれぞれ発光を開始する発光開始タイミングと同期して開き、時間W経過後に閉じる。なお、時間Wは、第1光源1および第2光源2がそれぞれ発光を開始してから終了するまでの時間と等しいため、結果的に第1光源1および第2光源2がそれぞれ発光を終了する発光終了タイミングとシャッター331が閉じるタイミングとが同じになる。シャッター332は、第1光源1および第2光源2がそれぞれ発光を終了する発光終了タイミングと同期して開き、時間W経過後に閉じる。つまり、シャッター332は、シャッター331が閉じるタイミングで開くことになる。これらシャッター331および332の開放期間に応じて、カメラ3が露光を行う。
第1光源1が発光するとシャッター331が開放し、カメラ3の受光素子30には、第1光源1から発せられた直接光61の反射光71が時間τ1遅れて到達し(図3における反射光71)、反射光71が到達するのとほぼ同時に電荷E1Aの蓄積が開始される。その後、シャッター331が開いている限り、図3の「シャッター331の露光で発生する電荷」が累積的に増加する。その後、シャッター331が閉じると同時に、シャッター332が開いて図3の「シャッター332の露光で発生する電荷」が累積的に増加する。カメラ3の受光素子30は、第1光源1の発光による「シャッター331の露光で発生する電荷」の総量E1Aと、第1光源1の発光による「シャッター332の露光で発生する電荷」の総量E2Aと(以下単に「電荷の総量E1A、E2A」などと称する)を出力する。このとき、総量E1Aは、第1光源1が発光を終了する発光終了タイミング(発光終了時611)を基準にして、それより前に生じる電荷の総量となる。そして、総量E2Aは、発光終了時611より後に生じる電荷量となる。
ここで、パルス波の周波数を十分高くすれば(例えば、50フレーム/秒)、反射光71が受光素子30に入射している時間が短くなるため、障害物99が反射光71を反射する状況が不変となる。したがって、受光素子30に入射する反射光71の強度は、ほぼ一定となる。つまり、受光素子30に蓄積される電荷量は、反射光71が入射する時間に比例することになる。そこで、カメラ3の計算部37は、第1光源1の発光終了時611を基準にして、発光終了時611の前の電荷量と、発光終了時611の後の電荷量との比率を計算することにより、TOFである時間τ1を計算する。具体的には、以下の式により時間τ1を算出できる。
τ1=W×E2A/(E1A+E2A)…(1)
ここで、「×」は、掛け算を表し、以下、同じである。
ここで、「×」は、掛け算を表し、以下、同じである。
また、セル31は、第2光源2についても同様に、第2光源2の発光終了時621を基準にして、発光終了時621より前に蓄積された「シャッター331の露光で発生する電荷」の総量E1Bと、発光終了時621より後に蓄積された「シャッター332の露光で発生する電荷」の総量E2Bとを出力する。なお、このときのシャッター331および332が開いている時間は、同じく時間Wである。そして、カメラ3の計算部37は、TOFである時間τ2を、以下の式により算出できる。
τ2=W×E2B/(E1B+E2B)…(2)
ここで、第1光源1および第2光源2を、カメラ3からほぼ等間隔に車両100に設ければ、時間τ1と時間τ2は、同等となる。
ここで、第1光源1および第2光源2を、カメラ3からほぼ等間隔に車両100に設ければ、時間τ1と時間τ2は、同等となる。
さらに、障害物99までの距離Dは、光速をcとして、以下の式により算出できる。
D=τ1×c/2…(3)
計算部37は、式(1)〜式(3)を用いて、反射光の強度に基づいて、各セル31(各画素)に対応する距離を測定する。ここで、距離画像センサシステム10は、このように光の強度に基づいて、距離を測定する方法を採用する場合には、反射光の受光量が多い基礎画像を用いるのが好ましい。具体的には、受光素子30に入射した反射光の強度が強い時(換言すれば、基礎画像のデータの輝度が高い時)の基礎画像に基づいて、距離画像を計算するのが好ましい。そこで、画像処理部41は、第1光源1および第2光源2にそれぞれに対応してカメラ3が生成した画像のうち、輝度が高い基礎画像に対応する距離画像を選択する処理を行う。
計算部37は、式(1)〜式(3)を用いて、反射光の強度に基づいて、各セル31(各画素)に対応する距離を測定する。ここで、距離画像センサシステム10は、このように光の強度に基づいて、距離を測定する方法を採用する場合には、反射光の受光量が多い基礎画像を用いるのが好ましい。具体的には、受光素子30に入射した反射光の強度が強い時(換言すれば、基礎画像のデータの輝度が高い時)の基礎画像に基づいて、距離画像を計算するのが好ましい。そこで、画像処理部41は、第1光源1および第2光源2にそれぞれに対応してカメラ3が生成した画像のうち、輝度が高い基礎画像に対応する距離画像を選択する処理を行う。
例えば、図1に示すように、障害物99に対して光源から発せられる直接光の入射角が小さい場合、障害物99で乱反射して車両100側へ反射する反射光の光量は著しく低くなる。特に、表面が鏡面状の障害物では、その傾向が強くなる。この場合、得られる基礎画像の輝度も著しく低くなるために、良好な距離画像を得ることができない。これに対して、第1光源1および第2光源2が水平方向に離間して設けられているため、第1光源1から発せられる直接光61の障害物99に対する入射角と、第2光源2から発せられる直接光62の障害物99に対する入射角とが異なる状況になる。すなわち、何れか一方の入射角が相対的に大きくなることになる。したがって、第1光源1および第2光源2にそれぞれに対応してカメラ3が生成した画像のうち、上記入射角が相対的に大きい直接光の反射光を用いた基礎画像が、結果的に輝度が相対的に高い基礎画像となることが多い。したがって、輝度が高い基礎画像に対応する距離画像を用いることによって、反射光の強度不足によって不正確な距離画像が生成されることを防止することができ、散乱の少ない障害物であっても当該障害物までの距離を検出可能にすることができる。
(画像処理部41の実施例)
図4〜図6を用いて、距離画像を選択する処理の実施例1および2について説明する。
図4〜図6を用いて、距離画像を選択する処理の実施例1および2について説明する。
図4および図5は、距離画像センサシステム10の処理の実施例1を説明するための図である。図4は、カメラ3が出力する基礎画像の画素300の一例を表す概念図である。図5は、実施例1に係る距離画像センサシステム10の動作を示すフローチャートである。
図4に示すように、画像処理部41は、カメラ3が出力する画像の画素300を、複数のエリア301〜309に分割して管理している。カメラ3は、制御ユニット4の制御により、第1光源1および第2光源2の各発光のタイミングに対応して、それぞれ基礎画像および距離画像を生成する。ここで、カメラ3から出力される基礎画像2枚1組および距離画像2枚1組は、いずれも同じ画像サイズ(縦横のピクセル数が同じ)であるか、もしくは、画像処理部41により、同じ画像サイズに調整されているものとする。
画像処理部41は、各エリア301〜309について基礎画像の反射光の強度を比較する。反射光の強度は、各セル31についてみれば、より直接的には、シャッター331またはシャッター332が開いている間に発生した電荷量(総量E1AとE2Aとの合計または総量E1BとE2Bとの合計)である。さらに、エリア301〜309ごとの光の強度は、各セル31に生じた当該電荷量を合計したものとすることができる。
ここで、上記式(1)および式(2)は、TOF(すなわち、時間τ1および時間τ2)が受光量に依存している。つまり、TOFを正確に算出するためには、適正な光量が確保されていることが必要である。そこで、画像処理部41は、各エリア301〜309について、撮像時に受光した光の強度が上記基礎画像2枚1組で比較し、当該強度が相対的に強い基礎画像に対応する距離画像をエリア毎に選択する。そして、画像処理部41は、選択した距離画像から、エリアに対応する部分(以下、「距離画像の部分」と称する)を抽出する。そして、画像処理部41は、エリアごとに抽出した距離画像の部分を合成して新たな距離画像を生成する。これによって、例えば第1光源1に基づく障害物99における反射光71の強度が弱くても、第2光源2に基づく障害物99における反射光72の強度が強ければ、画像処理部41は、第2光源2に基づく基礎画像に対応する距離画像を出力するので、距離画像センサシステム10はより高精度な距離画像を出力できる。
図5を用いて、実施例1に係る距離画像センサシステム10の動作について説明する。
図5において、カメラ3は、第1光源1の反射光71を受光して基礎画像を撮像し、距離画像を生成し(ステップST1)、次のステップに処理を進める。
次に、カメラ3は、第2光源2の反射光72を受光して基礎画像を撮像し、距離画像を生成し(ステップST2)、次のステップに処理を進める。
画像処理部41は、予め定めた所定エリアごとに、基礎画像の反射光の強度を比較し(ステップST3)、次のステップに処理を進める。より具体的には、画像処理部41は、予め定めた所定エリアのうちの1を選択し、基礎画像のデータに記述された所定エリア内の各セルにおける反射光の強度の合計を、上記ステップST1およびST2で撮像した1組の基礎画像の間で比較する。
次に、画像処理部41は、上記ステップST3の比較の結果、上記ステップST1で撮像した画像の撮像時に受光した光の強度が、上記ステップST2で撮像した画像の撮像時に受光した光の強度よりも強いか否か判定する(ステップST4)。そして、画像処理部41は、上記ステップST4の判定が肯定であれば(Yes)、次のステップST5に処理を進める。一方、画像処理部41は、上記ステップST4の判定が否定であれば(No)、次のステップST6に処理を進める。
ステップST5において、画像処理部41は、処理対象エリアの距離画像として、上記ステップST1で撮像した基礎画像に対応する距離画像を選択し、当該距離画像のうち、処理対象エリアに対応する部分を距離画像の部分として抽出して、次のステップST7に処理を進める。一方、ステップST6において、画像処理部41は、処理対象エリアの距離画像として、上記ステップST2で撮像した基礎画像に対応する距離画像を選択し、当該距離画像のうち、処理対象エリアに対応する部分を距離画像の部分として抽出して、次のステップST7に処理を進める。
ステップST7において、画像処理部41は、全エリア301〜309について、撮像画像の光の強度(すなわち画像データに記憶された反射光の強度)の比較および距離画像の抽出が終了したか判定する。そして、画像処理部41は、上記ステップST7における判定が肯定であれば(Yes)、次のステップST9に処理を進める。一方、画像処理部41は、上記ステップST7における判定が否定であれば(No)、次のエリアを選択して(ステップST8)、上記ステップST3へ戻って処理を繰り返す。
ステップST9において、画像処理部41は、各エリアに対して抽出した距離画像の部分を合成し、新たな距離画像を生成する。そして、距離画像センサシステム10は、当該フローチャートによる動作を終了する。
図6は、実施例2に係る距離画像センサシステム10の動作を示すフローチャートである。このフローチャートのうち、ステップST1およびST2は、図5に示したステップST1およびST2と同じ動作であるため、同じステップ番号を付して詳細な説明を省略する。以下、図6に示すステップST2以降の処理について説明する。
画像処理部41は、基礎画像全体について、基礎画像の反射光の強度を比較し(ステップST30)、次のステップに処理を進める。より具体的には、画像処理部41は、基礎画像のデータに記述された当該基礎画像全体の各セルにおける反射光の強度の合計を、上記ステップST1およびST2で撮像した1組の基礎画像の間で比較する。
次に、画像処理部41は、上記ステップST30の比較の結果、上記ステップST1で撮像した画像の撮像時に受光した光の強度が、上記ステップST2で撮像した画像の撮像時に受光した光の強度よりも強いか否か判定する(ステップST40)。そして、画像処理部41は、上記ステップST40の判定が肯定であれば(Yes)、次のステップST50に処理を進める。一方、画像処理部41は、上記ステップST40の判定が否定であれば(No)、次のステップST60に処理を進める。
ステップST50において、画像処理部41は、上記ステップST1で撮像した基礎画像に対応する距離画像を選択する。一方、ステップST60において、画像処理部41は、上記ステップST2で撮像した基礎画像に対応する距離画像を選択する。そして、距離画像センサシステム10は、上記ステップST50またはST60の処理の後、当該フローチャートによる動作を終了する。
以下、上述した実施形態について補足する。
図1の説明では、機能ごとに分離したブロックで説明したが、車両100への実装においては、これらの機能のうち、いずれかが複数の機能が一体として構成してもよいし、1つのブロックを複数に分離して構成してもよい。例えば、CPUを物理的に分離した複数の構成を車両100に備えるようにすることができ、この場合、プログラムをどこのCPUで実行するのかの役割分担は、適宜状況に応じて設計することが可能であり、以上の実施形態に限定するものではない。より具体的には、制御ユニット4および画像処理部41は、物理的に分離していてもよいし、カメラ3の内部に制御ユニット4を設けていてもよい。また、制御ユニット4が図3に示したタイミングチャートに示す各構成要素の動作をすべて制御してもよいし、制御ユニット4の代わりに、カメラ3が、第1光源1および第2光源2の発光タイミングの信号を受けて、シャッター331および332の開閉をそれぞれ制御してもよい。これらいずれの構成を採用するにせよ、図3のタイミングチャートを実行する構成は、本発明の「制御手段」に相当する。また、「制御手段」は、必ずしも、プログラムおよびCPUで実行しなくても、単に論理回路で実現するようにしてもよい。また、距離画像の生成については、画像処理部41で行ってもよい。
また、図3で示した距離測定の方法は一例である。例えば、第1光源1および第2光源2の発光終了時にそれぞれの総電荷量を測定することができるのであれば、図2において、第1光学系(シャッター331、フィルタ341、感光部352)、第2光学系(シャッター332、フィルタ342、感光部352)のうち、何れか一方の光学系のみ備えていてもよいし、3つ以上の光学系を備えていてもよい。
また、光源の数は、上述した実施形態では2つの光源(第1光源1および第2光源2)を設けたが、3つ以上でもよい。この場合、距離画像センサシステム10は、複数の光源を1つずつ順に点灯するようにする。ここで、「順に」の意味は、必ずしも、光源が並設されている方向に順に点灯することに限定されない。また、3つ以上の光源を設ける場合には、光源それぞれの点灯について、カメラ3は、基礎画像および距離画像を出力し、画像処理部41は、カメラ3が出力した距離画像のうちから、受光した光の強度が最も強い基礎画像に対応する距離画像を選択する。このとき、図5で示したように、エリアごとに基礎画像を比較して、エリアに対応する距離画像の部分をエリア単位で合成するようにしてもよい。
また、図4においては、画素300を9つのエリア301〜309に分割した例を示したが、エリアの分割方法はどのような態様でもよい。例えば、分割するエリアの数は、9つ未満でもよいし、10以上であってもかまわない。また、エリア毎に光の強度が最も強い距離画像を選択したが、画像毎に最も光の強度が強い画素の出力を選択してもよい。
本発明に係る距離画像センサシステムおよび距離画像生成方法は、例えば、車載用や船舶用等の移動体のレーダ装置や、警報、表示、危険回避等を援助する制御を行うプリクラッシュセーフティ(PCS:Pre−Crash Safety)や自動走行制御(ACC:Adaptive Cruise Control)等に応用できる。
10…距離画像センサシステム
1…第1光源
2…第2光源
3…カメラ
30…受光素子
301〜309…エリア
31…セル
32…分光器
331、332…シャッター
341、342…フィルタ
351、352…感光部
36…A/Dコンバータ
37…計算部
4…制御ユニット
41…画像処理部
100…車両
99…障害物
61、62…直接光
71,72…反射光
τ1、τ2…TOF
E1A、E1B…電荷
E2A、E2B…電荷
W…露光時間
1…第1光源
2…第2光源
3…カメラ
30…受光素子
301〜309…エリア
31…セル
32…分光器
331、332…シャッター
341、342…フィルタ
351、352…感光部
36…A/Dコンバータ
37…計算部
4…制御ユニット
41…画像処理部
100…車両
99…障害物
61、62…直接光
71,72…反射光
τ1、τ2…TOF
E1A、E1B…電荷
E2A、E2B…電荷
W…露光時間
Claims (6)
- 被写体までの距離を画素ごとに測定した距離画像を生成する距離画像センサシステムであって、
それぞれ離間して配置されて発光する複数の光源と、
前記複数の光源を順に切換えて発光させる発光制御手段と、
前記複数の光源それぞれの発光に対応して画像の撮像を行い、各画素が撮像された被写体までの距離に応じた画素値を有する距離画像を、前記複数の光源それぞれに対応して複数生成する距離画像生成手段と、
前記複数の距離画像のうち、前記画像の撮像において受光量が最も多い画像を用いて生成された距離画像を選択する距離画像選択手段とを備える、距離画像センサシステム。 - 前記距離画像生成手段は、前記撮像した画像の画素全体を複数のエリアに区分し、前記複数の光源それぞれに対応して当該エリア毎に前記距離画像をそれぞれ生成し、
前記距離画像選択手段は、前記エリア毎の複数の距離画像のうち、前記複数のエリアのうちから選ばれたエリアにおける前記画像の撮像において受光量が最も多い画像に対応する距離画像を前記エリア毎に選択し、
前記距離画像センサシステムは、前記距離画像選択手段が前記複数のエリアのそれぞれについて選択した前記距離画像を合成することによって、新たな距離画像を生成する距離画像合成手段を、さらに備える、請求項1に記載の距離画像センサシステム。 - 前記複数の光源は、それぞれ水平方向に離間して配置される、請求項1または2に記載の距離画像センサシステム。
- 前記距離画像生成手段は、前記複数の光源がそれぞれ光を発してから当該光の反射光が到来するまでの時間を用いて、前記複数の光源それぞれに対応して各画素が撮像された被写体までの距離を算出する、請求項1または2に記載の距離画像センサシステム。
- 前記複数の光源は、前記発光制御手段の制御に応じて、それぞれ矩形パルス状の光を発し、
前記距離画像生成手段は、受光した光の強度を電荷量に変換する受光素子を備え、
前記距離画像生成手段は、前記光源の発光終了タイミング前に受光した光により生じた電荷量と、当該光源の発光終了タイミング後に受光した光により生じた電荷量に基づいて、当該光源に対応した被写体までの距離を算出する、請求項4に記載の距離画像センサシステム。 - 被写体までの距離を画素ごとに測定した距離画像を生成する距離画像生成方法であって、
それぞれ離間して配置されて発光する複数の光源を順に切換えて発光させる発光制御ステップと、
前記複数の光源それぞれの発光に対応して画像の撮像を行い、各画素が撮像された被写体までの距離に応じた画素値を有する距離画像を、前記複数の光源それぞれに対応して複数生成する距離画像生成ステップと、
前記複数の距離画像のうち、前記画像の撮像において受光量が最も多い画像を用いて生成された距離画像を選択する距離画像選択ステップとを含む、距離画像生成方法。
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