JP2010190497A - Ice making machine - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、冷凍回路にアキュムレータを有する製氷機に関するものである。 The present invention relates to an ice making machine having an accumulator in a refrigeration circuit.
例えば図6に示すように、製氷室32に下向きに開口するよう多数設けた製氷小室に対して製氷水を水皿34から噴射供給して、氷塊を連続的に製造する噴射式の製氷機構30を備えた製氷機11が広く実施に供されている。この製氷機11は、本体となる箱体12の内部が仕切り壁14で左右に区分されて、断熱構造とされた一方を貯氷室12aとすると共に、他方を圧縮機、凝縮器、冷却ファン、膨張弁や制御機器等が設置される機械室12bとしている(図7参照)。製氷機構30は、箱体12の側壁16と仕切り壁14との間に架設された機構枠28の下方に取り付けられて貯氷室12aの上部に設置され、製氷機構30で製造された氷塊が落下して貯氷室12a内に貯留されるようになっている。また、製氷機構30は、冷凍回路の一部を構成し、製氷室32を冷却する蒸発器EPおよび外部水源に接続されて水皿34に製氷水を供給する給水手段40とを備えている。冷凍回路は、圧縮機で圧縮された気化冷媒が凝縮器で熱を奪われて凝縮液化し、膨張弁で圧力低下した液化冷媒が蒸発器EPで膨張気化することで、蒸発器EPによって製氷室32の熱を奪って該製氷室32を冷却するようになっている。そして、冷凍回路では、蒸発器EPから気化冷媒が圧縮機に戻り、冷媒が該回路内を循環するようになっている。
For example, as shown in FIG. 6, an ice-type
前記冷凍回路には、蒸発器EPから圧縮機への帰還経路にアキュムレータ50が設けられ(図7参照)、蒸発器EPから圧縮機へ戻る冷媒を気液分離することで、気化冷媒のみを圧縮機に戻して圧縮機での冷媒の噛み込み等を防止している(例えば、特許文献1参照)。アキュムレータ50は、蒸発器EP側の接続端から圧縮機側の接続端に向かうにつれて上方傾斜する姿勢で貯氷室12aに配設されている。このように、アキュムレータ50は、圧縮機側の出口が蒸発器側の入り口より高くなるよう設置することで、圧縮機側への液化冷媒の流出を防止している。
The refrigeration circuit is provided with an
図7に示すように、前記アキュムレータ50は、製氷機構30を支持する機構枠28の側部に取り付けられた支持部材90に支持されて、前記傾斜姿勢を保つようになっている。支持部材90は、L字形の金具であって、一端を機構枠28の側部に側方に突出するように溶接し、突出端から垂下する片部に上下に離間して通孔92,92が開設されている。そして、アキュムレータ50は、蒸発器EP側の冷媒配管52を保持した結束バンド94を上下の通孔92,92に挿通して締結することで固定される。このように、図7に示すアキュムレータ50の支持構造では、専用の支持部材90が必要であって、また支持部材90を機構枠28に溶接するための手間がかかってしまう。すなわち、製氷機11では、アキュムレータ50を取り付けるために、支持部材90の分だけ部品点数が増加してしまうと共に、支持部材90自体を取り付けるために別途作業を必要とすることから工数が増えてしまう難点がある。
As shown in FIG. 7, the
すなわち本発明は、従来の技術に係る製氷機に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、アキュムレータの取り付けに要する部品を減らすと共に、アキュムレータの取り付け作業が簡単な製氷機を提供することを目的とする。 That is, the present invention has been proposed in order to suitably solve these problems inherent in the ice making machine according to the prior art, and reduces the number of parts required for mounting the accumulator, and the accumulator mounting work is reduced. The purpose is to provide a simple ice machine.
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の製氷機は、
貯氷室の上部に配設された製氷機構と、この製氷機構に製氷水を供給する給水手段と、冷凍回路を構成し、製氷機構を冷却する蒸発器と、前記冷凍回路における蒸発器から圧縮機への冷媒の帰還経路に設けられ、冷媒を気液分離するアキュムレータとを有し、製氷機構で給水手段から供給された製氷水を蒸発器により冷却して氷塊を製造する製氷機において、
前記アキュムレータは、前記蒸発器側の接続端から圧縮機側の接続端に向かうにつれて上方傾斜するように、前記貯氷室の上部に架設されて前記製氷機構に接続する給水手段の給水管に固定されることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、貯氷室に架設される給水管を、アキュムレータを支持するための支持部材として利用しているので、専用の支持部材を省略することができる。すなわち、アキュムレータの支持構造の部品点数を減らすことができると共に、アキュムレータの取り付け作業の工数を減らし、該取り付け作業を簡単にできる。
In order to overcome the above-mentioned problems and achieve the intended purpose, an ice making machine according to claim 1 of the present application provides:
An ice making mechanism disposed in the upper part of the ice storage chamber, a water supply means for supplying ice making water to the ice making mechanism, an evaporator constituting a refrigeration circuit and cooling the ice making mechanism, and an evaporator in the refrigeration circuit from the compressor In an ice making machine that has an accumulator that is provided in a refrigerant return path to the refrigerant, and that cools the ice making water supplied from the water supply means by an ice making mechanism by an evaporator to produce ice blocks,
The accumulator is fixed to a water supply pipe of a water supply means that is installed on the top of the ice storage chamber and is connected to the ice making mechanism so as to incline upward from the connection end on the evaporator side toward the connection end on the compressor side. It is characterized by that.
According to the first aspect of the present invention, since the water supply pipe installed in the ice storage chamber is used as a support member for supporting the accumulator, a dedicated support member can be omitted. That is, the number of parts of the accumulator support structure can be reduced, and the number of man-hours for attaching the accumulator can be reduced to simplify the attaching operation.
請求項2に係る発明では、前記アキュムレータは、前記貯氷室とこの貯氷室の横側に並べて設けられて圧縮機が設置される機械室とを区分する仕切り壁で圧縮機側が支持されると共に、蒸発器側が前記給水管で支持されることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、仕切り壁および給水管を利用して、アキュムレータを傾斜上端および傾斜下端の両側から支持することができる。
In the invention according to claim 2, the accumulator is supported on the compressor side by a partition wall that divides the ice storage chamber and a machine chamber in which the compressor is installed side by side on the ice storage chamber, The gist is that the evaporator side is supported by the water supply pipe.
According to the invention which concerns on Claim 2, an accumulator can be supported from the both sides of an inclination upper end and an inclination lower end using a partition wall and a water supply pipe.
請求項3に係る発明では、前記給水管は、前記貯氷室を画成する箱体の壁と前記製氷機構との間に配設され、前記アキュムレータは、該製氷機構が下側に取り付けられる機構枠より下方で、該製氷機構の下端より上方の範囲に収まるように、前記給水管の下方に固定されることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、アキュムレータが貯氷室の貯氷領域に突出しないので、貯氷領域を最大限に確保できる。
In the invention according to claim 3, the water supply pipe is disposed between a wall of a box body defining the ice storage chamber and the ice making mechanism, and the accumulator is a mechanism in which the ice making mechanism is attached to the lower side. The gist is to be fixed below the water supply pipe so as to be within a range below the frame and above the lower end of the ice making mechanism.
According to the invention which concerns on Claim 3, since an accumulator does not protrude into the ice storage area | region of an ice storage chamber, an ice storage area | region can be ensured to the maximum.
本発明に係る製氷機によれば、アキュムレータの取り付けに要する部品を減らして、アキュムレータの取り付け作業を簡単にできる。 According to the ice making machine according to the present invention, it is possible to reduce the number of parts required for mounting the accumulator and simplify the accumulator mounting operation.
次に、本発明に係る製氷機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、説明の便宜上、図6および図7に示した製氷機の構成要素と同一の要素については、同一の符号を使用して詳細な説明は省略する。 Next, a preferred embodiment of the ice making machine according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings. For convenience of explanation, the same reference numerals are used for the same elements as those of the ice making machine shown in FIGS. 6 and 7, and detailed description thereof is omitted.
図1に示すように、実施例に係る製氷機10は、矩形状の箱体12を本体とし、氷塊を製造する製氷機構30と、この製氷機構30を冷却または加温する冷凍回路48とを備えている。製氷機10には、箱体12の内部を仕切り壁14で区切って貯氷室12aと機械室12bとが左右(実施例では左側に貯氷室12aが設けられ、右側に機械室12bが設けられている。)に並設されている。箱体12は、貯氷室12aを画成する左側壁16、後壁17、仕切り壁14、対応する天板18の部分および底板(図示せず)の部分がウレタン等の発泡層を有する断熱構造体で構成され、機械室12bを画成する右側面パネル19、前面パネル20、後面パネル21、対応する天板18の部分および底板の部分が金属の板材で構成されている。箱体12には、貯氷室12aの前面に対応して扉24が開閉可能に設けられ、この扉24を開放することで貯氷室12aに貯留した氷塊を取り出すことができる。箱体12には、前面パネル20に吸気口20aが複数設けられると共に、後面パネル21に排気口21aが複数設けられている(図3参照)。そして、製氷機10は、後述する冷却ファンFMにより吸気口20aを介して前側から機械室12bに取り込んだ空気が凝縮器CDや圧縮機CMと熱交換して(図4参照)、排気口21aを介して後側に排出されるようになっている。
As shown in FIG. 1, an
前記箱体12には、左側壁16の上端と仕切り壁14の上端との間に亘って機構枠28が架設され、貯氷室12aの上部に配設された機構枠28の下方に製氷機構30を取り付けて、製氷機構30が貯氷室12aの上部に配置されている(図1または図2参照)。製氷機構30は、機構枠28の下側に水平に配置されて、下方に開口する製氷小室(図示せず)を多数備えた製氷室32と、左側部が機構枠28に回転可能に支持されて、製氷室32の下面を開閉可能な水皿34と、この水皿34の下方に一体的に形成された製氷水タンク36とを備えている。また、製氷機構30は、水皿34を製氷室32に対し接離するように傾動させる水皿開閉機構38と、製氷水タンク36に貯留した製氷水を水皿34から各製氷小室に向けて噴射する製氷水ポンプPMと、製氷水を水皿34に供給する給水手段40とを備えている。更に、製氷室32の上面には、冷凍回路48の一部を構成する蒸発器EPが蛇行配置されている。
In the
前記給水手段40は、水道等の外部水源に接続した給水管42と、この給水管42に介挿された給水弁WVと、この給水弁WVの吐出側に連結されて水皿34の上方に配置される散水パイプ44とを備えている。給水弁WVは、機構枠28に取付部材43によって支持されて水皿34の支持端前側に配設されている(図1参照)。給水管42は、外部配管46への接続端42aが、後面パネル21の上部に該後面パネル21後面から後方に突出形成された支持片45に取り付けられて、箱体12の後側に配置されている(図3参照)。また、給水管42は、後面パネル21の上部に設けられた挿通孔21bを介して機械室12bに対して外部から引き込まれて、機械室12b、仕切り壁14の後部に上方に開放するよう凹設された凹部14a、製氷機構30と後壁17との間および製氷機構30と左側壁16との間における機構枠28の下方を通って製氷機構30の前側に到来して、給水弁WVに接続されている。すなわち、給水管42は、貯氷室12aの上部に架設されている(図2参照)。給水手段40は、図示しない制御手段の制御下に給水弁WVが開閉され、給水弁WVを開放することで散水パイプ44から製氷水を水皿34の上面に供給するようになっている。なお、水皿34に供給された製氷水は、水皿34に設けられた戻り孔(図示せず)を介して製氷水タンク36に流下して該製氷水タンク36に貯留される。
The water supply means 40 is connected to a
前記給水管42の接続端42aは、開口が下方を向いており、接続端42aに接続される外部配管46が後面パネル21の後面に沿って垂下するように配設される(図3参照)。また外部配管46は、後面パネル21に設けられた排気口21aに対向するように配置されている。外部配管46は、排気口21aから排出される空気の排出経路に位置することで、排出された空気と接触して結露の発生が防止される。
The
前記給水管42は、製氷機構30と左側壁16との間において機構枠28の下方を通る部位が、機構枠28の下側に取り付けられた支持具60で保持されている(図2参照)。図5に示すように、支持具60は、給水管42の外形に合わせた内径に設定された環状の本体部62と、この本体部62に半径方向に突設されて、機構枠28に開設された支持孔28aに挿入される挿入部64と、本体部62に半径方向に突設された当接部66とを備えた樹脂成形品である。本体部62には、環の一部が軸方向に沿って切り欠かれてスリット62aが設けられ、このスリット62aの各縁部に挿入部64が夫々設けられている。両挿入部64,64は、スリット62aを挟んで平行な関係で対称に配置されると共に、スリット62aを挟んで互いに対称な形状で形成されている。
The portion of the
前記挿入部64には、突出端に他方の挿入部64から反対側に折り返されて、上端から下端に向かうにつれて挿入部64から離間する方向に傾斜する挿入面を有する規制片64aが設けられている(図5参照)。規制片64aは、下端部に外周縁側を凹ませて段部64bが形成されている。なお、各挿入部64には、他方の挿入部64に対向する面に相手方に向けて突設された突片64cが互い違いに形成されて、支持孔28aへの両挿入部64,64の取り付け時に互いにかみ合っている。当接部66は、スリット62aを挟んで対称な位置関係および形状で形成され、両当接部66,66は、本体部62への接続端から突出端に向かうにつれて拡開するように設けられている。支持具60は、両挿入部64,64を互いに離間するよう押し広げてスリット62aを介して本体部62に給水管42を受容し、両挿入部64,64を機構枠28の支持孔28aに下方から挿入することで、両規制片64a,64aの挿入面に案内されて両挿入部64,64および両規制片64a,64aが互いに近づくように撓む。そして、支持具60は、両規制片64a,64aの段部64b,64bが支持孔28aの開口縁に夫々嵌合することで、機構枠28に保持されると共に、両当接部66,66の突出端が機構枠28の下面に当接することで、支持具60のぐらつきが防止される。
The
図4に示すように、前記冷凍回路48は、圧縮機CM、冷却ファンFMにより冷却される凝縮器CD、膨張弁EV、蒸発管EPおよびアキュムレータ50を冷媒配管52で接続して構成されている。冷凍回路48では、圧縮機CMで圧縮された気化冷媒を凝縮器CDで凝縮液化した後、膨張弁EVで減圧した冷媒を蒸発管EPに流入してここで膨張して蒸発させ、蒸発器EPからアキュムレータ50を介して気液分離した気化冷媒が圧縮機CMに戻るようになっている。また冷凍回路48は、除氷運転時に、凝縮器CDおよび膨張弁EVを介さず圧縮機CMから冷媒(ホットガス)を蒸発管EPに直接供給するバイパス回路を備えている(図4参照)。このバイパス回路は、圧縮機CMの吐出側と蒸発管EPの吸込み側とを連結するバイパス管54と、このバイパス管54の途中に配設され、制御手段により開閉制御されるホットガス弁HVとから構成される。
As shown in FIG. 4, the
前記製氷機10では、機械室12bに設置された膨張弁EVから貯氷室12aに設置された蒸発器EPに接続する冷媒配管52が、仕切り壁14の凹部14aを経由して機械室12bから貯氷室12aに入り、仕切り壁14と製氷機構30の間における機構枠28の下方を通って、製氷機構30の前側から蒸発器EPに接続されている。また製氷機10では、アキュムレータ50が貯氷室12aにおいて製氷機構30と後壁17との間に配置されている。蒸発器EPからアキュムレータ50に接続する蒸発器EP側の冷媒配管(特に区別する場合は流入側冷媒配管52Aという。)は、製氷機構30の前側から仕切り壁14と製氷機構30の間における機構枠28の下方を通って製氷機構30と後壁17との間に到来し、製氷機構30と後壁17との間に延在する給水管42に沿って仕切り壁14から離間する左方向に延在している。また、流入側冷媒配管52Aは、貯氷室12aの左側で下方に屈曲されて、更に仕切り壁14に向かう右方向に屈曲した部位がアキュムレータ50に接続されている。一方、アキュムレータ50から圧縮機CMに接続する圧縮機CM側の冷媒配管(特に区別する場合は流出側冷媒配管52Bという。)は、製氷機構30と後壁17との間を通って仕切り壁14の凹部14aを経由して貯氷室12aから機械室12bに入るようになっている。
In the
前記箱体12では、仕切り壁14の凹部14aを、該凹部14aに合わせて形成されたウレタン等の発泡体からなる断熱部材26で塞いでいる(図1参照)。断熱部材には、下方に開口する切欠26aが設けられ、凹部14aに挿通された給水管42、冷媒配管52や電線等を切欠26aに通して、これらの配管等を保持するようになっている。
In the
前記アキュムレータ50は、蒸発器EP側の流入側冷媒配管52Aが給水管42に固定されると共に、圧縮機CM側の流出側冷媒配管52Bが仕切り壁14の断熱部材26で保持されて、蒸発器EP側の接続端から圧縮機CM側の接続端に向かうにつれて上方傾斜する傾斜姿勢で設置されている(図2参照)。また、アキュムレータ50は、機構枠28の下側において製氷機構30の下端より上側に全体が収まるように、給水管42の下方に固定される。より具体的には、アキュムレータ50は、流入側冷媒配管52Aにおいて製氷機構30と後壁17との間に左右方向に延在する部位を、同じく製氷機構30と後壁17との間に左右方向に延在する給水管42に結束バンド56で結び付けることで、蒸発器EP側が給水管42に固定された流入側冷媒配管52Aにつり下がった状態で支持される。なお、流入側冷媒配管52Aと給水管42との当接部位には、ウレタン等の発泡体等の断熱材(図示せず)を介在させて、低温になる流入側冷媒配管52Aによって給水管42が凍結することを防止すると共に、流入側冷媒配管52Aと給水管42とが直接接触することに起因する異音の発生を防止している。
In the
前記結束バンド56としては、挿通孔およびこの挿通孔に突出する爪を有するヘッドを一端に設け、他端をヘッドの挿通孔に挿通することで、バンド部分に長手方向に離間して複数設けた突起が爪に係止されて抜け止めされる所謂ケーブルタイやインシュロックと呼ばれるものが好適に用いられるが、針金やその他のひも状物を用いることができる。
As the binding
前記アキュムレータ50は、中空の筒状体50aを本体とし、流入側冷媒配管52Aが筒状体50aの傾斜下端から該筒状体50aの内部に挿入されて、流入側冷媒配管52Aの流入口が筒状体50aの内部に臨んでいる(図2参照)。また、アキュムレータ50は、筒状体50aの傾斜上端に流出側冷媒配管52Bが接続されている。アキュムレータ50は、筒状体50aの内部に挿入された流入側冷媒配管52Aの挿入端が、該筒状体50aの傾斜軸より上方に向けて屈曲されており、流入口が流入側冷媒配管52Aの接続部分と流出側冷媒配管52Bの接続部分とを結んだラインから上側にずれている。
The
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る製氷機の作用について説明する。製氷機10では、製氷運転において、蒸発器EPで膨張気化した冷媒が流入側冷媒配管52Aを介してアキュムレータ50に流入し、流入した冷媒に含まれる液相部分が筒状体50aの傾斜下部に貯まり、気相部分だけが流出側冷媒配管52Bを介して圧縮機CMに返送される。ここで、アキュムレータ50は、流入側冷媒配管52Aが筒状体50aの内部に突出しているので、筒状体50aの傾斜下部に滞留した液化冷媒が流入側冷媒配管52Aに戻ることを回避できる。また製氷機10では、除氷運転において、蒸発器EPに圧縮機CMから直接供給されたホットガス(高温・高圧の気化冷媒)が流入側冷媒配管52Aを介してアキュムレータ50に流入し、流出側冷媒配管52Bを介して圧縮機CMに返送される。アキュムレータ50は、筒状体50aの内部に突出している流入側冷媒配管52Aの挿入端が上方に屈曲して流入口が筒状体50aの内壁上面に向いているので、筒状体50aの内部に流入したホットガスが筒状体50aの内面に案内されて該内面に沿って巡回する流れが形成される(図2参照)。そして、アキュムレータ50では、筒状体50a全体がホットガスで昇温されて、筒状体50aの傾斜下部に滞留した液化冷媒が揮発して、流出側冷媒配管52Bを介して圧縮機CMに返送される。これにより、冷凍回路48では、アキュムレータ50に冷媒が過剰に滞留することを抑制して、該回路48における冷媒不足を回避している。
(Effects of Example)
Next, the operation of the ice making machine according to the embodiment will be described. In the
前記製氷機10は、貯氷室12aに架設される給水管42および仕切り壁14に配設される断熱部材26を、アキュムレータ50を支持するための支持部材として利用しているので、専用の支持部材を省略することができる。すなわち、従来例で説明した如く、専用の支持部材を機構枠28に固定するための手間も省略することができる。従って、実施例の製氷機10によれば、アキュムレータ50の支持構造の部品点数を減らすことができると共に、アキュムレータ50の取り付け作業の工数を減らし、該取り付け作業を簡単にできる。
Since the
前記給水管42は、仕切り壁14の凹部14aに配設した断熱部材26で保持されると共に、機構枠28に取り付けた支持具60で保持されており、アキュムレータ50を支持するのに十分な強度を有している。またアキュムレータ50は、蒸発器EP側を給水管42に結束バンド56で固定すると共に、圧縮機CM側を仕切り壁14の断熱部材26で保持する構成であって、適切な傾斜姿勢で上側および下側の両方で支持されている。すなわち、アキュムレータ50は、製氷機10の搬送時等の振動や冷媒流通時の衝撃が加わっても傾斜姿勢が変わることがなく、要求される気液分離機能および分離した液化冷媒の貯留容量を適切に確保することができる。更に、断熱部材26として、可撓性を有するものを用いることで、製氷機10の搬送時等の振動や冷媒流通時の衝撃が加わった際に、断熱部材26で振動等を吸収することができる。
The
前記製氷機10は、取り替えや清掃等のメンテナンスが要求される製氷水ポンプPM、水皿開閉機構38のアクチュエータモータAM、給水弁WV等の機器が、扉24が設けられて間口が広い製氷機構30の前側に設置されている。一方、アキュムレータ50は、故障することが少なくてメンテナンスの必要性が低いので、製氷機構30の後側に配置しても特に問題がなく、実施例の製氷機10では、製氷機構30の後側をアキュムレータ50の設置スペースとして有効利用している。しかも、アキュムレータ50は、機構枠28の下方において製氷機構30の下端より上側に延在するよう設置されているので、アキュムレータ50が製氷機構30の下方の貯氷室12aの貯氷領域に突出せず、アキュムレータ50によって貯氷領域を減少させることはない。
The
(変更例)
本発明は、前述の実施例の構成に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1)実施例では、クローズドセルタイプの製氷機構を例に挙げて説明したが、オープンセルタイプや流下式の製氷機構を有する製氷機であっても適用可能である。
(2)貯氷室と機械室との配置関係は、横方向に限定されず、上下の関係に配置してもよい。例えば、機械室を貯氷室の下側に配置し、冷媒配管を貯氷室の後壁を貫通させると共に機械室の後面パネルを貫通させ、該冷媒配管を機械室と貯氷室との間で製氷機の背面に沿って延在させる構成であってもよい。この場合、貯氷室の後壁における貫通部位で、アキュムレータの圧縮機側は支持される。また給水管は、貯氷室の後壁を貫通して設けられ、該給水管は、後壁の貫通部位が支持される。
(Example of change)
The present invention is not limited to the configuration of the above-described embodiment, and can be modified as follows.
(1) In the embodiment, a closed cell type ice making mechanism has been described as an example, but an ice making machine having an open cell type or a flow-down type ice making mechanism is also applicable.
(2) The arrangement relationship between the ice storage chamber and the machine room is not limited to the horizontal direction, and may be arranged in a vertical relationship. For example, the machine room is arranged below the ice storage room, and the refrigerant pipe passes through the rear wall of the ice storage room and the rear panel of the machine room, and the refrigerant pipe is inserted between the machine room and the ice storage room. The structure extended along the back surface of this may be sufficient. In this case, the compressor side of the accumulator is supported at the penetration portion in the rear wall of the ice storage chamber. Further, the water supply pipe is provided so as to penetrate the rear wall of the ice storage chamber, and the water supply pipe is supported by a penetration portion of the rear wall.
12 箱体,12a 貯氷室,12b 機械室,14 仕切り壁,17 後壁(壁),
28 機構枠,30 製氷機構,40 給水手段,42 給水管,48 冷凍回路,
50 アキュムレータ,CM 圧縮機,EP 蒸発器
12 box, 12a ice storage room, 12b machine room, 14 partition wall, 17 rear wall (wall),
28 mechanism frame, 30 ice making mechanism, 40 water supply means, 42 water supply pipe, 48 refrigeration circuit,
50 Accumulator, CM compressor, EP evaporator
Claims (3)
前記アキュムレータ(50)は、前記蒸発器(EP)側の接続端から圧縮機(CM)側の接続端に向かうにつれて上方傾斜するように、前記貯氷室(12a)の上部に架設されて前記製氷機構(30)に接続する給水手段(40)の給水管(42)に固定される
ことを特徴とする製氷機。 An ice making mechanism (30) disposed in the upper part of the ice storage chamber (12a), a water supply means (40) for supplying ice making water to the ice making mechanism (30), and a refrigeration circuit (48) constitute an ice making mechanism ( 30) an evaporator (EP) for cooling, and an accumulator (50) provided in a refrigerant return path from the evaporator (EP) to the compressor (CM) in the refrigeration circuit (48) for gas-liquid separation of the refrigerant In an ice making machine for producing ice blocks by cooling the ice making water supplied from the water supply means (40) by the ice making mechanism (30) by the evaporator (EP),
The accumulator (50) is installed above the ice storage chamber (12a) so as to incline upward from the connection end on the evaporator (EP) side toward the connection end on the compressor (CM) side. An ice making machine characterized by being fixed to a water supply pipe (42) of water supply means (40) connected to a mechanism (30).
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