JP2010190228A - 高圧ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】吸入室から加圧室に必要量の燃料を吸入する高圧ポンプを提供する。
【解決手段】プランジャ14は、摺動部15と、摺動部15よりも径が小さい小径部16とを有している。摺動部15と小径部16との間には、径が異なることにより段差17が形成されている。摺動部15はシリンダ22に往復移動自在に支持されている。小径部16は摺動部15に対して加圧室304と反対側に設置されており、小径部16の周囲はオイルシール19によりシールされている。吸入室302と加圧室304とは、調量弁30が開弁した状態で、弁座35の内周側に形成された連通孔306により連通する。燃料室308は、摺動部15とシリンダ22との摺動箇所により加圧室304と仕切られている。燃料室308は、段差17の下降側に形成された空間であり、摺動部15とシリンダ22との摺動箇所とオイルシール19との間に、小径部16の周囲に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、プランジャの往復移動により吸入室から加圧室に吸入した燃料を加圧し吐出する高圧ポンプに関する。
低圧ポンプ等により燃料入口から吸入室に導入された燃料を、プランジャが往復移動することにより吸入室から加圧室に吸入して加圧し吐出する高圧ポンプが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−54531号公報 特開2003−35239号公報
しかしながら、プランジャが下降する吸入行程において吸入室から加圧室に吸入される燃料量が増加すると、吸入室の圧力低下を招くことがある。特に、高圧ポンプの吐出量の増加要求によりプランジャ径またはプランジャの往復移動量が増大すると、吸入室から加圧室に吸入される燃料量が増加し、吸入室の圧力が低下しやすくなる。また、高圧ポンプの回転数が増加しプランジャの往復移動速度が上昇すると、プランジャの下降により吸入室から加圧室に吸入する燃料量が低圧ポンプから吸入室に導入する燃料量を越え、その結果として吸入室の圧力が低下しやすくなる。
このようにプランジャが下降する吸入行程時に吸入室の圧力が低下すると、吸入室から加圧室に燃料が充分に吸入されず、吐出量の不足を生じるという問題がある。
また、プランジャの上昇中に加圧室から吸入室に燃料を戻すと吸入室の圧力が上昇する。そして、プランジャが下降および上昇を繰り返すと、吸入室の圧力が変動し吸入室に圧力脈動が生じる。前述したように、要求吐出量が増加したり、高圧ポンプの回転数が増加すると、吸入室に生じる圧力脈動がさらに大きくなる。このように吸入室側に圧力脈動が生じると、吸入室から加圧室に充分に燃料を吸入できず、吐出量の不足を生じるという問題がある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、吸入室から加圧室に必要量の燃料を吸入する高圧ポンプを提供することにある。
請求項1記載の発明によると、プランジャが下降し吸入室から加圧室に燃料が吸入されるときに、燃料入口からだけではなく燃料室からも吸入室に燃料が導入されるので、プランジャ下降時の吸入室の圧力低下を低減できる。これにより、吸入室から加圧室に必要量の燃料を吸入できる。
一方、プランジャが上昇し加圧室から吸入室に燃料が戻されるとき、燃料入口側だけでなく排出通路にも吸入室から燃料が排出されるので、プランジャが上昇するときの吸入室の圧力上昇が低減する。また、このとき燃料室の容積が増加する為、吸入室に戻された燃料の一部は排出通路を通り、効率よく燃料室に排出されることになる。これにより、プランジャが上昇および下降を繰り返すことにより発生する吸入室の圧力脈動を低減できるので、吸入室から加圧室に必要量の燃料を吸入できる。
尚、請求項2に示すように、調量弁は、弁部材が弁座に着座する方向へ弁部材を付勢する第1のスプリングと、弁部材が弁座から離座する方向へシャフトを第1のスプリングの付勢力よりも大きな力で付勢する第2のスプリングとを有する構成にしてもよい。
尚、請求項3に示すように、弁部材は、加圧室に配置され、シャフトは、吸入室を貫通し、コイルは、吸入室を挟んで加圧室とは反対側に配置される構成にしてもよい。
尚、請求項4に示すように、弁部材は、加圧室に配置され、吸入室と加圧室とを連通する連通孔が弁座の内周側に形成され、シャフトは、連通孔を通して吸入室側から弁部材に当接することにより弁部材を弁座から離座させる構成にしてもよい。
尚、請求項5に示すように、シャフトは、カップ状の弁部材の底壁に弁座側から端部を当接させる構成にしてもよい。
尚、請求項6に示すように、調量弁は、弁部材とともに加圧室に配置されるストッパを有し、スプリングは加圧室内において弁部材とストッパとの間に介装される構成にしてもよい。
(A)は本発明の第1実施形態による高圧ポンプを示す断面図であり、(B)は調量弁のストッパをプランジャ側から見た図である。 吸入行程時における第1実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第2実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第3実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第4実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第5実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第6実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第7実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第8実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第9実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第10実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第11実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第12実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 本発明の第13実施形態による高圧ポンプを示す断面図である。 第13実施形態によるプランジャのストッパを示す説明図である。 第13実施形態の変形形態1のストッパを示す説明図である。 第13実施形態の変形形態2のストッパを示す説明図である。 第13実施形態の変形形態3のストッパを示す説明図である。
本発明の複数の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による高圧ポンプを図1に示す。高圧ポンプ10は、例えば、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンのインジェクタに燃料を供給するポンプである。
プランジャ14は、摺動部15と、摺動部15よりも径が小さい小径部16とを有する異径構造である。摺動部15と小径部16との間には、径が異なることにより段差17が形成されている。摺動部15はシリンダ22に往復移動自在に支持されている。小径部16は摺動部15に対して加圧室304と反対側に設置されており、小径部16の周囲はシール部材であるオイルシール19によりシールされている。プランジャ14の小径部16はタペット12と当接している。タペット12はスプリング18の付勢力によりカム2に向けて押し付けられているので、カム2が回転するとタペット12の外側底面はカム2と
摺動する。したがって、カム2の回転により、プランジャ14はタペット12とともに往復移動する。
ポンプハウジング20は、プランジャ14を往復移動自在に支持するシリンダ22を有している。ポンプハウジング20には、入口通路300、吸入室302、加圧室304、燃料室308および連通路310が形成されている。図示しない低圧ポンプから高圧ポンプ10に供給される燃料は、燃料入口である入口通路300から吸入室302に導入される。
吸入室302と加圧室304とは、調量弁30の弁部材32が弁座35から離座した状態で、弁座35の内周側に形成された連通孔306により連通する。燃料室308は、摺動部15とシリンダ22との摺動箇所により加圧室304と仕切られている。燃料室308は、段差17の下降側に形成された下降側空間であり、摺動部15とシリンダ22との摺動箇所とオイルシール19との間に、小径部16の周囲に形成されている。燃料室308の上方は摺動部15とシリンダ22との摺動箇所により密封され、燃料室308の下方は小径部16とオイルシール19との摺動箇所により密封されている。連通路310は、吸入室302と燃料室308とを連通している。連通路310は、吸入室302から燃料室308に燃料を排出する排出通路でもある。
調量弁30は、弁部材32、スプリング33、コイル34、弁座35およびストッパ40を有している。ストッパ40は、弁部材32の燃料下流側に設けられている。図1の(B)に示すように、ストッパ40の外周に4個の切り欠きが形成されている。この切り欠きにより、ストッパ40とポンプハウジング20の内周面との間に燃料通路42が形成されている。
弁部材32は、スプリング33の付勢力によりストッパ40側、つまり弁座35から離座する方向に付勢されている。コイル34への通電をオンすると、スプリング33の付勢力に抗して磁気吸引力により弁部材32は弁座35に着座する。弁部材32が弁座35に着座すると連通孔306が閉塞されるので、吸入室302と加圧室304との連通は遮断される。
低圧ダンパ50は、例えば内部にダイヤフラム等を有し、入口通路300および吸入室302に発生する圧力脈動を低減する。
吐出弁60のボール62は、加圧室304の圧力が所定圧以上になるとスプリング63の付勢力に抗して弁座64から離座する。ボール62が弁座64から離座すると加圧室304の燃料が吐出弁60から吐出される。
次に、高圧ポンプ10の作動について説明する。
(1)吸入行程
図2に示すように、カム2の回転にともないプランジャ14が上死点から下死点に向けて下降するとき、コイル34への通電はオフされている。したがって、弁部材32はスプリング33の付勢力により弁座35から離座し、連通孔306を介して吸入室302と加圧室304とは連通している。したがって、プランジャ14の下降に伴い吸入室302から加圧室304に燃料が吸入される。
また、プランジャ14が下降すると、摺動部15と小径部16との間に形成されたプランジャ14の段差17が燃料室308側に移動するので、燃料室308の容積が減少する。この燃料室308の容積の減少により、燃料室308の燃料は連通路310に押し出され、連通路310から吸入室302に導入される。
このように、プランジャ14の下降に伴い、吸入室302から加圧室304に燃料を吸入するときに燃料室308から連通路310を通り吸入室302に燃料が導入されるので、吸入行程時における吸入室302の圧力低下を低減できる。したがって、吸入室302の圧力低下による加圧室304への燃料吸入不良を防止し、吸入室302から加圧室304に必要量の燃料を吸入できる。
(2)戻し行程
図1に示すように、プランジャ14が下死点から上死点に向かって上昇するとき、コイル34への通電をオフしている間は、スプリング33の付勢力により弁部材32は弁座35から離座したままである。したがって、プランジャ14の上昇により、加圧室304の燃料は連通孔306を通り吸入室302に戻される。このとき、摺動部15と小径部16との間に形成された段差17が上昇するので、燃料室308の容積は増加する。これにより、加圧室304から吸入室302に戻された燃料の一部は、連通路310を通り燃料室308に排出される。
このように、プランジャ14の上昇に伴い、加圧室304から吸入室302に燃料が戻されるときに吸入室302から連通路310を通り燃料室308に燃料が排出されるので、プランジャの14の上昇による吸入室302の圧力上昇を低減できる。
(3)加圧行程
戻し行程中にコイル34への通電をオンすると、スプリング33の付勢力に抗して磁気吸引力により弁部材32が吸引され、弁部材32は弁座35に着座する。その結果、連通孔306が閉塞され吸入室302と加圧室304との連通が遮断されるので、プランジャ14の上昇により加圧室304の燃料は加圧され燃料圧力が上昇する。そして、加圧室304の燃料圧力が所定圧以上になると、スプリング63の付勢力に抗してボール62が弁座64から離座し、吐出弁60が開弁する。これにより、加圧室304で加圧された燃料は高圧ポンプ10から吐出される。
高圧ポンプ10から吐出される燃料量は、プランジャ14上昇時において、コイル34への通電をオンし調量弁30を閉弁するタイミングで調量される。そして、上記(1)、(2)、(3)の行程を繰り返すことにより、高圧ポンプ10は燃料の吸入、吐出を繰り返す。
第1実施形態では、吸入行程時において、燃料室308から吸入室302に燃料を導入することにより、吸入室302の圧力低下を低減する。これにより、吸入行程時において、吸入室302から加圧室304への燃料の吸入不良を防止し、吸入室302から加圧室304に必要量の燃料を吸入できる。
また、戻し行程において、吸入室302から燃料室308に燃料を排出することにより、吸入室302の圧力上昇を低減する。これにより、プランジャ14が上昇および下降を繰り返すことにより生じる吸入室302の圧力脈動を低減する。吸入室302の圧力脈動が低減すると、吸入行程時において、吸入室302から加圧室304への燃料の吸入不良を防止し、吸入室302から加圧室304に必要量の燃料を吸入できる。
さらに、吸入室302の圧力脈動が低減し、低圧ダンパ50および吸入室302側の燃料配管に加わる圧力変動が低減するので、低圧ダンパ50および燃料配管等の損傷を防止できる。また、圧力脈動による燃料配管の振動が低減するので、燃料配管の支持箇所の緩みを防止できる。
(第2、第3、第4実施形態)
本発明の第2実施形態を図3に、第3実施形態を図4に、第4実施形態を図5に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図3に示す第2実施形態の高圧ポンプ70では、オイルシール19のシリンダ22側に、プランジャ14の小径部16を囲んで環状のプレート72が設置されている。このプレート72の内周縁と小径部16の外周面との間には、小径部16の往復移動を妨げない程度の小さい隙間74が形成されている。この隙間74により、例えば摺動部15とシリンダ22との摺動箇所から生じる摺動屑等の異物がオイルシール19と小径部16との摺動箇所に侵入することを防止する。これにより、オイルシール19の損傷を防止できる。
図4に示す第3実施形態の高圧ポンプ80では、連通路310の途中に異物を除去するフィルタ82を設置している。フィルタ82は、高圧ポンプ80に供給される燃料中の異物が連通路310を通りオイルシール19と小径部16との摺動箇所に侵入することを防止する。これにより、オイルシール19の損傷を防止できる。
図5に示す第4実施形態の高圧ポンプ90では、燃料室308をプランジャ14の小径部16の周囲ではなく、連通路310の途中に形成している。燃料室308は、段差17の下降側空間312と連通している。このように燃料室308の形成位置を変更しても、第1実施形態と同様に、吸入行程時の吸入室302の圧力低下を防止し、かつプランジャ14の往復移動に伴い吸入室302に生じる圧力脈動を低減できる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図6に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図6に示す第5実施形態の高圧ポンプ100では、調量弁102の弁部材104は、スプリング33の付勢力により弁座106に向けて付勢されている。コイル34への通電をオフした状態では、弁部材104はスプリング33の付勢力により弁座106に着座するので、弁座106の内周側に形成されている連通孔306は閉塞され、吸入室302と加圧室304との連通は遮断される。コイル34への通電をオンすると、スプリング33の付勢力に抗して弁部材104が吸引され、弁座106から離座する。これにより、吸入室302と加圧室304とは連通する。
また、吸入室302と加圧室304とを接続する吸入通路314に吸入弁110が設置されている。吸入弁110のボール112はスプリング113により弁座114に向けて付勢されている。吸入弁110は、吸入室302から加圧室304への燃料流れを許可し、加圧室304から吸入室302への燃料流れを禁止する逆止弁である。
次に、第5実施形態における高圧ポンプ100の作動について説明する。
(1)吸入行程
プランジャ14が下降し加圧室304の圧力が低下すると、吸入弁110のボール112はスプリング113の付勢力に抗して弁座114から離座する。ボール112が弁座114から離座すると吸入室302の燃料が吸入通路314を通り加圧室304に吸入される。また、プランジャ14の下降により、燃料室308の燃料は連通路310から吸入室302に導入される。
このように、吸入行程において吸入室302の燃料を吸入弁110から加圧室304に吸入できるので、調量弁102は開弁または閉弁のいずれの状態でもよい。
(2)戻し行程
プランジャ14が下死点から上死点に向けて上昇を開始すると、コイル34への通電をオンし弁部材32を弁座106から離座させる。その結果、プランジャ14が上昇しても、加圧室304の燃料は連通孔306を通り吸入室302に戻される。さらに吸入室302に戻された燃料は連通路310を通り燃料室308に排出される。
(3)加圧行程
戻し行程中にコイル34への通電をオフすると、スプリング33の付勢力によって弁部材104は弁座106に着座し、連通孔306が閉塞され吸入室302と加圧室304との連通は遮断される。調量弁102の開弁圧は吐出弁60の開弁圧よりも高いので、プランジャ14の上昇により加圧室304の燃料圧力が所定圧以上になると、吐出弁60が開弁し、調量弁102は閉弁したままである。吐出弁60が開弁することにより、加圧室304で加圧された燃料は高圧ポンプ100から吐出される。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態を図7に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図7に示す第6実施形態の高圧ポンプ120の調量弁122では、シャフト124の端部にカップ状の弁部材126の底壁が当接している。スプリング128はスプリング33と反対方向に弁部材126を付勢している。スプリング33の付勢力はスプリング128の付勢力よりも大きいので、コイル34への通電をオフした状態では、弁部材126は弁座35から離座している。
プランジャ14の上昇中にコイル34への通電をオンすると、磁気吸引力によりシャフト124が上昇し、スプリング128の付勢力により弁部材126は弁座35に着座する。これにより、加圧室304の燃料は加圧される。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態を図8に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図8に示す第7実施形態の高圧ポンプ130の調量弁132では、コイル34はストッパ40の外周側に設置されている。そして、ストッパ40は、例えば磁性材の表面を非磁性材でコーティングして形成されている。また、弁部材126は、例えば、磁性材、または磁性材の表面を非磁性材でコーティングして形成されている。
スプリング128は、弁座35に向けて弁部材126を付勢している。コイル34への通電をオンすると、弁部材126とストッパ40との間に、スプリング128の付勢方向と反対方向に磁気吸引力が働く。
次に、第7実施形態の高圧ポンプ130の作動について説明する。
(1)吸入行程
プランジャ14が下降し、加圧室304の圧力が低下すると、弁部材126の上流側である吸入室302と下流側である加圧室304とから弁部材126が受ける差圧が変化する。そして、加圧室304の燃料圧力により弁部材126が弁座35に着座する方向に受ける力とスプリング128の付勢力との和が、吸入室302側の燃料圧力により弁部材126が弁座35から離座する方向に受ける力よりも小さくなると、弁部材126は弁座35から離座し、ストッパ40に係止される。これにより、吸入室302から加圧室304に燃料が吸入される。弁部材126がストッパ40に係止されている状態においても、弁部材126とストッパ40との当接箇所の周囲に燃料通路42が形成されているので、ストッパ40を挟んで弁部材126と反対側であるプランジャ14側の加圧室304に燃料通路42を通り燃料が吸入される。
そして、プランジャ14が下死点に達する前のストッパ40と弁部材126とが当接している状態で、コイル34への通電をオンする。ストッパ40と弁部材126とが当接しているので、ストッパ40に弁部材126が係止された調量弁132の開弁状態を保持するために必要な磁気吸引力は小さくてよい。
(2)戻し行程
プランジャ14が下死点から上死点に向かって上昇しても、コイル34への通電はオンされた状態であり、ストッパ40と弁部材126との間に磁気吸引力が働いているので、弁部材126はストッパ40に係止された開弁位置に保持される。これにより、連通孔306の開いた状態が保持されるので、プランジャ14の上昇により加圧された加圧室304の燃料は、連通孔306を通り吸入室302に戻される。
(3)加圧行程
戻し行程中にコイル34への通電をオフすると、弁部材126とストッパ400との間に磁気吸引力が働かなくなる。その結果、弁部材126が加圧室304の燃料圧力により弁座35に着座する方向に受ける力とスプリング128の付勢力との和が、吸入室302側の燃料圧力により弁部材126が弁座35から離座する方向に受ける力よりも大きくなる。その結果、弁部材126は差圧により弁座35に着座し、連通孔306は閉塞される。この状態でプランジャ14がさらに上死点に向けて上昇すると、加圧室304の燃料が加圧され燃料圧力が上昇する。そして、加圧室304の燃料圧力が所定圧以上になると、スプリング63の付勢力に抗してボール62が弁座64から離座し、吐出弁60が開弁する。これにより、加圧室304で加圧された燃料が吐出弁60から吐出される。
(第8、第9、第10実施形態)
本発明の第8実施形態を図9に、第9実施形態を図10に、第10実施形態を図11に示す。第8、第9、第10実施形態では、高圧ポンプの調量弁の弁部材またはストッパの形状が第7実施形態と異なっており、それ以外の構成は第7実施形態と実質的に同一の構成である。
第8、第9、第10実施形態のストッパ146、40、166は、例えば磁性材の表面を非磁性材でコーティングして形成されている。また、弁部材144、154、筒部材165は、例えば、磁性材、または磁性材の表面を非磁性材でコーティングして形成されている。したがって、コイル34への通電をオンすると、ストッパ146と弁部材144、ストッパ40と弁部材154、ストッパ166と筒部材165との間に磁気吸引力が働く。
図9に示す第8実施形態の高圧ポンプ140では、調量弁142のストッパ146と弁部材144とは、互いに相手側に向けて突出している突部を有しており、この突部同士が当接する。
図10に示す第9実施形態の高圧ポンプ150では、調量弁152の弁部材154はカップ状に形成されており、ストッパ40に面する開口側に外側に広がるフランジを有している。これにより、ストッパ40に係止される弁部材154の面積が増加するので、ストッパ40に係止された状態で弁部材154が傾くことを抑制する。
図11に示す第10実施形態の高圧ポンプ160では、調量弁162のストッパ166にスプリング128を係止する凹部が形成されている。そして、ボール164および筒部材165が弁部材を構成している。
(第11、第12実施形態)
本発明の第11実施形態を図12に、第12実施形態を図13に示す。第11実施形態と第12実施形態の構成は、弁部材126、154の形状が異なる以外は実質的に同一である。また、弁部材126、154の作動およびコイル34への通電タイミングは、第7実施形態〜第10実施形態と同一である。尚、第11、12実施形態において、第7実施形態〜第10実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図12に示す第11実施形態の高圧ポンプ170、ならびに図13に示す第12実施形態の高圧ポンプ180では、調量弁172、182とプランジャ14とを軸をずらして設置している。そして、調量弁172、182の弁部材126、154のストッパ174を、ポンプハウジング20の一部で形成している。ポンプハウジング20に設けたストッパ174は、例えば磁性材の表面を非磁性材でコーティングして形成されている。したがって、コイル34への通電をオンすると、弁部材126、154とストッパ174との間に磁気吸引力が働く。
(第13実施形態)
本発明の第13実施形態を図14に示す。尚、第1実施形態と実質的に同一構成部分には同一符号を付し、説明を省略する。
第13実施形態の高圧ポンプ190では、プランジャ14の段差17の下降側のシリンダ22内壁に、図15に示すC字状のストッパ192が嵌合している。ストッパ192は、段差17の最下点よりもタペット12側に設置されており、シリンダ22の内周面よりも内周側に突出している。この構成によれば、例えば高圧ポンプ190をカム2から取り外した状態で摺動部15が下降すると段差17がストッパ192に係止される。これにより、段差17がオイルシール19に衝突し、オイルシール19が損傷することを防止する。
(変形形態1、2、3)
第13実施形態のストッパ192に代えて、図16、17、18に示す形状のストッパ194、196、198を用いてプランジャ14の段差17を係止してもよい。いずれのストッパ194、196、198もC字状に形成されており、プランジャ14の段差17の下降側のシリンダ22内壁に嵌合している。各ストッパ194,196,198は、段差17の最下点よりもタペット12側に設置されている。
上記第13実施形態、および変形形態1、2、3では、プランジャ14の段差17の最下点よりもタペット12側にストッパ192、194、196、198を設置することにより、高圧ポンプの脱着時にプランジャ14の脱落防止効果が期待でき、エンジン等への組付性が向上する。
以上説明した上記複数の実施形態では、プランジャ14の摺動部15とシリンダ22との摺動箇所により加圧室304と仕切られた燃料室を設け、吸入室302と燃料室とを連通路310で連通している。さらに、摺動部15よりも径が小さい小径部16を摺動部15の下降側に形成しているので、摺動部15と小径部16との間に径差による段差17が形成されている。
したがって、プランジャ14が下降すると、段差17の下降側に設けられた燃料室または下降側空間の容積が減少するので、燃料室の燃料が連通路310に押し出され吸入室302に導入される。燃料室または下降側空間の容積はプランジャ14の下降速度に追随して減少するので、高圧ポンプの回転速度が上昇しプランジャ14の往復移動速度が上昇しても、プランジャ14の下降時に燃料室から吸入室302に燃料を導入できる。これにより、吸入行程時に吸入室302の燃料圧力の低下を低減できる。
また、プランジャ14が上昇し摺動部15の往復移動方向の端面が加圧室304側に移動すると、加圧室304の容積が減少するので、加圧室304から吸入室302に戻された燃料が連通路310に押し出され燃料室に排出される。これにより、プランジャ14が上昇するときの吸入室302の圧力上昇を低減し、プランジャ14が上昇および下降を繰り返すことにより生じる吸入室302の圧力脈動を低減する。
このように、吸入室302の圧力低下、ならびに吸入室302に生じる圧力脈動を低減することにより、吸入行程時において吸入室302から加圧室304への燃料の吸入不良を防止し、必要量の燃料を加圧室304に吸入できる。また、吸入室302に生じる圧力脈動が低減するので、吸入室302の圧力上昇を低減できる。したがって、燃料入口側に設置されている低圧ダンパ50や燃料配管が高圧により損傷することを防止できる。また、吸入室302の圧力脈動の低減により燃料配管の振動を抑制するので、燃料配管を支持する支持箇所の緩みを防止できる。
(他の実施形態)
上記複数の実施形態では、プランジャ14の上昇時には吸入室302の燃料を連通路310を通って燃料室に排出し、プランジャ14の下降時には燃料室の燃料を連通路310を通って吸入室302に導入した。
これに対し、プランジャの下降時には燃料室から連通路を通って吸入室に燃料が導入されるが、プランジャの上昇時には吸入室から連通路を通って燃料室に燃料が排出されない構成にしてもよい。
また、例えばプランジャに段差を形成せずに同一径にし、プランジャの上昇時には吸入室から連通路を通って燃料室に燃料が排出されるが、プランジャの下降時には燃料室から吸入室に燃料が導入されない構成にしてもよい。
また、燃料室を形成せず、入口通路300とは別に吸入室302に連通する排出通路を設け、プランジャの上昇時に吸入室から排出通路を通って吸入室の燃料を排出する構成でもよい。
10、70、80、90、100、120、130、140、150、160、170、180、190 高圧ポンプ、14 プランジャ、15 摺動部、16 小径部、17 段差、19 オイルシール、22 シリンダ、30、102、122、132、142、152、162、172、182 調量弁、300 入口通路(燃料入口)、302 吸入室、304 加圧室、308 燃料室、310 連通路、312 下降側空間

Claims (6)

  1. 燃料入口から吸入室に燃料を導入し、前記吸入室から加圧室に吸入された燃料を加圧し吐出する高圧ポンプにおいて、
    往復移動することにより前記吸入室から前記加圧室に吸入された燃料を加圧するプランジャと、
    前記プランジャを往復移動自在に支持するシリンダと、
    前記吸入室と前記加圧室との連通を断続し、燃料吐出量を調量する調量弁と、
    前記プランジャの動作に応じて自身の容積の大きさが変化する燃料室と、
    前記吸入室と前記燃料室とを連通する排出通路と、
    前記プランジャにて加圧された燃料を吐出する吐出弁とを備え、
    前記プランジャが下降して前記吸入室から前記加圧室に燃料が吸入されるときに、前記燃料室の容積が減少することにより、前記燃料室から前記吸入室に燃料が導入され、
    一方、前記プランジャが上昇して前記加圧室から前記吸入室に燃料が戻されるときに、前記燃料室の容積が増加することにより、前記吸入室に戻された燃料の一部が前記排出通路を通り前記燃料室に排出され、
    前記吸入室と前記加圧室との連通を断続する弁部材と、前記弁部材が離着座する弁座と、前記弁部材が前記弁座に着座する方向へ前記弁部材を付勢するスプリングと、通電をオンオフされるコイルと、前記コイルへの通電により磁気吸引されるシャフトと、を有する前記調量弁は、
    前記プランジャが下死点から上死点に向かって上昇をはじめると、前記コイルへの通電がオフしていることにより、前記シャフトに当接させた前記弁部材を前記弁座から離座させて、前記吸入室と前記加圧室とを連通し、
    上死点へ向かう途中で、前記コイルへの通電がオンされることにより、前記シャフトを磁気吸引し、且つ前記スプリングの付勢力により前記弁部材を前記弁座に着座させて、前記吸入室と前記加圧室とを遮断することを特徴とする高圧ポンプ。
  2. 前記調量弁は、前記スプリングとしての第1のスプリングと、前記弁部材が前記弁座から離座する方向へ前記シャフトを当該第1のスプリングの付勢力よりも大きな力で付勢する第2のスプリングとを有することを特徴とする請求項1記載の高圧ポンプ。
  3. 前記弁部材は、前記加圧室に配置され、
    前記シャフトは、前記吸入室を貫通し、
    前記コイルは、前記吸入室を挟んで前記加圧室とは反対側に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の高圧ポンプ。
  4. 前記弁部材は、前記加圧室に配置され、
    前記吸入室と前記加圧室とを連通する連通孔が前記弁座の内周側に形成され、
    前記シャフトは、前記連通孔を通して前記吸入室側から前記弁部材に当接することにより当該弁部材を前記弁座から離座させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の高圧ポンプ。
  5. 前記シャフトは、カップ状の前記弁部材の底壁に前記弁座側から端部を当接させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の高圧ポンプ。
  6. 前記調量弁は、前記弁部材とともに前記加圧室に配置されるストッパを有し、
    前記スプリングは、前記加圧室内において前記弁部材と前記ストッパとの間に介装されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項記載の高圧ポンプ。
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