JP2010190217A - 低btu応用における外部燃焼加熱器を用いたタービン吸入空気の予熱及び機外ブリードの低減方法 - Google Patents

低btu応用における外部燃焼加熱器を用いたタービン吸入空気の予熱及び機外ブリードの低減方法 Download PDF

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ラジャルシ・サハ
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Abstract

【課題】低温の周囲条件でガスタービンを運転している間の機外ブリードの大幅な低減又は排除を提供すること。
【解決手段】幾つかの実施形態において、システムは、空気加熱システム(68)を含む。空気加熱システム(68)は、タービンエンジン(12)の外部にある廃熱源(22、32、124、126、138)によって生成された廃熱により空気(72)を加熱するよう構成される。空気加熱システム(68)はまた、タービンエンジン(12)の圧縮機
(20)に加熱空気(72)を供給するよう構成される。
【選択図】 図1

Description

本明細書で開示される発明の対象は、ガスタービン吸入空気温度の調節に関し、より具体的には、低温の周囲条件又はISO(国際標準化機構)標準日中温度よりも低い周囲温度でガスタービンを運転している間の機外ブリードの相当な低減又は排除をもたらす、外部燃焼加熱器を用いたタービン吸入空気の予熱に関する。
特定の応用(application)において、ガスタービンの圧力比は、ガスタービンの圧縮機の限界に達する場合がある。例えば、ガスタービンの燃焼室において、又は低温周囲温度によって特徴付けられる場所において、低BTU(イギリス熱単位)燃料が燃料源として使用される応用では、圧縮機の圧力比は、ガスタービンのタービンの圧力比よりも低くなる場合がある。圧縮機圧力比保護を可能にするために(例えば、圧縮機ストールの可能性を低減するため)、圧縮機から吐出される空気は、機外ブリード空気として抜き取ることができる。しかしながら、圧縮機内で空気圧力を高めるために消費したエネルギーは回収されないので、圧縮機から吐出される加圧空気をブリードすると、正味効率が低下する可能性がある。
米国特許第4,677,829号公報
機外ブリードによる効率の低減又はその排除。
独自性をもって特許請求した本発明に技術的範囲において相応する一部の実施形態について、下記に概説する。これらの実施形態は、特許請求した本発明の技術的範囲を限定することを意図するものではなく、むしろそれらの実施形態は、本発明の実施可能な形態の簡潔な概要を示すことのみを意図している。当然のことながら、本発明は、下記に説明した実施形態と同様のもの又は該実施形態と異なるものとすることができる様々な形態を含むことができる。何れかの技術又は設計プロジェクトと同様に、このような何らかの実際の実装の開発において、システム及びビジネスに関連した制約への準拠など、実装毎に異なる可能性のある開発者の特定の目標を達成するために、多数の実装時固有の決定を行う必要がある点は理解されたい。更に、このような開発の取り組みは、複雑で時間を要する可能性があるが、本開示の利点を有する当業者にとっては、設計、製作、及び製造の日常的な業務である。
1つの実施形態において、システムはタービンエンジンを含む。本システムはまた、タービンエンジンの空気吸入口に結合された空気加熱システムを含む。空気加熱システムは、タービンエンジンの外部にある廃熱源によって生成された廃熱によって空気入口に供給される空気を加熱するよう構成される。
第2の実施形態において、システムは空気加熱システムを含む。空気加熱システムは、タービンエンジンの外部にある廃熱源によって生成された廃熱によって空気を加熱するよう構成される。空気加熱システムはまた、タービンエンジンの圧縮機に加熱空気を供給するよう構成される。
第3の実施形態において、方法は、タービンエンジンの外部にある廃熱源によって生成された廃熱により空気を加熱する段階を含む。本方法はまた、タービンエンジンの圧縮機に加熱空気を供給する段階を含む。
ガスタービン、蒸気タービン、熱回収蒸気発生(HRSG)システム、燃料ガスシステム、及び空気加熱システムを有する複合サイクル発電システムの1つの実施形態の概略流れ図。 燃料ガスシステム内で使用するために燃料ガス資源を生成することができる製鋼所の1つの実施形態のプロセス流れ図。 図1の燃料ガスシステムの1つの実施形態の概略流れ図。 ガスタービンの燃焼室内への燃料ガスの配送を示す、図1の複合サイクル発電システムのガスタービン、HRSG、及び燃料ガスシステムの1つの実施例の概略流れ図。 ガスタービンの圧縮機に入る吸入空気の温度を上昇させるため、廃熱の外部供給源として外部燃焼加熱器及び関連する空気予加熱装置の使用を示す、ガスタービン、HRSG、燃料ガスシステム、及び空気加熱システムの1つの実施例の概略流れ図。 ガスタービンの圧縮機内に入る吸入空気の温度を上昇させるための複数の外部廃熱源の利用を示す、ガスタービン、HRSG、燃料ガスシステム、及び空気加熱システムの1つの実施形態の概略流れ図。
本発明のこれらの及びその他の特徴、態様並びに利点は、図面全体を通して同じ参照符号が同様の部分を表す添付図面を参照して以下の詳細な説明を読む時、より良好に理解されるようになるであろう。
本発明の1つ又はそれ以上の特定の実施形態について、以下に説明する。これら実施形態の簡潔な説明を行うために、本明細書では、実際の実施態様の全ての特徴については説明しないことにする。
本発明の種々の実施形態の要素を導入する場合に、冠詞「a」、「an」、「the」、及び「said」は、要素の1つ又はそれ以上が存在することを意味するものとする。用語「備える」、「含む」、及び「有する」は、包括的なものであり、記載した要素以外の付加的な要素が存在し得ることを意味する。
開示される実施形態は、ガスタービンの外部の供給源によって発生した廃熱を用いてガスタービンの圧縮機への吸入空気を加熱するシステム及び方法を含む。例えば、幾つかの実施形態において、高炉ガス及びコーク炉ガスのガス混合気によって燃料供給された燃焼加熱器からの廃熱は、ガスタービンの圧縮機への吸入空気を加熱するのに用いることができる。しかしながら、以下でより詳細に説明するように、吸入空気を加熱するために、種々の外部供給源からの廃熱を用いることができる。実際に、幾つかの実施形態において、複数の外部供給源からの廃熱を用いて、吸入空気を加熱することができる。従って、本明細書で提示されるシステム及び方法の1つの態様は、ガスタービン圧縮機の吸入空気を予熱することである。このようにすることによって、ガスタービンの圧縮比限界及び所望の燃焼室出口温度限界を維持しながら、ガスタービンの機外ブリード流れを最小限にすることができる。機外ブリード流れを低減することによって、ガスタービン、及び更に外ガスタービンが内部で作動することができる複合サイクル発電システムの全体の性能を高めることができる。これは、ガスタービンがISO標準日中温度を下回る周囲温度で運転している場合に特に当てはまる。
図1は、ガスタービン、蒸気タービン、熱回収蒸気発生器(HRSG)システム、燃料ガスシステム、及び空気加熱システムを有する複合サイクル発電システム10の1つの実施形態の概略流れ図である。以下でより詳細に説明するように、燃料ガスシステムは、例えば、製鋼所からの高炉ガス及びコーク炉ガスなど、複数の副生成ガスを配合することによる燃料ガスをガスタービンに供給するよう構成することができる。加えて、同様に以下でより詳細に説明するように、空気加熱システムは、外部廃熱を利用して、周囲吸入空気を加熱することができ、これをガスタービンに供給することができる。
システム10は、第1の負荷14を駆動するためのガスタービン12を含むことができる。第1の負荷14は、例えば、電力を生成するための発電機とすることができる。ガスタービン12は、タービン16、燃焼器又は燃焼室18、及び圧縮機20を含むことができる。システム10はまた、第2の負荷24を駆動するための蒸気タービン22を含むことができる。第2の負荷24もまた、電力を発生する発電機とすることができる。しかしながら、第1及び第2の負荷14、24は共に、ガスタービン12及び蒸気タービン22によって駆動可能な他のタイプの負荷であってもよい。加えて、ガスタービン12及び蒸気タービン22は、図示の実施形態に示すように、別個の負荷14及び24を駆動することができるが、単一のシャフトにより単一の負荷を駆動するよう、縦一列の形態で利用することができる。図示の実施形態では、蒸気タービン22は、1つの低圧セクション26(LP ST)、1つの中圧セクション28(IP ST)、及び1つの高圧セクション30(HP ST)を含むことができる。しかしながら、蒸気タービン22並びにガスタービン12の特定の構成は、実装時固有とすることができ、セクションのあらゆる組み合わせを含むことができる。
システム10はまた、多段HRSG32を含むことができる。図示の実施形態におけるHRSG32の構成要素は、HRSG32を簡略化して描かれており、限定を意図するものではない。むしろ、図示のHRSG32は、こうしたHRSGシステムの一般的な運転を伝えるために示されている。ガスタービン12からの加熱排気ガス34は、HRSG32に移送され、蒸気タービン22に動力を供給するのに用いることができる。蒸気タービン22の低圧セクション26からの排気は、凝縮器36に配向することができる。次いで、凝縮器36からの凝縮物は、凝縮ポンプ38を用いてHRSG32の低圧セクションに配向することができる。
次に、凝縮物は、低圧エコノマイザ40(LPECON)、すなわち、ガスと共に給水を加熱するよう構成され、凝縮物を加熱するのに用いることができる装置を通って流れることができる。凝縮物の一部は、低圧エコノマイザ40から、低圧蒸発器42(LPEVAP)内に配向することができ、同時に、残りを中圧エコノマイザ44(IPECON)に向けてポンプ送給することができる。低圧蒸発器42からの蒸気は、蒸気タービン22の低圧セクション26に戻すことができる。同様に、凝縮物の一部は、中圧エコノマイザ44から中圧蒸発器46(IPEVAP)内に配向することができ、同時に、残りは、高圧エコノマイザ48(HPECON)に向けてポンプ送給することができる。加えて、中圧エコノマイザ44からの蒸気は、燃料ガス加熱器(図示せず)に送ることができ、ここで蒸気を用いて、ガスタービン12の燃焼室18で使用するための燃料ガスを加熱することができる。中圧蒸発器46からの蒸気は、蒸気タービン22の中圧セクション28に送ることができる。この場合も同様に、図示の実施形態は、本発明の固有の態様を利用することができるHRSGシステムの一般的な運転の単なる例証に過ぎないので、エコノマイザ、蒸発器、及び蒸気タービン22間の接続は、実施毎に異なることができる。
最後に、高圧エコノマイザ48からの凝縮物は、高圧蒸発器50(HPEVAP)に配向することができる。高圧蒸発器50から出る蒸気は、1次高圧過熱器52及び最終高圧過熱器54に配向することができ、ここで蒸気が過熱されて、最終的には蒸気タービン22の高圧セクション30に送られる。蒸気タービン22の高圧セクション30からの排気は、蒸気タービン22の中圧セクション28に配向することができる。蒸気タービン22の中圧セクション28からの排気は、蒸気タービン22の低圧セクション26に配向することができる。
1次高圧過熱器52と最終高圧過熱器54との間に段間過熱防止装置56を配置することができる。段間過熱防止装置56は、最終高圧過熱器54からの蒸気の排気温度のよりロバストな制御を可能にすることができる。詳細には、段間過熱防止装置56は、最終高圧過熱器54から出る蒸気の排気温度が予め定められた値を超えたときには常に、最終高圧過熱器54の上流側の過熱蒸気に低温の給水噴霧を噴射することによって、最終高圧過熱器54から出る蒸気の温度を制御するよう構成することができる。
加えて、蒸気タービン22の高圧セクション30からの排気は、1次再加熱装置58及び2次再加熱装置60に配向することができ、ここで、蒸気タービン22の中圧セクション28に配向される前に再加熱することができる。1次再加熱装置58及び2次再加熱装置60はまた、再加熱装置からの排気蒸気温度を制御するために段間過熱防止装置62と関連付けることができる。詳細には、段間過熱防止装置62は、2次再加熱装置60から出る蒸気の排気温度が予め定められた値を超えたときには常に、2次再加熱装置60の上流側の過熱蒸気に低温の給水噴霧を注入することによって、2次再加熱装置60から出る蒸気の温度を制御するよう構成することができる。
システム10のような複合サイクルシステムにおいて、高温の排気34がガスタービン12から流れてHRSG32を通過することができ、これを用いて高圧高温の蒸気を生成することができる。次に、HRSG32によって生成される蒸気は、電力発生のために蒸気タービン22を通過することができる。加えて、生成された蒸気はまた、過熱蒸気を用いることが可能な他のあらゆるプロセスに供給することができる。ガスタービン12のサイクルは、「トッピングサイクル」と呼ばれることが多く、蒸気タービン22の生成サイクルは、「ボトミングサイクル」と呼ばれることが多い。図1に示すようにこれら2つのサイクルを組み合わせることによって、複合サイクル発電システム10が両サイクルのより高い効率をもたらすようにすることができる。詳細には、トッピングサイクルからの排熱を取り込み、これを用いて、ボトミングサイクルで使用する蒸気を生成することができる。
ガスタービン12は、燃料ガスシステム64からの燃料を用いて運転することができる。詳細には、燃料ガスシステム64は、燃料ガス66をガスタービン12に供給することができ、該燃料ガスがガスタービン12の燃焼室18内で燃焼することができる。加えて、以下でより詳細に説明するように、空気加熱システム68を用いて、ISO標準日中温度を下回る温度になる場合がある周囲吸入空気70の温度を上昇させ、加熱吸入空気72を生成することができ、該加熱吸入空気は、ガスタービン12の圧縮機20内で加圧することができる。
天然ガスは、ガスタービン12の燃焼室18内で使用するのに好ましい燃料ガスとすることができるが、あらゆる好適な燃料ガス66を用いることができる。燃料ガスシステム64は、ガスタービン12内で使用するために燃料ガス66を様々な方法で生成することができる。幾つかの実施形態において、燃料ガスシステム64は、他の炭化水素資源から燃料ガス66を生成することができる。例えば、燃料ガスシステム64は、石炭ガス化プロセスを含むことができ、ここでガス化装置は、蒸気との反応及びガス化装置内の高温高圧によって石炭を化学的に分解する。このプロセスから、ガス化装置は、主としてCO及びHの燃料ガス66を生成することができる。この燃料ガス66は、「シンガス」と呼ばれることが多く、ガスタービン12の燃焼室18内で天然ガスとほとんど同様に燃焼することができる。
しかしながら、他の実施形態では、燃料ガスシステム64は、他のプロセスから燃料ガス資源を受け取り、更に処理し、ガスタービン12が使用する燃料ガス66を生成することができる。例えば、幾つかの実施形態において、燃料ガスシステム64は、製鋼所が生成した燃料ガス資源を受け取ることができる。図2は、燃料ガスシステム64内で使用する燃料ガス資源を生成することができる製鋼所74の実施形態のプロセス流れ図である。製鋼所74の鉄鋼生産プロセスは通常、副生成物により大量の特殊ガスを生成する。
例えば、図2に示すように、鉄鋼生産において3つの主要処理過程があり、その全てがガスを発生する。詳細には、コークス炉76は、坑口炭などの石炭78を受け取り、酸素の無い条件で石炭78の乾留を用いてコークス80を生成することができる。コーク炉ガス82はまた、コーク炉76内でコークス80を生産するプロセスの副生成物として生成することができる。次に、コーク炉76により生成されたコークス80並びに鉄鉱84は、溶鉱炉86に配向することができる。溶鉱炉86内では、銑鉄88を発生することができる。加えて、高炉ガス90は、溶鉱炉86の副生成物として生成することができる。次いで、溶鉱炉86により生成された銑鉄88は、転炉92に配向することができ、ここで銑鉄88は、酸素及び空気を用いて鉄鋼94に精錬することができる。加えて、転炉ガス96が転炉92内の鉄鋼94の生産プロセスにおける副生成物として発生することができる。
従って、製鋼所74は、例えば、コーク炉ガス82、高炉ガス90、及び転炉ガス96の3つの別個の副生成物ガスを発生することができ、その全てが異なる化学的組成及び性質によって特徴付けることができる。例えば、コーク炉ガス82は、一般に、約50〜70%の水素(H)と25〜30%のメタン(CH)から構成することができ、約4,250kcal/Nmの低発熱量(LHV)を有することができる。逆に、高炉ガス90は、一般に、約5%の水素と20%の一酸化炭素(CO)とから構成することができ、約700kcal/NmのLHVしか有することができない。加えて、転炉ガス96は一般に、約60+%の一酸化炭素から構成することができ、約2,500kcal/NmのLHVを有することができる。従って、高炉ガス90は、コーク炉ガス82及び転炉ガス96よりもかなり低いLHVを有するとすることができる。しかしながら、燃料ガスシステム64は、高炉ガス90をコーク炉ガス82と配合し、ガスタービン12の最小及び最大許容可能LHV閾値に適合する燃料ガス66を生成することができる。
図3は、図1の燃料ガスシステム64の実施形態の概略流れ図である。高炉ガス(BFG)90をコーク炉ガス(COG)82は、例えば、BFG供給ライン98及びCOG供給ライン100それぞれ別個の供給ラインを通じて燃料ガスシステム64が受け取ることができる。BFG分離バルブ102を用いて、高炉ガス90のBFG供給ライン98への流れを制御することができ、COG分離バルブ104を用いて、コーク炉ガス82のCOG供給ライン100への流れを制御することができる。より詳細には、BFG分離バルブ102及びCOG分離バルブ104は、「オン」と「オフ」との間で燃料ガス66のガスタービン12への流れを調整するのに用いることができる。
燃料ガスシステム64はまた、BFG・COG混合点108の上流側のCOG供給ライン100においてCOG流量制御バルブ106を含むことができる。COG流量制御バルブ106は、流量レギュレータとして機能することができ、コーク炉ガス82を制御及び流量調整して、ガスタービン12で使用される燃料ガス66のLHVが全運転条件中の許容可能限界内に確実にあるようにすることができる。詳細には、COG流量制御バルブ106は、高BTUコーク炉ガス82を制御及び流量調整して低BTU高炉ガス90と配合し、ガスタービン12運転限界内で燃料ガス66混合気のLHVを引き上げることができる。
図2に関して上記で説明されたように、鉄鋼生産によって、大量の低BTU高炉ガス90が生成されることになる。例えば、高炉ガス90は、約700kcal/NmのLHVを有することができ、大気圧を僅かに上回る圧力で利用可能にすることができる。コーク炉ガス82、すなわち、より少量で生産される製鋼所74の別の副生成物は、低BTU高炉ガス90と配合され、燃料ガス66混合気の発熱量を約1,050kcal/Nm又はガスタービン12に必要な別の最小許容可能LHVにまで高めることができる。例えば、高炉ガス90及びコーク炉ガス82は、互いに配合されて、質量流量がそれぞれ、約250及び10ポンド/秒(pps)程度になるようにする。しかしながら、コーク炉ガス82は、大量のタール及びパーティキュレートを包含する場合がある。従って、燃料ガスシステム64はまた、幾つかの実施形態において、燃料ガス66の圧縮及びガスタービン12への供給前に、燃料ガス66からタール、塵埃、及びパーティキュレートを除去するよう構成することができる。
燃料ガスシステム64において清浄化され配合された後、燃料ガス66がガスタービン12の燃焼室18内に注入される前に、燃料ガス66混合気の低い圧力を昇圧することができる。図示のように、燃料ガスシステム64は、2つ又はそれ以上の段、例えば、第1の圧縮機110及び第2の圧縮機112を含むことができる。第1及び第2の圧縮機110、112は、例えば、遠心圧縮機とすることができ、第2の圧縮機112からの燃料ガス66の吐出圧がガスタービン12の燃料圧力要件を満足するように設計することができる。幾つかの実施形態において、各圧縮機は、それぞれのサージ制御バルブと、それぞれの圧縮機110、112の部分負荷(すなわち、通常流量よりも少ない)運転中のサージ保護のための最小体積流量を再循環させる再循環ラインとに関連付けることができる。
加えて、図示のように、燃料ガスシステム64は、例えば、高圧中間冷却器114、低圧中間冷却器116、及びトリム冷却器118など、一連の熱交換器又は冷却器を含むことができる。幾つかの実施形態において、これら3つの冷却器114、116、118は、第1の圧縮機110の下流側で且つ第2の圧縮機112の上流側に位置付けることができる。冷却器114、116、118を用いて、第2の圧縮機112に入る燃料ガス66の温度を予め定められた温度レベルを確実に下回って維持されるようにすることができる。例えば、第2の圧縮機112に入る燃料ガス66は、104°F未満に保持することができる。
高圧中間冷却器114及び低圧中間冷却器116は、周囲条件において最適な性能を満たすような大きさにすることができる。加えて、高圧中間冷却器114及び低圧中間冷却器116は、性能向上のために複合サイクル発電システム10の他の構成部品と一体化することができる。詳細には、高圧中間冷却器114の冷却源は、HRSG32の高圧給水ポンプからの水とすることができ、出口水は、HRSG32の高圧エコノマイザ48に配向することができる。加えて、低圧中間冷却器116用の入口冷却源は、凝縮ポンプ38からの凝縮水とすることができ、出口水は、HRSG32の低圧エコノマイザ40に再循環させて戻すことができる。
トリム冷却器118は、複合及び単純サイクル運転の両方に適合する大きさにすることができる。トリム冷却器118は、冷却水回路からの水又は冷却される回路内の別の冷却媒体を利用することができる。水出口は、排熱システム内に吐出することができる。高圧中間冷却器114及び低圧中間冷却器116が作動していない単純サイクル運転の間、トリム冷却器118は、最大の熱交換を実施し、例えば、第1の圧縮機110の吐出部からの約450°Fから、第2の圧縮機112の入口での約104°Fまで燃料ガス66を冷却するように設計することができる。しかしながら、これらの最大及び最小温度は単に例証に過ぎず、応用特有の動作条件に応じて大きく異なる可能性がある。正常状態での複合サイクル運転中、これら冷却器114、116、118全てが作動状態になることができる。
圧縮機110、112の機械的限界内に留まるために、圧縮機110、112の最大出口温度は、予め定められた温度レベル(例えば、400°F、425°F、450°F、475°F、500°F、その他)を下回って維持することができる。入口温度は、周囲条件に応じて変わることが予想されるので、トリム冷却器118の低温側流量制御バルブは、トリム冷却器118の出口温度を最大温度レベル(例えば、80°F、100°F、120°F、140°F、160°F、その他)に制御する役割を担うことができる。同様に、幾つかの実施形態において、各圧縮機は、セパレータと関連付けることができ、これを用いて、高圧中間冷却器114、低圧中間冷却器116、及びトリム冷却器118にわたる温度低下に起因して燃料ガス66中に導入される可能性がある凝縮水を燃料ガス66から除去することができる。
燃料ガスシステム64はまた、ガスタービン12への燃料ガス66の緊急遮断を可能にする安全遮断バルブ(SSOV)を含むことができる。燃料ガス66の圧力が燃料ガスシステム64において昇圧された後、燃料ガス66は、一連の相互接続配管、マニホルド、及びパージシステム(図示せず)を通ってガスタービン12の燃焼室18内に配向することができる。図4は、図1の複合サイクル発電システム10のガスタービン12、HRSG32、及び燃料ガスシステム64の1つの実施例の概略流れ図であり、ガスタービン12の燃焼室18内への燃料ガス66の配送を示している。より低温の周囲温度では、ガスタービン12の圧縮機20は、ISO標準日中温度である59°Fよりも低い温度とすることができる周囲空気70を受け取り且つ加圧することができる。圧縮機20は、加圧空気をガスタービン12の燃焼室18に配向することができる。燃料源66は、圧縮機20から受け取った加圧空気と混合され、燃焼室18内で燃焼することができる。次いで、燃焼室18からの高温ガスがガスタービン12のタービン16に配向することができる。高温ガスの圧力/流れは、タービン16のブレードを駆動してシャフトを回転させて、負荷14を駆動する。
幾つかの実施形態において、ガスタービン12の圧力比は、圧縮機20の限界に近づく場合がある。例えば、ガスタービンの燃焼室18において、又は低温周囲温度によって特徴付けられる場所において、低BTU燃料が燃料源として使用される応用では、圧縮機20の圧力比(例えば、圧縮機20に入る空気圧力に対する圧縮機20から出る空気圧力の比)は、ガスタービン16のタービンの圧力比(例えば、タービン16に入る高温ガス圧力に対する、タービン16から出るガス圧力の比)よりも低くなる場合がある。圧縮機20圧力比保護を可能にするため(例えば、圧縮機20ストールの可能性を低減するため)、圧縮機20から吐出される空気は、機外ブリード空気122ラインにより抜き取ることができる。
圧縮機20からブリードされる空気の量は、周囲条件及びガスタービン12出力の関数とすることができる。より具体的には、ブリード空気の量は、周囲温度及びガスタービン12負荷の低下に伴って増大することができる。加えて、上述のように、低BTU燃料ガス66を利用するガスタービン12応用において、燃料ガス66の流量は、一般に、比較可能な天然ガス燃料応用におけるよりも遙かに大きくなる。これは主に、同程度の加熱又は所望の燃焼温度を得るためには、より低いBTU燃料を使用しなければならないことに起因する。従って、圧縮機20に対して、付加的な背圧を加える場合がある。これらの応用において、圧縮機20から吐出される空気はまた、背圧を低減し、圧縮機20のストールマージン(例えば、ストールを防ぐための設計エラーのマージン)を向上させるようブリードすることができる。
しかしながら、圧縮機20内で吸入空気70圧力を高めるために消費したエネルギーはガスタービン12の燃焼室18及びタービン16によって回収されないので、圧縮機20から吐出される加圧空気をブリードすると、複合サイクル発電システム10の正味効率が低下する可能性がある。但し、圧縮機20から吐出される機外ブリード空気122内に導入されるエネルギーを無駄にする必要はない。むしろ、機外ブリード空気122内のエネルギーは回収することができる。
機外ブリード空気122内のエネルギーを回収する1つの技術は、ガスタービン12のタービン16からの加熱された排出ガス34の流れに機外ブリード空気122を導入するものとすることができる。機外ブリード空気122をガスタービン12からの加熱された排出ガス34と組み合わせることによって、機外ブリード空気122内の熱エネルギーをHRSG32内に回収することができる。具体的に、機外ブリード空気122内のエネルギーを用いて、図1に関して上記で詳細に説明された、高圧エコノマイザ48、高圧蒸発器50、1次高圧過熱器52(PHPSH)、最終高圧過熱器54(FHPSH)、及びHRSG32の他の熱伝達構成部品を介して、蒸気タービン22で使用するための蒸気を発生するのを助けることができる。従って、この技術は、機外ブリード空気122の熱及び質量流量を用いて、複合サイクル発電システム10のボトミングサイクル内に追加のエネルギーを回収することができるので、単に機外ブリード空気122を大気に通気するよりも優れた利点を有する。
低温周囲条件中に機外ブリード空気122流れ要件を低減する1つの技術は、ガスタービン12の圧縮機20の上流側にある吸入空気70の温度をある最適な値にまで上昇させることができる。例えば、ISO標準日中温度に基づく吸入空気70の温度は59°Fである。これらの標準条件下では、例えば、約890ppsの吸入空気70から、50ポンド/秒(pps)程度の機外ブリード空気122を抜き出すことができる。更に低温の周囲条件中には、圧縮機20の出口から抜き出される空気の量は、更に多くのものとすることができる。しかしながら、低温周囲条件中に吸入空気70の温度が、例えば10°Fだけ上昇すると、機外ブリード空気122をかなり低減することができる。これらの質量流量及び温度は、単に、機外ブリード空気122の流れ要件の例証に過ぎず、限定を意図するものではない。事実、実際の機外ブリード空気122の流れ及び温度は、実施毎に変わることができる。
幾つかの実施形態において、より低温の周囲条件で動作しているガスタービン12の圧縮機20に入る吸入空気70の温度は、ガスタービン12の外部にある供給源からの廃熱を利用することによって上昇させることができる。例えば、図5は、ガスタービン12、HRSG32、燃料ガスシステム64、及び空気加熱システム68の1つの実施例の概略流れ図であり、ガスタービン12の圧縮機20に入る吸入空気70の温度を上昇させるため、廃熱の外部供給源として外部燃焼加熱器124及び関連する空気予加熱装置126の使用を示している。図示のように、燃料ガス66混合気(例えば、高炉ガス90及びコーク炉ガス82)の一部128は、混合ポイント108の下流側で且つ燃料ガスシステム64の第1の圧縮機110の上流側で燃料ガスシステム64から分流することができる。詳細には、上述のように、正常状態下で約250ppsの高炉ガス90は、約10ppsのコーク炉82と混合することができる。この260ppsの混合気のうち、約1.5ppsの燃料ガス66混合気が分流することができる。加えて、幾つかの実施形態において、高炉ガス90だけが燃焼加熱器124に向けて分流することができる。これは、上述のように一般にコーク炉ガス82よりも高炉ガス90の方が容易に利用可能な場合が多いので、有効であると立証することができる。更に、燃焼加熱器124は、発熱量が低いにも関わらず、高炉ガス90を燃焼するよう構成することができる。
燃料ガス混合気66の分流部分128は、周囲空気130と組み合わされ、燃焼加熱器124内で燃焼することができる。幾つかの実施形態において、周囲空気130の圧力は、燃焼加熱器124の上流側の圧縮機132内で増大することができる。燃焼加熱器124からの高温燃料ガス134は、空気予加熱装置126内の吸入空気70を予加熱するのに用いることができ、ガスタービン12の圧縮機20内で使用するための加熱吸入空気72を生成する。換言すると、燃焼加熱器124による燃料ガス134からの熱は、外部廃熱として用いて、低温の日中に吸入空気70の温度を例えば約10°Fだけ上昇させるようにすることができる。空気予加熱装置126は、燃料ガス134から吸入空気70に熱を伝達するための何らかの適切な熱交換器構成部品とすることができる。
吸入空気70を低温周囲温度から約10°Fだけ加熱するよう上述したが、この加熱量は、ガスタービン12、燃料ガスシステム64、空気加熱システム68、及びその他の具体的な設計、並びに特定の周囲空気条件及び作動条件に依存することができる。例えば、幾つかの実施形態において、吸入空気70は、特定の環境に応じて、5、10、15、20、25、30、35、40、45、50度又はそれ以上だけ加熱することができる。
燃料ガス134から吸入空気70に熱を伝達した後、排気燃料ガス136は、ガスタービン12のタービン16からの加熱排気ガス34の流れと組み合わせることができる。排気燃料ガス136をガスタービン12からの加熱排気ガス34と組み合わせることによって、排気燃料ガス136内の熱をHRSG32内で回収することができる。しかしながら、これは、排出燃料ガス136内の熱を回収するための実施可能な解決策の1つに過ぎない。例えば、排出燃料ガス136は、HRSG32内の別の場所に注入してもよい。加えて、幾つかの実施形態において、排気燃料ガス136は、複合サイクル発電システム10のボトミングサイクル(例えば、蒸気タービン22)の異なる給水源との熱統合に利用することができる。更に、他の別の実施形態では、排出燃料ガス136は、蒸気吸収式冷却器による冷却作用をもたらすのに用いられ、冷却負荷を用いて複合サイクル発電システム10の効率を改善することができる。
燃焼加熱器124及び空気予加熱装置126を用いて、低温周囲条件中に吸入空気70の温度を上昇させることにより、幾つかの利点をもたらすことができる。例えば、図4に関して説明した燃料ガスシステム64及びガスタービン12に関して、全体の熱消費量を維持することができる。しかしながら、燃料ガス66混合気の質量流量は、分流部分128が燃料ガス66混合気から取り除かれ、吸入空気70を予加熱するのに使用されることに起因して減少する可能性がある。燃料ガス66混合気の質量流量の減少は、燃料ガスシステム64の第1及び第2の圧縮機110、112による出力使用量が少なくなる結果をもたらすことができる。上述のように、吸入空気70の温度は、約10°Fだけ上昇することができる。温度の上昇は、吸入空気70よりも低密度の加熱吸入空気72をもたらす。従って、ガスタービン12の圧縮機20による出力使用量が減少することになる。加えて、加熱吸入空気72の温度がより高温になると、ガスタービン12の燃焼室18内での燃焼をより容易に促進させることができる。また、燃料ガス66混合気の質量流量が減少するので、機外ブリード空気122の量を大幅に低減することができ、機外ブリード空気122の当該部分をガスタービン12での燃焼に利用することができ、これは、ガスタービン12によって生成される出力の増大をもたらすことができる。更に、排気燃料ガス136からの熱の回収は、HRSG32、ボトミングサイクル(すなわち、蒸気タービン22)、又は複合サイクル発電システム10の他の構成部品内での性能向上をもたらすことができる。これらの利点の全ては、複合サイクル発電システム10の正味出力及び効率の向上につなげることができる。
しかしながら、図5に示すような燃焼加熱器124及び関連の空気予加熱装置126の使用は、単に、外部廃熱源を利用して低温周囲条件中にガスタービン12の圧縮機20に入る吸入空気70の温度を上昇させる1つの技術に過ぎない。実際に、他の複数の外部廃熱源を利用してもよい。例えば、幾つかの実施形態において、複合サイクル発電システム10のHRSG32又はボトミングサイクル(すなわち、蒸気タービン22)からの廃熱は、熱を吸入空気70に伝達することによって回収することができる。これらの田尾実施形態では、廃熱は、何れかの好適な熱交換器構成部品を用いて吸入空気70に伝達することができる。加えて、電気ヒーターなどの他の種々の外部廃熱源を用いてもよい。
しかしながら、これらの実施形態の各々において、廃熱は、周囲吸入空気のみに伝達される。換言すると、再循環される排出ガスは、加熱されず、ガスタービン12の圧縮機20に供給される。これは主に、周囲吸入空気は一般に、再循環される排出ガスよりも酸素リッチであることに起因する。加えて、他の理由のなかでも特に、このタイプの加熱があまり十分な効率の増大をもたらすことにはならないので、ガスタービン12の加熱排出ガス34からの廃熱は、廃熱源として使用されない。むしろ、吸入空気70を加熱するのに使用される廃熱源は、ガスタービン12の外部にある。
幾つかの実施形態において、複数の外部廃熱源を用いて、吸入空気70の温度を上昇させることができる。例えば、図6は、ガスタービン12、HRSG32、燃料ガスシステム64、及び空気加熱システム68の1つの実施形態の概略流れ図であり、ガスタービン12の圧縮機20内に入る吸入空気70の温度を上昇させるための複数の外部廃熱源138の利用を示している。例えば、1つの実施形態において、外部廃熱源#1は、図5に関して説明された、燃焼加熱器124及び関連の空気予加熱装置126を含むことができ、外部廃熱源#2は、HRSG32の構成部品からの廃熱を含むことができ、更に、外部廃熱源#Nは、複合サイクル発電システム10のボトミングサイクル(すなわち、蒸気タービン22)からの廃熱を含むことができる。
空気加熱システム68が単一の外部廃熱源又は複数の外部廃熱源を含むかどうかに関わらず、コントローラ140を用いて、吸入空気70から伝達される廃熱量を制御することができる。例えば、複数の外部廃熱源が使用される実施形態では、コントローラ140は、どの外部廃熱源を利用できるかに関しての優先度を決定するよう構成することができる。加えて、コントローラ140は、大気条件に基づき吸入空気70の加熱を制御するよう構成することができる。
幾つかの実施形態において、コントローラ140の1つの態様は、加熱吸入空気72の温度が実質的に一定に維持されるよう保証することができる。換言すると、加熱吸入空気72の温度は、ごく少量だけ変化する温度範囲内(例えば、0.5、1、2、3、4、又は5度)に維持することができる。このようにすることによって、ガスタービン12、並びに燃料ガスシステム64及び他の関連する機器の動作は、周囲条件に関係なく実質的に一定に保持することができる。他の実施形態では、コントローラ140は、例えば、ガスタービン12の圧縮機20から出る他のパラメータに基づいて吸入空気70の加熱を制御することができる。
幾つかの実施形態において、コントローラ140は、あらゆる好適なタイプの不揮発性メモリ、揮発性メモリ、又はこれらの組み合わせなどのメモリを含むことができる。メモリは、本明細書で説明される制御機能の何れかを実施するコード/ロジックを含むことができる。更に、コード/ロジックは、ハードウェア、ソフトウェア(有形の機械可読媒体上に記憶されるコードなど)、又はこれらの組み合わせにおいて実装することができる。
本発明の技術的作用は、外部廃熱源を利用してガスタービン12の圧縮機20内に入る吸入空気70を加熱することを含む。例えば、図5に関して上述したように、燃焼加熱器124及び関連の空気予加熱装置126を用いて、吸入空気70の温度を上昇させることができる。詳細には、燃料ガス66混合気の一部128は、燃焼加熱器124内で燃焼することができ、生成された熱は、吸入空気70の温度を上昇させるために空気予加熱装置126が用いて、加熱吸入空気72を生成することができる。しかしながら、上述のように、他の複数の外部廃熱源もまた用いることができる。本発明の1つの態様は、低温周囲条件中にガスタービン12の圧縮機20からの機外ブリード空気122を実質的に低減することである。このようにすることによって、ガスタービン12並びにガスタービン12が作動することができる複合サイクル発電システム10の全体効率を高めることができる。
本明細書で説明される実施形態の各々において、周囲吸入空気70だけが外部廃熱によって加熱され、ガスタービン12の圧縮機20に供給される。換言すると、複合サイクル発電システム10のプロセスからの排出ガスは、外部廃熱源によって加熱されない。周囲吸入空気70にのみ外部廃熱源を適用するよう制限することにより、ガスタービン12の燃焼室18に供給される酸素含有量を最大にし、より安定した燃焼を可能にすることができる。
開示された実施形態は、低温周囲条件下にて、ガスタービン12の吸入システムに対して軽微な修正で既存のガスタービン12運転に利用できる点で、有利とすることができる。例えば、空気加熱システム68は、ISO標準日中温度(59°F)よりも低い平均周囲温度の現場位置にて既存のガスタービン12からのより高い効率及び出力を要望する顧客に対して、ガスタービン12と一体化して、又はスタンドアロンの改造パッケージとして販売することができる。加えて、開示される実施形態は、複合サイクル発電システム10においてだけでなく、単一ガスタービン応用において、又は機外ブリード空気122を用いることができる他の何れかの応用において実施することができる。更に、上述のように、過剰な外部廃熱を用いて、HRSG32に入る排出ガス34の入口温度を上昇させることができ、これにより、HRSG32及びボトミングサイクル(すなわち、蒸気タービン22)の効率を高めることができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、更に、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること及びあらゆる包含の方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
14 負荷
16 タービン
18 燃焼室
20 圧縮機
24 負荷
36 凝縮器
64 燃料ガスシステム
68 空気加熱システム

Claims (10)

  1. タービンエンジン(12)と、
    前記タービンエンジン(12)の空気入口に結合された空気加熱システム(68)と、
    を備え、
    前記空気加熱システム(68)が、前記タービンエンジン(12)の外部にある廃熱源(22、32、124、126、138)によって生成された廃熱によって前記空気入口に供給される空気(72)を加熱するよう構成されている、
    システム。
  2. 前記空気加熱システム(68)が、燃焼加熱器(124)からの廃熱によって前記空気(72)を加熱するよう構成されている、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記燃焼加熱器(124)からの廃熱が、高炉ガス(90)及びコーク炉ガス(82)のガス混合気を用いることによって生成される、
    請求項2に記載のシステム。
  4. 前記空気加熱システム(68)が、熱回収蒸気発生システム(32)からの廃熱によって前記空気(72)を加熱
    請求項1に記載のシステム。
  5. 前記空気加熱システム(68)が、複合サイクル発電システム(10)のボトミングサイクル(22)からの廃熱によって前記空気(72)を加熱するよう構成されている、
    請求項1に記載のシステム。
  6. 加熱された前記空気(72)が、前記タービンエンジン(12)からの排出ガス(34)を包含しない、
    請求項1に記載のシステム。
  7. 前記空気加熱システム(68)が、前記タービンエンジン(12)の外部にある複数の廃熱源(22、32、124、126、138)からの廃熱によって前記空気(72)を加熱するよう構成される、
    請求項1に記載のシステム。
  8. 大気条件に基づき前記空気(72)の加熱を制御するよう構成されるコントローラ(140)を備える、
    請求項1に記載のシステム。
  9. タービンエンジン(12)の外部にある廃熱源(22、32、124、126、138)によって生成された廃熱により空気(72)を加熱する段階と、
    前記タービンエンジン(12)の圧縮機(20)に加熱空気を供給する段階と、
    を含む方法。
  10. 複数の廃熱源(22、32、124、126、138)によって空気(72)を加熱する段階を含む。
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