JP2010189537A - 活性エネルギー線硬化型インキ組成物および該組成物を印刷してなる印刷物 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型インキ組成物および該組成物を印刷してなる印刷物 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、活性エネルギー線硬化型インキ組成物および核組成物に関する。更に詳しくは、ポリエチレンやポリプロピレンなどの極性の低いオレフィン系樹脂に対する転移性、密着性に優れる活性エネルギー線硬化型インキ組成物およびその印刷物を提供。
【解決手段】モノマー可溶解性のあるC5系石油樹脂、C9系石油樹脂、または、C5−C9系共重合石油樹脂を1から20%含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インキ組成物に関する。
【選択図】なし

Description

本発明は、活性エネルギー線硬化型インキ組成物および該組成物を印刷してなる印刷物に関する。さらに詳しくは、ポリエチレンあるいはポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂に対する転移性および密着性に優れる活性エネルギー線硬化型インキ組成物およびその印刷物に関する。
光重合性化合物に紫外線を照射して硬化させ強靭な皮膜をつくる技術は、塗料・印刷・フォトレジストなど多くの分野で実用化されている。これまで、その瞬間硬化を実現するための様々な技術が開発されてきた。
特許文献1には4,4′−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン並びに、パラベンゾイル安息香酸低級アルキルエステルおよびその誘導体を含有する光重合性組成物等が知られているが、硬化速度が追求される一方で、塗工・印刷などの対象となる基材に対する密着性については、瞬間硬化と両立することが難しかった。
従って、基材に対する密着性を向上させる手段としては、被服組成物中に基材と類似の化学構造を持つ素材や基材への染み込みによる物理的な密着、いわゆる投錨効果を狙った素材の組み込みが行われてきた。
しかしながら、これらの方法では、光による瞬間硬化と基材への密着を強固に維持する事を同時に満足することが難しい。即ち、瞬間硬化性を追求してゆくに従い、被服組成物に体積収縮が発生したり、硬化皮膜の柔軟性が損なわれるために基材との密着性が著しく低下してしまう。
一方、印刷においては高品質の印刷物が要求されるようになり、これに伴い対象となる基材の種類は多岐に亘ってきている。例えば、美粧性の点から透明度の高いポリオレフィン素材や、耐水性の点からPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム基材を持つ合成紙、あるいは、プリペイドカードの普及に伴い耐摩擦性や傷つき性に優れるPETフィルム自身への印刷など、従来の紙では実現できなかった物理特性を与えるために化学合成された素材を基材に利用することが急速に広まっている。
特許文献2では、合成紙へ塗工・印刷される光硬化性被服組成物並びに印刷インキにおいて、カルボン酸含有化合物エチレン性不飽和化合物およびまたはエチレン性不飽和結合を有しないカルボン酸含有芳香族化合物を含むことで硬化性と基材への密着性を付与することが有効であることを記載されている。
また、透明ポリプロピレン(PP)や透明ポリエチレンテレフタレート(PET)などの素材は、美粧性や耐久性の高さから化粧品をはじめとしたクリアパッケージ用途にて多く使用されている。また、クリアファイルやカードなどキャラクター用品での使用も多い。特にPPはPETと比べて安価であり、廃棄・焼却時に塩化ビニルのような有害ガスを発生しないことから最も多く使用されている。
活性エネルギー線硬化性インキ組成物は一般に、極性の高いポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂等に対しては密着するものが多いが、極性の低いポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂は、素材自体の特徴として非常に極性が低いためインキの受理性が悪く、充分なインキの密着性・着肉性を確保することが難しかった。
そのため、コロナ処理などをおこなって素材表面の極性を上げ、インキの濡れ性を上げることで密着性・着肉性を確保する工夫がなされているが、コロナ処理やフレーム処理を施したものでも、コロナ処理は処理直後から効果が落ち始めるため、処理度が低下したフィルムを使用したことによる印刷トラブル(密着不良・着肉不良)がしばしば発生することより性能面で満足いく結果が得られていないことが現状である。
特許文献3ではオレフィン系樹脂に対する密着性を発現する方法として、ロジンエポキシアクリレートと炭素−炭素不飽和基を有するポリウレタン樹脂、および、アクリルモノマーを含有してなる密着性を有する活性エネルギー線硬化性樹脂組成物が提供されているが、印刷トラブル(密着不良、着肉不良)の完全な解決策に至っておらず、コロナ処理度が多少低下しても印刷トラブル(密着不良・着肉不良)の生じにくいインキとして、更なる向上が求められているのが現状である。
特公昭59−1289 号公報 特開平10−235289号公報 特開平8−143635号公報
本発明は、活性エネルギー線硬化型インキ組成物および該組成物を印刷してなる印刷物を提供することにある。さらに詳しくは、ポリエチレンあるいはポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂フィルムに対する転移性および密着性に優れる活性エネルギー線硬化型インキ組成物およびそれを使用して印刷してなる印刷物を提供することにある。
上記課題を解決するために誠意研究した結果、光重合性アクリレートモノマー、顔料、光開始剤および光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂を含有してなる活性エネルギー線硬化型インキ組成物において、特定の石油樹脂を含有する活性エネルギー線硬化型インキ組成物が、ポリエチレンあるいはポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂フィルムに対する転移性および密着性に優れていることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、光重合性アクリレートモノマー、顔料、光開始剤および光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂を含有してなる活性エネルギー線硬化型インキ組成物であって、
一般式(1)で表されるC5系石油樹脂、一般式(2)で表されるC9系石油樹脂および一般式(3)で表されるC5−C9系共重合石油樹脂から選ばれる一種類以上の石油樹脂を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インキ組成物に関するものである。

一般式(1)
Figure 2010189537

一般式(2)
Figure 2010189537

一般式(3)
Figure 2010189537
また、本発明は、石油樹脂が、軟化点80〜150℃、重量平均分子量500〜3000および臭素価10〜60g/100gであり、活性エネルギー線硬化型インキ全体の1〜20%含有されることを特徴とする上記の活性エネルギー線硬化型インキ組成物に関するものである。
さらに、本発明は、上記の活性エネルギー線硬化型インキ組成物を基材に印刷してなることを特徴とする印刷物に関するものである。
本発明により、ポリエチレンあるいはポリプロピレンなどの極性の低いオレフィン系樹脂フィルムに対する転移性および密着性に優れる活性エネルギー線硬化型インキおよびそれを使用して印刷してなる印刷物を提供することが可能となった。
本発明で使用する、活性エネルギー線とは、紫外線、電子線のことであるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
本発明で使用される活性エネルギー線硬化型インキ組成物の組成の一例としては、
光重合性アクリレートモノマー 30〜50重量%
光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂 1〜20重量%
顔料(有機顔料・無機顔料) 5〜55重量%
非反応性樹脂 5〜30重量%
光開始剤、光助剤 5〜15重量%
添加剤 1〜10重量%
が挙げられる。
本発明において使用する石油樹脂とは、石油ナフサなどの熱分解により副産物として生成する不飽和炭化水素を含む留分を重合させて樹脂化したものである。石油樹脂は原料留分の種類によって脂肪族系石油樹脂(C5系石油樹脂)芳香族系石油樹脂(C9系石油樹脂)に大別される。また、これらの共重合系の樹脂も石油樹脂に分類される。
すなわち、C5系石油樹脂は、一般式(1)で表され、C9系石油樹脂は、一般式(2)で表され、これらの共重合系の石油樹脂であるC5−C9系共重合系石油は、一般式(3)で表される。
一般式(1)
Figure 2010189537

一般式(2)
Figure 2010189537

一般式(3)
Figure 2010189537
なお、一般式(3)において、(−R1−R2)は、以下の一般式(4)および一般式(5)の場合も含むものとする。
一般式(4)
Figure 2010189537

一般式(5)
Figure 2010189537
C5留分の主成分としては、nペンタン、イソペンタン、3−メチル−1−ブテン、2−メチル−1−ブテン、2−メチルー2−ブテン、1−ペンテン、2,2ジメチルブタン、1,4−ペンタジエン、トランス−2−ペンテン、シス−2−ペンテン、2,3−ジメチルブタン、イソプレン、2−メチルペンタン、3−メチルペンタン、シクロペンタン、ノルマルヘキサン、トランス−1,3−ペンタジエン、シス−1,3−ペンタジエン、シクロペンテン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン などがある。
C9留分の主成分としては、C9アルキルベンゼン、α,β−メチルスチレン、ビニルトルエン、インデン、メチルインデン、スチレン、ナフタリンなどがある。
本発明において、これらのC5系石油樹脂、C9系石油樹脂およびC5−C9系共重合石油樹脂から選ばれる一種類以上の石油樹脂が活性エネルギー線硬化型インキ組成物中に含有される。
脂肪族系石油樹脂(C5系石油樹脂)として、丸善石油(株)製C5系のマルカレッツM510A、マルカレッツM845A、マルカレッツM905A、マルカレッツM100A、マルカレッツT−100A、マルカレッツR−100B、マルカレッツS100A、が例示される。さらに新日本石油化学(株)製日石ネオレジン540、日石ネオレジン580、日石ネオレジンEP−80、日石ネオレジンEP−110、日石ネオレジンEP−140,日石ネオレジンPH−105、日石ネオレジンNB−90、さらに日本ゼオン(株)製C5系クイントン1000番シリーズ(1325、1345、1500、1522、1700)ハーキュレス(株)製C5系ピコタック(95、B)、ピコペール100等が例示される。
芳香族系石油樹脂(C9系石油樹脂)として、新日本石油化学(株)製日石ネオポリマーS、日石ネオポリマーL−90、日石ネオポリマー100、日石ネオポリマー110、日石ネオポリマー120、日石ネオポリマー130、日石ネオポリマーE−100、日石ネオポリマーE−130、日石ネオポリマーE−130S、日石ネオポリマー170S、等が例示される。さらに東邦化学(株)製トーホハイレジン#120S、RS−9、RS−21、等があげられる。さらに東ソー(株)製C9系のペトコール(以下各グレードLX、LX−HS、100−T、120、120HV、130、140、140HM、140HM3、150)が挙げられる。ハーキュレス(株)製C9系エンデックス155、クリスタレックス(以下各グレード#1120、3085、3100、5140、F100)、ハーコライト(以下各グレード#240、290)ピコラスチック(以下各グレードA5、A75、100、LC)、水添C9系リガライトY(以下各グレードR1010、R1090、R1100、R1125、S5100、R7100)等が例示される。
C5−C9共重合系として、日本ゼオン(株)製、クイントンN295、U190、S100、D100、U185、P195N、N180、G100B、G115、E200SN、D200、が例示される。さらに東邦化学(株)製トーホハイレジン(#60、#90、#NX、#120、#130、#140、等が例示される。さらに東ソー(株)製、C9系リッチのC9/C5混合系のペトロタック(70、90)が例示される。さらにハーキュレス(株)製C9変性C5系ハーコタック1149等が例示される。
本発明において、光重合性アクリレートモノマー可溶性のある石油樹脂のモノマー可溶性とは、1から3官能(メタ)アクリレートモノマーに溶解することとする。官能基数が大きくなることにより、極性が高くなり、溶解性が劣ってくることから3官能アクリレートモノマー(トリメチロールプロパントリアクリレートとグリセリントリアクリレート)に溶解することとする。上に挙げた2種類のアクリレートモノマー90gに石油樹脂10g(10重量%)を入れ、100℃で1時間溶解させ、常温(25℃)にした時に、白濁しないことを示す。ただし、アクリレートモノマー90gに石油樹脂10gを入れて、観察した時に判断が困難であるときには、前後(アクリレートモノマー85g〜95gに石油樹脂15g〜5g入れる。(15重量%〜5重量%))の比較を行い、石油樹脂が10重量%以上溶解することを確かめる。
本発明における光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂の軟化点としては、80〜150℃の範囲のものが用いられる。80℃以下の場合は、インキ印刷した際のブロッキング現象が起こる原因となる。また、150℃以上であると、光重合性アクリレートモノマーへ溶解する際、光重合性アクリレートモノマーがゲル化してしまうおそれがあるため、適さない。
光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂の重量平均分子量は(GPC法にて測定)500〜3000の範囲のものが好適に用いられる。500以下であれば、転移性および密着性が発現し難く、3000以上であれば、インキの粘度が高くなってしまい、適さない。
本発明の光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂の臭素価は、JISK2605に開示されている方法により測定し、10〜60gBr/100gの範囲のものが用いられる。10以下であれば、光重合性アクリレートモノマーへの溶解性が乏しく、60以上であれば、密着性の発現が難しくなるため、適さない。
本発明において、光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂に、アクリレート基を付与したものを使用することも可能である。
本発明において、適宜使用される非反応性樹脂とは、熱硬化性または熱可塑性樹脂であり、例えば、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、セルロース誘導体(例えば、エチルセルロース、酢酸セルロース、ニトロセルロース)、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポリアマイド樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ブタジエンーアクリルニトリル共重合体のような合成ゴム等が挙げられる。これらの樹脂は、その中の1種または2種以上を用いることができる。何れも光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある樹脂が用いられる。なお、本発明において、非反応性樹脂は、5〜30重量%の範囲で用いられることが好適である。
本発明において、光重合性アクリレートモノマーとは単官能または多官能の(メタ)アクリレート類をいい、30〜50重量%の範囲で用いられることが好ましい。
単官能モノマーとしてアルキル(カーボン数が2〜18)(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレートがあり、さらにベンジル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、トリシクロデカンモノメチロール(メタ)アクリレート等が例示される。
多官能(メタ)アクリレート類としてはエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、 ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ヒドロキシピバリルヒドロキシピバレートジ(メタ)アクリレート(通称マンダ)、ヒドロキシピバリルヒドロキシピバレートジカプロラクトネートジ(メタ)アクリレート、1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレ、1,8−オクタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,2−ヘキサデカンジオールジ(メタ)アクリレート、2−メチル−2,4−ペンタンジオールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAテトラエチレンオキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールFテトラエチレンオキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、水添加ビスフェノールAテトラエチレンオキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、水添加ビスフェノールFテトラエチレンオキサイド付加体ジ(メタ)アクリレート、水添加ビスフェノーAジ(メタ)アクリレート、水添加ビスフェノールFジ(メタ)アクリレート、グリセリントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリカプロラクトネートトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールエタントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールヘキサントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールオクタントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジグリセリンテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラカプロラクトネート、テトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールエタンテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールブタンテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールヘキサンテトラ(メタ)アクリレート、ジトリメチロールオクタンテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールヘプタ(メタ)アクリレート、トリペンタエリスリトールオクタ(メタ)アクリレート等を用いることができる。
さらに本発明のアクリル系モノマーとして脂肪族アルコール化合物のアルキレンオキサイド付加体(メタ)アクリレートがある。脂肪族アルコール化合物のアルキレンオキサイド付加体(メタ)アクリレートモノマーとして脂肪族アルコール化合物のモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(アルキレンオキサドがある。1官能モノマーとしてカーボン数が2〜20アルキレンオキサイド付加体(メタ)アクリレート、例えばメタノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(アルキレンオキサイドとして、例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド)(メタ)アクリレート、エタノールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体等が例示される。さらに2官能モノマーとしてエチレングリコールモノまたはポリ(1〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(アルキレンオキサイドとして例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド)ジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールモノまたはポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体等が例示される。さらに3官能モノマーとしてグリセリンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体(アルキレンオキサイドとして例えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイド)トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンポリ(2〜20)アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体等が例示されるが、これに限るものではない。
本発明で使用されるポリ(2〜20)は、アルキレン(C2〜C20)オキサイド付加体の重合度とする。
本発明で使用される光開始剤としては、水素引き抜き型として、ベンゾフェノン、p−メチルベンゾフェノン、p―クロルベンゾフェノン、テトラクロロベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、4−ベンゾイルー4’−メチルージフェニルサルファイド、2−イソプロピルチオシサントン、2,4−ジメチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサントン、2,4−ジクロロチオキサントン、アセトフェノン・アリールケトン系開始剤、4,4‘−ビス(ジエチルアニノ)ベンゾフェノン、4,4’−ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、p−ジメチルアミノアセトフェノン・ジアルキルアミノアリールケトン系開始剤、チオキサントン、キサントン系・そのハロゲン置換・多環カルボニル系開始剤などが挙げられる。
また、開裂型光開始剤として、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、α―アクリルベンゾイル・ベンゾイン系、ベンジル、2−メチルー2−モルホリノ(4−チオメチルフェニル)プロパンー1−オン、2−ベンジルー2−ジメチルアミノー1−(4−モルホリノフェニル)−1−ブタノン、ベンジルメチルケタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−ヒドロキシー2−メチルー1−フェニルプロパンー1−オン、1−(4−イソプロピルフェニルー2−ヒドロキシー2−メチルプロパンー1−オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニルー(2−ヒドロキシー2−プロピル)ケトン、4−(2−アクロイルーオキシエトキシ)フェニルー2−ヒドロキシー2−プロピルケトン、ジエトキシアセトフェノンなどがある。
また、光開始助剤としては、トリエタノールアミン、メチルジエタノールアミン、トリイソプロパノールアミン・脂肪族アミン、4,4‘−ジエチルアミノベンゾフェノン、2−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸エチル、4−ジメチルアミノ安息香酸イソアミル、ジブチルエタノールアミンが挙げられる。
光開始剤は組成物100重量%に対して組成中に5〜15重量%の範囲で用いられる。
一方、組成物中への、添加剤として、耐摩擦、ブロッキング防止、スベリ、スリキズ防止、暗反応防止を目的とする各種添加剤を使用することができ、必要に応じて、レベリング剤、帯電防止剤、界面活性剤、消泡剤、重合禁止剤などを添加してもよい。
本発明の着色材としては、主に顔料が使用され、その顔料として、酸化チタンなどの白顔料、ミネラルファーネスイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS,ハンザイエローG,キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG,タートラジンレーキなどの黄顔料、インダスレンブリリアントオレンジRK、ピラゾンオレンジ、バルカンオレンジ、ベンジジンオレンジG、インダスレンブリリアントオレンジGKなどの橙色顔料、パーマネントレッド4R、リオノールレッド、ピラロゾンレッド、ウオッチングレッツドカルシウム塩、レーキレッドD,ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bなどの赤色顔料、ファーストバイオレットB、メチルバイオレットレーキなどの紫色顔料、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダスレンブルーBCなどの青色顔料、ピグメントグリーンB、マラカイドグリーンレーキ、ファイナスイエリーグリーンGなどの緑色顔料、カーボンブラック、アセチレンブラック、ランブラック、アニリンブラックなどの黒色顔料、バライト粉、炭酸バリウム、ベントンなどの体質顔料などが挙げられる。
本発明に係る顔料は、組成物100重量%に対して5から55重量%の範囲で用いられる。
本発明において、転移性に優れるとは、オレフィン系樹脂フィルムに対するインキの着肉性を上げることであり、より多くのインキを転移させることを提供することにある。
本発明において、密着性に優れるとは、オレフィン系樹脂フィルムに対するインキの吸着性であり、インキとオレフィン系フィルムが剥がれないようにすることを提供することにある。
次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定されるものではない。尚、本発明中の「部」は重量部を表し、「%」は、重量%を示す。
以下に示す処方により活性エネルギー線硬化型インキ組成物を作成した。
(インキ用ワニスの作成)
石油樹脂は固形であることより、光重合性アクリレートモノマーとして1〜3官能アクリレートモノマーと、昇温加熱混合(上限温度を100℃の留め)樹脂比率を30〜50重量%比率で、5000mPa・sのワニスを作成した。
また、非反応性樹脂も同様に光重合性アクリレートモノマーに溶解しワニスを作成した。
(インキ組成物の作成)
ワニスと、前記着色顔料、光開始剤、その他添加剤を所定の配合割合にて、バタフライミキサーを用いて攪拌混合し、3本ロールにて最大粒径が7.5μm以下になるように分散してインキ組成物を作成し、且つスプレッドメーターにて一定の粘度規格と成るよう調整して、各インキ組成物を作成した。
(評価用印刷サンプルの測定)
PP(出光スーパーピュアレーSG140)およびPET(三菱樹脂製ディアクレールA2012)に作成した各インキ組成物を所定の量、RIテスター(簡易印刷転写装置)を使用して、印刷塗布後、160W/cmのメタルハライドランプにて所定の照射量にて照射して、インキ組成物を硬化し、比較評価用印刷サンプルを作成した。
Figure 2010189537
石油樹脂1としては、C9系石油樹脂として、新日本石油化学(株)製日石ネオポリマーS(軟化点95℃、重量平均分子量1100、臭素価15gBr/100g)、石油樹脂2としては、C5−C9共重合系石油樹脂 トートハイレジン#90(軟化点100℃、重量平均分子量850、臭素価30gBr/100g)、石油樹脂3としては、C5系石油樹脂として、新日本石油化学(株)製日石ネオレジンEP−110(軟化点110℃、重量平均分子量1200、臭素価50gBr/100g)を用いる。非反応性樹脂としては、ポリエステル樹脂、光重合アクリレートモノマーとしては、トリメチロールプロパンテトラエチレンオキサイド付加トリアクリレート、光開裂型開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンを使用する。顔料としては、フタロシアニンブルーを用いる。
Figure 2010189537
ここで、樹脂1としては、反応性ウレタンアクリレート、樹脂2としては、反応性エポキシアクリレート、樹脂3としてはジアリルフタレート樹脂、光重合アクリレートとしては、トリメチロールプロパンテトラエチレンオキサイド付加トリアクリレート、光開裂型開始剤として1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、顔料としては、フタロシアニンブルーを用いる。
<性能評価>
(密着性)
PP(出光スーパーピュアレーSG140)およびPET(三菱樹脂製ディアクレールA2012)に、作成各インキ組成物を所定の量、RIテスター(簡易印刷転写装置)を使用して、印刷塗布に、160W/cmのメタルハライドランプにて所定の照射量にて照射して、インキ組成物を硬化して、比較評価用印刷サンプルを作成した。PPおよびPETとの密着性をセロハンテープ剥離試験行い以下の基準で評価した。
5…全く剥離しない ⇔ 1…全て剥離
(転移性)
コモリコーポレーション製インラインコーターおよびUVランプ着き枚葉印刷機リスロン26を用いて、原反PP(出光スーパーピュアレーSG140)に実施例1〜4インキおよび比較例1〜4のインキを印刷し、ベタ部の原反のつぶれを5段回評価した。
Figure 2010189537
表3において、実施例1〜4と比較例1〜4を比較すると、本発明に該当する実施例1〜4では、密着性、転移性に優れた活性エネルギー線硬化型インキ組成物を提供することが可能であり、高品質な印刷物を提供することが可能であることが分かった。

Claims (3)

  1. 光重合性アクリレートモノマー、顔料、光開始剤および光重合性アクリレートモノマーに可溶解性のある石油樹脂を含有してなる活性エネルギー線硬化型インキ組成物であって、
    一般式(1)で表されるC5系石油樹脂、一般式(2)で表されるC9系石油樹脂および一般式(3)で表されるC5−C9系共重合石油樹脂から選ばれる一種類以上の石油樹脂を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型インキ組成物。

    一般式(1)
    Figure 2010189537

    一般式(2)
    Figure 2010189537

    一般式(3)
    Figure 2010189537
  2. 石油樹脂が、軟化点80〜150℃、重量平均分子量500〜3000および臭素価10〜60gBr/100gであり、活性エネルギー線硬化型インキ全体の1〜20%含有されることを特徴とする請求項1記載の活性エネルギー線硬化型インキ組成物。
  3. 請求項1または2記載の活性エネルギー線硬化型インキ組成物を基材に印刷してなることを特徴とする印刷物。
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