JP2010188445A - 配管の端部加工機 - Google Patents

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貴志 西薗
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秀二 佐々木
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Abstract

【課題】本発明は、配管を回転させることなく加工でき、また駆動部を一つとして小型軽量化を図ることができ、更に切削具を一定の送り量で送ることができる配管の端部加工機を提供する。
【解決手段】本発明の配管の端部加工機10は、エアモータ16を駆動して回転テーブル14を回転させることにより、バイト18によるスペーサ受け面50の研削加工を行う。回転テーブル14が回転すると、ピン24によるスプロケット22の1歯回転作用により送りねじ20が間欠的に回転される。これによって、送りねじ20に螺着されているバイトホルダ92が溝90に沿って回転テーブル14の径方向に移動され、バイトホルダ92に保持されたバイト18が外周位置から内周位置に向けて移動される。このバイト18の移動によって、フランジ48のスペーサ受け面50の全面が、バイト18によって研削されていき、スペーサ受け面50が平坦に加工される。
【選択図】図2

Description

本発明は配管の端部加工機に関し、特に配管の端部に溶接されたフランジを平坦に切削加工する配管の端部加工機に関する。
原子力発電所等の設備には、多数の配管が配設されており、それらの配管を交換したりメンテナンスしたりする際には、その配管同士の接合を現場にて実施している。
配管同士の接合においては図6に示すように、まず、接続する2本の配管1、1の端部にフランジ2、2をそれぞれ溶接する。図中符号3は、溶加材トーチによる溶着ビードである。次に、フランジ2、2の端面に形成されたスペーサ受け面4、4を、スペーサリング5を介して突き合わせる。次いで、フランジ2に複数形成されたボルト挿通孔6、6…にボルト7、7…を挿通し、ナット8、8…を所定の軸力で締結する。これにより、配管1、1同士が接合される。また、スペーサリング5の両面にはOリング9、9が取り付けられており、ナット8による締結時にOリング9、9が双方のスペーサ受け面4、4に押し付けられてスペーサ受け面4、4に密着することにより、配管接合部における水密性/気密性が確保される。
ところで、配管1の端面にフランジ2を溶接すると、その溶接熱によってスペーサ受け面4が凸状に変形するという事象が発生する。その凸状部の大きさは、例えばφ50の配管において約1mmもある。
このような凸状部が生じた状態で配管1、1同士を図6の如く接合すると、その凸状部に起因してOリング9とスペーサ受け面4との密着性が低下する場合があるため、水密性/気密性を確保できなくなるという不具合があった。
このような不具合は、現場にて凸状部を切削してスペーサ受け面4を平坦に加工することにより解消できる。
特許文献1に開示された配管の端部加工機は、配管の開先を加工するものであり、バイトとスピニングローラとを備えている。この端部加工機は、配管の端面をバイトによって面取り加工し、配管の内周面に形成された製造誤差による凸部をスピニングローラによって外側に押圧し配管の真円度を修正するものである。
特許文献1の配管の端部加工機は、配管の端面を面取りし配管の真円度を修正するものであり、配管1に溶接されたフランジ2のスペーサ受け面4に生じた凸状部を切削してスペーサ受け面4を平坦に加工するものではないが、配管の端部を加工する加工機の一例として例示した。
ところで、スペーサ受け面4に生じた凸状部を切削加工する加工機として、想定される加工機は、例えば配管を保持して回転させる配管回転駆動部と、バイドをスペーサ受け面4の径方向に送るバイト送り駆動部とを備えたものとなる。配管回転駆動部によって配管をその軸芯を中心に回転させながら、スペーサ受け面4の外周部に当接しているバイトをバイト送り駆動部によって、配管の軸芯に向けて送り移動させる。これにより、スペーサ受け面4に生じた凸状部を切削加工することができる。
特開平8−19901号公報
しかしながら、配管のフランジのスペーサ受け面に生じた凸状部を現場にて切削加工しようとした場合、その配管は他の配管等に通常固定されているため、前述した加工機の如く配管を回転させることは不可能である。また、前述した加工機は、2台の駆動部(配管回転駆動部とバイト送り駆動部)を備えた大型で重量物の装置なので、現場での持ち運びには不適であるという問題がある。また、バイト送り駆動部に代えて手動でバイトを送る機構としてもよいが、手動ではバイトの送り量にばらつきが生じるため、切削精度が悪化するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、配管を回転させることなく加工でき、また駆動部を1台にして小型軽量化を図ることができ、更に切削具を一定の送り量で送ることができる配管の端部加工機を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、配管が固定される本体と、前記本体に回転可能に設けられるとともに、該本体に固定された配管の端部に対面される回転テーブルと、前記回転テーブルを回転させる回転駆動部と、前記回転テーブルの径方向に形成された溝に摺動自在に設けられるとともに配管の端部に当接される切削具と、前記切削具に螺着されるとともに前記回転テーブルに軸支され、該回転テーブルの溝と平行に配設された送りねじと、前記送りねじの前記回転テーブルから突出された端部に設けられたスプロケットと、前記本体に固定されるとともに前記回転テーブルの1回転動作で前記スプロケットの歯に係合されて回転テーブルの回転動作によりスプロケットを所定角度回転させる係合部材と、を備えたことを特徴とする配管の端部加工機を提供する。
本発明によれば、配管を本体に固定し、回転テーブルを回転駆動部で回転させると、回転テーブルに取り付けた切削具が駆動部無しで配管の径方向に一定の送り量で移動して、配管の端部を切削加工する。
すなわち、本発明の配管の端部加工機によれば、回転テーブルが1回転すると、スプロケットの1枚の歯が係合部材によって所定角度回転される。これにより、スプロケットに連結されている送りねじが同様に所定角度回転され、送りねじに螺合されている切削具が送りねじと回転テーブルの溝に沿って、回転テーブルの径方向に一定の量だけ送られる。したがって、回転テーブルを連続回転させることで、切削具は駆動部無しで配管の径方向に一定の送り量で移動し、配管の端部を切削加工する。
よって、本発明の配管の端部加工機によれば、配管を回転させることなく加工でき、また駆動部が1台で済むので小型軽量化を図ることができ、更に切削具を一定の送り量で送ることができる。なお、本発明でいう配管の端部とは、配管の端面に溶接されたフランジの他、配管の端面も含むものとする。
また、本発明は、前記本体と、前記本体に固定される配管との間には、前記回転テーブルに対する配管の高さ位置を調整する高さ調整用部材が介在されていることが好ましい。
本発明によれば、高さ調整用部材を設けることにより異径の配管に対応できる。
更に、本発明は、前記配管の端面にはフランジが溶接され、該フランジの端面が前記切削具によって切削加工されることが好ましい。
本発明によれば、配管の端面を切削加工する加工機にも適用できるが、切削具の移動量がどうしても大きくなるフランジの端面加工機に好適である。
以上説明したように本発明に係る配管の端部加工機によれば、配管を回転させることなく加工でき、また駆動部を1台にして小型軽量化を図ることができ、更に切削具を一定の送り量で送ることができる。
実施の形態の配管の端部加工機の要部縦断面図 図1に示した端部加工機の全体斜視図 図1に示した端部加工機の配管送り台の動作説明図 図1に示した端部加工機の配管高さ調整部材の動作説明図 図1に示した端部加工機のバイトの動作説明図 フランジを介して配管の端部同士を接合する説明図
以下、添付図面に従って本発明に係る配管の端部加工機の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態の配管の端部加工機10の要部縦断面図であり、図2は図1に示した端部加工機10の全体斜視図である。
これらの図に示すように端部加工機10は本体12、回転テーブル14、エアモータ(回転駆動部)16、バイト(切削具)18、送りねじ20、スプロケット22、及びピン(係合部材)24等から構成される。
本体12は、小型軽量化を目的に配管26の端部近傍のみを支持するコンパクトサイズに構成されており、基台28と、基台28の端部に立設されたテーブル支持部30とからなる側面視L字形状に構成されている。
本体12の基台28上には、上面にアリ溝32が形成されたガイドレール34が設置されており、このアリ溝32に配管送り台36の下部に形成されたアリ溝38がスライド自在に係合されている。また、配管送り台36には、アリ溝38と平行にねじ孔40が刻設されており、このねじ孔40に送りねじ42が螺着されている。この送りねじ42は、基台28の端部に設けられた軸受44に回転自在に支持され、その軸受44から突出した送りねじ42の端部にツマミ46が連結されている。したがって、ツマミ46を把持して送りねじ42を回転させると、送りねじ42とアリ溝32、38とによる直動送り作用によって配管送り台36が、図3(A)に示す位置と図3(B)に示す位置との範囲内で水平方向にスライド移動される。
図3(A)は、配管送り台36が回転テーブル14から退避した位置を示しており、図3(B)は、配管送り台36が回転テーブル14に向けて進出されて、配管26のフランジ48に形成されたスペーサ受け面50がバイト18に当接されている位置、すなわち、図1と同様にスペーサ受け面50の研削加工位置を示している。
図1において、配管送り台36には、配管26の取り付け高さを調節する一対のテーパ状プレート(高さ調整用部材)52、54が搭載されている。テーパ状プレート52、54のうち、上部に位置するテーパ状プレート52は、図2に示すように下部両側に形成された脚部56、56が配管送り台36の上面に載置されている。また、テーパ状プレート52の上面には、配管26を載置するための凹条溝58が形成されている。一方、下側に位置するテーパ状プレート54は、図1の如く配管送り台36の上面に摺接されており、その上面に形成されたテーパ面60がテーパ状プレート54の下面に形成されたテーパ面62に摺接されている。
また、テーパ状プレート54には、配管送り台36のねじ孔40と平行にねじ孔64が刻設され、このねじ孔64に送りねじ66が螺着されている。この送りねじ66は、配管送り台36の端部に設けられた軸受68に回転自在に支持され、その軸受68から突出した送りねじ66の端部にツマミ70が連結されている。したがって、ツマミ70を把持して送りねじ66を回転させると、送りねじ66による直動送り作用によってテーパ状プレート54が、テーパ面62に沿って図4(A)及び図4(B)の如く、テーパ状プレート52に対してスライド移動される。これにより、テーパ状プレート52は、テーパ状プレート54の移動位置(差込深さ位置)に応じて図4(A)に示した下方位置と図4(B)に示した上方位置との間で上下移動される。よって、テーパ状プレート52上に載置された配管26の回転テーブル14(バイト18)に対する高さ位置が調節される。後述するが、回転テーブル14の回転中心軸14Aに対して配管26の軸芯26Aが合致する位置に配管26の高さが調節される。これにより、実施の形態の端部加工機10は、径の異なる配管26であっても研削加工に好適な高さ位置に調整することができる。
テーパ状プレート52に載置された配管26は、図2の如くその上面にカバー72が被せられ、このカバー72を配管送り台36にボルト74、74…と不図示のナットによって締結することにより、カバー72と配管送り台36とによって挟持される。これにより、配管26が本体12に固定される。
なお、実施の形態の配管の端部加工機10は、ガイドレール34と配管送り台36とからなる配管送り機構と、テーパ状プレート52、54による高さ調整用機構とを備えているが、これらの機構は必須ではない。すなわち、本体12の基台28に配管26を直接固定して、フランジ48のスペーサ受け面50をバイト18で切削加工するようにしてもよい。
一方、回転テーブル14は図1に示すようにテーブル支持部30に回転自在に設けられ、前記固定された配管26のフランジ48のスペーサ受け面50に対面される。
この回転テーブル14は、テーブル支持部30に設けられたエアモータ16から伝達される動力によって回転駆動される。すなわち、エアモータ16の回転軸76にはギヤ78が設けられ、このギヤ78がギヤ80に噛合されている。また、ギヤ80の回転軸82にはギヤ84が設けられ、このギヤ84は、回転テーブル14の回転軸86の周囲に設けられギヤ88に噛合されている。したがって、エアモータ16が駆動されると、その動力がギヤ78、80、84、88からなる減速機構を介して回転テーブル14の回転軸86に伝達されるので、回転テーブル14が所定の回転数で回転される。
ところで、回転テーブル14には図5(A)、(B)で示すように、回転テーブル14の径方向に溝90が形成されている。この溝90には、バイト18を保持したバイトホルダ92が溝90に沿って摺接されている。
また、バイトホルダ92には、送りねじ20が螺着されている。送りねじ20は、溝90と平行に回転テーブル14の径方向に沿って配設されるとともに、回転テーブル14に軸受94を介して回転自在に取り付けられている。更に、送りねじ20は、その端部が回転テーブル14の側面から突出され、この突出された端部にスプロケット22が固定されている。
また、回転テーブル14によるスプロケット22の回転軌跡A上にピン24が配置されている。このピン24は、テーブル支持部30に設けられるとともに、スプロケット22の1枚の歯に係合される位置に設けられている。したがって、回転テーブル14が回転してスプロケット22がピン24を通過する際、スプロケット22の1枚の歯がピン24に係合され、この後、回転テーブル14が継続して回転されると、その回転力によりスプロケット22がピン24に押されて歯1枚分に相当する角度で回転される。よって、回転テーブル14が連続して回転すると、回転テーブル14の1回転毎にスプロケット22は歯1枚分に相当する角度で回転される。すなわち、回転テーブル14の回転とともにスプロケット22が駆動部無しで回転される。
スプロケット22が回転すると、スプロケット22に連結されている送りねじ20が回転する。これにより、送りねじ20に螺着されているバイトホルダ92が溝90に沿って回転テーブル14の径方向に移動される。このバイトホルダ92の移動によって、バイトホルダ92に保持されたバイト18が図5(A)の外周位置から図5(B)の内周位置に向けて移動される。このバイト18の動作により、図1に示したフランジ48のスペーサ受け面50の全面がバイト18に研削され、スペーサ受け面50が平坦に加工される。
なお、ピン24は図1の実線及び二点鎖線で示すようにテーブル支持部30に対して突没自在に設けられている。ピン24の本体95は、テーブル支持部30に形成された孔96に挿通配置され、その端部にはストッパピン98がピン本体95に対して直角に接合されている。ストッパピン98は図2に示すように、テーブル支持部30に形成されたL字状溝100の鉛直溝102又は水平溝104に係合される。ストッパピン98を鉛直溝102に係合させると、ピン24が図1の実線で示すようにテーブル支持部30から突出してスプロケット22との係合位置に位置決めされる。また、ストッパピン98を鉛直溝102から水平溝104に係合させると、ピン24が図1の二点鎖線で示すようにテーブル支持部30に没入した位置に位置決めされる。このピン24をスプロケット22の回転軌跡A上に等間隔で複数配置してもよい。ピン24を複数本配置することで、回転テーブル14の1回転におけるバイト18の送り量を増やすことができる。
次に、前記の如く構成された配管の端部加工機10の取り扱いについて説明する。
まず、端部加工機10を現場に持ち込み、フランジ48が溶着された配管26を端部加工機10に対して図1の如く固定する。すなわち、図2の如くボルト74、74…と不図示のナットとを利用して配管26をテーパ状プレート52とカバー72とによって固定する。この固定作業時には、フランジ48がバイト18に衝突しないように、配管送り台36を図3(A)の如く回転テーブル14から離間した位置に位置させておくことが好ましい。
次に、送りねじ42を利用して配管送り台36を回転テーブル14に図3(B)の如く接近させるとともに、スペーサ受け面50が研削代(約1mm)分だけバイト18の位置から回転テーブル14側に位置するように配管送り台36の位置を微調整する。なお、この時バイト18は、スペーサ受け面50に当接しない位置、すなわち、回転テーブル14の外周位置に位置させておく。
次いで、送りねじ66を利用してテーパ状プレート54をスライド移動させ、テーパ状プレート52を上下に移動させることにより、配管26の軸芯26Aを回転テーブル14の回転中心軸14Aに合致させる。これにより、以上の作業により加工準備が終了する。
次に、エアモータ16を駆動して回転テーブル14を回転させることにより、バイト18によるスペーサ受け面50の研削加工を開始する。
回転テーブル14が回転すると、ピン24によるスプロケット22の1歯回転作用により送りねじ20が間欠的に回転される。これによって、送りねじ20に螺着されているバイトホルダ92が溝90に沿って回転テーブル14の径方向に移動され、バイトホルダ92に保持されたバイト18が図5(A)の外周位置から図5(B)の内周位置に向けて徐々に移動されていく。このバイト18の移動によって、フランジ48のスペーサ受け面50の全面が、研削代約1mmでバイト18によって研削されていき、スペーサ受け面50が平坦に加工される。以上により、端部加工機10によるスペーサ受け面50の研削加工が終了する。
このように、実施の形態の端部加工機10によれば、配管26を本体12に固定し、回転テーブル14をエアモータ16で回転させると、回転テーブル14に取り付けたバイト18が配管26の径方向に一定の送り量で移動して、スペーサ受け面50を切削加工する。すなわち、実施の形態の端部加工機10によれば、回転テーブル14を連続回転させることで、バイト18は駆動部無しで配管26の径方向に一定の送り量で移動し、スペーサ受け面50を切削加工する。
よって、この端部加工機10によれば、配管26を回転させることなくスペーサ受け面50の切削加工を実施でき、また駆動部であるエアモータ16が1台で済むので小型軽量化が図られ、更にバイト18を一定の送り量で送ることができる。
〔実施例〕
スプロケット22の歯数 :13枚
送りねじ20 :M18(P=2.5)
回転テーブル14の回転数 :0.5(rps)
スペーサ受け面50の切削代:1(mm)
バイト18の送り量 :0.1(mm/s)
(実際には2秒で0.2mmの間欠送り)
としてスペーサ受け面50の切削加工を実施したところ、スペーサ受け面50を良好に平坦加工することができた。
実施の形態では、配管26の端部に溶接されたフランジ48のスペーサ受け面50を平坦に加工する配管の端部加工機10を例示したが、この配管の端部加工機10は、配管の端面を平坦に加工する加工機としても有効利用することができる。
10…配管の端部加工機、12…本体、14…回転テーブル、16…エアモータ、18…バイト、20…送りねじ、22…スプロケット、24…ピン、26…配管、28…基台、30…テーブル支持部、32…アリ溝、34…ガイドレール、36…配管送り台、38…アリ溝、40…ねじ孔、42…送りねじ、44…軸受、46…ツマミ、48…フランジ、50…スペーサ受け面、52、54…テーパ状プレート、56…脚部、58…凹条溝、60、62…テーパ面、64…ねじ孔、66…送りねじ、68…軸受、70…ツマミ、72…カバー、74…ボルト、76…回転軸、78、80…ギヤ、82…回転軸、84…ギヤ、86…回転軸、88…ギヤ、90…溝、92…バイトホルダ、94…軸受、95…本体、96…孔、98…ストッパピン、100…L字状溝、102…鉛直溝、104…水平溝

Claims (3)

  1. 配管が固定される本体と、
    前記本体に回転可能に設けられるとともに、該本体に固定された配管の端部に対面される回転テーブルと、
    前記回転テーブルを回転させる回転駆動部と、
    前記回転テーブルの径方向に形成された溝に摺動自在に設けられるとともに配管の端部に当接される切削具と、
    前記切削具に螺着されるとともに前記回転テーブルに軸支され、該回転テーブルの溝と平行に配設された送りねじと、
    前記送りねじの前記回転テーブルから突出された端部に設けられたスプロケットと、
    前記本体に固定されるとともに前記回転テーブルの1回転動作で前記スプロケットの歯に係合されて回転テーブルの回転動作によりスプロケットを所定角度回転させる係合部材と、
    を備えたことを特徴とする配管の端部加工機。
  2. 前記本体と、前記本体に固定される配管との間には、前記回転テーブルに対する配管の高さ位置を調整する高さ調整用部材が介在されている請求項1に記載の配管の端部加工機。
  3. 前記配管の端面にはフランジが溶接され、該フランジの端面が前記切削具によって切削加工される請求項1又は2に記載の配管の端部加工機。
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