JP2010185843A - 超音波流量計 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波トランスジューサ10とは別に超音波トランスジューサを設けることなく、測定管の状態の変化を検出する超音波流量計を提供すること。
【解決手段】測定管2を流れる被測定流体FLDに入射された超音波信号CTが超音波反射体PTによって反射され、この反射された超音波信号CHに基づいて被測定流体FLDの流速分布および流量を測定する超音波流量計100において、過去の流量とこの流量に対応する過去の流速分布とを記憶する記憶部110と、過去の流量と現在の流量との差が所定値以下の場合、現在の流量に対応する現在の流速分布の任意の位置における流速に関連する値と、過去の流速分布の任意の位置における流速に関連する値との比較結果に基づいて測定管2の状態の変化を検出する測定管状態変化検出部120とを備えたこと特徴とするもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波流量計に関し、特に、測定管の状態の変化を検出する超音波流量計に関するものである。
化学プラントなどの流量制御に用いられる流量計として超音波流量計が知られている。超音波流量計には、超音波反射体によって反射された超音波信号に対して相関演算を行い、流速分布および流量を求める反射相関方式を用いたものがある(特許文献1参照)。この反射相関方式による超音波流量計について、図6の構成図を用いて説明する。
図6において、測定管2には、矢印の方向に被測定流体FLD(液体、気体、ガスなど)が流れる。被測定流体FLDの流量を測定する超音波流量計1は、超音波トランスジューサ10、切換回路20、切換制御部30、送信回路40、受信回路50、A/D変換回路60、相関演算部70、流速分布測定部80、流量測定部90、超音波トランスジューサ91、切換回路92、半径方向流速測定回路93および流れ乱れ検出回路94を備える。
超音波トランスジューサ10は測定管2の外周に設けられ、超音波を発射するほか受信する機能を備え、その入出力端子は切換回路20の一端Cに接続される。切換回路20は一端Cと他端S、Rとを備え、一端Cは、切換制御部30からの切換制御信号に応じて、他端S、Rのいずれか一方に接続される。
送信回路40は、切換制御部30からのトリガー制御信号を受け取り、この信号に応じて、超音波トランスジューサ10から超音波CTを発射させるトリガーとなる信号を、切換回路20の他端Sに出力する。受信回路50は、超音波トランスジューサ10が受信した超音波信号CHを切換回路20の他端Rから受け取り、この信号を増幅する。
A/D変換回路60は、増幅された超音波信号を受信回路50から受け取り、デジタル信号に変換する。相関演算部70は、デジタル信号をA/D変換回路60から受け取り、相関演算を行い、相関値を算出する。
流速分布測定部80は、相関値を相関演算部70から受け取り、流速分布を測定(算出)する。流量測定部90は、流速分布を流速分布測定部80から受け取り、被測定流体FLDの流量を測定(算出)して外部機器(図示しない)に出力、必要に応じて表示部(図示しない)に表示させる。
以下に、反射相関方式による流速分布の測定動作について説明する。切換制御部30は、切換回路20の一端Cと他端Sとを接続するため、切換回路20に切換制御信号を出力する。切換回路20は、切換制御信号に応じて一端Cと他端Sとを接続する。この後、切換制御部30は、トリガー制御信号を送信回路40に出力する。
送信回路40は、トリガー制御信号に応じて、超音波トランスジューサ10から超音波CTを発射させるトリガーとなる信号を、切換回路20の他端Sに出力する。トリガー制御信号は、切換回路20の他端Sと一端Cを介して超音波トランスジューサ10に入力される。
そして、後述する超音波信号CHの受信に備えて、切換制御部30は、切換回路20の一端Cと他端Rとを接続するため、切換回路20に切換制御信号を出力する。切換回路20は、切換制御信号に応じて一端Cと他端Rとを接続する。
超音波トランスジューサ10は、トリガー制御信号によって、超音波信号CTを被測定流体FLDに発射する。被測定流体FLDに入射された超音波信号CTは、被測定流体FLD中の気泡、微粒子などの超音波反射体PTによって反射される。
なお、超音波信号CTの経路(一点鎖線)およびこの延長線の経路(点線)を測定線MLとする。
超音波トランスジューサ10は、反射された超音波信号CHを受信し(以下、「反射超音波信号」という)、切換回路20の一端Cに出力する。反射超音波信号は、切換回路20の一端Cと他端Rを介して受信回路50に入力される。
受信回路50は反射超音波信号を増幅し、A/D変換回路60は、増幅された反射超音波信号(アナログ信号)を受信回路50から受け取って、デジタル信号に変換する。
以上の超音波信号の発射、受信およびA/D変換を、所定の時間間隔を保って少なくとも2回以上行う。ここでは2回行うものとして説明をする。
相関演算部70は、2つの反射超音波信号を変換したデジタル信号をA/D変換回路60から受け取り、2つの信号の相互相関値を演算する。流速分布測定部80は、相互相関値を相関演算部70から受け取り、相互相関値を用いて測定線ML上の流速分布を算出する。
流量測定部90は、流速分布を流速分布測定部80から受け取り、流速分布を構成する流速を平均した平均流速(測定管2の管軸方向の平均流速)に測定管2内の断面積を乗算して、被測定流体FLDの流量(測定管2の管軸方向の流量)を算出する。
つぎに、測定管2に発生する詰まりなどについて説明する。測定管2の材質および被測定流体FLDの種類(例えば、腐食性の流体)によって、測定管2の内壁に錆が形成される場合がある。また、測定管2の内壁に測定流体FLD中の固形物が付着し、堆積する場合がある。
測定管2の内壁に錆、付着が発生することによって、測定管2の内壁の面粗さが大きくなる(粗くなる)。また、錆、付着が多量になると、測定管2の内部が詰まる恐れがある。
超音波流量計1は、測定管2の詰まりを以下の動作によって検出する。超音波トランスジューサ91は、送信回路40から切換回路92の端子SとCを介して受け取ったトリガー制御信号に応じて、超音波信号を測定管2の管断面方向に発射する。
この超音波信号は、超音波反射体PTによって反射され、この反射信号は超音波トランスジューサ91によって受信される。超音波トランスジューサ91は、受信した超音波信号を、切換回路92の端子SとRを介して半径方向流速測定回路93に出力する。なお、切換回路92の端子S、Rの切換えは、切換制御部30からの切換制御信号に応じて行われる。
測定管2が詰まると、測定管2の管断面の半径方向の流速(以下、「偏流の流速」という)が大きくなる。そこで、半径方向流速測定回路93は、測定管2の偏流の流速を測定し、流れ乱れ検出回路94は、この偏流の流速から測定管2の詰まりを検出する。なお、特許文献2には、測定管の管断面方向の対向する位置に配置された複数の送受信超音波振動子を用いて測定された半径方向の流速から測定管の詰まりを検出する技術が記載されている。
特許第3669580号公報 特開2005−172547号公報
しかしながら、測定管2の詰まりを検出するには、被測定流体FLDの測定管2の管軸方向の流速分布を測定するために用いられる超音波トランスジューサ10とは別に、偏流の流速を測定するために用いられる超音波トランスジューサ91が必要となる。
このため、超音波トランスジューサ91の費用(部品費)のほか、超音波トランスジューサ91の測定管2への取り付け費用および工数を必要とする。
本発明の目的は、超音波トランスジューサ10とは別に超音波トランスジューサを設けることなく、測定管の状態の変化を検出する超音波流量計を提供することである。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、
測定管を流れる被測定流体に入射された超音波信号が超音波反射体によって反射され、この反射された超音波信号に基づいて前記被測定流体の流速分布および流量を測定する超音波流量計において、
過去の流量とこの流量に対応する過去の流速分布とを記憶する記憶部と、
前記過去の流量と現在の流量との差が所定値以下の場合、前記現在の流量に対応する現在の流速分布の任意の位置における流速に関連する値と、前記過去の流速分布の前記任意の位置における流速に関連する値との比較結果に基づいて前記測定管の状態の変化を検出する測定管状態変化検出部と
を備えたこと特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記流速に関連する値は、前記流速の値または前記流速と前記流量との比率の少なくともいずれか一つであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明において、
前記記憶手段に記憶された過去の流量および過去の流速分布は、前記超音波流量計を設置した後の初期状態時に記憶されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または2に記載の発明において、
前記記憶手段に記憶された過去の流量および過去の流速分布は、現在より所定時間前に記憶されたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、
前記比較結果が異常診断値以上の場合、前記測定管の状態は異常と診断する異常診断部を備えたこと特徴とする。
請求項6の発明は、1から5のいずれか一項に記載の発明において、
前記測定管の状態は、前記測定管の錆、付着、面粗さまたは詰まりの少なくともいずれか一つであること特徴とする。
本発明によれば、過去の流量とこの流量に対応する過去の流速分布とが記憶され、測定管状態変化検出部が、前記過去の流量と現在の流量との差が所定値以下の場合、前記現在の流量に対応する現在の流速分布の任意の位置における流速に関連する値と、前記過去の流速分布の前記任意の位置における流速に関連する値との比較結果に基づいて測定管の状態の変化を検出することによって、超音波トランスジューサ10とは別に超音波トランスジューサを設けることなく、測定管の状態の変化を検出することができる。
これにともない、超音波トランスジューサの費用(部品費)、および超音波トランスジューサの測定管への取り付け費用と工数を削減できる。
本発明を適用した超音波流量計の構成図の例である。 測定管の内壁の面粗さが小さい場合と大きい場合の流速分布を表すグラフの例である。 記憶部に記憶された過去の流量KQと過去の流速分布KVを示した表の例である。 本発明を適用した超音波流量計の動作フローチャート図の例である。 本発明を適用した超音波流量計の構成図の他の例である。 背景技術で示した超音波流量計の構成図の例である。
[第1の実施例]
第1の実施例について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る超音波流量計100の構成図である。
図1において、超音波流量計100は、図6の超音波流量計1から超音波トランスジューサ91、切換回路92、半径方向流速測定回路93および流れ乱れ検出回路94を無くし、記憶部110、測定管状態変化検出部120、記憶指示部130、計数部140、出力部150および表示部160を加えた構成である。また、測定管状態変化検出部120は、比較部121および比率演算部122を備える。
以下、超音波流量計100の説明をするが、図6の超音波流量計1と同一の構成要素は同一符号を付し、この説明は省略する。
記憶部110は、流速分布測定部80から流速分布(正確には、流速分布を構成する流速)、および流量測定部90から流量を受け取り、過去の流速分布KVおよび過去の流量KQとして記憶する。なお、記憶部110は、記憶指示部130から記憶指示信号MSを受け取り、この信号に応じて記憶する。
記憶指示部130は、外部から外部指示信号EXTまたは計数部140から記憶指示トリガー信号を受け取り、これらの信号に応じて記憶指示信号MSを記憶部110へ出力する。
測定管状態変化検出部120は、流速分布測定部80から現在の流速分布GV、流量測定部90から現在の流量GQ、および記憶部110から過去の流速分布KVと過去の流量KQを受け取る。
そして、測定管状態変化検出部120は、受け取ったデータに基づいて検出した測定管2の状態の変化を、出力部150および表示部160に出力する。
なお、測定線MLの管断面方向の位置を、一方の内壁から他方の内壁へ向けてd0(測定管2の一方の内壁)、d1、d2、d3(中央部)、d4、d5、d6(他方の内壁)と表した。
つぎに、流速分布測定部80によって測定された被測定流体FLDの流速分布が、測定管2の内壁の状態に応じて変化することを、図2を用いて説明する。図2は、測定管2の内壁の面粗さが小さい場合の流速分布A(以下、「流速分布A」という)および面粗さが大きい場合の流速分布B(以下、「流速分布B」という)を表すグラフである。
面粗さは、流速分布Aより流速分布Bの場合の方が粗い。なお、流速分布Aの流量と流速分布Bの流量とは、同じ流量である。
図2は、測定線MLの位置d0〜d3における流速分布を表している。なお、図示していないが、d3〜d6における流速分布は、d3の縦軸に対して左右対称形となる。
図2において、流速分布Aは、例えば、超音波流量計100を測定管2に設置した後の初期状態、すなわち、設置後、まだ化学プラントの流量制御などを開始していない状態での流速分布を表す。このような状態では、測定管2は新しく、被測定流体FLDも頻繁に流れていないので、測定管2の内壁の面粗さが小さい(流速分布Bの場合より粗くない)。
一方、流量制御などを開始されて、被測定流体FLDが頻繁に流れて時間が経過すると、測定管2の内壁に錆が形成され、また測定流体FLD中の固形物が付着し、堆積するので、測定管2の内壁の面粗さが大きくなる(流速分布Aの場合より粗くなる)。
流速分布Bの場合の内壁d0の摩擦力は、流速分布Aの場合と比較して小さくなるので、内壁d0付近の流速分布Bは、流速分布Aより大きくなって立ち上がりが速い。一方、流速分布Aと流速分布Bの流量は同じなので、流速分布Bは、内壁d0付近で流速分布Aより大きくなった分、中央部d3付近では流速分布Aより小さくなる。
また、図示していないが、測定管2が詰まった場合、流速分布Bは、内壁d0付近では流速分布Aより小さくなって立ち上がりが遅くなるが、中央部d3付近では流速分布Aより大きくなる。
このように、測定管2の内壁の面粗さが変化した場合または測定管2が詰まった場合のいずれにおいても、図2の流速分布Aと流速分布Bとは異なった曲線(流速の値)となる。すなわち、詳細は後述するが、測定管状態変化検出部120が、流速分布Aと流速分布Bとを比較し差を検出すれば、測定管2の内壁の面粗さの変化または詰まりなどの測定管2の状態の変化を検出することができる。
つぎに、記憶部110は、過去の流量KQとこの流量に対応する過去の流速分布KVとを記憶するので、この記憶されたデータについて図3を用いて説明する。図3は、記憶部110に記憶された過去の流量KQと過去の流速分布KVを表す。
図3において、記憶部110は、過去の任意の流量KQ0と、この流量(KQ0)に対応する流速分布KVを構成する測定線MLの各位置d0〜d6における流速KV0d0〜KV0d6を記憶している。
同様に、過去の任意の流量KQ1、KQ2、KQ3と、これらの流量にそれぞれ対応する流速分布KVを構成する流速KV1d0〜KV1d6、KV2d0〜KV2d6、KV3d0〜KV3d6が記憶されている。なお、図3には、過去の流量はKQ0〜KQ3の4個を、また流速分布KVはd0〜d6の7個を示したが、この個数より多くても少なくてもい。
つぎに、超音波流量計100の動作について図4を用いて説明する。図4は、超音波流量計100の動作フローチャート図である。
まず、前述した超音波流量計100を測定管2に設置した後の初期状態時を過去の時とし、過去および現在の流速分布の流速に関連する値は、流速分布を構成する流速の値(例えば、図3に示した流速値)として説明する。また、図2の流速分布Aは過去の流速分布、流速分布Bは現在の流速分布として説明する。
図4のステップS10において、相関演算部70は、2つの反射超音波信号の相互相関値を算出する。ステップS20において、流速分布測定部80は、相互相関値を用いて測定線ML上の流速分布を算出する。ステップS30において、流量測定部90は、流速分布から被測定流体FLDの流量を算出する。なお、ステップS10〜S30は、図6において説明した相関演算部70、流速分布測定部80および流量測定部90の動作と同じである。
そして、超音波流量計100を設置した後の初期状態時に、ユーザが外部指示信号EXTを記憶指示部130に入力した場合、記憶部110は、記憶指示部130から記憶指示信号MSを受け取り(ステップS40の「はい」)、ステップS50に移行する。
ステップS50において、記憶部110は、ステップS30、S20で算出された流量および流速分布を、過去の流量(例えばKQ0)および過去の流速分布(例えばKV0d0〜KV0d6)として、図3に示したように記憶する。
その後、ステップS10に戻り、図3に示した過去の流量KQおよび過去の流速分布KVの各値が記憶されるまで繰り返す。
この繰り返しが終わった後、記憶指示信号MSが無ければ(ステップS40の「いいえ」)、ステップS60に移行する。
ステップS60において、測定管状態変化検出部120は、流量測定部90によって測定された流量を現在の流量GQとして受け取り、流速分布測定部80によって測定された流速分布を現在の流速分布GVとして受け取るとともに、記憶部110から過去の流量KQ0および過去の流速分布KV0d0〜KV0d6を読み込む。
比較部121は、過去の流量KQ0と現在の流量GQとを比較し、過去の流量KQ0と現在の流量GQとの差の絶対値が、所定値以下または所定値より小さいか否かを判断する。ここで、所定値は、例えば、超音波流量計100の流量の測定精度値または測定流量の揺動値などである。
以下に、過去の流量KQ1と現在の流量GQとが同じ値の場合について説明する。この場合、過去の流量KQ0と現在の流量GQとの差の絶対値は所定値以上なので(ステップS60の「いいえ」)、測定管状態変化検出部120は、記憶部110から過去の流量KQ1および過去の流速分布KV1d0〜KV1d6を読み込み、ステップS60を再度実行する。
過去の流量KQ1は現在の流量GQと同じなのでステップS70へ移行する(ステップS60の「はい」)。
ステップS70において、比較部121は、過去の流量KQ1に対応する測定線MLの位置d3(測定管2の中央部)における過去の流速KV1d3(流速に関連する値)と、現在の流量GQに対応する位置d3における現在の流速GVd3(流速に関連する値)とを比較する。
測定管2の内壁の面粗さが大きく(粗く)なって面粗さの状態が変化していれば、図2に示すように、過去の流速KV1d3(流速分布Aのd3での流速)と現在の流速GVd3(流速分布Bのd3での流速)とは異なるので(流速KV1d3>流速GVd3)、比較結果として両者は不一致となり(ステップS70の「不一致」)、ステップS80に移行する。
ステップS80において、測定管状態変化検出部120は、測定管2の状態の変化として、面粗さが大きく(粗く)なったことを検出する。
また、測定管2が詰まった場合、過去の流速KV1d3<現在の流速GVd3となり両者は不一致なので、測定管状態変化検出部120は、測定管2の状態の変化として、測定管2が詰まったことを検出する。
そして、ステップS90において、測定管状態変化検出部120は、面粗さの状態の変化、詰まりなどの測定管2の状態の変化を出力部150に出力、表示部160に表示させる。測定管2の状態の変化のほか、過去の流速KV1d3と現在の流速GVd3との差を出力、表示させてもよい。
また、ステップS70において、比較部121は、位置d3における過去の流速KV1d3と現在の流速GVd3とを比較したが、この位置に限られず、測定管2の状態の変化によって過去と現在の流速の差が現れる任意の位置で比較してもよい。例えば、図2に示したように、過去と現在の流速の差が大きい測定管2の内壁d0付近における過去と現在の流速を比較してもよい。
任意の位置は複数であってもよく、複数であれば、より正確に測定管2の状態の変化を検出できる。また、任意の位置が一つの場合には、測定管状態変化検出部120の演算処理速度の向上および演算処理時間の短縮をすることができる。
なお、面粗さの状態が変化していなければ、過去の流速KV1d3と現在の流速GVd3とは一致するので(ステップS70の「一致」)、ステップS80、S90を実行せず終了する。
このような構成および動作によって以下のことを実現できる。記憶部110が、超音波流量計100を測定管2に設置した後の初期状態時(過去)の流量KQとこの流量に対応するの流速分布KVとを記憶する。
そして、測定管状態変化検出部120が、過去の流量(例えばKQ1)と現在の流量GQとが同じ場合、現在の流量GQに対応する現在の流速分布の任意の位置(例えばd3)における流速の値(例えばGVd3)と、過去の流速分布の任意の位置(例えばd3)における流速の値(例えばKV1d3)とを比較する。
比較した結果が不一致であれば、超音波流量計100を設置した後の初期状態時からの測定管2の状態の変化(例えば、面粗さの状態の変化、詰まり)を検出することによって、超音波トランスジューサ10とは別に超音波トランスジューサを設けることなく、測定管の状態の変化を検出することができる。
これにともない、超音波トランスジューサの費用(部品費)、および超音波トランスジューサの測定管への取り付け費用と工数を削減できる。
また、過去の流速KV1d3と現在の流速GVd3との差を出力、表示させることによって、ユーザーなどは差の大きさを知ることができるので、面粗さまたは詰まりなどの測定管2の状態の変化の度合いを知ることができるとともに、変化の度合いの予測が可能となる。
なお、ステップS70において、過去の流速KV1d3と現在の流速GVd3との差の絶対値が所定値(例えば、ノイズが重畳した場合の流速値の変化量(ノイズによる変動を除去する所定のヒステリシス値))以上の場合、ステップS80に移行してもよい。これによって、超音波流量計100に混入したノイズなどによるステップS70における誤判定を防止できる。
つぎに、過去および現在の流速分布の測定線MLの位置における流速に関連する値を、流速と流量との比率(=流速/流量)とした場合の動作について図4を用いて説明する。なお、図4のステップのうち、上述した動作と異なる動作のみ説明する。
図4のステップS60において、現在の流量GVが、流量測定精度範囲内の誤差または測定流量の揺動による誤差を有する場合、過去の流量KQ1と現在の流量GQとは一致しないが、過去の流量KQ1と現在の流量GQとの差の絶対値は、所定値以下または所定値より小さいので、ステップS70へ移行する。
この場合、過去の流量KQ1と現在の流量GQとは一致せず差があり、この流量差による流速の差が生じるため、ステップS70において、過去と現在の流速同士を比較すると、測定管2の状態の検出が正確にできない場合がある。
このため、この流量差の影響を除去するために、流速に関連する値として、流速と流量との比率(流速を流量で除算した値)を用いればよい。過去の流速と過去の流量との比率KR(以下、「過去の比率」という)は、例えば、過去の流速KV1d3と過去の流量KQ1との比率(=KV1d3/KQ1)であり、現在の流速と現在の流量との比率GR(以下、「現在の比率」という)は、例えば、現在の流速GVd3と現在の流量GQとの比率(=GVd3/GQ)である。
ステップS70において、比率演算部122は、過去の比率KRと現在の比率GRを算出し、測定管状態変化検出部120は、過去の比率KRと現在の比率GRとを比較し不一致であれば(ステップS70の「不一致」)、測定管2の状態の変化として、面粗さが大きく(粗く)または詰まったことを検出する(ステップS80)。
このような構成および動作によって以下のことを実現できる。現在の流量GVが、流量測定精度範囲内の誤差または測定流量の揺動による誤差を有しても、過去の流量(例えばKQ1)と現在の流量GQとの差が所定値以下の場合、測定管状態変化検出部120が、過去の比率KRと現在の比率GRとを比較することによって、過去と現在の流量差の影響を除去して測定管2の状態の変化を検出することができる。
なお、ステップS70において、流速の値の比較と、比率の比較の両方を行ってもよい。これによって、より正確に測定管2の状態の変化を検出することができる。
また、図3の記憶部110に、過去の流量KQおよび過去の流速分布KVの各値毎に、比率演算部122によってそれぞれ算出された過去の比率KRを予め記憶しておいてもよい。これによって、ステップS70において、測定管状態変化検出部120は予め記憶された過去の比率KRを読み出せばよく、比率演算部122は、ステップS70を実行する度に過去の比率KRを算出する必要は無く、演算処理速度の向上および演算処理時間の短縮をすることができる。
なお、ステップS70において、過去の比率KRと現在の比率GRとの差の絶対値が所定値(例えば、ノイズが重畳した場合の比率の変化量(ノイズによる変動を除去する所定のヒステリシス値))以上の場合、ステップS80に移行してもよい。これによって、超音波流量計100に混入したノイズなどによるステップS70における誤判定を防止できる。
つぎに、現在より所定時間前を過去の時とした場合の動作について説明する。
図1において、タイマーまたはカウンタなどを備える計数部140は、記憶指示トリガー信号を一定の周期(例えば、1週間、1か月など)で記憶指示部130へ出力する。記憶指示部130は、記憶指示トリガー信号に応じて記憶指示信号MSを記憶部110へ出力する。以下に、図4のステップのうち、上述した動作と異なる動作のみ説明する。
図4のステップS40において、記憶部110は、一定の周期で記憶指示信号MSを受け取った後ステップS50に移行して、図2に示したように、過去の流量KQと過去の流速分布KVを記憶する。このため、記憶部110には、過去の流量KQと過去の流速分布KVとして、現在より所定時間前(例えば、所定時間は現在から前回の記憶時までの時間)の流量と流速分布を記憶する。
このような構成および動作によって以下のことを実現できる。被測定流体FLDの種類(例えば、腐食性の流体)または多量の固形物によって、急激に面粗さが大きくなる(粗くなる)または詰まる場合において、測定管状態変化検出部120が、現在より所定時間前(過去)の流速の値または比率と、現在の流速の値または比率とを比較することによって、急激な状態の変化に対応して測定管2の状態の変化を定期的に検出することができる。
また、記憶指示トリガー信号の一定の周期は、ユーザーによって変更することができ、これによって、面粗さまたは詰まりの進行速度に対応して、より適切な状態の変化を検出することができる。
[第2の実施例]
第2の実施例について図5を用いて説明する。図5は、本発明に係る超音波流量計200の構成図である。
図5において、超音波流量計200は、図1の超音波流量計100に異常診断部210を加えた構成である。
異常診断部210は、測定管状態変化検出部120から比較結果を受け取り、測定管2の状態が異常が否かを判断し、この判断結果を出力部150に出力、表示部160に表示させる。以下に、異常診断部210の動作について図4を用いて説明する。なお、図4のステップのうち、上述した動作と異なる動作のみ説明する。
図4のステップS80において、異常診断部210は、測定管状態変化検出部120の比較結果である、過去の流速KV1d3と現在の流速GVd3との差の絶対値を受け取る。
異常診断部210は、受け取った差の絶対値を予め定めた異常診断値と比較し、この絶対値が異常診断値以上または異常診断値より大きければ、測定管2の面粗さが非常に大きいまたは多量の詰まりがあって、測定管2の状態は異常であると診断する。
ステップS90において、異常診断部210は、例えばアラームとして、測定管2の異常状態を出力部150に出力、表示部160に表示させる。
なお、測定管状態変化検出部120の比較結果として、過去の比率KRと現在の比率GRとの差の絶対値を用いてもよい。また、より正確に測定管2の異常状態を検出するために、異常診断値との比較対象には、流速の差と比率の差の両方を用いてもよい。
このような構成および動作によって以下のことを実現できる。異常診断部210は、測定管状態変化検出部120の比較結果を異常診断値と比較し、異常診断値以上または異常診断値より大きければ、測定管2の状態は異常であると診断する。これによって、ユーザーは、測定管2の面粗さが非常に大きいまたは多量の詰まりがあることを知ることができ、測定管2の交換および材質の見直しをすることができて、メンテナンスが容易となる。
また、異常診断部210は、比較結果である流速の差または比率の差の大きさによって、面粗さまたは詰まりの度合いを診断し、この度合いを出力部150に出力、表示部160に表示させてもよい。
例えば、異常診断部210は、流速の差または比率の差が小さければ「粗さ度1(少し粗い)」、差が中くらいであれば「粗さ度2(やや粗い)」、差が大きければ「粗さ度3(とても粗い)」というように、度合いを診断する。
このような異常診断部210の動作によって、ユーザーは、測定管2の面粗さまたは詰まりの度合いを知ることができ、流量測定不能になる前に予防診断として、測定管2の交換および材質の見直しをすることができる。また、予知診断として、今後の度合いの変化の予測が可能となって、メンテナンスが容易となる。
なお、測定管2の状態は、測定管2の錆、固形物の付着、面粗さまたは詰まりを例にして説明したが、測定管2の内壁の破損などの他の例であってもよい。
なお、超音波流量計100、200は、反射相関方式の超音波流量計について説明したが、超音波反射体PTによって反射された反射超音波信号CHを用いるドップラー方式の超音波流量計であってもよい。
また、比率演算部122は、測定管状態変化検出部120と別に設けてもよく、異常診断部210は、測定管状態変化検出部120内部に設けてもよい。
切換制御部30、相関演算部70、流速分布測定部80、流量測定部90、測定管状態変化検出部120、比較部121、比率演算部122、記憶指示部130、計数部140および異常診断部210は、プログラムを実行するCPUなどのプロセッサによって実現されてもよく、論理回路などによって実現されてもよい。
なお、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲で、さらに多くの変更および変形を含む。また、前述した各部の組み合わせ以外の組み合わせを含むことができる。
10 超音波トランスジューサ
20 切換回路
30 切換制御部
40 送信回路
50 受信回路
60 A/D変換回路
70 相関演算部
80 流速分布測定部
90 流量測定部
100、200 超音波流量計
110 記憶部
120 測定管状態変化検出部
121 比較部
122 比率演算部
130 記憶指示部
140 計数部
210 異常診断部

Claims (6)

  1. 測定管を流れる被測定流体に入射された超音波信号が超音波反射体によって反射され、この反射された超音波信号に基づいて前記被測定流体の流速分布および流量を測定する超音波流量計において、
    過去の流量とこの流量に対応する過去の流速分布とを記憶する記憶部と、
    前記過去の流量と現在の流量との差が所定値以下の場合、前記現在の流量に対応する現在の流速分布の任意の位置における流速に関連する値と、前記過去の流速分布の前記任意の位置における流速に関連する値との比較結果に基づいて前記測定管の状態の変化を検出する測定管状態変化検出部と
    を備えたこと特徴とする超音波流量計。
  2. 前記流速に関連する値は、前記流速の値または前記流速と前記流量との比率の少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1に記載の超音波流量計。
  3. 前記記憶手段に記憶された過去の流量および過去の流速分布は、前記超音波流量計を設置した後の初期状態時に記憶されたことを特徴とする請求項1または2に記載の超音波流量計。
  4. 前記記憶手段に記憶された過去の流量および過去の流速分布は、現在より所定時間前に記憶されたことを特徴とする請求項1または2に記載の超音波流量計。
  5. 前記比較結果が異常診断値以上の場合、前記測定管の状態は異常と診断する異常診断部を備えたこと特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の超音波流量計。
  6. 前記測定管の状態は、前記測定管の錆、付着、面粗さまたは詰まりの少なくともいずれか一つであること特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の超音波流量計。
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