JP2010185426A - ブローバイガス還元装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関の排気通路に配設された触媒装置の温度上昇が促進され、排気性状の悪化を抑制しうるブローバイガス還元装置を提供すること。
【解決手段】エンジンECU70及びハイブリッドコントロールコンピュータ(HVCC)70aは、エンジン10が始動したこと、及び、油温センサ74によって検知された油温が吸気温センサ76により検知された吸気温度を超えたことを条件として、吸気通路49にブローバイガスを強制的に還元すべく、PCVバルブ63を所定のPCV開度TBで開放する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブローバイガス還元装置に関し、詳しくは、触媒装置の暖気機能を有するブローバイガス還元装置に関する。
自動車等の車両には、その内燃機関の排気通路に内燃機関の排気を浄化するための触媒装置が配設されているものが存在する(例えば、特許文献1参照)。
このような車両では、長時間時間停車後に内燃機関を始動させるときは勿論のこと、信号待ちで短時間の停車をするときに内燃機関を自動的に停止させるアイドリングストップ機能を有する車両等、内燃機関の始動及び停止が自動的に行われる場合では、内燃機関の運転が自動的に停止されると、その間に内燃機関の排気を浄化する触媒装置の温度が低下し、排気浄化触媒の活性温度を下回ることがある。その状態において、停止されていた内燃機関が始動されると、触媒装置の温度が活性温度に達して排気を十分に浄化可能となるまでに長時間を要し、所謂コールドHCが排出されてしまう等の排気性状の悪化を招く可能性がある。
また、内燃機関とモータとにより車両走行用の動力を得ているハイブリット車両では、発進時等の車両速度が低いときはモータにより駆動され、速度が高くなるとモータ及び内燃機関により駆動される、或いは、モータを停止して内燃機関のみにより駆動されるという特徴がある(例えば、特許文献2参照)。
このようなハイブリット車両では、発進時や信号待ちで短時間の停車をするときには、バッテリの電源が低下していない限りモータのみにより駆動されるので、原理的に排気性状の悪化を招くことがない。
特開平11−093727号公報 特開2005−163718号公報
ところが、このようなハイブリット車両であっても、内燃機関の運転が自動的に停止され、モータのみの走行となる場合では、その間に触媒装置の温度が低下し、排気浄化触媒の活性温度を下回ることが考えられる。このため、上述した内燃機関のみで車両走行用の動力を得ている通常の車両と同様に、再度内燃機関が始動した際、触媒装置の温度が活性温度に達して排気を十分に浄化できるまでにある程度の時間を要し、排気性状の悪化を招く問題が生じうる。
本発明は、このような事情を背景としてなされたものであって、その目的は、内燃機関の排気通路に配設された触媒装置の温度上昇が促進され、排気性状の悪化を抑制しうるブローバイガス還元装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の内燃機関の吸気通路にブローバイガスを還元するPCV通路と、同車両に搭載された電子制御装置によってバルブ開度が制御されることで前記PCV通路を通過するブローバイガスの流量が調整される電子制御式PCVバルブとを有するブローバイガス還元装置において、前記内燃機関の排気通路に配設された触媒装置と、前記内燃機関におけるエンジンオイルの油温又は同内燃機関の冷却水の水温を検知する液温検知手段と、前記吸気通路を通過し、内燃機関内に導入される吸気の温度を検知する気温検知手段とをさらに備え、前記電子制御装置は、前記内燃機関が始動したこと、及び、前記液温検知手段によって検知された油温又は水温が前記気温検知手段により検知された吸気温度を超えたことを条件として、吸気通路に前記ブローバイガスを還元すべく、前記電子制御式PCVバルブを所定のバルブ開度で開放すること、を要旨とする。
同構成によれば、電子制御装置は、内燃機関が始動したこと、及び、液温検知手段によって検知された油温又は水温が気温検知手段により検知された吸気温度を超えたことを条件として、吸気通路にブローバイガスを強制的に還元すべく、電子制御式PCVバルブを所定のバルブ開度で開放するので、内燃機関内のオイル、又は、シリンダブロックの内部に冷却水が流れる内燃機関のシリンダ壁面に接触して加熱されたブローバイガスが吸気通路に還元されることで内燃機関内に導入される吸気の温度が高められる。これにより、排気通路を通過する排気の温度が上昇するので、同排気通路に配設された触媒装置(排気浄化触媒)の温度上昇が促進され、排気性状の悪化が抑制される。
本発明によれば、内燃機関の排気通路に配設された触媒装置の温度上昇が促進され、排気性状の悪化を抑制しうるブローバイガス還元装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るブローバイガス還元装置を含む筒内噴射式内燃機関の構成を概略的に示す構造図。 本発明の実施形態に係る電子制御式PCVバルブの制御系の電気的構成を概略的に示すブロック図。 本発明の実施形態に係る電子制御式PCVバルブの制御系の動作を示すフローチャート図。 機関回転速度NE及びスロットル開度TA(又は機関負荷率)に対する吸気通路の圧力の関係を表すマップ(グラフ図)。 吸気通路の圧力とPCV流量(PCV流量の要求値GBTA)の関係を示すマップ(グラフ図)。 本発明の変形例に係る電子制御式PCVバルブの制御系の動作を示すフローチャート図。
以下、本発明に係るブローバイガス還元装置を、ハイブリッド車両用の筒内噴射式内燃機関の電子制御式ブローバイガス還元装置として具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、筒内噴射式のエンジン10は、空気及び燃料からなる混合気の燃焼を通じて動力を発生させるためのエンジン本体20と、外部の空気をエンジン本体20に取り入れるための吸気通路49と、エンジン本体20内の燃焼室31に燃料を供給するための燃料供給装置50と、エンジン本体20内のブローバイガス(BBG)を吸気通路49に供給すべく設けられ、電子制御装置としてのエンジンECU70及びハイブリッドコントロールコンピュータ(HVCC)70aを有する電子制御式のブローバイガス還元装置60と、燃料の燃焼により発生した排気ガスを外部に排出するための排気通路64と、点火プラグ53aに接続されたディストリビュータ及びイグニションコイルからなるスタータ53とを備えて構成されている。ここで、エンジンECU70及びハイブリッドコントロールコンピュータ70aは、エンジン10及びモータ80を統括的に制御すべく、相互に通信が行われるようにCAN通信バス70bを介して接続されている。
エンジン本体20は、燃焼室31にて混合気を燃焼させるとともに、クランクケース(符号省略)と共にクランクシャフト26を支持するためのシリンダブロック21と、その下部に配置され、エンジンオイル23aを貯留するためのオイルパン23と、動弁系の部品を配置するためのシリンダヘッド24と、エンジンオイル23aの外部への飛散を抑制するためのヘッドカバー25とにより構成されている。また、クランクケース及びシリンダブロック21により形成されるクランク室32と、シリンダヘッド24及びヘッドカバー25により形成される動弁室33とは、シリンダブロック21に形成された連通室34により接続されている。
吸気通路49には、スロットルバルブ45の開閉を通じて吸気の流量を調整するためのスロットルボディ44と、図示しないエアクリーナの吸気下流側とスロットルボディ44の吸気上流側とを接続するインテークホース43と、スロットルボディ44の吸気下流側とシリンダブロック21の吸気上流側とを接続するインテークマニホールド46とが設けられている。このインテークマニホールド46には、エアクリーナ及びスロットルボディ44を通過した吸気を滞留させるためのサージタンク47が設けられている。
排気通路64には、排気の成分を浄化する排気浄化触媒が担持された触媒装置64aが設けられている。この触媒装置64aは、その酸化還元作用を利用して、主に排気に含まれる炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)及び窒素酸化物(NOx)を浄化する機能を有している。
燃料供給装置50は、燃料を貯留する燃料タンク、及びこのタンク内の燃料を加圧して吐出する高圧ポンプ、及びこの高圧ポンプにより加圧された燃料を高圧の状態で貯留する蓄圧配管からなる供給装置本体51と、エンジン本体20に設けられて蓄圧配管からの高圧燃料を燃焼室31内に直接的に噴射するインジェクタ52とにより構成されている。
そして、ブローバイガス還元装置60は、燃焼室31内からクランク室32内に流れ出たブローバイガスを吸気通路49内においてスロットルバルブ45の吸気下流側に供給する機能、及びエアクリーナ(図示せず)により浄化された吸気を吸気通路49内におけるスロットルバルブ45の吸気上流側からクランク室32内に供給する機能、及びエンジン本体20内から吸気通路49内に供給されるブローバイガスの流量を調整する機能を備える装置として構成されている。
具体的には、ブローバイガス還元装置60には、クランク室32内のブローバイガスを動弁室33内からサージタンク47内に送り込むための通路として、ヘッドカバー25とサージタンク47とを接続する態様で形成された第1換気通路61が設けられている。また、インテークホース43内の吸気を動弁室33内に送り込むための通路、あるいは動弁室33内からインテークホース43内にブローバイガスを送り込むための通路として、ヘッドカバー25とインテークホース43とを接続する態様で形成された第2換気通路62が設けられている。また、動弁室33内からサージタンク47内に向けて流れるブローバイガスの流量を調整するための弁として、ヘッドカバー25に設けられて第1換気通路61の通路面積を変更するPCVバルブ63が設けられている。そして、同一の機関運転条件のもとでは、PCVバルブ63のバルブ開度(以下、「PCV開度TB」とする。)が大きくされることにより、動弁室33内からサージタンク47内に供給されるブローバイガスの流量が増大するようになる。
ここで、図1に示すように、機関低負荷時においては、スロットルバルブ45の吸気下流側の負圧が大きいため、クランク室32内から連通室34及び動弁室33及び第1換気通路61を介してサージタンク47内にブローバイガスが流れ込むようになる。またこのとき、インテークホース43内から第2換気通路62を介して動弁室33に吸気(新気)が流れ込むようになる。
一方、同図1に示すように、機関高負荷時においては、クランク室32及び動弁室33内の圧力が大きいため、クランク室32内から連通室34及び動弁室33及び第1換気通路61を介してサージタンク47内にブローバイガスが流れ込むとともに、動弁室33内から第2換気通路62を介してインテークホース43内にもブローバイガスが流れ込むようになる。
また、図1に示すように、エンジン10においては、エンジンECU70及びハイブリッドコントロールコンピュータ(HVCC)70aによる機関制御を補助するための各種センサとして、車両のアクセルペダルの踏み込み量(以下、「アクセル操作量AC」とする。)を検知し、検知量に応じた信号を出力するアクセルポジションセンサ71、及びクランクシャフト26の回転速度(以下、「機関回転速度NE」とする。)を検知し、検知量に応じた信号を出力するクランクポジションセンサ72、オイルパン23に貯留されているエンジンオイル23aの温度(油温)を検知し、検知量に応じた信号を出力する液温検知手段としての油温センサ74、触媒装置64a(排気浄化触媒)の温度を検知し、検知量に応じた信号を出力する触媒温度検知手段としての触媒温度センサ75、インテークマニホールド46に配設され、シリンダブロック21内に導入される吸気の温度(気温)を検知し、検知量に応じた信号を出力する気温検知手段としての吸気温センサ76、ハイブリッド車両の車輪の回転速度(車速)を検知し、検知量に応じた信号を出力する車輪速センサ79、及びPCVバルブ63の弁体11の位置の検知により、そのバルブ開度としてのPCV開度TBに応じた信号を出力するPCV開度センサ63b(図2参照)が設けられている。
なお、上記触媒装置64a、油温センサ74、触媒温度センサ75、及び吸気温センサ76は、本実施形態のブローバイガス還元装置60にその構成要素として含まれる。
さらに、図1に示すエンジン10においては、エンジンECU70及びハイブリッドコントロールコンピュータ(HVCC)70aによる機関制御を補助するための各種センサ73として、吸気通路49を流れる吸気の質量流量(以下、「吸気流量GA」とする。)に応じた信号を出力するエアフロメータ、及びスロットルバルブ45の開度(以下、「スロットル開度TA」とする。)を検知し、検知量に応じた信号を出力するスロットルポジションセンサ、及びエンジン本体20を冷却する機関冷却水の水温を検知し、検知量に応じた信号を出力する冷却水温度センサ、及びインジェクタ52に供給される燃料の圧力(以下、「燃料圧力PI」とする。)を検知し、検知量に応じた信号を出力する燃圧センサ、及び排気中の酸素濃度に基づいて混合気の空燃比(以下、「空燃比A/F」とする。)を検知し、検知量に応じた信号を出力する空燃比センサが設けられている(以上、直接の図示を省略)。
なお、図1に示す構成では、クランクポジションセンサ72、油温センサ74、触媒温度センサ75、吸気温センサ76、並びに、各種センサ73としてのエアフロメータ、スロットルポジションセンサ、冷却水温度センサ、燃圧センサ、及び空燃比センサは、エンジンECU70に接続されるとともに、アクセルポジションセンサ71、車輪速センサ79、及びPCV開度センサ63bは、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aに電気的に接続されている。また、図1に示すように、スロットルボディ44、燃料供給装置50、及びスタータ53は、エンジンECU70に電気的に接続されており、同エンジンECU70は、前記各センサから送出される信号に基づいてこれら装置を制御しうるように構成されている。
さらに、図1に示すように、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aには、ハイブリッド車両の走行に用いられるモータ80と、エンジン10の動力によって発電を行い、モータ80に駆動用電力を供給するバッテリ(図示せず)に蓄電するジェネレータ81とが電気的に接続されている。さらに、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aには、バッテリコンピュータ78が電気的に接続されており、同バッテリコンピュータ78から、バッテリの充電状態(SOC;State of Charge)に関する情報を含む信号が伝送され、同SOCが所定範囲に保持されるように該バッテリの充放電状態が制御されている。具体的には、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aは、同バッテリのSOCが、予め設定したSOC下限値SOCLを下回ることを検知すると、エンジンECU70を介して、エンジン10の要求負荷を高く設定し、同エンジン10の駆動力を増大させる。また、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aは、ハイブリッド車両の走行状態を考慮しつつ、併せてジェネレータ81を稼働させてバッテリを充電する一方、ジェネレータ81によるバッテリの充電が規定通り実行され、SOCが、予め設定したSOC上限値SOCHに達したことが検知されると、充電を停止する。
なお、図1に示す構成では、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aには、PCVバルブ63が電気的に接続されており、前記各センサの検知結果によって判定した機関運転状態に応じて設定した目標値に現在のPCV開度TBが近づくように、PCV開度センサ63bを介して検知されたPCVバルブ63の弁体11の位置に基づき同PCV開度TBを認識可能となっているとともに、電子制御により同弁体11を変位可能となっている(図2参照)。
本実施形態では、エンジンECU70は、上記各センサの検知結果に基づいて運転者の要求及び機関運転状態を把握したうえで、吸気流量GAを調整するスロットル制御、及びインジェクタ52による燃料噴射量(以下、「噴射量QI」とする。)を調整する噴射制御、及びインジェクタ52に供給される燃料圧力PIを調整する燃圧制御、及び混合気の空燃比A/Fを目標値に近づける空燃比制御、及びエンジン本体20内から吸気通路49内に供給されるブローバイガスの流量(以下、「PCV流量GB」とする。)を目標値に近づける換気制御等の各種制御を行う。
ここで、スロットル制御においては、アクセル操作量AC及び機関回転速度NEに基づいて機関負荷率の要求値を把握し、この要求値に対応する吸気流量GAを目標値として設定し、エアフロメータによる吸気流量GAをこの目標値に近づけるべくスロットルバルブ45の開度を制御する。
また、噴射制御においては、エアフロメータによる吸気流量GAに対して混合気の空燃比A/Fが目標値となる噴射量QIを基本噴射量として設定し、この基本噴射量に対して別途の制御を通じて設定される補正噴射量を反映させたものを噴射量QIの最終値(以下、「噴射量の要求値QIT」とする。)として設定し、実際の噴射量QI(以下、「噴射量の実際値QIR」とする。)をこの要求値QITにすべくインジェクタ52の開弁態様を制御する。
また、燃圧制御においては、機関負荷率に基づいて目標の燃料圧力PI(以下、「燃料圧力の目標値PIT」とする。)を設定し、燃圧センサによる燃料圧力PI(以下、「燃料圧力の実際値PIR」とする。)をこの目標値PITに維持すべく高圧ポンプの吐出量を制御する。そして、この燃圧制御を通じて燃料圧力の実際値PIRがより低いものに変更された場合には、インジェクタ52の噴射量QIの最小値(以下、「最小噴射量QImin」とする。)及び最大値(以下、「最大噴射量QImax」とする。)がこれに応じてより小さな値に変更される。反対に、燃圧制御を通じて燃料圧力の実際値PIRがより高いものに変更された場合には、インジェクタ52の最小噴射量QImin及び最大噴射量QImaxがこれに応じてより大きな値に変更される。
また、空燃比制御においては、目標の空燃比A/F(以下、「空燃比の目標値AFT」とする。)と空燃比センサによる空燃比A/F(以下、「空燃比の実際値AFR」とする。)との乖離量及び乖離傾向に基づいて、空燃比の実際値AFRを目標値AFTに近づけるためのインジェクタ52の補正噴射量を設定する。
そして、換気制御においては、機関回転速度NE及びスロットル開度TAに基づいて要求されるPCV流量GB(以下、「PCV流量の要求値GBT」とする。)を設定する。また、実際のPCV流量GB(以下、「PCV流量の実際値GBR」とする。)がこの要求値GBTに維持されると見込まれるPCV開度TBを、PCV開度の要求値TBTとして設定し、実際のPCV開度TB(以下、「PCV開度の実際値TBR」とする。)をこの要求値TBTに維持すべくPCVバルブ63の開度を制御する。
なお、機関負荷率は、例えばそのときどきにおいて燃焼室31内に供給することのできる吸気量の最大値に対する実際の吸気量の割合、あるいはインジェクタ52の噴射量QIの最大値に対する噴射量QIの実際値(噴射量の要求値QIT)の割合を指標として把握することができる。
図2に示すように、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aには、上述したように、アクセルポジションセンサ71、バッテリコンピュータ78、車輪速センサ79、及びPCV開度センサ63bが電気的に接続され、各センサが検知した各種情報が電気信号として入力されるととともに、ドライバ63dを介してステップモータ63sが電気的に接続されている。
図2に示す構成では、ステップモータ63s、PCV開度センサ63b、及びPCVバルブ本体63eによってPCVバルブ63が構成されている。
このPCVバルブ63は、PCV流量GBを調整するとともに、第1換気通路61及びインテークマニホールド46を介してブローバイガスを燃焼室31内に還元して燃焼させるべく機能する。
PCVバルブ本体63eは、互いに組み付けられて同PCVバルブ本体63eのケーシングを構成するサブハウジング14及びメインハウジング15、並びに、該ケーシング内で変位可能とされ、先端部が段階的に縮径した形状をなす弁体11を含んで構成される。
PCVバルブ本体63eは、さらに、メインハウジング15の外周に嵌着されたシールリング13を備える。メインハウジング15は、その一端部の雌ねじが、サブハウジング14の他端部の雄ねじに締結されることで、サブハウジング14に組み付けられている。また、サブハウジング14の一端部(先端部)は、第1換気通路61と接続するためのパイプ継手を形成している。そして、PCVバルブ63は、メインハウジング15の他端部外周の雄ねじがヘッドカバー25に螺入されることでエンジン本体20に取り付けられている(図1参照)。
図2に示すPCVバルブ本体63eでは、メインハウジング15の内部には、弁体11を収容するとともに、同メインハウジング15の他端部側に開口する開口15aにて動弁室33側に連通する弁室15bが形成されている。また、サブハウジング14の内部には、弁室15bと連通するように中空部14aが貫通形成されている。また、該中空部14aには、圧縮スプリング12が、弁体11の先端部に対して接触可能に配設されている。そして、これら弁室15b及び中空部14aによって、ブローバイガスの通路が構成されている。また、サブハウジング14とメインハウジング15との間には、円環状をなす弁座11aが介設されている。そして、弁体11は、PCVバルブ63の軸線方向に沿って、弁室15b及び中空部14a内を通過しつつ、弁座11aに対して進退(変位)可能とされており、これにより弁座11aと弁体11との間の隙間の大きさ、即ち、PCV開度TBが変更されるようになっている。
また、ステップモータ63sは、図示しないラック・ピニオン機構を介して、気密状態で弁体11を弁室15b及び中空部14a内を変位させうるようにPCVバルブ本体63eに配設されている。
そして、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aは、前記した換気制御を実行すべく、PCV開度センサ63bが弁体11の現在位置を検知すると、その位置を、PCV流量の要求値GBTに基づいて設定したPCV開度の目標位置(要求値TBT)と比較し、該弁体11の現在位置(実際値TBR)が同目標位置に一致するように、前記ステップモータ63sにドライバ63dを介して位置指令信号を送出し、弁体11の位置決め制御を実行する。即ち、このように弁体11が位置決め制御されることでPCV開度TBが変更され、同PCV開度TBが、エンジン10の機関運転状態(機関回転速度NE及びスロットル開度TA)に要求されるバルブ開度としてのPCV開度の要求値TBTに設定される。そして、図2に示すように、この状態で、ブローバイガスが、動弁室33からPCVバルブ本体63eの弁室15b及び中空部14a、第1換気通路61、並びに吸気通路49を通って燃焼室31内に還元され、再度燃焼されるようになっている。
ところで、本実施形態におけるハイブリット車両においては、長時間停車していたり、エンジン10の運転が自動的に停止され、モータ80のみで駆動されたりするようになると、エンジン10の排気を浄化する触媒装置64a、詳しくは、同触媒装置64aに担持された排気浄化触媒の温度が低下し、同排気浄化触媒の活性温度を下回ることがある。その状態において、停止されていたエンジン10が自動的に始動されると、排気浄化触媒の温度が活性温度に達して排気を効果的に浄化できるまでに長時間を要し、排気性状の悪化を招くおそれがある。
そこで、本実施形態のブローバイガス還元装置60においては、エンジン10が始動したこと、及び、液温検知手段としての油温センサ74によって検知された油温が、気温検知手段としての吸気温センサ76により検知された吸気の温度(気温)を超えたことを条件として、吸気通路49にブローバイガスを強制的に還元すべく、PCVバルブ63を所定のバルブ開度TBで開放するように構成されている。
即ち、図1に示すように、燃焼室31で混合気及び燃焼ガスとして発生し、クランク室32内に侵入したブローバイガスが、連通室34及び動弁室33を通ってPCVバルブ63に至るまでに、オイルパン23に貯留されるとともに同ブローバイガスの温度よりも高いエンジンオイル23aに接触することで加熱されて気体温度が上昇する。そして、この加熱により、吸気よりも温度が上昇したブローバイガスが、PCVバルブ63及び第1換気通路61を通過して吸気通路49に還元されることで、エンジン10内に導入される吸気の温度が上昇するようになる。
本実施形態のハイブリッド車両用のブローバイガス還元装置60の動作について以下さらに詳細に説明する。本動作はエンジンECU70及びハイブリッドコントロールコンピュータ70aの協働によって実行される。
図3に示すように、ステップS1において、まず、エンジン10が始動したか否かが確認される。このエンジン10の始動には、車両の発進時(イグニッションオン時)のものと、一時停車後におけるものの両方が含まれる。そして、エンジン10の始動が認識された場合(YESの場合)には、ステップS2へ進むとともに、認識されない場合(NOの場合)には、待機状態を継続する(ステップS1)。
ステップS2では、触媒温度センサ75により検知された触媒装置64a(排気浄化触媒)の温度Tcatが、予め設定された所定の閾値温度Taと比較される。なお、この閾値温度Taは、触媒装置64aの温度が同閾値温度Taを下回ると、同触媒装置64aの排気浄化触媒に十分な排気浄化能力(触媒活性)が得られない温度として設定されたものである。そして、Tcat>Taと判断された場合(NOの場合)には、ステップS6に移行し、PCV流量の要求値GBTに基づいてPCVバルブ63のPCV開度TBが設定される通常のバルブ制御が実行される(ステップS6)。一方、Tcat<Taと判断された場合(YESの場合)には、ステップS3に進む(ステップS2)。
ステップS3では、油温センサ74によって検知された油温Toilと、吸気温センサ76により検知された吸気温度(吸入空気温度)Tbとの大小関係が判断される。そして、Toil<Tbと判断された場合(NOの場合)には、ステップS3aにおいて、ハイブリッドコントロールコンピュータ70aが当該時点での機関運転状態に基づいて、図4に示す、機関回転速度NE及びスロットル開度TA(又は機関負荷率)に対する吸気通路の圧力の関係を表すマップを参照することで、吸気通路49の圧力が取得(推定)される。なお、図4を参照して、スロットル開度TA(機関負荷率)が大きくなるにつれて、吸気通路の圧力が増加(燃焼室33に対する負圧が減少)している(ステップS3)。
そして、同ステップS3aでは、取得された吸気通路49の圧力に基づき、図5に示す、吸気通路の圧力とPCV流量の関係を示すマップを参照することで、PCV流量の要求値GBTAが推定(取得)される。なお、図5を参照して、吸気通路の圧力が大きくなるにつれ、PCV流量は一旦ピーク値をとり、その後圧力が0になるまで減少している。なお、このPCV流量の要求値GBTAは、燃焼室31において、その機関運転状態で発生するブローバイガスの発生量に略一致する値となる。
さらに、同ステップS3aにおいて、PCV流量の実際値GBRがこの要求値GBTAに維持されると見込まれるPCV開度TBAを、PCV開度の要求値TBTAとして設定し、PCV開度の実際値TBRをこの要求値TBTAに一致させるべくPCVバルブ63のバルブ開度が絞られる。この結果、吸気温度Tbが油温Toilより高い場合に、同吸気温度Tbより温度の低いブローバイガスが吸気通路49に多量に還元されることによる吸入空気の温度低下、及び、それに伴う触媒装置64aの温度低下が防止される(ステップS3a)。なお、PCV流量の要求値GBTに基づいてPCVバルブ63のPCV開度TBが設定される通常のバルブ制御によるバルブ開度(PCV開度TB)は、ブローバイガス由来のスラッジの堆積によるオイル劣化を防止するため、この場合のバルブ開度TBAよりも常時大きくなるように制御される(PCV開度TB>PCV開度TBA)。
一方、ステップS3で、Toil>Tbと判断された場合(YESの場合)には、ステップS4に進む。
そして、ステップS4では、PCV流量の実際値GBRが、その制御範囲の上限値GBTULに維持されると見込まれるPCV開度TBを、PCV開度の要求値TBTとして設定し、PCV開度の実際値TBRをこの要求値TBTに一致させるべくPCVバルブ63のバルブ開度TBが調整され、これにより、同PCVバルブ63が、前記所定のバルブ開度TBで開放される(ステップS4)。
続くステップS5では、ステップS2と同様に、排気浄化触媒の温度Tcatが、予め設定された所定の閾値温度Taと比較される。そして、Tcat>Taと判断された場合(YESの場合)には、ステップS6に移行し、PCV流量の要求値GBTに基づいてPCVバルブ63のPCV開度TBが設定される通常のバルブ制御が実行される。一方、Tcat<Taと判断された場合(NOの場合)には、ステップS3に戻り、油温センサ74によって検知された油温Toilと、吸気温センサ76により検知された吸気温度(吸入空気温度)Tbとの大小関係が再度判断される。
本実施形態のブローバイガス還元装置60によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)エンジンECU70及びハイブリッドコントロールコンピュータ70aは、エンジン10が始動したこと、及び、油温センサ74によって検知された油温が吸気温センサ76により検知された吸気温度を超えたことを条件として、吸気通路49にブローバイガスを強制的に還元すべく、PCVバルブ63を所定のPCV開度TBで開放するので、エンジン10内のエンジンオイル23aに接触して加熱されたブローバイガスが吸気通路49に還元されることで燃焼室31内に導入される吸気の温度が高められる。これにより、排気通路64を通過する排気の温度が上昇するので、同排気通路64に配設された触媒装置64a(排気浄化触媒)の温度上昇が促進され、排気性状の悪化が抑制される。
(2)触媒装置64aが十分な排気浄化能力が得られない所定の閾値温度Ta未満であるときにのみ、吸気通路49にブローバイガスを強制的に還元すべくPCVバルブ63が所定のPCV開度TBで開放される。このため、触媒装置64aに十分な排気浄化能力が得られている所定の閾値温度Ta以上では、PCVバルブ63が前記所定のPCV開度TBで開放されることがなく、これにより、過剰な量のブローバイガスの還元による空燃比A/Fの制御性の低下等の弊害をなくすことができる。
尚、上記実施形態は以下のように変形してもよい。
・上記実施形態では、本発明の実施形態に係るブローバイガス還元装置60をハイブリッド車両に適用したが、同ブローバイガス還元装置60は、内燃機関(エンジン)のみで車両走行用の動力を得ている通常のガソリンエンジン車両やディーゼル車両に適用することも勿論可能である。
・上記実施形態では、液温検知手段として、エンジン10におけるエンジンオイル23aの油温を検知する油温センサ74を用いた。しかしこれに限られず、同液温検知手段として、エンジン10の冷却水の水温を検知する冷却水温度センサを用いることも可能である。
これによれば、冷却水温度センサよって検知された水温が吸気温センサ76により検知された吸気温度を超えたことを条件として、吸気通路49にブローバイガスを強制的に還元すべく、PCVバルブ63が所定のPCV開度TBで開放されるので、シリンダブロック21の内部に冷却水が流れるエンジン10のシリンダ壁面に接触して加熱されたブローバイガスが吸気通路49に還元されることで燃焼室31内に導入される吸気の温度が高められる。これにより、排気通路64を通過する排気の温度が上昇するので、同排気通路64に配設された触媒装置64a(排気浄化触媒)の温度上昇が促進され、排気性状の悪化が抑制される。
・上記実施形態では、PCVバルブ63の開放が必要なときに、PCV流量の実際値GBRが、その制御範囲の上限値GBTULに維持されると見込まれるPCV開度TBを、PCV開度の要求値TBTとして設定し、PCV開度の実際値TBRをこの要求値TBTに一致させることで、PCVバルブ63をほぼ全開状態とした。しかしこれに限られず、PCV流量の実際値GBRが、その制御範囲の上限値GBTUL−ΔGBT[ΔGBT>0]に維持されると見込まれるPCV開度TBを、PCV開度の要求値TBTとして設定し、PCV開度の実際値TBRをこの要求値TBTに一致させることで、PCVバルブ63を全開状態から少し閉じた状態としてもよい。
・上記実施形態では、油温センサ74によってエンジンオイル23aの油温を直接検知し、検知結果をPCVバルブ63の制御に供するようにした。しかしこれに限られず、エンジン10の始動時の水温、クランクシャフトの回転数、又は機関負荷等の運転状態に基づき、エンジンECU70によってエンジンオイル23aの油温を推定することで、推定結果をPCVバルブ63の制御に供するようにすることも可能である。
・上記実施形態では、ステップS3で、油温Toil<吸気温度Tbと判断された場合(NOの場合)には、ステップS3aにおいて、PCV流量の要求値GBTに基づいてPCVバルブ63のPCV開度TBが設定される通常のバルブ制御よりもPCVバルブ63のバルブ開度(PCV開度TBA)を絞る制御を行なうようにした。しかしこれに限られず、図6に示すように、ステップS3で、油温Toil<吸気温度Tbと判断された場合(NOの場合)では、通常のバルブ制御を行なうべくステップS6に移行してもよい。この場合、吸気温度Tbよりも温度の低いブローバイガスが積極的に還元されることによる吸入空気の若干の温度低下がありうるものの、ブローバイガス由来のスラッジの堆積によるオイルの劣化については抑制される方向となる。
さらに、前記した実施形態および変形例より把握できる技術的思想について以下に記載する。
○前記電子制御装置は、前記触媒装置の温度を検知する触媒温度検知手段をさらに備え、前記触媒装置の温度が同触媒装置に十分な排気浄化能力が得られない所定の閾値温度未満であることを更なる条件として吸気通路に前記ブローバイガスを強制的に還元すべく、前記電子制御式PCVバルブを所定のバルブ開度で開放することを特徴とする請求項1に記載のブローバイガス還元装置。
同構成によれば、触媒装置が十分な排気浄化能力が得られない所定の閾値温度未満であるときにのみ、吸気通路にブローバイガスを強制的に還元すべく電子制御式PCVバルブが所定のPCV開度で開放される。このため、触媒装置に十分な排気浄化能力が得られている所定の閾値温度以上では、電子制御式PCVバルブが前記所定のPCV開度で開放されることがなく、これにより、過剰な量のブローバイガスの還元による空燃比A/Fの制御性の低下等の弊害をなくすことができる。
○前記電子制御装置は、前記内燃機関が始動した後、前記液温検知手段によって検知された油温又は水温が前記気温検知手段により検知された吸気温度を超えない場合には、当該時点での機関運転状態で要求されるブローバイガスの流量を推定するとともに、当該推定されたブローバイガスの流量が得られるように前記電子制御式PCVバルブのバルブ開度を設定するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のブローバイガス還元装置。
同構成によれば、PCV流量の要求値に基づいてPCVバルブのPCV開度が設定される通常のバルブ制御よりも、バルブ開度(PCV開度)が小さい状態で制御される(バルブ開度が絞られる)ので、吸気温度が油温より高い場合に、同吸気温度より温度の低いブローバイガスが吸気通路に積極的に還元されることによる吸入空気の温度低下、及び、それに伴う触媒装置の温度低下が防止されるようになる。
10…エンジン(内燃機関)、49…吸気通路、60…ブローバイガス還元装置、61…第1換気通路(PCV通路)、62…第2換気通路、63…電子制御式PCVバルブ、63b…PCV開度センサ、70…エンジンECU(電子制御装置)、70a…ハイブリッドコントロールコンピュータ(電子制御装置)、80…モータ。

Claims (1)

  1. 車両の内燃機関の吸気通路にブローバイガスを還元するPCV通路と、同車両に搭載された電子制御装置によってバルブ開度が制御されることで前記PCV通路を通過するブローバイガスの流量が調整される電子制御式PCVバルブとを有するブローバイガス還元装置において、
    前記内燃機関の排気通路に配設された触媒装置と、前記内燃機関におけるエンジンオイルの油温又は同内燃機関の冷却水の水温を検知する液温検知手段と、前記吸気通路を通過し、内燃機関内に導入される吸気の温度を検知する気温検知手段とをさらに備え、
    前記電子制御装置は、前記内燃機関が始動したこと、及び、前記液温検知手段によって検知された油温又は水温が前記気温検知手段により検知された吸気温度を超えたことを条件として、吸気通路に前記ブローバイガスを還元すべく、前記電子制御式PCVバルブを所定のバルブ開度で開放することを特徴とするブローバイガス還元装置。
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