JP2010184051A - 光干渉式距離計測装置 - Google Patents

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【課題】 ビート周波数のバラツキに関係なく、良好な測定結果が安定して得る。
【解決手段】 試料からの反射光を干渉光として受光素子で受光する干渉光学系と、受光素子から出力される受光信号を処理して距離情報を得る演算処理部と、を備える光干渉式距離計測装置において、前記演算処理部は、前記受光素子から出力された受光信号に含まれるビート成分の周波数を検出するビート周波数検出手段と、前記受光素子から出力された受光信号に含まれる必要な範囲の周波数を通過させるバンドパスフィルタであって、前記ビート周波数検出手段によって検出されるビート周波数に基づいて通過させる周波数帯域を変更可能なバンドパスフィルタと、を有し、前記バンドパスフィルタによって抽出された干渉信号に基づいて距離情報を求める。
【選択図】 図3

Description

本発明は、光干渉を用いて距離計測を行う光干渉式距離計測装置に関する。
測定光(例えば、レーザ光、低コヒーレント光、等)を試料(例えば、生体、精密部品)に照射し、その反射光を干渉光として受光素子にて検出することにより、距離計測を行う光干渉式距離計測装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この場合、光路長変更部材(例えば、参照ミラー)を移動させることによってドップラーシフトを発生させ、受光素子から出力される受光信号からビート成分を抽出することにより距離計測が行われる。
そして、従来においては、装置の仕様から予め求まるビート周波数を基準に所定のバンド幅を設定し、そのバンド幅が固定値として設定されたバンドパスフィルタを用いて,ビート成分が抽出されていた。
特開平2−297332号公報
しかしながら、従来の構成の場合、予め切り取るビート周波数が決まっている。このため、ミラーの移動速度の変動等によってビート周波数に変動が生じ、ビート周波数が上記固定値から外れると、ビート成分が取得できない場合があった。また、そのような変動を考慮してバンドパスフィルタのバンド幅を広げると、S/N比が悪くなる方向になるため、好ましいとは言えない。
本発明は、上記問題点を鑑み、ビート周波数のバラツキに関係なく、良好な測定結果が安定して得られる光干渉式距離計測装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) 測定光源と、該測定光源から出射された光の一部の光路長を変化させるために移動可能に配置された光路長変更部材と、受光素子と、を有し、前記測定光源から出射された光を試料に照射し、試料からの反射光を干渉光として前記受光素子で受光する干渉光学系と、前記受光素子から出力される受光信号を処理して距離情報を得る演算処理部と、
を備える光干渉式距離計測装置において、前記演算処理部は、
前記受光素子から出力された受光信号に含まれるビート成分の周波数を検出するビート周波数検出手段と、
前記受光素子から出力された受光信号に含まれる必要な範囲の周波数を通過させるバンドパスフィルタであって、前記ビート周波数検出手段によって検出されるビート周波数に基づいて通過させる周波数帯域を変更可能なバンドパスフィルタと、を有し、
前記バンドパスフィルタによって抽出された干渉信号に基づいて距離情報を求めることを特徴とする。
(2) (1)の光干渉式距離計測装置において、前記ビート周波数検出手段は、前記受光素子から出力される受光信号における周波数スペクトルを取得するスペクトル取得手段を有し、スペクトル取得手段によって取得される周波数スペクトルに基づいて前記ビート成分の周波数を検出することを特徴とする。
(3) (1)の光干渉式距離計測装置は、被検眼に向けて低コヒーレント光を照射し、被検眼からの反射光を干渉光として受光することにより被検眼の眼寸法を測定する眼寸法測定装置であることを特徴とする。
本発明によれば、ビート周波数のバラツキに関係なく、良好な測定結果が安定して得られる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係る光干渉式距離計測装置の光学系の概略構成図である。なお、以下の実施形態では、本発明を眼寸法測定装置に適用した場合について説明する。
被検眼角膜と被検眼眼底に測定光を照射するために配置された照射光学系10は、低コヒーレント光を出射する測定光源1(例えば、SLD)と、測定光源1から出射された光束を平行光束とするために配置されたコリメータレンズ3と、光源1から出射された光を分割するビームスプリッタ5と、ビームスプリッタ5の透過方向に配置された第1三角プリズム(コーナーキューブ)7と、ビームスプリッタ5の反射方向に配置された第2三角プリズム9と、偏光ブームスプリッタ11と、1/4波長板13と、を有する。
光源1から出射された光(直線偏光)は、コリメータレンズ3によってコリメートされた後、ビームスプリッタ5によって第1測定光(参照光)と第2測定光とに分割される。そして、分割された光は、三角プリズム7(第1測定光)及び三角プリズム9(第2測定光)によって反射されて各々折り返された後、ビームスプリッタ5によって合成される。そして、合成された光は、偏光ビームスプリッタ11によって反射され、1/4波長板13によって円偏光に変換された後、少なくとも被検眼角膜と眼底に照射される。このとき、測定光束は、被検者眼にて反射されると、1/2波長分位相が変換される。
照射光学系10によって照射された測定光による角膜反射光と眼底反射光による干渉光を受光するために配置された受光光学系20は、1/4波長板13と、偏光ビームスプリッタ11と、集光レンズ19と、受光素子21と、を有する。なお、受光素子21としては、例えば、受光感度の高いアバランシェ・フォト・ダイオード(APD)が用いられる。
光源1による角膜と眼底からの反射光は、1/4波長板13によって直線偏光に変換される。その後、偏光ビームスプリッタ11を透過した反射光は、集光レンズ19によって集光された後、受光素子21によって受光される。
なお、三角プリズム7は、光路長を変更させるための光路長変更部材として用いられ、駆動部71(例えば、モータ)の駆動によってビームスプリッタ5に対して移動される。また、プリズム7の駆動位置は、位置検出センサ72(例えば、ポテンショメータ、エンコーダ、等)によって検出される。
なお、以上の説明において、光路長変更部材は、光路分割部材によって分割される測定光路のいずれかに配置され、分割された測定光路間の光路差が調整されるように移動されればよい。具体的には、光路長変更部材及び光路分割部材は、図1のように照射光学系10の光路中に配置される他、受光光学系20の光路、又は照射光学系10と受光光学系20の共通光路に配置された構成であってもよい。
次に、本実施形態に係る装置の制御系について説明する。制御部80は、光源1、受光素子21、駆動部71、位置検出センサ72、メモリ85、信号処理部30、等が接続される。制御部80は、受光素子21から出力される受光信号を処理して被検眼の眼寸法(例えば、眼軸長)を得る演算処理部としての役割を有する。また、メモリ85には、求められた測定値などが記憶される。
ここで、制御部80は、受光素子21から出力される受光信号を処理するための信号処理部30を有する。信号処理部30には、A/D変換部38と、信号記憶部39と、分離部31と、バンドパスフィルタ32と、スペクトル検出部34と、ビート周波数検出部36と、が設けられている。A/D変換部38は、受光素子21から出力される受光信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するための構成である。信号記憶部39は、デジタル信号に変換された受光信号を記憶するための構成である。分離部31は、信号記憶部39から出力される信号を二分し、バンドパスフィルタ32とスペクトル検出部34とに送るための構成である。バンドパスフィルタ32は、受光素子21から出力される信号に含まれる必要な範囲の周波数を通過させ、不要な周波数成分(例えば、干渉光学系における定常ノイズ、もしくは回路上での電気的ノイズ)を除去するための構成である。スペクトル検出部34は、受光素子21から出力される信号を周波数スペクトルに変換するための構成である。ビート周波数検出部36は、スペクトル検出部34から出力される周波数スペクトルに基づいてビート周波数を検出するための構成である。なお、ビート周波数検出部36によって検出されたビート周波数は、バンドパスフィルタ32に入力され、通過させる周波数帯域の設定に用いられる。なお、上記信号処理部30に設けられた各構成は、各種電気回路(例えば、FPGA)によって形成可能である。
上記のような構成を備える装置の動作について説明する。被検者眼と装置とが所定の位置関係に置かれた後、制御部80によって光源1が点灯されると、照射光学系10によって測定光が被検眼に照射されると共に、測定光による被検眼からの反射光が受光光学系20の受光素子21に入射される。
また、制御部80は、駆動部71の駆動を制御し、第1三角プリズム7を移動させ、受光素子21によって干渉光が検出されたタイミングを元に、被検眼の眼軸長を算出する。
ここで、プリズム7が移動された状態で、プリズム7を介して角膜に照射された第1測定光の光路長と,プリズム9を介して眼底に照射された第2測定光の光路長と,が一致されたとき、光源1による角膜反射光と眼底反射光との干渉光が受光素子21に受光される。このとき、干渉光による干渉信号が信号処理部30を介して受光素子21から制御部80へと出力され、眼軸長値が算出される。
図2は、受光素子21から出力される受光信号I(t)をフーリエ解析したときの周波数スペクトルI(f)を示すグラフである。なお、受光信号I(t)は、プリズム7が初期位置から所定方向に移動されたときに、受光素子21から出力される受光信号の出力レベルの時間的な変化を表すものである。また、図2において、横軸が周波数f、縦軸がスペクトルの振幅であり、周波数スペクトルI(f)は、受光信号I(t)における周波数毎の振幅レベルを表す。ここで、周波数スペクトルI(f)におけるピークを示す周波数がビート周波数νdに相当する。ビート周波数νdは、受光信号I(t)に含まれるビート成分の周波数である。受光信号I(t)におけるビート成分は、第1測定光と第2測定光との干渉光のうねり(ビート)によるものであり、プリズム7の移動によって第1測定光の周波数が変化される(ドップラーシフト)ことによって生じる。この場合、ビート成分は、光路長の一致によって第1測定光と第2測定光との干渉光が生じたときに発生する。このため、受光信号I(t)におけるビート成分を抽出することにより、受光信号I(t)に含まれる干渉信号を抽出できる。
ここで、駆動部71によって移動されるプリズム7の移動速度をV、光源1から出射される低コヒーレント光の中心波長をλcとすると、ビート周波数νdは、νd=2V/λcとして表される。すなわち、プリズム7の移動速度Vの変化によって、ビート周波数νdが変化される(例えば、数kHz程度)。したがって、移動速度Vの変動によって受光信号に含まれるビート成分の周波数が,バンドパスフィルタ32によって抽出される周波数帯から外れてしまい、受光信号に含まれるビート成分が検出できない可能性がある。
以下に、受光素子21から出力される受光信号を処理して眼軸長値が算出されるまでの一連の流れについて図3のフローチャートを用いて説明する。信号処理部30は、受光信号I(t)における周波数スペクトルI(f)を取得し、その周波数スペクトルI(f)に基づいて各測定におけるビート周波数νdを検出する(図3のフローチャート参照)。そして、信号処理部30は、検出されたビート周波数Vdを中心とする周波数帯域における受光信号を抽出することにより、干渉光による干渉信号を抽出する。
より具体的には、図1に示すように、受光素子21から出力される受光信号は、A/D変換部38によってデジタル信号に変換された後、信号記憶部39によって一旦記憶される。そして、信号記憶部39から出力される信号は、分離部31によって二分され、バンドパスフィルタ32とスペクトル検出部34に入力される。
ここで、受光素子21から出力される受光信号I(t)が分離部31を介してスペクトル検出部34に入力されると、タイムドメインの信号である受光信号I(t)がフーリエドメインの信号である周波数スペクトル(スペクトル信号)I(f)に変換される。
次に、スペクトル検出部34から出力される検出信号がビート周波数検出部36に入力されると、周波数スペクトルI(f)の中でピークを示す周波数がビート周波数νdとして検出される。その後、ビート周波数検出部36から出力される検出信号は、バンドパスフィルタ32に入力される。
バンドパスフィルタ32は、ビート周波数検出部36から出力されたビート周波数νdに基づいて,通過させる周波数帯域を変更する。例えば、バンドパスフィルタ32は、ビート周波数νdを中心とするバンド幅fw(fwの値は予め設定が可能)を、バンドパスする周波数帯域として設定する(図3参照)。
上記のように周波数帯域の設定がなされたら、信号記憶部39に記憶された信号が再度出力される。この場合、ビート周波数νdを中心とするバンド幅fwに相当する周波数成分がバンドパスフィルタ32を通過され、干渉信号として制御部80に入力される。また、他の周波数成分は、バンドパスフィルタ32によって不要な周波数成分として除去される。
その後、制御部80は、周波数帯域の設定後に取得された干渉信号に基づいて眼軸長値を算出する。この場合、被検眼の眼軸長に対応する干渉信号が検出されたときのプリズム7の移動位置は、位置検出センサ72から出力される信号に基づいて検出可能である。したがって、眼軸長値は、例えば、所定の演算式又はテーブル表等を用いてプリズム7の移動位置と被検眼の眼軸長との関係を予め求めておくことにより算出できる。また、算出された眼軸長値は、装置に設けられた図示なきモニタ又はプリンタ等に出力できる。この場合、干渉信号が検出されたときの時間Tと眼軸長との関係を予め求めておくことによって眼軸長を算出するようにしてもよい。
以上示したように、上記構成においては、プリズム7の移動速度Vによって変動されるビート周波数νdが検出でき、バンドパスフィルタ32によって抽出される周波数帯域がビート周波数νdに応じて調整できる。したがって、プリズム7の移動速度Vにバラツキが生じても、安定かつ高S/N比の干渉信号を取得できる。
なお、上記構成においては、信号処理部30のようなハードウェア(回路構成)を用いたが、これに限るものではなく、ソフトウェアによる演算処理を用いて同様の処理が行われるようにしてもよい。例えば、制御部80は、受光素子21から出力される受光信号I(t)をフーリエ解析し、周波数スペクトルI(f)を取得する。そして、取得された周波数スペクトルI(f)を用いてビート周波数νdを検出する。そして、制御部80は、検出されたビート周波数νdに基づいて、ソフトウェアにて構築されたバンドパスフィルタによって抽出する周波数帯域を変更する。これにより、受光素子21から出力された受光信号I(t)において、ビート周波数Vdを中心とする周波数帯域における受光信号が干渉信号として抽出される。その後、制御部80は、抽出された干渉信号を用いて眼軸長を測定する。
なお、以上の説明においては、受光信号の周波数スペクトルを取得することによってビート周波数νdが検出される構成としたが、これに限るものではない。ビート周波数νdは、プリズム7の移動速度Vによって変化される。そこで、位置検出センサ72から出力される検出信号に基づいてプリズム7の移動速度Vを検出し、数式νd=2V/λcを用いて,ビート周波数νdを求めるような構成であってもよい。ただし、位置検出センサ72を用いる場合、位置検出センサ72による検出精度のバラツキが生じる可能性がある。したがって、ビート周波数νdの検出精度を考慮すると、上記のように周波数スペクトルを検出する方式の方がより好ましいと思われる。
また、上記説明においては、試料(サンプル)からの反射光同士(角膜反射光と眼底反射光)を干渉させる構成としたが、これに限るものではない。すなわち、光源から出射された光を分割するビームスプリッタ(光分割部材)と、サンプルアームと、レファレンスアームと、干渉光を受光するための受光素子と、を有し、サンプルアームを介して試料に照射された測定光とレファレンスアームからの参照光とによる干渉光を受光素子により受光する光干渉光学系を備える光干渉式距離測定装置であっても、本発明の適用は可能である。この場合、サンプルアーム及びレファレンスアームの少なくともいずれかに光路長変更部材が配置される。
なお、上記構成においては、光干渉式距離測定装置として、眼軸長測定装置を例にとって説明したが、これに限るものではない。すなわち、測定光源と、測定光源から出射された光の一部の光路長を変化させるために移動される光路長変更部材と、受光素子と、を有し、測定光源から出射された光を試料に向けて照射し、試料からの反射光を干渉光として受光素子にて受光する干渉光学系と、受光素子から出力される受光信号を処理して距離情報を得る演算処理部と、を備える装置であれば、本発明の適用が可能である。具体的には、干渉光学系に設けられた受光素子から出力される受光信号を処理して試料(例えば、圧電素子、ハードディスク、等)に対する距離を検出することによって、試料の変位量を求めるヘテロダイン方式の変位計が挙げられる。
本実施形態に係る光干渉式距離計測装置の光学系の概略構成図である。 受光素子21から出力される受光信号I(t)をフーリエ解析したときの周波数スペクトルI(f)を示すグラフである。 受光素子から出力される受光信号を処理して眼軸長値が算出されるまでの一連の流れについて示すフローチャートである。
1 測定光源
5 ビームスプリッタ
7 三角プリズム(光路長変更部材)
10 照射光学系
20 受光光学系
21 受光素子
30 信号処理部
32 バンドパスフィルタ
34 スペクトル検出部
36 ビート周波数検出部
80 制御部

Claims (3)

  1. 測定光源と、該測定光源から出射された光の一部の光路長を変化させるために移動可能に配置された光路長変更部材と、受光素子と、を有し、前記測定光源から出射された光を試料に照射し、試料からの反射光を干渉光として前記受光素子で受光する干渉光学系と、
    前記受光素子から出力される受光信号を処理して距離情報を得る演算処理部と、
    を備える光干渉式距離計測装置において、
    前記演算処理部は、
    前記受光素子から出力された受光信号に含まれるビート成分の周波数を検出するビート周波数検出手段と、
    前記受光素子から出力された受光信号に含まれる必要な範囲の周波数を通過させるバンドパスフィルタであって、前記ビート周波数検出手段によって検出されるビート周波数に基づいて通過させる周波数帯域を変更可能なバンドパスフィルタと、を有し、
    前記バンドパスフィルタによって抽出された干渉信号に基づいて距離情報を求めることを特徴とする光干渉式距離計測装置。
  2. 請求項1の光干渉式距離計測装置において、前記ビート周波数検出手段は、前記受光素子から出力される受光信号における周波数スペクトルを取得するスペクトル取得手段を有し、スペクトル取得手段によって取得される周波数スペクトルに基づいて前記ビート成分の周波数を検出することを特徴とする光干渉式距離計測装置。
  3. 請求項1の光干渉式距離計測装置は、被検眼に向けて低コヒーレント光を照射し、被検眼からの反射光を干渉光として受光することにより被検眼の眼寸法を測定する眼寸法測定装置であることを特徴とする光干渉式距離計測装置。
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