JP2010183534A - 記録再生装置 - Google Patents

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庸将 成田
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Abstract

【課題】 コンテンツの音声を中断せずに音声ガイダンスを出力することができる記録再生装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
記録再生装置1は、コンテンツを受信するデジタルチューナ10と、映像データを制御する映像制御部16と、音声データを制御する音声制御部22とを有する。更に、自装置が実行する動作内容を表示するためのガイダンス画面データと、各動作内容を音声出力するためのガイダンス音声データと、音声ガイダンスを行うか否かの設定を記憶するガイダンス情報記憶部24を有する。音声ガイダンスを行うと設定されている場合、映像制御部16にてガイダンス画面データをコンテンツ映像データと共に出力し、音声制御部22にてコンテンツ音声データの出力音量をガイダンス音声データよりも小さく出力するように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録再生装置に関する。
装置の操作方法について音声を出力してユーザに対してガイダンスを行う機能は、様々な種類の装置に適応されている。例えば、画像形成装置において、装置の状態に応じて必要な操作方法の音声ガイダンスを出力する技術が開示されている。この画像形成装置によると、音声ガイダンスを出力中に別の音声ガイダンスを出力する必要が生じた場合、出力中の音声ガイダンスを中断し、一定の無音期間を設けた後に、別の音声ガイダンスを出力する。従って、後から再生する音声ガイダンスが聞き取り易くなるものである(例えば特許文献1)。
特開2005−117205号
ところで、デジタル放送に対応した記録再生装置においては、複雑な操作が必要なものもある。従って、操作に不慣れなユーザに対して音声ガイダンスを行う必要が生じる。記録再生装置側でコンテンツ再生をする場合、記録再生装置の操作を記録再生装置で再生するガイダンスする音声が、記録再生装置で再生しているコンテンツの音声と重複する事態が生じ得る。そこで音声ガイダンスを聞き取りやすくするために、上述の技術を用いると、再生中のコンテンツの音声が中断されユーザにとって不都合となる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、コンテンツの音声を中断せずに音声ガイダンスを出力する記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る記録再生装置は、コンテンツのコンテンツ映像データとコンテンツ音声データとを抽出するデータ抽出部と、自装置が実行する動作内容を表示するためのガイダンス画面データと、各動作内容を音声出力するためのガイダンス音声データとを格納するガイダンス情報記憶部と、前記コンテンツ映像データと前記ガイダンス画面データとを出力する画面出力部と、前記コンテンツ音声データと前記ガイダンス音声データとを出力する音声出力部と、前記ガイダンス画面データにより表示される動作内容について、ガイダンス音声データを出力するか否かを設定する設定部と、前記設定部にて前記ガイダンス音声データを出力すると設定されている場合、前記ガイダンス音声データを前記音声出力部にて出力し、前記コンテンツ音声データの出力音量を前記ガイダンス音声データよりも小さく出力するように制御する音声制御部とを有することを特徴としている。
本発明によれば、コンテンツの音声を中断せずに音声ガイダンスを出力することができる。
本実施の形態における記録再生装置の機能ブロック図。 本実施の形態における音声ガイダンス設定の記憶状態を示す概念図。 本実施の形態におけるガイダンス画面の第1の例。 本実施の形態における音声ガイダンスの設定手順を示したフローチャート。 本実施の形態におけるガイダンス画面の第2の例。 本実施の形態における音声ガイダンスの切替手順を示したフローチャート。
以下、図1〜6を用いて、本発明の実施の形態について説明する。
図1を用いて、記録再生装置1の機能を説明する。図1は、記録再生装置1の機能ブロック図である。記録再生装置1は、デジタルチューナ10と、Stream DeMuxer11と、データ放送画面バッファ12と主映像バッファ13と、データ放送画面デコーダ部14と、主映像デコーダ部15と、映像制御部16と、映像バッファ17と、主音声バッファ18と、効果音バッファ19と、主音声デコーダ部20と、効果音デコーダ部21と、音声制御部22と、音声バッファ23と、ガイダンス情報記憶部24と、操作入力部25と、制御部26と、映像音声生成部27とを有する。
デジタルチューナ10は、デジタル放送局からデジタル放送のコンテンツを受信し、ユーザが選択したチャンネルのコンテンツをStream DeMuxer11へ入力する。
Stream DeMuxer11は入力されたコンテンツのデータを、各種のパケットに分離する。本実施の形態においては、コンテンツのデータを、主映像データと、データ放送画面データと、主音声データと、効果音データとに分離するとする。主映像データとは、コンテンツ本体の映像であり、映画やテレビ番組等である。データ放送画面データとは、デジタル放送に付随する画面の総称で、番組表やコンテンツに連動した内容の画面を指す。主音声データとは、主映像データと対応した音声データである。効果音データとは、データ放送画面データに連動する効果音を指し、番組表を表示する際やデータ放送画面を遷移する際に出力する音声のデータである。
データ放送画面バッファ12は、Stream DeMuxer11から入力されるデータ放送画面データを一時格納するための領域である。
主映像バッファ13は、Stream DeMuxer11から入力される主映像データを一時格納するための領域である。
データ放送画面デコーダ部14は、データ放送画面バッファ12に格納されたデータ放送画面データを出力するタイミングに応じて読み出し、順次復号化する。
主映像デコーダ部15は、主映像バッファ13に格納された主映像データを出力するタイミングに応じて読み出し、順次復号化する。
映像制御部16は、データ放送画面デコーダ部14及び主映像デコーダ部15にて復号化されたデータ放送画面データ及び主映像データを混合し、映像バッファ17へ出力する。またガイダンス画面を出力する際は、ガイダンス情報記憶部24から入力されるガイダンス画面データも混合し、同様に映像バッファ17へ出力する。
映像バッファ17は、映像制御部16で混合された映像データを一時格納し、出力するタイミングに応じて、外部接続される表示装置2等に出力する。表示装置2は、例えば液晶ディスプレイなど映像機器である。
主音声バッファ18は、Stream DeMuxer11から入力される主音声データを一時格納するための領域である。
効果音バッファ19は、Stream DeMuxer11から入力される効果音データを一時格納するための領域である。また、ガイダンス音声を出力する際は、ガイダンス情報記憶部24から入力されるガイダンス音声データを効果音データと共に同様の領域を使用し一時格納するための領域である。
主音声デコーダ部20は、主音声バッファ18に格納された主音声データを出力するタイミングに応じて読み出し、順次復号化する。
効果音デコーダ部21は、効果音バッファ19に格納された効果音データ及びガイダンス音声データを出力するタイミングに応じて読み出し、順次復号化する。
音声制御部22は、主音声デコーダ部20及び効果音デコーダ部21にて復号化された主音声データ及び効果音データ及びガイダンス音声データを入力される音声データの種類に応じて、Gain設定を行い、各音声データを調整された音量レベルで混合する。
Gain設定とは、音声制御部22に入力される各種の音声データの音量を設定するものである。本実施の形態においては、各種の音量データについて大音量レベル、通常レベル、小音量レベルを設定することができるものとする。これらの音量レベルはコンテンツ/ガイダンス音声として記録されているデータそのままの音量レベルの音量値を通常レベル(1倍)とし、その通常レベルの半分の音量値を小音量レベル、通常レベルの1.5倍の音量値を大音量レベルと設定する。
主音声データのみが入力された場合のGain設定は、主音声データの出力音量を通常レベルとするものである。主音声データ及び効果音データが入力された場合のGain設定は、それぞれの出力音量を通常レベルとするものである。主音声データ及びガイダンス音声データが入力された場合のGain設定は、主音声データの出力音量を小音量レベルとし、ガイダンス音声データの出力音量を大音量レベルとするものである。即ち、主音量データに対してガイダンス音声データの方が大きな音量で出力され、ガイダンス音声が聞き取りやすくなる。
音声バッファ23は、音声制御部22にて混合された音声データを一時格納して、出力するタイミングに応じて、外部接続される音声出力装置3等に出力する。音声出力装置3は、例えば液晶ディスプレイなど映像機器の音声出力やスピーカ等である。
ガイダンス情報記憶部24は、ガイダンス画面データ及びガイダンス音声データを格納する。また、ガイダンス情報記憶部24は、記録再生装置1の各動作についてガイダンス音声データを出力するか否かの設定を記憶する。この音声ガイダンス設定については後述する。
操作入力部25は、各種操作デバイスから操作信号を受信し、制御部26へ操作信号を入力する。各種操作機器とは、図示しないリモートコントローラでも良いし、記録再生装置1本体に設けたボタンでも良い。
制御部26は、操作入力部25から入力された操作信号を元に映像音声生成部27の制御を行う。例えば、操作入力部25からチャンネルの選択を行う操作信号が入力された場合、デジタルチューナ10にその選択したチャンネルを示す操作信号を入力する。また、ガイダンス音声データを出力すると選択を行う操作信号が入力された場合、ガイダンス情報記憶部24に対して、ガイダンス画像データ及びガイダンス音声データを出力するように操作信号を入力する。
映像音声生成部27は、デジタルチューナ10と、Stream DeMuxer11と、データ放送画面バッファ12と、主映像バッファ13と、データ放送画面デコーダ部14と、主映像デコーダ部15と、主音声バッファ18と、効果音バッファ19と、主音声デコーダ部20と、効果音デコーダ部21と、ガイダンス情報記憶部24とから構成される。デジタルチューナ10から受信したコンテンツデータと、ガイダンス情報記憶部24で記憶されているガイダンスに関するデータとに各種の処理を行い、映像音声データを生成する。映像音声生成部27に含まれる各機能ブロックは、制御部26にて制御される。
本実施の形態においては、記録再生装置1を以上のような構成としたが、受信したコンテンツを記憶するためのハードディスクメモリや、光ディスクを再生するためのドライブを有しても良い。
次に、本実施の形態における記録再生装置1の動作についての音声ガイダンスの設定を行う場合の各部の機能について説明する。音声ガイダンスの設定は、ガイダンス情報記憶部24にて記憶される。図2は、本実施の形態における音声ガイダンス設定の記憶状態を示す概念図である。左側の列に示す各動作項目に対応付けて、右側に音声ガイダンス設定が記憶されている。
左側の列に示した各動作項目について説明する。「番組表から録画予約する」という動作は、データ放送画面データに付随する番組表データを表示し、その番組表から録画を行うことを予約する動作である。「録画番組を見る」という動作は、記録再生装置1のメモリに録画した番組を視聴する動作である。「録画番組を消去する」という動作は、記録再生装置1のメモリに録画した番組を消去する動作である。「ダビングする」という動作は、記録再生装置1のメモリに録画した番組を光ディスク等にダビングする動作である。「DVDを再生する」という動作は、記録再生装置1のドライブに挿入されたDVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスクを再生する動作である。
右側の列に示した音声ガイダンス設定について説明する。音声ガイダンス設定の項目がONとは、左側の列に示した各動作内容について音声を出力してガイダンスを行うことを示している。即ち、ガイダンス画面データを映像制御部16に出力したり、ガイダンス音声データを効果音バッファ19に出力したりする。OFFとは、左側の列に示した各動作内容について音声を出力してガイダンスを行わないことを示している。図3の例においては、「番組表から録画予約する」及び「録画番組を消去する」という動作についてONになっているので、それらの動作については音声を出力してガイダンスを行う。
次に、音声ガイダンス設定を行うガイダンス画面31について説明する。ガイダンス情報記憶部24にて、図2に示したようにガイダンス設定されている場合に出力されるガイダンス画面を例にして説明する。図3は、本実施の形態におけるガイダンス画面31の第1の例を示したものである。ガイダンス画面31は、ガイダンス情報記憶部24に格納されたガイダンス画面データが出力されて表示装置2等に表示されるものである。図3に示すように、コンテンツ画面30の前面にガイダンス画面31が出力される。従って、ガイダンス画面31を表示している場合にも、コンテンツの視聴を続行することができる。
ガイダンス画面31には、左側に記録再生装置1の動作項目が列挙され、右側に各動作についてガイダンスを行うか否かを設定し、またその設定状態を表示するためのラジオボタン100〜104が設けられている。ガイダンス画面31に表示される動作項目は、図2に示したガイダンス情報記憶部24にて記憶されている動作項目と対応している。またラジオボタン100〜104の表示も、図2に示したガイダンス情報記憶部24にて記憶されている設定と対応している。即ち、ラジオボタンが選択された状態はONを示し、ラジオボタンが空白の状態はOFFを示している。
ラジオボタン100は、「番組表から録画予約する」動作について、音声を出力してガイダンスを行うか否かを設定し、現在はONと設定されている状態を示している。ラジオボタン101は、「録画番組を見る」動作について、音声を出力してガイダンスを行うか否かを設定し、現在はOFFと設定されている状態を示している。ラジオボタン102は、「録画番組を消去する」動作について、音声を出力してガイダンスを行うか否かを設定し、現在はONと設定されている状態を示している。ラジオボタン103は、「ダビングする」動作について、音声を出力してガイダンスを行うか否かを設定し、現在はOFFと設定されている状態を示している。ラジオボタン104は、「DVDを再生する」動作について、音声を出力してガイダンスを行うか否かを設定し、現在はOFFと設定されている状態を示している。
更に、ガイダンス画面31にはユーザが設定を行う項目を選択するためのカーソル32aが表示される。ユーザは上下左右を選択するボタンを押下することで項目を移動し、決定ボタンを押下することでカーソル32aの位置する項目の選択を決定する。選択することができる項目は、図面左列に示す記録再生装置1の動作を記述した項目と、図面右列に示す各動作についてのガイダンス設定のON/OFFを示すラジオボタン100〜104である。
ラジオボタンにカーソル32aの位置を合わせ、決定ボタンを押下すると、ON/OFFの設定を変更することができる。図3の例では、カーソル32aはラジオボタン102に位置していて、ここで決定ボタンを押下した場合、「録画番組を消去する」動作の音声ガイダンス設定がOFFに変更される。
次に、本実施の形態における記録再生装置1の動作についての音声ガイダンスの設定を行う場合の各部の動作について説明する。図4は、本実施の形態における音声ガイダンスの設定手順を示したフローチャートである。
まず、カーソル32aを移動させることによりラジオボタンが選択される(ステップS11)。次に、選択されたラジオボタン上で、決定キーが押下される(ステップS12)。
次に、ガイダンス情報記憶部24にて記憶されている、選択したラジオボタンの音声ガイダンスの設定がON状態であるか否かを判別する(ステップS13)。その結果、ON状態であると判別した場合(ステップS13のYes)、ガイダンス情報記憶部24における音声ガイダンス設定をOFF状態に変更する(ステップS14)。即ち、音声の出力を伴うガイダンスを行わないように設定する。次に、変更されたガイダンス情報記憶部24の記憶に基づいて、ガイダンス画面データを映像制御部16に出力する。即ち、ガイダンス画面におけるラジオボタンの表示を空白の状態に変更する(ステップS15)。
一方、ON状態でないと判別した場合(ステップS13のNo)、ガイダンス情報記憶部24における音声ガイダンス設定をON状態に変更する(ステップS16)。即ち、音声の出力を伴うガイダンスを行うように設定する。すると、変更されたガイダンス情報記憶部24の記憶に基づいて、ガイダンス画面データを映像制御部16に出力する。即ち、ガイダンス画面におけるラジオボタンの表示を選択された状態に変更する(ステップS17)。以上の手順により、音声ガイダンスの設定が完了する。
次に、本実施の形態における記録再生装置1の動作についての設定された音声ガイダンスを行う場合の各部の機能について説明する。図5は、本実施の形態におけるガイダンス画面の第2の例を示した図である。
ユーザがリモコン等を操作することで、カーソル32を移動する操作信号が操作入力部25に伝送され、その操作信号がガイダンス情報記憶部24に伝送される。ガイダンス情報記憶部24において選択された動作項目の音声ガイダンス設定がONであれば、ガイダンス情報記憶部24から動作項目に対応するガイダンス音声データが効果音バッファ19に出力され、音声出力装置3からガイダンス音声が出力されることになる。
図5の例において、カーソル32bは、「番組表から録画予約する」動作を示す項目に位置している。「番組表から録画予約する」動作は、ガイダンス情報記憶部24にてガイダンス設定がONとして記憶されているので、対応するガイダンス音声データが効果音バッファ19に出力される。即ち、選択した動作について音声を出力して説明するためのガイダンス音声データが、各種の処理を施され、音声出力装置3にて「番組表から録画予約します。決定ボタンを押してください。」というガイダンス音声が出力される。ガイダンス音声に従って、決定ボタンを押下した場合、番組表から録画予約する処理を行うための画面に遷移する。
次に、図5においてユーザがカーソル32bからカーソル32cの位置に移動させた場合、「録画番組を見る」動作を選択したことになる。するとその動作に対応した音声ガイダンスの設定をガイダンス情報記憶部24から読み出す。「録画番組を見る」動作は、ガイダンス情報記憶部24にてガイダンス設定がOFFとして記憶されているので、対応するガイダンス音声データを出力しない。即ち、カーソル32cへ移動させた場合、音声出力装置3から「録画番組を見る」動作についてのガイダンス音声は出力されない。
「番組表から録画予約する」動作についてのガイダンス音声が出力し終わる前に、カーソル32bからカーソル32cへの移動が行われた場合、「番組表から録画予約する」動作についてのガイダンス音声は中断される。
一方、図5においてユーザがカーソル32bからカーソル32dの位置に移動させた場合、「録画番組を消去する」動作を選択したことになる。「番組表から録画予約する」動作についてのガイダンス音声が出力し終わる前に、カーソル32bからカーソル32dへ移動が行われた場合、「番組表から録画予約する」動作についてのガイダンス音声は中断され、「録画番組を消去する」動作についてのガイダンス音声が替わりに出力される。
次に、本実施の形態における記録再生装置1の動作についての音声ガイダンスを行う場合の各部の動作について説明する。図6は、本実施の形態における音声ガイダンスの切替手順を示したフローチャートである。
まず、操作入力部25から入力されるキー操作にて動作項目が選択される(ステップS21)。次に、ガイダンス情報記憶部24の音声ガイダンス設定を読み出し、選択された動作項目の音声ガイダンス設定がON状態であるか否かを判別する(ステップS22)。
その結果、選択された動作項目の音声ガイダンス設定がON状態でないと判別した場合(ステップS22のNo)、この手順を終了する。即ち、OFF状態である場合には、ガイダンス音声を出力しない。一方、選択された動作項目の音声ガイダンス設定がON状態であると判別した場合(ステップS22のYes)、次に、選択した動作項目以外の動作についての音声ガイダンスを出力中であるか否かを判別する(ステップS23)。
その結果、選択した動作項目以外の動作についての音声ガイダンスを出力中であると判別した場合(ステップS23のYes)、その出力中の音声ガイダンスを停止する(ステップS24)。一方、選択した動作項目以外の動作についての音声ガイダンスを出力中でないと判別した場合(ステップS23のNo)、またステップS24を経た場合、次に主音声と音声ガイダンスのGain設定に変更する(ステップS25)。
次に、選択した動作項目の音声ガイダンスが終了したか否かを判別する(ステップS26)。その結果、選択した動作項目の音声ガイダンスが終了していないと判別した場合(ステップS26のNo)、終了したと判別するまで以後の処理は行わない。一方、選択した動作項目の音声ガイダンスが終了したと判別した場合(ステップS26のYes)、次に、主音声データのみのGain設定に戻す(ステップS27)。以上の手順により、動作項目を移動した場合のガイダンス音声の切替の動作が終了する。
本実施の形態によれば、コンテンツの主音声の音量と比べてガイダンス音声の音量を大きくすることで、記録再生装置1の動作に関して音声によるガイダンスを行うことが可能となる。主音声の音量を小さくすることで、主音声の再生出力を中断することがないので、コンテンツを視聴しているユーザにとって不都合なくガイダンス音声の利益を享受することができる。また記録再生装置1の動作項目ごとに、予め音声ガイダンスを行うか否かの設定を行うことで、音声ガイダンスを必要としない動作については音声ガイダンスが出力されないようにできる。従って、ユーザが既に理解している動作項目について、再びガイダンス音声が出力されることがなく煩雑さがない。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 記録再生装置
2 表示装置
3 音声出力装置
10 デジタルチューナ
11 Stream DeMuxer
12 データ放送画面バッファ
13 主映像バッファ
14 データ放送画面デコーダ部
15 主映像デコーダ部
15 映像制御部
17 映像バッファ
18 主音声バッファ
19 効果音バッファ
20 主音声デコーダ部
21 効果音デコーダ部
22 音声制御部
23 音声バッファ
24 ガイダンス情報記憶部
25 操作入力部
26 制御部
27 映像音声生成部
30 コンテンツ画面
31 ガイダンス画面
32a〜d カーソル
100〜104 ラジオボタン

Claims (6)

  1. コンテンツのコンテンツ映像データとコンテンツ音声データとを抽出するデータ抽出部と、
    自装置が実行する動作内容を表示するためのガイダンス画面データと、各動作内容を音声出力するためのガイダンス音声データとを格納するガイダンス情報記憶部と、
    前記コンテンツ映像データと前記ガイダンス画面データとを出力する画面出力部と、
    前記コンテンツ音声データと前記ガイダンス音声データとを出力する音声出力部と、
    前記ガイダンス画面データにより表示される動作内容について、ガイダンス音声データを出力するか否かを設定する設定部と、
    前記設定部にて前記ガイダンス音声データを出力すると設定されている場合、前記ガイダンス音声データを前記音声出力部にて出力し、前記コンテンツ音声データの出力音量を前記ガイダンス音声データよりも小さく出力するように制御する音声制御部を、
    有することを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記音量制御部は、前記ガイダンス音声データと、前記ガイダンス音声データよりも小さく出力するように調整された前記コンテンツ音声データとを、混合して出力することを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記ガイダンス情報記憶部は、前記設定部にて前記ガイダンス音声データを出力すると設定されている場合、前記音声制御部へ前記ガイダンス音声データを入力し、
    前記音声制御部は、入力される音声データ中に前記ガイダンス音声データが含まれるか否かを判別し、前記ガイダンス音声データが含まれないと判別した場合、前記音声出力部にて前記コンテンツ音声データを出力し、前記ガイダンス音声データが含まれると判別した場合には、前記音声出力部にて、前記ガイダンス音声データと、前記ガイダンス音声データの出力音量よりも出力音量を小さく制御された前記コンテンツ音声データとを出力することを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 前記音声制御部は、前記ガイダンス音声データの出力が終了したか否かを判別し、前記ガイダンス音声の出力が終了した場合、前記コンテンツ音声データの出力音量を前記ガイダンス音声データの出力前の出力音量に戻すことを特徴とする請求項3に記載の記録再生装置。
  5. 前記画像出力部にて出力される前記ガイダンス画面データに表示される動作内容から動作内容を選択する操作入力部を更に有し、
    前記操作入力部にて選択された動作内容について、前記設定部にて前記ガイダンス音声データを出力すると設定されている場合、選択された動作内容以外の動作内容についてガイダンス音声データを出力しているか否かを判別し、選択された動作内容以外の動作内容についてガイダンス音声データを出力している時には、前記ガイダンス音声データの出力を停止し、選択された動作内容のガイダンス音声データを出力することを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置。
  6. 前記画像出力部は、前記コンテンツ映像データの前面に前記ガイダンス画面データを表示するように出力することを特徴とする請求項5に記載の記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016151838A (ja) * 2015-02-17 2016-08-22 三菱電機株式会社 家電機器の音声ガイダンスシステム及びその方法

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