JP2010183315A - ファクシミリ装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

ファクシミリ装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 通信前情報通知サービスによる発信者名情報が通知されているかどうかに応じて、相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力しないように制御する仕組みを提供することを目的とする。
【解決手段】 モデム12が通信前情報通知サービスにより相手のファクシミリ装置から発信電話番号が通知されたのち、発信者電話番号がブラックリストに登録されていると判断した場合(S4)、着信を拒否する(S5)。一方、発信者電話番号がブラックリストに登録されていないと判断した場合、さらに、SOC部9がネームディスプレイ情報の通知があるかどうかを判断する(S6)。ここで、ネームディスプレイ情報が通知されていると判断した場合は、受信した画像データを記録し(S7)、ネームディスプレイ情報が通知されていないと判断した場合は、メモリ代行受信処理を行う(S9)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、相手先のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を実行するファクシミリ装置に関するものである。
従来、あらかじめ登録されている特定の電話番号からのファクシミリを着信あるいは受信あるいは印字拒否するファクシミリは存在していた。例えば、特許文献1には、発信電話番号通知サービスから通知される電話番号と自機に記憶されている電話番号を比較して、受信画像を印刷するか、受信画像を代行受信するかを切り替えることが記載されている。
特開2001−144924号公報
しかしながら、特許文献1の従来例では、受信画像を印刷させないために、ユーザは、印刷させたくない相手先の電話番号を操作パネル等から入力してあらかじめファクシミリ装置に登録する必要があった。つまり、ユーザは、受信拒否あるいは印刷拒否する相手先の電話番号をいわゆるブラックリストとしてあらかじめ登録しておかないと、印刷させたくない相手先からファクシミリ受信して最終的に画像出力されてしまう。
そのため、例えば、上述したような登録が行われていない初めての通信先から受信するファクシミリ画像は、たとえユーザが受信及び印刷を望まないものであったとしても、印刷されてしまうという問題があった。ここで、受信及び印刷を希望しない通信先からのファクシミリとは、例えば売り込み等を目的とした広告ファクシミリ等が一般的である。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、通信前情報通知サービスによる発信者名情報が通知されているかどうかに応じて、相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力しないように制御する仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のファクシミリ装置は以下に示す構成を備える。
相手先のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を実行する際に、通信前情報通知サービスによる電話番号情報と、発信者名情報との通知を受け取り可能なファクシミリ装置であって、前記電話番号情報の通知を受けた後、前記発信者名情報が通知されているかどうかを判別する判別手段と、前記判別手段が前記発信者名情報が通知されていると判別した場合、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力部で出力させ、前記判別手段が前記発信者名情報が通知されていないと判別した場合、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力しないよう制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、通信前情報通知サービスによる発信者名情報が通知されているかどうかに応じて、相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力しないように制御することができる。
ファクシミリ装置の一例を説明するブロック図である。 ファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示すファクシミリ装置における通信処理を説明する図である。 図1に示したネームディスプレイ情報の一例を示す図である。 ファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 ファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 メモリ部に記憶される情報の一例を示す図である。 ファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 メモリ部に記憶される情報の一例を示す図である。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示すファクシミリ装置を含むデータ通信システムの一例を説明するブロック図である。以下、ファクシミリ装置を含めた通信網全体でのデータ通信の流れについて説明する。また、本例に示すファクシミリ装置は、ナンバディスプレイ、ネームディスプレイを行う通信前情報通知サービスに対応している。なお、ファクシミリ装置は、複合装置の機能として提供される装置であっても、ファクシミリ専用機として構成される場合であっても本発明を適用可能である。また、情報処理装置のモデムを介して、ファクシミリ通信機能で、例えばファクシミリアプリケーションを実行して、ファクシミリ通信を行う機器であっても本発明を適用可能である。
さらに、ファクシミリ装置が備える記録部は、インクジェット方式で印刷するものや、電子写真方式で印刷するもの等、いずれの方式であっても構わない。
図1において、ファクシミリ装置1は、交換機2を介して、相手ファクシミリ装置3と公衆電話回線網(PSTN(Public Switched Telephone Networks))で、接続されている。
3は相手ファクシミリ装置で、公衆電話回線網に対して発呼4を行うと、交換機2は、本実施形態を示すファクシミリ装置1へ起動信号5を伝える。そして、極性反転CI検知回路6が交換機2から出力される起動信号5を情報受信端末起動信号7として受信すると、起動信号8をシステムオンチップ部(SOC部)9へ出力する。なお、SOC部9は、受信した画像データを出力部30に出力することで、給紙される記録紙に受信した画像データが印刷される。また、操作部31は、キー入力部と表示部を備え、ボタンを含むメニューを表示して、ユーザからの指示を受け付ける。また、表示部はキー入力部から入力された電話番号を表示したり、システム状態を表示する。
これにより、相手ファクシミリ装置3からの着信がシステム全体を制御するSOC部9へと伝えられる。ここで、SOC部9は、マイクロプロセッサ、チップセット、ビデオチップ、メモリなどの機能が1チップに集積されて構成される。SOC部9内のメモリには、ファクシミリ装置1を制御するための制御プログラムが記憶されており、マイクロプロセッサが当該制御プログラムを実行することで各部を制御する。
また、交換機2は、相手ファクシミリ装置3の電話番号とあらかじめ登録された発信者名に基づいて、ナンバディスプレイ情報10とネームディスプレイ情報11をファクシミリ装置1へと送信する。ファクシミリ装置1中のモデム12は、ナンバディスプレイ情報10に基づくナンバディスプレイ情報13を受け取り、電話番号情報としてナンバー情報14をSOC部9へと伝達する。また、ネームディスプレイ情報11に基づくネームディスプレイ情報15をネームディスプレイ情報16として、SOC部9へと伝達する。
相手ファクシミリ装置3からの送信ファクシミリデータ17は、画像データ18として交換機2を介して、画像データ19として、モデム12に出力される。そして、モデム12は、画像データ19に基づくファクシミリ受信信号20を復調して、画像データ21としてSOC部9へと転送する。
SOC部9は、ナンバー情報14及びネームディスプレイ情報16の情報を基に、メモリ22にメモリ代行受信データ23として格納するかどうかを決定する。SOC部9は、画像データ24をメモリ代行受信データ23としてメモリ22に格納する。ここで、画像データ24には、相手ファクシミリ装置3から着信した際に、発信者名情報が通知されない画像データが含まれるとともに、ファクシミリ装置1の用紙切れ等で画像データをメモリ代行受信する場合の画像データが含まれる。
このよう構成されたファクシミリ装置では、相手送信者の発信電話番号告知を検知し、告知があった場合は、発信者名情報が通知されているかかどうかを検知する。そして、発信者名情報が非通知であるとSOC部9が判断した場合は、ユーザの期待していない送信者からのファクシミリであると判断する。そして、SOC部9は、受信した画像データを出力部30で記録する代わりに、メモリで受信するメモリ代行受信制御を以下のように実行する。
図2は、本実施形態を示すファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ネームディスプレイ情報を伝えてくる送信者に対する処理例であって、ナンバディスプレイ情報、ネームディスプレイ情報を処理する例である。より具体的には、通信前に発信者電話番号と発信者名の情報を回線交換機から受け取り、フィルタリングをかける処理例である。なお、S1〜S10は、SOC部9が備えるマイクロプロセッサが制御プログラムをメモリにロードして実行することで実現する。
S1で、SOC部9は、着信処理が開始されると、相手ファクシミリ装置3からネームディスプレイ、ナンバディスプレイ情報が通知されるのを待機する。そして、S2で、SOC部9で、ナンバディスプレイ、すなわち発信者電話番号が通知されているかどうかを判断する。ここで、SOC部9は、ファクシミリ装置が受信するナンバディスプレイ情報を使用して、画像データを受信するか、しないかを決定するために、相手ファクシミリ装置3から発信者電話番号の通知有無を判断する。ここで、発信者電話番号が通知されていないとSOC部9が判断した場合は、S3へ進む。S3において、SOC部9は、予め設定されている内容に従って、相手ファクシミリ装置3からの着信を拒否あるいは、ファクシミリ受信を拒否する処理を実行して、S10に示す次の処理に移行する。
一方、S2においてナンバディスプレイ情報13があるとSOC部9が判断した場合に、S4で、通知されているナンバディスプレイ情報13がブラックリストに登録された電話番号かどうかをSOC部9が判断する。なお、本実施形態において、SOC部9による電話番号の一致の判断は、電話番号全ての一致、あるいは電話番号の一部の一致を判断するのいずれであってもよい。
なお、ブラックリストへの登録処理は説明しないが、操作部31が備えるキー入力部から直接入力された相手先の電話番号がSOC部9内のメモリ、あるいは、図示しないNVRAM等に記憶される。また、ブラックリストファイルをUSBIF又はLANIFに接続される情報処理装置から取得してSOC部9内のメモリ、あるいは、図示しないNVRAM等に記憶される構成であってもよい。
S4で、着信した相手先の電話番号がブラックリストに登録されているとSOC部9が判断した場合は、S5へ進み、着信した相手先からの着信を拒否する処理を実行して、S10に示す次の処理に移行する。ここで、着信した相手先の電話番号とは、送信元の電話番号に対応する。
一方、S4で、着信した相手先の電話番号がブラックリストに登録されていないとSOC部9が判断した場合は、代行受信処理を実行するためS6へ進む。
そして、S6で、SOC部9は、ネームディスプレイ情報16、すなわち、着信した相手先の機器から発信者名の通知があるかどうかを判別する。本実施形態では、このネームディスプレイ情報16があるかないかをSOC部9が判別することで、相手先からの画像データを受信するか、あるいは、グレーリストへ追加し、メモリで代行受信するかを決定する。ここで、メモリで代行受信する処理は、受信した画像データを記録部341による記録に代えて実行される処理である。
ここで、発信者名情報の通知があるとSOC部9が判断した場合は、S7で、ネームディスプレイ情報16、すなわち発信者名情報が交換機2から通知された場合に、着信したファクシミリ情報(画像データ)を受信して記録する処理を開始する。そして、S10に示す次の処理に移行する。
一方、S6で、ネームディスプレイ情報16が通知されてないとSOC部9が判断した場合は、S8へ進む。そして、S8で、ブラックリストには登録されていないが、ネームディスプレイ情報16が通知されていない電話番号をSOC部9が、例えばメモリ22で管理されるグレーリストに追加する。
このS8で、グレーリストに電話番号が登録されると、メモリ22でファクシミリ情報をメモリで代行受信はするが、直接記録部341を用いて記録紙へ記録はしないという制御を実行する。
このように本実施形態では、グレーリストに登録される電話番号は、SOC部9が管理するブラックリストに登録はされていないが、ブラックリストに登録されるべき電話番号に限りなく近いという電話番号として管理される。
次に、S9で、相手ファクシミリ装置3からの着信後、受信したファクシミリ受信データ(画像データ19に対応する)をメモリで代行受信して、メモリ22に記憶させる。なお、ノードAは、次の処理へのステップ先を示す。以下、図3を参照して、ファクシミリ装置1と交換機2との間のデータ通信処理を説明する。
図3は、本実施形態を示すファクシミリ装置における通信処理を説明する図である。以下、図3を参照して、本実施形態に関わるファクシミリ装置の通信前情報通知サービスについて説明を行う。なお、S11〜S16は交換機2からファクシミリ装置1に対するセッションに対応し、S21〜S24はファクシミリ装置1から交換機2に対するセッションに対応する。なお、セッションS24と、セッションS16は相互のセッション、つまり通信状態にあることを示す。
図3において、ファクシミリ装置1は、情報受信端末或いは情報送信端末として機能し、通信前情報を受けることのできる端末である。また、交換機2は、上述した通信前情報サービスに対応した交換機である。
S11で、交換機2からファクシミリ装置3へ出力されるL1,L2極性反転要求である。ここで、L1は電池に対応し、L2は起動信号に対応する。そして、S12で、交換機2からファクシミリ装置3へ情報受信端末を起動するための信号が出力される。ここで、情報受信端末を起動するための信号は、図1に示した受信端末を起動するための起動信号5に対応する。
次に、S21で、ファクシミリ装置1から交換機2に対して、一次応答信号を出力する。これにより、交換機2は直流ループを受信し、S13で、情報等すなわちモデム信号をファクシミリ装置1に送出する。
なお、ファクシミリ装置1は、S13に基づくモデム信号のうち、ネームディスプレイ情報とナンバディスプレイ情報を利用して、着信を拒否する処理と、メモリで代行受信する処理とを切り分ける制御を実行する。
その後、S22で、ファクシミリ装置1が交換機2へ受信完了信号を出力する。これにより、交換機2が受信完了信号を受信すると、S14で、交換機2は、呼び出し信号をファクシミリ装置1に送出する。このとき同時に、図示されていない発信側へ呼び出し音を送出する。
次に、S23で、ファクシミリ装置1は、交換機2に対して二次応答信号を出力する。交換機2がファクシミリ装置1からの二次応答信号、すなわち直流ループを受信すると、通信パスを形成する。その後、S15で、交換機2からファクシミリ装置1に対して、極性反転要求がファクシミリ装置1に通知され、S16、S24により、交換機2とファクシミリ装置1との間でデータ通信が開始される。
図4は、図1に示したネームディスプレイ情報15の一例を示す図である。なお、ネームディスプレイ情報15は、モデム12が交換機2から受信する情報である。
図4において、51は発信者名情報で、発信企業名あるいは氏名情報である。52は情報の内容長である。53は情報内容であり、図2に示したS6で、検知される。
本実施形態に示すファクシミリ装置1は、交換機2を介して、ナンバディスプレイ情報を相手ファクシミリ装置3から受信したとしても、さらに、ネームディスプレイ情報を受信するかどうかをSOC部9が判別する。ここで、ファクシミリ装置1が、接続した相手ファクシミリ装置3からネームディスプレイ情報を受信していないと判別した場合は、接続中の相手ファクシミリ装置3から受信した画像データをメモリ22で代行受信する。これにより、ネームディスプレイ情報を通知していない相手ファクシミリ装置3から画像データを受信しても、直接出力部30で記録しないように制御される。
したがって、例えば商品広告や商品売り込みに関するユーザが必要としていない情報を提供したい業者が所有するファクシミリ装置から不特定のファクシミリ装置に送信する処理を実行したとしても、記録実行を制限できる。これにより、ナンバディスプレイ機能で受信処理が開始されても、ユーザが必要としない情報を受信して、ファクシミリ装置で無駄に記録することを防止できる。
ここまで、ナンバディスプレイ情報を通知して着信したが、ネームディスプレイ情報が通知していない相手ファクシミリ装置から受信した画像データを記録せずに、メモリで代行受信する場合について説明した。
次に、ユーザからの指示に応じてメモリで代行受信した画像データを記録する処理について説明する。
なお、メモリで代行受信した画像データを記録する際に、メモリに代行受信した画像データの相手先となる通知されたナンバディスプレイ情報を、ユーザの指示を受けるタイミングでユーザに対して通知するように構成してもよい。ここで、ユーザに対する通知は、SOC部9が操作部31の表示部を用いて行う。そして、表示部に対する通知後、ユーザがキー入力部を用いて入力する指示に従い、そのナンバディスプレイ情報に対応する電話番号と同じ電話番号を再度通知してきた場合に、ユーザが着信を拒否したり、着信を許可したりできるように制御してもよい。以下、その実施形態について説明する。
図5は、本実施形態を示すファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、なお、S51〜S60は、SOC部9が備えるマイクロプロセッサがメモリに記憶された制御プログラムを実行することで実現する。また、本処理は、図2に示したS9以降に引き続き実行される例を示す。
ファクシミリ装置のSOC部9の判断により、メモリに代行受信された画像データは、ユーザからの指示があるまでメモリ22等に記憶されている。そこで、図2に示したS9以降に続き、ノード9A以降のS51の処理を開始する。
そして、S51で、SOC部9は、メモリで代行受信したデータのある旨と、送信者であるネームディスプレイ情報を非告知のユーザの電話番号を、ファクシミリ装置1の操作部31の表示部に表示する。
次に、S52で、操作部30の表示部に表示された電話番号のメモリで代行受信データを出力部30で記録することを許可しているかどうかをSOC部9が判断する。ユーザは、操作部3の表示部に表示される記録実行の可否を問い合わせに対して記録を実行する場合、図示しないスタートボタンを押下する。一方、記録を拒否する場合は、ユーザがキャンセルボタンを押下する。このようにユーザは、メモリで代行受信した画像データに対する対処として、記録処理と消去処理とのいずれかの処理を適切なタイミングで決定することができる。
なお、意図していないユーザにより勝手にメモリに蓄積したメモリ代行データが削除されたり、記録されたりしてしまうことを防止するため、S52を実行する際にSOC部9が上記ユーザを認証する処理を加えてもよい。
なお、メモリに蓄積されている削除すべきメモリ代行受信データが複数ページから構成される場合に、追って送信者を特定するための情報として管理したい場合がある。例えば受信した内容を証拠として利用した場合等がある。そこで、受信ページのファーストページを指定されたサーバや、ユーザが使用する機器に通知する機能を備えてもよい。
S52で、ユーザがメモリ代行データの記録を許可していないとSOC部9が判断した場合、すなわち、上記キャンセルボタンが押下されていると判断した場合は、S53へ進む。
そして、S53で、ファクシミリ装置1がメモリ代行受信してメモリ22に記憶しているメモリ代行受信データ23を消去する。これにより、ユーザが期待していないファクシミリ、例えばユーザが期待していない業者からの広告のファクシミリである等の場合、メモリに蓄積されたメモリ代行受信データを確実に消去できる。
次に、S55で、ユーザがメモリ代行受信データを消去した送信者の電話番号を、次回から着信拒否あるいはファクシミリ受信拒否する電話番号リストに登録するかどうかをSOC部9が判断する。より具体的には、SOC部9が操作部31の表示部に表示されるユーザインタフェースに対する応答に基づいて判断する。ここで、ファクシミリ受信拒否する電話番号リストを、ブラックリストと呼ぶ。これに対して、ファクシミリ受信許可する電話番号リストをホワイトリストと呼ぶ。なお、それぞれのリストは、SOC部9によりメモリ22に記憶されて管理される。また、メモリ22は、不揮発性のメモリで構成されるため、ファクシミリ装置1の電源がON状態からOFF状態に遷移しても消去されることはないように制御している。
ここで、ユーザがブラックリストにメモリ代行受信データを消去した送信者の電話番号を登録するとSOC部9が判断した場合は、S55へ進み、それ以外は、S56以降の次の処理へ移行する。
そして、S55で、SOC部9は、ユーザの指示に従い、メモリ代行受信データを消去した送信者の電話番号をメモリ22上で管理される送信者のブラックリストに追加登録して、S56に示す次の処理に移行する。
一方、S52で、ユーザがメモリ22に蓄積されたメモリ代行受信データ23の記録を許可しているとSOC部9が判断した場合、S57へ進む。そして、S57で、メモリ22に記憶されているメモリ代行受信データ23を出力部30へ出力して記録を行う。
以下、S58以降で、ブラックリストとは別に、ホワイトリストという印字許可する電話番号のリストをファクシミリ装置1がメモリ22で管理している場合の処理を説明する。なお、S58,S59は、常に実行させる構成としてもよいし、オプション(図中の破線で示すステップ)として実行させるように構成してもよい。
次に、メモリ代行受信データ23を記録することが許可された送信者電話番号を、ホワイトリストに加えるかどうかをユーザに問い合わせる。具体的には、操作部31の表示部に、記録実行が選択されたメモリ代行受信データに対する送信者電話番号をホワイトリストに追加登録する指示を行うユーザインタフェースを表示する。ここで、S58で、ユーザが当該ユーザインタフェースで、ホワイトリストに追加登録する指示を行っているかどうかをSOC部9が判断する。
ここで、ホワイトリストに追加登録するための指示をユーザが選択しているとSOC部9が判断した場合は、S59へ進む。そして、S59で、メモリ22に確保されるホワイトリストに記録実行が選択されたメモリ代行受信データに対する送信者電話番号を追加登録して、S60に示す次処理へ以降する。
一方、S58で、メモリ代行受信データに対する送信者電話番号をホワイトリストに追加登録する指示を選択していないとSOC部9が判断した場合は、S60に示す次の処理に移行する。
本実施形態では、ファクシミリ装置1がブラックリストに登録された電話番号からの着信あるいは、受信拒否するモードを備える。さらに、ファクシミリ装置1がホワイトリストに登録された電話番号からの着信あるいは受信のみ許可するモードの異なる2つのモードを備える場合を説明した。
これにより、ユーザは、メモリで代行受信した画像データの送信先となる電話番号を、以後受信を拒否するブラックリストへ追加するか、以後受信を許可するホワイトリストに追加するかのいずれかを選択できる。
したがって、ユーザは、メモリ22で代行受信されている画像データの記録結果を見てから、メモリ22に蓄積されている代行受信した画像データの送信先となる電話番号の処理を決定することが可能となる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、発信者名情報の通知がない場合にはメモリ代行受信を行う例について説明した。これに対して、第2実施形態では、発信者名情報の通知がない場合であっても、ユーザがあらかじめ設定した条件に相手電話番号の全部又は一部が一致した場合、受信を拒否する或いは受信して記録する例について説明する。
図6は、本実施形態を示すファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ユーザがあらかじめ設定した条件に相手電話番号が一致した場合、フィルタリングをかける処理例である。なお、なお、S61〜S74は、SOC部9が備えるマイクロプロセッサが制御プログラムをメモリにロードして実行することで実現する。
なお、本処理では、メモリ22で代行受信した画像データの記録又はブラックリストやホワイトリストへの送信者電話番号の追加を決定するための条件が図示しないメモリ22に記憶されている。ここで、ブラックリストやホワイトリストへの送信者電話番号の追加を決定するための条件は、ユーザが操作部31のキー入力部を用いて設定、或いは情報処理装置から取得して設定することが可能に構成されている。なお、同様の条件を図示しない情報処理装置から取得してメモリ部に記憶されていてもよい。以下、あらかじめユーザが設定した条件に基づいて、相手ファクシミリ装置3からの着信あるいは受信拒否したり、あるいは許可したりする処理、または、ブラックリスト又はホワイトリストに電話番号を追加する処理を動的に行う例を説明する。
S61で、ナンバディスプレイ、ネームディスプレイ受信処理を開始する。次に、S62で、ナンバディスプレイ情報の通知が有るかどうかをSOC部9が判断する。ここで、ナンバディスプレイ情報の通知がないとSOC部9が判断した場合は、S63へ進む。そして、S63で、SOC部9は、予め設定されている内容に従って、ナンバディスプレイ情報が通知されてきていない相手ファクシミリ装置3からの着信を許可或いは拒否する処理を行い、S74に示す次の処理に移行する。
一方、S62で、ナンバディスプレイ情報の通知があるとSOC部9が判断した場合は、S64へ進む。そして、S64で、ナンバディスプレイ情報に基づく電話番号が上述したメモリ22で管理されるブラックリストに記載された電話番号に登録されているかどうかをSOC部9が判断する。ここで、電話番号に登録されているとSOC部9が判断した場合は、S65へ進み、SOC部9は、ブラックリストに記載された電話番号と判断された電話番号からの着信を拒否する処理を実行して、S74に示す次の処理に移行する。
一方、S64で、メモリ22で管理されるブラックリストに記載された電話番号に登録されていないと判断した場合は、S66へ進む。そして、S66で、着信した相手ファクシミリ装置3からネームディスプレイ情報の通知があるかどうかをSOC部9が判断する。ここで、ネームディスプレイ情報の通知があるとSOC部9が判断した場合は、S67へ進む。
そして、S67で、ネームディスプレイ情報の通知がなされた着信に基づく画像データを受信する処理を開始して、S74に示す次の処理に移行する。
一方、S66で、着信した相手ファクシミリ装置3からネームディスプレイ情報の通知がないと判断した場合は、S68へ進む。そして、S68で、あらかじめユーザが登録した拒否条件に、着信した相手ファクシミリ装置3からの電話番号が一致しているかどうかをSOC部9が判断する。ここで、ユーザが登録した着信を拒否するための拒否条件に、当該電話番号が一致しているとSOC部9が判断した場合は、S69へ進む。そして、S69で、SOC部9は、着信している相手ファクシミリ装置3からの着信を拒否する処理を行い、当該通知された電話番号をメモリ22で管理されるブラックリストへ通知されている電話番号を自動的に追加登録する。そして、S74に示す次の処理に移行する。
ここでは、拒否条件として、電話番号の一部、例えば「03−5***−****」としているが、*は0〜9のいずれの番号に対応していてもよいことを示している。
一方、S68で、ユーザが設定している登録した着信を拒否するための拒否条件に通知された電話番号が一致していないとSOC部9が判断した場合は、S70へ進む。
そして、S70で、相手ファクシミリ装置3から通知されている電話番号が、あらかじめユーザがメモリ22に登録している記録を許可するための記録条件に一致しているかどうかをSOC部9が判断する。ここで、相手ファクシミリ装置3から通知されている電話番号が、あらかじめユーザがメモリ22に登録している記録を許可するための記録条件に一致しているとSOC部9が判断した場合は、記録制御ステップに対応するS71へ進む。そして、S71で、相手ファクシミリ装置3から受信した画像データを出力部30で記録して、メモリ22で管理されているホワイトリストへ通知されている電話番号を追加登録する処理を実行する。そして、S74に示す次の処理に移行する。ここでは、記録条件として、「03−390*−****」としているが、*は0〜9のいずれの番号に対応していてもよいことを示している。
一方、S70で、相手ファクシミリ装置3から通知されている電話番号が、あらかじめユーザがメモリ22に登録している記録を許可するための記録条件に一致していないとSOC部9が判断した場合は、S72へ進む。
そして、S72で、SOC部9は、メモリ22で管理されているグレーリストへ、通知された電話番号をメモリ22上に自動的に登録する。
そして、S73で、通知された電話番号がユーザにより設定された拒否条件又は記録条件に一致しなかった場合に、着信した画像データをメモリ22で代行受信する処理を行う。
なお、S70において、記録を許可するとあらかじめ設定されている電話番号全体、又は、一部等が一致するかを判別して、メモリで代行受信する制御を実行してもよい。このS70の判断は、本実施形態において、第1の判断処理に対応する。さらに、S70の処理において、記録条件として記録を拒否するとあらかじめ設定されている電話番号全体、又は、一部等が一致するかを判別して、メモリで代行受信する制御を実行してもよい。このS70の判断は、本実施形態において、第2の判断処理に対応する。また、電話番号の全体一致、一部一致のいずれを記録条件とするかは、操作部31のキー入力部からの設定で選択できるように構成してもよい。また、ログイン処理を伴う場合には、ユーザ毎に、電話番号の全体一致、一部一致のいずれを記録条件として登録できるように構成してもよい。
図7は、メモリ22に記憶される情報の一例を示す図である。図7において、81、82は条件リストで、条件リスト81は、ホワイトリスト追加条件リストに対応し、例えば03−390*−XXXXで始まる電話番号(1)が登録された状態に対応する。ここで、条件リスト81は、着信した番号からのファクシミリ情報を記録する記録条件に対応する。また、条件リスト82は、ブラックリスト追加条件リストで、例えば03−5XXX−XXXXで始まる電話番号(1)が登録された状態に対応する。ここで、条件リスト82は、着信を拒否する条件に対応する。
なお、条件リスト81は、図6に示したS70で判断されるホワイトリスト追加条件リストの一例である。条件リスト82は、図6に示したS68の判断条件であるブラックリスト追加条件リストの一例である。
83はブラックリストで、電話番号、発信者名情報等を通知してこないため、着信拒否されて電話番号が登録されている。84はホワイトリストで、図6に示したS71で自動判定された電話番号あるいは図5に示したS59でユーザにより追加承認された電話番号が登録されている。85はグレーリストで、図6に示したS72で自動判定された電話番号あるいは図2に示したS8で発信者名が通知された電話番号が登録されている。
なお、グレーリスト85は、限りなくブラックリストに登録すべきと予想される、ユーザに取って疑わしい電話番号が登録される。なお、ユーザからの指示で、各リストに登録された内容全て、あるいは、ユーザが選択したリストを出力部30から自動的に、あるいは、ユーザからの記録要求で記録できるように構成してもよい。その際、着信した度数や日時を含めて、ユーザがブラックリストに登録すべき電話番号を特定できるようにしてもよい。
これにより、ユーザがあらかじめ設定した条件がメモリ22に登録される。以後、図7に示した、条件リスト81に設定されている条件と、図3に示したS13でファクシミリ装置1にモデム信号として通知される相手発信電話番号を、SOC部9が図6に示したS70で比較する。そして、SOC部9がその一部が合致していると判断した場合は、図6に示したS71で、受信した画像データを出力部30で自動的に記録することができる。
また、ユーザがあらかじめ設定して図7に示した条件リスト82に設定された条件と、図3に示したS13でファクシミリ装置1に通知される相手発信電話番号とが一致しているかどうかをSOC部9が判断する。そして、S68で一致しているとSOCが判断した場合は、図6に示したS69で、着信した相手ファクシミリ装置3から受信した画像データの記録を自動的に拒否することができる。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、発信者名情報が通知されてきた場合は、受信した画像データを出力部30で記録する例について説明した。しかしながら、発信者名情報が通知されてきた場合であっても、発信者名の一部が、ユーザがあらかじめ設定した所定の条件に一致している場合は、受信した画像データを記録しない構成或いはメモリ代行受信する構成としてもよい。以下、その実施形態について説明する。
図8は、本実施形態を示すファクシミリ装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ユーザがあらかじめ設定した条件に相手発信者名の一部が合致した場合、受信した画像データを記録あるいはメモリ代行受信する処理例である。なお、S91〜S96は、SOC部9が備えるマイクロプロセッサが制御プログラムをメモリにロードして実行することで実現する。以下、本実施形態のファクシミリ装置における第3の判断処理を含むデータ受信処理について詳述する。
図9は、メモリ22に記憶される情報の一例を示す図である。本例は、相手発信者名の一部が合致するかどうかを判断するための判断条件がメモリ22に蓄積された状態に対応する。
図9において、101は条件リストで、ユーザがブラックリスト追加条件リストとして、”AAA“というテキストがメモリ22に登録された状態に対応する。102は条件リストで、ユーザがグレーリスト追加条件リストとして、”BBB“というテキストがメモリ22に登録された状態に対応する。
103ブラックリストで、着信を拒否すべき電話番号が登録される。104はホワイトリストで、着信を許可して記録すべき電話番号が登録される。105はグレーリストで、着信を許可してメモリ代行受信すべき電話番号が登録される。
まず、S91で、SOC部9は、着信により相手ファクシミリ装置3から通知されるネームディスプレイ情報を、交換機2を介して取得する。そして、S92で、取得したネームディスプレイ情報に、ユーザがあらかじめ登録したブラックリストへの条件(文字列に対応するAAA)が存在するかどうかをSOC部9が判断する。ここで、ユーザがあらかじめ登録したブラックリストへの条件(文字列に対応するAAAは、着信拒否条件として機能する)が存在するとSOC部9が判断した場合は、S93へ進む。
そして、S93で、相手ファクシミリ装置3からの着信を拒否する処理を実行して、S96に示す次の処理に移行する。
一方、S92で、取得したネームディスプレイ情報に、ユーザがあらかじめ登録したブラックリストへの条件が存在しないと判断した場合は、S94へ進む。そして、S94で、相手ファクシミリ装置3からの着信で通知されるネームディスプレイ情報にユーザがあらかじめ定めたグレーリスト条件(文字列に対応するBBB)に合致する情報があるかどうかをSOC部9が判断する。ここで、ネームディスプレイ情報にあらかじめ決められたメモリ代行受信条件があると判断した場合は、S95へ進む。
そして、S95で、相手ファクシミリ装置3から受信する画像データをメモリ22で代行受信する処理を開始して、S96に示す次の処理に移行する。
一方、S94で、ネームディスプレイ情報にユーザがあらかじめ定めたグレーリスト条件に合致する情報(文字列BBBに対応する)がないとSOC部9が判断した場合は、S96へ進み、次の処理へ移行する。
以上説明した第1乃至第3の実施形態によれば、ファクシミリ装置は、ナンバディスプレイ情報を通知している場合に、ネームディスプレイ情報を伝えない送信者を、受信ユーザの期待していない送信者である可能性が高いと判断する。そして、ネームディスプレイ情報を伝えない送信者から受信した画像データを記録することなくメモリ代行受信する。
これにより、無駄なファクシミリ受信した画像データを記録してしまうことを制限できる。したがって、ユーザは、記録紙や、トナー、あるいは、インクを節約するとともに、記録処理に要する電力消費を抑えて、エネルギーの無駄を節減できる。
なお、上述の説明では、ファクシミリ装置に備えられた出力部30において、受信した画像データを記録媒体上に印刷する例について説明したが、受信した画像データを出力するものであれば他の態様であっても構わない。例えば、記録部による画像データの印刷出力に代えて、ネットワークを介して画像データを送信出力するような構成であっても構わない。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
1 ファクシミリ装置
2 交換機

Claims (8)

  1. 相手先のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を実行する際に、通信前情報通知サービスによる電話番号情報と、発信者名情報との通知を受け取り可能なファクシミリ装置であって、
    前記電話番号情報の通知を受けた後、前記発信者名情報が通知されているかどうかを判別する判別手段と、
    前記判別手段が、前記発信者名情報が通知されていると判別した場合、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力部で出力させ、前記判別手段が、前記発信者名情報が通知されていないと判別した場合、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力しないよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記相手先のファクシミリ装置から受信した画像データを記憶する記憶手段を更に備え、
    前記判別手段が、前記発信者名情報が通知されていないと判別した場合、前記制御手段は、前記相手先のファクシミリ装置から受信した画像データを前記記憶手段に記憶させるとともに、ユーザにより当該記憶された画像データの出力が指示されたことに応じて、当該記憶された画像データを前記出力部で出力させることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 前記通知された電話番号情報が所定の条件に合致するか否かを判断する第1の判断手段を更に備え、
    前記判別手段が、前記発信者名情報が通知されていないと判別した場合であっても、前記第1の判断手段が、前記通知された電話番号情報が所定の条件に合致すると判断した場合は、前記制御手段は、前記相手先のファクシミリ装置から受信した画像データの前記記憶手段への記憶を行わせないことを特徴とする請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 前記通知された電話番号情報が所定の条件に合致するか否かを判断する第2の判断手段を更に備え、
    前記判別手段が、前記発信者名情報が通知されていないと判別した場合であっても、前記第2の判断手段が、前記通知された電話番号情報が所定の条件に合致すると判断した場合は、前記制御手段は、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力部で出力させることを特徴とする請求項1または2記載のファクシミリ装置。
  5. 前記通知された発信者名情報が所定の条件に合致するか否かを判断する第3の判断手段を更に備え、
    前記判別手段が、前記発信者名情報が通知されていると判別した場合であっても、前記第3の判断手段が、前記通知された発信者名情報が所定の条件に合致すると判断した場合は、前記制御手段は、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力しないよう制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  6. 前記出力部が、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを記録媒体上に印刷する印刷手段を備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のファクシミリ装置。
  7. 相手先のファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を実行する際に、通信前情報通知サービスによる電話番号情報と、発信者名情報との通知を受け取り可能なファクシミリ装置における制御方法であって、
    前記電話番号情報の通知を受けた後、前記発信者名情報が通知されているかどうかを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップで前記発信者名情報が通知されていると判別した場合、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力部で出力させ、前記判別ステップで前記発信者名情報が通知されていないと判別した場合、前記相手先のファクシミリ装置から受信する画像データを出力しないよう制御する制御ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項7記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016100783A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 キヤノン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム

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