JP2010182565A - 照明器具用グローブ、照明器具用部材および照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】グローブと取付面との間の空間への虫類の進入を阻止することができる機能をもった照明器具用グローブを提供する。
【解決手段】照明器具1は、照明器具本体2、ランプ3およびグローブ4を備え、グローブ4は、グローブ本体6と部材5から構成されている。部材5は、グローブ本体6の外周に嵌合しまたは固定されている。グローブ4を照明器具本体2に取り付けると、部材5の上端部が取付面7に接触し、取付面7とグローブ4上部との間の空間8を照明器具1の周囲の空間から遮蔽する。好ましくは、部材5は、グローブ本体6に対して、取付面に交わる方向に移動可能に支持される。
【選択図】図2
【解決手段】照明器具1は、照明器具本体2、ランプ3およびグローブ4を備え、グローブ4は、グローブ本体6と部材5から構成されている。部材5は、グローブ本体6の外周に嵌合しまたは固定されている。グローブ4を照明器具本体2に取り付けると、部材5の上端部が取付面7に接触し、取付面7とグローブ4上部との間の空間8を照明器具1の周囲の空間から遮蔽する。好ましくは、部材5は、グローブ本体6に対して、取付面に交わる方向に移動可能に支持される。
【選択図】図2
Description
本発明は、照明器具用グローブ、照明器具用部材および照明器具に関する。
天井面または壁面などの取付面に固定される照明器具は、ランプ、照明器具本体およびグローブ(透光カバー)から構成されている。照明器具本体にはランプと電気的に接続してこれを点灯する回路が備えられている。また、照明器具本体は取付部などの機構を有する。これによって照明器具本体は取付面に固定される。また、グローブは照明器具本体に取り付けられる。
照明器具には、ランプの光や熱に誘われて蛾や蚊、はえなどの虫類が集まりやすい。その結果、グローブ内部に虫類が進入したり、照明器具周辺に虫類の死骸が付着したりする。そこで、照明器具における防虫構造が提案されている。
例えば、特許文献1の技術では、透光カバーの外表面に、虫忌避効果のある、ビレスロイド系化合物からなる生物除去剤を付加する。
また、グローブ内部に虫が進入するのを防ぐ技術としては、次のようなものがある。特許文献2は、透光カバーと器具本体の嵌合部に水平毛様部を有する柔軟体を設けることによって前記嵌合部の隙間を埋める技術が記載されている。特許文献3では、弾性変形可能な侵入阻止部材をカバーとシャーシ本体との嵌合部に設けることによって前記嵌合部の隙間を埋める技術が記載されている。
照明器具本体と取付面との間に防虫構造を設ける技術としては、特許文献4および特許文献5がある。特許文献4には、装飾トリムと一体化させた防虫用遮断部が、シャーシの上面部と天井面との隙間を外部から遮断する技術について記載されている。特許文献5には、電源接続用孔からシャーシに虫が進入するのを防ぐために設ける、防虫カバーに関する技術が記載されている。
特許文献1ではグローブの外表面に虫忌避剤を付加し、防虫を図っている。しかし、虫忌避剤の持続性に問題があり、結局は物理的に虫類が進入できないようにする方が効果的であると考えられる。
特許文献2および3の技術は照明器具とグローブとの嵌合部からグローブ内部に虫類が進入するのを防止する技術である。しかし、この技術では照明器具本体と取付面との間の空間や、グローブと取付面との間の空間への虫類の進入は防ぐことができず、これらの死骸が照明器具本体周辺およびグローブの鍔部などに付着する。
特許文献4および5では照明器具本体と天井面との隙間を外部から遮断し、電気接続用孔からの虫類の進入の防止を図っている。また、その他の関連する技術の照明器具にもいずれもこのような防虫カバーなどの措置がとられているものが多い。しかし、この技術では照明器具本体と取付面との間の空間への虫類の進入は防ぐことができるが、グローブと取付面との間の空間へのこれらの進入は防ぐことができない。そのためこれらの死骸がグローブの鍔部などに付着する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、グローブ内部および照明器具本体と取付面との間の空間のみならず、グローブと取付面との間の空間への虫類の進入をも阻止することができる機能を持った照明器具用グローブを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る照明器具用グローブは、
照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に取り付けられる照明器具に用いられるグローブであって、
該グローブの外周に、前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽する部材
を備えることを特徴とする。
照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に取り付けられる照明器具に用いられるグローブであって、
該グローブの外周に、前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽する部材
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る照明器具用部材は、
照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に取り付けられる照明器具に用いられるグローブの外周に係合し、前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽することを特徴とする。
照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に取り付けられる照明器具に用いられるグローブの外周に係合し、前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽することを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る照明器具は、
照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に固定される照明器具本体と、
前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽する部材をその外周に備える照明器具用グローブと、
を備えることを特徴とする。
照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に固定される照明器具本体と、
前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽する部材をその外周に備える照明器具用グローブと、
を備えることを特徴とする。
本発明の照明器具用グローブ、照明器具用部材および照明器具によれば、取付面とグローブの間の空間を閉空間にするため、該空間への虫類の進入およびグローブの鍔部へのそれらの死骸の付着を防ぐことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明器具1の構成例を示す分解断面図である。図1は、グローブを取り付ける前の状態を示す。照明器具1は、照明器具本体2、ランプ3およびグローブ4によって構成されている。照明器具本体2は、図示しない点灯回路やコネクタなどを備え、それらを収容する筐体によって構成されている。また、照明器具本体2は、取付面7である天井面に直に固定されている。ランプ3は蛍光灯、白熱灯などであり、グローブ4を通して光を照射する。図1では、ランプ3の形状が直管の場合を示している。ランプ3は、円管、球管、U字管または連結管などその他の形状でもよい。
図1は、本発明の実施の形態1に係る照明器具1の構成例を示す分解断面図である。図1は、グローブを取り付ける前の状態を示す。照明器具1は、照明器具本体2、ランプ3およびグローブ4によって構成されている。照明器具本体2は、図示しない点灯回路やコネクタなどを備え、それらを収容する筐体によって構成されている。また、照明器具本体2は、取付面7である天井面に直に固定されている。ランプ3は蛍光灯、白熱灯などであり、グローブ4を通して光を照射する。図1では、ランプ3の形状が直管の場合を示している。ランプ3は、円管、球管、U字管または連結管などその他の形状でもよい。
グローブ4は、グローブ本体6と部材5から構成されており、照明器具本体2に取り付けられる。グローブ本体6は、光を透過する材質、例えばアクリルなどで形成されている。部材5はグローブ本体6と同様の材質などから形成される。
グローブ本体6の形状は、円形、正方形、長方形、多角形、楕円形、その他いずれの形状であっても適用できる。また、部材5の形状は、そのグローブ本体6の形状に対応する筒状の形状である。部材5の内周は、グローブ本体6の最大外周上に嵌合することができる形となっている。
部材5は、グローブ本体6の外周に嵌合して支持される。または、グローブ本体6に固定されるか、もしくはグローブ本体6と一体に形成されることもある。図1には詳細に示していないが、グローブ本体6と部材5の嵌合・固定などの方法は、例えばグローブ本体6および部材5の材質をアクリルなどの弾力性のあるものとし、グローブ本体6の外周および部材5の内周に等間隔に相互に嵌合する凹凸部を数カ所、例えば3カ所を設けることで嵌合させる方法がある。また、グローブ本体6に部材5をネジなどで機械的に固定する方法もある。その他、部材5がグローブ本体6の特定の位置に係止できる手段であればよい。なお、部材5のグローブ本体6との嵌合・固定部分から部材5の上端までの長さは、グローブ4が照明器具本体2に取り付けられた際の、グローブ本体6の部材5との嵌合・固定部分から取付面7までの長さと同じになるよう形成されている。そのため、グローブ4を照明器具本体2に取り付けた場合、部材5の上端が丁度取付面7に接触する。
図2は、グローブ4を照明器具本体2に取り付けた状態を示す。部材5の上端部が取付面7に接触し、取付面7とグローブ4上部との間の空間8を照明器具1の周囲の空間から遮蔽する。
その結果、取付面7とグローブ4上部との間の空間8へ光を好む虫類が進入するのを阻止し、それらの死骸がグローブ4上部へ付着するのを防ぐ。さらに、グローブ4上部へのホコリの付着も防止することができるため、掃除の手間を減らすことができる。また、既存の照明器具本体2にグローブ4のみを付け替えることもできる。そのためグローブ4のみを交換するだけで防虫作用を得ることができ、新たに照明器具を購入するよりも経済的である。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、部材5のグローブ本体6に対する位置を変えることができる場合である。
本発明の実施の形態2は、部材5のグローブ本体6に対する位置を変えることができる場合である。
例えばグローブ本体6と部材5の嵌合方法がねじ込み式である場合がある。図3および4は、この場合における実施の形態2に係る照明器具1の構成例を示す断面図である。図3および4に示すように、照明器具1の基本的構成、グローブ本体6および部材5の材質は実施の形態1と同様である。
グローブ本体6の形状は、円形である。また、部材5の形状は、そのグローブ本体6の形状に対応する円筒状の形状である。部材5の円筒の高さはグローブ4が照明器具本体2に取り付けられた際に部材5の上端部が取付面7に丁度接触する長さである。
さらに、グローブ本体6の外周面には、おねじ9aが設けられている。また、円筒形の部材5の内表面にはそれに嵌合するめねじ9bが設けられている。そのため部材5をグローブ本体6の外周にねじ込むことによって、グローブ本体6に対する部材5の位置を変えることができる。
図3は部材5がグローブ本体6に対して下方に位置している状態を示す。照明器具本体2にグローブ4を取り付ける際に、取り付け部分が確認できるため取り付けやすい。
図4は、部材5がグローブ本体6に対して上方に位置している状態を示す。部材5の上端部が取付面7に接触し、取付面7とグローブ4上部との間の空間8を照明器具1の周囲の空間から遮蔽する。
その結果、取付面7とグローブ4上部との間の空間8へ光を好む虫類が進入するのを阻止し、それらの死骸がグローブ4上部へ付着するのを防ぐ。さらに、グローブ4上部へのホコリの付着も防止することができるため、掃除の手間を減らすことができる。また、既存の照明器具本体2にグローブ4のみを付け替えることもできる。そのためグローブ4のみを交換するだけで防虫作用を得ることができ、新たに照明器具を購入するよりも経済的である。
嵌合方法がねじ込み式の場合、照明器具本体2にグローブ4を取り付けた後に、部材5のグローブ本体6に対する位置を容易に変えることができる。さらに、部材5の位置の微調整が可能であるため、グローブ4の取り付け位置から取付面7までの距離について柔軟に対応することができる。
(実施の形態2の変形例)
グローブ本体6に対して部材5の位置を変えることができる両者の嵌合方法は他にもある。例えば、グローブ本体6と部材5が相互に嵌合する凹凸部を備え、嵌合する方法がある。図5および6はこの実施の形態2の変形例に係る照明器具1の構成例を示す断面図である。照明器具1の基本的構成、グローブ本体6および部材5の材質は実施の形態1と同様である。
グローブ本体6に対して部材5の位置を変えることができる両者の嵌合方法は他にもある。例えば、グローブ本体6と部材5が相互に嵌合する凹凸部を備え、嵌合する方法がある。図5および6はこの実施の形態2の変形例に係る照明器具1の構成例を示す断面図である。照明器具1の基本的構成、グローブ本体6および部材5の材質は実施の形態1と同様である。
グローブ本体6の形状は、円形、正方形、長方形、多角形、楕円形、その他いずれの形状であっても適用できる。また、部材5の形状は、そのグローブ本体6の形状に対応する筒状の形状である。部材5の内周は、グローブ本体6の最大外周上に嵌合することができる形となっている。
グローブ本体6の外周には等間隔に数カ所凸部10aが設けられており、部材5の内周の上方および下方にはそれに嵌合する上方凹部10bおよび下方凹部10cが等間隔にそれぞれ同数カ所設けられている。また、グローブ本体6および部材5の材質をアクリルなどの弾力性のあるものとする。そのため、グローブ4を照明器具本体2に取り付けた後、部材5を取付面7に向かって押し上げることによって、グローブ本体6に対する部材5の位置を変えることができる。
部材5の下方凹部10cから部材5の上端までの長さは、グローブ4が照明器具本体2に取り付けられた際の、グローブ本体6の外周の凸部10aから取付面7までの長さと同じになるよう形成されている。そのため、部材5の下方凹部10cとグローブ本体6の外周の凸部10aが嵌合している場合、部材5の上端が丁度取付面7に接触する。なお、嵌合する凹凸部は何カ所でもよく、円形なら3カ所、四角形なら4カ所が望ましい。
図5は、グローブ本体6に対して部材5が下方に位置している状態を示す。グローブ本体6の外周の凸部10aに部材5の内周の上方凹部10bが嵌合している。この状態においてグローブ4を照明器具本体2に取り付けると、取り付け部分が確認できるため取り付けやすい。
図6は、部材5がグローブ本体6に対して上方に位置している状態を示す。グローブ本体6の外周の凸部10aに部材5の内周の下方凹部10cが嵌合している。部材5の上端部が取付面7に接触し、取付面7とグローブ4上部との間の空間8を照明器具1の周囲の空間から遮蔽する。
その結果、取付面7とグローブ4上部との間の空間8へ光を好む虫類が進入するのを阻止し、それらの死骸がグローブ4上部へ付着するのを防ぐ。さらに、グローブ4上部へのホコリの付着も防止することができるため、掃除の手間を減らすことができる。また、既存の照明器具本体2にグローブ4のみを付け替えることもできる。そのためグローブ4のみを交換するだけで防虫作用を得ることができ、新たに照明器具を購入するよりも経済的である。
実施の形態2ではねじ込み式による嵌合方法および凹凸部による嵌合方法について説明したが、グローブ本体6に対する部材5の位置を変えることができる両者の嵌合方法であれば実施の形態2と同様の効果を得ることができる。その他、グローブ本体6に対する部材5の位置を、二段階以上に段階的に変えうるように構成することも可能である。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、既存のグローブ本体6の周縁部に部材5を係合させる場合である。図7および8は実施の形態3に係る照明器具1の構成例を示す断面図である。照明器具1の基本的構成、グローブ本体6および部材5の材質は実施の形態1と同様である。
本発明の実施の形態3は、既存のグローブ本体6の周縁部に部材5を係合させる場合である。図7および8は実施の形態3に係る照明器具1の構成例を示す断面図である。照明器具1の基本的構成、グローブ本体6および部材5の材質は実施の形態1と同様である。
グローブ本体6は、既存の照明器具のグローブである。グローブ本体6の形状は円形、正方形、長方形、多角形、楕円形、その他いずれの形状であっても適用できる。また、部材5の形状は、そのグローブ本体6の形状に対応する筒状の形状である。部材5の内周は、グローブ本体6の最大外周上に嵌合することができる形となっている。
部材5の内周の上端および下方にはグローブ本体6の周縁部に係合することができる上端係合爪11aおよび下方係合爪11bが数カ所等間隔に設けられている。また、グローブ本体6および両係合爪を含む部材5の材質をアクリルなどの弾力性のあるものとする。そのため、グローブ4を照明器具本体2に取り付けた後、部材5を取付面7に向かって押し上げることによって、グローブ本体6に対する部材5の位置を変えることができる。
部材5の下方係合爪11bから部材5の上端までの長さは、グローブ4が照明器具本体2に取り付けられた際の、グローブ本体6の周縁部上端から取付面7までの長さと同じになるよう形成されている。そのため、部材5の下方係合爪11bがグローブ本体6の周縁部に係合している場合、部材5の上端が丁度取付面7に接触する。なお、両係合爪は何カ所でもよいが、円形なら3カ所長方形なら4カ所が望ましい。
図7は、グローブ本体6に対して部材5が下方に位置している状態を示す。グローブ本体6の周縁部に部材5の内周の上端係合爪11aが係合している。この状態においてグローブ4を照明器具本体2に取り付けると、取り付け部分が確認できるため取り付けやすい。
図8は、部材5がグローブ本体6に対して上方に位置している状態を示す。グローブ本体6の周縁部に部材5の内周の下方係合爪11bが係合している。部材5の上端部が取付面7に接触し、取付面7とグローブ4上部との間の空間8を照明器具1の周囲の空間から遮蔽する。
その結果、取付面7とグローブ4上部との間の空間8へ光を好む虫類が進入するのを阻止し、それらの死骸がグローブ4上部へ付着するのを防ぐ。さらに、グローブ4上部へのホコリの付着も防止することができるため、掃除の手間を減らすことができる。実施の形態3では既存の照明器具本体2およびグローブ本体6に部材5をそのまま取り付けることができる。そのため部材5のみを取り付けるだけで防虫作用を得ることができ、新たに照明器具を購入するよりも特に経済的である。
より簡易な構造で効果を得たい場合は係合爪を下方のみにすることもできる。また、係合しやすいよう部材5の下部にスリットを入れてもよい。
実施の形態3では係合爪による係合方法について説明したが、部材5が既存のグローブであるグローブ本体6の外周に係合できる手段であれば実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
実施の形態では天井面に取り付ける場合を想定して説明した。取付面7は通常の天井面に限らず、壁、柱、傾斜のある天井面などでも、本発明の照明器具1を適用することができる。
さらに、実施の形態においては部材5の材質は、グローブ本体6と同様の材質である場合について説明したが、その他樹脂または金属などでも適用することができる。部材5の色については透明のもの、乳白色などで光透過性のものまたは不透明のものなどでも適用することができる。
また、部材5の取付面7側の先端にスポンジ、ゴムまたはシリコンなどの弾力性のあるものを取り付けることによって、凹凸のある取付面7でも隙間なく接触することができる。同時に接触によって取付面7が損傷するのを防ぐことができる。さらに、部材5の先端に伸縮可能な弾性材を設けたり、部材5の先端を伸縮可能な構造とすることによって、グローブ4の取り付け位置から取付面7までの距離について柔軟に対応することができる。
本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内で種々の実施形態が可能である。
その他、本発明の好適な変形として、以下の構成が含まれる。
本発明の第1の観点に係る照明器具用グローブについて、好ましくは、前記部材は、前記グローブを前記照明器具本体に取り付けた状態で、前記グローブに対して、前記取付面に交わる方向に移動可能に支持されることを特徴とする。
好ましくは、前記部材は、前記グローブの本体とねじ込み式によって嵌合することを特徴とする。
さらに好ましくは、前記グローブは天井直付け型の照明器具本体に取り付けられることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る照明器具については、好ましくは、前記部材は、前記グローブを前記照明器具本体に取り付けた状態で、前記グローブに対して、前記取付面に交わる方向に移動可能に支持されることを特徴とする
好ましくは、前記部材は、前記グローブの本体とねじ込み式によって嵌合することを特徴とする。
さらに好ましくは、前記照明器具は天井面に取り付けられることを特徴とする。
1 照明器具
2 照明器具本体
3 ランプ
4 グローブ
5 部材
6 グローブ本体
7 取付面
8 空間
9a おねじ
9b めねじ
10a 凸部
10b 上方凹部
10c 下方凹部
11a 上端係合爪
11b 下方係合爪
2 照明器具本体
3 ランプ
4 グローブ
5 部材
6 グローブ本体
7 取付面
8 空間
9a おねじ
9b めねじ
10a 凸部
10b 上方凹部
10c 下方凹部
11a 上端係合爪
11b 下方係合爪
Claims (9)
- 照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に取り付けられる照明器具に用いられるグローブであって、
該グローブの外周に、前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽する部材を備えることを特徴とする照明器具用グローブ。 - 前記部材は、前記グローブを前記照明器具本体に取り付けた状態で、前記グローブに対して、前記取付面に交わる方向に移動可能に支持されることを特徴とする請求項1に記載の照明器具用グローブ。
- 前記部材は、前記グローブの本体とねじ込み式によって嵌合することを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具用グローブ。
- 前記グローブは天井直付け型の照明器具本体に取り付けられることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の照明器具用グローブ。
- 照明器具本体を取り付ける取付面とグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に取り付けられる照明器具に用いられるグローブの外周に係合し、前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽することを特徴とする照明器具用部材。
- 照明器具本体を取り付ける取付面とその照明器具を構成するグローブとの間に空間を形成する状態で、前記取付面に固定される照明器具本体と、
前記空間を前記照明器具の周囲の空間から遮蔽する部材をその外周に備える照明器具用グローブと、
を備えることを特徴とする照明器具。 - 前記部材は、前記グローブを前記照明器具本体に取り付けた状態で、前記グローブに対して、前記取付面に交わる方向に移動可能に支持されることを特徴とする請求項6に記載の照明器具。
- 前記部材は、前記グローブの本体とねじ込み式によって嵌合することを特徴とする請求項6または7に記載の照明器具。
- 前記照明器具は天井面に取り付けられることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の照明器具。
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