JP2010181800A - 暗号化メディアファイルのデータ構造、暗号化メディア作成方法、暗号化メディア復号方法、暗号化メディア分割方法及び暗号化メディア結合方法並びに装置 - Google Patents

暗号化メディアファイルのデータ構造、暗号化メディア作成方法、暗号化メディア復号方法、暗号化メディア分割方法及び暗号化メディア結合方法並びに装置 Download PDF

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Abstract

【課題】暗号化した状態で分割や結合を実行することができる暗号化メディアファイルのデータ構造を提供する。
【解決手段】メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを示す情報、メディアデータの再生時間に関する情報が、第1のボックス及び第3のボックスに平文データで記録されており、その一方、第2のボックスに暗号化されたメディアデータが記録され、第1、第2及び第3のボックスについてのボックスのサイズを示す情報及びボックスを識別する情報が平文データで記録される。
【選択図】図6

Description

この発明は、暗号化メディアファイルのデータ構造、暗号化メディア作成方法、暗号化メディア復号方法、暗号化メディア分割方法及び暗号化メディア結合方法並びに装置に関するものである。
多くのマルチメディアコンテンツは、著作権保護や閲覧制限を目的として暗号化されている。著作権保護が目的の場合、コンテンツの編集や複製が禁じられている場合が多く、コンテンツが暗号化されたり、復号されるのは再生時のみである。一方、閲覧制限を目的とする場合では、コンテンツの編集や複製の要求は存在する。例えば、長時間記録した監視カメラ映像において、異常があった場面を切り出して他の閲覧権利者や公的捜査機関等に提供する場合である。
また、閲覧制限では、警備会社や管理責任者等のような特定の人物以外に閲覧させないというポリシーによる運用のみであって、監視カメラ映像が暗号化されることは少ない。監視カメラ画像において暗号化される例が少ない一つの理由としては、暗号化したコンテンツの一部のみを分割して切り出すことが難しいことが挙げられる。
さらに、監視カメラ映像は一般的に膨大な時間記録されているため、監視カメラ映像を記録するサーバ上から特定の時刻における映像の一部のみをダウンロードする要求が考えられる。しかし、暗号化されたコンテンツの一部のみを扱う従来技術は少なく、例えば、特許文献1において所定の位置に効率的にアクセス可能な暗号化マルチメディアファイルのデータ構造が開示されている。
特許第3748437号公報
特許文献1を含む従来の技術では、暗号復号することなく、暗号化されたマルチメディアファイルを分割したり、再び結合するような処理が考慮されておらず、利便性に欠けるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、暗号化した状態で分割や結合を実行することができる暗号化メディアファイルのデータ構造、この暗号化メディアファイルを作成する暗号化メディア作成方法、その再生を行う暗号化メディア復号方法、その分割を行う暗号化メディア分割方法及びこれらを結合する暗号化メディア結合方法並びにこれら方法を実現する装置を得ることを目的とする。
この発明に係る暗号化メディアファイルのデータ構造は、ボックスのサイズを示す情報を記録する記録領域、ボックスを識別する情報を記録する記録領域及びデータを記録する記録領域を有する複数のボックスで構成されたデータ構造であって、メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを示す情報を平文データで記録する第1のボックスと、暗号化されたメディアデータを記録する第2のボックスと、メディアデータの再生時間に関する情報を平文データで記録する第3のボックスとを備え、第1のボックス、第2のボックス及び第3のボックスが、ボックスのサイズを示す情報及びボックスを識別する情報を平文データで記録するものである。
この発明によれば、メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを示す情報、メディアデータの再生時間に関する情報が、第1のボックス及び第3のボックスに平文データで記録されており、その一方、第2のボックスに暗号化されたメディアデータが記録され、第1、第2及び第3のボックスについてのボックスのサイズを示す情報及びボックスを識別する情報が平文データで記録される。このように構成することで、暗号化されたメディアデータを暗号復号することなく、平文データで記録された各情報を用いて、暗号化メディアファイルの分割、結合が可能となる。これにより、例えば、サーバ上にある暗号化したコンテンツに当該データ構造を適用することで、暗号化コンテンツの一部のみをダウンロードして取得することができ、逆に暗号化コンテンツを結合することも可能である。このように、利便性の高い暗号化メディアファイルを提供することができるという効果がある。
MPEG−4形式のメディアファイルのボックスを示す図である。 MP4形式メディアファイルのデータ構造の一例を示す図である。 MP4形式メディアファイルのデータ構造の他の例を示す図である。 映像と音声とを多重化した例を示す図である。 この発明の実施の形態1による暗号化メディア作成装置の構成を示すブロック図である。 暗号化MP4のボックスを示す図である。 暗号化MP4のデータ構造の一例を示す図である。 実施の形態1による暗号化メディア復号装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1による暗号化メディア分割装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2による暗号化メディア結合装置の構成を示すブロック図である。 映像圧縮方式がフレーム間相関を利用する場合における暗号化MP4の分割を説明するための図である。 この発明の実施の形態4による暗号化メディア作成装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態4による暗号化メディア分割装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
図1は、MPEG−4(Moving Picture Experts Group phase 4)形式のメディアフォーマットのボックスを示す図であり、以降では、多重化したメディアファイルとして、図1に示すMPEG−4(以下、MP4と略称する)形式を例に挙げて説明する。MP4形式のファイルフォーマットは、ISO(国際標準化機構)で規格化されており、ボックスと呼ばれるデータ構造を有する。
ボックスの構造は、図1に示すようにボックス長(4バイト)、ボックス名称(4バイト)、データ(データサイズで示された長さ−8バイト)からなる。各ボックスは、そのボックス名称によってデータ部分のフォーマット及び内容が決められる。また、ボックスは入れ子になる場合もある。MP4形式のフォーマットは、図1に示すボックスを複数有するメディア多重化フォーマットである。
図2は、MP4形式メディアファイルのデータ構造の一例を示す図である。図2では、MP4形式の最も単純なファイル構成を示しており、FTYP(ファイルタイプ)ボックス、MOOV(ムービー)ボックス、MDAT(メディアデータ)ボックスからなる。ただし、MOOVボックスは、内部に複数のボックスが入れ子になって形成されたツリー構造を有する。
また、図3は、MP4形式メディアファイルのデータ構造の他の例を示す図であり、図2中のメディアフォーマットにFREEボックスを追加した場合を示している。なお、FREEボックスは、ユーザやアプリケーションソフトウエアによって任意のデータを多重化できるボックスであり、必須ではない。
MOOVボックスにはメディアファイルの基本的な情報が記録される。例えば、映像の長さ、幅、高さ、音声のサンプリング周波数などである。それ以外にも、MP4ファイル内にどのようなメディアファイルがどの大きさ(サイズ)で多重化されているかを記録している。次に、MOOVボックス内に入れ子になっているボックスについて説明し、上述の情報がどのように記録されるかを述べる。
MOOVボックス内には、STSZ(もしくはSTZ2、以下STSZについて述べるときはSTZ2と置き換えてもよい)というボックスが存在する。このSTSZボックスには、サンプルのサイズが記録される。ここで、サンプルのサイズとは、メディアが映像であれば、各フレームのサイズが記録される。また、メディアが音声であれば、決められた時間単位のデータのサイズが記録される。従って、このSTSZボックスの内容から各メディアのファイル中におけるサイズを知ることができる。
この他、MOOVボックス内には、STCO(もしくはCO64、以下STCOについて述べるときはCO64と置き換えてもよい)というボックスが存在する。このSTCOボックスには、ファイル内におけるチャンクの位置が記録される。チャンクとは、一つ以上のサンプルをまとめたものである。メディアが映像であれば、一つ以上の映像フレームを一まとめにしたものであり、メディアが音声であれば、一つ以上の決められた時間単位のデータをまとめたものである。
さらに、MOOVボックス内には、STSCというボックスが存在する。このSTSCボックスには、チャンクにおけるサンプルの数が記録される。従って、STSZボックス、STCOボックス及びSTSCボックスの内容から各サンプルの位置とサイズを求めることができる。
MDATボックスは、映像や音声など実際のメディアデータを多重化しているボックスである。図3−1に映像と音声とを多重化した例を示す。図3−1に示すように、メディアデータは、前述のチャンク単位に分割され、交互に配置されることが多い。これは、再生時の映像・音声の同期やランダムアクセス性能を向上させるためである。FREEボックスは、前述の通り、ユーザやアプリケーションが必要に応じて任意のデータを多重化できる。
この発明では、上述したMOOVボックス、MDATボックス、FREEボックスを利用して、後述する特有なデータ構造の暗号化ファイルを実現する。また、以降では、MP4形式で多重化されるメディアデータとして、主に映像及び音声を例に挙げて説明する。ただし、この発明は、映像や音声以外のメディア(映像又は音声に関連付けられた字幕等のテキストデータ)を扱う場合においても同様に適用可能である。
次に、実施の形態1として、暗号化したままでメディアデータの一部を分割可能なMP4形式のメディアファイル(以下、単に暗号化MP4と称する)を作成する方法と、暗号化MP4のデータ構造、上記作成した暗号化MP4を復号して再生する方法、さらに分割する方法について述べる。
(1)暗号化MP4の作成
図4は、この発明の実施の形態1による暗号化メディア作成装置の構成を示すブロック図である。図4において、実施の形態1による暗号化メディア作成装置は、メディアサイズ調整部101、メディア暗号化部102及びメディア多重化部103を備える。ここで、メディアサイズ調整部101は、入力したメディアデータのサイズを調整する手段である。メディア暗号化部102は、メディアサイズ調整部101から入力したサイズ調整済みメディアデータを暗号化する手段である。メディア多重化部103は、メディア暗号化部102から入力したサイズ調整・暗号化済みメディアデータを多重化して暗号化MP4を作成する手段である。
なお、図4では、説明の簡単のため、暗号化MP4とするメディアは1種類としたが、メディアサイズ調整部101、メディア暗号化部102、メディア多重化部103に対し複数のメディアデータ(映像と音声と字幕など)を入力して、複数のメディアが多重化された暗号化MP4を作成するようにしてもよい。
また、メディアサイズ調整部101、メディア暗号化部102及びメディア多重化部103は、例えば、この発明の趣旨に従う暗号化メディア作成用プログラムを、コンピュータに読み込ませてそのCPUが実行することにより、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的手段として実現することができる。
次に動作について説明する。
先ず、メディアサイズ調整部101は、入力したメディアデータのサイズを調整する。ここでは、メディアが画像である場合を例に挙げる。一般的に、画像データは、JPEG(Joint Picture Expert Group)方式などによって圧縮され、データサイズは、画像毎に異なり一定ではない。一方、暗号化の場合、例えばブロック暗号と呼ばれる方式では、固定長のデータ単位で暗号化するため、暗号化対象のデータサイズが、ある整数の倍数でなければならない。
そこで、メディアサイズ調整部101は、メディア暗号化部102における暗号化方式で暗号可能なデータサイズの範囲と入力したメディアデータのサイズとを比較し、画像等のメディアデータのサイズが暗号化可能なサイズでない場合、メディアデータのサイズを調整する。例えば、メディアデータに対してパディングを行い、暗号化可能なメディアーデータサイズにする。
サイズの調整方法は、メディア圧縮方式などに依存する。多くメディア圧縮方式では、ユーザやアプリケーションソフトウエアが必要に応じて自由なデータを記録できるユーザデータ領域を設けている。また、メディア圧縮方式によっては、固定ビットレートでの伝送を目的としたパディング領域を設定可能である。従って、メディアサイズ調整部101では、これらを利用してメディアデータのサイズ調整を行う。
ただし、メディア暗号化部102における暗号化方式が、いかなるサイズのデータであっても暗号化できる暗号化方式である場合、メディアサイズ調整部101は、省略可能である。サイズによらない暗号化方式としては、AES(Advanced Encryption System)のCTRモードなどが挙げられる。ここでサイズ調整されたメディアデータは、サイズ調整済みメディアデータとしてメディア暗号化部102へ出力される。
メディア暗号化部102では、メディアサイズ調整部101から入力したサイズ調整済みメディアデータを暗号化する。暗号化は、映像メディアであれば1フレーム毎に行う。音声メディアであれば、決まった時間単位ごとに行う。サイズ調整済みであるため、AESなど、ほとんどの既存の暗号化方式を利用可能である。なお、この発明では、暗号化方式については問わない。
また、メディア暗号化部102は、入力したメディア時間データとパスワードを元にして暗号鍵を作成する。ここで、映像メディアであれば、メディア時間データはフレーム単位であり、音声メディアであれば、前述の決まった時間単位に付随しているものとする。
この発明では、メディア時間データとパスワードとから暗号鍵を作成する方法については問わない。例えば、メディア時間データとパスワードの排他的論理和(XOR)を取るなどの方法が考えられる。ただし、ここでも暗号化方式の鍵長に気をつける必要がある。このようにメディア時間データを利用して、フレーム毎や音声の時間単位ごとに暗号鍵を作成することで、より安全性を高めることができる。
メディア時間データとしては、メディアが監視映像であれば、映像の各フレームの撮影時の絶対時刻のタイムスタンプを与える場合が考えられる。このとき、メディアの先頭フレームのみに絶対時刻を与え、先頭以外については相対的なタイムスタンプを与えるようにしてもよい。また、監視映像ではなく、映画や音楽ビデオのような場合であれば、メディアの先頭フレームを“0”の基準時刻とし、残りに相対的なタイムスタンプを与えてもよい。ここで暗号化されたメディアデータは、サイズ調整・暗号化済みメディアデータとしてメディア多重化部103へ出力される。
メディア多重化部103は、メディア暗号化部102からサイズ調整・暗号化済みメディアデータを入力し、メディア暗号化部102で使用されたメディア時間データを入力する。ここでは、サイズ調整・暗号化済みメディアデータとメディア時間データで示される時間情報とに基づいて暗号化MP4が作成される。
なお、メディア多重化部103において、通常の(暗号化していない)メディアデータの代わりに、サイズ調整・暗号化済みメディアデータを使うこと、メディア時間データを映像のフレーム単位や音声の決まった時間単位に関連付けて多重化すること以外は、通常のMP4形式のメディアファイル作成と全く同様の処理で暗号化MP4が作成される。ただし、メディア時間データはFREEボックスで多重化される。
図5は、暗号化MP4のボックスを示す図であり、MDATボックスを例に示している。図5に示すように、MDATボックス(第2のボックス)では、ボックス長とボックス名称に関しては平文であり、それ以外のMDATデータは、映像メディアの場合のフレーム単位や、音声メディアの場合の決まった時間単位で暗号化される。このようにして作成された暗号化MP4は、メディア多重化部103から出力される。
図6は、暗号化MP4のデータ構造の一例を示す図である。図6に示すように、暗号化MP4では、FTYPボックス、MOOVボックス(第1のボックス)、FREEボックス(第3のボックス)に記録される内容が全て平文である。また、図5で示したように、MDATボックスでは、ボックス長とボックス名称は平文であるが、その他は暗号化される。
このように、暗号化MP4は、ファイル全体が暗号化されるわけではないが、MDATボックスに記録される、実際のメディアデータ部分については暗号化される。従って、適切な暗号復号手段がなければ、暗号化MP4中のメディアデータを閲覧することはできない。
(2)暗号化MP4の再生
続いて、暗号化MP4のメディアデータを暗号復号し、平文のメディアデータ(以下、平文メディデータと称する)を得て再生する処理について述べる。
図7は、実施の形態1による暗号化メディア復号装置の構成を示すブロック図であり、図4中の暗号化メディア作成装置で作成した暗号化MP4を復号する装置を示している。図7において、実施の形態1による暗号化メディア復号装置は、暗号化MP4解析部(解析部)104及び暗号復号部(復号部)105を備える。
暗号化MP4解析部104は、暗号化MP4の内容を解析し、メディア時間データを取得する手段である。暗号復号部105は、暗号化MP4の解析結果とパスワードから当該暗号化MP4の暗号を復号し、平文メディアデータとして出力する手段である。
なお、暗号化MP4解析部104及び暗号復号部105は、例えば、この発明の趣旨に従う暗号化メディア復号用プログラムを、コンピュータに読み込ませてそのCPUが実行することにより、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的手段として実現することができる。
次に動作について説明する。
暗号化MP4解析部104は、入力した暗号化MP4中のメディアデータの位置及びそのサイズを解析し、メディア時間データを取得する。この発明による暗号化MP4では、上述したように、MDATボックスに記録される一部のデータのみが暗号化されている。また、暗号化されていないMOOVボックス中のSTSZボックス、STCOボックス、STSCボックスには、暗号化MP4ファイルのどの位置にどの大きさ(サイズ)でメディアデータが多重化されているかが、映像メディアであれば、1フレーム毎、音声メディアであれば、決まった時間単位毎に記録されている。
さらに、暗号化されていないFREEボックスには、暗号鍵を作成する元になったメディア時間データが多重化されている。このメディア時間データについても、映像メディアであれば1フレーム毎に関連付けられて記憶され、音声メディアであれば、決まった時間単位毎に関連付けられて記録される。
そこで、暗号化MP4解析部104は、暗号化MP4のMOOVボックスの記録内容を解析して当該暗号化MP4中のメディアデータの位置及び大きさ(サイズ)を取得し、FREEボックスの記録内容を解析してメディア時間データを取得して、これらのデータを暗号化MP4解析結果として暗号復号部105へ出力する。
暗号復号部105では、暗号化MP4解析部104から暗号化MP4解析結果を入力するとともに、処理対象の当該暗号化MP4、当該暗号化MP4の作成時に使用されたパスワードを入力して、上記暗号化MP4解析結果を基に当該暗号化MP4中のメディアデータの位置と大きさを取得し、さらに各メディアデータの暗号鍵を作成する基になった時間情報とパスワードから、暗号鍵を作成する。
上述のように作成された暗号鍵を用い、暗号復号部105は、暗号化MP4の各メディアデータ(MDATボックスの一部のメディアデータ)の暗号復号を実行し、この結果得られた平文メディアデータとして出力する。このようにして、暗号化MP4中のメディアデータは平文に復号されて出力され、不図示の再生手段により当該平文メディアデータを再生することができる。
(3)暗号化MP4の分割
続いて、暗号化MP4を分割する処理について述べる。
図8は、実施の形態1による暗号化メディア分割装置の構成を示すブロック図であり、暗号復号することなく、暗号化MP4を分割する装置を示している。図8において、実施の形態1による暗号化メディア分割装置は、暗号化MP4解析部(解析部)106及び暗号化MP4分割部(分割部)107を備える。
暗号化MP4解析部106は、暗号化MP4の内容を解析し、分割位置を特定する手段である。また、暗号化MP4分割部107は、暗号復号することなく、暗号化MP4解析部106により特定された分割位置で暗号化MP4を分割する手段である。
なお、暗号化MP4解析部106及び暗号化MP4分割部107は、例えば、この発明の趣旨に従う暗号化メディア分割用プログラムを、コンピュータに読み込ませてそのCPUが実行することにより、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的手段として実現することができる。
次に動作について説明する。
暗号化MP4解析部106は、分割対象となる暗号化MP4とその分割要求を入力すると、当該暗号化MP4の内容を解析して、分割要求に応じた分割位置を特定する。なお、分割要求は、時間で与えられるものとする。
暗号化MP4の復号処理で説明したように、暗号化MP4では、暗号化されていないMOOVボックスにメディアデータが多重化されている位置とその大きさ(サイズ)が記録され、さらに暗号化されていないFREEボックスにメディア時間データが記録されている。
そこで、暗号化MP4解析部106では、FREEボックス中のメディア時間データを解析して、分割要求に応じたメディア時間データを特定する。さらに、メディア時間データに対応する映像メディアの位置や音声メディアの位置を、MOOVボックスに記録された情報内容から特定する。このようにして特定した分割すべきメディアデータの位置は、分割情報として暗号化MP4分割部107へ出力される。
暗号化MP4分割部107は、暗号化MP4解析部106から分割情報を入力し、分割対象の暗号化MP4を入力すると、上記分割情報に基づいて特定される分割位置で暗号化MP4を分割した暗号化MP4ファイルを作成し、分割暗号化MP4として出力する。
なお、当該分割処理において、FTYPボックスの内容は、元の暗号化MP4と分割暗号化MP4との間で変更しなくてもよい。一方、MOOVボックスの内容は、元の暗号化MP4と分割暗号化MP4とで変更が必要になる。具体的には、分割対象となるメディアデータの位置と大きさ(サイズ)に応じて、MOOVボックス中のSTSZボックスやSTCOボックス、STSCボックスの内容を分割暗号化MP4用に作成する必要がある。また、メディアコンテンツの総再生時間を示すデータについても、分割後のコンテンツ総再生時間に合わせて変更される。さらに、これらの変更に合わせて、MOOVボックスに記録されるボックス長が変更される。
また、MDATボックス中のメディアデータについては、分割情報を基に分割するのみでよく、暗号復号を行う必要はない。ただし、MDATボックスについてもボックス長は変更する必要がある。FREEボックスは、分割位置のメディア時間データのみを残すように変更する。FREEボックスについても、分割に応じてボックス長を変更する。
暗号化MP4分割部107では、上述のFTYPボックス、MOOVボックス、MDATボックス、FREEボックスで分割暗号化MP4を作成して出力する。このように、分割暗号化MP4は、暗号復号及び再度の暗号化を行うことなく作成されるが、暗号鍵の作成に必要なメディア時間データは保持される。このため、前述の暗号化MP4の復号再生方法によって、暗号復号、再生が可能である。なお、分割暗号化MP4を分割対象として暗号化メディア分割装置に入力することにより、再度分割することもできる。
以上のように、この実施の形態1によれば、図4に示す構成の暗号化メディア作成装置が、図5,6に示す特有なデータ構造の暗号化MP4を作成する。この暗号化MP4は、図7に示す構成の暗号化メディア復号装置によって暗号復号可能である。また、図8に示す暗号化メディア分割装置によって、暗号復号することなく、暗号化MP4を分割することができる。これにより、例えば、サーバ上の暗号化コンテンツの一部分のみをダウンロードしたい場合に、暗号復号を行わずにダウンロード可能となる。
実施の形態2.
この実施の形態2では、上記実施の形態1で示した暗号化MP4を、暗号復号することなく、結合する方法について述べる。
図9は、この発明の実施の形態2による暗号化メディア結合装置の構成を示すブロック図である。図9において、実施の形態2による暗号化メディア結合装置は、暗号化MP4解析部(解析部)108及び暗号化MP4結合部(結合部)109を備える。暗号化MP4解析部108は、結合対象の暗号化MP4の内容を解析し、結合情報を取得する手段である。暗号化MP4結合部109は、結合情報に基づいて暗号化MP4の結合を実行する手段である。
なお、図9では説明の簡単のため、結合対象となる暗号化MP4は、暗号化MP4アと暗号化MP4イの2つとしているが、3つ以上の暗号化MP4を結合対象としても構わない。ただし、結合対象となる暗号化MP4は、同一のパスワードを元に作成されているものとする。
また、暗号化MP4解析部108及び暗号化MP4結合部109は、例えば、この発明の趣旨に従う暗号化メディア結合用プログラムを、コンピュータに読み込ませてそのCPUが実行することにより、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的手段として実現することができる。
次に動作について説明する。
暗号化MP4解析部108は、結合対象となる暗号化MP4アと暗号化MP4イとを入力し、これらの結合要求を入力すると、当該暗号化MP4ア及び暗号化MP4イの各内容を解析する。具体的には、暗号化MP4ア及び暗号化MP4イの各メディア時間データを比較して、結合する順序を決定する。
例えば、メディアが監視映像であり、そのメディア時間データが絶対時刻のタイムスタンプである場合、暗号化MP4解析部108は、暗号化MP4アと暗号化MP4イの先頭の絶対時刻を比較し、時間的に先になる方を先頭とする。なお、メディア時間データが絶対時刻でない場合は、特に指定がない限り、どちらの順序でも構わない。ここで決定された結合順序に関する情報は、結合情報として暗号化MP4結合部109へ出力される。
暗号化MP4結合部109では、暗号化MP4アと暗号化MP4イとを入力し、暗号化MP4解析部108から結合情報を入力すると、当該結合情報に基づいて暗号化MP4アと暗号化MP4イを結合し、結合暗号化MP4として出力する。
上記実施の形態1で説明したように、暗号化MP4では、暗号化されていないMOOVボックスにメディアデータが多重化されている位置とその大きさ(サイズ)が記録され、さらに暗号化されていないFREEボックスにメディア時間データが記録されている。このため、暗号化MP4結合部109は、結合処理において、FTYPボックスを除く各ボックスの内容を変更する。なお、FTYPボックスについては、暗号化MP4アもしくは暗号化MP4イのいずれかを使えばよく、変更されない。
MOOVボックスの内容は、結合において変更が必要になる。具体的には、結合対象となる暗号化MP4ア及び暗号化MP4イのメディアの位置と大きさ(サイズ)に応じて、MOOVボックス中のSTSZボックスやSTCOボックス、STSCボックスの内容を結合暗号化MP4用に作成する必要がある。また、メディアコンテンツの総再生時間を示すデータについても、結合後のコンテンツ総再生時間に合わせて変更する必要がある。さらに、これらの変更に合わせてMOOVボックスに記録するボックス長が変更される。
また、MDATボックス中のメディアデータについては、結合情報を基に結合するのみでよく、暗号復号を行う必要はない。ただし、MDATボックスについても、ボックス長は変更する必要がある。FREEボックスは、暗号化MP4アと暗号化MP4イのメディア時間データの両方を多重化するように作成し直す。FREEボックスについても、結合に応じてボックス長を変更する。
暗号化MP4結合部109では、上述のFTYPボックス、MOOVボックス、MDATボックス、FREEボックスで結合暗号化MP4を作成して出力する。この結合暗号化MP4は、暗号復号及び再度の暗号化を行うことなく作成されるが、暗号鍵の作成に必要なメディア時間データは保持されている。
また、結合前の暗号化MP4アと暗号化MP4イのパスワードは同一であり、メディア時間データとパスワードから、メディアの暗号鍵を作成可能である。このため、上記実施の形態1で示したような暗号化MP4の復号再生方法により、単一のパスワードを用いて暗号復号・メディア再生が可能である。また、結合暗号化MP4を結合対象として暗号化メディア結合装置に入力することにより、再度結合することもできる。
以上のように、この実施の形態2によれば、図9に示す構成の暗号化メディア結合装置により、暗号復号することなく、上記実施の形態1で示した暗号化MP4を結合することが可能である。
実施の形態3.
この実施の形態3では、映像メディアがフレーム間相関を利用した映像圧縮方式である場合における暗号化MP4の分割について述べる。なお、暗号化メディア分割装置の構成自体は、上記実施の形態1の図8で示したものと基本的に同一である。
映像メディアの符号化方式には、例えばフレーム間の相関を利用する(時間方向圧縮)ものがある。代表的なものとしては、DVD(Digital Versatile Disk)−VIDEOや地上デジタル放送で採用されるMPEG−2(Moving Picture Experts Group phase 2)がある。時間方向圧縮を利用した圧縮を行ったフレームを伸張するには、参照元になるフレームの情報が必要である。
この発明による暗号化MP4の分割においても、分割要求にある映像フレームの伸張に参照元になる他のフレームの情報が必要になる場合がある。MP4では、フレーム間の相関を利用する場合、参照フレームの位置を示す情報が、MOOVボックス内のSTSS(必要があればSTSHも利用)ボックス及びCTTSボックスに記録される。
図10は、映像圧縮方式がフレーム間相関を利用する場合における暗号化MP4の分割を説明するための図である。映像圧縮方式がフレーム間相関を利用する場合、暗号化MP4解析部106が、STSSボックス、STSHボックス及びCTTSボックスの内容を解析して、MP4内に多重化されている参照フレーム位置を参照する。
ここで、分割要求されて一方の暗号化MP4の時系列の最後に位置するフレームが分割要求の外側にあるフレーム(もう一方の暗号化MP4の時系列の最初に位置するフレーム)を参照している場合、暗号化MP4解析部106は、図10に示すように分割要求位置を参照元のフレームを加えるように変更(時間方向圧縮されたフレーム及びその参照元のフレームが分割後の暗号化MP4に含まれるように変更)することで暗号化MP4の分割位置を決定する。暗号化MP4分割部107は、暗号化MP4解析部106で決定された分割位置で当該暗号化MP4を分割する。このようにすることで、暗号化MP4の映像圧縮方式が時間方向圧縮を利用する場合であっても、暗号化MP4の分割が可能になる。
また、暗号化MP4の結合においても同様に、STSSボックス、STSHボックス及びCTTSボックスを変更して結合することで、時間方向圧縮を利用する場合において、時間方向圧縮されたフレーム及びその参照元のフレームが、結合後の暗号化MP4に含まれるように結合位置を変更することが可能になる。
実施の形態4.
この実施の形態4では、暗号化メディアファイルにおいて注目シーン情報部分を自動的に分割することが可能な暗号化メディアファイルの作成方法と暗号化メディアファイルの分割方法について述べる。
(1)暗号化MP4の作成
図11は、この発明の実施の形態4による暗号化メディア作成装置の構成を示すブロック図である。図11において、実施の形態4による暗号化メディア作成装置は、上記実施の形態1で図4を用いて説明した構成のうち、メディア多重化部103の代わりに、実施の形態4に特有な処理を実行するメディア多重化部110に置き換えている。
メディア多重化部110は、サイズ調整・暗号化されたメディア及び注目シーン情報を多重化し、暗号化MP4を作成する。なお、図11では、説明の簡単のため、暗号化MP4とするメディアは1種類であるが、上記実施の形態1と同様に、メディアサイズ調整部101、メディア暗号化部102及びメディア多重化部110に対し、複数のメディアデータ(映像と音声と字幕など)を入力して、複数のメディアが多重化された暗号化MP4を作成するようにしてもよい。
また、メディアサイズ調整部101、メディア暗号化部102及びメディア多重化部110は、例えば、この発明の趣旨に従う暗号化メディア作成用プログラムを、コンピュータに読み込ませてそのCPUが実行することにより、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的手段として実現することができる。
次に動作について説明する。
メディアサイズ調整部101は、上記実施の形態1で示した手順でメディアデータのサイズを調整し、メディア暗号化部102へサイズ調整済みメディアデータを出力する。また、メディア暗号化部102においても、上記実施の形態1で示した手順でサイズ調整済みメディアデータを暗号化し、サイズ調整・暗号化済みメディアデータを出力する。
メディア多重化部110では、メディア暗号化部102からサイズ調整・暗号化済みメディアデータを入力し、メディア時間データ及び注目シーン情報を入力すると、上記実施の形態1で示したものとほぼ同様の手順で、サイズ調整・暗号化済みメディアデータ及びメディア時間データを元に暗号化MP4を作成する。このとき、メディア多重化部110は、暗号化MP4におけるFREEボックスに対してメディア時間データに加え、注目シーン情報を多重化する。
ここで、注目シーン情報とは、例えば、メディアが監視映像であれば、不審な人物や車両が写っているシーン、スポーツコンテンツであれば得点が入ったシーン、音楽コンテンツであれば楽曲のさびのシーンなど、注目度の高いシーンとされた映像がコンテンツ中のどの時間にあるかを示す情報である。
なお、コンテンツにおける注目度の高いシーンを探す方法は、コンテンツから自動的に探す方法、手動で指定する方法などがある。また、注目シーン情報として得られる注目度の高いシーンの時間情報は、暗号化MP4においてメディア時間データと対応付けられて多重化される。メディア多重化部110は、上述のようにして注目度の高いシーンの時間情報を多重化して作成した暗号化MP4を、注目シーン情報付き暗号化MP4として出力する。
(2)暗号化MP4の分割
図12は、実施の形態4による暗号化メディア分割装置の構成を示すブロック図である。図12において、実施の形態4による暗号化メディア分割装置は、暗号復号することなく、図11で示した暗号化メディア作成装置によって作成された注目シーン情報付き暗号化MP4を分割する装置であり、暗号化MP4解析部(解析部)111及び暗号化MP4分割部(分割部)112を備える。
暗号化MP4解析部111は、注目シーン情報付き暗号化MP4の内容を解析し、分割位置を特定する手段である。また、暗号化MP4分割部112は、暗号復号することなく、暗号化MP4解析部111で特定された分割位置で注目シーン情報付き暗号化MP4を分割する手段である。
なお、暗号化MP4解析部111及び暗号化MP4分割部112は、例えば、この発明の趣旨に従う暗号化メディア分割用プログラムを、コンピュータに読み込ませてそのCPUが実行することにより、ハードウエアとソフトウエアが協働した具体的手段として実現することができる。
次に動作について説明する。
暗号化MP4解析部111は、分割対象となる注目シーン情報付き暗号化MP4を入力すると、当該注目シーン情報付き暗号化MP4の内容を解析し、MOOVボックスに多重化されているメディアデータの位置とその大きさ(サイズ)を取り出し、FREEボックスに多重化されているメディア時間データ及びこれに対応付けられた注目シーン情報を取り出す。
続いて、暗号化MP4解析部111は、当該注目シーン情報により示されるコンテンツ中の注目シーンの時間情報に応じて分割を行う注目シーン情報付き暗号化MP4中の位置及び分割後のサイズを決定し、決定した分割を行う位置及び分割後のサイズを示す情報を注目シーン分割情報として出力する。なお、暗号化MP4解析部111は、図8に示した暗号化MP4解析部106と異なり、分割位置を注目シーン情報から自動的に決定する。
注目シーン情報付き暗号化MP4では、メディア時間データに対応付けて注目シーン情報が多重化されている。このメディア時間データは、上記実施の形態1で述べたように、映像メディアであれば、映像フレーム位置及びサイズに関連付けられ、音声メディアであれば、音声データの予め決められた時間位置及びサイズに関連付けられている。従って、暗号化MP4解析部111は、メディア時間データ及びこれに対応付けられた注目シーン情報によって、注目シーンに対応する映像フレームや音声データの位置とサイズを容易に探し出すことができる。
暗号化MP4分割部112は、暗号化MP4解析部111から注目シーン分割情報を入力し、分割対象の注目シーン情報付き暗号化MP4を入力すると、当該注目シーン分割情報に基づいて、注目シーンの映像や音声などを注目シーン情報付き暗号化MP4から分割し、注目シーンのみから構成される注目シーン暗号化MP4を作成する。
一方、暗号化MP4分割部112を暗号化MP4結合部に置き換えることにより、注目シーン情報付き暗号化MP4の結合も可能である。例えば、暗号化MP4解析部111が、注目シーン情報により示されるコンテンツ中の注目シーンの時間情報に応じて結合を行う注目シーン情報付き暗号化MP4中の位置及び結合後のサイズを決定し、決定した結合を行う位置及び結合後のサイズを示す情報を注目シーン結合情報として出力する。
暗号化MP4結合部が、暗号化MP4解析部111から注目シーン結合情報を入力し、結合対象の注目シーン情報付き暗号化MP4を入力すると、当該注目シーン結合情報に基づいて、注目シーンの映像や音声などを結合し、注目シーンのみから構成される注目シーン暗号化MP4を作成する。
また、暗号化MP4分割部112の代わりに、注目シーン情報付き暗号化MP4の分割又は結合の双方を行う暗号化MP4分割・結合部を設け、当該暗号化MP4分割・結合部が、分割要求又は結合要求に応じて分割又は結合の処理を切り替えて行うように構成してもよい。
なお、注目シーン情報付き暗号化MP4の分割・結合において、上記実施の形態1及び上記実施の形態2と同様に、FTYPボックスの内容はそのまま利用できる。また、MOOVボックスについては、暗号化MP4分割部(若しくは暗号化MP4結合部)が、分割(若しくは結合)に合わせて、コンテンツ全体の長さや、分割(若しくは結合)後の暗号化MP4中の映像フレーム及び音声データの位置・時間を示す情報などを再度算出し、STSZボックス、STCOボックス、STSCボックスの内容を変更する。さらに、MOOVボックスのボックス長を変更する。
MDATボックスについては、暗号化したまま分割(若しくは結合)することが可能である。ただし、MDATボックス長については変更しない。FREEボックスは、注目シーンのメディア時間データに応じて変更する。FREEボックス長についても、分割(若しくは結合)に合わせて再度算出する。
以上のように、この実施の形態4によれば、図11に示す構成の暗号化メディア作成装置が、暗号復号することなく、コンテンツ中の注目シーンに応じて分割や結合が可能な注目シーン情報付き暗号化MP4を作成する。この注目シーン情報付き暗号化MP4は、図12に示す構成の暗号化メディア分割装置や上述した暗号化メディア結合装置によって、暗号復号することなく注目シーンのみからなる暗号化MP4に分割や結合が可能である。このようにすることで、コンテンツ中における注目シーンのみを集めたMP4ファイルを自動的に作成できる。これにより、例えば、長時間の監視映像から、不審人物が写っているシーンのみを暗号化したまま自動的に抜き出しダウンロードする、といった処理が可能になり、利便性が大きくなる。
上記実施の形態1〜4では、MP4形式を利用して、メディア時間データをFREEボックスに多重化する場合を示したが、FREEボックス以外のユーザやアプリケーションソフトウエアが自由にデータを多重化できるボックス(UDATボックスやSKIP)等に多重化してもよい。また、ファイル中にメディアデータの位置及びその大きさ(サイズ)、時間情報を多重化できる方式のメディア多重化フォーマットであれば、MP4以外を利用してもよい。
101 メディアサイズ調整部、102 メディア暗号化部、103,110 メディア多重化部、104,106,108,111 暗号化MP4解析部(解析部)、105 暗号復号部(復号部)、107,112 暗号化MP4分割部(分割部)、109 暗号化MP4結合部(結合部)。

Claims (17)

  1. ボックスのサイズを示す情報を記録する記録領域、前記ボックスを識別する情報を記録する記録領域及びデータを記録する記録領域を有する複数のボックスで構成された暗号化メディアファイルのデータ構造であって、
    メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを示す情報を平文データで記録する第1のボックスと、
    暗号化された前記メディアデータを記録する第2のボックスと、
    前記メディアデータの再生時間に関する情報を平文データで記録する第3のボックスとを備え、
    前記第1のボックス、前記第2のボックス及び前記第3のボックスが、
    前記ボックスのサイズを示す情報及び前記ボックスを識別する情報を平文データで記録することを特徴とする暗号化メディアファイルのデータ構造。
  2. メディアデータは、映像データ及び音声データのうちの少なくとも一方、若しくは、映像データ又は音声データに関連付けられた字幕データであることを特徴とする請求項1記載の暗号化メディアファイルのデータ構造。
  3. 第3のボックスは、予め設定した注目シーンの出現時刻を示す注目シーン情報を、メディアデータの再生時間に関する情報に対応付けて平文データで記録することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の暗号化メディアファイルのデータ構造。
  4. メディアサイズ調整部、メディア暗号化部及びメディア多重化部を備えた暗号化メディア作成装置による暗号化メディア作成方法において、
    前記メディアサイズ調整部が、メディアデータのサイズを前記メディア暗号化部による暗号化が可能なデータサイズに調整するステップと、
    前記メディア暗号化部が、前記メディアデータの再生時間に関する情報と所定の認証情報を用いて、前記ステップでサイズ調整されたメディアデータを暗号化するステップと、
    前記メディア多重化部が、ボックスのサイズを示す情報を記録する記録領域、前記ボックスを識別する情報を記録する記録領域及びデータを記録する記録領域を有する第1のボックス、第2のボックス及び第3のボックスを備えた暗号化メディアファイルを作成するにあたり、前記第1のボックスに対して、前記メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを示す情報を平文データで多重化して記録し、前記第2のボックスに対して、前記ステップで暗号化されたメディアデータを多重化して記録し、前記第3のボックスに対して、前記メディアデータの再生時間に関する情報を平文データで多重化して記録するとともに、前記第1のボックス、前記第2のボックス及び前記第3のボックスに対して、前記ボックスのサイズを示す情報及び前記ボックスを識別する情報を平文データで多重化して記録することにより、前記暗号化メディアファイルを作成するステップとを備えたことを特徴とする暗号化メディア作成方法。
  5. メディアデータは、映像データ及び音声データのうちの少なくとも一方、若しくは、映像データ又は音声データに関連付けられた字幕データであることを特徴とする請求項4記載の暗号化メディア作成方法。
  6. メディア多重化部が、第3のボックスに対して、予め設定した注目シーンの出現時刻を示す注目シーン情報を、メディアデータの再生時間に関する情報に対応付けて平文データで多重化して記録することを特徴とする請求項4又は請求項5記載の暗号化メディア作成方法。
  7. 解析部及び復号部を備えた暗号化メディア復号装置による暗号化メディア復号方法において、
    前記解析部が、請求項4から請求項6のうちのいずれか1項記載の暗号化メディア作成方法で作成された暗号化メディアファイルを解析して、第1のボックスからメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを取り出し、第3のボックスから前記メディアデータの再生時間に関する情報を取り出して解析結果として出力するステップと、
    前記復号部が、前記ステップで得られた前記解析結果と暗号化で使用された認証情報を用いて、第2のボックスに記録されたメディアデータを暗号復号するステップとを備えたことを特徴とする暗号化メディア復号方法。
  8. 解析部及び分割部を備えた暗号化メディア分割装置による暗号化メディア分割方法において、
    前記解析部が、請求項4又は請求項5記載の暗号化メディア作成方法で作成された暗号化メディアファイルを解析して、第1のボックスからメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを取り出し、第3のボックスから前記メディアデータの再生時間に関する情報を取り出し、前記メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズと前記メディアデータの再生時間に関する情報とを用いて前記暗号化メディアファイルの分割位置を決定するステップと、
    前記分割部が、前記ステップで決定された分割位置に基づいて、分割後の暗号化メディアファイルの第1のボックス及び第3のボックスの記録内容を変更し、かつ第2のボックスにおける暗号化されたメディアデータを分割することにより、前記分割後の暗号化メディアファイルを作成するステップとを備えたことを特徴とする暗号化メディア分割方法。
  9. メディアデータが映像データであり、暗号化メディアファイルにおいて当該映像データが時間方向圧縮により圧縮されている場合、
    分割部が、分割後の暗号化メディアファイルの第1のボックスの記録内容を変更するにあたり、時間方向圧縮されたフレーム及びその参照元のフレームが、前記分割後の暗号化メディアファイルに含まれるように分割位置を変更することを特徴とする請求項8記載の暗号化メディア分割方法。
  10. 解析部が、請求項6記載の暗号化メディア作成方法で作成された暗号化メディアファイルを解析して、第1のボックスからメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを取り出し、第3のボックスから前記メディアデータの再生時間に関する情報及び注目シーン情報を取り出し、前記メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズと前記メディアデータの再生時間に関する情報及び注目シーン情報とを用いて、注目シーンを基準とした前記暗号化メディアファイルの分割位置を決定するステップと、
    分割部が、前記ステップで決定された分割位置に基づいて、分割後の暗号化メディアファイルの第1のボックス及び第3のボックスの記録内容を変更し、かつ第2のボックスにおける暗号化されたメディアデータを分割することにより、前記分割後の暗号化メディアファイルを作成するステップとを備えたことを特徴とする請求項8記載の暗号化メディア分割方法。
  11. 解析部及び結合部を備えた暗号化メディア結合装置による暗号化メディア結合方法において、
    前記解析部が、請求項4又は請求項5記載の暗号化メディア作成方法で作成された2つ以上の暗号化メディアファイルをそれぞれ解析して、第3のボックスからメディアデータの再生時間に関する情報を取り出し、当該メディアデータの再生時間に関する情報から、前記暗号化メディアファイルを結合する順序を決定するステップと、
    前記結合部が、前記ステップで決定された結合順序、第1のボックスから取り出したメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズ、及び、前記第3のボックスからメディアデータの再生時間に関する情報に基づいて、結合後の暗号化メディアファイルの第1のボックス及び第3のボックスの記録内容を変更し、かつ第2のボックスにおける暗号化されたメディアデータを結合することにより、前記結合後の暗号化メディアファイルを作成するステップとを備えたことを特徴とする暗号化メディア結合方法。
  12. メディアデータが映像データであり、暗号化メディアファイルにおいて当該映像データが時間方向圧縮により圧縮されている場合、
    結合部が、結合後の暗号化メディアファイルの第1のボックスの記録内容を変更するにあたり、時間方向圧縮されたフレーム及びその参照元のフレームが、前記結合後の暗号化メディアファイルに含まれるように結合順序を変更することを特徴とする請求項11記載の暗号化メディア結合方法。
  13. 解析部が、請求項6記載の暗号化メディア作成方法で作成された暗号化メディアファイルを解析して、第1のボックスからメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを取り出し、第3のボックスから前記メディアデータの再生時間に関する情報及び注目シーン情報を取り出し、前記メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズと前記メディアデータの再生時間に関する情報及び注目シーン情報とを用いて、注目シーンを基準とした前記暗号化メディアファイルの結合順序を決定するステップと、
    結合部が、前記ステップで決定された結合順序に基づいて、結合後の暗号化メディアファイルの第1のボックス及び第3のボックスの記録内容を変更し、かつ第2のボックスにおける暗号化されたメディアデータを結合することにより、前記結合後の暗号化メディアファイルを作成するステップとを備えたことを特徴とする請求項11記載の暗号化メディア結合方法。
  14. メディアデータのサイズを暗号化が可能なデータサイズに調整するメディアサイズ調整部と、
    前記メディアデータの再生時間に関する情報と所定の認証情報を用いて、前記メディアサイズ調整部でサイズ調整されたメディアデータを暗号化するメディア暗号化部と、
    ボックスのサイズを示す情報を記録する記録領域、前記ボックスを識別する情報を記録する記録領域及びデータを記録する記録領域を有する第1のボックス、第2のボックス及び第3のボックスを備えた暗号化メディアファイルを作成するにあたり、前記第1のボックスに対して前記メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを示す情報を平文データで多重化して記録し、前記第2のボックスに対して前記メディア暗号化部によって暗号化されたメディアデータを多重化して記録し、前記第3のボックスに対して前記メディアデータの再生時間に関する情報を平文データで多重化して記録するとともに、前記第1のボックス、前記第2のボックス及び前記第3のボックスに対して前記ボックスのサイズを示す情報及び前記ボックスを識別する情報を平文データで多重化して記録することにより、前記暗号化メディアファイルを作成するメディア多重化部とを備えた暗号化メディア作成装置。
  15. 請求項14記載の暗号化メディア作成装置で作成された暗号化メディアファイルを解析して、第1のボックスからメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを取り出し、第3のボックスから前記メディアデータの再生時間に関する情報を取り出して解析結果として出力する解析部と、
    前記解析部で得られた前記解析結果と暗号化で使用された認証情報を用いて、第2のボックスに記録されたメディアデータを暗号復号する復号部とを備えた暗号化メディア復号装置。
  16. 請求項14記載の暗号化メディア作成装置で作成された暗号化メディアファイルを入力し、当該暗号化メディアファイルを解析して、第1のボックスからメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズを取り出し、第3のボックスから前記メディアデータの再生時間に関する情報を取り出し、前記メディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズと前記メディアデータの再生時間に関する情報とを用いて、前記暗号化メディアファイルの分割位置を決定する解析部と、
    前記解析部で決定された前記分割位置に基づいて、分割後の暗号化メディアファイルの第1のボックス及び第3のボックスの記録内容を変更し、かつ第2のボックスにおける暗号化されたメディアデータを分割することにより、前記分割後の暗号化メディアファイルを作成する分割部とを備えた暗号化メディア分割装置。
  17. 請求項14記載の暗号化メディア作成装置で作成された2つ以上の暗号化メディアファイルをそれぞれ解析して、第3のボックスからメディアデータの再生時間に関する情報を取り出し、当該メディアデータの再生時間に関する情報から、前記暗号化メディアファイルの結合順序を決定する解析部と、
    前記解析部で決定された前記結合順序、第1のボックスから取り出したメディアデータの当該暗号化メディアファイル中の位置及びサイズ、及び、前記第3のボックスからメディアデータの再生時間に関する情報に基づいて、結合後の暗号化メディアファイルの第1のボックス及び第3のボックスの記録内容を変更し、かつ第2のボックスにおける暗号化されたメディアデータを結合することにより、前記結合後の暗号化メディアファイルを作成する結合部とを備えた暗号化メディア結合装置。
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