JP2010181593A - 画像調整システム、およびリモートコントローラー - Google Patents

画像調整システム、およびリモートコントローラー Download PDF

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Abstract

【課題】視聴者が見る色に合った最適な色補正を手軽に行うシステムを提供すること。
【解決手段】本発明の画像調整システムは、プロジェクター10の投影画像を調整する画像調整システムであって、プロジェクター10を遠隔操作するリモコン11と、リモコン11に設けられ、投影面内のある測定点におけるプロジェクター10からの直接光の画像情報を取得する測定部と、測定点における画像情報に基づいて、測定点における輝度または色度のうち少なくとも1つがあらかじめ決められた基準値と一致するように投影画像全体の輝度または色度のうち少なくとも1つを調整するパラメーターを算出するパラメーター算出部106と、パラメーター算出部106より算出されたパラメーターに基づき、プロジェクター10の出力特性を調整する輝度色度調整部102とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像調整システムと、これに用いられるリモートコントローラーに関する。
プロジェクターはオフィスや家庭などで一般的に利用されてきている。プロジェクターには面内のむらや個体差があり、工場出荷時に調整を行っている。ところが、プロジェクターを長期間にわたり使用し続けると、プロジェクターが表示する色が変化し、むらや個体差が大きく目立つようになっていく。さらには外光など使用する環境によって、均一で好ましい色が表示されない。
ユーザーがプロジェクターを手軽に調整する方法として、特許文献1では、テレビ画面をリモートコントローラー(以下、「リモコン」ともいう。)を使ってキャリブレーションする方法が紹介されている。
特開2008−66830号公報
しかしながら、特許文献1では、テレビ画面を2次元的に撮影する手段を使っているが、2次元の測定器で高精度のものは高価であり測定に時間がかかる。また、プロジェクターに応用する場合は投影面を撮影することにより、スクリーンの影響も含めて測定されてしまう。
本発明は、上記課題の少なくとも一つを解決するように、以下の適用例または形態として実現され得る。
〔適用例1〕本適用例の画像調整システムは、プロジェクターの投影画像を調整する画像調整システムであって、前記プロジェクターを遠隔操作するリモートコントローラーと、前記リモートコントローラーに設けられ、投影面内のある測定点における前記プロジェクターからの直接光の画像情報を取得する測定部と、前記画像情報に基づいて、前記測定点における輝度または色度のうち少なくとも1つがあらかじめ決められた基準値と一致するように、前記投影画像全体の輝度または色度のうち少なくとも1つを調整するパラメーターを算出するパラメーター算出部と、前記パラメーター算出部より算出されたパラメーターに基づき、前記プロジェクターの出力特性を調整する調整部とを含むことを特徴とする。
本適用例の画像調整システムは、リモートコントローラーを使うことにより、プロジェクターの輝度又は色度の少なくとも1つが理想的な基準値に近づくように補正することができ、画質の劣化を防止できるようになる。操作が簡単で、特別な機器も必要としないため、ユーザーが必要なときにいつでも調整可能である。また、スクリーン手前でプロジェクターの照射光を直接測定するため、スクリーン特性に影響を受けない。
〔適用例2〕また、本適用例の画像調整システムは、プロジェクターの投影画像を調整する画像調整システムであって、前記プロジェクターを遠隔操作するリモートコントローラーと、前記リモートコントローラーに設けられ、投影面内のある複数の測定点における前記プロジェクターからの直接光の画像情報を取得する測定部と、前記画像情報に基づいて、前記測定点における輝度または色度の少なくとも1つが全測定点で一致するように、前記投影画像の輝度または色度の少なくとも1つを部分ごとに調整するパラメーターを算出するパラメーター算出部と、前記パラメーター算出部より算出されたパラメーターに基づき、プロジェクターの出力特性を部分ごとに調整する調整部とを含むことを特徴とする。
本適用例の画像調整システムは、投影画像の複数箇所を測定し、部分ごとに異なる調整パラメーターを算出するため、プロジェクターの投影面内のむらも解消できる。
〔適用例3〕また、上記適用例の画像調整システムにおいて、前記投影面内の前記測定点を指定する画像を表示することが好ましい。
〔適用例4〕また、上記適用例の画像調整システムにおいて、プロジェクターからの直接光測定時の操作手順を指示するメッセージを表示することが好ましい。
〔適用例5〕また、本適用例のリモートコントローラーは、投影面内のある測定点における前記プロジェクターからの直接光の画像情報を取得する測定部を含むことを特徴とする。
本適用例のリモートコントローラーは、プロジェクターからの直接光の画像情報を取得することができる。これにより、プロジェクターの輝度又は色度の少なくとも1つが理想的な基準値に近づくように補正することができ、画質の劣化を防止できるようになる。操作が簡単で、特別な機器も必要としないため、ユーザーが必要なときにいつでも調整可能である。また、スクリーン手前でプロジェクターの照射光を直接測定するため、スクリーン特性に影響を受けない。
実施例1におけるプロジェクター調整システムの概略構成図。 実施例1における構成例の機能ブロック図。 実施例1におけるキャリブレーションのフロー図。 実施例1における測定位置指示画像の一例。 パラメーター算出部の処理内容の説明図。 パラメーター算出部における具体的な処理内容の説明図。 実施例2におけるキャリブレーションのフロー図。 実施例2における測定位置指示画像の一例を示す図。 操作方法のメッセージを表示する一例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態(実施例として説明する)は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成のすべてが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
図1に、本発明に係る実施例1における画像調整システムの構成例を示す。
画像調整システムは、プロジェクター10及びプロジェクター10を遠隔操作するリモコン11を備える。リモコン11は輝度または色度のうち少なくとも一方を測定できるセンサーと、操作ボタンを備える。操作者がリモコン11の操作ボタンのうちキャリブレーションボタンを押すことにより、一連のキャリブレーションが始まる。キャリブレーションが始まると、プロジェクター10は、スクリーン12に向けてキャリブレーション画像を表示する。操作者はリモコン11のセンサーの受光面をスクリーン12の前にかざして、プロジェクター10の直接光を受ける形で測定する。リモコン11は、センサーによる測定結果をプロジェクター10に送信する。
図2にプロジェクター10及びリモコン11で実現されるブロック図を示す。図1と同一の部分には同一の番号を付す。
プロジェクター10は、表示データ入力部101、調整部としての輝度色度調整部102、画像表示部103、キャリブレーション画像生成部104、測定データ解析部105、パラメーター算出部106、通信部107を含む。表示データ入力部101は、画像出力装置からの画像データを受信し、画像信号として出力する。この表示データ入力部101が行う処理には、物理層の信号レベルの変換処理やプログレッシブ変換処理が含まれる。輝度色度調整部102は、パラメーター算出部106からのパラメーターに基づいて、表示データ入力部101またはキャリブレーション画像生成部104からの画像信号を補正し、補正後の画像信号を画像表示部103に出力する。画像表示部103は、輝度色度調整部102により調整(補正)された画像信号に基づいて光源からの光を変調し、変調後の光をスクリーンに投影する。キャリブレーション画像生成部104は、リモコン11の操作命令解析部112から通信部107,113を介してキャリブレーション命令を受け取ると、必要なキャリブレーション画像を生成または用意してあった画像から選択し、輝度色度調整部102へ送る。
測定データ解析部105では、リモコン11の測定部111で測定され、通信部107,113を介して送信された投影画像の測定結果を解析して、測定部111やプロジェクターの分光特性の違いに依存することなく定量的に表現できる補正(調整)基準値となる測定値を生成する。このため、測定データ解析部105は、測定部111による測定結果を所与の色空間の色座標に変換した測定値を生成する。より具体的には、測定データ解析部105は、測定部111による測定結果に対応したCIE表色系の値を測定値として出力する。このようなCIE表色系の値としては、XYZ表色系(CIE 1931 表色系)の値、X10Y10Z10表色系(CIE 1964 表色系)の値、XYZ表色系での色度座標(x,y)、X10Y10Z10表色系での色度座標(x10,y10)、CIELAB色空間(CIE 1976 L*a*b*色空間)の明度や色座標、CIELUV色空間(CIE 1976 L*u*v*色空間)の明度や色座標等がある。以下では、測定データ解析部105は、測定部111による測定結果に対応したXYZ表色系の値を出力するものとする。
パラメーター算出部106は、測定データ解析部105からの測定値を用いて、各プロジェクターの輝度色度調整部102の機能に対応したパラメーターを算出する。例えば各プロジェクターの輝度色度調整部102がRGBの色成分毎に画像信号を調整できる場合には、パラメーター算出部106は、RGBの色成分毎に画像信号を補正するためのパラメーターを算出する。また、例えば各プロジェクターの輝度色度調整部102が明度及び色差を調整できる場合には、パラメーター算出部106は、CIELUV色空間の明度及び色座標(LUV)を補正するパラメーターを算出する。以下では、パラメーター算出部106が、CIELUV色空間の明度及び色座標(LUV)を補正するパラメーターを算出するものとする。
パラメーター算出部106は、プロジェクターの理想的な出力を基準値とし、プロジェクターは階調ごとの輝度・色度の基準値をメモリーにあらかじめ保存している。
リモコン11は、測定部111、操作命令解析部112、通信部113、操作ボタン114を含む。
ユーザーにより操作ボタン114を介してキャリブレーション命令が入力されると、操作命令解析部112は、通信部113,107を介して、プロジェクター10のキャリブレーション画像生成部104へキャリブレーション画像を表示するよう指示する。同時に測定部111へ測定命令を送る。キャリブレーション画像生成部104は、メモリーに保存されているキャリブレーション画像を必要に応じて読みだすか、または、指定した色の指定した階調を表示する機能がプロジェクターにあればそれを使って、キャリブレーション画像を表示する。
測定部111では、ある一定の時間間隔でプロジェクターからの直接光を測定し、測定結果を通信部113,107を介して測定データ解析部105へ送る。
測定部111の機能は、例えばデジタルカメラ、色彩計、測色器等により実現されるが、測定部111は、投影画像を構成する1画素分の輝度、色度等の画像情報が測定できればよい。
図3に、このシステムでキャリブレーションを行う場合のフロー図を示す。リモコン側の処理のフロー、プロジェクター側の処理のフロー以外に、両者をつなぐタイミングで点線を入れた。
図2のプロジェクター10及びリモコン11はそれぞれ、図示しない中央演算処理装置(Central Processing Unit:CPU)及びメモリーを有し、メモリーに記憶されたプログラムを読み込んで実行したCPUにより、プロジェクター10及びリモコン11の各部の機能を実現する。即ち、図3に示す処理方法を実現するためのプログラムが図示しないメモリーに格納されており、CPUが該メモリーに格納されたプログラムを読み出して該プログラムに対応した処理を実行することで、図3に示す処理をソフトウェア処理により実現できる。
まず、リモコンボタンの押し下げなどによって、キャリブレーション開始命令が入力される(S100)。キャリブレーション開始命令が入力されると、リモコン11は測定位置指示画像を表示する命令をプロジェクター10に送信する(S101)。プロジェクター10は測定位置指示画像表示命令を受け取る(S200)と、測定位置指示画像を表示する(S201)。操作者は測定位置を指示する投影画像の表示を見て、リモコン11を指定された位置にかざし、ボタン押し下げなどによって測定を開始する(S102)。測定が開始されると、リモコン11はキャリブレーション画像を表示する命令をプロジェクター10に向かって送信する(S103)とともに、センサーによる測定を行う(S104)。プロジェクター10はキャリブレーション開始命令を受け取ると(S202)、決められた順にキャリブレーション画像を表示する(S203)。リモコン11は測定結果をプロジェクター10へ送信し(S105)、キャリブレーションデータをすべて測定済みかどうか判断する(S106)。すべて測定済みなら測定完了のサインをプロジェクター10へ送り(S107)、終了する。測定すべきキャリブレーションデータが残っている場合は、測定を続行する(S104)。プロジェクター10では、測定結果を受信したか判断し(S204)、受信がなければ終了する。受信した場合は、すべて測定済みの命令が受信されているかどうか判断し(S205)、すべて測定済みでなければ次のキャリブレーション画像を表示する(S203)。すべて測定済みなら、調整パラメーターを計算し(S206)、輝度・色度の調整をして(S207)、終了する。
キャリブレーション画像について説明する。
プロジェクター10にR成分以外のG成分及びB成分の階調値が0のキャリブレーション画像を表示させた状態で測定し、測定データ解析部105において、このキャリブレーション画像のXYZ表色系の値XR、YR、ZRのうち値XRを取り出す。次に、プロジェクター10にG成分以外のR成分及びB成分の階調値が0のキャリブレーション画像を表示させた状態で測定し、測定データ解析部105において、キャリブレーション画像のXYZ表色系の値XG、YG、ZGのうち値YGを取り出す。同様に、プロジェクター10にB成分以外のR成分及びG成分の階調値が0のキャリブレーション画像を表示させた状態で測定し、測定データ解析部105において、キャリブレーション画像のXYZ表色系の値XB、YB、ZBのうち値ZBを取り出す。このような処理を、RGBの色成分毎に、全階調のうちいくつかの階調で繰り返す。
図4は測定位置指示画像の一例である。測定位置指示画像は、投影面内の測定位置が分かるような印を表示する。測定時、ユーザーはリモコン11に設けられたセンサーの受光面をプロジェクター10側に向け、指示された測定位置にかざす。キャリブレーション画像表示前に測定位置指示画像を表示しても良いし、キャリブレーション画像自体に位置を指示する印をつけても良い。キャリブレーション画像に印をつける場合は、測定点中心を避け測定点の周囲に、中心を予測しやすい形の印をつける。
パラメーター算出部106は、測定点における画像情報に基づいて、輝度及び色度が基準となる値(基準値)と一致するよう投影画像全体の輝度及び色度を調整するパラメーターを算出する。基準となる輝度値及び色度値はあらかじめプロジェクター10のメモリーに保存されている。
図5にパラメーター算出部106の処理内容の説明図を示す。図5は、画像信号のR成分の入力値に対するXYZ表色系の値XRの測定値が変化する様子の一例を表す。画像信号のG成分の入力値に対するXYZ表色系の値YGの測定値や、画像信号のB成分の入力値に対するXYZ表色系の値ZBの測定値の変化も、図5と同様である。
図6に、パラメーター算出部106における具体的な処理内容の説明図を示す。
プロジェクター10の測定点における測定値が、理想的な基準値と異なることがある。そこで、パラメーター算出部106は、基準値のR成分の入力値Rinの出力値Xoutと一致するように、プロジェクター10の測定値からR成分の入力値Rin'を算出する。そして、入力値がRinのときに入力値Rin'を出力するように補正するためのパラメーターを求めて、該パラメーターをプロジェクター10に出力する。同様に、G成分及びB成分についても、パラメーターを求めて、プロジェクター10に出力する。
このパラメーターは、例えば図6に示す変換式を変形することで、R成分の入力値Rin、G成分の入力値Gin、B成分の入力値Binに対応した、プロジェクター10による投影画像のCIELUV色空間の明度及び色座標(L、U、V)として求められる。従って、この明度及び色座標を実現するための補正パラメーターをプロジェクター10に出力すればよい。
以上のように、簡単な操作により、プロジェクター10の輝度及び色度が理想的な基準値に近づくように補正することができ、画質の劣化を防止できるようになる。操作が簡単で、特別な機器も必要としないため、ユーザーでも調整可能である。また、スクリーン手前でプロジェクター10の照射光を測定するため、スクリーン特性に影響を受けない。
実施例2では、実施例1と同じシステム構成で、複数箇所を測定し、画面内のむらを補正する。
図7に、本実施例でのフロー図を示す。実施例1とは、測定点1点についての処理は同じだが、それを複数点で繰り返す点が異なる。図7において、図3と同様の部分は同一符号を付し、適宜説明を省略する。
ひとつの測定点の測定が始まる前に、リモコン11から測定位置指示画像表示命令をプロジェクター10に送り(S101−2)、プロジェクター10は新しい測定位置を示す画像を表示させる(S201−2)。ある1点のすべての色と階調の測定が終わったと判断したら(S106−1)、1点測定済み信号をプロジェクター10に送信(S107−1)し、測定点すべてについて、測定が終了したかどうかを判断する(S106−2)。すべての測定点が測定されていれば、全点測定済み信号をプロジェクター10に送信して(S107−2)、終了する。まだ測定されていない測定点が残っていれば、新しい点の測定位置指定画像表示命令を送信する(S101−2)。プロジェクター10側では、1点すべてで測定済み信号を受信した場合(S205−1)に、全点測定済み信号を受信したかどうか判断し(S205−2)、未受信であれば次のキャリブレーション画像を表示(S202)するところからの処理を繰り返す。
パラメーター算出部106では、実施例1と同じ処理を、投影面上の各格子点において行う。投影面を縦横いくつかに区切った格子点を考える。プロジェクター内部のルックアップテーブルではこの各格子点の調整値を保持する。画像出力時には格子点の間の画素は、格子点の調整値を補間する。さらに、格子点のうち測定されていない点についても周囲の測定結果から補間する。測定点は格子点上にあることが好ましいが、位置が違う場合は補間する。このとき基準値とするのは、あらかじめ与えられている値でも良いし、各測定点から算出した平均値や中央値などでも良い。
図8に測定点の例を示した。むらを補正するために、投影面の離れたいくつかの点を測定する。測定点を指示する印は一度に一つずつ表示する。
以上のように実施例2では、同一投影面内の複数箇所を測定することにより、面内のむらを測定し、調整することができる。
以上、本発明に係る画像調整システムを上記の各実施例に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)図9のように、リモコンの位置を指定するだけではなく、操作方法をメッセージ表示してもよい。
(2)上記の実施例では、プロジェクターの内部に本実施例に係る測定データ解析部が設けられていたが、リモコンにこの機能を内蔵させてもよい。
(3)上記実施例では、キャリブレーション画像の表示と測定については、リモコンが一定間隔で測定し、測定データを受信したプロジェクターが次のキャリブレーション画像を表示しているが、プロジェクター側がリモコンに測定の指令を送っても良い。
10…プロジェクター、11…リモコン、12…スクリーン。

Claims (5)

  1. プロジェクターの投影画像を調整する画像調整システムであって、
    前記プロジェクターを遠隔操作するリモートコントローラーと、
    前記リモートコントローラーに設けられ、投影面内のある測定点における前記プロジェクターからの直接光の画像情報を取得する測定部と、
    前記画像情報に基づいて、前記測定点における輝度または色度のうち少なくとも1つがあらかじめ決められた基準値と一致するように、前記投影画像全体の輝度または色度のうち少なくとも1つを調整するパラメーターを算出するパラメーター算出部と、
    前記パラメーター算出部より算出されたパラメーターに基づき、前記プロジェクターの出力特性を調整する調整部と、を含むことを特徴とする画像調整システム。
  2. プロジェクターの投影画像を調整する画像調整システムであって、
    前記プロジェクターを遠隔操作するリモートコントローラーと、
    前記リモートコントローラーに設けられ、投影面内のある複数の測定点における前記プロジェクターからの直接光の画像情報を取得する測定部と、
    前記画像情報に基づいて、前記測定点における輝度または色度のうち少なくとも1つが全測定点で一致するように、前記投影画像の輝度または色度のうち少なくとも1つを部分ごとに調整するパラメーターを算出するパラメーター算出部と、
    前記パラメーター算出部より算出されたパラメーターに基づき、プロジェクターの出力特性を部分ごとに調整する調整部と、を含むことを特徴とする画像調整システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像調整システムおいて、
    前記投影面内の前記測定点を指定する画像を表示することを特徴とする画像調整システム。
  4. 請求項1または請求項2に記載の画像調整システムにおいて、
    プロジェクターからの直接光測定時の操作手順を指示するメッセージを表示することを特徴とする画像調整システム。
  5. プロジェクターを遠隔操作するリモートコントローラーであって、
    投影面内のある測定点における前記プロジェクターからの直接光の画像情報を取得する測定部を含むことを特徴とするリモートコントローラー。
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