JP2010179437A - ナットランナー - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、締付作業の効率性を高めることができるナットランナーを提供することを課題とする。
【解決手段】ナットランナー10は、ベース部11と、このベース部11に設けられている駆動源としてのエアモータ12と、このエアモータ12から延びておりエアモータ12によって駆動される主軸13と、この主軸13に交差して配置され、主軸13で駆動される複数のサブ軸27〜29と、これらのサブ軸27〜29の先端に各々設けられボルトの頭またはナットに嵌合するソケット37〜39と、を備えており、主軸13とサブ軸27〜29とのなす交差角(θ)は、非直角である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボルトまたはナットを回転させるソケットを複数有するナットランナーの改良に関する。
従来、ナットランナーとして、ボルトナットを回転させるソケットを複数有するものが知られている(例えば、特許文献1(第2図)参照。)。
特許文献1を次図に基づいて説明する。
図12は従来の技術の基本構成を説明する図であり、多種締付用ナットランナ200(要素名および符号は振り直した。以下同じ。)には、ケース体201が設けられ、このケース体201に、駆動源に駆動される主軸202が設けられ、この主軸202にベベルギヤ203、205が取り付けられ、これらのベベルギヤ203、205に駆動される従動側ベベルギヤ204、206が設けられ、従動側ベベルギヤ204、206にソケット211、212が設けられている。ここで、ソケット211、212は、各々、主軸202に直角な向きに配置されている。
図13は図12の作用説明図であり、ソケット211、212に装着されているボルト213、214をワークWに開けたねじ穴215、216へ連続して締結する場合を検討する。
先ず、ねじ穴215にボルト214を装着したソケット212を接近させ、主軸202を回転させ、ボルト214をワークWに開けたねじ穴214に締結する。
次いで、ナットランナ200を移動させるとともに、ケース体201の向きを上下180°反転させる。
そして、ねじ穴216にボルト213を装着したソケット211を接近させ、主軸202を回転させ、ボルト213をワークWに開けたねじ穴216に締結する。
ところで、特許文献1の技術では、ワークWと締結に使用しないソケットとの間で干渉が起きることを避けるために、ソケット211とソケット212とは、主軸202に対して互いに反対側になるように配置されている。かかる構成によると、締結する際に、ケース体201の向きを上下180°反転させる必要があり時間がかかる。ワークWとの干渉を回避するための他の手段として、ソケット211、212間を大きく離間させて配置することが考えられるが、移動距離が大きくなり時間がかかる。すなわち、前記いずれの手段によっても、締付作業の効率性の点で改良の余地があった。
実開平3−120335号公報
本発明は、締付作業の効率性を高めることができるナットランナーを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、駆動源で駆動される主軸と、この主軸に交差して配置され、主軸で駆動される複数のサブ軸と、これらのサブ軸の先端に各々設けられボルトの頭またはナットに嵌合するソケットと、からなるナットランナーであって、主軸とサブ軸とのなす交差角は、非直角であることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、交差角は、複数のサブ軸毎に異なる角度に設定したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、駆動源で駆動される主軸と、この主軸に交差して配置され、主軸で駆動される複数のサブ軸と、これらのサブ軸の先端に各々設けられボルトの頭またはナットに嵌合するソケットと、からなるナットランナーであって、主軸の一端から見たときに、サブ軸は、重ならないように配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、複数のソケットは、形状が互いに異なっていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、主軸とこの主軸に駆動されるサブ軸とを有するナットランナーにおいて、主軸とサブ軸とのなす交差角は、非直角である。
従来、主軸の回転軸方向に対して直角に配置されているサブ軸に取り付けた複数の締付用ソケットを用いて複数のねじをワークに締結する場合において、締付に用いる締付用ソケット以外のソケットおよびこのソケットに装着されているねじとワークとが干渉しないように、互いに、複数の締付用ソケットを、十分に離間させて配置する必要があった。
互いの締付用ソケットが離間している場合には、締付用ソケットの移動距離が長くなり、位置合わせに時間がかかる場合がある。
締付用ソケットの位置合わせに時間がかかると、複数のねじをワークに連続して締め付けようとするときに、締付作業の効率を上げるという点で改良の余地があった。
この点、本発明では、主軸の回転軸方向に対する締付用ソケットの回転軸方向の角度は、非直角であるので、複数の締付ソケットと、ワークとの間で干渉を起き難くすることが可能となり、直径や種類の異なる複数種類の締結部材を連続的に締め付けることができる。連続的な締付作業が可能になれば、締付作業を効率良く迅速に行うことが可能になる。
請求項2に係る発明では、交差角は、複数のサブ軸毎に異なる角度に設定した。
主軸に対する隣り合うサブ軸の角度を異なる角度に設定すれば、サブ軸の向きが異なるため、締結に使用しないソケットをワークに当たり難くすることができる。
ソケットがワークに当たり難くなれば、ソケットを取り付けたサブ軸同士を近接配置することができるので、複数個のボルトの頭またはナットを締め付ける際に、ナットランナーの移動距離を短くすることが可能になる。そうすれば、締付作業に係る効率を高めることができる。
請求項3に係る発明では、主軸の一端から見たときに、サブ軸は、重ならないように配置されているので、サブ軸同士の向きは異なる。サブ軸同士の向きが異なると、これらのサブ軸に取り付けたソケット同士の向きも異なる向きとなる。かかるソケット配置であれば、ソケット同士の向きが同一に配置されている場合に較べて、締結に使うソケットをワークに近づけたときに、隣接するソケットをワークに当たり難くすることができるので、ソケット同士を近接配置することができる。ソケット同士を近接配置できれば、複数個のボルトの頭またはナットを締め付ける際に、ナットランナーの移動距離を短くすることが可能になる。そうすれば、締付作業に係る効率を高めることができる。
請求項4に係る発明では、複数のソケットは、形状が互いに異なっているので、異なるサイズをもつ複数のボルトやナットの締結が行えるようになる。したがって、締付に係る汎用性を高めることができる。
本発明の第1実施例に係るナットランナーの要部断面図である。 図1の作用説明図(ワークに第1ボルトを締結する。)である。 図1の作用説明図(ワークに第2ボルトを締結し、その後、ワークに第3ボルトを締結する。)である。 第1実施例に係るナットランナーの実施例図および比較例図である。 本発明の第2実施例に係るナットランナーの要部断面図である。 図5の作用説明図(ワークに第1ボルトを締結する。)である。 図5の作用説明図(ワークに第2ボルトを締結し、その後、ワークに第3ボルトを締結する。)である。 本発明の第3実施例に係るナットランナーの側面図である。 図8の9−9線断面図である。 図8の作用説明図(ワークに第1ボルトを締結する。)である。である。 図8の作用説明図(ワークに第2ボルトを締結し、その後、ワークに第3ボルトを締結する。)である。 従来の技術の基本構成を説明する図である。 図12の作用説明図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1において、ナットランナー10は、ロボットアームの先端部に取り付けられているベース部11と、このベース部11に取り付けた駆動源としてのエアモータ12と、このエアモータ12から延びておりエアモータ12によって駆動される主軸13と、ベース部11と主軸13の間に設けられ主軸13を回転自在に支持する第1、第2主軸受部14、15と、主軸13の先端部から根元部に向け順に設けられている第1〜第3駆動側ベベルギヤ17〜19と、これらの第1〜第3駆動側ベベルギヤ17〜19に噛合うように配置される第1〜第3従動側ベベルギヤ21〜23と、これらの第1〜第3従動側ベベルギヤ21〜23に設けられている軸部としての第1〜第3サブ軸27〜29と、これらの第1〜第3サブ軸27〜29を回転自在に支持する第1〜第3サブ軸受部31〜33と、これらの第1〜第3サブ軸27〜29の先端に着脱可能に設けられボルトの頭またはナットに嵌合する第1〜第3ソケット37〜39と、前記主軸13、第1〜第3駆動側ベベルギヤ17〜19および第1〜第3従動側ベベルギヤ21〜23を覆う外枠としてのケース体41と、からなる。
主軸13と第1サブ軸27とのなす角、主軸13と第2サブ軸28のなす角および主軸13と第3サブ軸29とのなす角は、各々θ°であり、同じ角度に設定されている。本実施例ではθ=105°である。つまり、主軸13といずれのサブ軸27〜29とのなす交差角は、非直角である。
なお、主軸13および第1サブ軸27〜第3サブ軸29は、いずれもベース部11に取り付けられているので、主軸13に対して第1サブ軸27〜第3サブ軸29が首振り可能な構造を有する装置に較べると、高い剛性を有しており、締付け時に、振動などの発生を抑制することができ、より好ましい条件で締付作業が可能になる。振動などが抑えられれば、装置の耐久性も大幅に向上する。
なお、本発明によれば、θの角度は、90°以外の角度であれば任意の値に設定可能である。
また、本実施例において、第1〜第3ソケットの形状は同じ形状であるが、ボルト、ナットのサイズや形状に合わせて異なるものにすることは差し支えない。
図2〜図3において、ワークWに、第1〜第3ねじ穴44〜46が開けられており、これらのねじ穴44〜46に、ナットランナー10の第1〜第3ソケット37〜39に装着した第1〜第3ボルト47〜49を締結する方法を説明する。
第1〜第3ソケット37〜39に、各々、第1〜第3ボルト47〜49が装着されている。各ソケットへのボルトの装着は、例えば、ソケットにマグネットを付加して、ボルトの重さを保持することができ、所定以上の荷重がかかった場合に、ソケットからボルトが外れるようにする方法により容易に行わせることができる。
図2(a)において、第1〜第3ソケット37〜39に、各々、第1〜第3ボルト47〜49を装着した後、第1ソケット37を第1ねじ穴44に接近させる。
図2(b)において、第1ソケット37を回転させ、ワークWに開けた第1ねじ穴44に第1ボルト47を締結する。
図3(a)において、ナットランナー10を第2ねじ穴45の上方に移動させた後、下降させながら、第2ソケット38を回転させ、第2ねじ穴45に第2ボルト48を締結する。
図3(b)において、ナットランナー10を第3ねじ穴46の上方に移動させた後、下降させながら、第3ソケット39を回転させ、第3ねじ穴46に第3ボルト49を締結する。
以下、実施例および比較例により、本発明が奏する効果を説明する。
図4(a)において、実施例が示されており、本発明に係るナットランナー10を用いてボルトの締結を行う場合に、ワークWに開けた第1ねじ穴44に第1ボルト47を締結することができる。この場合に、主軸13と第1サブ軸27のなす角度、主軸13と第2サブ軸28のなす角度、主軸13と第3サブ軸29のなす角度は、各々、θ=105°に設定されており、このようにθを90°を超えた角度に設定することにより、順次締結される第2ボルト48および第3ボルト49がワークWと干渉することなく順次締結させることが可能になる。
図4(b)において、比較例が示されており、ナットランナー10Hを用いて図4(a)と同一のワークWに、ボルトの締結を行わせる場合に、ワークWに開けた第1ねじ穴44に第1ボルト47を締結する際に、第2ボルト48と第3ボルト49とがワークWに干渉する。このため、第2ボルト48や第3ボルト49を各々第2および第3ソケット38H、39Hに装着したままで、第1ボルト47を第1ねじ穴44に締結することは困難であった。
この点、本発明では、主軸13の回転軸方向に対する締付用ソケットの回転軸方向の角度(θ)は、非直角としてのθ=105°に設定されているので、複数のソケット37〜39およびこれらのソケット37〜39に装着されたボルト47〜49が、ワークWと干渉を起し難くすることが可能となり、直径や種類の異なる複数種類の締結部材を連続的に締め付けることができる。連続的な締付作業が可能になれば、締付作業を効率良く迅速に行うことが可能になる。
図5において、ナットランナー10Bは、ベース部11Bと、このベース部11Bに取り付けた駆動源としてのエアモータ12Bと、このエアモータ12Bから延びておりエアモータ12Bによって駆動される主軸13Bと、この主軸13Bを回転自在に支持する第1〜第2主軸受部14B、15Bと、主軸13Bの先端部から根元部に向け順に設けられている第1〜第3駆動側ベベルギヤ17B〜19Bと、これらの第1〜第3駆動側ベベルギヤ17B〜19Bに噛合うように配置される第1〜第3従動側ベベルギヤ21B〜23Bと、これらの第1〜第3従動側ベベルギヤ21B〜23Bに設けられている軸部としての第1〜第3サブ軸27B〜29Bと、これらの第1〜第3サブ軸27B〜29Bを回転自在に支持する第1〜第3サブ軸受部31B〜33Bと、これらの第1〜第3サブ軸27B〜29Bの先端に着脱可能に設けられボルトの頭またはナットに嵌合する第1〜第3ソケット37B〜39Bと、前記主軸13B、第1〜第3駆動側ベベルギヤ17B〜19Bおよび第1〜第3従動側ベベルギヤ21B〜23Bを覆う外枠としてのケース体41Bと、からなる。
主軸13Bと第1サブ軸27Bとのなす角をθ1、主軸13と第2サブ軸28Bのなす角をθ2、主軸13と第3サブ軸29Bとのなす角をθ3とするとき、本実施例では、θ1=105°、θ2=90°、θ3=72°でサブ軸毎に異なる角度に設定されている。
本実施例において、第1〜第3ソケット37B〜39Bの形状は同じ形状であるが、ボルト、ナットのサイズや形状に合わせて異なるものにすることは差し支えない。
図6〜図7において、ワークWbに、第1〜第3ねじ穴44b〜46bが開けられており、第1および第3ねじ穴44b、46bに、ナットランナー10Bの第1〜第3ソケット37B〜39Bに装着した第1〜第3ボルト47b〜49bを締結する方法を説明する。ここで、第1ねじ穴44bおよび第3ねじ穴46bは各々傾斜面に開けられている。ソケットへのボルトの装着手段は、実施例1と同じであり説明を省略する。
図6(a)において、第1〜第3ソケット37B〜39Bには、各々、第1〜第3ボルト47b〜49bが装着されている。そして、第1〜第3ソケット37B〜39Bに、各々、第1〜第3ボルト47b〜49bを装着した後、第1ソケット37Bを第1ねじ穴44bに接近させる。
図6(b)において、第1ソケット37Bを回転させ、ワークWbに開けた第1ねじ穴44bに第1ボルト47bを締結する。
図7(a)において、ナットランナー10Bを第2ねじ穴45bの上方に移動させた後、下降させながら、第2ソケット38Bを回転させ、第2ねじ穴45bに第2ボルト48bを締結する。
図7(b)において、ナットランナー10Bを第3ねじ穴46bの上方に移動させた後、下降させながら、第3ソケット39Bを回転させ、第3ねじ穴46bに第3ボルト49bを締結する。
このように、主軸(図5の符号13B)に対する隣り合うサブ軸27B〜29Bの角度を異なる角度に設定すれば、締結に使用しないソケットをワークWbに当たり難くすることができる。ソケットをワークWbに当たり難くすることができれば、ソケットを取り付けたサブ軸27B〜29B同士を近接配置することができるので、複数個のボルトの頭またはナットを締め付ける際に、ナットランナー10Bの移動距離を短くすることが可能になる。そうすれば、締付作業に係る効率を高めることができる。
図8において、ナットランナー10Cには、主軸13Cの一端から見たときに、第1〜第3サブ軸27C〜29Cは、重ならないように配置されている。
図9において、ナットランナー10Cを構成する3つのサブ軸のうちの1つの軸である第2サブ軸28Cについて説明する。なお、第1サブ軸27Cおよび第3サブ軸29Cの構造は、主軸13Cの軸中心に対する向きが異なること以外は同様な構造を有することから説明を省略する。
ナットランナー10Cには、ベース部11Cと、エアモータによって駆動される主軸13Cと、この主軸13Cに設けられている駆動側ベベルギヤ18Cと、駆動側ベベルギヤ18Cに噛合うように配置される従動側ベベルギヤ22Cと、従動側ベベルギヤ22Cに設けられている軸部としてのサブ軸28Cと、このサブ軸28Cを回転自在に支持するサブ軸受部32Cと、このサブ軸28Cの先端に着脱可能に設けられボルトの頭またはナットに嵌合するソケット38Cと、前記主軸13C、駆動側ベベルギヤ18Cおよび従動側ベベルギヤ22Cを覆う外枠としてのケース体41Cと、を備えている。
なお、その他、駆動機構の基本構成などについては、第1および第2実施例と大きく異なるところはなく、当該基本構成部分については説明を省略する。
本実施例において、第1〜第3ソケット37C〜39Cの形状は同じ形状であるが、ボルト、ナットのサイズや形状に合わせて異なるものにすることは差し支えない。
以下、図10〜図11において、ワークWcに、第1〜第3ねじ穴44c〜46cが開けられており、これらのねじ穴44c〜46cに、ナットランナー10Cの第1〜第3ソケット37C〜39Cに装着した第1〜第3ボルト47c〜49cを締結する方法について説明する。
図10(a)において、第1〜第3ソケット37C〜39Cに、各々、第1〜第3ボルト47c〜49cが装着されている。各ソケットへのボルトの装着手段については、第1実施例と同じであり説明を省略する。
第1〜第3ソケット37C〜39Cに、各々、第1〜第3ボルト47c〜49cを装着した後、第1ソケット38Cを第1ねじ穴44cに接近させる。
図10(b)において、第1ソケット38Cを回転させ、ワークWcに開けた第1ねじ穴44cに第1ボルト47cを締結する。
図11(a)において、ナットランナー10Cを第2ねじ穴45cの上方に移動させた後、下降させながら、第2ソケット38Cを回転させ、第2ねじ穴45cに第2ボルト48cを締結する。
図11(b)において、ナットランナー10Cを第3ねじ穴46cの上方に移動させた後、下降させながら、第3ソケット39Cを回転させ、第3ねじ穴46cに第3ボルト49cを締結する。
このように、主軸の一端51から見たときに、サブ軸27C〜29Cは、重ならないように配置されている。つまり、サブ軸27C〜29C同士の向きは異なるとともにソケット37C〜39C同士の向きも異なるものである。かかるソケット配置であれば、ソケット同士の向きが同一に配置されている場合に較べて、締結に使うソケット37C〜39CをワークWcに近づけたときに、隣接するソケットをワークWcに当たり難くすることができるので、ソケット37C〜39C同士を近接配置することができる。
ソケット37C〜39C同士が近接配置できれば、複数個のボルトの頭またはナットを締め付ける際に、ナットランナー10Cの移動距離を短くすることが可能になる。そうすれば、締付作業に係る効率を高めることができる。
本発明は、複数のソケットを有するナットランナーに好適である。
10、10B、10C…ナットランナー、13、13B、13C…主軸、27、27B、27C…第1サブ軸、28、28B、28C…第2サブ軸、29、29B、29C…第3サブ軸、37、37B、37C…第1ソケット、38、38B、38C…第2ソケット、39、39B、39C…第3ソケット、θ…交差角。

Claims (4)

  1. 駆動源で駆動される主軸と、この主軸に交差して配置され、前記主軸で駆動される複数のサブ軸と、これらのサブ軸の先端に各々設けられボルトの頭またはナットに嵌合するソケットと、からなるナットランナーであって、
    前記主軸と前記サブ軸とのなす交差角は、非直角であることを特徴とするナットランナー。
  2. 前記交差角は、前記複数のサブ軸毎に異なる角度に設定したことを特徴とする請求項1記載のナットランナー。
  3. 駆動源で駆動される主軸と、この主軸に交差して配置され、前記主軸で駆動される複数のサブ軸と、これらのサブ軸の先端に各々設けられボルトの頭またはナットに嵌合するソケットと、からなるナットランナーであって、
    前記主軸の一端から見たときに、前記サブ軸は、重ならないように配置されていることを特徴とするナットランナー。
  4. 前記複数のソケットは、形状が互いに異なっていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の締付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101942928B1 (ko) * 2017-02-16 2019-01-28 주식회사 포스코 강판의 절단면 검사 시스템 및 그 방법

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