JP2010178177A - カメラ及び表示装置並びに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な操作で、楽しく賑やかなアルバムを作ることのできるカメラ及び表示装置並びに電子機器を提供することである。
【解決手段】本カメラ10は、撮影した複数の画像を同時に表示部18に表示可能である。そして、上記複数の画像の何れかを主要画像の背景として、操作判定部17によって表示部18に表示される壁紙状画像としての画像が選択される。ここで選択された画像は、壁紙作成部11bによって壁紙状画像として作成される。すると、表示制御部11aによって、表示部18にて壁紙状画像の前面に上記主要画像を切換えて順次表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明はカメラ及び表示装置並びに電子機器に関し、より詳細には、所謂、デジタルカメラやカメラ付携帯電話など、表示部を有する撮影、表示機器の改良に関するものである。
近年、メモリの大容量化や低価格化が進み、カメラ内にこれを内蔵して、ここに大量の画像を保存することが可能となっている。
また、カメラ背面に設けられている液晶等、表示パネルも大型画面化が進み、保存された画像をここで表示して鑑賞するような用途が一般的になっている。
一方で、写真を装飾して楽しいアルバム作りを行いたいという要望も強い。そのため、画像の表示時に、このような装飾がついた画面をカメラの表示パネルに表示するような技術の登場が待たれていた。
また、撮影画像でアルバムを作成するような技術が追求されている。その一例として、本件出願人による下記特許文献1には、撮影時にテンプレートを表示してアルバム効果を確認しながら撮影するカメラが記載されている。
特開2007−104336号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のカメラでは、撮影時に、テンプレート撮影モードの設定が必要であり、操作方法に改善の余地を有している。
したがって本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な操作で、楽しく賑やかなアルバムを作ることのできるカメラ及び表示装置並びに電子機器を提供することである。
すなわち本発明は、壁紙状画像の上に複数の撮影画像を切換えながら順次表示可能な表示部を有するカメラに於いて、上記複数の画像の何れかを上記壁紙状画像として選択するための画像選択部を具備することを特徴とする。
また本発明は、撮影した複数の画像を同時に表示部に表示可能なカメラであって、上記複数の画像の何れかを主要画像の背景として上記表示部に表示される壁紙状画像として選択するための画像選択部と、上記画像選択部で選択された画像を上記壁紙状画像として作成する壁紙作成部と、上記表示部にて上記壁紙状画像の前面に上記主要画像を切換えて順次表示する表示制御部と、を具備することを特徴とする。
更に本発明は、複数の画像を同時に表示可能な表示部と、上記複数の画像の何れかを主要画像の背景として上記表示部に表示される壁紙状画像として選択するための画像選択部と、上記画像選択部で選択された画像を上記壁紙状画像として作成する壁紙作成部と、上記表示部にて上記壁紙状画像の前面に上記主要画像を切換えて順次表示する表示制御部と、を具備することを特徴とする。
そして、本発明は、主要画像の背景となる壁紙状画像の上に上記複数の主要画像を切換えながら順次表示可能な電子機器に於いて、上記複数の画像の何れかを上記壁紙状画像として選択するための画像選択部を具備することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な操作で、楽しく賑やかなアルバムを作ることのできるカメラ及び表示装置並びに電子機器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るカメラの概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に於けるカメラ10の再生モードによる表示を説明するための図である。 本発明の一実施形態に於けるカメラ10の制御動作を説明するためのフローチャートである。 図3のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン「アルバム再生」の処理動作について説明するためのフローチャートである。 図4のフローチャートのステップS30に於けるサブルーチン「表示済みまたは表示中画像から最適壁紙画像決定」の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に於けるカメラ10の再生画像について説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るカメラの概略構成を示すブロック図である。
本実施形態に於けるカメラ10は、画像処理及び制御部11と、撮影レンズ(レンズ)12と、撮像部13と、顔検出部14と、記録部15と、操作判定部17と、表示部18と、時計部19とを有して構成される。
画像処理及び制御部11は、このカメラ10全体の制御動作を司ると共に、撮像部13により取得された画像のエッジ強調、色補正、画像圧縮等の画像処理や、画像選択を行うものである。また、画像処理及び制御部11は、その内部に表示制御部11aと、壁紙作成部11bとを有している。壁紙作成部11bは、アルバムの台紙のように画像の背景として表示される壁紙を作成する。この作成された壁紙により、複数の画像を表示部18に順次表示する際に、その壁紙上に画像を表示できるように表示制御部11aが制御している。
撮影レンズ12は、図示されない被写体からの撮影光束を撮像部13に導くものである。そして、この撮像部13では、画像処理及び制御部11によって、図示されないシャッタ等により所定時間露光制御されて、撮影レンズ12を介して得られた画像が取り込まれる。ここで取り込まれた画像は、画像処理及び制御部11にて、エッジ強調、色補正、画像圧縮等の画像処理が行われた後、記録部15に記録される。
顔検出部14は、周知の顔画像認識処理等により、撮像部に取り込まれた画像中の顔画像を検出するためのものである。記録部15は、上述した画像処理が施された画像や後述補する日時データ等を記憶するためのものである。操作判定部17は、カメラの各種モードのスイッチや電源スイッチ、レリーズスイッチ等の各種スイッチ及び判定部から構成される。ユーザが何れかのスイッチを操作すると、画像処理及び制御部11がこれを検出するようになっている。また、操作判定部17は、画像処理及び制御部11と共に、後述する壁紙を選択する際の画像選択部としても機能する。
表示部18は、画像処理及び制御部11内の表示制御部11aによって制御されるもので、上述した被写体の画像、日時データに対応する文字情報や、壁紙を表示する。時計部19は、撮影時の日時データを出力するためのものである。この日時データと画像が記録部15に一緒に記録されて検索しやすいようにすることにより、再生時の順番等を容易に決定することができる。
このような構成のカメラ10に於いて、撮影モード時には、撮影前であってもカメラ電源がオンされた状態であれば、逐次撮像部13から画像を取得し、表示部18に表示することによって、撮影者がフレーミングやシャッタチャンスを確認できるようになっている。また、表示部18は、単に、画面いっぱいに画像を表示するだけでなく、例えば、撮影モードでは、表示画像を装飾する壁紙画像を作成して、それと一緒に画像を表示したりできるようになっている。このような制御は、表示制御部11aにより行われる。
次に、図2を参照して、上述した構成のカメラ10の再生モードによる表示について説明する。
図2は、本実施形態に於けるカメラ10の再生モードによる表示を説明するための図である。
初めに、図2(a)〜(c)に示される撮影画像について説明する。図2(a)に示されるような人物21aと風景21bを映した撮影画像(画像)21がある場合、この画像21は画面中心部にコントラストの低い部分が大きく、ここに何かを表示しても良いと考えられる。また、笑顔の人物21aが周辺部にいるので、この人物21aがこのアルバムに於ける主人公である確立が高い。
しかし、図2(b)や図2(c)に示される画像22、23は、それぞれの画面中央部に人物22a、23a、23b等のコントラストが高い部分が存在している。したがって、この部分に何かを表示すると、主人公が消えてしまう可能性がある。
また、図2(a)、(b)に示されるような画像21、22を、図2(d)、(e)に示されるような壁紙24、25として使用するには、肝心の主人公が同時に見えている方が好ましい。したがって、壁紙24、25の人物21aと共に主要画像221 、231 が表示されるようにする。更に、図2(b)に示されるような画像22も、図2(f)に示されるように、周辺に人物22aの顔を寄せれば、主要画像231 の壁紙26として利用が可能である。
しかしながら、図2(c)に示されるように、真ん中に複数の人物23a、23bの顔が存在する画像23は、こうした壁紙として処理するには、他のものより画像の修正を大きくする必要があり、壁紙優先度を下げざるをえない。
このように、本実施形態では、記録部15に記録されている画像を壁紙として使用するだけでなく、壁紙化に相応しい画像かどうかを判定する処理を有している。
次に、図3乃至図5のフローチャートを参照して、本実施形態に於けるカメラ10の動作について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に於けるカメラ10の制御動作を説明するためのフローチャートである。
尚、この制御動作は、主に画像処理及び制御部11によって行われる。
本シーケンスが開始されると、先ずステップS1に於いて、操作判定部17内の図示されない電源スイッチの状態が判定される。ここで、電源がオンされている場合は、ステップS2に移行する。これにより、後述する撮影モード、再生モードが判定可能な状態となる。
ステップS2に於いては、カメラ10が撮影モードであるか否かが判定される。ここで、撮影モードである場合は、ステップS3に移行し、撮像部13からの画像信号によって画像の中に人物の顔があるかの検出が行われる。次いで、ステップS4にて、この画像(特に顔部)が適正に表示されるように、画像処理及び制御部11にて露出演算が行われる。そして、ステップS5にて、上記ステップS4で演算された画像が、表示部18にスルー画として表示される。
このような顔検出の処理によって、人物の顔の場所や数、大きさ、更には顔のパーツの変化に従って、笑顔かどうかを判定することが可能となっている。
次に、ステップS6に於いて、図示されないレリーズスイッチによるレリーズ操作の状態が判定される。ここで、レリーズ操作が行われると、ステップS7に移行して撮像部13による露出動作や、続くステップS8にて記録部15への記録動作が行われる。その後、上記ステップS1に移行する。
尚、上記ステップS6にて、レリーズ操作がされなかった場合は、上記ステップS1へ移行する。
また、上記ステップS2に於いて、撮影モードでない場合はステップS9に移行する。そして、ステップS9にて、再生モードであるか否かが判定される。ここで、再生モードでない場合は上記ステップS1に移行し、再生モードである場合はステップS10に移行して、再生用のプログラムが作動する。
ステップS10に於ける再生モードでは、先ず、最後に撮影された画像が表示される。次いで、ステップS11にて、ユーザによって何らかの操作が行われたか否かが判定される。ここで、何も操作が行われない場合は上記ステップS1へ移行する。これに対し、何らかの操作が行われた場合は、ステップS12に移行して、アルバム再生であるか否かが判定される。
ステップS12にてアルバム再生が指定されると、ステップS13に移行して、サブルーチン「アルバム再生」が実行された後、上記ステップS11に移行する。尚、このサブルーチン「アルバム再生」の詳細な動作については後述する。
一方、上記ステップS12にて、アルバム再生以外の操作が指定された場合は、ステップS14に移行する。そして、このステップS14にて、小画像を並べて一覧表示するサムネイル再生であるか否かが判定される。その結果、サムネイル再生が指定された場合は、ステップS15に移行して、表示部18にサムネイル画像の表示がなされる。
次いで、ステップS16では、上記ステップS15にてサムネイル表示された画像の中から選択画像があるか否かが判定される。ここで、選択された画像がある場合は、ステップS17に移行して、当該選択画像が拡大されて表示部18に表示される。その後、上記ステップS11に移行する。一方、サムネイル表示の状態で選択された画像が無い場合は、そのまま上記ステップS11に移行する。
また、上記ステップS14にてサムネイル再生で無い場合は、ステップS18に移行して、単純に画像送りがなされる。この場合、先に最後に撮影された画像が再生されているので、1コマ前の画像が表示部18に表示される。その後、上記ステップS11に移行する。
次に、図3のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン「アルバム再生」の処理動作について説明する。
図4は、図3のフローチャートのステップS13に於けるサブルーチン「アルバム再生」の処理動作について説明するためのフローチャートである。
本サブルーチンに入ると、先ず、ステップS21にて、カメラ10の時計部19の機能が利用されて、所定期間中に撮影された画像が集められて、アルバムとして取り扱うことができるようにされる。もちろん、GPS等、位置センサを有しているカメラであれば、場所毎(旅行先のみ)のアルバムを作ることができ、個人特定が可能なカメラでは、個人毎のアルバムを作るようにしてもよい。
このようにしておくと、図6(a)に示されるように、ステップS22にてカメラ10の表示部18に、擬似的な本棚がアルバム背表紙として表示される。次いで、ステップS23に於いて、アルバムの選択操作が行われたか否かが判定される。ここで、選択操作が行われない場合は、ステップS24に移行し、本サブルーチンを終了するか否かが判定される。終了しない場合は上記ステップS23へ移行し、終了する場合は本サブルーチンを抜けて図3のフローチャートのステップS11へ移行する。
上記ステップS23で選択操作が行われた場合、例えば、図6(a)に示されるアルバム31a、31b、31cの何れかが操作判定部17によって選択された場合は、ステップS25に移行して、そのアルバムが開かれて、ページ毎に見ていくような表示が可能となる。すなわち、図6(b)は、図6(a)に示されるアルバム31a、31b、31cの何れかが開かれて台紙(ページ)32が表示されている状態である。尚、図6(b)では、太線部の台紙が選択されて表示される部分として示されている。
次に、ステップS26では、上記ステップS23で選択されたアルバムの中で、撮影時期が一番古い複数の画像群が、1ページに表示されるようにする。図6(c)は、図6(b)の台紙32に貼り付けられた画像33a及び33bが表示された状態を示している。尚、ここでは2枚の画像が表示された例が示されているが、これに限られるものではなく、例えば3枚、4枚であってもよい。
ステップS27では、本サブルーチンを終了するか否かが判定される。終了しない場合はステップS28へ移行し、終了する場合は本サブルーチンを抜けて図3のフローチャートのステップS11へ移行する。
ステップS28では、ユーザによって台紙をめくる操作が行われたか否かが判定される。ここで、台紙をめくる操作が行われない場合は上記ステップS27へ移行するが、めくる操作が行われた場合は、続くステップS29にて次の画像の有無が判定される。その結果、次画像が無い場合は上記ステップS27に移行し、ある場合はステップS30に移行する。
ステップS30では、すでに表示された画像から最適の壁紙画像が選択される、サブルーチン「表示済みまたは表示中画像から最適壁紙画像決定」が実行される。尚、このサブルーチン「表示済みまたは表示中画像から最適壁紙画像決定」の処理動作の詳細については後述する。
次いで、ステップS31に於いては、次の画像を表示する中央部分の画像表示部に、壁紙画像の顔が重なるか否かが判定される。これは、図2(b)、(c)に示されるように、略中央部に顔がある画像なども、壁紙にすることができるようにするためのものである。そのため、壁紙画像の顔が重なる場合は、ステップS32に移行して重なる顔の位置をシフトしたり、拡大、縮小等の操作を行ったりして、この重なりが起こらないようにする。これによって、図2(f)に示されるような壁紙26を有するアルバム表示が可能となる。
そして、ステップS33にて、上記ステップS30にて決定された画像、または決定されてステップS32にて顔位置がシフトされた画像が背景に設定される。すると、続くステップS34にて、背景に設定された画像が壁紙とされて次の画像群が表示される。この結果、図6(e)に示されるように、壁紙35に貼り付けられた主要画像34a、34bが表示された画面となる。
この画面は、図6(b)に示されるようなアルバム内のページ(太線部)の次のページ(図6(d)参照)の表示例である。つまり、図6(c)に示される画像33a、33bのどちらが壁紙に向いているかの判定(後述する図5のフローチャートを参照)が反映されている。
尚、上述したステップS32の顔位置のシフトは、どの方向にシフトするものであってもよく、拡大、縮小等の操作も含んでいる。また、背景となる画像の顔部の位置のシフトに限られることなく、背景となる画像に対する主要画像の位置をシフト、拡大、縮小させるようにしてもよい。更には、背景となる画像と主要画像の両者についてシフト等を行うようにするものであってもよい。
図5は、図4のフローチャートのステップS30に於けるサブルーチン「表示済みまたは表示中画像から最適壁紙画像決定」の動作を説明するためのフローチャートである。
このサブルーチンに於いては、必ず、何れかの画像が壁紙に採用されるように、適切度を数値化するような処理が行われるようにしている。つまり、所定の条件を満たすと採点が上がり、その他の所定の条件を満たすと採点が下がるようにしている。そして、その結果、採点の高いものが壁紙の候補とされる。
本サブルーチンに入ると、先ず、ステップS41にて、すでに表示された画像(図6(c))の中から各画像について顔画像の有無の判定処理がなされる。次いで、ステップS42にて、採点付け(ここでは採点結果をK値とする)が行われる。ここでは、周知の技術により、顔パーツの特徴から笑顔か否かが判定される。そして、ステップS43にて、K値が初期化される。
次に、ステップS44に於いて、図2(a)に示されるように、画像の周辺に顔があり、且つその顔が笑顔かどうかが判定される。ここで、この条件が満たされれば、ステップS45に移行してK値が10倍される。その後、ステップS46へ移行する。また、上記条件が満たされない場合は、ステップS45がスキップされる。
ステップS46では、画像の中央部に笑顔が有る、または複数の顔が有るか否かが判定される。この場合、中央部がかなり重要な画像を含んでいると考えられるので、この条件が満たされたならば、ステップS47に移行してK値が1/10にされる。これは、例えば、周辺に笑顔があったとしても、あまり親しくない人との集合写真である場合、その人が壁紙に採用されると、せっかくのアルバムの装飾が、満足できないものになると考えられるからである。
また、上記ステップS46にて、中央部に笑顔も複数の顔が無い場合は、ステップS48に移行して中央部に顔が有るか否かが判定される。ここで、中央部に顔が無ければ、なお他の画像を表示するスペースがあると考えられるため、壁紙に適切であるとしてステップS49に移行する。一方、顔が有る場合は、ステップS49に移行する。この場合、画像の真ん中の顔は笑顔ではないことが、上記ステップS46にて判定されているので、この部分を隠してもそれほど問題はないと考えられる。したがって、上記ステップS45のように1/10ではなく、K値は1/5に設定される。
このような計算が、ステップS50にて表示済みの各画像について判定される。そして、対象候補となる画像全てが終了するまでは、ステップS51に移行して別画像が読み出された後、上記ステップS42に移行する。このようにして、対象候補となる画像全てについて判定が繰り返される。
そして、ステップS50にて対象候補となる画像全ての判定が終了したならば、ステップS52に移行して、K値が一番高いものが候補画像とされる。ステップS53では、この候補画像が複数有るか否かが判定される。その結果、候補画像が1つであれば、本サブルーチンを抜けて図4のフローチャートのステップS31に移行する。一方、候補画像が複数有る場合は、ステップS54に移行して、古い画像が優先されて壁紙表示が行われるようにする。その後、本サブルーチンを抜けて図4のフローチャートのステップS31に移行する。
尚、上記ステップS54にて、候補画像が複数有る場合は古い画像が優先されて壁紙表示されるとしたが、これは最新の画像が優先されると、壁紙となる背景画像と主要画像が似通ってしまう、次に表示される主要画像がわかって楽しみが減少する等の理由からである。したがって、候補画像が複数ある場合、古い画像が優先されることに限定されるものではない。
また、背景の候補画像が複数ある場合、ユーザが操作判定部17を用いて選択するようにすることも可能である。
このように、本実施形態によれば、写真鑑賞時に、壁紙を自動作成するので、楽しく、賑やかなアルバム鑑賞が可能となる。
尚、上述した実施形態ではカメラを例として説明したが、本発明は、カメラ以外の単なる表示装置や携帯電話等にも適用が可能であるのは勿論である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
更に、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
本発明によれば、アルバムを内部に作ることが可能なカメラ及び表示装置並びに電子機器に於いて、アルバムを賑やかにするために、画面周辺にいる笑顔等、表情の変化の大きい人物の画像を、アルバムの背景として優先的に利用することができる。
10…カメラ、11…画像処理及び制御部、11a…表示制御部、11b…壁紙作成部、12…撮影レンズ(レンズ)、13…撮像部、14…顔検出部、15…記録部、17…操作判定部、18…表示部、19…時計部、21、22、23、33a、33b…画像、22a、23a、23b…人物、221 、231 、34a、34b…主要画像、24、25、26…壁紙、31a、31b、31c…アルバム、32…台紙(ページ)。

Claims (27)

  1. 壁紙状画像の上に複数の撮影画像を切換えながら順次表示可能な表示部を有するカメラに於いて、
    上記複数の画像の何れかを上記壁紙状画像として選択するための画像選択部を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 上記画像選択部で選択された上記壁紙状画像を、上記画像切換え時に次に表示される画像の壁紙として適用するように制御する表示制御部を更に具備することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記画像選択部で選択される壁紙状画像は、画面中心部に笑顔の人物がいない画像であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  4. 撮影した複数の画像を同時に表示部に表示可能なカメラであって、
    上記複数の画像の何れかを主要画像の背景として上記表示部に表示される壁紙状画像として選択するための画像選択部と、
    上記画像選択部で選択された画像を上記壁紙状画像として作成する壁紙作成部と、
    上記表示部にて上記壁紙状画像の前面に上記主要画像を切換えて順次表示する表示制御部と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  5. 上記表示制御部は、上記画像選択部で選択された上記壁紙状画像を上記画像切換え時に次に表示される画像の壁紙として適用するように制御することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
  6. 上記壁紙作成部は、上記表示部に既に表示された上記主要画像を壁紙状画像として作成することを特徴とする請求項5に記載のカメラ。
  7. 上記複数の画像を記憶する記録部を更に具備し、
    上記壁紙作成部は、上記記録部に記録された上記主要画像を壁紙状画像として作成することを特徴とする請求項6に記載のカメラ。
  8. 上記画像選択部は、画面周辺部に笑顔が有る画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載のカメラ。
  9. 上記画像選択部は、画面中心部に笑顔の人物がいない画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載のカメラ。
  10. 上記画像選択部は、画面中心部に顔が存在しない画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載のカメラ。
  11. 上記壁紙作成部は、上記画像選択部で選択された画像の略中央部に顔が存在する場合に当該選択画像の位置を移動させて上記顔の位置を変更することを特徴とする請求項4乃至7の何れか1項に記載のカメラ。
  12. 複数の画像を同時に表示可能な表示部と、
    上記複数の画像の何れかを主要画像の背景として上記表示部に表示される壁紙状画像として選択するための画像選択部と、
    上記画像選択部で選択された画像を上記壁紙状画像として作成する壁紙作成部と、
    上記表示部にて上記壁紙状画像の前面に上記主要画像を切換えて順次表示する表示制御部と、
    を具備することを特徴とする表示装置。
  13. 上記表示制御部は、上記画像選択部で選択された上記壁紙状画像を上記画像切換え時に次に表示される画像の壁紙として適用するように制御することを特徴とする請求項12に記載の表示装置。
  14. 上記壁紙作成部は、上記表示部に既に表示された上記主要画像を壁紙状画像として作成することを特徴とする請求項13に記載の表示装置。
  15. 上記複数の画像を記憶する記録部を更に具備し、
    上記壁紙作成部は、上記記録部に記録された上記主要画像を壁紙状画像として作成することを特徴とする請求項14に記載の表示装置。
  16. 上記画像選択部は、画面周辺部に笑顔が有る画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項12乃至15の何れか1項に記載の表示装置。
  17. 上記画像選択部は、画面中心部に笑顔の人物がいない画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項12乃至15の何れか1項に記載の表示装置。
  18. 上記画像選択部は、画面中心部に顔が存在しない画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項12乃至15の何れか1項に記載の表示装置。
  19. 上記壁紙作成部は、上記画像選択部で選択された画像の略中央部に顔が存在する場合に当該選択画像の位置を移動させて上記顔の位置を変更することを特徴とする請求項12乃至15の何れか1項に記載の表示装置。
  20. 主要画像の背景となる壁紙状画像の上に上記複数の主要画像を切換えながら順次表示可能な電子機器に於いて、
    上記複数の画像の何れかを上記壁紙状画像として選択するための画像選択部を具備することを特徴とする電子機器。
  21. 上記画像選択部で選択された上記壁紙状画像を上記画像切換え時に次に表示される画像の壁紙として適用するように制御する制御部を更に具備することを特徴とする請求項20に記載の電子機器。
  22. 上記壁紙作成部は、上記表示部に既に表示された上記主要画像を壁紙状画像として作成することを特徴とする請求項21に記載の電子機器。
  23. 上記複数の画像を記憶する記録部を更に具備し、
    上記壁紙作成部は、上記記録部に記録された上記主要画像を壁紙状画像として作成することを特徴とする請求項22に記載の電子機器。
  24. 上記画像選択部は、画面周辺部に笑顔が有る画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項20乃至23の何れか1項に記載の電子機器。
  25. 上記画像選択部は、画面中心部に笑顔の人物がいない画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項20乃至23の何れか1項に記載の電子機器。
  26. 上記画像選択部は、画面中心部に顔が存在しない画像を壁紙状画像として選択することを特徴とする請求項20乃至23の何れか1項に記載の電子機器。
  27. 上記壁紙作成部は、上記画像選択部で選択された画像の略中央部に顔が存在する場合に当該選択画像の位置を移動させて上記顔の位置を変更することを特徴とする請求項20乃至23の何れか1項に記載の電子機器。
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