JP2010177765A - 電界受信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】信号源から大地に誘起される電界だけを受信できる電界受信システムを提供する。
【解決手段】信号源1から大地2に誘起される電界を受信する電界受信システムは、大地2に対向配置される大地側電極3と、大地側電極3における大地側面の反対側面に対向配置され、大地側電極3の信号源側に位置する信号源側電極4と、信号源側電極4と大地側電極3との間に電界により生じた電位差を差動増幅する差動増幅器51とを含む。信号源側電極4の面積より大地側電極3の面積が小さく、静電容量C4が静電容量C3に等しくなっているので、大地2から信号源側電極4に入るノイズと大地2から大地側電極3に入るノイズとが相殺される。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号源から大地に誘起される電界を受信する電界受信システムに関するものである。
近年にあっては、信号源から大地に誘起される電界を受信する電界受信システムを具現化したものとして、例えば、下記の特許文献1に開示されたトランシーバがある。
特開2001−352298号公報
そのような電界を受信するには、例えば、大地に対向配置される大地側電極と、大地側電極における大地側面の反対側面に対向配置された信号源側電極と、信号源側電極と大地側電極との間に生じた電位差を差動増幅する差動増幅器とを使用すればよい。差動増幅器を用いるのは、大地から信号源側電極に入るノイズと大地から大地側電極に入るノイズとを相殺し、信号源から大地に誘起される電界だけを受信するためである。そのためには、大地と信号源側電極の間の静電容量を大地と大地側電極の間の静電容量に等しくするのが好ましい。
しかしながら、上記の配置では、大地と信号源側電極の距離が大地と大地側電極の距離より長いため静電容量同士を等しくするのが困難である。そのため、ノイズを相殺することによって信号源から大地に誘起される電界だけを受信するのが困難である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、信号源から大地に誘起される電界だけを受信できる電界受信システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、信号源から大地に誘起される電界を受信する電界受信システムであって、大地に対向配置される大地側電極と、前記大地側電極における大地側面の反対側面に対向配置され、前記大地側電極の前記信号源側に位置する信号源側電極と、前記信号源側電極と前記大地側電極との間に前記電界により生じた電位差を差動増幅する差動増幅器とを含み、前記信号源側電極の面積より前記大地側電極の面積が小さいことを特徴とする。
また、前記大地側電極と前記信号源側電極のそれぞれが隙間をもって形成されていることを特徴とする。
また、前記信号源側電極の隙間を前記信号源側電極の面に対して垂直に貫通する線が前記大地側電極の隙間を貫通するようになっていることを特徴とする。
本発明によれば、信号源側電極の面積より大地側電極の面積が小さくなっていることで、大地と信号源側電極の間の静電容量を大地と大地側電極の間の静電容量に等しくでき、これにより、大地から信号源側電極に入るノイズと大地から大地側電極に入るノイズとが相殺され、もって、信号源から大地に誘起される電界だけを受信することができる。
本実施の形態に係る電界受信システムを示す図である。 大地側電極3に隙間Sを設けた様子を示す図である。 大地側電極3と信号源側電極4に隙間Sを設けた様子を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る電界受信システムを示す図である。電界受信システムは、信号源1から大地2に誘起される電界を受信する電界受信システムであって、大地2に対向配置される大地側電極3と、大地側電極3における大地側面の反対側面に対向配置され、大地側電極3の信号源1側に位置する信号源側電極4と、信号源側電極4と大地側電極3との間に電界により生じた電位差を差動増幅するトランシーバ5内の差動増幅器51とを含む。トランシーバ5は、差動増幅後の信号からデータを復調する復調器など(図示せず)を含む。
信号源1は、例えば、データを変調する変調器を含む送信器(図示せず)を所持する人の人体である。大地2としては、例えば床などを考えればよい。
大地側電極3と信号源側電極4のそれぞれは、例えば、板状の金属であり、その間には導通防止のためのスペーサ6が配置される。大地側電極3、信号源側電極4およびスペーサ6は、例えば床に敷かれたカーペットに含まれる。
信号源側電極4の面積より大地側電極3の面積が小さくなっており、これにより、大地2と信号源側電極4の間の静電容量C4が大地2と大地側電極3の間の静電容量C3に等しくなっている。また、信号源側電極4の面積より大地側電極3の面積が小さくなっていることにより、信号源側電極4と大地側電極3の間の静電容量C34は、面積同士が等しい場合の静電容量C34よりも小さくなっている。
なお、図2に示すように、大地側電極3をメッシュ状、螺旋状等として複数の隙間Sを設け、こうして信号源側電極4の面積より大地側電極3の面積を小さくしてもよい。この場合も、静電容量C4を静電容量C3に等しくできる。また、破線で示すように隙間Sには静電容量C’がなく、一方、実線で示すように隙間Sでないところには静電容量Cがあるので、信号源側電極4と大地側電極3の間の静電容量を小さくすることができる。
(電界受信システムの動作)
次に、電界受信システムの動作について説明する。図1に示す人が例えば、信号源側電極4の上に乗り、人に所持される送信器内の変調器がデータ(例えば、人の名前)を変調により搬送波中に含ませる。これにより、人の人体が信号源1となり、信号源1と大地2の間に変調後の信号に応じた電界が生じる。
この電界により、信号源側電極4と大地側電極3との間には電位差が生じる。トランシーバ5内の差動増幅器51は、この電位差を差動増幅する。トランシーバ5の復調器は、差動増幅後の信号からデータを復調する。
静電容量C4が静電容量C3に等しくなっているので、大地2から信号源側電極4に入るノイズと大地2から大地側電極3に入るノイズとが相殺され、信号源1から大地2に誘起される電界だけを受信することができる。
また、静電容量C34が比較的に小さくなっているので、信号源側電極4と大地側電極3との間の電位差は比較的に大きく、よって、電界受信システムにおける受信感度、換言すればSN比を高めることができる。
(応用例)
図2では、大地側電極3に隙間Sが設けられて静電容量C34が小さくなっているのだが、静電容量C3、C4が互いに等しいという条件の下では、静電容量C34を一層小さくするのが難しい。
そこで、図3に示すように、信号源側電極4もメッシュ状、螺旋状等として隙間Sを設けることで、静電容量C3、C4が互いに等しいという条件の下で、静電容量C34を一層小さくできる。これにより、電界受信システムにおける受信感度、換言すればSN比を一層高めることができる。
また、図3に示すように、信号源側電極4の隙間Sを信号源側電極4の面に対して垂直に貫通する線Vを考えた場合、隙間Sを位置決めすることで、線Vは大地側電極3の隙間Sを貫通するようになっている。
仮に、線Vが大地側電極3にあたってしまうと、大地側電極3と信号源側電極4が両方とも電界を信号源1から直接受け、信号源側電極4と大地側電極3の間の電位差が小さくなってしまう。
したがって、図3に示すように、線Vが大地側電極3の隙間Sを貫通することで、電位差を大きくでき、電界受信システムにおける受信感度、SN比を高めることができる。
1…信号源、2…大地、3…大地側電極、4…信号源側電極、51…差動増幅器

Claims (3)

  1. 信号源から大地に誘起される電界を受信する電界受信システムであって、
    大地に対向配置される大地側電極と、
    前記大地側電極における大地側面の反対側面に対向配置され、前記大地側電極の前記信号源側に位置する信号源側電極と、
    前記信号源側電極と前記大地側電極との間に前記電界により生じた電位差を差動増幅する差動増幅器と
    を含み、
    前記信号源側電極の面積より前記大地側電極の面積が小さいことを特徴とする電界受信システム。
  2. 前記大地側電極と前記信号源側電極のそれぞれが隙間をもって形成されていることを特徴とする請求項1記載の電界受信システム。
  3. 前記信号源側電極の隙間を前記信号源側電極の面に対して垂直に貫通する線が前記大地側電極の隙間を貫通するようになっていることを特徴とする請求項2記載の電界受信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001352298A (ja) * 2000-06-08 2001-12-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> トランシーバ
JP2007174570A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電極対および通信システム
JP2009302894A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 通信システム及びそれに用いられる受信装置

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