JP2010176284A - クライアント端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】共有リソースへのアクセスの可否を容易に判別することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】クライアント端末12は、各クライアント端末のログイン状態を示すログイン状態情報30と、共有リソースが登録された共有リソース管理情報40とを用いて、共有リソースへのアクセスの可否を判定する。共有リソースの実体にアクセスできるオーナクライアント端末がログイン中の場合、共有リソースへのアクセスが可能であると判定される。オーナクライアント端末がログオフしている場合、共有リソースにアクセスできないと判定される。クライアント端末12は、共有リソース管理情報40と判定結果とに基づいて、共有リソース一覧画面70を表示する。共有リソース一覧画面70では、アクセスが可能な共有フォルダ51、共有ファイル55のアイコンが網掛け状態で表示され、アクセスできない共有フォルダ53のアイコンが破線で表示される。
【選択図】図8

Description

本発明は、複数のクライアント端末の間で共有されるリソースを管理する技術に関する。
異なる二つのLAN(Local Area Network)にそれぞれ接続する複数のクライアント端末が、ファイルなどのリソースを共有することができる中継通信ステムが存在する。
下記特許文献1に係る中継通信システムは、各LANに接続された複数のクライアント端末と、各LANに一つずつ設置され、クライアント端末間の通信を中継する中継サーバとで構成される。各クライアント端末および各中継サーバは、共有リソースに関する情報が登録された共有リソース情報を保持している。
クライアント端末は、共有リソース情報に基づいて操作対象の共有リソースを指定し、指定した共有リソースの実体にアクセスできるクライアント端末に、共有リソースの操作を指示する。クライアント端末は、他のクライアント端末が実体を格納している共有リソースを、自装置が保有しているかのように操作することができる。
特開2008−148046号公報
特許文献1に係る中継通信システムでは、中継サーバは、他の中継サーバ、同一のLANに接続されているクライアント端末に対して定期的に動作確認を実行する。
共有リソース情報には、各共有リソースの実体へのアクセスの可否を示す状態情報が登録されている。動作確認の結果に基づいて、各共有リソースに対応した状態情報が変更される。クライアント端末のユーザは、共有リソース情報を参照することで、共有リソースへのアクセスの可否を確認することができる。
しかしながら、上記中継通信システムにおいて、共有リソース情報はテキストベースのデータである。中継通信システムの管理者以外の一般ユーザ(クライアント端末のユーザ)にとって、共有リソース情報を直接参照して操作対象の共有リソースへのアクセスの可否を判別することは困難である。また、共有リソース情報に登録される共有リソースの数が増えるほど、共有リソース情報から操作対象の共有リソースを特定することが困難になる。
そこで、本発明は前記問題点に鑑み、共有リソースへのアクセスの可否を容易に判別することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、ネットワークに接続される中継サーバを介して第1クライアント端末と通信可能であり、前記ネットワークに接続される第2クライアント端末として機能するクライアント端末であって、前記第1クライアント端末との間で共有される共有リソースに関する情報と、前記共有リソースの実体に直接アクセスできるオーナクライアント端末を示す情報と、を含む共有リソース情報を管理する共有リソース情報管理部と、前記共有リソースへのアクセスの可否を判定する判定部と、前記共有リソースのリストを前記共有リソース情報に基づいて表示し、前記リストにおける前記共有リソースの表示態様を前記判定部の判定結果に基づいて変更する表示部と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のクライアント端末において、さらに、前記オーナクライアント端末との通信が可能かどうかを示す通信状態情報を保持する通信状態管理部、を備え、前記判定部は、前記共有リソース情報と前記通信状態情報とに基づいて、前記共有リソースへのアクセスの可否を判定することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載のクライアント端末において、前記表示部は、前記通信状態情報が更新された場合、前記共有リソース情報と更新された前記通信状態情報とに基づいて前記リストを更新することを特徴とする。
請求項4記載のクライアント端末は、請求項2または3に記載のクライアント端末において、前記表示部は、前記共有リソース情報が更新された場合、前記通信状態情報と更新された前記共有リソース情報とに基づいて前記リストを更新することを特徴とする。
本発明に係るクライアント端末は、共有リソースのリストを表示する際に、各共有リソースへのアクセスの可否に応じて、リストに表示される共有リソースの表示状態を変更する。これにより、本発明に係るクライアント端末のユーザは、共有リソースへのアクセスの可否を直観的に判断することができる。
また、本発明に係るクライアント端末は、通信状態情報または共有リソース情報が更新された場合、表示部に表示される共有リソースのリストを更新する。これにより、本発明に係るクライアント端末のユーザは、共有リソースへのアクセスの可否を、リアルタイムで確認することができる。
本実施の形態に係るファイル共有システムの構成図である。 共有リソースの実体、およびリソースの共有に用いられる各種情報の格納状況を示す図である。 中継サーバの構成を示すブロック図である。 クライアント端末の構成を示すブロック図である。 ログイン状態情報の一例を示す図である。 共有リソース管理情報の一例を示す図である。 ファイル共有システムの処理の流れを示す図である。 共有リソース一覧画面を示す図である。 共有リソース一覧画面を示す図である。 画面表示処理の流れを示すフローチャートである。
{ファイル共有システムの概要}
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るファイル共有システムの構成図である。図1に示すファイル共有システムは、中継サーバ11、21と、クライアント端末12、13、22、23とを備えている。
中継サーバ11、クライアント端末12、13は、LAN1に接続され、中継サーバ21、クライアント端末22、23は、LAN2に接続されている。LAN1、2は、物理的に離れた場所に構築されており、インターネット3により接続される。中継サーバ11、21は、LAN1、2にそれぞれ一台ずつ配置される。クライアント端末12、13、22、23は、パーソナルコンピュータなどである。
中継サーバ11、21は、インターネット3上に設置されているSIP(Session Initiation Protocol)サーバを介して、互いに通信をすることができる。中継サーバ11、21は、同一のLANに接続されているクライアント端末と通信を行う。したがって、各クライアント端末は、中継サーバ11、21を介して他のLANに接続されているクライアント端末と通信をすることができる。
図2は、ファイル共有システムにおいて共有されるリソース、およびリソースの共有に関連する各種情報の格納状況を示す図である。図2に示すように、中継サーバ11、21、クライアント端末12、13、22、23は、ログイン状態情報30、共有リソース管理情報40を格納している。ログイン状態情報30は、各クライアント端末がファイル共有システムにログインしているかどうかを示す情報である。共有リソース管理情報40には、ファイル共有システムで共有されるフォルダ、ファイルなどのリソース(共有リソース)にアクセスするための情報が記録されている。
さらに、各クライアント端末は、共有リソースの実体を格納している。クライアント端末12では、共有フォルダ51が作成され、共有フォルダ51に共有ファイル52が格納されている。クライアント端末13では、共有フォルダ53が作成されている。クライアント端末22では、共有ファイル54が格納されている。クライアント端末23では、共有ファイル55が格納されている。
共有リソースの実体にアクセスできるクライアント端末を、オーナクライアント端末と呼ぶ。たとえば、クライアント端末12は、共有フォルダ51、共有ファイル52のオーナクライアント端末である。
このように、図1に示すファイル共有システムにおいて、共有リソースの実体は、各クライアント端末に分散して格納される。各クライアント端末に実体が格納されているリソースは、これらのリソースの属性情報を共有リソース管理情報40に登録することにより、共有リソースとすることができる。
クライアント端末12、13、22、23がファイル共有システムの構成要素となるためには、各クライアント端末がファイル共有システムにログインする必要がある。このため、共有リソースにアクセスできないケースが発生する。クライアント端末22がログインしていない場合、クライアント端末12は、クライアント端末22がオーナクライアント端末である共有ファイル54にアクセスすることができない。
したがって、各クライアント端末のユーザは、所望の共有リソースにアクセスできるかどうかを予め確認する必要がある。各クライアント端末のユーザは、後述する共有リソース一覧画面70を利用することにより、アクセスが可能な共有リソースと、アクセスできない共有リソースとを直観的に見分けることができる。
{中継サーバの構成}
次に、中継サーバの構成について説明する。図3は、中継サーバ11の構成を示すブロック図である。中継サーバ21の構成は、中継サーバ11の構成と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
中継サーバ11は、制御部111と、インタフェース部112と、共有リソース管理部113と、中継通信管理部114とを備える。制御部111は、中継サーバ11の全体制御を行う。
インタフェース部112は、中継サーバ11に割り当てられているプライベートIP(Internet Protocol)アドレスを利用して、クライアント端末12、13に対する通信を実行する。また、インタフェース部112は、中継サーバ11に割り当てられているグローバルIPアドレスを利用して、SIPサーバを介した中継サーバ21に対する通信を実行する。
共有リソース管理部113は、ログイン状態情報30、共有リソース管理情報40を保持するとともに、クライアント端末12、23がそれぞれ保持するログイン状態情報30、共有リソース管理情報40を最新の状態となるように管理する。
中継通信管理部114は、LAN1に接続されているクライアント端末12、13と、LAN2に接続されているクライアント端末22、23との間の通信を中継する。
たとえば、クライアント端末22がクライアント端末12に格納されている共有ファイル52のダウンロードを要求した場合、クライアント端末12は、送信先をクライアント端末22に指定した上で、共有ファイル52を中継サーバ11に送信する。中継通信管理部114は、クライアント端末12から受信した共有ファイル52を中継サーバ21に送信する。中継サーバ21は、共有ファイル52をクライアント端末22に送信する。このように、中継サーバ11、21が共有ファイル52の転送を中継することで、共有ファイル52がクライアント端末12からクライアント端末22に送信される。
{クライアント端末の構成}
次に、クライアント端末の構成について説明する。図4は、クライアント端末12の構成を示すブロック図である。クライアント端末13、22、23の構成は、クライアント端末12の構成と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
クライアント端末12は、制御部121と、操作部122と、モニタ123と、記憶部124と、LANインタフェース125とを備える。
制御部121は、CPU(Central Processing Unit)などを有し、クライアント端末12の全体制御を行う。操作部122は、キーボード、マウスなどで構成されており、クライアント端末12に対する各種の指示を受け付ける。モニタ123は、液晶ディスプレイなどである。
記憶部124は、ハードディスク装置などで構成され、ログイン状態情報30と、共有リソース管理情報40と、共有リソース管理プログラム60とを格納している。共有リソース管理プログラム60は、共有リソース一覧画面70の表示、あるいは共有リソースの操作に用いられるアプリケーションプログラムである。上述したように、記憶部124には、共有フォルダ51が作成されている。共有フォルダ51には、共有ファイル52が格納されている。
LANインタフェース125は、TCP(Transmission Control Protocol)/IPなどのプロトコルを用いて、中継サーバ11との通信を制御する。
{ログイン状態情報の具体例}
図5は、ログイン状態情報30を示す図である。図5に示すように、ログイン状態情報30では、各ユーザが使用するクライアント端末のアカウント情報と、クライアント端末のログイン状態とが、ユーザ名に対応付けられている。
たとえば、ユーザ名「鈴木 次郎」に対応して、クライアント端末12のアカウント情報「client−1@relay−server−1.abc.net」が登録されており、ログイン状態が「ログイン」となっている。したがって、クライアント端末12は、ファイル共有ステムにログインしている状態である。
上述したように、ログイン中のクライアント端末が、ファイル共有システムの構成要素となる。ログイン状態情報30を参照することで、ファイル共有システムを構成するクライアント端末、すなわち、通信が可能なクライアント端末を確認することができる。
なお、図5に示すように、クライアント端末13のアカウント情報は、「client−2@relay−server−1.abc.net」である。クライアント端末22のアカウント情報は、「client−3@relay−server−2.abc.net」である。クライアント端末23のアカウント情報は、「client−4@relay−server−2.abc.net」である。
{共有リソース管理情報の具体例}
図6は、共有リソース管理情報40を示す図である。共有リソース管理情報40は、本体情報41、共有端末情報42、共有リソース個別情報451〜455から構成される。以下、共有リソース個別情報451〜455全体を指す場合、共有リソース個別情報45と記載する。
本体情報41は、共有リソース管理情報40の属性情報である。本体情報41において、「id」は、共有リソース管理情報40の識別番号である。「owner」には、共有リソース管理情報40を作成したクライアント端末のアカウント情報が登録される。「name」には、共有リソース管理情報40の名前が設定される。
共有端末情報42には、共有リソースを共有するグループを構成するクライアント端末のアカウント情報が設定される。図6に示す共有端末情報42には、クライアント端末12、13、22、23の各アカウント情報が登録されている。
共有リソース個別情報45は、リソースごとに作成され、各共有リソースの属性情報が記載される。共有リソース個別情報451、453は、共有フォルダ51、53にそれぞれ対応し、共有リソース個別情報452、454、455は、共有ファイル52、54、55にそれぞれ対応する。
共有リソース個別情報451〜455がそれぞれ設定されるresourceタグにおいて、「id」は、各共有リソース個別情報の識別情報である。「name」には、共有リソースの名前が設定される。「owner」には、オーナクライアント端末のアカウント情報が登録される。「type」は、共有リソースがファイルであるかフォルダであるかを示す情報である。「value」は、オーナクライアント端末における共有リソースの実体の格納場所を示している。
共有リソース個別情報45は、仮想的なツリー構成で記述される。たとえば、共有リソース個別情報454のresourceタグは、共有リソース個別情報453のresourceタグの中に組み込まれている。実際には、共有リソース個別情報453に対応する共有フォルダ53は、クライアント端末13に作成されている(図2参照)。同様に、共有リソース個別情報454に対応する共有ファイル54は、クライアント端末22に格納されている。
これらのことから、共有リソース個別情報45において、共有ファイル54が共有フォルダ53に仮想的に格納されていることがわかる。すなわち、共有リソース個別情報45のツリー構成は、共有リソースの実体の格納場所を反映しているとは限らない。
{共有リソース一覧画面の表示処理}
次に、各クライアント端末で実行される共有リソース一覧画面70の表示処理について詳しく説明する。図7は、クライアント端末23のログイン、ログアウト時におけるファイル共有システムの処理の流れを示す図である。
初期状態として、中継サーバ11、21、クライアント端末12、13、22、23は、図6に示す共有リソース管理情報40を保持している。クライアント端末12がファイル共有システムにログインしており、モニタ123に共有リソース一覧画面70が表示されている。クライアント端末13、22、23は、ログオフの状態にある。
まず、クライアント端末23のユーザが、操作部を操作して、共有リソース管理プログラム60の起動を指示する。起動した共有リソース管理プログラム60は、アカウント情報およびパスワードの入力画面を、クライアント端末23のモニタに表示させる(ステップS11)。入力画面に入力されたアカウント情報およびパスワードが、ログイン情報としてクライアント端末23から中継サーバ21に送信される(ステップS12)。
中継サーバ21は、受信したログイン情報と、予め保持しているクライアント端末23の認証情報とに基づいて、クライアント端末23のログインを許可するかどうかを判断する。クライアント端末23のログインが許可された場合、中継サーバ21が保持するログイン状態情報30において、クライアント端末23に対応するログイン状態が、「ログオフ」から「ログイン」に変更される。これにより、クライアント端末23がファイル共有システムにログインしたことになる。
中継サーバ21は、ログイン状態情報30と共有リソース管理情報40とを確認通知としてクライアント端末23に送信する(ステップS13)。この結果、クライアント端末23は、最新のログイン状態情報30および共有リソース管理情報40を保持する。
クライアント端末23は、最新のログイン状態情報30および共有リソース管理情報40に基づく共有リソース一覧画面70を表示する(ステップS14)。ステップS14に示す処理の詳細については、後述する。
また、中継サーバ21は、ログイン状態情報30の更新通知を中継サーバ11に送信する(ステップS15)。中継サーバ11が保持するログイン状態情報30において、クライアント端末23のログイン状態が、「ログオフ」から「ログイン」に変更される。中継サーバ11は、ログイン済みのクライアント端末12に、受信した更新通知を転送する(ステップS16)。クライアント端末12は、受信した更新通知に基づいて、クライアント端末23のログイン状態を「ログオフ」から「ログイン」に変更する処理を、ログイン状態情報30に対して実行する。このようにして、クライアント端末23のログインに伴って変更されたログイン状態情報30が、中継サーバ11、21と、ログイン状態にあるクライアント端末12、23とにより共有される。
クライアント端末12は、共有リソース管理情報40と、更新されたログイン状態情報30とに基づいて、共有リソース一覧画面70の表示処理を実行する(ステップS17)。これにより、クライアント端末12のモニタ123に既に表示されている共有リソース管理画面70が更新される。
図8は、ステップS14、S17に示す処理の後でクライアント端末12、23のモニタにそれぞれ表示される共有リソース一覧画面70を示す図である。共有リソース一覧画面70は、ログイン状態表示部71と、ツリー構成表示部72と、選択フォルダ表示部73とから構成される。
ログイン状態表示部71は、各クライアント端末がファイル共有システムにログインしているかどうかを、ログイン状態情報30に基づいて表示する。ステップS14、S17に示す処理が実行されるタイミングでは、クライアント端末12、23がログイン状態にある。このため、図8に示すログイン状態表示部71では、クライアント端末12、23のユーザ名「鈴木 次郎」、「林 花子」の欄に、ログイン中であることを示す「OK」が表示されている。
一方、ステップS14、S17に示す処理が実行されるタイミングで、クライアント端末13、22は、ログオフ状態にある。クライアント端末13、22のユーザ名「佐藤 一郎」、「山田 太郎」の欄には、ログオフ中であることを示す「NG」が表示される。
ツリー構成表示部72は、共有リソース個別情報45に記述された仮想的なツリー構成を示す。選択フォルダ表示部73は、ツリー構成表示部72で選択された共有フォルダに仮想的に格納されている共有リソースの一覧を表示する。
ツリー構成表示部72、選択フォルダ表示部73において、共有フォルダ51、共有ファイル55のアイコンが網掛け表示されている。これは、共有フォルダ51、共有ファイル55にアクセス可能であることを示す。
なお、ツリー構成表示部72のルートフォルダである「議事録」フォルダは、本体情報41に登録された共有リソース管理情報40の名前に対応している。「議事録」フォルダは、共有リソース管理情報40に作成された仮想的な共有フォルダであり、各クライアント端末のログイン状態に関係なくアクセス可能である。したがって、「議事録フォルダ」のアイコンは網かけ表示される。
一方、ツリー構成表示部72、選択フォルダ表示部73において、共有フォルダ53のアイコンは、アクセスできないことを示す破線で表示されている。これは、共有フォルダ53のオーナクライアント端末であるクライアント端末13がログオフ状態にあり、共有フォルダ53にアクセスすることができないためである。
このように、共有リソース一覧画面70において、共有リソースのアイコンの表示状態が、各共有リソースへのアクセスの可否に応じて変更される。このため、クライアント端末12、23のユーザは、アクセス可能な共有リソースを直観的に判別できる。また、クライアント端末23は、最新のログイン状態情報30、共有リソース管理情報40に基づく共有リソース一覧画面70を表示する。このため、クライアント端末23のユーザは、ログイン直後でも、各共有リソースへのアクセスの可否を正確に把握することができる。
以下、図7を用いた説明に戻る。クライアント端末23のユーザがログオフを指示した場合(ステップS21)、クライアント端末23は、ログオフ通知を中継サーバ21に送信する(ステップS22)。クライアント端末23のモニタに表示されていた共有リソース一覧画面70(図8参照)が消去される。
ログオフ通知を中継サーバ21が受信することにより、中継サーバ21が保持するログイン状態情報30において、クライアント端末23に対応するログイン状態が、「ログイン」から「ログオフ」に変更される。そして、中継サーバ21は、クライアント端末23のログオフに伴うログイン状態情報30の更新通知を、中継サーバ11に転送する(ステップS23)。
中継サーバ11は、クライアント端末23のログオフを通知する更新通知(ステップS23)を受信することにより、ログイン状態情報30を更新する。また、受信した更新通知が、ログイン中のクライアント端末12に転送される(ステップS24)。中継サーバ11、クライアント端末12は、クライアント端末23に対応するログイン状態を「ログイン」から「ログオフ」に変更する処理を、それぞれが保持するログイン状態情報30に対して実行する。
そして、ログイン状態情報30の更新に基づいた一覧画面表示処理が実行されることにより(ステップS25)、クライアント端末12のモニタ123に表示される共有リソース一覧画面70が、図8に示す状態から図9に示す状態に更新される。
図9は、ステップS25に示す処理によって更新された共有リソース一覧画面70を示す図である。ログイン状態表示部71において、クライアント端末23のログオフに伴い、「林 花子」のログイン状態が「OK」から「NG」に変更されている。選択フォルダ表示部73における共有ファイル55のアイコンが、破線を用いたアイコンに変更されている。これは、クライアント端末23が共有ファイル55のオーナクライアント端末であるために、共有ファイル55にアクセスすることができなくなったためである。
このように、クライアント端末23のログイン、ログオフに伴って共有リソース一覧画面70が変化する。これにより、クライアント端末12のユーザは、アクセスできる共有リソースと、アクセスできない共有リソースとを容易に区別できるとともに、共有リソースへのアクセスの可否をリアルタイムで確認することができる。
なお、共有リソース管理情報40が更新された場合にも、上記と同様に、共有リソース管理画面70が更新される。具体的には、共有リソース個別情報の追加、削除などによって共有リソース管理情報40が更新された場合、共有リソース管理情報40の変更通知が、中継サーバ11、21、ログイン中のクライアント端末に通知される。中継サーバ11、21、ログイン中のクライアント端末は、変更通知に基づいて共有リソース管理情報40を更新する。更新された共有リソース管理情報40に基づいて、共有リソース管理画面70が更新される。
なお、クライアント端末13、22がファイル共有システムにログインしていた場合、クライアント端末13、22にも更新通知が送信される。この場合、クライアント端末13、22は、クライアント端末12と同様に動作する。
次に、一覧画面表示処理の詳細について、クライアント端末12を例にして説明する。図10は、各クライアント端末で実行される一覧画面表示処理(ステップS14、S17、S25)の流れを示すフローチャートである。
まず、クライアント端末12は、共有リソース個別情報45の中から一つを指定することにより、アクセスの可否を判定する共有リソースを特定する(ステップS31)。クライアント端末12は、特定した共有リソース個別情報から、オーナクライアント端末のアカウント情報を取得する。
クライアント端末12は、ログイン状態情報30と取得したアカウント情報とに基づいて、判定対象の共有リソースのオーナクライアント端末がファイル共有システムにログインしているかどうかを確認する(ステップS32)。オーナクライアント端末がログイン中の場合(ステップS32においてYes)、クライアント端末12は、判定対象の共有リソースにアクセスできると判定する。クライアント端末12は、判定対象の共有リソースのアイコンを網掛け表示に設定する(ステップS33)。
一方、オーナクライアント端末がログオフ状態にある場合(ステップS32においてNo)、クライアント端末12は、判定対象の共有リソースにアクセスできないと判定する。アクセスできないと判定された共有リソースのアイコンが、破線表示に設定される(ステップS34)。
全ての共有リソースの判定が終了した場合(ステップS35においてYes)、クライアント端末12は、各共有リソースのアイコンの表示設定が反映された共有リソース一覧画面70をモニタ123に表示する(ステップS36)。一方、全ての共有リソースの判定が終了していない場合(ステップS35においてNo)、クライアント端末12は、ステップS31に示す処理に戻る。
以上説明したように、本実施の形態に係るファイル共有システムにおいて、クライアント端末12は、オーナクライアント端末のログイン状態に応じて、各共有リソースのアイコンの表示設定を変更する。これにより、クライアント端末12のユーザは、共有リソースの一覧を表示させたときに、各共有リソースへのアクセスの可否を直観的に判断することができる。
また、クライアント端末23のログイン、ログオフに応じて、共有リソース一覧画面70が更新されるため、クライアント端末12のユーザは、各共有リソースへのアクセスの可否をリアルタイムで確認することができる。
なお、本実施の形態において、共有リソースへのアクセスの可否に応じてアイコンの表示状態の設定を変更する例について説明したが、これに限られない。たとえば、各共有リソースのファイル名、サイズ、更新日時の表示を変更することができる。たとえば、アクセスが可能な共有リソースのファイル名などを黒で表示し、アクセスできない共有リソースのファイル名などを灰色で表示してもよい。また、各共有リソースの名称などの書体、背景色等を、アクセスの可否に応じて変更してもよい。各共有リソースの名称に対応付けて、共有リソースへのアクセスの可否を示すステータス情報を表示してもよい。
なお、本実施の形態において、二つのLANにそれぞれ接続された複数のクライアント端末がリソースを共有する例について説明したが、これに限られない。たとえば、単一のLAN内で複数のクライアント端末がリソースを共有する場合にも、上記の説明を適用することができる。
また、本実施の形態において、オーナクライアント端末が共有リソースの実体を格納する例について説明したが、これに限られない。たとえば、図示しないファイルサーバがクライアント端末12に接続されており、ファイルサーバに格納されているリソースが共有されていてもよい。この場合、クライアント端末12が、ファイルサーバに格納されている共有リソースのオーナクライアント端末として機能する。
1、2 LAN
3 インターネット
11、21 中継サーバ
12、13、22、23 クライアント端末
30 ログイン状態情報
40 共有リソース管理情報
51、53 共有フォルダ
52、54、55 共有ファイル
60 共有リソース管理プログラム
70 共有リソース一覧画面

Claims (4)

  1. ネットワークに接続される中継サーバを介して第1クライアント端末と通信可能であり、前記ネットワークに接続される第2クライアント端末として機能するクライアント端末であって、
    前記第1クライアント端末との間で共有される共有リソースに関する情報と、前記共有リソースの実体に直接アクセスできるオーナクライアント端末を示す情報と、を含む共有リソース情報を管理する共有リソース情報管理部と、
    前記共有リソースへのアクセスの可否を判定する判定部と、
    前記共有リソースのリストを前記共有リソース情報に基づいて表示し、前記リストにおける前記共有リソースの表示態様を前記判定部の判定結果に基づいて変更する表示部と、
    を備えることを特徴とするクライアント端末。
  2. 請求項1に記載のクライアント端末において、さらに、
    前記オーナクライアント端末との通信が可能かどうかを示す通信状態情報を保持する通信状態管理部、
    を備え、
    前記判定部は、前記共有リソース情報と前記通信状態情報とに基づいて、前記共有リソースへのアクセスの可否を判定することを特徴とするクライアント端末。
  3. 請求項2に記載のクライアント端末において、
    前記表示部は、前記通信状態情報が更新された場合、前記共有リソース情報と更新された前記通信状態情報とに基づいて前記リストを更新することを特徴とするクライアント端末。
  4. 請求項2または3に記載のクライアント端末において、
    前記表示部は、前記共有リソース情報が更新された場合、前記通信状態情報と更新された前記共有リソース情報とに基づいて前記リストを更新することを特徴とするクライアント端末。
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