JP4560489B2 - プレゼンス情報表示方法及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークシステムに関し、特に、ネットワークのユーザに対するプレゼンス情報の提供に関する。
現在、ネットワーク上のほとんどのユーザは、プライベートネットワークであるかグローバルなインターネットであるかを問わず、サービスを提供するサーバにアクセスするクライアントとして存在する。この関係は、クライアント−サーバ型構成と呼ばれる。エンタープライズネットワークで提供される普通のサービスとしてファイル共有がある。ファイル共有においては、ファイルサーバが、ネットワークに接続された種々のユーザにファイルへのアクセスを提供する。この能力が拡張して、SAN(storage area network)及びNAS(networked attached storage)のようなストレージサーバシステムを有する、インターネットになる。
ピアツーピア(P2P)は、各当事者が同じ能力を有し、いかなる当事者もP2Pネットワーク上の他の当事者と通信セッションを開始することができるようなネットワーク通信モデルである。いくつかの実施態様では、P2P通信は、各通信ノードにサーバ及びクライアントの両方の機能を与えることによって実施される。ある特定のアプリケーションでは、P2Pは、ユーザがインターネットを用いて相互に直接に、又は仲介サーバを通じてファイルを交換することができるようなアプリケーションを記述するようになっている。
インターネット上において、P2Pは、ユーザのグループが相互に接続し互いのシステムからファイルにアクセスすることを可能にする、ある種の一時的ネットワークとみなすことができる。Napster及びGnutellaは、このクラスのP2Pソフトウェアの普及した例である。P2Pネットワークに参加するには、ユーザはP2Pネットワーキングプログラム(P2Pブラウザ)をダウンロードしてインストールしなければならない。P2Pブラウザは、ユーザがP2Pネットワーク内の他のP2Pブラウザと、適当なP2Pプロトコルによって通信することを可能にする。こうしてユーザはネットワーク上のP2Pノードとなる。
「純粋な」P2Pネットワークでは、その構成要素はユーザのみからなる。ファイル共有は、現在P2Pネットワーク上にあるノードを判定し、そのような各ノードと通信して利用可能なファイルのリストを特定することによって実現される。最初に、ピアユーザはオンラインになっている他のピアに明確にアクセスしなければならない。例えば、ウェブサイトが、他のピアマシンのIPアドレスを備えてもよい。ユーザが別の稼働中の装置(すなわち、P2Pプログラムを実行中の装置)に「接続」すると、その別の稼働中の装置は、新しいピアについて、すでに接続が確立している他のピアに通知する。するとそれらの各ピアが、知っているピアに通知し、そのピアが他のピアに通知し、以下同様となる。あるいは、情報を出力する(「プッシュ」する)のではなく、ユーザのP2Pプログラムが、接続されているピアに関する情報を「プル」して取り込む(「プル」する)ことも可能である。こうして、ユーザの装置は、他の装置からそれが知っているピアのリストを取得することができる。そしてユーザの装置は、P2Pネットワーク上のさらに他の装置を特定するために他の装置に問い合わせることができ、以下同様となる。このようにして、ピアは、P2Pネットワーク内の他のピアについて知ることができる。
ファイル共有を容易にするため、「ハイブリッド型」P2Pネットワークを構成することができる。「ハイブリッド型」P2Pネットワークにおけるファイル共有では、ユーザは、自分のコンピュータ(ローカルコンピュータ)からの自分のファイルのうち、どれがP2Pネットワークで共有されるべきかを指定し、それらのファイルに関する情報を管理サーバ(インデックスサーバ)にアップロードすることになる。この情報は通常、ファイル位置(例えば、ローカルコンピュータのIPアドレス、各ファイルが位置するディレクトリ等)と、ファイル名、ファイルタイプ等を含むインデックス情報とを含む。このようなハイブリッド型P2Pネットワークで最も普及しているのはNapsterであり、これは中央インデックスサーバを利用していた。
現在のP2Pシステムには、共同作業(ファイル共有、共同作業をするグループウェア等)を容易にするための解決方法がある。このような解法では、ファイル情報及びユーザが存在するかやユーザが通信可能な情報(プレゼンス情報)が表示画面に表示されるか、又は、その他の方法でユーザに提示されて、ピア間のユーザの協調関係の成果及び全体の生産性を改善することができる。しかし、ファイル及びユーザに関して、現在よりさらに多くの情報を提供する必要性が増している。例えば、ファイルの所有者と連絡を取る必要のあるユーザは、ごくわずかな労力でそれができることが望ましい。
従来のP2Pシステムでは、ファイル情報とユーザプレゼンス情報を関連付ける方法は限定されている。例えば、Grooveと呼ばれるシステムは、P2P環境内に仮想的な「スペース」を提供する。このシステムでは、ピアメンバは、そのスペース内に自分のファイルを置くことによってファイルを共有することができる。このシステムによれば、そのスペースに加わることができるユーザが相互に通信し、したがって、リアルタイムで協働することができる。しかし、このファイルスペースは、単にファイルの集合に過ぎないため、ユーザがファイルの所有者を特定し、その所有者に連絡を取ることを支援する際に役立つものではない。連絡を取るには、リストから所有者を見つけ、その所有者のプレゼンス(例えば、所有者はオンラインであり通信に応じられるか否か)を判定してから、連絡を取ることを試みるという特別の処理が必要である。多数のユーザがプロジェクトに参加することが可能であり、いつでも共有スペースに出入りできることを考えれば、この作業は大変困難なものであろう。また、多数のユーザがP2P通信に関与している場合、ある特定の目的の通信に応じられる人を見つけ出すことは極めて困難となり得る。
ユーザが、P2Pネットワークのような動的に共有される環境で、ファイルの所有者に容易にアクセスすることができれば有益である。このような共有環境におけるファイルへのアクセスを容易にする必要があることが理解される。また、共有ファイルへ容易にアクセスできることは、共有ファイルアクセス能力を有する従来のクライアント−サーバ型システムにも有益であることが理解される。
本発明の実施の形態は、ファイル情報を、そのファイルに関連付けられたユーザを表示する情報及びそのそれぞれのユーザプレゼンス情報とともに提示する方法及びシステムを含む。本発明の一つの態様は、ファイルプレゼンス情報を提示することを含む。本発明の他の一つの態様は、ユーザ及びユーザグループをディレクトリ構造で提示し、ユーザ及びユーザグループのプレゼンス情報を提供することである。
本発明によると、P2Pネットワークのような動的に共有される環境で、ユーザはファイルの所有者に容易にアクセスすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の種々の態様を含むネットワーク接続された通信システムの実施の形態の一般化された概念を示すブロック図である。複数のユーザのコンピュータシステム102、104は、通信ネットワークに接続される(又は、通信ネットワークとデータ通信を行う)。図示を省略するが、通信ネットワークに接続される種々のコンピュータシステム間のデータ通信を提供するために、通信ネットワーク設備が存在することが理解できる。このようなネットワークとしては、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、インターネット、及びプライベートネットワーク、物理ネットワーク上で実現される仮想プライベートネットワーク(VPN)等がある。本発明の特定の実施の形態では、ピアツーピア(P2P)ネットワークアーキテクチャが提供される。
ユーザのコンピュータシステム102、104は、通常、種々のタスクを実行するためのソフトウェアアプリケーション一式を実行させる計算機から構成される。このようなタスクの一つは、ユーザが作業をしやすいユーザインタフェースを提供する。ユーザのコンピュータシステムは、本発明の他の装置にアクセスするのに適したユーザソフトウェアを含む。本発明の諸態様によるユーザインタフェース(UI)の特定の実施の形態について以下で説明する。これらはカスタムユーザインタフェース、通常はグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を通して提供することができる。ユーザのコンピュータシステムは、従来のデスクトップ型又はラップトップ型を含むパーソナルコンピュータであってもよい。ユーザのコンピュータシステムは、Palm(登録商標)ハンドヘルドユニット等のようなハンドヘルド型の装置であってもよい。しばらく図1Aを参照する。図1Aには、ユーザのコンピュータシステムを示す。演算部(computing)192は、ユーザのコンピュータシステムの特定の形態に適したコンピュータ処理ハードウェアである。通常、演算部192は、ある形態のCPUと、CPUの動作に関する支援をするロジック回路及びハードウェアを含む。それらのロジック回路及びハードウェアには、メモリ及び/又はある形態の大容量不揮発性記憶装置(storage)が含まれる。
表示部(presentation)194は、ユーザに情報を提示する手段を提供する。通常、これは、ユーザのコンピュータシステムの特定の形態に適したディスプレイ技術に基づく、ある形態のビデオディスプレイであって、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜トランジスタ(TFT)ディスプレイ、従来のブラウン管(CRT)ディスプレイ、仮想ディスプレイ等である。環境に応じて、この「ディスプレイ」は、音声を出力するものでもよいし、画像及び音声の組合せでもよい。したがって、この表示部194は、本発明において情報を提示するのに好適な手段であれば、いかなるものであってもよいことが理解される。
入力部196は、既知の入力装置(input device(s))のいずれでもよく、これには、情報をキー入力するための任意の形態のキーボード、マウス、トラックボール、トラックパッド、グラフィクスタブレット、タッチセンサ付き表示装置、音声入力装置、光入力装置等が含まれる。通常、入力部196は、有線接続によって、又は利用可能な無線技術のいずれかを用いて、演算部192に動作可能に結合される。図1Aは、タッチセンサ付き表示装置のようないくつかの入力装置が表示部194との統合を含むことを示している。特定の適用例には、本明細書で言及されない他の形態の入力装置の方が適していることがあるのは言うまでもない。
図1に示す実施の形態では、同じく通信ネットワークに接続された中央管理サーバ(CMS:central management server)112が示されている。CMS112は、サービスを提供するための1つ又は複数の協調するコンピュータシステムであってよい。CMSが通信ネットワークに接続され、同じく通信ネットワークに接続された他の装置との通信が可能となるように、適当なハードウェア及びソフトウェアコンポーネントが提供される。
CMS112は、ファイル共有サービスを提供するように構成される。一つの実施形態では、CMS112は、ユーザ間で共有されるファイルを格納する記憶装置を提供することができる。CMS112は、ファイルへのアクセス、アクセス制御、作成、削除等種々のサービス、及び他のファイル管理サービスを提供することができる。ストレージ設備は、CMS112を構成する1つ又は複数のサーバマシンと同じ場所に配置されてもよく、適当なデータリンクを通じて、離れた場所からアクセスすることができる。
もう一つの実施形態では、CMS112は、共有ファイルに関係する情報の管理及び配信のサービスを提供するが、必ずしもすべての共有ファイルのためのストレージを提供しないように構成することができる。この構成は、P2Pネットワークに適している。この場合、P2Pネットワーク内のユーザ(ピアユーザ、メンバ、ピアメンバ等)間で共有されるファイルは、通常、ユーザのコンピュータシステム上に存在する。言うまでもなく、CMSは、P2Pネットワーク内の一部のピアユーザのために記憶領域を提供するように構成されてもよい。
ファイル情報管理サービスは、いずれの構成のCMS112でも提供することができる。サービスには、ファイル名、ファイルエイリアス(すなわち、ファイルの別名)、ファイル所有権情報、アクセス制御情報、アクセス履歴情報、ファイル属性情報、ファイル位置等のような管理情報が含まれる。アクセス制御情報は、ファイルに対するアクセスのレベル(アクセス制御レベル等)を示すことができ、通常はそのファイルを所有するユーザによって指定される。例えば、読み出し、書き込み、及び編集アクセスは、ファイルに対して普通に指定されるアクセス制御レベルであり、通常はリードオンリーアクセスが提供される。アクセス制御情報は、特定のユーザに種々のアクセスレベルを与えるために、アクセスリスト又はそのようなリストを指定するポインタを含んでもよい。アクセスリストは実際には不便なこともあるが、このようなリストも適宜提供される。アクセス履歴情報は、ファイルをコピーしたユーザ又はファイルを変更したユーザ等のリストのような項目等を含んでもよい。P2P構成又はP2Pネットワークではない構成のいずれでも、ユーザによる互いのファイルの変更が許容される場合には、その情報の記録が有益である。ファイル属性情報は、ファイルタイプ(PDF、GIF、JPEG等)、ファイルサイズ、最終変更日等を含んでもよい。ファイル位置情報は、通常ファイルが所有者のシステム上に存在するというP2Pネットワークに適している。位置情報を構成する具体的情報は、基礎となる通信ネットワークと、P2Pネットワークによって使用される特有の基礎となるプロトコルとに大きく左右される。例えば、簡易なファイル位置フォーマットとしては、インターネットに基づくアドレスがある。共有ファイルに関係する他の種類の情報も、本発明の他の態様が説明されるにつれて明らかとなる。
CMS112は、ユーザ情報の管理サービスを提供するように構成してもよい。ユーザ情報は、ユーザID、ログインパスワード、電子メールアドレス等の情報を含む。
ファイル情報及びユーザ情報を管理するCMS112によって提供されるサービスは、更新サービスを含む。これによってユーザはCMS112と対話して、例えば、ファイル情報を更新することができる。したがって、P2Pではないネットワーク構成では、適当なソフトウェアを用いて構成されたユーザのコンピュータシステムは、CMS112と対話して(図1では通信リンク124又は126で示す)、後で共有するためにファイルをCMS112にアップロードすることや、CMS112からファイルを削除することができる。ユーザはファイルのアクセスレベルを更新することができる。同様に、P2P構成では、適当なP2Pソフトウェアを有するユーザは、CMS112と対話して、そのユーザに対応するCMS112に格納されているファイル情報を更新することによって、自分のファイルの利用可能性の変更を行うことができる。
図1には、プレゼンスサーバ(PS:presence server)114が示されている。PS114は、ユーザの「プレゼンス情報」を判定するための集中化された場所を提供することによって「プレゼンス情報」を管理する。ある現実の存在(ユーザ、ユーザグループ、ファイル、ファイルグループ等)のプレゼンス情報は、その特定の実在物のアクセス状態を他の実在物に伝える指標である。本発明によれば、P2Pネットワーク内であるかP2Pネットワーク環境でないかを問わず、ユーザ及び共有ファイルに関係するプレゼンス情報を管理し提供することができる。したがって、本発明は、「ファイルのプレゼンス」及び「ファイルグループのプレゼンス」、すなわちディレクトリの概念を導入する。さらに本発明によれば、「ユーザグループのプレゼンス」の概念がある。各ユーザは、当該ユーザに関連付けられた自分の「ユーザプレゼンス情報」を有する。同様に、各ファイルは、それに関連付けられた「ファイルプレゼンス情報」を有することができる。各ユーザグループ(すなわちユーザのグループ)は、当該グループに関連付けられた「グループプレゼンス情報」を有することができる。同様に、ファイルグループ(すなわちディレクトリ)は、「ディレクトリプレゼンス情報」と関連付けることができる。
ユーザプレゼンス情報は、そのユーザプレゼンス情報に関連付けられたユーザとの通信が利用可能であるか否かを示す。例えば、ユーザプレゼンス情報には、当該ユーザがオンライン、オフライン、応答可能、ビジー、不在等であることを示すステータス情報を含めることができる。ユーザプレゼンス情報は、例えば「仕事中」、「在宅」、「会議中」等の特別に用意されたプレゼンス情報であってもよい。プレゼンス情報を通信する方法は既知である。例えば、ユーザのコンピュータシステム上で実行されるユーザ側ソフトウェアが、そのユーザのステータス情報を、そのユーザのコンピュータシステムの状態が変化するのに応じて通信することができる。したがって、ユーザがネットワークに接続すると、ソフトウェアはユーザのステータス情報を示す適当なメッセージを送信することができる。ユーザの装置がある期間使われずにいる時、ユーザ側ソフトウェアはその情報を通信することができる、等である。
ユーザプレゼンス情報はまた、ユーザとの通信セッションを確立するための連絡方法を示す。ソフトウェアは、ユーザのプレゼンス及びシステムポリシーに基づいて適当な連絡方法を自動的に選択するために、この連絡方法情報を使用することができる。例えば、P2Pネットワークでは、システムポリシーが特定の連絡方法が優先されることを指示してもよい。P2Pネットワークではない構成では、ユーザのシステムが特定の連絡方法を指示してもよい。
一般的な通信技法としては、ボイスオーバーIP(VOIP)及びインスタントメッセージング(IM)がある。ユーザプレゼンス情報は、システムによって提供される各連絡方法ごとにプレゼンス情報を含んでもよい。したがって、例えば、ユーザは、IMを動作させるがVOIPを無効にするかもしれない。これは、よりきめ細かなユーザプレゼンスの表示を提供し、そのユーザと連絡を取る作業をさらに容易にする。
前述したように、本発明の一つの態様は、ファイルプレゼンスという概念である。ファイルプレゼンス情報は、ファイルにアクセスできるか否か(例えば、「オンライン」か「オフライン」か)のような情報を含むことができる。したがって、ファイルが共有ストレージ設備に格納されているような、P2Pネットワークではない構成における共有ファイルの場合、第1のユーザがファイルを編集するか、そうでなければファイルをロックして、他者がそれにアクセスできないようにするかもしれない。ファイルのプレゼンス情報は、そのファイルが「オンライン」であるが利用できないことを意味する「ロック状態」を示すかもしれない。P2P構成の場合、ファイルプレゼンス情報は、所有者がP2Pネットワークに接続されておりファイルがコピー又は他の何らかのアクセスをすることができることを意味する。ファイルプレゼンス情報は、「オンライン」のような情報を含むかもしれない。ファイルに対する他の種類の「プレゼンス」情報も、本発明の他の態様が説明されるにつれて明らかとなるであろう。ユーザプレゼンスに通常関連する何らかのプレゼンス情報は、「ファイルプレゼンス」としては意味をなさない。例えば、連絡方法は、「ファイルプレゼンス」には適当でない。他方、連絡方法をファイルプレゼンスに関連付けることは、そのファイルに関連付けられたユーザ、又は単にそのファイルの所有者、又は単にそのファイルを変更した者等と連絡を取ることを意味する。
本発明のもう一つの態様は、ユーザプレゼンスとファイルプレゼンスとが独立の状態となることである。一方では、ユーザが接続されていない場合、そのユーザの共有ファイルに関するファイルプレゼンス情報は「オフライン」を示すかもしれない。これは、そのユーザの共有ファイルがそのユーザのマシン上に物理的に存在し、そのユーザのマシンがオンラインでなければ、そのユーザの共有ファイルも同様にオンラインにならないような場合である。他方、共有ファイルが他の装置に記憶されるか、又は、他の方法で他のマシンから利用可能にされる構成では、そのようなファイルのプレゼンスは、そのファイルの所有者が「オフライン」であっても、「オンライン」となる。
各ユーザは、自分のプレゼンス情報の種々の態様を構成することができる。例えば、ユーザは、他のユーザに利用可能となるプレゼンス情報を限定することができる。ユーザは、自分のプレゼンス情報を特定のユーザ又はユーザグループに制限することができる。したがって、ユーザは、当該ユーザがシステム上に存在することを他の一部のユーザが決して知り得ないように、システム上のプレゼンスを制限することができる。ユーザは、自分のプレゼンス情報の一部を制限することができる。したがって、ユーザがIM又はVOIPを通じて連絡を取ることができる場合は、そのユーザは、ある特定のユーザ又はユーザグループに対して自分のプレゼンス情報を制限する。それらの特定のユーザ又はユーザグループはIMを通して当該ユーザと連絡を取ることができるだけである一方、他のすべての人はIM又はVOIPのいずれによっても当該ユーザと連絡を取ることができるようにする。
ユーザによるこの種の制御を可能にするメカニズムは「プレゼンスポリシー」と呼ばれる。プレゼンスポリシーは、プレゼンスプライバシーポリシー、又は単にプライバシーポリシーと呼ばれることもある。ポリシーデフォルト設定は、管理者によって設定されても、ソフトウェアにあらかじめ設定されていてもよい。本発明の一つの態様によれば、VOIP及びIMに加えて、電子メール(Eメール)が連絡方法として認められる、したがって、プライバシーポリシーを通じて制御されることが可能である。プライバシーポリシーは、原理的には電子メールを拒否するように適用されるが、実際にはユーザは電子メールを常に受信することにしてもよい。
以下で説明するように、各ユーザのプライバシーポリシーが、そのユーザのプレゼンスを表示する情報をシステムに提示する際に考慮される。システムの観点から見ると、ユーザは、任意の所定の時刻にシステム上に「非制限プレゼンス」を有する。「非制限プレゼンス」とは、いかなる制限もなく、いかなるユーザも当該ユーザが通信に応じることができるかどうか、及び、どの連絡方法で通信に応じることができるかを通知できることを意味する。
しかし、ユーザのプライバシーポリシーは、一部のユーザに提示される「制限プレゼンス」を生成してもよい。したがって、プライバシーポリシーは、制限プレゼンス情報を生成するための、非制限プレゼンス情報に対するマスク、又はフィルタ、又は修正として作用する。したがって、ユーザが「オンライン」であり、IMのみを通して連絡を取ることができるが、当該ユーザのプライバシーポリシーは、あるユーザ(例えば、ユーザA)をVOIPアクセスのみに制限している場合、当該ユーザのプライバシーポリシーを当該ユーザの対応する「非制限プレゼンス」情報に適用することによって、ユーザAに対しては当該ユーザが応答できないことを示すと同時に、他のすべてのユーザは当該ユーザがIMによって通信に応じることがわかるという制限プレゼンス情報が生成されることになる。この概念はP2Pネットワークに適用可能であるが、P2Pネットワークではない構成にも組み込むことができる。
図1に示すように、P2Pネットワークにおけるユーザピアは、リンク124、126を通してCMS112と対話して、ユーザプレゼンス情報を交換することができる。したがって、ピアユーザがP2Pネットワークに入ると、そのユーザのプレゼンス情報がそのユーザのコンピュータシステム102を通してCMS112と通信される。同様に、そのユーザのプレゼンスが変化すると、その変化がCMS112に通信される。各ピアユーザ(例えば、102)は、自分のプレゼンス情報をCMS112に通信することができる。さらに、ユーザのプライバシーポリシーがCMS112に通信される。
以下で説明するように、CMS112は、各ピアユーザに関するプレゼンス情報を他のピアユーザに通信することができる。同様に、ピアユーザのシステム上の共有ファイルに関するファイルプレゼンス情報をCMS112に設けることが可能であり、それをさらにPS114に通信することができる。ファイルプレゼンス情報は、ユーザプレゼンス情報と同様に、CMS112によってピアユーザに提供され得る。
図1に示す実施の形態では、CMS112及びPS114は異なる装置である。CMS112とPS114との間にリンク128を設けることができ、それを通じて、CMS112は、受信した、各ピアユーザ102、104からのプレゼンス情報をPS114へ送信することができる。CMS112及びPS114は、分離して動作可能である。すなわち、それぞれが異なるコンピュータシステム上で動作する。これは、スループットの観点から、多数のユーザが管理される場合には都合が良いかもしれない。しかし、より小さい規模では、CMS112及びPS114のは、同じコンピュータシステム上で実行されてもよい。この単一構成による代替例図1では参照番号116によって示される。
一つの代替構成では、リンク134が設けられ、これによって、ピアユーザはPS114と直接通信することが可能となり、ピアユーザは自分のユーザプレゼンス情報及びファイルプレゼンス情報をアップロードすることができる。さらに、もう一つの代替構成では、一部のピアユーザはCMS112と通信して自分のプレゼンス情報を送信することができる。一方で、他のピアユーザはPS114と通信することができる。PS114はP2Pネットワークに適しているが、P2Pネットワークではない構成がPS114を含み、P2Pネットワークではない構成に適当なプレゼンス情報管理のいくつかの態様を提供することもできる。
図1には、ユーザ102と104との間のリンク122が図示されている。このリンク112は、P2Pネットワークにおけるピアユーザ間の通信を表わす。これによって、ピアユーザは、相互にファイルを共有することができる。別の状況では、このリンクは、P2PネットワークであるかP2Pネットワークではない構成であるかを問わず、VOIP又はIMのような連絡方法によるユーザ間の通信セッション(チャネル)を表わす。
本発明の種々の態様によれば、ユーザプレゼンス情報及びファイルプレゼンス情報がユーザに提示される。本発明の一つの実施形態では、適当なユーザインタフェース(UI)を含むユーザ側ソフトウェアを提供することができる。通常、このインタフェースはグラフィカルユーザインタフェース(GUI)であるが、他の表示形式、例えば、ユーザが情報を表示するためにコマンドを入力するコマンドラインインタフェース(CLI)のほうが適当な場合もある。こうして、P2Pネットワークの場合、ユーザは、ユーザインタフェースコンポーネントを含む適当なP2Pソフトウェアを自分のシステムにロードすることができる。
本発明のもう一つの実施形態では、ユーザインタフェースは、適当なブラウザによってアクセスされるウェブサイトにホストされたウェブページである。ウェブページは、P2Pネットワークを構成しないユーザに特に適している。しかし、同時係属中の米国特許出願第10/351,197号(対応出願、特願2003−112011)に記載されているように、ウェブブラウザ(例えば、Ne tscape、Internet Explorer等)を通してP2Pネットワークにアクセスすることもできる。このようにしてP2Pネットワークにアクセスするピアユーザは、ウェブサイトによって提供される一組のアプレット(例えば、Java)によって、CMS112又はPS114との間で自分のプレゼンス情報を交換することができる。同様の一組のアプレットが、CMS112及び/又はPS114から、共有ファイル及び他のピアユーザに関するプレゼンス情報を取得するために使用されてもよい。このプレゼンス情報の処理は、バックグラウンドで行うことができる。あるいは、ユーザが手動で自分のプレゼンス情報を変更することができるように、ユーザへのリンクが設けられてもよい。
次に、本発明による、ユーザプレゼンス情報及びファイルプレゼンス情報を提示し、その情報を利用する種々の形態について説明する。図を用い、本発明の諸態様を強調するように説明する。
図2は、本発明の一つの態様の一つの実施形態による表示の内容を示す。この図は、階層構造(ディレクトリツリー)で提示されたファイルの配置を示している。この構造は、CMS112が作成し、管理する。ユーザは、ファイルを階層に追加すること及び階層から削除することができる。これは、ユーザがP2Pネットワーク内のピアユーザであるか、共有ファイルシステムとしてのCMS112にアクセスするP2Pネットワークではない環境内のユーザであるかを問わない。階層は、どのようなポリシーが共有ファイルシステムに適用されても、それに応じて再配置される。したがって、ファイルは、階層へのアクセスが許されるいかなるユーザから来てもよく、十分なアクセス権を有していれば、いかなる者でも変更することができる。P2Pネットワークでは、階層内のサブツリーは、ピアユーザのコンピュータシステム上の共有ファイルのディレクトリツリーの全体(又は一部)に相当してもよい。
ディレクトリ202a〜202eは、フォルダを表す図形、文字又はその他の何らかの画像等として提示される。最上位フォルダ202aは、共有ファイルの全体に相当してもよい。あるいは、共有ファイルは、ユーザに対する適切なアクセスポリシーを有する2個以上の「最上位」フォルダ202a、202a’、202a’’等に編成されてもよい。ディレクトリの内容は、その内容を表示するためのユーザからの指示をUIが検出した時に提示(展開)される。例えば、マウスを使用しているユーザはフォルダの内容を見るためにそのフォルダの画像を「ダブルクリック」してもよい。したがって、図2は、開かれた「フォルダ3」を示している。フォルダ3は、ファイル1から3と、もう1つのフォルダである「フォルダ5」とを含む。ファイルは、適当な画像によって表示することができる。逆に、展開されたフォルダは、例えばダブルクリックすると、折りたたむことができる。
本発明の一つの態様によれば、図2は、ファイルとのある関連付け(すなわち、関係)を有するユーザがプレゼンス情報を取得することができることを示している。例えば、ユーザは、所有者であることによって、ファイルに「関連付けられる」ことができる。別のユーザは、そのファイルを編集したという理由で、そのファイルとの関連付けを有するとみなされてもよい。ポリシーによっては、ユーザは、単にファイルにアクセスしたというだけの理由でそのファイルに関連付けられているとみなされてもよい。誰がファイル(又はディレクトリ)に「関連付け」られているかの基準は、特定の実施態様に適したいかなる方法でも定義することができることに留意すれば、説明のために、ユーザは、ファイルを所有している場合又はファイルを変更した場合に、そのファイルに関連付けられていると仮定しても、一般性を失うことはない。
図2は、関連付けられたユーザのプレゼンス情報にアクセスする方法の例を示す。例えば、フォルダ3の下の「ファイル6」を考える。ユーザは、関連付けられたユーザのリストを取得するために、そのファイルを選択することができる(操作表示292で示す)。操作表示292は、単に、選択という抽象的概念を図示するものである。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)の世界における一般的な方法は、「ファイル6」の画像表示上にマウスカーソルを置き、それを右クリックするというものである。その場合、操作表示292は2ボタン又は3ボタンマウスの右クリック操作を表わす。Apple Macintosh PCでは、操作表示はダブルクリック操作を表わしてもよい。選択を行う特定の操作は、入力装置に依存して決めることができる。
選択の指示を検出したことに応答して、UIは、「ファイル6」に関連付けられたユーザのリスト282を表示する。次に、ユーザは、例えばマウスを所望のユーザまでドラッグすることによって、関連付けられたユーザのリストから、あるユーザを選択することができる。例えば、ユーザは、右クリックを行い、その「クリック状態を保持」しながら、マウスを所望のユーザまでドラッグした後、「クリック状態を解放」してもよい。この場合も、特定の物理的操作は、関連付けられたユーザのリスト282がどのように提示されるか、及び、入力装置の詳細によって決まる。以下の説明において、記載された実施形態以外の表示及び対話の形式を適用することもできる。
図2は、プレゼンス情報にアクセスするためのもう一つの方法も示している。例えば、フォルダを右クリックすること(例えば、フォルダ5上の操作表示294で示す)によって、フォルダを選択することができる。これに応答して、UIは、フォルダ5内の各ファイルにそれぞれ関連付けられたユーザに対するプレゼンス情報を提示することができる。これは、後で説明する図3に示す。
さらにもう一つの方法として、ウェブページを通して提供されるインタフェースに基づいてもよい。例えば、ユーザは、あるファイル(例えば「ファイル6」)をクリックすることができる。この操作の結果として、関連付けられたユーザのリストが表示される別のウェブページを読み込むことができる。そして、一覧表示されている関連付けられたユーザのうちの一人をクリック(選択)することによって、さらに別のページをロードし、選択されたユーザのプレゼンス情報を示すことができる。
ディレクトリの場合、ウェブページは、図3に示す情報を表示するためにロードされる。ページ全体を読み込む代わりに、又はそれと組み合わせて、フレームを使用することもできる。フレームによって、より柔軟で有益な表示が可能となる。これらの、及び、その他のウェブページ技術を使用することができる。
しばらく図2Aを参照する。この図は、選択されたファイル(「ファイル6」)に関連付けられた、選択されたユーザ(ユーザ4)に対するプレゼンス情報を例示する。最初に、ユーザを特定する識別情報232がある。次に、プレゼンス表示234a〜234cがある。これらは、映像表示の場合、例えば、ボックスアイコン、ラジオボタン等の画像であってもよい。各プレゼンス表示は、特定されたユーザと連絡を取ることが可能な連絡方法を表わす。例えば、プレゼンス表示234aは、IM技術を用いたユーザとの連絡を表す。プレゼンス表示234bは、VOIP技術を用いたユーザとの連絡を表す。
プレゼンス表示234a〜234cは、対応する連絡方法によって特定されたユーザと連絡を取ることができるかどうかをユーザに知らせる。例えば、プレゼンス表示は、その表示に対応する方法によってユーザと連絡を取ることができない場合には、灰色表示されてもよい。あるいは、「X」の画像をその表示の上に重ねて示してもよい。対応する連絡方法が利用可能でない場合には、その表示が単に示されないだけでもよい。さらに、別の表示方法でもよいことは言うまでもない。
また、プレゼンス表示234cは、電子メールによるユーザとの連絡を表わすために設けられる。上記のように、本発明の一つの態様は、「プレゼンス」の概念を電子メールと関連付けることである。電子メールは、いつでもユーザに送信することができるため、ユーザが連絡のためにシステム上に存在する必要はない。しかし、本発明によれば、ユーザのプレゼンスという概念は、電子メールを受信するか否か、及び/又は誰から受信するかについてのユーザの希望を表現することによって、電子メールに拡張することができる。これによって、他のユーザは、特定されたユーザが電子メールにアクセスする意思があるか否かを直ちに知ることができる。
ユーザに対するプライバシーポリシーは、誰がそのユーザと連絡を取ることができるか、及び、どのような方法によって連絡を取ることができるかを指定する。ユーザは、ある特定の1人又は複数のユーザに対する特定の連絡方法を無効にすることができる。ユーザは、選択されたユーザに対するすべての連絡方法を無効にすること等もできる。したがって、他のユーザに提示される特定ユーザに対するプレゼンス情報は、ユーザごとに異なっていることがある。
通信セッションは、特定されたユーザによって無効にされていないプレゼンス表示234a〜234cを選択することによって開始することができる。IM技術及びVOIP技術を用いて通信を確立する方法は既知である。
図2の説明の最後に、フォルダ5及びその構成ファイル6から8を参照する。各ファイル及びフォルダごとに、ファイルプレゼンス及びグループファイルプレゼンスを示すプレゼンス表示232を設けることができる。本発明のこの態様の特定の実施態様では、この表示は、ファイル又はファイルグループが「オフライン」であるとみなされる時に提示される。言うまでもなく、他のプレゼンス情報、例えば、「オンラインであるがロックされている」、「編集中」等が表わされてもよい。他の表示手段を設けることも可能である。フォルダ5に関連付けられたプレゼンス表示は、フォルダの「プレゼンス」を表わす。以下で説明するように、フォルダ(ファイルのグループ、ディレクトリ等)の「プレゼンス」は、その構成要素であるファイル及び/又はフォルダの「プレゼンス」に基づいてもよい。
P2Pネットワークでは、ファイル又はフォルダに対するプレゼンス情報は「オンライン」、「オフライン」等を含んでもよい。「オンライン」であるファイルは、そのファイルがP2Pネットワークを通じて共有できることを示す。ファイルが他の装置に記憶されている、又は、その他の方法でその元の装置以外の装置からアクセス可能である場合に、ファイルが「オンライン」であることは、所有者がオンラインであるかどうかと関連付けられなくてもよい。適切なファイルプレゼンス情報としては、「ロックされている」(読み出し不能)、「編集中」等があってもよい。
ファイルプレゼンスは、P2Pネットワークではない構成において、例えば、ファイルサーバのような共有ファイルシステムアーキテクチャにおいて利用されてもよい。しかし、このようなシステムでは、「オンライン」というプレゼンスを有するファイルは、実質的にファイルサーバのオンラインステータスを反映する。というのは、ファイルは、ファイルサーバがオンラインであれば常に利用可能だからである。したがって、P2Pネットワークではない構成では、プレゼンスが「オンライン」を示すファイルは、異なった意味をもつ。それが適切であれば、P2Pネットワークではない構成における「オンライン」ファイルは、ファイルの所有者のオンラインステータスを反映してもよい。「編集中」のような他のファイルプレゼンスステータス情報は当てはまるが、別のステータス情報は当てはまらないこともある。
図3は、フォルダが上記のように、例えば、図2に示した方法で選択された場合に、与えられるプレゼンス情報を例示する。本発明の一つの態様によれば、共有ファイルは、ファイルに関連付けられたユーザとともに提示される。さらに重要なことは、本発明の一つの態様が、一覧表示されているファイルと関連のあるユーザのみが表示されることである。上記のように、ユーザは、ファイルの所有者であること、ファイルを編集したこと等によってファイルと関連付けられる。
このように、図3の表示例は、ファイルのリスト302を示すと共に、リストに示されたファイルに関連付けられたユーザのみを示している。それにもかかわらず、選択されたフォルダに含まれるフォルダ(サブフォルダ、サブディレクトリ等)を示すこともできる(図示省略)。各ファイル又はフォルダは、識別情報(例えば、テキスト)と共に、適当な画像によって表わすことができる。本発明の一つの態様は、各ファイルに関連付けられた、各ファイルのオンラインステータスを示すオンラインステータス表示範囲304として示されている。本発明のこの態様については、以下でさらに詳細に説明する。各ファイルに関連付けられたユーザの識別子のリスト306が設けられる。図3Aの代替フォーマットに示すように、スクロール可能なウィンドウが提示されてもよい。そこには「多数の」関連付けられたユーザがあり、それによってユーザは、特定のファイルに関連付けられたユーザの長いリストをスクロールすることができる。
プレゼンス表示範囲308は、ファイルに関連付けられたユーザに対するプレゼンス情報を提供する。図3は、「ユーザ1」が「ファイル6」に関連付けられていること等を示しており、本発明の特定の実施形態に従って、ユーザが、ファイルに関連付けられたそのユーザのプレゼンス情報にアクセスできるようにするプレゼンス表示308aが設けられている。したがって、一つの実施形態では、ユーザは、ユーザに対する連絡方法のリスト382を表示するために、プレゼンス表示に対して右クリック操作(操作表示392で示す)を実行する。図中の表示は、重ね書きされた「X」で示すように、VOIPが利用可能でないことを示している。
2人以上のユーザがファイルに関連付けられる場合、各ユーザを提示することができる。例えば、図3は、「ファイル7」が2人のユーザと関連付けられていることを示している。例えば、「ユーザ2」はファイルの所有者であり、「ユーザ3」はそのファイルを変更した者であってもよい。識別子306b、306c及びプレゼンス表示308b、308cを含む行エントリが各ユーザごとに設けられる。
ファイルに関連付けられた多数のユーザが存在する、図3Aに示す代替表示に示すように、図3の個別の識別子306b、306cの代わりに、スクロール可能ウィンドウ306dを設けることができる。スクロール可能ウィンドウによって、ユーザは、ユーザ識別子のリストをスクロールすることができる。よって、単一のプレゼンス表示308dを、個別の表示308b、308cの代わりに設けることができる。単一のプレゼンス表示308dは、スクロール可能ウィンドウ306cで選択されたユーザ、すなわち、図3Aにおける「ユーザ2」の存在から決定されるプレゼンス情報を提供することができる。
図3の説明の最後に、この表示例の最下部は、内容が表示されているフォルダに関して表示可能なフォルダ情報を示している。これは、フォルダ内容について提示されている情報に対応する情報を含み、識別子312、オンラインステータス表示314、「ユーザグループ」表示316、及びユーザグループプレゼンス表示318を含む。これらのフィールドについては、以下でさらに詳細に説明する。
図4は、図2Aの表示形式を含む代替表示を示している。図3に示したプレゼンス表示308の代替例として、各ユーザごとに種々の連絡方法を提示することができる。例えば、図2Aに示したインジケータ234a〜234cが、インジケータ308のそれぞれを置き換えてもよい。したがって、図4では、範囲408a〜408cは、各ユーザごとの連絡方法の表示である。各連絡方法は、有効にされている場合、適当な選択操作、例えばダブルクリックによって稼動させることができる。図4は、「ユーザグループ」に対する個別の連絡方法418a〜418cも示している。図4は、「ファイル7」に関連付けられた複数のユーザを一覧表示するための代替手段として、スクロール可能ウィンドウ406の例を図示している。ここでも、本発明の一つの態様によれば、表示されているユーザは、表示されているファイルに関連付けられたユーザのみである。表示されているファイルのリストが変化すると、表示されているユーザも変化する。
図5は、本発明の諸態様を具体化するさらにもう1つの代替表示を示している。図5は、2つの表示領域512、514を示している。図の例では、縦の実線が2つの表示領域を分けている。表示領域512は、図3及び図4と同様にフォルダ「フォルダ5」の内容を示している。ファイル識別子302は、各ファイルを特定する何らかの図形又はテキスト表示である。ファイルプレゼンス表示304が各ファイルごとに提示されている。
本発明の一つの態様によれば、各ファイルに関連付けられたユーザ306のみが提示される。一方、図3及び図4のプレゼンス表示は、各ファイルに関連付けられた各ユーザごとに設けられており、同一ユーザ(例えば、ユーザ1)が複数のファイルに関連付けられている場合には、プレゼンス情報の重複が起こり得る。これは、重複したプレゼンス情報が画像表示装置の貴重な表示領域を消費するという点で好ましくない。図5は、第2の表示領域514を示しており、そこには、第1の表示領域512に現れている各ユーザごとに1回ずつプレゼンスインジケータ502が提示される。こうして、「ユーザ1」は、第1の表示領域512には2回現れるかもしれないが、第2の表示領域514には単一のプレゼンス表示502aが1回だけ提示される。
図5は、本発明のこの特定の実施形態のもう一つの態様を示している。すなわち、連絡を取ることができないユーザは、第2の表示領域514では「オフライン」であるとして表わされる。例えば、ユーザがコンピュータシステムからログアウトした場合、そのユーザとは連絡を取ることができない。もう一つの状況では、ユーザのコンピュータシステムが長期間稼動していないこと(不使用)を検出した場合、それは、そのユーザが自分のコンピュータシステムのところにいないために連絡が取れないとみなしてもよいことを意味する。その場合、プレゼンス情報は「離席中」又はそれと同様のことを示してもよい。
図6には、ユーザグループを表わすことができ、プレゼンス情報にアクセスすることができるような、本発明のもう一つの態様を例示する。図6は、種々のグループ内の全ユーザの階層的配置を示している。したがって、「ユーザグループ1」内のユーザは、サブユーザグループに編成されて表示されている。図2のファイル階層と同様に、ユーザの入力操作(例えば、マウスによるクリック)で、階層表示の一部を展開し、又は、折りたたむことができる。例えば、「ユーザグループ5」をダブルクリックすると、そのユーザグループ5を「閉じる」ことができる。これは、ウィンドウズに基づくデスクトップUIにおいて起こるフォルダの挙動とほぼ同様である。本発明のこの態様によれば、グループ内のユーザに対するプレゼンス情報が、例えば、ユーザグループをダブルクリックすることによって得られる。
図7には、図6に示した「ユーザグループ5」をユーザがクリックした時に生じ得るプレゼンス情報を例示する。図7に示すように、ユーザグループ5内の各ユーザが一覧表示されている。各ユーザを表す情報706を提供することができ、これは、ユーザグループを特定する識別情報716を含む。プレゼンス表示708が各ユーザごとに提示され、それらのプレゼンス情報へのアクセスを可能にする。グループに対しても同様にプレゼンス表示718が提供される。一つの実施態様では、連絡を取ることができないユーザに対するプレゼンス表示は、暗くするか、灰色表示するか、X印表示するか、又は、その他の方法で、そのユーザと連絡を取ることができないことを示してもよい。あるいは、プレゼンス表示は、通信が可能でないユーザに対しては省略することができる。
図7に示した本発明のこの態様の特定の実施形態では、ユーザのプレゼンス情報へのアクセスは、ユーザのプレゼンス表示を右クリックする(操作表示792)ことによって得られる。図に示すように、利用可能な連絡方法を示すポップアップリスト782を表示することができる。ここでは、「ユーザ8」は、唯一の連絡方法としてボイスオーバーIP(VOIP)を有効にしている。
図8に、別の表示方法を示す。ここでは、各ユーザごとに連絡方法808a〜808cとして示されるプレゼンス情報が提示される。したがって、例えば、「ユーザ7」とは、いかなる方法によっても連絡を取ることができる。しかし、「ユーザ6」は、電子メールによる連絡方法808cを無効にしている。各ユーザごとのプレゼンスプライバシーポリシーは、1人又は複数のユーザに対して1つ又は複数の連絡方法を有効又は無効にすることができる。したがって、図8の表示は、「ユーザ6」が電子メール連絡を無効にしていることを示している。これは、図8を表示している表示装置のユーザに適用されてもよく、すべての人に適用されてもよい。
上記で種々の図を示して言及したように、本発明の一つの態様は、ユーザのグループについてのプレゼンス情報の提示である。例えば、図7において、「ユーザグループ5」の画像は、「ユーザグループ5」に関係するプレゼンス情報の表示718である。ユーザグループに対するプレゼンス情報は、各グループメンバ(そのグループフォルダの下に配置されているユーザ)の「プレゼンス」と、ユーザグループの「プレゼンス」を決定する1つ又は複数の任意選択のあらかじめ設定されたポリシーとに基づいて編集される。例えば、あるポリシーは、ユーザグループの少なくとも1メンバがその時にオンラインである場合に、ユーザグループを「オンライン」である(例えば、通信に応じることができる)とみなしてもよい。別のポリシーは、そのユーザグループに対するオンライン及び/又はオフラインユーザの数を何らかの適当な方法で示してもよい。さらに別の方法は、ユーザグループ内の「オンライン」であるユーザの割合(例えば、百分率)に基づいてユーザグループの「プレゼンス」を決定してもよい。
本発明のこの態様によれば、ユーザグループと連絡を取ることは、ユーザグループの各メンバと連絡を取ることとして実現することができる。図8は、ユーザグループのプレゼンス情報を各連絡方法818a〜818cごとに示すことができることを示している。図3では、「ユーザグループ5」がプレゼンス表示318によって示され、連絡方法へのアクセスは、プレゼンス表示318の右クリックによるか、ダブルクリックによるか、又は、この表示に対して適当な他の何らかの選択指示操作(例えば、音声起動)によって得られる。一つの実施形態では、連絡方法の選択の結果として、その選択された連絡方法による通信を有効にしているユーザグループのメンバと、その方法(例えば、IM)を用いて連絡を試みることができる。
同じく上記で言及したように、本発明のもう一つの態様では、例えば、P2Pシステムにおいて共有されているファイル、又は、P2Pネットワークではない構成におけるファイルサーバ内の共有ファイルといったファイルのグループに対するオンラインステータスを表すために、フォルダのオンラインステータスを示すことができる。図3では、フォルダ5のオンラインステータスがリストに示されている。フォルダのオンラインステータスは、ユーザグループの場合と同様に、そのフォルダの下の各ファイルのオンラインステータスと、あらかじめ設定されたシステムポリシーとに基づいて編集される。例えば、あるポリシーの下では、フォルダの「プレゼンス」は、そのフォルダの下の少なくとも1つのファイルがある時刻にオンラインである場合に「オンライン」であるとみなされてもよい。別のポリシーは、フォルダの下の所定の割合(百分率)より多くのファイルがオンラインである場合にそのフォルダを「オンライン」であるとして示してもよい。さらに別のポリシーは、オンラインファイルの割合を示してもよい。これは、図4及び図5に示したフォルダのプレゼンス表示314の場合にも適用することができる。
さらに、図3、図4及び図5では、ユーザ及びユーザグループのプレゼンスは、ファイル/フォルダのオンラインステータスに応じて異なった提示をすることができる。例えば、ファイル又はフォルダがオフラインである場合、ユーザ又はユーザグループのプレゼンスは示されなくてもよい。別の例として、ファイル又はフォルダがオフラインである場合、ユーザ又はユーザグループのプレゼンスは、「オンラインのファイルが見つかりません」のような通知メッセージで置き換えることができる。
図9は、本発明の一つの態様による通信手順を示している。ここで、ユーザのコンピュータシステムは、CMS112(図1)及びPS114からファイル/フォルダ及びプレゼンス情報を取得することができる。図中に示すように、時間は下方に進む。ある時点で、ユーザのコンピュータシステムは、ファイル/フォルダ情報を要求するためにCMS112と通信する(902)。要求は、サブディレクトリを有するディレクトリ(フォルダ)全体に対する要求、特定のフォルダ及びその内容に対する要求、又は、特定のファイルに対する要求であってもよい。説明のため、フォルダの内容を取得する例を挙げる。通信902は、単一の矢印によって抽象的に表示されている。しかし、実施態様に応じて、ファイル情報についての要求を伝えるための一連のやり取りがあってもよい。
こうして、フォルダ(例えば、「フォルダ3」)及びその内容に関する情報についての要求を受信すると、CMS112は、要求された情報を取り出すために必要な処理を実行する(932)。例えば、CMS112は、自己のデータベースを調べ、フォルダ3の下に登録されているファイル及びフォルダに関する情報を取り出してもよい。これは、各ファイルごとに、関連付けられているユーザ及びユーザグループを判定することを含む。CMS112は、ユーザ情報に加えてグループ情報を管理する。CMS112は、ユーザグループの作成及び変更を管理し、グループメンバの追加及び削除をすることができる。次にCMS112は、CMS112によって特定された各ユーザごとのプレゼンス情報を取得するためにPS114へ要求を通信する(904)。これは、要求をした要求側ユーザのコンピュータシステムのユーザを特定する情報を通信することを含む。この場合も、通信904はCMS112とPS114の間の情報の一連のやり取りを含んでもよい。これは、関連付けられたユーザのリストをPS114へ送信することを含んでもよい。
プレゼンス情報に対する要求を受信すると、PS114は、必要な処理を実行する(934)。これは、それぞれの関連付けられたユーザごとのプレゼンスプライバシーポリシーを取り出し、そのユーザの「非制限」プレゼンス情報を判定することを含んでもよい。その後、非制限プレゼンス情報はプライバシーポリシーに従って「マスク」すなわちフィルタリングされて、「制限」プレゼンス情報が生成される。これは、要求側ユーザを考慮に入れ、要求側ユーザに対するプライバシーポリシーで定められている制限があればそれを適用することを含む。このマスキングの処理は、それぞれの関連付けられたユーザごとに、制限プレゼンス情報を決定するために実行される。関連付けられたユーザが制限を有しないような場合には、「制限」プレゼンス情報は「非制限」プレゼンス情報と同じになり、要求側ユーザは、その関連付けられたユーザの非制限プレゼンスを見ることになる。その後、制限プレゼンス情報はCMS112へ通信される(906)。
CMS112は、本明細書において「編集」と呼ばれる処理で、制限プレゼンス情報を処理する(936)。ここで、「フォルダ3」の下のファイルに関連付けられたユーザに対して定義されるユーザグループがあれば、それに対してプレゼンス情報が決定される。こうして、所定のポリシー(グループプレゼンスポリシー)に基づいて、ユーザグループのプレゼンスをそのグループ内のユーザのプレゼンスから決定することができる。一例として、ユーザグループ内でオンラインであるメンバの数を数えてもよい。その数が50パーセント以上である場合、ユーザグループはオンラインであるとみなされる。あるいは、各ユーザによって有効にされている連絡方法を考慮に入れてもよい。
同様の編集処理を、ファイルグループ(例えば、ファイルのディレクトリ)の「プレゼンス」を決定するために適用することができる。ファイルグループのプレゼンスは、グループ内で「オンライン」であるファイルの割合に基づいて設定することができる。あるいは、しきい値を使用して、「オンライン」であるファイルの数がそのしきい値を超えた場合に、ファイルグループのプレゼンスが「オンライン」であるとみなしてもよい。ファイルグループプレゼンスは、ファイルに加えてファイルグループ内のサブディレクトリのプレゼンスを考慮に入れることによって、再帰的に決定することができる。例として、図2を参照する。ここで、プレゼンス表示232は、「オフライン」プレゼンスステータスを表わしている。フォルダ5は、その構成ファイルの半数より多くが「オフライン」であるので、「オフライン」であるとみなされる。
その後、ファイル/フォルダ情報、ユーザプレゼンス情報、及び編集されたプレゼンス情報をユーザのコンピュータシステムへ通信する(908)。すると、ユーザのコンピュータシステムは、受信した情報を処理し(938)、その情報を適当な表示にまとめることができる。種々の実施形態は、視覚表示、仮想表示、音声表示等を含む。
図9の手順において、CMS112は、ユーザプレゼンス情報を編集してユーザグループプレゼンスを決定するためにポリシーを適用する機能を実行する。図10は、本発明のこの態様の別の実施形態を示している。図10に示す手順で説明するように、編集はPS114で実行することができる。図9と同様に、図示されている各通信は、説明されている情報を伝えるための一連の通信を表わしてもよい。例えば、ファイル情報に対する要求の送信は、ユーザのコンピュータシステムとCMS112との間の一連の通信を伴ってもよい。
ユーザのコンピュータシステムは、ファイル/フォルダ情報に対する要求をCMS112へ通信する(1002)。再び、「フォルダ3」の内容が要求される例を考える。CMS112は、要求された情報を取り出すために必要な処理を実行する(1032)。例えば、CMS112は、自己のデータベースを調べ、フォルダ3の下に登録されているファイル及びフォルダに関する情報を取り出してもよい。これは、各ファイルごとに、関連付けられているユーザ及びユーザグループを判定することを含む。その後、CMS112は、ファイル/フォルダ情報、ファイルに関連付けられたユーザに対応する制限プレゼンス情報及びユーザグループをユーザのコンピュータシステムへ通信する(1004)。
次に、ユーザのコンピュータシステムは、受信した情報をPS114へ通信する(1006)。ユーザ及びユーザグループのリストを受信すると、PS114は、編集されたプレゼンス情報を生成するために必要な処理を実行する(1034)。これは、それぞれの関連付けられたユーザごとのプレゼンスプライバシーポリシーを取り出し、それぞれのそのようなユーザの「非制限プレゼンス」を判定することを含んでもよい。その後、上記のように、プレゼンスはそのユーザのプライバシーポリシーに従って「マスク」すなわちフィルタリングされて、制限プレゼンス情報が生成される。このマスキングプロセスは、それぞれの関連付けられたユーザごとにプレゼンス情報を決定し、要求側ユーザに提示されるように実行される。その後、制限プレゼンス情報を生成するためにプライバシーポリシーに従って適切にフィルタリングされた、それぞれの関連付けられたユーザごとの非制限プレゼンス情報は、所定のグループプレゼンスポリシーに従って各ユーザグループごとのプレゼンス情報を決定するために編集される。
その後、編集された情報がユーザのコンピュータシステムに通信される(1008)。その後、ユーザのコンピュータシステムは、ファイル/フォルダ情報、制限プレゼンス情報及び編集された情報を処理し(1036)、その情報の適切な表示を生成する。
図11は、ユーザの「プレゼンス」が変化した時に、そのユーザに対するプレゼンス情報が他のユーザに出力(プッシュ)される、又は、その他の方法で通信されることが可能な、本発明のさらにもう一つの態様を説明する例である。例えば、ユーザNがある期間不使用である時、ユーザNのコンピュータシステムはそれを検出し、ユーザNのプレゼンスの状態を、例えば「オンライン」から「不使用(アイドル)」へ変化させることができる。これは、おそらくユーザNが通信セッションに応じることができないことを示す。コンピュータシステム上の他のユーザは、ユーザNの「プレゼンス」の変化を通知されることが可能となり、それぞれのユーザのコンピュータシステムは、その特定のシステムに適当な方法でその変化を提示する(例えば、画像表示を更新する)ことができる。
図11の例は、ユーザ1が、例えば、図9又は図10に示したような方法で、ファイル1を含む1つ又は複数のファイルについて、ファイル/フォルダ及び対応するプレゼンス情報を要求していることを示している。通信1102は、情報を取得するために必要な通信手順を表している。同様に、ユーザ2は、1つ又は複数のファイルの情報及び対応するプレゼンス情報に対する要求1104をしたものとして示されている。特に、ユーザ2のファイル要求はファイル1を含んでいない。ユーザ3もまた、ファイル/フォルダ情報及び対応するプレゼンス情報に対する要求1106をしたものとして示されている。ユーザ3の要求はファイル1を含む。言うまでもなく、たとえファイル1がユーザ1とユーザ3の2人のユーザの間で共通であっても、ユーザ1の要求はユーザ3とは異なるファイルの組に対する要求であってもよい。図11の例は、さらに、ファイル1がユーザNに所有されているか、又は、その他の関連付けがなされていることを示している。
図11は、通信1102〜1106の後のある時点で、ユーザNのプレゼンスが変化したことを示している。これに応答して、ユーザNのシステムは、CMS112(図1)と通信し(1112)、ユーザNのプレゼンスの変化を報告する。図示した特定の実施形態では、CMS112は、ユーザNのプレゼンスの変化をPS114に通信する(1114)。ユーザNのプレゼンス情報の変化はPS114に記録される。
その後、CMS112は、ユーザNに関連付けられた「監視リスト」にアクセスする(1132)。本発明の一つの態様によれば、各ユーザごとに「監視リスト」が管理される。以下、監視リストについてさらに詳細に示す。簡単に言えば、あるユーザ(ユーザX)に対する監視リストは、ユーザXのプレゼンスが変化した時に、通知を必要としているユーザを特定する。
続いて、CMS112は、監視リストをPS114に通信する(1116)。その後、PS114は、監視リスト内の各ユーザごとにユーザNに対応する制限プレゼンス情報を生成する(1134)。上記のように、制限プレゼンス情報は、ユーザNの非制限プレゼンス情報及びユーザNのプライバシーポリシーに基づいている。したがって、制限プレゼンス情報は、監視リスト内の各ユーザごとに、そのユーザに対するユーザNのプライバシーに設定された制限に基づいて決定されることになる。いかなる状況の下でも、これは、制限プレゼンス情報のいくつかの変更を引き起こすことがある。その後、制限情報は、CMS112に通信される(1118)。特定の実施態様では、CMS112は、監視リスト全体をPS114に送信することができる。その場合、PS114は、そのリストを処理して、制限プレゼンス情報の完全なリストを生成する。あるいは、CMS112及びPS114は、監視リスト内の各ユーザについて、この手順を繰り返し実行することができる。さらに別の実施態様も実現可能であることは言うまでもない。
次に、CMS112は、ユーザNのプレゼンスの変化を反映するために、どのユーザが更新されるべきかを判定する(1136)。この判定は、監視リストに基づいて行うことができる。したがって、CMS112は、更新されるべき各ユーザに、ユーザNについての適当な制限プレゼンス情報、すなわち当該ユーザを対象としていた制限プレゼンス情報を通信する(1120、1122)。したがって、ユーザ1及びユーザ3は、それ以前にファイル1についての情報を取得していたため、更新されることになる。ユーザ1のために用意された制限プレゼンス情報は、ユーザ1のコンピュータシステムへ配信されて表示される(1138a)。同様に、ユーザ3のために用意された制限プレゼンス情報は、ユーザ3のコンピュータシステムへ配信されて表示される(1138b)。言うまでもなく、実際に通信を試みる前に、ユーザが依然としてオンラインであるかどうかを確認することが望ましい。あるいは、このような確認はしなくてもよい。もしユーザがもはやオンラインでなければ、通信は単に宛先に到達するのに失敗するだけであろう。
次に、「監視リスト」の概念について説明する。ごく簡単に言えば、これは、特定のユーザのプレゼンスを知ることを必要としているユーザのリストである。別の言い方をすれば、各ユーザは、関連付けられた監視リストを有し、その内容は、そのユーザのプレゼンスを知ることを必要としているユーザのリストである。「知ることを必要とする」ことは、ユーザがファイルについての情報を要求した場合に生じる。本発明によれば、そのユーザは、そのファイルに関連付けられた各ユーザのプレゼンスを知ることを必要とすることになる。同じ理由で、各ユーザグループは、関連付けられた監視リストを有する。
ユーザ(例えば、ユーザA)には、常に監視リストが関連付けられてもよく、これは、最初は空リスト(登録なし)でもよい。別のユーザ(例えば、ユーザB)が、ユーザAが(例えば、それを所有することによって、又はそれを修正したこと等によって)関連付けられているファイルを含むディレクトリリストを要求しているとする。CMS112は、図9に932(又は936)として示した処理部分で、ユーザAに対する監視リストを、そのリストにユーザBを含めるように更新することになる。そこで、ユーザAのプレゼンスが変化すると、その変化はユーザBへ伝えられる必要があると判定することができる。ただし、ユーザBが依然としてオンラインであると仮定していることは言うまでもない。
特許請求の範囲に記載した以外の本発明の観点の代表的なものとして、次のものが挙げられる。
(1)コンピュータによって実行され、ネットワーク型通信システムにおいて共有されるファイルの情報の表示装置への提示に関して実行される方法であって、
いくつかの前記共有ファイルを提示し、
当該ファイルの少なくとも一つに関連付けられたユーザのみを提示し、
第1のユーザが前記ネットワーク型通信システムを通じて通信可能か否かを示す連絡情報を含む第1のユーザのプレゼンス情報を提示し、
前記第1のユーザが通信可能であれば、当該第1のユーザとの通信に利用可能な1又は2以上の連絡方法の情報を提示し、
選択された前記第1のユーザとの通信のための連絡方法の指示を検出し、
前記選択された連絡方法に基づいて、前記第1のユーザとの通信セッションを開始することを特徴とする方法。
(2)ユーザの操作を検出し、それに対応して前記第1のユーザとの通信のために利用可能な1又は2以上の連絡方法の情報を提示することを特徴とする(1)に記載の方法。
(3)前記連絡方法の情報は、画像を用いて提示されることを特徴とする(1)に記載の方法。
(4)前記表示装置には、ビデオディスプレイ装置、携帯型コンピュータに組み込まれた表示装置、個人情報端末に組み込まれた表示装置、及び電話機に組み込まれた表示装置の一つが含まれることを特徴とする(1)に記載の方法。
(5)前記連絡方法には、ボイスオーバーIP、インスタントメッセージ、及び電子メールのうちの1又は2以上が含まれることを特徴とする(1)に記載の方法。
(6)前記プレゼンス情報の提示には、前記表示装置に画像情報の提示を含み、
前記連絡情報の提示は、前記画像情報に対するユーザの操作の指示の検出に対応して実行されることを特徴とする(1)に記載の方法。
(7)前記ファイルに関連付けられた前記ユーザは、ピアツーピア通信ネットワークの参加者であることを特徴とする(1)に記載の方法。
(8)前記いくつかの共有ファイルを提示する手順は、個々のファイルの表示、及び、ディレクトリの表示の1又は2以上の提示を含むことを特徴とする(1)に記載の方法。
(9)コンピュータによって実行され、ネットワーク型通信システムにおけるユーザグループの情報の表示装置への提示に関して実行される方法であって、
1又は2以上の複数のユーザを含む、1又は2以上のユーザグループを提示し、
各ユーザグループについて、前記ユーザグループに関係付けられたグループプレゼンス情報であって、当該ユーザグループ内の1人又は2以上のユーザに関係付けられたユーザプレゼンス情報に基づいて定められた情報を提示し、
第1の操作を検出し、それに対応して第1のユーザグループの第1のユーザのユーザ情報であって、前記第1のユーザの識別情報を含む情報を提示し、
前記第1のユーザの中から選択されたユーザに関連付けられるプレゼンス情報であって、該選択されたユーザが通信に応答可能か否かを示す情報を提示し、
該第1のユーザの中の通信可能なユーザであって、1又は2以上の連絡方法を示す情報を含みプレゼンス情報に関連付けられているユーザとの通信セッションを開始し、該通信セッションは、前記1又は2以上の連絡方法のうちの一つを用いて開始することを特徴とする方法。
(10)第2の操作を検出し、
前記プレゼンス情報を提示する手順は、前記第2の操作を検出したことに対応して実行されることを特徴とする(9)に記載の方法。
(11)第2の操作を検出し、
前記通信セッションを開始する手順は、前記第2の操作を検出したことに対応して実行されることを特徴とする(9)に記載の方法。
(12)第2の操作を検出し、それに対応して選択されたユーザグループ内の1又は2以上のユーザとの通信セッションを確立し、
前記第2の操作は、前記選択されたユーザグループを指示することを特徴とする(9)に記載の方法。
(13)前記ユーザのプライバシーポリシーに基づいて、前記選択されたユーザグループ内のユーザとの通信を確立することができるか否かを判定することを特徴とする(12)に記載の方法。
(14)コンピュータによって実行され、ピアツーピアネットワークにおけるファイルに関する情報を表示する方法であって、
複数のファイルを表すファイル情報を取得し、
前記ファイルに関連付けられた1又は2以上のユーザを表すユーザ情報のうち、前記ファイルのうちの1又は2以上に関連付けられたユーザのみの情報に限って取得し、
プレゼンス情報に関連付けられた前記1又は2以上の各ユーザのプレゼンス情報を取得し、
表示装置の第1の領域に、1又は2以上の前記ファイルの情報及び1又は2以上の前記ファイルに関連付けられた1又は2以上の関連ユーザを識別する情報を提示し、
前記表示装置の第2の領域に、各前記関連ユーザのプレゼンス情報を提示し、
各関連ユーザの前記プレゼンス情報は、前記関連ユーザが通信可能か否かを示す情報、及び、前記関連ユーザとの通信を開始するための1又は2以上の連絡方法を示す情報を含むことを特徴とする方法。
(15)ユーザの操作を検出し、それに対応して前記表示装置の第2の領域に各前記関連ユーザのプレゼンス情報を提示する手順を実行することを特徴とする(14)に記載の方法。
(16)コンピュータによって実行され、ピアツーピアネットワークにおけるユーザのユーザグループの情報を表示する方法であって、
ピアユーザの1又は2以上のグループを表すユーザ情報であって、各グループについて、前記グループ内のピアユーザを識別する情報を含むものを取得し、
表示装置に、少なくとも一つのグループの情報であって、前記グループに関連付けられ、前記グループ内の1又は2以上の前記ピアユーザのプレゼンス情報に基づいて決定されるグループプレゼンス情報を含む情報を提示し、
第1の操作を検出し、それに対応して選択されたグループのピアユーザの構成の前記表示装置への表示を更新し、
前記ピアユーザの構成のプレゼンス情報を取得し、
前記プレゼンス情報を提示することを特徴とする情報表示方法。
(17)ファイル共有環境において、第1のコンピュータシステム内のファイルを表示する方法であって、
ファイルフォルダの内容の表示に関するユーザの要求を受信し、
前記ユーザの要求によって、ファイルフォルダの内容を表示し、
前記ユーザの要求の受信に対応して、
第2のコンピュータシステムと通信することによって、1又は2以上のファイルを表す第1の情報、及び、少なくとも一つのファイルグループを表す第2の情報を受信し、
前記第1の情報及び前記第2の情報を提示し、
前記ファイルグループのプレゼンス情報を表す第3の情報を提示し、
前記プレゼンス情報は前記ファイルグループの1又は2以上の構成要素のプレゼンス情報に基づく情報であり、前記構成要素はファイル及びファイルのサブグループを含むものであることを特徴とする表示方法。
(18)前記第2のコンピュータシステムで生成された前記第3の情報を、前記第2のコンピュータシステムから受信することを特徴とする(17)に記載の表示方法。
(19)前記ファイルグループは、1又は2以上のファイルを含み、
前記第2のコンピュータシステムから前記1又は2以上のファイルのプレゼンス情報を受信し、
前記第1のコンピュータシステムが前記第3の情報を生成することを特徴とする(17)に記載のファイルを表示する方法。
(20)前記ファイル共有環境は、ピアツーピアネットワークであり、
前記第2のコンピュータシステムで生成された前記第3の情報を、前記第2のコンピュータシステムから受信することを特徴とする(17)に記載の表示方法。
(21)前記ファイル共有環境は、ピアツーピアネットワークであり、
前記ファイルグループは、1又は2以上のファイルを含み、
前記第2のコンピュータシステムから前記1又は2以上のファイルのプレゼンス情報を受信し、
前記第1のコンピュータシステムが前記第3の情報を生成することとを特徴とする(17)に記載のファイルを表示する方法。
(22)コンピュータに(17)に記載の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(23)ピアツーピアネットワークにおいて、ピアユーザを表示する方法であって、
システム上に存在する1又は2以上のピアユーザを表す第1の情報を受信し、
前記1又は2以上のピアユーザに関連付けられたプレゼンス情報を表す第2の情報を受信し、
1又は2以上のユーザグループを表す第3の情報を受信し、
前記1又は2以上のピアユーザ及び前記1又は2以上のユーザグループの階層的表示を提示し、
第1のピアユーザに関連付けられたユーザプレゼンス情報であって、1又は2以上のユーザの連絡方法を表す情報を提示し、
第1のユーザグループに関連付けられたグループプレゼンス情報であって、1又は2以上のグループの連絡方法を表す情報を提示し、
選択されたユーザの連絡方法を指示する第1のユーザの操作を検出し、前記選択されたユーザの連絡方法によって、それに対応して前記第1のピアユーザとの通信を確立することを特徴とする表示方法。
(24)ユーザの選択操作を検出し、それに対応して、前記第1のピアユーザに関連付けられたプレゼンス情報を提示する手順、又は、前記第1のユーザグループに関連付けられたプレゼンス情報を提示する手順のいずれかを実行することを特徴とする(23)に記載の表示方法。
(25)選択されたグループの連絡方法を指示する第2のユーザの操作を検出し、
前記第2のユーザの操作の検出に対応して、前記選択されたグループの連絡方法によって、前記選択されたユーザグループを構成する1又は2以上のユーザとの通信を確立することを特徴とする(23)に記載の表示方法。
(26)前記ユーザプレゼンス情報は、図形によるアイコンとして提示され、
ユーザの前記アイコンに対する操作の検出に対応して、前記ユーザの連絡方法を表す追加情報が提示されることを特徴とする(23)に記載の表示方法。
(27)前記グループプレゼンス情報は、図形によるアイコンとして提示され、
ユーザの前記アイコンに対する操作の検出に対応して、前記ユーザの連絡方法を表す追加情報が提示されることを特徴とする(23)に記載の表示方法。
(28)コンピュータに(23)に記載の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(29)ピアツーピアネットワークにおいて、ピアユーザに情報を提示する方法であって、
第1のコンピュータシステムにおいて、1又は2以上のピアユーザからプレゼンス情報を受信し、
前記第1のコンピュータシステムにおいて、前記1又は2以上のピアユーザの各々に関連付けられたプライバシーポリシーを受信し、
第2のコンピュータシステムにおいて、第1のピアユーザに、1又は2以上のファイルの集合を表すファイル情報を提示し、
前記集合内の前記ファイルのうちの1又は2以上について、
前記第1のピアユーザに、前記ファイルに関連付けられた1又は2以上のピアユーザを識別する情報を提示し、
前記第1のピアユーザに、前記ファイルに関連付けられた各ピアユーザに対するプレゼンス情報であって、前記ピアユーザのプレゼンス情報及び前記ピアユーザに関連付けられた前記プライバシーポリシーに基づくプレゼンス情報を提示し、
前記第1のピアユーザには、前記ファイルに関連付けられたユーザのみに対する情報が提示されることを特徴とする情報提示方法。
(30)前記プレゼンス情報は、前記第1のコンピュータシステムで生成されることを特徴とする(29)に記載の情報提示方法。
(31)前記プレゼンス情報は、前記第2のコンピュータシステムで生成されることを特徴とする(29)に記載の情報提示方法。
(32)前記第1のコンピュータシステムからプライバシーポリシー情報を受信することによって、前記第2のコンピュータシステムが前記プレゼンス情報を生成可能となることを特徴とする(31)に記載の情報提示方法。
(33)前記1又は2以上のファイルの集合はディレクトリであり、
前記ファイル情報は、ディレクトリのアイコン表示であることを特徴とする(29)に記載の情報提示方法。
(34)前記ファイル情報は、前記1又は2以上のファイルの集合内の各ファイルの1又は2以上のアイコン表示によって構成されることを特徴とする(29)に記載の情報提示方法。
(35)前記ファイルに関連付けられた前記1又は2以上のピアユーザは、前記ファイルを所有するピアユーザ、又は、前記ファイルを変更したピアユーザを含むことを特徴とする(29)に記載の情報提示方法。
(36)前記ピアユーザの前記プレゼンス情報は、前記ピアユーザがオンラインであるか、稼働中であるか、又は不使用であるかを示す情報によって構成されることを特徴とする(29)に記載の情報提示方法。
(37)前記情報を提示する手順は、表示装置に視覚的に情報を表示することを含むことを特徴とする(29)に記載の情報提示方法。
(38)前記表示装置には、ビデオディスプレイ装置、携帯型コンピュータに組み込まれた表示装置、個人情報端末に組み込まれた表示装置、及び電話機に組み込まれた表示装置の一つが含まれることを特徴とする(37)に記載の情報提示方法。
(39)ネットワーク型通信システムにおいてユーザを表示する方法であって、
ユーザのプレゼンス情報を格納し、
第1のユーザからファイル情報の要求を受信し、
前記第1のユーザへ、1又は2以上のファイルを識別するディレクトリ情報、少なくとも一つの前記ファイルに関連付けられた関連ユーザを識別するユーザ情報、及び、各関連ユーザに対するプレゼンス情報を含む第1の情報を通信し、
各関連ユーザについて、前記関連ユーザに属する監視リストに前記第1のユーザを識別する情報を追加し、
第2のユーザのプレゼンスが変化したことの指示を受信し、それに対応して前記第1のユーザが前記第2のユーザに属する前記監視リスト内にあるとき、前記第2のユーザのプレゼンスの変化を示す第2の情報を、前記第1のユーザへ通信することを特徴とする表示方法。
(40)前記第1の情報は、1又は2以上のユーザグループを識別するグループ情報及び各ユーザグループに対するグループプレゼンス情報を含み、
ユーザグループの前記グループプレゼンス情報は、前記グループを構成する前記ユーザのうち少なくとも一部のユーザのプレゼンス情報に基づき、
前記第2のユーザが前記1又は2以上のユーザグループの一つに入っており、前記ユーザグループの前記グループプレゼンス情報が変化したときに、前記第2の情報の前記第1のユーザへの通信が行われることを特徴とする(39)に記載の表示方法。
(41)ファイル共有環境において、第1のコンピュータシステム内のファイルを表示する方法であって、
ファイルフォルダの内容の表示に関するユーザの要求を受信し、
前記ユーザの要求によって、ファイルフォルダの内容を表示し、
前記ユーザの要求の受信に対応して、
第2のコンピュータシステムと通信することによって、1又は2以上のファイルを表す第1の情報、及び、少なくとも一つのファイルグループを表す第2の情報を受信し、
前記第1の情報及び前記第2の情報を提示し、
前記ファイルグループのプレゼンス情報を表す第3の情報を提示し、
前記プレゼンス情報は前記ファイルグループの1又は2以上の構成要素のプレゼンス情報に基づく情報であり、前記構成要素はファイル及びファイルのサブグループを含むものであることを特徴とする表示方法。
(42)前記第2のコンピュータシステムで生成された前記第3の情報を、前記第2のコンピュータシステムから受信することを特徴とする(41)に記載の表示方法。
(43)前記ファイルグループは、1又は2以上のファイルを含み、
前記第2のコンピュータシステムから前記1又は2以上のファイルのプレゼンス情報を受信し、
前記第1のコンピュータシステムが前記第3の情報を生成することを特徴とする(41)に記載のファイルを表示する方法。
(44)前記ファイル共有環境は、ピアツーピアネットワークであり、
前記第2のコンピュータシステムで生成された前記第3の情報を、前記第2のコンピュータシステムから受信することを特徴とする(41)に記載の表示方法。
(45)前記ファイル共有環境は、ピアツーピアネットワークであり、
前記ファイルグループは、1又は2以上のファイルを含み、
前記第2のコンピュータシステムから前記1又は2以上のファイルのプレゼンス情報を受信し、
前記第1のコンピュータシステムが前記第3の情報を生成することとを特徴とする(41)に記載のファイルを表示する方法。
(46)コンピュータに(41)に記載の方法を実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明の種々の態様を含むネットワーク接続された通信システムの実施の形態の一般化された概念を示すブロック図である。 本発明の諸態様によるユーザコンピュータシステムのブロック図である。 本発明のいくつかの態様を実施したファイル及びフォルダの表示例を示す図である。 ユーザの連絡方法の表示例を示す図である。 ユーザプレゼンス情報の画面表示の例を示す図である。 図3の別の表示を示す図である。 本発明のもう一つの態様を示す、ユーザプレゼンス情報の画面表示を示す図である。 本発明のさらにもう1つの態様を示す、ユーザプレゼンス情報の画面表示を示す図である。 ユーザ及びユーザグループの画面表示の例を示す図である。 ユーザ連絡方法の画面表示の例を示す図である。 ユーザ連絡方法の別の画面表示の例を示す図である。 本発明の諸態様によるプレゼンス情報を表示する通信手順を示すシーケンス図である。 本発明のさらなる諸態様によるプレゼンス情報を表示する通信手順を示すシーケンス図である。 ユーザのプレゼンスの変化の更新を行う通信手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
102、104 ユーザのコンピュータシステム
112 中央管理サーバ(CMS)
114 プレゼンスサーバ(PS)
122、124、126、134、136 リンク
192 演算装置
194 表示装置
196 入力装置

Claims (3)

  1. ネットワーク型通信システムにおいてユーザのプレゼンス情報を表示する方法であって、
    第1のユーザのコンピュータシステムからファイルを指定する情報管理サーバへ送信し、
    前記管理サーバから前記第1のユーザのコンピュータシステムへ、前記ファイルを所有する第2のユーザを識別するユーザ情報、及び、前記第2のユーザに対するプレゼンス情報を含む第1の情報を送信し、
    前記管理サーバにおいて、前記第2のユーザのプレゼンス情報の変化が通知されるユーザのリストである、前記第2のユーザの監視リストに前記第1のユーザを識別する情報を追加し、
    前記管理サーバにおいて、前記第2のユーザのコンピュータシステムから前記第2のユーザのプレゼンスが変化したことの指示を受信し、
    前記管理サーバにおいて、前記第1のユーザを識別する情報が前記第2のユーザ前記監視リスト内にあると判定されたとき、前記第2のユーザのプレゼンスの変化を示す第2の情報を、前記管理サーバから前記第1のユーザのコンピュータシステムへ送信し、
    前記第1のコンピュータシステムにおいて、前記第2の情報を表示することを特徴とする表示方法。
  2. 前記第1の情報は、1又は2以上のユーザグループを識別するグループ情報及び各ユーザグループに対するグループプレゼンス情報を含み、
    ユーザグループの前記グループプレゼンス情報は、前記グループを構成する前記ユーザのうち少なくとも一部のユーザのプレゼンス情報に基づき、
    前記第2のユーザが前記1又は2以上のユーザグループの一つに入っており、前記ユーザグループの前記グループプレゼンス情報が変化したときに、前記第2の情報を前記第1のユーザへ送信することを特徴とする請求項1に記載の表示方法。
  3. 請求項1に記載の表示方法であって、
    前記管理サーバにはユーザのプレゼンス情報を記憶するプレゼンスサーバが接続されており、
    前記管理サーバにおいて、前記第2のユーザのコンピュータシステムから前記第2のユーザのプレゼンスが変化したことの指示を受信したときに、前記管理サーバから前記プレゼンスサーバに前記第2のユーザ前記監視リストが送信され、
    前記第2のユーザ前記監視リスト内に前記第1のユーザを識別する情報があるとき、前記プレゼンスサーバにおいて、前記第の情報を生成し、
    前記プレゼンスサーバから前記第の情報を前記管理サーバ又は前記第1のユーザのコンピュータシステムに送信することを特徴とする表示方法。
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