JP2010175592A - 光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面実装等を行うため、基板の側面方向から位置決めを高精度に行うことのできる光学素子を提供する。
【解決手段】平板状の基板2の少なくとも一面に光学面3が形成されてなる光学素子において、基板2は、光学面が形成される面から該光学面が形成される面と直交する側面2bにかかる凹部11からなるマーク部10を有し、マーク部10は側面2b側において位置決めの基準となるエッジ線11a、11bまたは頂点部を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、平板状の基板の少なくとも一面に光学面を形成してなる光学素子に関し、特に基板に位置決め用のマークを形成した光学素子に関する。
従来、平板状の基板の少なくとも一面に1つあるいは複数の光学面を形成した光学素子が知られている。光学素子は、光通信機器や光ディスク装置などにおいて用いられ、例えば光学面としてレンズ面や回折格子が形成されたものがある。
光学素子は、機器内において基板の平面を他の基板や取付部などに載置固定されて用いられることが多い。この際、光学素子は高精度に位置決めする必要があるため、基板の平面に位置決め用のマークを形成することが知られていた。光学素子を位置決めする際には、基板の上方から目視、あるいはカメラで撮影した状態で画像処理することなどによって、位置決め用のマークが所定位置となるように調整を行う。
位置決め用のマークは、基板の平面に対して凸状の突起あるいは凹状の穴や溝を形成することで設けられる。このように位置決め用のマークを有する光学素子としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2001−56402号公報
従来の位置決め用のマークを有する光学素子は、基板の平面方向に位置決めを行うためのものであった。一方、光学素子を含む機器の構成部品を、機器基板に表面実装することが考えられており、この場合には光学素子の厚み方向の面を機器基板に対して位置決めすることとなる。
従来の位置決め用のマークは、基板の平面に形成されるものであったため、表面実装の場合に位置決めに用いることができない。このため、光学素子の厚み方向の面である側面を目視あるいはカメラにより観察し、位置決めを行っていたが、充分な精度を得ることは困難であった。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、基板の側面方向から位置決めを高精度に行うことのできる光学素子を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る光学素子は、平板状の基板の少なくとも一面に光学面が形成されてなる光学素子において、
前記基板は、前記光学面が形成される面から該光学面が形成される面と直交する側面にかかる凹部からなるマーク部を有し、該マーク部は前記側面側において位置決めの基準となるエッジ線または頂点部を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る光学素子は、前記マーク部は前記基板の側面側から見て矩形状の凹部を1つ有してなり、該凹部の両側のエッジ線を位置決めの基準とすることを特徴として構成されている。
さらに、本発明に係る光学素子は、前記マーク部は前記基板の側面側から見て矩形状の凹部を複数近接配置してなり、両端部に配置された各凹部の両端側に位置するエッジ線以外の前記凹部のエッジ線を位置決めの基準とすることを特徴として構成されている。
さらにまた、本発明に係る光学素子は、前記マーク部は前記基板の側面側から見て三角形状の凹部を有してなり、該凹部の頂点部を位置決めの基準とすることを特徴として構成されている。
そして、本発明に係る光学素子は、前記マーク部は前記基板の側面側から見て第1凹部の底面に矩形状の第2凹部を形成した二段形状の凹部を有してなり、前記第2凹部の両側のエッジ線を位置決めの基準とすることを特徴として構成されている。
本発明に係る光学素子によれば、基板は、光学面が形成される面から該光学面が形成される面と直交する側面にかかる凹部からなるマーク部を有し、マーク部は側面側において位置決めの基準となるエッジ線または頂点部を有することにより、光学素子を側面側から見て位置決めすることを容易にすることができる。これによって、光学素子を高精度に表面実装することができる。
また、本発明に係る光学素子によれば、マーク部は基板の側面側から見て矩形状の凹部を1つ有してなり、凹部の両側のエッジ線を位置決めの基準とすることにより、二本のエッジ線を基に確実な位置決めを行うことができる。
さらに、本発明に係る光学素子によれば、マーク部は基板の側面側から見て矩形状の凹部を複数近接配置してなり、両端部に配置された各凹部の両端側に位置するエッジ線以外の凹部のエッジ線を位置決めの基準とすることにより、R形状の小さいエッジ線のみを位置決めの基準とできるので、エッジ線の視認性を良好にして、より確実な位置決めを行うことができる。
さらにまた、本発明に係る光学素子によれば、マーク部は基板の側面側から見て三角形状の凹部を有してなり、凹部の頂点部を位置決めの基準とすることにより、細かい凹凸を有する光学素子の側面と無関係に位置決めの基準を定めることができ、視認性の良好なマーク部とすることができる。
そして、本発明に係る光学素子によれば、マーク部は基板の側面側から見て第1凹部の底面に矩形状の第2凹部を形成した二段形状の凹部を有してなり、第2凹部の両側のエッジ線を位置決めの基準とすることにより、光学素子の側面を切断した場合に生じる凹凸によりエッジ線の視認性が悪化することを防止することができる。
本実施形態における光学素子の平面図である。 本実施形態における光学素子の正面図である。 基板のマーク部付近の拡大平面図及び正面図である。 本実施形態の光学素子を光学機器内に位置決めするときの平面図である。 図4の側面図である。 図4に示されるAの領域及びBの領域の拡大図である。 光学素子の製造工程を表した図である。 第2の形態のマーク部の平面図及び正面図である。 複数の凹部を近接配置した場合の凹部に現れるR形状の状態を模式的に表した正面図である。 第3の形態のマーク部の平面図及び正面図である。 第4の形態のマーク部の平面図及び正面図である。 切断を行った場合における凹部の状態を模式的に表した平面図である。 第5の形態のマーク部の平面図及び正面図である。 第5の形態のマーク部を有し切断を行った場合における凹部の状態を模式的に表した平面図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には本実施形態における光学素子の平面図を、図2には本実施形態における光学素子の正面図を、それぞれ示している。これら各図に示すように、本実施形態の光学素子1は、平板状の基板2の一方の表面に複数の光学面3が形成されてなるものである。
基板2に形成される光学面3は、いずれも球面からなる凸状のレンズ面であり、本実施形態の光学素子1は、このレンズ面が複数配列されたレンズアレイとして構成されている。レンズアレイは、例えば光通信機器内において、複数の光ファイバーが配列されてなる光ファイバーアレイに光学的に結合するように用いられる。ただしこの用途には限られず、他にも光ディスク装置などにおいて用いることもできる。
光学面3を有する基板2は、光を透過する透光性の材料からなり、具体的には光学ガラスや半導体材料であるシリコン(Si)により形成されている。基板2の材料としてはその他の半導体材料であってもよく、例えばゲルマニウムなどを採用することもできる。
基板2の光学面3を有する面は、光学面3が配置された領域2aが、周縁部よりも段落ちしている。この領域2aは、光学面3を形成する際に基板2がエッチングされることにより形成される。また、基板2の周縁部には、矩形状の凹部11からなるマーク部10が形成されている。このマーク部10も、領域2aが形成される際のエッチングにより形成される。この製造工程については後述する。
凹部11からなるマーク部10は、図1に示すように基板2の4か所に形成されている。それぞれの凹部11は、両端に配置された光学面3の中心を通る中心線3a上に配置されている。なお、マーク部10の配置はこれには限られず、基板2端部の任意の位置に配置することができ、例えば基板2の短辺側に配置されていてもよい。また、数も図1の例には限られない。
マーク部10を構成する凹部11は、図1及び図2に示すように、基板2の光学面3を有する面から基板2の厚み方向の側面2bにかかるように形成されている。図3には、基板2のマーク部10付近の拡大平面図(図3(a))及び正面図(図3(b))を示している。この図に示すように、凹部11は光学面3を有する面側から見て矩形状であると共に、側面2b側から見ても矩形状となるように形成されている。
図3(b)に示すように、凹部11は側面2b側から見た場合において、両側のエッジ線11a、11bが、それぞれ基板2の光学面3を有する面に対して直交し、かつ2本の線が平行となっている。これらのエッジ線11a、11bは、基板2を側面2b側から見たときの位置決めの基準とすることができる。
図4には本実施形態の光学素子1を光学機器内に位置決めするときの平面図を、図5には図4の側面図を、それぞれ示している。図4及び図5の光学機器は、光通信機器を想定しており、複数のレーザー21aを配列してなるレーザーアレイ21と、本実施形態の光学素子1と、複数の光ファイバー22とが、機器基板20上に固定されて構成されている。
レーザーアレイ21を構成する各レーザー21aと、光学素子1に形成された各光学面3、及び各光ファイバー22は、光軸が一直線状となるように機器基板20上において位置決め固定される。光軸は、機器基板20の平面方向と平行となるように設定されるので、光学素子1は側面2bを機器基板20に当接させて位置決め固定される。
図5に示されているように、光学素子1の位置決め時には機器基板20に対向するように観察用カメラ23が設置される。観察用カメラ23は機器基板20との間で精密な位置決めが予めなされており、レンズの中心位置が光学素子1のマーク部10が配置される位置となるようにされている。
図6には、図4に示されるAの領域及びBの領域の拡大図を示している。図4においてAの領域とBの領域は、それぞれ観察用カメラ23により撮影される領域を表している。観察用カメラ23により撮影される画像には、図6に示すように縦方向と横方向に十字状に交わる2本のラインが引かれており、各ラインにはそれぞれ目盛りが付されている。これらのラインの交わる位置24が、光学素子1のマーク部10が位置決めされる位置である。
マーク部10を位置決めする際には、側面2b側から見たエッジ線11a、11b間の中央線と、光学素子1の上面とが交わる位置12を、観察用カメラ23により撮影される画像において2本のラインの交わる位置24と一致するようにする。
図6においては、Aの領域では光学素子1のエッジ線11a、11b及び上面で定まる位置12が、観察用カメラ23により撮影される画像の位置24より右上方向にずれた位置にあり、またBの領域では光学素子1のエッジ線11a、11b及び上面で定まる位置12が、観察用カメラ23により撮影される画像の位置24より左上方向にずれた位置にある。
そこで、それぞれの光学素子1の位置12が、画像の位置24に一致するように、光学素子1を平行移動及び回転させる。これらの位置が一致すれば、光学素子1は機器基板20上において所定の位置に位置決めされたこととなる。
この位置決めは、観察用カメラ23により撮影された画像を目視し調整を行うようにしてもよいし、あるいは観察用カメラ23により撮影された画像を画像処理し、光学素子1の位置12を検出すると共に、これが画像の位置24と一致するように光学素子1の位置を自動的に調整する装置を設けてもよい。また、ここでは観察用カメラ23の目盛りを基にマーク部10を位置決めしているが、機器基板20にも所定位置にマークを付しておき、機器基板20のマークに基づいてマーク部10を位置決めするようにしてもよい。
次に、本実施形態の光学素子1の製造工程について説明する。図7には、光学素子1の製造工程を表した図を示している。図7(a)の平面図に示すように、まずシリコンからなる板状の基板2を用意する。ここで、基板2は光学素子1を複数形成できる大きさを有しており、最初の段階の基板2に光学素子1を並設するように形成し、後で切断して個々の光学素子1を形成することにより、光学素子1を効率よく形成するようにしている。
図7(b)の断面図に示すように、基板2の一面に、レジスト30をスピンコーターや吹きつけによって塗布する。また、レジスト30を基板2に塗布したら、基板2とレジスト30の間の接着力を大きくするため、プリベークを行っておく。
続いて、図7(c)に示すように、円形が二次元状に配列されたパターンを有するフォトマスク31を、基板2のレジスト30が塗布された面と対向するように配置し、露光を行う。そして、露光した基板2を現像液に浸し、余分な部分のレジストを除去することで、図7(d)に示すように、円柱状のレジスト30が二次元状に配列されたパターンが、基板2の一面に形成される。
次に、レジスト30を加熱してリフローさせ、図7(e)に示すようにレジスト30の形状を球面形状に変化させる。レジスト30を球面形状としたら、反応性イオンエッチングによりレジスト30を除去すると共に、レジスト10の形状を基板2の表面に転写する。この際、図7(f)においてハッチングされた領域はマスクして、エッチングを行う。
図7(f)においてハッチングされたマスクされる領域は、光学素子1の上面のうち光学面3が形成される領域2aとマーク部10を構成する凹部11以外の領域であり、エッチングによって光学面3を有する領域2aと凹部11とがそれぞれ形成されることとなる。そして、個々の光学素子1をダイサーやスライサーを用いて切断し、図1に示すような光学素子1が形成される。
このように、光学素子1は基板2の面のうち光学面3が形成される面と直交する側面2bにかかる凹部11からなるマーク部10を有し、マーク部10は側面2b側から見た位置決めの基準となるエッジ線11a、11bを有しているので、光学素子1を側面2b側から見て位置決めすることを容易にすることができる。これによって、光学素子1を高精度に表面実装することができる。
また、マーク部10の構成としては、これまで説明したような矩形状に形成された1つの凹部11からなるものには限られない。図8には、第2の形態のマーク部10の平面図(図8(a))及び正面図(図8(b))を示している。この図に示すように、第2の形態のマーク部10は、2つの凹部11が近接配置されて構成されている。
マーク部10を構成する2つの凹部11は、いずれも第1の形態の凹部11と同形状である。すなわち、凹部11は光学面3を有する面側から見て矩形状であると共に、側面2b側から見ても矩形状となるように形成されている。また、側面2b側から見た場合において、各エッジ線11a、11b、11c、11dが、それぞれ基板2の光学面3を有する面に対して直交し、かつこれら4本の線が平行となっている。
本形態においては、2つの凹部11が有する合計4本のエッジ線11a、11b、11c、11dのうち、両端のエッジ線11a、11d以外のエッジ線11b、11cを位置決めの基準とする。エッジ線11b、11cは、互いに近接対向しており、これらのエッジ線11b、11c間の中央線と、光学素子1の上面とが交わる位置12を、機器基板20上の所定位置に一致させるよう、位置決めを行う。
凹部11は、前述のようにエッチングで形成されるため、凹部11の開口端部は厳密にはR形状を有することとなる。このため、エッジ線が明瞭に判別できない場合も想定される。これに対し、複数の凹部11を近接配置した場合の凹部11に現れるR形状の状態を模式的に表した正面図を図9に示している。この図に示すように、2つの凹部11を近接配置すると、両端のエッジ線11a、11dでは比較的大きいR形状を有するが、それ以外のエッジ線11b、11cでは比較的小さいR形状となり、視認しやすくなっている。
このように、複数の凹部11を近接配置することで、位置決めの基準となるエッジ線を明瞭に判別できる。また、凹部11の数は2つには限られない。図10には、第3の形態のマーク部10の平面図(図10(a))及び正面図(図10(b))を示している。本形態のマーク部10は、3つの凹部11が近接配置されて構成されている。
第3の形態のマーク部10を構成する各凹部11は、いずれも第1の形態の凹部11と同形状であり、光学面3を有する面側から見て矩形状であると共に、側面2b側から見ても矩形状となるように形成されている。また、側面2b側から見た場合において、各エッジ線11a、11b、11c、11d、11e、11fが、それぞれ基板2の光学面3を有する面に対して直交し、かつこれら6本の線が平行となっている。
この中で、位置決めの基準となるのは、中央の凹部11を構成するエッジ線11c、11dであり、これらのエッジ線11c、11d間の中央線と、光学素子1の上面とが交わる位置12を、機器基板20上の所定位置に一致させるよう、位置決めを行う。
また、図11には、第4の形態のマーク部10の平面図(図11(a))及び正面図(図11(b))を示している。本形態のマーク部10には、1つの凹部11が形成されている。この凹部11は、光学面を有する面側から見て三角形状であると共に、側面2b側から見ても三角形状となるように形成されている。そして、側面2b側から見た凹部11の頂点部11gを、位置決めの基準として用いることができる。
光学素子1は、前述のように大きい基板2に複数を並設形成した後に、個々を切断することによって形成するが、切断時に光学素子1の端面が欠けたり、あるいはチッピングが発生したりすることがある。図12には、切断を行った場合における凹部11の状態を模式的に表した平面図を示している。この図に示すように、切断により形成された側面2bは、実際には細かい凹凸を有しており、凹部11のエッジ線11a、11bが明瞭に判別できない場合もある。
図13には、第5の形態のマーク部10の平面図(図13(a))及び正面図(図13(b))を示している。本形態のマーク部10は、1つの凹部11から構成される。本形態において凹部11は、基板2の側面2bから矩形の凹状に形成された第1凹部13と、第1凹部13の底面からさらに矩形の凹状に形成された第2凹部14とで、二段形状をなすように形成されている。第2凹部14は、光学素子1を側面2b側から見たときに、第1凹部13のエッジ線13a、13b間の内側に、エッジ線14a、14bが現れるように形成されている。
図14には、本形態のマーク部10を有し切断を行った場合における凹部11の状態を模式的に表した平面図を示している。この図に示すように、光学素子1の側面2bが切断により凹凸を有している場合、第1凹部13のエッジ線13a、13bは視認しにくくなるが、第1凹部13内に形成された第2凹部14のエッジ線14a、14bは、側面2bの凹凸に影響されないので、確実に視認することができる。
したがって、位置決めの基準として第2凹部14のエッジ線14a、14bを用いることにより、より確実にマーク部10を側面2b側から視認して位置決めを行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態には限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうるものである。
1 光学素子
2 基板
2b 側面
3 光学面
10 マーク部
11 凹部
13 第1凹部
14 第2凹部
20 機器基板
21 レーザーアレイ
22 光ファイバー
23 観察用カメラ
24 位置
30 レジスト
31 フォトマスク

Claims (5)

  1. 平板状の基板の少なくとも一面に光学面が形成されてなる光学素子において、
    前記基板は、前記光学面が形成される面から該光学面が形成される面と直交する側面にかかる凹部からなるマーク部を有し、該マーク部は前記側面側において位置決めの基準となるエッジ線または頂点部を有することを特徴とする光学素子。
  2. 前記マーク部は前記基板の側面側から見て矩形状の凹部を1つ有してなり、該凹部の両側のエッジ線を位置決めの基準とすることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
  3. 前記マーク部は前記基板の側面側から見て矩形状の凹部を複数近接配置してなり、両端部に配置された各凹部の両端側に位置するエッジ線以外の前記凹部のエッジ線を位置決めの基準とすることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
  4. 前記マーク部は前記基板の側面側から見て三角形状の凹部を有してなり、該凹部の頂点部を位置決めの基準とすることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
  5. 前記マーク部は前記基板の側面側から見て第1凹部の底面に矩形状の第2凹部を形成した二段形状の凹部を有してなり、前記第2凹部の両側のエッジ線を位置決めの基準とすることを特徴とする請求項1記載の光学素子。
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