JP2010174968A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁体とストッパとのリンキングと、動圧による弁体の自閉とを防止しつつ、弁体の強度を向上する。
【解決手段】外部空間と連通する流体通路31aが形成された流体通路形成部材31と、流体通路に配置され、流体通路を開閉する弁体35と、弁体に対して開弁方向に弾性力を作用させるスプリングと、弁体をスプリングの弾性力に抗して閉弁方向に駆動する駆動部と、弁体よりも開弁方向側に配置され、弁体と面接触することで弁体の開弁位置を規定するストッパ36とを備え、弁体は、開弁方向が流体通路から外部空間に向かう方向であるように構成されており、ストッパのうち弁体と面接触する接触面36bには、接触面と平行に延びる凹部36cが形成され、凹部は、弁体がストッパと面接触している時に弁体とストッパとの間に流体を導く流体導入通路を構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、流体通路を開閉する電磁弁に関し、流体を吸入・吐出するポンプに用いて好適である。
従来、この種の電磁弁が特許文献1、2に記載されている。特許文献1の従来技術における電磁弁は、プランジャ室と低圧部とを連通する低圧通路を弁体によって開閉するものであり、プランジャ室から低圧通路に向かって流れる流体の動圧が弁体に対して閉弁方向に作用するように構成されている。弁体は、その先端面がストッパと面接触することで開弁位置が規定されるようになっている。
そして、特許文献1には、ストッパの中心部に、プランジャ室と低圧通路とを連通する貫通孔が形成されていることが図示されている。この貫通孔は、開弁時に弁体とストッパとの間にプランジャ室の流体を導く流体導入通路としての役割を果たしている。
すなわち、開弁時に弁体とストッパとの間にプランジャ室の流体を導くことによって、弁体とストッパとの間に真空状態が形成されることを防止して弁体とストッパとの密着(リンキング)を防止する。
特許文献2の従来技術における電磁弁は、高圧の流入部と低圧の流出部間を弁体(バルブ)によって開閉するものであり、流入部の高圧の圧力が弁体に対して閉弁方向に作用するように構成されている。弁体は、その先端面がストッパと面接触することで開弁位置が規定されるようになっている。
そして、弁体の先端面に凹部を形成するとともに、凹部と低圧の流出部とを連通する連通路を弁体に形成することによって、弁体とストッパとの間に真空状態が形成されることを防止して弁体とストッパとの密着(リンキング)を防止するようになっている。
特開2008−106620号公報 特開平9−324720号公報
上記特許文献1の従来技術では、開弁時には、プランジャ室の流体の動圧がストッパの貫通孔を介して弁体の先端面に作用する。すなわち、開弁時にプランジャ室の流体の動圧が弁体に対して閉弁方向に作用する。
このように開弁時にプランジャ室の流体の動圧が弁体に対して閉弁方向に作用する電磁弁を近年の内燃機関用燃料噴射装置のポンプに用いる場合には、以下のような懸念がある。
近年、圧縮着火式内燃機関においては、燃料噴射圧の高圧化要求が強まっている。それに伴い、インジェクタからの燃料リークが増加するため必要吐出量が高くなり、燃料噴射ポンプのカムリフトも大きくなってきている。
カムリフトが大となると、燃料送油率も大となり、高速回転になるとプランジャ室内の動圧も大となり、動圧により電磁弁の弁体が自閉しやすくなる。そして、電磁弁の弁体が自閉した場合、ポンプの吐出量を増やすことができなくなってしまうという懸念がある。
この点、上記特許文献2の従来技術では、開弁時に弁体の先端面に低圧の流出部の圧力を作用させることでリンキングを防止するので、開弁時に弁体の先端面に流入部の流体の動圧が作用することを抑制できる。このため、特許文献1の従来技術のごとく開弁時に弁体の先端面にプランジャ室の流体の動圧が作用するものと比較して、流体の動圧により弁体が自閉することを抑制できる。
しかしながら、上記特許文献2の従来技術では、弁体に凹部と連通路とを形成しているので弁体の強度低下を招いてしまう。
特に、上記特許文献2の従来技術の電磁弁を圧縮着火式内燃機関の燃料噴射装置のポンプに用いる場合には、燃料噴射圧がかなり高圧になることから弁体に数百kNもの力が作用することとなるので、弁体の強度低下は実用上大きな問題となる。
本発明は上記点に鑑みて、弁体とストッパとのリンキングと、動圧による弁体の自閉とを防止しつつ、弁体の強度を向上することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、外部空間(15)と連通する流体通路(31a)が形成された流体通路形成部材(31)と、
流体通路(31a)に配置され、流体通路(31a)を開閉する弁体(35)と、
弁体(35)に対して開弁方向に弾性力を作用させるスプリング(34)と、
弁体(35)をスプリング(34)の弾性力に抗して閉弁方向に駆動する駆動部(32、33)と、
弁体(35)よりも開弁方向側に配置され、弁体(35)と面接触することで弁体(35)の開弁位置を規定するストッパ(36)とを備え、
弁体(35)は、開弁方向が流体通路(31a)から外部空間(15)に向かう方向であるように構成されており、
ストッパ(36)のうち弁体(35)と面接触する接触面(36b)には、接触面(36b)と平行に延びる凹部(36c)が形成され、
凹部(36c)は、弁体(35)がストッパ(36)と面接触している時に弁体(35)とストッパ(36)との間に流体を導く流体導入通路を構成することを特徴とする。
これによると、弁体(35)がストッパ(36)と面接触している開弁時に、流体導入通路によって弁体(35)とストッパ(36)との間に流体が導かれるので、弁体(35)とストッパ(36)との間に真空状態が形成されることを防止して弁体(35)とストッパ(36)との密着(リンキング)を防止することができる。
また、流体導入通路を構成する凹部(36c)は、ストッパ(36)のうち弁体(35)との接触面(36b)と平行に延びているので、弁体(35)とストッパ(36)との間に導かれる流体の動圧が弁体(35)に対して閉弁方向に作用することを抑制できる。このため、動圧により弁体(35)が自閉することを抑制できる。
そして、凹部(36c)はストッパ(36)に形成されているので、上記従来技術のごとく弁体に凹部等が形成されている場合と比較して、弁体の強度を向上することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電磁弁において、凹部(36c)は、多数本の溝状に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の電磁弁において、凹部(36c)は、レーザー加工によって形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の電磁弁において、凹部(36c)は、十字溝状に形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、請求項1に記載の電磁弁において、凹部(36c)は、平面円形状に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明では、請求項2ないし5のいずれか1つに記載の電磁弁において、流体通路形成部材(31)にはシート部(31b)が形成されており、
弁体(35)には、シート部(31b)と接離するシート面(35b)が形成されており、
流体通路(31a)のうちシート部(31b)とストッパ(36)との間の部位は、弁体(35)の外径よりも大きな内径を有する拡大通路部(31c)を構成しており、
ストッパ(36)は、拡大通路部(31c)を塞ぐように流体通路形成部材(31)に配置されており、
ストッパ(36)のうち接触面(36b)を除く残余の部位には、開弁時および閉弁時の両方において拡大通路部(31c)と外部空間(15)とを連通する連通孔(36a)が接触面(36b)と直交する方向に延びて形成されており、
凹部(36c)は、連通孔(36a)と繋がって形成されていることを特徴とする。
これにより、弁体(35)がストッパ(36)と面接触している時に、弁体(35)とストッパ(36)との間に流体を良好に導くことができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態におけるポンプの断面図である。 図1の電磁弁の断面図である。 (a)は図2の要部の模式的な拡大図であり、(b)は(a)のストッパの平面図である。 (a)は第2実施形態における電磁弁の要部の模式的な断面図であり、(b)は(a)のストッパの平面図である。 (a)は第3実施形態における電磁弁の要部の模式的な断面図であり、(b)は(a)のストッパの平面図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は本実施形態に係るポンプを示す断面図、図2は図1の電磁弁単体を示す断面図である。
本実施形態に係るポンプは、圧縮着火式内燃機関に燃料を噴射するための燃料噴射装置において、高圧の燃料を蓄えるコモンレールに高圧の燃料を供給する燃料供給ポンプとして用いられる。
図1、図2において、ポンプハウジング10には、その下端側に位置するカム室10aと、このカム室10aからポンプハウジング10の上方に向かって延びる円柱状の摺動子挿入孔10bと、この摺動子挿入孔10bからポンプハウジング10の上端面まで延びる円柱状のシリンダ挿入孔10cとが形成されている。
カム室10aには、図示しない圧縮着火式内燃機関(以下、内燃機関という)にて駆動されるカム軸11が配置され、このカム軸11はポンプハウジング10に回転自在に支持されている。また、カム軸11にはカム12が形成されている。
シリンダ挿入孔10cには、シリンダ挿入孔10cを塞ぐようにしてシリンダ13が取り付けられている。このシリンダ13には、円柱状のプランジャ挿入穴13aが形成されており、このプランジャ挿入穴13aに、円柱状のプランジャ14が往復動自在に挿入されている。そして、このプランジャ14の上端面とシリンダ13の内周面とによりプランジャ室15が形成されている。なお、プランジャ室15は、本発明における外部空間に該当するものである。
プランジャ14の下端にシート14aが連結されており、このシート14aはスプリング16によって摺動子17に押し付けられている。この摺動子17は、円筒状に形成されており、摺動子挿入孔10bに往復動自在に挿入されている。
摺動子17にはカムローラ18が回転自在に取り付けられており、このカムローラ18はカム12に当接している。そして、カム軸11の回転によりカム12が回転すると、シート14a、摺動子17およびカムローラ18とともに、プランジャ14が往復駆動されるようになっている。
シリンダ13とポンプハウジング10との間には、低圧部としての燃料溜り19が形成されている。この燃料溜り19には、図示しない低圧供給ポンプから吐出される低圧の燃料が、図示しない低圧燃料配管を介して供給されるようになっている。また、燃料溜り19は、シリンダ13に形成された低圧連通路13b、および後述する電磁弁30内の低圧通路31aを介して、プランジャ室15に連通されている。
シリンダ13には、プランジャ室15に常時連通する高圧連通路13cが形成されている。そして、プランジャ室15は、この高圧連通路13c、吐出弁20、および図示しない高圧燃料配管を介して図示しないコモンレールに接続されている。高圧連通路13cおよび高圧燃料配管は、高圧燃料供給経路を構成している。
吐出弁20は、高圧連通路13cの下流側においてシリンダ13に取り付けられている。この吐出弁20は、高圧燃料供給経路を開閉する弁体20aと、この弁体20aを閉弁方向に付勢するスプリング20bとを備えている。そして、プランジャ室15で加圧された燃料は、スプリング20bの付勢力に抗して弁体20aを開弁向きに移動させ、コモンレールに圧送されるようになっている。
電磁弁30は、プランジャ14の上端面に対向した位置において、外部空間であるプランジャ室15を閉塞するようにしてシリンダ13に螺合固定されている。
電磁弁30はボディ31を備えており、このボディ31には、一端がプランジャ室15に連通し他端が低圧連通路13bに連通する低圧通路31aと、この低圧通路31a中に配置されたシート部31bとが形成されている。低圧通路31aは、プランジャ室15と連通する流体通路を構成し、ボディ31は、流体通路を形成する流体通路形成部材を構成している。
電磁弁30は、通電時に吸引力を発生するソレノイド32、ソレノイド32により吸引されるアーマチャ33、このアーマチャ33を反吸引側に向かって付勢するスプリング34、アーマチャ33と一体に移動してシート部31bに接離することにより低圧通路31aを開閉する弁体35、この弁体35と面接触することで弁体35の開弁時の位置を規制するストッパ36とを有している。
すなわち、スプリング34は、弁体35に対して開弁方向に弾性力を作用させる。ソレノイド32およびアーマチャ33は、弁体35をスプリング34の弾性力に抗して閉弁方向に駆動する駆動する駆動部を構成している。
弁体35には、プランジャ室15から低圧通路31aに向かって流れる燃料(流体)の動圧(以下、溢流時の動圧という)が閉弁方向に作用するようになっている。また、弁体35には、ストッパ36と面接触する先端面35aと、ボディ31のシート部31bと接離するシート面35bとが形成されている。
低圧通路31aのうちシート部31bとストッパ36との間の部位は、弁体35の外径よりも大きな内径を有する拡大通路部31cを構成している。
ストッパ36は、弁体35よりも開弁方向側(図2では下方側)に配置されており、電磁弁30とシリンダ13とに挟持されている。換言すれば、ストッパ36は、低圧通路31aを塞ぐようにボディ31に配置されている。
ストッパ36には、拡大通路部31cとプランジャ室15とを連通させる連通孔36aが多数個(本例では4個)形成されている。本例では図3(b)に示すように、連通孔36aが4個形成されている。
ストッパ36には、弁体35と面接触する接触面36bが形成されている。図3の例では、接触面36bは、ストッパ36のうちボディ31側の端面の中央部に形成されている。連通孔36aは、ストッパ36のうち接触面36bを除く残余の部位、すなわち接触面36bの外周側に配置されている。したがって、連通孔36aは開弁時および閉弁時の両方において低圧通路31aとプランジャ室15とを連通させることができる。
そして、ストッパ36の接触面36bには、プランジャ室15と連通する凹部36cが接触面36bと平行に延びて形成されている。本例では、凹部36cは多数本の溝状に形成されている。このような多数本の溝状の凹部36cは、レーザー加工によって形成することができる。
凹部36cは接触面36bよりも外周側まで延びて形成されている。本例では、凹部36cは、連通孔36aと繋がって形成されている。また、本例では、凹部36cは、ストッパ36のうちボディ31側の端面の縁部よりも若干内側まで形成されている。
上記構成における作動を説明する。まず、電磁弁30のソレノイド32に通電されていないときには、弁体35はスプリング34の付勢力(弾性力)により開弁位置に移動されている。すなわち、弁体35のシート面35bがボディ31のシート部31bから離れており、低圧通路31aが開かれている。
そして、低圧通路31aが開かれている状態でプランジャ14が下降するときには、低圧供給ポンプから吐出される低圧の燃料が、燃料溜り19、低圧連通路13b、および低圧通路31aを介して、プランジャ室15に供給される。
次いで、プランジャ14が上昇し始めると、プランジャ14はプランジャ室15内の燃料を加圧しようとする。しかし、プランジャ14の上昇開始初期においては、電磁弁30に通電されておらず、低圧通路31aが開かれているため、プランジャ室15内の燃料は、低圧通路31aおよび低圧連通路13bを介して燃料溜り19側に溢流し、加圧されない。
このプランジャ室15内の燃料の溢流中に電磁弁30に通電されると、アーマチャ33および弁体35がスプリング34の付勢力に抗して吸引され、弁体35のシート面35bがボディ31のシート部31bに着座して低圧通路31aが閉塞される。これにより、燃料溜り19側への燃料の溢流が停止されて、プランジャ14によるプランジャ室15内の燃料の加圧が開始される。そして、プランジャ室15内の燃料圧力により吐出弁20が開弁され、燃料がコモンレールに圧送される。
本実施形態では、ストッパ36の接触面36bに凹部36cが形成されているので、弁体35がストッパ36と面接触している開弁時に弁体35とストッパ36との間に燃料が導かれることとなる。換言すれば、凹部36cは、弁体35がストッパ36と面接触している時に弁体35とストッパ36との間に燃料(流体)を導く燃料導入通路(流体導入通路)を構成する。このため、弁体35とストッパ36との間に真空状態が形成されることを防止できるので、弁体35とストッパ36との密着(リンキング)を防止することができる。
また、凹部36cは接触面36bと平行に延びているので、溢流時の動圧が弁体35に対して閉弁方向に作用することを抑制できる。このため、溢流時に弁体35に対して自閉する向きの力が作用することを抑制できるので、溢流時の動圧により弁体35が自閉することを抑制できる。
そして、凹部36cをストッパ36に形成しているので、弁体35にリンキング防止用の凹部等を形成する必要がない。このため、弁体35にリンキング防止用の凹部等を形成することによって弁体35の強度が低下することを回避できる。換言すれば、弁体35の強度を向上することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、凹部36cが溝状に形成されているが、本第2実施形態では、図4に示すように凹部36cが平面円形状に形成されている。
本例では、凹部36cは、ストッパ36の接触面36bよりも一回り小さい円形部36dと、円形部36dから接触面36bの外周側まで延びて連通孔36aと繋がる直線部36eとで構成されている。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、凹部36cが多数本の溝状に形成されているが、本第3実施形態では、図5に示すように凹部36cが十字溝状に形成されている。本例では、十字溝状の凹部36cは、その端部が連通孔36aと繋がって形成されている。
本実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、本発明の電磁弁を内燃機関用燃料噴射装置の燃料供給ポンプに適用したが、本発明は、流体通路を開閉する電磁弁に広く適用することができる。
31 ボディ(流体通路形成部材)
31a 低圧通路(流体通路)
31b シート部
31c 拡大通路部
35 弁体
35b シート面
36 ストッパ
36a 連通孔
36b 接触面
36c 凹部

Claims (6)

  1. 外部空間(15)と連通する流体通路(31a)が形成された流体通路形成部材(31)と、
    前記流体通路(31a)に配置され、前記流体通路(31a)を開閉する弁体(35)と、
    前記弁体(35)に対して開弁方向に弾性力を作用させるスプリング(34)と、
    前記弁体(35)を前記弾性力に抗して閉弁方向に駆動する駆動部(32、33)と、
    前記弁体(35)よりも前記開弁方向側に配置され、前記弁体(35)と面接触することで前記弁体(35)の開弁位置を規定するストッパ(36)とを備え、
    前記弁体(35)は、前記開弁方向が前記流体通路(31a)から前記外部空間(15)に向かう方向であるように構成されており、
    前記ストッパ(36)のうち前記弁体(35)と面接触する接触面(36b)には、前記接触面(36b)と平行に延びる凹部(36c)が形成され、
    前記凹部(36c)は、前記弁体(35)が前記ストッパ(36)と面接触している時に前記弁体(35)と前記ストッパ(36)との間に前記流体を導く流体導入通路を構成することを特徴とする電磁弁。
  2. 前記凹部(36c)は、多数本の溝状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記凹部(36c)は、レーザー加工によって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電磁弁。
  4. 前記凹部(36c)は、十字溝状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  5. 前記凹部(36c)は、平面円形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁。
  6. 前記流体通路形成部材(31)にはシート部(31b)が形成されており、
    前記弁体(35)には、前記シート部(31b)と接離するシート面(35b)が形成されており、
    前記流体通路(31a)のうち前記シート部(31b)と前記ストッパ(36)との間の部位は、前記弁体(35)の外径よりも大きな内径を有する拡大通路部(31c)を構成しており、
    前記ストッパ(36)は、前記拡大通路部(31c)を塞ぐように前記流体通路形成部材(31)に配置されており、
    前記ストッパ(36)のうち前記接触面(36b)を除く残余の部位には、開弁時および閉弁時の両方において前記拡大通路部(31c)と前記外部空間(15)とを連通する連通孔(36a)が前記接触面(36b)と直交する方向に延びて形成されており、
    前記凹部(36c)は、前記連通孔(36a)と繋がって形成されていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1つに記載の電磁弁。
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