JP2010173014A - 工作機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転工具の駆動状態に基づき回転工具の移動を制御することで、良好な研削加工が可能な工作機械を提供することを目的とする。
【解決手段】工作物保持部11に対して工具保持部21を相対的に移動させるサーボモータ32と、指令値に基づきサーボモータ32に電力を供給するサーボ駆動部33と、回転工具22の駆動状態に基づきモータ補正量を算出する補正量算出部57と、モータ補正量に基づき指令値を補正する補正部60と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転駆動する回転工具により切削加工または研削加工する工作機械に関するものである。
一般に、研削盤により工作物と回転駆動させた砥石車を接触させる研削加工において、砥石車のバランスがとれているほど面粗度を向上できることが知られている。砥石車にアンバランスがある場合には、砥石車の振動が発生し、工作物に回転周期のびびりが転写されて加工面の品質が低下してしまう。このため、砥石のバランスをとるために、砥石車のアンバランスの方向および大きさを測定し、この測定結果に基づいて、砥石車に重りを適宜付加する方法がある。
その他、砥石車の内部に重りとこの重りを移動させるモータなどの移動機構を備えるオートバランサを取付けることでバランスをとる方法がある。そして、このオートバランサは、砥石車と一体となって回転し、砥石車のバランスをとるように内蔵する重りの位置を制御する。これにより、アンバランスにより発生する砥石車の振動を抑制している。また、砥石車が高速回転すると遠心力が強くなるため、アンバランスにより発生する砥石車の振動もさらに強くなる。そこで、例えば、特開2003−103459号公報(特許文献1)によれば、砥石車の高速回転にも適用可能なバランス修正装置が開示されている。
特開2003−103459号公報
しかし、砥石車に重りを付加する方法においては、バランス測定用の測定器を必要とする上、さらに高精度にバランスをとるには多くの経験が必要なので自動化が困難である。そして、この方法では、交換する個々の砥石車に対してバランスをとるように調整する必要があるため生産性の低下の原因となりうる。また、オートバランサを取付ける方法においては、砥石車にオートバランサを固定するための専用治具が必要となり、コストアップとなる。さらに、オートバランサの取付け場所の確保も必要となるため、機械の仕様が制限されるおそれがある。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、回転工具の駆動状態に基づき回転工具の移動を制御することで、良好な切削加工(研削加工)が可能な工作機械を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、
工作物を保持する工作物保持部と、
回転工具を回転駆動し前記工作物保持部に対して相対的に移動可能な工具保持部と、
前記工作物保持部に対して前記工具保持部を相対的に移動させるサーボモータと、
位置指令値に基づき前記サーボモータに電力を供給するサーボ駆動部と、
前記回転工具の駆動状態に基づきモータ補正量を算出する補正量算出部と、
前記モータ補正量に基づき前記位置指令値を補正する補正部と、
を備えることである。
請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、
前記サーボモータの位置または前記工具保持部の前記工作物保持部に対する位置を検出する位置検出部をさらに備え、
前記サーボ駆動部は、
前記位置指令値と前記位置検出部による前記検出位置との偏差に基づき速度指令値を生成し、前記サーボモータの位置を制御する位置制御部と、
前記速度指令値に基づき前記サーボモータの速度を制御する速度制御部と、
を有し、
前記補正部は、前記モータ補正量に基づき前記速度指令値を補正することである。
請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、
前記サーボモータの位置または前記工具保持部の前記工作物保持部に対する位置を検出する位置検出部をさらに備え、
前記サーボ駆動部は、前記補正部により補正された前記位置指令値と前記位置検出部による前記検出位置との偏差に基づき、前記サーボモータの位置を制御する位置制御部を有することである。
請求項4に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1〜3の何れか一項において、
前記工具保持部は、前記回転工具を回転駆動する回転駆動モータを有し、
前記回転駆動モータによる前記回転工具の前記駆動状態である工具軸動力を検出する動力検出部をさらに備え、
前記補正量算出部は、前記工具軸動力に基づき前記回転工具の振動を算出し、算出した前記振動に基づきモータ補正量を算出することである。
請求項5に記載の発明の構成上の特徴は、請求項4において、
前記動力検出部により検出される前記工具軸動力は、前記回転駆動モータの電流値であることである。
請求項6に記載の発明の構成上の特徴は、請求項4または5において、
前記回転工具は、所定回転数にて回転駆動され、
前記補正量算出部は、前記動力検出部により検出される前記工具軸動力のうち前記所定回転数の周期を含むフィルタリング処理を行うことにより、前記回転工具のアンバランスにより発生する前記振動を算出することである。
請求項1に係る発明によると、回転工具の駆動状態に基づき回転工具の移動を制御することができる。ここで、回転工具の「駆動状態」とは、回転工具の回転数や摩耗状態、切削抵抗(研削抵抗を含む)などに起因して変化する回転駆動の状態をいう。例えば、回転工具である砥石車にアンバランスがある場合に、砥石車のアンバランスにより発生する振動などの状態も含まれる。また、駆動状態は、工作機械が加工状態か非加工状態にあるかに関わらず、回転工具を回転駆動することにより発生する情報を回転工具から直接的に検知して得られるものである。
本発明において、補正量算出部は、回転工具の駆動状態に基づきモータ補正量を算出する。そして、補正部は、例えばCNC装置などの外部からサーボ駆動部へ出力される位置指令値をモータ補正量に基づいて補正する。よって、サーボ駆動部は、補正部により補正された位置指令値に基づいて工具保持部を移動させるサーボモータに電力を供給する構成となっている。これにより、回転工具そのものの駆動状態に基づき回転工具の移動を制御できるので、工作物に回転周期のびびりが転写されることを防止できる。よって、例えば、研削盤において、砥石車に重りを付加し、砥石車をバランス補正する場合であっても精細な調整をすることなく、面粗度の向上を図ることができる。また、オートバランサを取付けることなく研削加工において動的に変化する砥石車の振動に対応することができる。よって、砥石車にオートバランサを固定するための専用治具が不要となるので、砥石車の交換が容易となり生産性を向上できる。さらに、オートバランサの取付け場所を確保する必要がなくなるので、機械の仕様が制限されることなく砥石車のアンバランスに対応することができる。
請求項2に係る発明によると、補正量算出部が算出するモータ補正量を回転工具の移動に対して、即時に反映することができる。本発明において、補正量算出部は回転工具の駆動状態に基づき速度成分からなるモータ補正量を算出する。そして、補正部は、このモータ補正量に基づき、速度制御部に入力される速度指令値を補正する構成となっている。つまり、補正部は、一般にフィードバック信号に対して速度制御部よりも応答性の低い位置制御部を介することなく、回転工具の移動に対してモータ補正量を即時に反映することができる。よって、例えば、研削盤において、砥石車の研削抵抗やアンバランスにより発生する砥石車の振動に対応し、確実にバランス補正を行うことができる。
請求項3に係る発明によると、補正量算出部が算出するモータ補正量を回転工具の移動に対して、正確に反映することができる。本発明において、補正量算出部は回転工具の駆動状態に基づき位置成分からなるモータ補正量を算出する。そして、補正部は、このモータ補正量に基づき、位置制御部に入力される位置指令値を補正する構成となっている。つまり、モータ補正量は、回転工具の駆動状態に対して、回転工具の所定位相における回転工具の移動量として反映される。よって、例えば、研削盤において、砥石車の研削抵抗やアンバランスにより発生する砥石車の振動に対応し、より正確にバランス補正を行うことができる。
請求項4に係る発明によると、補正量算出部は、工具軸動力に基づき回転工具の振動を算出する構成となっている。回転駆動する回転工具に、回転工具の切削抵抗やアンバランスに起因した振動が発生すると、回転駆動モータの回転数やトルクに影響が及ぶ。よって、回転駆動モータによる回転工具の工具軸動力を検出すると、その検出結果には回転工具の振動が含まれることになる。従って、この工具軸動力に基づいて回転工具の振動を算出し、さらにこの振動に基づきモータ補正量を算出することで、確実に回転工具の振動の補正を行うことができる。また、例えば、研削盤において、砥石車の研削抵抗やアンバランスにより発生する砥石車の振動に対応し、より確実に砥石車のバランス補正を行うことができる。
請求項5に係る発明によると、工具軸動力として回転駆動モータの電流値を検出し、この電流値に基づき回転工具の振動を算出する構成となっている。例えば、研削盤において、砥石車を回転駆動する回転駆動モータに一定電圧が印加されている場合に、砥石車の振動が発生すると、消費電力が一定とならず、電流値に砥石車の振動が含まれることになる。よって、この電流値から砥石車の振動を算出し、さらにこの振動に基づきモータ補正量を算出することで、確実に砥石車のバランス補正を行うことができる。
請求項6に係る発明によると、より精細な回転工具の振動を算出できるので、確実に回転工具の振動の補正を行うことができる。回転工具を所定回転数にて回転駆動すると、工具軸動力に含まれる回転工具の振動は、所定回転数から導出される周波数と近似した周波数の振動となる。また、切削抵抗などにより所定回転数は一定量だけ上下するものと考えられる。そこで、この周波数を含むような所定帯域でフィルタリング処理を行うことにより、ノイズなどを除去し精細な回転工具の振動を算出することができる。そして、補正量算出部は、この回転工具の振動に基づいてモータ補正量を算出するので、より確実に回転工具の振動の補正を行うことができる。また、例えば、研削盤において、砥石車の研削抵抗やアンバランスにより発生する砥石車の振動に対応し、より確実に砥石車のバランス補正を行うことができる。
第一実施形態:研削盤1の全体の模式図である。 X軸用サーボドライブ33を示すブロック図である。 第二実施形態:X軸用サーボドライブ133を示すブロック図である。
以下、本発明の工作機械を具体化した実施形態について図面を参照しつつ説明する。実施形態において、工作機械は研削盤を例に挙げて説明する。
<第一実施形態>
本発明の研削盤1について、図1,2を参照して説明する。図1は、第一実施形態の研削盤1の全体の模式図である。図2は、X軸用サーボドライブ33を示すブロック図である。
研削盤1は、主軸装置10と、砥石支持装置20と、砥石台駆動装置30と、CNC(Computer Numerical Control)装置40から構成される。また、工作物Wは、本発明の研削盤1によって研削加工される軸状の部材である。ここで、研削盤1により加工される工作物Wは、軸状の部材とし、研削盤1は、当該工作物Wの外周面の研削加工を行う場合として説明する。
主軸装置10は、主軸台11(本発明の「工作保持部」に相当する)と、主軸12と、主軸モータ13と、主軸エンコーダ14と、主軸用サーボドライブ15を備えている。主軸台11は、研削盤1の床状に配置されたベッド(図示せず)に固定されている。主軸台11には、主軸12がZ軸周りに回転可能に挿通支持されている。この主軸12には、工作物Wの軸方向の一端を把持するチャックが取付けられている。主軸台11は、主軸12のチャックで把持した工作物Wを主軸モータ13により回転駆動している。主軸エンコーダ14は、主軸モータ13の回転角を検出する。主軸用サーボドライブ15は、後述するCNC装置40により出力される位置指令値および主軸エンコーダ14によるフィードバック信号に基づき、主軸モータ13に適正な電力を供給することで回転駆動を制御している。
砥石支持装置20は、砥石台21(本発明の「工具保持部」に相当する)と、砥石車22(本発明の「回転工具」に相当する)と、砥石回転用モータ23(本発明の「回転駆動モータ」に相当する)と、モータドライブ24と、動力検出部25を備えている。砥石台21は、円盤状の砥石車22をZ軸周りに回転可能に指示し、主軸チャックに把持された工作物Wに対してX軸方向およびZ軸方向に相対移動可能に設けられている。砥石回転用モータ23は、砥石台21に設けられ、砥石車22を回転駆動する。モータドライブ24は、後述するCNC装置40により出力される回転数の指令値に基づいて、砥石回転用モータ23の回転数が当該回転数の指令値に一致するように、砥石回転用モータ23の回転駆動を制御している。一般に、この回転数の指令値は、一定値である。動力検出部25は、砥石回転用モータ23による砥石車22の工具軸動力を検出している。本実施形態において、動力検出部25は、砥石車22の工具軸動力として電流値を検出している。
砥石台駆動装置30は、砥石台21を工作物Wに対してX軸方向およびZ軸方向へ相対移動させる装置である。ただし、図1においては、砥石台駆動装置30は、X軸方向へ移動する構成のみ図示している。この砥石台駆動装置30は、X軸ボールねじ31と、X軸モータ32(本発明の「サーボモータ」に相当する)と、X軸用サーボドライブ33(本発明の「サーボ駆動部」に相当する)と、X軸エンコーダ34と、リニアスケール35(本発明の「位置検出部」に相当する)を備えている。
X軸ボールねじ31は、ベッドにX軸回りに回転可能に支持されている。このX軸ボールねじ31のナット部材が、砥石台21に固定されている。X軸モータ32は、X軸ボールねじ31を回転駆動する。つまり、X軸モータ32は、X軸ボールねじ31を介することで、砥石台21を工作物Wに対してX軸方向へ相対移動させる。X軸エンコーダ34は、X軸モータ32の回転角を検出する。リニアスケール35は、ベッドに取り付けられており、ベッドに対する砥石台21のX軸方向の位置を検出する。X軸用サーボドライブ33は、後述するCNC装置40により出力される指令値、X軸エンコーダによるX軸モータ32の回転角、およびリニアスケール35による砥石台21の検出位置に基づいて、X軸モータ32に電力を供給することで、X軸モータ32の回転駆動を制御している。詳細については後述する。
なお、図示しないが、砥石台駆動装置30において、砥石台21を工作物Wに対してZ軸方向へ相対移動させる構成は、上述したX軸方向への構成をZ軸方向に置換した構成と実質的に同一である。
CNC装置40は、加工プログラムに基づいて、各サーボモータ15,33およびモータドライブ24に指令値を出力し、主軸モータ13およびX軸モータ32に対してCNC制御を行っている。この時、上述した主軸用サーボドライブ15、モータドライブ24およびX軸用サーボドライブ33は、CNC装置40から出力される基準信号に同期して処理を実行する。これらの各ドライブ15,24,33および動力検出部25は、CNC装置40から出力される指令値のパルスの周波数程度に高速で相互に通信可能な高速同期通信を行っている。また、CNC装置40は、この高速同期通信の他に、各種センサや外部機器と非同期通信を行っている。
次に、X軸用サーボドライブ33について詳説する。X軸用サーボドライブ33は、図2に示すように、減算器51,53と、位置制御部52と、速度制御部54と、電流制御部55と、バンドパスフィルタ56と、補正量算出部57と、微分器58と、補正部60を備える。X軸用サーボドライブ33は、上述したように、CNC装置40による位置指令値を入力し、X軸モータ32に電力を供給している。この時、X軸用サーボドライブ33は、X軸エンコーダ34によるX軸モータ32の回転角およびリニアスケール35による砥石台21の検出位置に基づき、位置指令値を適宜補正している。さらに、本発明において、補正量算出部57が砥石台駆動装置20の動力検出部25から工具軸動力である電流値に基づき、モータ補正量を算出している。そして、このモータ補正量に基づき位置指令値を補正している点が、従来のサーボドライブによるサーボ制御と異なっている。
減算器51は、CNC装置40から出力された位置指令値に応じた入力パルスを入力され、積算する。そして、減算器51は、積算した入力パルスとリニアスケール35が検出する砥石台21の検出位置との位置偏差を算出する。位置制御部52は、この位置偏差に位置ループゲインを乗じて速度指令値を算出し、減算器53に出力する。このように、位置制御部52は、P(比例)制御などの位置ループ制御を行っている。
減算器53は、位置制御部52から速度指令値を入力される。微分器58は、X軸エンコーダ34により検出されたX軸モータ32の回転角の微分値、すなわち、X軸モータ32の回転角速度を算出する。そして、減算器53は、位置制御部52から入力される速度指令値とX軸モータ32の回転角速度(X軸モータ32の実速度)との速度偏差を算出する。さらに、補正部60は、補正量算出部57からモータ補正量を入力され、このモータ補正量に基づいて減算器53が算出した速度偏差を補正する。そして、速度制御部54は、補正された速度偏差から電流指令値を算出し、電流制御部55に出力する。このように、速度制御部54は、PI(比例積分)制御などの速度ループ制御を行っている。
電流制御部55は、電流増幅器(図示しない)を介してX軸モータ32に電力を供給している。電流制御部55は、電流指令値とこの電流増幅器からフィードバック信号として入力される駆動電流との電流偏差を算出する。そして、この電流偏差から電流ループ制御を行っている。よって、X軸モータ32は電流制御部55から電力を供給されて駆動する。
バンドパスフィルタ56は、砥石回転用モータ23による砥石車22の工具軸動力である電流値を動力検出部25から入力される。この電流値の時間変化には、砥石車22の研削抵抗やアンバランスにより発生する砥石車22の振動が含まれている。そして、バンドパスフィルタ56は、入力された電流値に対して所定帯域でフィルタリング処理を行い、砥石車22の振動を算出する。次に、補正量算出部57は、バンドパスフィルタ56により算出された砥石車22の振動に基づいて、砥石車22のX軸方向の速度に対して加減速するべきモータ補正量を算出する。補正量算出部57は、この速度成分からなるモータ補正量を補正部60に出力する。
このようにして、X軸用サーボドライブ33において、補正量算出部57は、直接的に検知された砥石車22の工具軸動力から算出される砥石車22の振動に基づいてモータ補正量を算出する。そして、補正部60は、このモータ補正量に基づいてCNC装置40から入力される位置指令値を補正していることになる。また、X軸用サーボドライブ33は、電流制御部55から適正な電力を供給することでX軸モータ32を制御している。これにより、X軸用サーボドライブ33は、X軸ボールねじ31を介して砥石台21に保持される砥石車22のX軸方向の移動を制御している。
次に、本実施形態の研削盤1によるバランス補正について説明する。CNC装置40は、加工プラグラムに基づいて、主軸用サーボドライブ15、モータドライブ24およびX軸用サーボドライブ33にそれぞれ指令値を出力する。これにより、主軸装置10、砥石支持装置20および砥石台駆動装置30は、同期して処理を実行する。そして、工作物Wと回転駆動させた砥石車22を接触させて研削加工を行う。この時、X軸用サーボドライブ33は、X軸用エンコーダ34によるX軸モータ32の回転角およびリニアスケール35による砥石台21の検出位置を入力され、クローズドループ方式のサーボ制御を行っている。
このような研削加工において、砥石車22にアンバランスがある場合には、砥石車22の振動が発生する。この時、砥石車22を回転駆動する砥石回転用モータ23の回転数やトルクに影響が及ぶ。例えば、砥石車22を回転駆動する回転駆動モータ23に一定電圧が印加されている場合に、砥石車22の振動が発生すると、消費電力が一定とならず、電流値に砥石車22の振動が含まれることになる。よって、砥石回転用モータ23による砥石車22の工具軸動力である電流値を検出すると、その電流値の時間的変化には砥石車22の振動が含まれることになる。動力検出部25は、この電流値を検出すると共に、主軸用サーボドライブ15などのサーボドライブと高速同期通信を行い、バンドパスフィルタ56を介して、検出結果を補正量算出部57に出力している。
ここで、砥石車22を所定回転数にて回転駆動すると、工具軸動力に含まれる砥石車22の振動は、所定回転数から導出される周波数と近似した周波数の振動となる。例えば、砥石車22を3600rpmで回転駆動すると、1秒あたり60回転となるため、60Hzが導出される。また、研削抵抗などにより所定回転数は一定量だけ上下するものと考えられる。つまり、砥石車22の振動によって影響される工具軸動力に含まれる振動は、同様に60Hzを含む周波数帯にあるものと考えられる。また、例えば、工具軸動力が電流値の場合には、砥石車22の振動の他に、砥石車22を回転駆動するための電流値およびノイズが含まれる。そこで、電流値を入力されたバンドパスフィルタ56は、砥石車22の回転数に応じた周波数帯でフィルタリング処理を行う。本実施形態では、50〜70Hzの周波数帯でフィルタリング処理を行っている。これにより、ノイズなどが除去され精細な砥石車22の振動を算出することができる。
次に、補正量算出部57は、フィルタリング処理して得られた砥石車22の振動の振動周期に同期した逆位相振動を算出する。そして、補正量算出部57は、この逆位相振動の周波数および振幅に基づいて、砥石車22のX軸方向の速度に対して加減速するべきモータ補正量を算出する。補正量算出部57は、この速度成分からなるモータ補正量を補正部60に出力する。
速度制御部54は、位置制御部52による速度指令値と、X軸用エンコーダ34および微分器58によりフィードバックされるX軸モータ32の回転角速度に基づき速度ループ制御を行っている。そして、減算器53は、この速度指令値とX軸モータ32の回転角速度との速度偏差を算出している。補正部60は、さらに補正量算出部57から入力されるモータ補正量に基づいて減算器53が算出した速度偏差を補正する。この補正された速度偏差は、速度制御部54により電流指令値として出力され、電流制御部55を介してX軸モータ32に電力として供給される。つまり、逆位相振動から算出されたモータ補正量は、砥石車22のX軸方向の移動量として反映される。そして、モータ補正量による砥石車22のX軸方向の移動量は、アンバランスにより発生した砥石車22の振動砥石車22の振動を打ち消すように作用する。よって、砥石車22のアンバランスに対応し、バランス補正を行うことができる。また、動力検出部25による砥石車22の工具軸動力は、位置制御部52を介さずにX軸用サーボドライブ33に入力される構成となっている。一般に、位置制御部52は、フィードバック信号に対して速度制御部54よりも応答性が低い。よって、このような構成とすることで、砥石車22の振動に対してモータ補正量を即時に反映することができる。
上述したように、砥石車22のバランス補正を行うことにより、砥石車22の振動に起因した工作物Wに回転周期のびびりが転写されることを防止できる。よって、オートバランサを取付けることなく研削加工において動的に変化する砥石車の振動に対応することができる。従って、個々の砥石車22のアンバランスに対応でき、砥石車22にオートバランサを固定するための専用治具が不要となるので、砥石車22の交換が容易となり生産性を向上できる。さらに、オートバランサの取付け場所の確保をする必要がなくなるので、研削盤1の仕様が制限されることなく砥石車22のアンバランスに対応し、良好な研削加工を可能となる。
また、本実施形態において、従来のように砥石車22に重りを付加し、砥石車22をバランス補正してもよい。本実施形態によれば、X軸用サーボドライブ33によってバランス補正されるので、重りの調整が高精度でなくても十分なバランス補正が可能である。しかし、従来と同様に重りを付加することで、砥石車22の振動の振幅を小さくすることができる場合に、モータ補正量の絶対値を小さくすることができるものと考えられる。よって、砥石車22のX軸方向の移動量が小さくなるのでより確実にバランス補正を行うことができる。よって、研削加工における工作物Wの面粗度の向上を図ることができる。
<第二実施形態>
第二実施形態の研削盤101について図3を参照して説明する。図3は、第二実施形態のX軸用サーボドライブ133を示すブロック図である。
ここで、第二実施形態の構成は、主に、第一実施形態の補正量算出部57によるモータ補正量について、速度指令値を補正する補正部60に出力していたが、本実施形態では、位置指令値を補正する制御部160に出力する点が相違する。なお、その他の構成については、第一実施形態と同一であるため、詳細な説明を省略する。以下、相違点のみについて説明する。
補正量算出部157は、動力検出部25から入力される工具軸動力である電流値に対して、バンドパスフィルタ56により所定帯域でフィルタリング処理を行い、砥石車22の振動を算出する。次に、補正量算出部157は、フィルタリング処理して得られた砥石車22の振動の振動周期に同期した逆位相振動を算出する。そして、補正量算出部157は、この逆位相振動の周波数および振幅に基づいて、砥石車22のX軸方向の位置に対して移動するべきモータ補正量を算出する。補正量算出部157は、この位置成分からなるモータ補正量を補正部160に出力する。
位置制御部52は、CNC装置40による位置指令値と、リニアスケール35からのフィードバック信号である砥石台21の検出位置に基づき位置ループ制御を行っている。そして、減算器51は、この位置指令値に応じた入力パルスの積算値と、砥石台21の検出位置との位置偏差を算出している。さらに、補正部160は、補正量算出部157から入力されるモータ補正量に基づいて、減算器51が算出した位置偏差を補正する。そして、補正部160で補正された位置偏差は、位置制御部52により速度指令値として出力され、速度制御部54および電流制御部55を介してX軸モータ32に電力として供給される。つまり、逆位相振動から算出された位置成分からなるモータ補正量は、砥石車22の所定位相におけるX軸方向の移動量として反映される。そして、位置成分からなるモータ補正量による砥石車22のX軸方向の移動量は、アンバランスにより発生した砥石車22の振動砥石車22の振動を打ち消すように作用する。よって、砥石車22のアンバランスに対応し、確実にバランス補正を行うことができる。
また、速度制御部54は、モータ補正量により補正された速度指令値と、X軸用エンコーダ34および微分器58によりフィードバックされるX軸モータ32の回転角速度に基づき速度ループ制御を行っている。減算器53は、速度指令値とX軸モータ32の回転角速度から速度偏差を算出している。つまり、モータ補正量は、速度ループ制御の段階において既に速度指令値として反映されている状態である。このような構成においては、速度制御部54でモータ補正量に基づく補正をした場合と比べて応答性が低くなるものの、砥石車22の所定位相におけるX軸方向の移動量として反映できる。よって、確実なバランス補正が可能となる。その他、第一実施形態と同様の効果を奏する。
<第一、第二実施形態の変形態様>
第一、第二実施形態において、工作機械は研削盤を例に挙げて説明した。これに対して、マシニングセンターや旋盤等において、回転駆動させた回転工具で切削加工または研削加工する場合に、本発明を適用することができる。工作機械が研削盤の場合に、砥石車22の研削抵抗よりもアンバランスにより発生する振動が大きいため、アンバランスに対応したバランス補正を例に説明した。しかし、本発明は、回転工具の摩耗状態や切削抵抗などに起因する振動を補正することも可能である。よって、回転駆動する回転工具により切削加工または研削加工する工作機械において、同様の効果を得られる。
また、動力検出部25は、砥石回転用モータ23による砥石車22の工具軸動力として電流値を検出した。これに対して、例えば砥石回転用モータ23が出力しているトルクや角速度を検出してもよい。このような構成とした場合でも、砥石車22の振動が砥石回転用モータ23のトルクや角速度に含まれる。よって、これらを検出し、補正量算出部57,157において検出値に応じたゲインを乗ずることで速度成分または位置成分からなるモータ補正量を算出することができる。
また、バンドパスフィルタ56は、検出した工具軸動力を所定帯域でフィルタリング処理を行うものとした。これに対して、研削加工における砥石車22の回転数や検出する工具軸動力に応じて、ローパスフィルタまたはハイパスフィルタを適用してもよい。例えば、50Hz以上の周波数を取得するようにハイパスフィルタのみを使用し、砥石車22の振動を算出し、補正量算出部57に出力する構成としてもよい。
その他、位置検出部として、リニアスケール35としたが、例えば、X軸モータ32に設けたポテンショメータからサーボモータの位置をフィードバック信号として入力してもよい。そして、第一、第二実施形態では、X軸用サーボドライブのサーボ制御において、一例としてクローズドループ方式を採用した場合について説明した。これに対して、上記サーボモータの検出位置と、CNC装置40から入力された位置指令値との位置偏差を算出するセミクローズドループ方式の位置ループ制御としてもよい。同様に、オープンループ方式やハイブリッドサーボ方式としてもよい。何れの方式であっても、砥石車22の振動に基づきモータ補正量を算出し、このモータ補正量により位置指令値を補正することにより、砥石車22のバランス補正を行うことができる。
1,101:研削盤
10:主軸装置、 11:主軸台(工作物保持部)、 12:主軸、 13:主軸モータ
14:主軸エンコーダ、 15:主軸用サーボドライブ
20:砥石駆動装置、 21:砥石台(工具保持部)、 22:砥石車(回転工具)
23:砥石回転用モータ(回転駆動モータ)、 24:モータドライブ
25:動力検出部
30:砥石台駆動装置、 31:X軸ボールねじ、 32:X軸モータ(サーボモータ)
33,133:X軸用サーボドライブ(サーボ駆動部)、 34:X軸エンコーダ
35:リニアスケール(位置検出部)
40:CNC装置
51:減算器、 52:位置制御部、 53:減算器、 54:速度制御部
55:電流制御部、 56:バンドパスフィルタ、 57,157:補正量算出部
58:微分器
60,160:補正部

Claims (6)

  1. 工作物を保持する工作物保持部と、
    回転工具を回転駆動し前記工作物保持部に対して相対的に移動可能な工具保持部と、
    前記工作物保持部に対して前記工具保持部を相対的に移動させるサーボモータと、
    位置指令値に基づき前記サーボモータに電力を供給するサーボ駆動部と、
    前記回転工具の駆動状態に基づきモータ補正量を算出する補正量算出部と、
    前記モータ補正量に基づき前記位置指令値を補正する補正部と、
    を備えることを特徴とする工作機械。
  2. 請求項1において、
    前記サーボモータの位置または前記工具保持部の前記工作物保持部に対する位置を検出する位置検出部をさらに備え、
    前記サーボ駆動部は、
    前記位置指令値と前記位置検出部による前記検出位置との偏差に基づき速度指令値を生成し、前記サーボモータの位置を制御する位置制御部と、
    前記速度指令値に基づき前記サーボモータの速度を制御する速度制御部と、
    を有し、
    前記補正部は、前記モータ補正量に基づき前記速度指令値を補正することを特徴とする工作機械。
  3. 請求項1において、
    前記サーボモータの位置または前記工具保持部の前記工作物保持部に対する位置を検出する位置検出部をさらに備え、
    前記サーボ駆動部は、前記補正部により補正された前記位置指令値と前記位置検出部による前記検出位置との偏差に基づき、前記サーボモータの位置を制御する位置制御部を有することを特徴とする工作機械。
  4. 請求項1〜3の何れか一項において、
    前記工具保持部は、前記回転工具を回転駆動する回転駆動モータを有し、
    前記回転駆動モータによる前記回転工具の前記駆動状態である工具軸動力を検出する動力検出部をさらに備え、
    前記補正量算出部は、前記工具軸動力に基づき前記回転工具の振動を算出し、算出した前記振動に基づきモータ補正量を算出することを特徴とする工作機械。
  5. 請求項4において、
    前記動力検出部により検出される前記工具軸動力は、前記回転駆動モータの電流値であることを特徴とする工作機械。
  6. 請求項4または5において、
    前記回転工具は、所定回転数にて回転駆動され、
    前記補正量算出部は、前記動力検出部により検出される前記工具軸動力のうち前記所定回転数の周期を含むフィルタリング処理を行うことにより、前記回転工具の前記振動を算出することを特徴とする工作機械。
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