JP2010172434A - 医用画像機器故障診断支援装置及び医用画像機器故障診断支援方法 - Google Patents

医用画像機器故障診断支援装置及び医用画像機器故障診断支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】主とする異常画像とともに関連する関連画像を表示し、その表示された画像の中から選択された画像に対する対策事例を表示する医用画像機器故障診断支援装置を提供する。
【解決手段】典型画像と該典型画像毎に関連する関連画像とを対応づけて、典型画像毎に予め記憶している異常画像記憶部002と、各典型画像及び各関連画像における異常の発生原因の対策事例情報を記憶しておく対策事例記憶部003と、異常画像記憶部002から取得した典型画像と該典型画像と関連する関連画像とを対応させ、各画像を選択可能に表示手段に表示させる異常画像表示制御部004と、表示された典型画像又は関連画像の選択を受けて、選択された典型画像又は関連画像に対応した対策事例を取得する対策事例取得部005と、記取得した対策事例を表示部008に表示させる対策事例表示制御部006、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像装置の故障原因の究明を支援する医用画像機器故障診断支援装置に関する。さらに詳しくは、医用画像装置で発生する異常画像の発生原因の究明を補助する医用画像機器故障診断支援装置に関する。
医用画像装置(医用画像診断装置ともいう。)は生体との相互作用により得られるエネルギー信号を検出して、体内臓器を画像として表示する装置である。この医用画像装置には、X線を用いるX線診断装置、X線CT装置、磁気エネルギーを用いるMRI、超音波を用いる超音波診断装置、γ線を用いる核医学診断装置などがある。これらの装置は、現在では広く普及しており、性能も年々向上している。
しかし、これらの医用画像装置で生成された体内臓器の医用画像は、正確に体内臓器が撮影されたものばかりでなく、様々な要因により時として異常画像が発生する。ここでいう異常画像とは、被検体内で発生している異常(例えば腫瘍など)が写った画像ではなく、画像自体に異常が発生している画像を指す。
異常画像としては、例えば、検査において本来人体の情報にはない偽画像や障害陰影が医用画像中に描出されることがある。これを通常アーチファクト(偽像)と呼んでいる。このアーチファクトは、医用画像に現れる人体情報以外の二次元的障害陰影、被写体の動き、装置のガタ等によって発生する。医用画像にこのようなアーチファクトが混在すると正確な診断ができず誤診につながりかねない。アーチファクトの出方は、医用画像装置の種類によって異なり、その対策には装置固有の改善方法がとられている。
アーチファクトのような異常画像の発生には、種々の要因が考えられる。その要因としては、例えば、医用画像装置の故障や、撮像条件の問題などがある。このアーチファクト発生などの異常画像の原因を特定する方法として、過去の対策事例を活用することが有効である。すなわち、現在発生している異常画像の現象が、過去に対策したことがある現象であるかどうかを検索することが、問題の原因を特定する方法として一般的である。このように、異常画像の問題が発生している場合、過去の事例の画像が現在の画像と一致するか否かを検索できることが望ましい。
従来、過去の事例の画像を検索する方法としては、Webにおけるイメージ検索と同様の方法で行われることが一般的であった。この、医用画像を基にしたトラブルシューティングとして、キーワード検索により該当するアーチファクトや問題を有する典型画像を表示する技術(例えば、特許文献1参照。)が提案されている。
特開2001−212110号公報
しかし、MRI装置のような医用画像装置では、ある1つの原因から異常画像として複数の現象が発生することがある。この様な場合、1つの典型画像では特定の原因から発生した複数の現象を表示することができないため、1つの典型画像では発生している異常画像の原因を特定することが困難である。そのため、各原因に対して1つの典型画像を提示しても、現在発生している異常画像の現象の原因を特定することは困難である。また、特許文献1に記載された技術にあっても、キーワード検索によって関連する画像がすべて表示され、そこから操作者が必要とする異常画像または解決法を選択する必要があり、各異常画像の現象が発生する原因別に複数の異常画像を呈示することは行われないため、特定の原因から発生する複数の典型画像の集合同士を比較して、発生している異常画像の現象に対応する原因の特定及び対策方法の取得を行うことは困難である。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、主とする異常画像とともに関連する関連画像を表示し、その表示された画像の中から選択された異常画像に対する対策事例を表示する医用画像機器故障診断支援装置及び医用画像機器故障診断支援方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の医用画像機器故障診断支援装置は、他の医用画像装置から得られた異常画像の現象への対策事例を提供する医用画像機器故障診断支援装置であって、それぞれ異なる現象が現れている前記異常画像である複数の種類の典型画像と該典型画像毎に関連する前記異常画像である1つまたは複数の関連画像とを対応づけて、前記典型画像毎に予め記憶している異常画像記憶手段と、各前記典型画像及び各前記関連画像における現象の対策事例情報を記憶しておく対策事例記憶手段と、前記異常画像記憶手段から取得した前記典型画像と該典型画像と関連する前記関連画像とを対応させ、各画像を選択可能に表示手段に表示させる異常画像表示制御手段と、前記表示された前記典型画像又は前記関連画像の選択を受けて、前記対策事例記憶手段を参照し、該選択された前記典型画像又は前記関連画像に対応した前記対策事例情報を取得する対策事例取得手段と、前記取得した前記対策事例情報を前記表示手段に表示させる対策事例表示制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
請求項2に記載の医用画像機器故障診断支援装置は、他の医用画像装置から得られた異常画像の発生原因への対策事例を提供する医用画像機器故障診断支援装置であって、特定の前記異常画像の発生原因で発生する現象のうち特定の現象が現れている1つの典型画像と前記特定の異常画像の発生原因で発生する他の現象が現れている1つまたは複数の関連画像とを対応づけて、前記発生原因毎に予め記憶している異常画像記憶手段と、各前記典型画像及び各関連画像における前記発生原因の対策事例情報を記憶しておく対策事例記憶手段と、前記異常画像記憶手段から取得した前記典型画像と該典型画像と同一の前記発生原因を有する前記関連画像とを対応させ、各画像を選択可能に表示手段に表示させる異常画像表示制御手段と、前記表示された前記典型画像又は前記関連画像の選択を受けて、前記対策事例記憶手段を参照し、該選択された前記典型画像又は前記関連画像に対応した前記対策事例情報を取得する対策事例取得手段と、前記取得した前記対策事例情報を前記表示手段に表示させる対策事例表示制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
請求項8に記載の医用画像機器故障診断支援方法は、他の医用画像装置から得られた異常画像の発生原因への対策事例を提供する医用画像機器故障診断支援方法であって、特定の前記異常画像の発生原因で発生する現象のうち特定の現象が現れている1つの典型画像と前記特定の異常画像の発生原因で発生する他の現象が現れている1つまたは複数の関連画像とを対応づけて、前記発生原因毎に予め記憶させる異常画像記憶段階と、各前記典型画像及び各前記関連画像における前記発生原因の対策事例情報を記憶させる対策事例記憶段階と、前記典型画像と該典型画像と同一の前記発生原因を有する前記関連画像とを取得し、該典型画像と該関連画像とを対応させて、各画像を選択可能に表示部に表示させる異常画像表示制御段階と、前記表示された前記典型画像又は前記関連画像の中から操作者より特定の画像の選択を受ける段階と、前記特定の画像に対応した前記対策事例情報を取得する対策事例取得段階と、前記取得した前記対策事例情報を前記表示部に表示させる対策事例表示制御段階と、を備えることを特徴とするものである。
請求項1及び請求項2に記載の医用画像機器故障診断支援装置、並びに請求項8に記載の医用画像機器故障診断支援方法によると、典型画像及びそれに関連する関連画像を選択可能に表示させ、その表示されている画像の中から操作者が選択した画像に関する対策事例を表示することが可能となる。これにより、操作者は表示された複数の画像の中から、異常が発生している医用画像と同じ現象を有する画像に対する対策事例を漏れなく、かつ、容易に取得することが可能となる。したがって、操作者は医用画像で発生している現象を基に対策を検索することが可能となり、視覚によって検索を行うことができるため、医用画像診断機器の故障に迅速に対処することが可能となる
本発明に係る医用画像機器故障診断支援装置のブロック図 異常画像の記憶の状態を説明するための概念図 対策事例記憶部における対策事例情報の記憶方法の他の例を説明するための図 (A)第1の実施形態に係る典型画像モードにおける異常画像の表示画面の一例の図、(B)第1の実施形態に係る関連画像モードにおける異常画像の表示画面の一例の図 第1の実施形態に係る関連画像モードで表示される異常画像の表示画面のより具体的な一例の図 対策事例の表示を説明するための一例の図 第1の実施形態に係る医用画像機器故障診断支援装置における異常画像の表示及び選択された異常画像に対応する対策事例情報の表示のフローチャート図 第2の実施形態に係る関連画像モードにおける異常画像の表示画面の一例の図
〔第1の実施形態〕
以下、この発明の第1の実施形態に係る医用画像機器故障診断支援装置について説明する。ここで、図1は本発明に係る医用画像機器故障診断支援装置の機能を表すブロック図である。以下の説明で、操作者として説明しているものは、具体的には現地の事例を収集して本発明に係る医用画像機器故障診断装置で利用する異常画像のデータベースを作成するデータベース管理者などを指す。
本実施形態に係る医用画像機器故障診断支援装置は、ハードディスクなどの記憶媒体で構成された記憶部001を有している。さらに、記憶部001は異常画像記憶部002と対策事例記憶部003に分かれている。ここで、本実施形態では、以下で説明するように物理的にもデータの格納され方としても異常画像記憶部002と対策事例記憶部003とは分かれてはいないが、これらは機能的に分かれているものである。
記憶部001は、各種モダリティ(超音波診断装置、MRI装置、X線装置、CT装置など)で以前に撮像した医用画像のうち異常が発生している画像(以下では、「異常画像」という。)を予め記憶している。このモダリティが本発明における「医用画像装置」にあたる。
ここで、異常画像記憶部002において記憶されている異常画像の保管方法について具体的に説明する。異常画像とは、アーチファクトなどの現象が移りこんでしまっている画像である。この異常画像には、様々な現象が発生する。たとえば、縞状のアーチファクトが発生したり、画像がざらざらした状態になってしまったりといった現象がある。そして、同種の原因で発生した異常画像であっても、結果として画像に発生する現象としては、様々な現象が発生する場合がある。そこで、操作者は、まず特定の原因で発生している異常画像のうち、特定の現象が発生している異常画像(例えば、その特定の原因に対して最も頻繁に発生する現象が現れている異常画像)を典型画像として異常画像記憶部002に記憶させる。そして、操作者は、他の原因で発生している異常画像におけるそれぞれの原因に対する典型画像も順次記憶させていく。すなわち、複数の原因に基づく複数の典型画像が異常画像記憶部002に記憶される。次に、操作者は、過去の事例を参照しその記憶させた典型画像と同種の原因で発生している異常ではあるが、典型画像と異なる異常が表れている異常画像を関連画像として異常画像記憶部002に記憶させる。操作者は、記憶させた複数の典型画像についてそれぞれの関連画像を記憶させる。ここで、典型画像と関連画像において異常の発生原因が同じであることが本発明における「典型画像に関連する」にあたる。
この典型画像及び関連画像の異常画像記憶部002への記憶のさせ方としては、図2に示すような状態で記憶させる。ここで、図2は異常画像の記憶の状態を説明するための概念図である。図2に示すように、異常画像記憶部002は、異常画像情報201を特定の分類に分けてそれら分類毎に1つの集合として記憶している。本実施形態では、医用画像を作成した装置モデルなどを基準として異常画像情報201を分類して記憶している。そして、その異常画像情報201の分類がどのようなものであるかを判別するための情報が異常画像情報201の中のヘッダ情報202として記載されている。本実施形態では、このヘッダ情報202に、バージョン情報、装置モデル情報、及び言語情報(複数言語に対応して画像が作成されている場合。)などが記載されている。ここで、本実施形態では、装置モデルを基準として、画像のバージョンや言語などで分類を行っているため、上述した内容のヘッダ情報202を有しているが、このヘッダ情報202には異常画像情報201の分類を表すものであればどのような情報を記述してもよい。このヘッダ情報202を参照することで、異常画像情報201がどのような分類であるかが把握できる。そして、本実施形態では異常画像情報201の中でさらにカテゴリ分けすることで異常画像が分類されている。このカテゴリを示すものが、図2におけるカテゴリ情報203である。このカテゴリ情報203による分類とは、例えば、医用画像診断装置(MRI装置など)における撮像条件や撮像方式(例えば、MRI装置でのアンギオ等)での分類や、画像の特徴(例えば、画像中にアーチファクトが発生している等)での分類などがある。
そして、カテゴリ情報203の中に、そのカテゴリにおいて各種の原因で発生する複数の画像情報204が含まれる。そして、その画像情報204の中に、その画像情報204に対応する異常画像の発生原因を有する実際の異常画像の画像データ206及びその画像データ206のヘッダ情報205が含まれる。ヘッダ情報205には識別情報などの画像の情報が含まれ、さらに典型画像か関連画像かの情報が含まれる。ヘッダ情報205は画像データ206毎に記載されている。本実施形態では、ヘッダ情報205を典型画像のヘッダ情報とし、ヘッダ情報208が関連画像のヘッダ情報であるとしている。このヘッダ情報205及びヘッダ情報208を参照することで、その画像データ206が典型画像か関連画像かの判断を行うことができる。1つのカテゴリ情報203内には、複数の典型画像とその典型画像と障害の原因が同種である関連画像との組み合わせの集合である画像情報204が複数含まれている。これは、同じカテゴリ情報203に含まれる異常画像であっても、原因が異なるものが複数存在するためである。すなわち、画像情報204を選択することで特定の発生原因による異常画像の典型画像及び関連画像が抽出される。
また、対策事例記憶部003の対策事例情報の記憶の仕方を説明する。図2に記載するように、各カテゴリ情報203内に含まれる各画像データ206のそれぞれに対応して画像データ206の対策事例情報207が記憶されている。対策事例情報207は、その画像データ206の異常画像が発生したときに実施した対策の情報、具体的には、「どこの部品を変更した」や、「撮像の方法をどのように変更した」などの情報が記載されている。この様に、各異常画像の画像データ206に対応させて対策事例情報207が記憶されていることで、特定の異常画像の画像データ206に基づいて表示されている異常画像の選択を受けたときに、対応する対策事例情報207を抽出することが可能となる。ここで、本実施形態では、各画像データ206に対して対策事例情報207を付している、すなわち、典型画像及び関連画像のそれぞれに対応策を付している。しかし、異常現象の発生の原因が同種であるので、典型画像及びそれに対応する関連画像が同じ対策を施す必要がある場合も考えられる。そこで、典型画像及びそれに対応する関連画像に対して1つの対策事例情報207を付すような構成にしてもよい。
このように、ヘッダ情報205、画像データ206、及び対策事例情報207を含んで構成される複数のカテゴリ情報203によって異常画像情報201が構成されており、その異常画像情報201が記憶部001に記憶されている。
ここで、本実施形態では、異常画像の情報や対策事例の情報を1群のデータとして記憶している機能部を異常画像記憶部002と対策事例記憶部003としているが、これは分離することも可能であり、異常画像記憶部002には、図2に記載された異常画像情報201の中から対策事例情報207を除いたものを記憶しておき、対策事例記憶部003には、図3に示すような異常画像の識別情報301とその識別情報301に対応する対策事例情報302を記載したテーブルを記憶させておいてもよい。ここで、図3は、対策事例記憶部003における対策事例情報の記憶方法の他の例を説明するための図である。また、異常画像記憶部002と対策事例記憶部003を物理的に分けて(例えば、異なるハードディスク上に構成する)構成してもよい。この異常画像記憶部002が本発明における「異常画像記憶手段」にあたる。また、この対策事例記憶部003が本発明における「対策事例記憶手段」にあたる。
異常画像表示制御部004は、典型画像モードと関連画像モードという2つの表示モードを有する。典型画像モードとは、典型画像のみを表示部008に表示させるモードである。また、関連画像モードとは、典型画像に加え、該典型画像に対応する関連画像を表示するモードである。異常画像表示制御部004は、入力部009から入力される操作者からの指示を受けて、各モードの切り替えを行う。そこで、以下表示モード毎に異常画像表示制御部004を説明する。この表示部008が本発明における「表示手段」にあたる。
典型画像モードにおける異常画像表示制御部004について説明する。異常画像表示制御部004は操作者から表示する異常画像の分類(装置モデル情報など)の指定を受けて、その指定を基に異常画像情報201のヘッダ情報202を検索し、対応するヘッダ情報を有する異常画像情報201を抽出する。そして、異常画像表示制御部004は、異常画像記憶部002に記憶されている画像情報204の中のヘッダ情報205を基に典型画像を検索し、その典型画像の画像データ206を取得する。そして、異常画像表示制御部004は、取得した典型画像の画像データ206を基に、表示部008に、カテゴリ情報203での分類に従いカテゴリ毎に異常画像を図4(A)のように表示させる。ここで、図4(A)は本実施形態に係る典型画像モードにおける異常画像の表示画面の一例の図である。この表示画面に表示されている各画像は選択可能に表示されている。すなわち、操作者はユーザインタフェース007を用いて表示部008に表示された異常画像の中から入力部009で1つの異常画像を選択することができる。ここで、本実施形態では、異常画像を検索しやすいように、最初に操作者から異常画像の分類の指定を受けて、その指定された異常画像情報の分類に対応する異常画像情報201の中に含まれる典型画像を表示させているが、これは異常画像の分類の指定を受けずに、記憶しているすべての異常画像情報201に含まれる典型画像を表示させる構成でもよい。ここで、異常画像表示制御部004は、操作者から異常画像の発生原因を特定するような情報が入力された場合には、画像情報204を参照し、その入力された発生原因を有する画像情報204を抽出して、その典型画像及び関連画像を表示部008に表示される構成にしてもよい。
関連画像モードにおける異常画像表示制御部004について説明する。異常画像表示制御部004は、操作者から入力部009を用いた関連画像モードへの切り替えの指示の入力を受ける。本実施形態では、操作者は、関連画像モードへの切り替えと共に、表示するカテゴリの識別情報の異常画像表示制御部004への入力を行う。異常画像表示制御部004は、入力されたカテゴリの識別情報を基に異常画像記憶部002に記憶されている画像情報204の中のヘッダ情報205を検索し、該識別情報に対応するカテゴリ情報203を検索し抽出する。そして、異常画像表示制御部004は、抽出したカテゴリ情報203の中における典型画像をヘッダ情報205を基に検索し、さらに、各典型画像と同じ画像情報204に含まれる関連画像をヘッダ情報205を基に検索し、指定されたカテゴリにおける各典型画像とその典型画像に対応する関連画像の画像データを取得する。そして、異常画像表示制御部004は、取得した典型画像及び関連画像の画像データ206を基に、表示部008に、その典型画像に対応する関連画像を該典型画像と並べることで対応づけて、図4(B)のように表示させる。ここで、図4(B)は本実施形態に係る関連画像モードにおける異常画像の表示画面の一例の図である。この表示画面に表示されている各典型画像及び関連画像はいずれも選択可能に表示されている。すなわち、操作者はユーザインタフェース007を用いて表示部008に表示された典型画像又は関連画像の中から入力部009で1つの異常画像を選択することができる。この異常画像表示制御部004が本発明における「異常画像表示制御手段」にあたる。
ここで、本実施形態では、画面を見易くするため、関連画像モードでは、操作者から指定されたカテゴリを基に対応するカテゴリ情報203に含まれる典型画像及び関連画像のみを表示している。これは、画面の見易さをそれほど要求しなければ、関連画像モードにおいてカテゴリを指定せずに全てのカテゴリを表示させる構成にしてもよい。すなわち、操作者から関連画像モードの入力を受けて、カテゴリ情報203での分類に従いカテゴリ毎に典型画像を並べ、その典型画像に対応する関連画像を該典型画像と並べることで対応づけて、表示させることになる。また、本実施形態では、典型画像モードにおいて、異常画像を検索しやすいように、最初に操作者から異常画像の分類の指定を受けて、その指定された異常画像情報の分類に対応する異常画像情報201の中に含まれる典型画像を表示させているため、その典型画像モードに対応する関連画像モードにおいても指定された異常画像の分類のみ表示する構成になっているが、これは異常画像の分類の指定を受けずに、記憶しているすべての異常画像情報201に含まれる異常画像を表示させる構成でもよい。
操作者は、ユーザインタフェース007を用いて現在発生している異常画像における現象と一致すると考えられる異常画像を選択する。具体的には、操作者は、表示部008に表示されている異常画像を参照し、その中から1枚の異常画像をマウスなどの入力部009を用いて指定することで、異常画像の選択を行う。この選択は前述の典型画像モード、関連画像モードの何れにおいても行うことができる。すなわち、操作者は最初典型画像モードで異常画像が発生する各種原因の頻出例を参照し、その中で現在発生している異常画像の減少と一致すると考えられる異常画像があればその異常画像を指定する。これに対し、典型画像モードでは、現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像がない場合に、関連画像モードへの変更の指示を入力部009を用いて行い、典型画像及び関連画像の中から現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像の選択を行う。こうすることで、最初は典型画像モードである程度絞った画像の中から必要な画像を選択できるので効率よく画像の検索ができ、典型画像モードの中に必要な画像が見つからない時には、関連画像モードを用いてより詳細な画像の中から適切な画像を選択することが可能となる。
ここで、本実施形態の操作者による異常画像の選択について具体的に説明する。操作者は、まず図4(A)で示されるような典型画像モードで表示されているカテゴリ分けされた異常画像を参照し、現在発生している異常画像と同種の現象と思われるカテゴリを検索する。例えば、カテゴリとしてアーチファクトが発生している異常画像というカテゴリがあるとすると、操作者は現在の異常画像にアーチファクトが発生している場合には、アーチファクトが発生している異常画像のカテゴリを参照する。そして、アーチファクトが発生している異常画像というカテゴリに分類された典型画像の中に現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる画像がある場合には、操作者はその画像を選択する。また、アーチファクトが発生している異常画像というカテゴリに分類された典型画像の中に現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる画像がない場合には、操作者は図4(B)で示されるような典型画像モードに切り替え、該カテゴリに分類されている典型画像及び関連画像を参照し、現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる画像を検索し、選択する。図5は本実施形態に係る関連画像モードで表示される異常画像の表示画面のより具体的な一例の図である。図5の画像501のように最上段の列に表示されている画像が典型画像であり、その下に画像502のように表示されている画像が関連画像である。本実施形態では枠503で囲うことで、典型画像と関連画像との対応を見易くしている。この枠503で典型画像と関連画像とを囲うことが本発明における「前記典型画像と・・・前記関連画像との関連が識別可能に表示する」にあたる。ただし、この枠503を特に設ける必要はなく、典型画像と関連画像との対応関係が把握できればよい。例えば対応関係さえ分かれば単に縦方向に典型画像と関連画像とを並べて表示するなどしてもよい。
このように、本実施形態では異常画像の検索を行いやすいように、カテゴリ分けして典型画像や関連画像といった異常画像を表示しているが、検索のしやすさを考慮しなければこのカテゴリ分けはなくてもよい。その場合には、異常画像記憶部002に記憶されている異常画像の保管方法として、図2の異常画像情報201からカテゴリ情報203の情報を抜いてよい。
また、本実施形態では、異常画像の検索を行いやすいように、異常画像表示制御部004は典型画像モードと関連画像モードを有しているが、検索のしやすさを考慮しなければ、この典型画像モードはなくてもよい。すなわち、常に典型画像と関連画像を対応づけた状態ですべての異常画像を選択可能に表示するような構成でもよい。
対策事例取得部005は、入力部009から操作者による異常画像の選択の入力を受ける。対策事例取得部005は、選択された異常画像の識別情報を取得する。この識別情報の取得の方法としては、異常画像の選択を基にその異常画像を表示部008に表示させている異常画像表示制御部004が、選択された異常画像に対応する識別情報をヘッダ情報205から抽出し対策事例取得部へ出力することでできる。また、他の方法としては、表示部008に表示させるときにデータとして識別情報を異常画像に付帯させておけば、異常画像が選択されたときに、対策事例取得部005は選択された異常画像の識別情報を直接取得することができる。
対策事例取得部005は、取得した異常画像の識別情報を基に図2に示す異常画像情報201を検索する。そして、対策事例取得部005は、識別情報が含まれるヘッダ情報205を抽出する。さらに、対策事例取得部005は、抽出したヘッダ情報205に対応する対策事例情報207を取得する。対策事例取得部005は、取得した対策事例情報207を対策事例表示制御部006へ出力する。この対策事例取得部005が本発明における「対策事例取得手段」にあたる。
対策事例表示制御部006は、対策事例取得部005から対策事例情報207の入力を受ける。対策事例表示制御部006は、入力された対策事例情報207を基に、表示部008に操作者が選択した異常画像に対応する対策事例を表示させる。この対策事例表示制御部006が本発明における「対策事例表示制御手段」にあたる。
具体的には、対策事例表示制御部006は、図6に示すような対策事例の表示画面602を表示させる。図6は、対策事例の表示を説明するための一例の図である。図6は、操作者が異常画像として異常画像601を選択したのを受けて、対策事例表示制御部006が表示部008に対策事例の表示画面602を表示させた状態である。ここで、本実施形態では、対策事例の表示画面602を別ウィンドウとして表示しているが、表示する方法は他の方法でもよく、例えば最初の異常画像の表示画面と同じウィンドウ内に表示する方法でもよい。さらに、本実施形態では、図6に示すように対策事例の表示画面602に、選択された画像の現象が発生している部分の表示、該画像の現象の説明、及び対策方法が記載されている。ここに示される情報は、より発生している異常画像の現象との比較を行いやすくし、操作者が迅速に対応できるための情報であり、異常画像に対する対策の方法が表示されていれば他の情報としてはどのような情報を表示してもよい。
次に、図7を参照して、本実施形態に係る医用画像機器故障診断支援装置における異常画像の表示及び選択された異常画像に対応する対策事例の表示の動作について説明する。ここで、図7は、本実施形態に係る医用画像機器故障診断支援装置における異常画像の表示及び選択された異常画像に対応する対策事例の表示のフローチャートの図である。
ここで、図7のフローチャートの前提として、既に異常画像記憶部002及び対策事例記憶部003を含む記憶部001には、図2のように構成された異常画像の画像データ206及び対策事例情報207を含む異常画像情報201が記憶されているものとする。すなわち、以下の説明では、すでに、操作者によって異常画像情報201の作成及び記憶部001に作成された情報を記憶させるステップが行われているものとする。
ステップS001:異常画像表示制御部004は、異常画像記憶部002からヘッダ情報205を基に典型画像を検索し、典型画像を取得する。
ステップS002:異常画像表示制御部004は、取得した典型画像をカテゴリ分けして表示部008に表示させる。
ステップS003:操作者は、表示部008に表示された典型画像の中かに現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像があるかを検索し、関連画像モードへの切り替えを行うか否かを判断する。表示された典型画像の中に現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像があれば、関連画像モードへの切り替えは不要であり、ステップS007へ進む。表示された典型画像の中に現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像がなければ、関連画像モードへの切り替えが必要であり、モードの切り替えを指示し、ステップS004へ進む。
ステップS004:異常画像表示制御部004は、異常画像記憶部002からヘッダ情報205を基に典型画像及び対応する関連画像を検索し、典型画像毎に典型画像及び関連画像を取得する。
ステップS005:異常画像表示制御部004は、取得した典型画像及び関連画像を対応させたうえで、カテゴリ分けして表示部008に表示させる。
ステップS006:操作者は、典型画像モードへの切り替えを行うか否かを判断する。典型画像モードへの切り替えを行わない場合には、ステップS007へ進む。典型画像モードへの切り替えを行う場合には、典型画像モードへの切り替えを指示し、ステップS001に進む。ここで、関連画像モードで選択対象となる異常画像が表示されていなければ、典型画像モードで選択対象となる異常画像は表示されないので、典型画像モードへの切り替えは通常必要がないが、典型画像に絞って見易い状態に戻したうえで再度検索したいといった場合などには典型画像モードへの切り替えが行われる場合がある。
ステップS007:操作者は、表示部008に表示されている異常画像の中から、現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像を、入力部009を用いて指定し異常画像の選択を行う。
ステップS008:対策事例取得部005は、操作者からの入力部009を用いた異常画像の入力を受けて、選択された異常画像の識別情報を取得し、該識別情報を基に対策事例記憶部003を検索し、該識別情報に対応する対策事例情報を取得する。対策事例取得部005は、取得した対策事例情報を対策事例表示制御部006へ出力する。
ステップS009:対策事例表示制御部006は、対策事例取得部005から入力された対策事例情報を基に、操作者が選択した異常画像に対応した対策事例を表示部008に表示させる。
以上で説明したように、本実施形態にかかる医用画像機器故障診断支援装置は、異常画像を選択可能に表示させ、操作者がその表示された異常画像の中から選択した異常画像に対応する対策事例を表示させる構成である。これにより、操作者は現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像を選択することで、その異常画像に対応した対策事例を取得することができ、現在発生している異常画像の現象への対策事例を感覚的に検索することが可能となり、迅速な対策事例の検索を行うことが可能となる。
また、本実施形態にかかる医用画像機器故障診断支援装置は、典型画像モードと関連画像モードとの切り替えが可能であるので、操作者による必要とする異常画像の絞り込みを効果的に行うことに寄与することが可能となる。
さらに、典型画像をカテゴリ分けしてあるため、操作者はそのカテゴリに基づいて現在発生している異常画像の現象と一致すると考えられる異常画像の検索を行うことができ、より一層異常画像の絞り込みを効果的に行うことが可能となる。
〔第2の実施形態〕
以下、この発明の第2の実施形態に係る医用画像機器故障診断支援装置について説明する。本実施形態に係る医用画像機器故障診断支援装置は、関連画像モードにおける典型画像及び関連画像の表示方法が第1の実施形態と異なるものである。そこで、以下では関連画像モードにおける異常画像の表示について主に説明する。本実施形態に係る医用画像機器故障診断装置における機能を表すブロック図も図1で表わされる。以下の説明では、第1の実施形態と同一の符号を付された機能部は特に説明のない限り同じ機能を有するものとする。
本実施形態に係る異常画像表示制御部004も典型画像モード及び関連画像モードという2つの画像表示モードを有している。以下では、関連画像モードにおける異常画像表示制御部004について説明する。
異常画像表示制御部004は、異常画像記憶部002から典型画像及び該典型画像と同一の画像情報204(図2参照)に含まれる関連画像を、画像情報204毎に取得する。
異常画像表示制御部004は、典型画像を最上部に配置し、その下に対応する関連画像を並べるフォーマットを予め記憶している。さらに、この異常画像表示制御部004が記憶しているフォーマットは、典型画像と関連画像との背景色を異なる色にするように構成されている。本実施形態では典型画像の背景色を白、関連画像の背景色をグレーとして表示するようにフォーマットが構成されている。この典型画像の背景色と背景画像の背景色とを異なる色で表示することが、本発明における「前記典型画像・・・前記関連画像との区別を識別可能に表示する」にあたる。
異常画像表示制御部004は、記憶しているフォーマットを基に、関連画像モードにおける異常画像の表示画面を生成する。異常画像表示制御部004は、生成した表示画面を表示部008に表示させる。
異常画像表示制御部004により表示部008に表示させられた画面が図8に示す表示画面である。図8は本実施形態に係る関連画像モードにおける異常画像の表示画面の一例の図である。本実施形態では、図8に示すように、異常画像表示制御部004は、典型画像801を最上段の列に配置し、その下に並べて対応する関連画像802を表示させる。さらに、異常画像表示制御部004は、各典型画像801とそれに対応する関連画像802とを枠803で囲って表示させている。そして、異常画像表示制御部004は、典型画像801の背景804の色を白とし、関連画像802の背景805の色をグレーにしている。ここで、各背景色の色は特に制限はなく、典型画像801と関連画像802との区別が明確になるように表示されればどのような色を使用してもよい。
以上で説明したように、本実施形態に係る医用画像故障診断支援装置は、関連画像モードにおいて、典型画像と関連画像との背景色を異ならせて表示する構成である。これにより、操作者は関連画像モードにおける異常画像の表示画面を見たときに、容易に典型画像と関連画像との区別が付き、現在発生している異常画像と現象が一致すると考えられる異常画像の検索をより容易に行うことが可能となる。
また、以上の実施形態では、異常画像における典型画像と関連画像の組み合わせを、同一の異常画像の発生原因によって発生した異常画像としているが、この典型画像と関連画像の関係は特定の関係を有するものであれば他の関係を用いて組み合わせを形成してもよい。
001 記憶部
002 異常画像記憶部
003 対策事例記憶部
004 異常画像表示制御部
005 対策事例取得部
006 対策事例表示制御部
007 ユーザインタフェース
008 表示部
009 入力部

Claims (8)

  1. 他の医用画像装置から得られた異常画像の現象への対策事例を提供する医用画像機器故障診断支援装置であって、
    それぞれ異なる現象が現れている前記異常画像である複数の種類の典型画像と該典型画像毎に関連する前記異常画像である1つまたは複数の関連画像とを対応づけて、前記典型画像毎に予め記憶している異常画像記憶手段と、
    各前記典型画像及び各前記関連画像における現象の対策事例情報を記憶しておく対策事例記憶手段と、
    前記異常画像記憶手段から取得した前記典型画像と該典型画像と関連する前記関連画像とを対応させ、各画像を選択可能に表示手段に表示させる異常画像表示制御手段と、
    前記表示された前記典型画像又は前記関連画像の選択を受けて、前記対策事例記憶手段を参照し、該選択された前記典型画像又は前記関連画像に対応した前記対策事例情報を取得する対策事例取得手段と、
    前記取得した前記対策事例情報を前記表示手段に表示させる対策事例表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像機器故障診断支援装置。
  2. 他の医用画像装置から得られた異常画像の発生原因への対策事例を提供する医用画像機器故障診断支援装置であって、
    特定の前記異常画像の発生原因で発生する現象のうち特定の現象が現れている1つの典型画像と前記特定の異常画像の発生原因で発生する他の現象が現れている1つまたは複数の関連画像とを対応づけて、前記発生原因毎に予め記憶している異常画像記憶手段と、
    各前記典型画像及び各関連画像における前記発生原因の対策事例情報を記憶しておく対策事例記憶手段と、
    前記異常画像記憶手段から取得した前記典型画像と該典型画像と同一の前記発生原因を有する前記関連画像とを対応させ、各画像を選択可能に表示手段に表示させる異常画像表示制御手段と、
    前記表示された前記典型画像又は前記関連画像の選択を受けて、前記対策事例記憶手段を参照し、該選択された前記典型画像又は前記関連画像に対応した前記対策事例情報を取得する対策事例取得手段と、
    前記取得した前記対策事例情報を前記表示手段に表示させる対策事例表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする医用画像機器故障診断支援装置。
  3. 前記異常画像表示制御手段は、前記典型画像のみを表示させる典型画像モードと、前記典型画像と該典型画像と同一の前記発生原因を有する前記関連画像とを対応させて表示させる関連画像モードとを有しており、前記典型画像モードと前記関連画像モードとは切り替え可能である、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の医用画像機器故障診断支援装置。
  4. 前記異常画像記憶手段は、前記典型画像における異常画像の特徴や撮像条件などに基づいて前記典型画像及び前記関連画像を検査装置種別や部位別といったカテゴリに分類して記憶しており、
    前記異常画像表示制御手段は、前記典型画像及び前記関連画像を前記カテゴリに分類して表示する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の医用画像機器故障診断支援装置。
  5. 前記異常画像表示制御手段は、前記典型画像と該典型画像と同一の前記発生原因を有する前記関連画像との関連を識別可能に表示することで、該典型画像と該関連画像とを対応させて表示する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の医用画像機器故障診断支援装置。
  6. 前記異常画像表示制御手段は、前記典型画像と該典型画像と同一の前記発生原因を有する前記関連画像との区別を識別可能に表示する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一つに記載の医用画像機器故障診断支援装置。
  7. 前記対策事例記憶手段は、前記発生原因毎に対応する対策事例情報を記憶していることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか一つに記載の医用画像機器故障診断支援装置。
  8. 他の医用画像装置から得られた異常画像の発生原因への対策事例を提供する医用画像機器故障診断支援方法であって、
    特定の前記異常画像の発生原因で発生する現象のうち特定の現象が現れている1つの典型画像と前記特定の異常画像の発生原因で発生する他の現象が現れている1つまたは複数の関連画像とを対応づけて、前記発生原因毎に予め記憶させる異常画像記憶段階と、
    各前記典型画像及び各前記関連画像における前記発生原因の対策事例情報を記憶させる対策事例記憶段階と、
    前記典型画像と該典型画像と同一の前記発生原因を有する前記関連画像とを取得し、該典型画像と該関連画像とを対応させて、各画像を選択可能に表示部に表示させる異常画像表示制御段階と、
    前記表示された前記典型画像又は前記関連画像の中から操作者より特定の画像の選択を受ける段階と、
    前記特定の画像に対応した前記対策事例情報を取得する対策事例取得段階と、
    前記取得した前記対策事例情報を前記表示部に表示させる対策事例表示制御段階と、
    を備えることを特徴とする医用画像機器故障診断支援方法。
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