JP2010171300A - 板材収納ラック、及び、板材収納ラック用の連動機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天板2と底板3との間に固定側板4と可動側板5とを設け、可動側板5を固定するクランプ機構6と、クランプ機構6の操作レバー41を連動させる連動機構8とを備えた板材収納ラック1であって、連動機構8は、下リンク部材42と、上リンク部材43と、上リンク部材43に設けられた上クロスジョイント44aと、下リンク部材42に設けられた下クロスジョイント44bと、上延出部分51が上クロスジョイント44aに、下延出部分52が下クロスジョイント44bにそれぞれ同じ位相で回動可能な状態で止着された上下連結リンク部材50と、を備え、いずれか1の操作レバー41を回動操作すると、連動機構8を介して他の操作レバー41がすべて連動して動くようにした。
【選択図】図1
Description
そこで、ワンタッチで解除操作できる収納ラックも提案されている。この収納ラックは、中央に2つの歯車を上下に配置して噛合させるとともに両歯車の軸にスプロケットを取り付けた歯車機構を設け、ラックの四隅にスプロケットをそれぞれ配置し、歯車機構の上側の歯車のスプロケットからラックの四隅のうちの上側のスプロケットにチェーンを掛け渡し、歯車機構の下側の歯車のスプロケットからラックの四隅のうちの下側のスプロケットにもチェーンを掛け渡し、歯車機構の一方の歯車を回転操作すると、前記した両チェーンを介して四隅のスプロケットが回転してロックが解除される構成を採っている(特許文献2)。
また、ワンタッチで解除操作できるように構成した前記基板ラックは、チェーンやスプロケットを複数設けることが必要となり、構造が複雑になり、且つ重量が大幅に増大してしまい、かえって取り扱いが面倒になってしまう。また、中央に操作ハンドルを設けることになり、作業者の姿勢や好みが異なるので、手の操作動線がこの操作ハンドルに適合しない場合もある。
前記した連動機構は、
可動側板の下側の両方の隅部に配設された操作レバーを連結して両操作レバーの動きを連動させる棒状の下リンク部材と、
可動側板の上側の両方の隅部に配設された操作レバーを連結して両操作レバーの動きを連動させる棒状の上リンク部材と、
上リンク部材の長手方向の途中に設けられ、上リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な上クロスジョイントと、
下リンク部材の長手方向の途中に設けられ、下リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な下クロスジョイントと、
可動側板の上部と下部に設けられた軸受部により縦方向の回動軸が回動可能に支持され、回動軸に対して直交する水平方向にそれぞれ延出された上延出部分と下延出部分とを有し、上延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記上クロスジョイントの回動軸受部に、下延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記下クロスジョイントの回動軸受部にそれぞれ同じ位相で回動可能な状態で止着された上下連結リンク部材と、
を備え、
前記したいずれか1の操作レバーを回動操作すると、前記連動機構を介して他の操作レバーが前記1の操作レバーの回動に連動して動くようにしたことを特徴とする板材収納ラックである。
該状態維持機構は、前記上下連結リンク部材の回動軸に設けられた状態維持用カムと、該状態維持用カムのカム面に当接するカムフォロアとからなり、
前記状態維持用カムは、回転中心部分に上下連結リンク部材の回動軸を通す孔を開設し、外周に形成したカム面の内側にカム面形状に沿った空部を形成してなり、
該カム面に当接するカムフォロアは、可動側板側に突設された突起から構成され、
前記カム面の弾性によりカムフォロアがカム面に圧接して状態を維持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の板材収納ラックである。
前記した連動機構は、
可動側板の下側の両方の隅部に配設された操作レバーを接続して両操作レバーの動きを連動させる棒状の下リンク部材と、
可動側板の上側の両方の隅部に配設された操作レバーを接続して両操作レバーの動きを連動させる棒状の上リンク部材と、
上リンク部材の長手方向の途中に設けられ、上リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な上クロスジョイントと、
下リンク部材の長手方向の途中に設けられ、下リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な下クロスジョイントと、
可動側板の上部と下部に設けられた軸受部により縦方向の回動軸が回動可能に支持され、回動軸に対して直交する水平方向にそれぞれ延出された上延出部分と下延出部分とを有し、上延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記上クロスジョイントの回動軸受部に、下延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記下クロスジョイントの回動軸受部にそれぞれ同じ位相で回動可能な状態で止着された上下連結リンク部材と、
を含み、
前記したいずれか1の操作レバーを回動操作すると、他の操作レバーが前記1の操作レバーの回動に連動して動くことを特徴とする板材収納ラック用の連動機構である。
図1は、連動機構を分離した状態で示す板材収納ラックの斜視図、図2は、クランプ機構をクランプ状態に変換した状態における可動側板の斜視図、クランプ機構をアンクランプ状態に変換した状態における可動側板の斜視図である。
この板材収納ラック1は、一定間隔をあけて設けられた天板2と底板3との間に2枚の直立する矩形の側板を向かい合わせて設け、一方(図1では左側)の側板を固定側板4とし、他方(図1では右側)の側板を前記固定側板4と平行な状態で左右幅方向(X軸方向)に移動できる可動側板5とし、両側板4,5の間に収納するプリント基板等の板材の大きさに応じて移動した可動側板5を固定するクランプ機構6と、可動側板5の四隅にそれぞれ配設されたクランプ機構6の操作レバーを連動させる連動機構8と、を備えた直方体形の枠体である。
なお、以下の説明においては、前面に開口した開口部10の左右幅方向をX軸方向、このX軸方向に直交する奥行き方向をY軸方向、X軸方向とY軸方向とに直交する高さ方向をZ軸方向とする。
図5に示すクランプ機構6は、挟圧式であり、可動側板5の縦材20の上端と下端に取り付けられ取付孔25を有する固定片26を突設したスライダ27と、天板2と底板3に開設した長孔14内に貫通するテンションロッド28の端部に長孔14の幅よりも大きなフランジ状頭部29を設けるとともに頭部29とは反対側の端部に軸孔付軸着片30を有する挟圧部材31と、該挟圧部材31の軸孔付軸着片30を空部に差し込んだ状態で側面に開口した軸孔32から軸32´を挿入して当該軸を軸着片の軸孔に貫通して挟圧部材31を取り付け、軸孔32を挟んで遠く離れた一方の端部を回動操作すると軸孔32に近い他方の端部周辺に形成したカム面33が固定片26を押圧する操作レバー本体34とからなる。そして、前記した操作レバー本体34のカム面33は、図5に示すように、操作レバー本体34が固定片26に対して起立した第1状態で固定片26に当たる面と軸孔32との距離と、操作レバー本体34が矢印方向に回動して倒された第2状態(図3、図4)で固定片26に当たる面と軸孔32との距離とでは、操作レバー本体34を起立させた第1状態における距離が第2状態における距離よりも大きくなるように成形されている。したがって、操作レバー本体34を倒した第2状態では、カム面と頭部29との間で長孔14の縁を強く挟みつけることにならず解放状態(アンロック状態)となる。そして、可動側板5の四隅に設けられているすべてのクランプ機構6をアンロック状態にすると、可動側板5を手で押すことにより任意に移動することができる。一方、操作レバー本体34を回動することにより第2状態から第1状態に変換すると、固定片26に当たるカム面33と軸32´との距離が増加するので、カム面33と頭部29との間で長孔14の縁を強く挟みつけて固定する状態(ロック状態)となり、可動側板5を手で押しても動かない。なお、クランプ機構6は、可動側板5の外側から操作できるように、可動側板5の上端左右に設けたものは操作レバー本体34を下方に回動した状態で第2状態(アンロック状態)に、下端左右に設けたものは操作レバー本体34を上方に回動した状態で第1状態(ロック状態)となり、上端の操作レバー本体34にあっては上方に向けて回動して固定片26に対して起立させると第1状態(ロック状態)となり、下端の操作レバー本体34にあっては下方に向けて回動して起立させると第1状態(ロック状態)となる。
連動機構8は、可動側板5に取り付けられてすべてのクランプ機構6の操作レバーを連動させるものであり、本実施形態では、前記した操作レバー本体34にホルダ40を装着して一体化して操作レバー41としてあり、可動側板5の下方(下部)両隅部に設けたクランプ機構6の両操作レバー41を接続して両操作レバー41の動きを連動させる棒状の下リンク部材42と、可動側板5の上側(上部)の両方の隅部に配設されたクランプ機構6の両操作レバー41を接続して両操作レバー41の動きを連動させる棒状の上リンク部材43と、上リンク部材43の長手方向の途中(ほぼ中央)に設けられ、上リンク部材43の長手方向に沿ってスライド可能な上クロスジョイント44aと、下リンク部材42の長手方向の途中(ほぼ中央)に設けられ、下リンク部材42の長手方向に沿ってスライド可能な下クロスジョイント44bと、可動側板5の縦材20の上部同士を接続する横長な上梁材45の途中(長手方向のほぼ中央)に設けた上軸受部46と、縦材20同士の下部同士を接続する横長な下梁材47の途中(長手方向のほぼ中央)に設けた下軸受部48と、この下軸受部48と上軸受部46により回動軸49が支持されて回動可能な上下連結リンク部材50とから概略構成されている。そして、上下連結リンク部材50は、回動軸49に対して直交する水平方向にそれぞれ延出された上延出部分51と下延出部分52とを有し、上延出部分51の先端に縦方向に形成した回動軸51´が前記上クロスジョイント44aの回動軸受部に、下延出部分52の先端に縦方向に形成した回動軸52´が前記下クロスジョイント44bの回動軸受部にそれぞれ同じ位相で回動可能な状態で止着されている。
まず、可動側板5が固定された状態、すなわち、すべての操作レバー41が可動側板5に沿って倒した第1状態で、いずれか1つの操作レバー41を回動操作すると、前記連動機構8を介して他の操作レバー41が前記した1つの操作レバー41の回動に連動して一斉に動いて第1状態から第2状態に変換する。すなわち、上方に配設されているクランプ機構6のうちの一方の操作レバー41を自由端側が上昇する方向に回動操作すると、この操作レバー41に接続している上リンク部材43が操作レバー41の動きに同調してY軸反時計回り(図2中矢印A方向)に円弧移動し、この上リンク部材43の円弧移動により上クロスジョイント44aが上リンク部材43の円弧移動に伴って上昇しつつ外側(移動側板から離れる方向)に移動し、この上クロスジョイント44aの外側への円弧移動により、上クロスジョイント44aが上下連結リンク部材50の上延出部分51の先端を、回動軸49を中心にして上延出部分51の長さを半径とする軌跡上を図2中矢印B方向に回動し、この回動に伴って上クロスジョイント44aが上リンク部材43に沿って手前側(図2中左側)に移動(スライド)する。この様にして、上延出部分51の先端が手前に移動する方向に上下連結リンク部材50が回動すると、この回動により下延出部分52の先端が外側に移動しつつ手前に移動し、これにより下クロスジョイント44bが手前に移動しながら下降し、この下クロスジョイント44bの移動により、下リンク部材42がY軸時計回り(図2中矢印C方向)に円弧移動し、この下リンク部材42の円弧移動により下方に配設されているクランプ機構6の操作レバー41が自由端を下降する方向に回動する。そして、1つの操作レバー41の操作により残り3つの操作レバー41も充分に回動して第2状態に変換すると、図3に示すように、すべての操作レバー41が可動側板5に対して起立した状態となり、前記したように、操作レバー本体34のカム面33と挟圧部材31の頭部29との間で長孔14の縁を強く挟みつけて固定する状態(ロック状態)から強く挟みつけない解放状態(アンロック状態、ロック解除状態)に変換する。したがって、この第2状態に変換すると可動側板5を自由に移動することができ、収納するプリント基板を固定側板4と可動側板5との間に位置させて両側から挟みつけるなどして基板の幅に応じて可動側板5を移動して位置決めすることができる。
具体的には、例えば、下方手前に配設されているクランプ機構6の操作レバー41を自由端側を上昇する方向に回動操作すると、この操作レバー41に接続している下リンク部材42が操作レバー41の動きに同調してY軸反時計回り(図3中矢印D方向)に円弧移動し、この下リンク部材42の円弧移動により下クロスジョイント44bが下リンク部材42の円弧移動に伴って上昇しつつ内側(移動側板に近づく方向)に移動し、この下クロスジョイント44bの内側への移動により、下クロスジョイント44bが上下連結リンク部材50の下延出部分52の先端を図3中矢印E方向に回動し、この回動に伴って下クロスジョイント44bが下リンク部材42に沿って奥側に移動する。この様にして、下延出部分52の先端が奥側に移動する方向に上下連結リンク部材50が回動すると、この回動により上延出部分51の先端が内側に移動しつつ奥側に移動し、これにより上クロスジョイント44aが奥側に移動しながら下降し、この上クロスジョイント44aの移動により、上リンク部材43がY軸時計回り(図3中矢印F方向)に円弧移動し、この上リンク部材43の円弧移動により上方に配設されているクランプ機構6の操作レバー41が自由端を下降する矢印F方向に回動する。そして、下方手前の操作レバー41の操作により残り3つの操作レバー41も充分に回動すると、図2に示すように、すべての操作レバー41が可動側板5に対して起立した第2状態から倒れた第1状態に復元し、前記したように、操作レバー本体34のカム面33と挟圧部材31の頭部29との間で長孔14の縁を強く挟みつけて固定する状態(ロック状態)に変換する。したがって、このロック状態に復元すると可動側板5を自由に移動することができず、収納するプリント基板に対応して位置決めした位置に固定される。これにより固定側板4と可動側板5との間隔が基板の幅に適した間隔となり、基板を開口部10からラック内部に円滑に差し込んで収納でき、また、円滑に取り出すことができる。
したがって、この実施形態においては、上下連結リンク部材50の操作部を操作しても、あるいは任意の操作レバー41を操作しても、同じく第1状態を第2状態に変換でき、その逆に第2状態を第1状態に復帰させる操作も行うことができる。
また、上下連結リンク部材50は、金属線材を屈曲成形したものに限定されるものではなく、回動軸49に相当する部分で回転可能な状態で支持されて、回転したときに延出部分の回動軸に相当する部分で上リンク部材や下リンク部材に接続する縦方向の軸を備えていれば、例えば、板状の部材で構成してもよい。この様にして上下連結リンク部材50を板状の部材で構成すると、自由端側のどこに手を掛けて回動しても良いこととなり、前記した操作部70を拡大した場合と同様に操作が一層容易である。
Claims (4)
- 一定間隔をあけて設けられた天板と底板との間に2枚の直立する矩形の側板を向かい合わせて設け、一方の側板を固定側板とし、他方の側板を固定側板と平行な状態で移動できる可動側板とし、両側板の間に収納する板材の大きさに応じて移動した可動側板を固定するクランプ機構と、可動側板の四隅にそれぞれ設けられたクランプ機構の操作レバーを連動させる連動機構と、を備えた板材収納ラックであって、
前記した連動機構は、
可動側板の下側の両方の隅部に配設された操作レバーを連結して両操作レバーの動きを連動させる棒状の下リンク部材と、
可動側板の上側の両方の隅部に配設された操作レバーを連結して両操作レバーの動きを連動させる棒状の上リンク部材と、
上リンク部材の長手方向の途中に設けられ、上リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な上クロスジョイントと、
下リンク部材の長手方向の途中に設けられ、下リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な下クロスジョイントと、
可動側板の上部と下部に設けられた軸受部により縦方向の回動軸が回動可能に支持され、回動軸に対して直交する水平方向にそれぞれ延出された上延出部分と下延出部分とを有し、上延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記上クロスジョイントの回動軸受部に、下延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記下クロスジョイントの回動軸受部にそれぞれ同じ位相で回動可能な状態で止着された上下連結リンク部材と、
を備え、
前記したいずれか1の操作レバーを回動操作すると、前記連動機構を介して他の操作レバーが前記1の操作レバーの回動に連動して動くようにしたことを特徴とする板材収納ラック。 - 前記クロスジョイントは、リンク部材が貫通するリンク部材用貫通空部と、前記上下連結リンク部材の回動軸が貫通する回動軸用貫通空部とを有し、該リンク部材用貫通空部の軸方向に対して、回動軸用貫通空部の軸方向が直交する状態でプラスチック材により一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の板材収納ラック。
- 可動側板を固定するクランプ機構を固定状態か前記固定を解除した状態のいずれかの状態に維持する状態維持機構を備え、
該状態維持機構は、前記上下連結リンク部材の回動軸に設けられた状態維持用カムと、該状態維持用カムのカム面に当接するカムフォロアとからなり、
前記状態維持用カムは、回転中心部分に上下連結リンク部材の回動軸を通す軸孔を開設し、外周に形成したカム面の内側にカム面形状に沿った空部を形成してなり、
該カム面に当接するカムフォロアは、可動側板側に突設された突起から構成され、
前記カム面の弾性によりカムフォロアがカム面に圧接して状態を維持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の板材収納ラック。 - 一定間隔をあけて設けられた天板と底板との間に2枚の直立する矩形の側板を向かい合わせて設け、一方の側板を固定側板とし、他方の側板を固定側板と平行な状態で移動できる可動側板とし、両側板の間に収納する板材の大きさに応じて移動した可動側板を固定するクランプ機構と、を備えた板材収納ラックに取り付けられて使用され、可動側板の四隅にそれぞれ設けられたクランプ機構の操作レバーを連動させる板材収納ラック用の連動機構であって、
前記した連動機構は、
可動側板の下側の両方の隅部に配設された操作レバーを接続して両操作レバーの動きを連動させる棒状の下リンク部材と、
可動側板の上側の両方の隅部に配設された操作レバーを接続して両操作レバーの動きを連動させる棒状の上リンク部材と、
上リンク部材の長手方向の途中に設けられ、上リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な上クロスジョイントと、
下リンク部材の長手方向の途中に設けられ、下リンク部材の長手方向に沿ってスライド可能な下クロスジョイントと、
可動側板の上部と下部に設けられた軸受部により縦方向の回動軸が回動可能に支持され、回動軸に対して直交する水平方向にそれぞれ延出された上延出部分と下延出部分とを有し、上延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記上クロスジョイントの回動軸受部に、下延出部分の先端に縦方向に形成した回動軸が前記下クロスジョイントの回動軸受部にそれぞれ同じ位相で回動可能な状態で止着された上下連結リンク部材と、
を含み、
前記したいずれか1の操作レバーを回動操作すると、他の操作レバーが前記1の操作レバーの回動に連動して動くことを特徴とする板材収納ラック用の連動機構。
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