JP2010166966A - 無線内視鏡システム、内視鏡及びプロセッサ装置 - Google Patents

無線内視鏡システム、内視鏡及びプロセッサ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の同一機種の内視鏡装置が近隣に存在しても、確実且つ簡単に所望の眼前のプロセッサ装置と手元の内視鏡装置との無線通信を開始させられるようにすること。
【解決手段】内視鏡装置10の挿入部11先端にある光源部114とプロセッサ装置としての受像機20側に具備された受光素子からなる光信号伝達部207とで、もしくは、挿入部11先端にある撮像部111と受像機20側に具備された発光素子からなる光信号伝達部207とで、光信号の伝達装置を形成し、挿入部11先端を受像機20に近づけた時に、光信号の伝達を行い、これに成功した内視鏡装置10と受像機20との間で、観察像情報を電波で伝送を行うように無線通信の設定を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、内視鏡装置で得られる画像データを電波でプロセッサ装置へ伝送する無線内視鏡システム、並びに、該無線内視鏡システムにおける内視鏡及びプロセッサ装置に関する。
近年、細長の挿入部を体腔内や管路内に挿入して、体腔内や管路内の被写体像をモニタ観察できる内視鏡システムが広く利用されている。
このような内視鏡システムは、一般に、体腔内や管路内に挿入される挿入部を有する内視鏡装置と、この内視鏡装置と別体に設けられ、この内視鏡装置へ照明光を供給する光源装置と、この光源装置からの照明光を上記内視鏡装置へ導くライトガイドケーブルと、上記内視鏡装置に内蔵されて設けられ或いは着脱自在に取り付けられて設けられ、被検体を撮像して画像データを得る撮像装置と、上記内視鏡装置と別体に設けられ上記内視鏡装置で得られる画像データをモニタ表示可能な映像信号に変換するビデオプロセッサと、上記内視鏡装置からの画像データを上記ビデオプロセッサへ伝送する信号ケーブルと、上記ビデオプロセッサで得られる映像信号を映し出すモニタ装置を備えて構成されている。
従って、内視鏡装置はライトガイドケーブルや信号ケーブルにより外部装置である光源装置やビデオプロセッサと接続されており、これにより、内視鏡装置の移動範囲が制限され、また、内視鏡装置の操作性が妨げられていた。
そこで、例えば、特許文献1では、発光ダイオード(以下、LEDと記す)等で構成された照明用光源が内視鏡装置に内蔵されることで、内視鏡装置から延出するライトガイドケーブルが取り除かれ、また、画像データに映像信号処理を施してモニタ表示可能な映像信号を得る映像信号処理回路と、この映像信号を電波で送信する送信回路及びアンテナが内視鏡装置に設けられ、この電波を受信して映像信号を復調する受像機が内視鏡装置と別体に設けられることで、内視鏡装置から延出する信号ケーブルが取り除かれた内視鏡システムが提案されている。
このような内視鏡システムは、一般に、ワイヤレス内視鏡システムとも呼ばれ、内視鏡装置の移動範囲の制限が緩和され、操作性が向上するという長所を有する。
特開昭60−48011号公報
しかしながら、例えば上記特許文献1に開示される従来のワイヤレス内視鏡装置システムを、近距離で複数使用する場合、次の様な問題が発生する。
規模の大きな病院では、図8(A)に示すように、内視鏡診察室1が複数ある。そして、各診察室1では、モニタ部を備える又はモニタ装置が接続された受像機2が設置され、内視鏡装置3の挿入部を患者の体腔内或いは管路内に挿入し、受像機2のモニタ部で目視確認を行う。
例えば図8(A)に示すように3つ診察室1があり、それぞれに、受像機2が設置されていたとする。これらの診察室1は近接している場合が多く、時にはカーテンのようなパーテーションで区切られているだけの場合もある。そのため、離れている第1診察室1と第3診察室1の間でも電波による交信が可能な場合がある。しかし、使用者としては、あくまでも手元にある内視鏡装置3の映像を、室内にある受像機2のモニタ部又は受像機2に接続されたモニタ装置で見る事を要求する。
更に、挿入部を含む内視鏡装置3は、患者に挿入し検査が終われば洗浄を行う必要があり、それら洗浄は診察室1とは別の部屋で行われる事が多く、内視鏡装置3は診察室1から持ち出される。そして、戻すときには、内視鏡装置3は必ずしも元の診察室1に戻すと限定することなく、診察の準備が整った診察室1に優先して戻すことが望まれる。さらには、内視鏡装置3はその用途等から、例えば、挿入部の長さが違う複数の種類が用意される事があり、これらの中から用途の適した物を選び、診察室1で使用したいという要望があり、この点でも受像機2と内視鏡装置3の組み合わせは自由に変えたいという希望がある。
以上のように、受像機2と内視鏡装置3の組み合わせは、図8(A)に対して図8(B)のように変わる可能があり、手元にある内視鏡装置3を眼前の受像機2と簡単に通信開始できるようにしたいという課題がある。
従来の有線接続であれば、ケーブルを接続するコネクタ部の形状・信号内容などを統一もしくは互換性を保持する事ができれば、所望の組み合わせでケーブルを接続するという動作のみで、この組み合わせが決定し何の問題も発生しない。
これに対し、先に述べたように、電波を経由して通信すると、内視鏡装置3は近隣の診察室1にある受像機2との間で電波による通信が成立してしまうこともある。これは、どの受像機2と通信を行えば良いかを、内視鏡装置3内部の演算処理で判断する事が困難なためである。電波の強度による識別もアイデアとしてはあるが、内視鏡装置3と受像機2との間の障害物の発生やアンテナの方向などにより、対向している内視鏡装置3・受像機2間の距離とその信号強度とには必ずしも正確な相関関係は得られず、正確な判断は難しく実用化は困難である。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、複数の同一機種の内視鏡装置が近隣に存在する場合においても、確実そして簡単に所望の眼前の受像機と手元の内視鏡装置の通信を開始させることを可能とする無線内視鏡システム、並びに、該無線内視鏡システムにおける内視鏡及び受像機としてのプロセッサ装置を提供することを目的とする。
本発明の無線内視鏡システムの一態様は、画像データを電波で送受信する無線内視鏡システムであって、
被検体の体腔内に挿入する挿入部と、
前記挿入部の先端から前記被検体に光を照射する照射手段と、
前記挿入部の先端で前記被検体を撮像する撮像手段と、
前記撮像した被検体の画像データの送信先であるプロセッサ装置と電波で無線通信を行う第1の無線通信手段と、
を具備する内視鏡装置と、
光を受光する受光手段と又は光を発光する発光手段とのうち少なくとも一方と、
前記内視鏡装置と電波で無線通信を行う第2の無線通信手段と、
を具備するプロセッサ装置と、
前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも一方に設けられるとともに、前記照射手段又は前記発光手段からの光の前記撮像手段又は前記受光手段による受光を契機として、前記第1の無線通信手段又は前記第2の無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
を有することを特徴とする。
また、本発明の内視鏡装置の一態様は、プロセッサ装置へ画像データを電波で送信する内視鏡装置であって、
被検体の体腔内に挿入する挿入部と、
前記挿入部の先端から前記被検体に光を照射する照射手段と、
前記挿入部の先端で前記被検体を撮像する撮像手段と、
前記撮像した被検体の画像データの送信先である前記プロセッサ装置と電波で無線通信を行う無線通信手段と、
前記プロセッサ装置が備える発光手段からの光の前記撮像手段による受光を契機として、前記無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
を具備することを特徴とする。
また、本発明のプロセッサ装置の一態様は、内視鏡装置から電波で送信された画像データを受信するプロセッサ装置であって、
光を受光する受光手段と、
前記内視鏡装置と電波で無線通信を行う無線通信手段と、
前記内視鏡装置が備える照射手段からの光の前記受光手段による受光を契機として、前記無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
を具備することを特徴とする。
本発明によれば、挿入部の先端から被検体に光を照射する照射手段と受像機としてのプロセッサ装置側に具備された光を受光する受光手段、もしくは挿入部の先端で被検体を撮像する撮像手段とプロセッサ装置側に具備された光を発光する発光手段で、光信号の伝達装置を形成し、挿入部先端をプロセッサ装置に近づけた時に、光信号の伝達を行い、これに成功した内視鏡装置とプロセッサ装置の間で、画像データを電波で伝送を行うように無線通信の設定を行うので、複数の同一機種の内視鏡装置が近隣に存在する場合においても、確実そして簡単に所望の眼前の受像機と手元の内視鏡装置の通信を開始させることを可能とする無線内視鏡システム、並びに、該無線内視鏡システムにおける内視鏡及び受像機としてのプロセッサ装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線内視鏡システムの構成を示すブロック図である。
同図に示すように、無線内視鏡システムは、撮像した画像データを無線伝送する本発明の第1実施形態に係る内視鏡装置10と、該内視鏡装置10から送信される画像データを受信し表示する本発明の第1実施形態に係るプロセッサ装置としての受像機20とを含む。ここで、図1では、内視鏡装置10と受像機20をそれぞれ1個しか示していないが、それぞれ複数個を含むことができることは言うまでもない。
内視鏡装置10は、被検体の生体体腔内又は空洞内に挿入される挿入部11と、この挿入部11に接続した操作部12とから構成されている。
挿入部11は、金属部材又は可撓性部材で構成されていて、その内部は2つの部分A、Bに仕切られ、一方が撮像側A、他方が光源側Bとされている。挿入部11の撮像側Aは、先端に、撮影レンズ1111と、この撮影レンズ1111を通して入射される光画像を受光し、画像情報としての電気信号に変換するCCDなどの撮像素子1112とでなる撮像手段としての撮像部111が設けられている。撮像素子1112からの電気信号は、信号リード線112を通して操作部12の電気回路へ送るように構成される。また、挿入部11の光源側Bは、先端に照射レンズ113を備え、この照射レンズ113の後方に配設された光源部114から、被観察部へ光を照射するように構成されている。即ち、照射レンズ113と光源部114によって照射手段が構成されている。光源部114は、LEDやランプで構成され、リード線115を通して操作部12の光源駆動部121に接続されている。
一方、操作部12にはその内部に、上記光源駆動部121の他に、信号変換部122、制御部123、無線部124及び記憶部125が配設されている。上述した撮像素子1112からの電気信号は、信号変換部122で映像信号(画像データ)に変換された後、制御部123を経由して無線通信手段としての無線部124へ送られ、アンテナ126より電波30として送信するように構成されている。また、信号変換部122には、液晶モニタ等の小型のモニタ部127が接続されている。制御部123には、入力部128が接続されている。この入力部128は、電源のオン/オフの為の電源スイッチや観察画像データの保存を指示する為のフリーズ保存用スイッチを備えている。記憶部125は、当該内視鏡装置の個体を識別するためのID情報である内視鏡装置IDや、通信設定情報等を記憶している。ここで、内視鏡装置IDや通信設定情報は、製造時等に予め記憶しておくものであっても良いし、入力部128より任意に設定記憶できるようにしても構わない。通信設定情報は、例えば、WEP,TKIP,AES等の暗号化や、2.4GHz帯を使う等の通信モードを含む。記憶部125は、更に、後述するようにして無線通信先の受像機20の個体を識別するためのID情報である受像機ID(通信相手先ID)を記憶する。但し、この通信相手先IDは、電源オフ時にはクリアされるように構成されている。
上記光源駆動部121,信号変換部122,制御部123,無線部124及びモニタ部127は、電池等の内部電源129に接続され、この電源によって駆動される。
なお、上記モニタ部127は無くても良く、また内部電源129の代りに外部電源によって駆動するように構成することも可能である。さらに、図1の光源部114,リード線115及び光源駆動部121の代りに、従来の内視鏡装置と同様にライトガイドを設けて外部の光源装置より照明光を挿入部11先端に導くようにしても良い。なお、光源装置は操作部12にあって、ライトガイドを設けて照明光を挿入部11先端に導くようにしても良い。
このように構成された内視鏡装置10では、挿入部11が生体体腔内又は空洞内に挿入され、光源部114より照射された光が被観察部に当てられると、撮像素子1112は被観察部からの光を受光する。信号変換部122では撮像素子1112で受光された光の像を電気的な映像信号(画像データ)に変換し、制御部123に渡し、制御部123はスイッチ情報など受信側へ伝送する必要のある情報も付加して、無線部124へ送る。送られた情報は、無線部124で高周波信号に変換されて、アンテナ126より電波30として送信される。
このようにして送信されてきた電波30は、受像機20にて受信される。受像機20においては、アンテナ201にて受信した電波30を無線通信手段としての無線部202へ送り、無線部202にて元の情報に復調して、制御部203に送る。制御部203は、フリーズ保存用スイッチのオン/オフ等を判断し、連続的に受信する画像データにおいてフリーズ保存用スイッチのオン時の画像データをフリーズ画像として保存する等の処理を行いつつ、連続的に受信する画像データを観察画像としてモニタ部204へ送り表示する。入力部205は電源スイッチを含むスイッチ群であり、記憶部206は、当該受像機の個体を識別するためのID情報である受像機IDや、通信設定情報等を記憶している。ここで、受像機IDや通信設定情報は、製造時等に予め記憶しておくものであっても良いし、入力部205より任意に設定記憶できるようにしても構わない。通信設定情報は、例えば、WEP,TKIP,AES等の暗号化や、2.4GHz帯を使う等の通信モードを含む。記憶部206は、更に、後述するようにして無線通信先の内視鏡装置10の内視鏡装置ID(通信相手先ID)を記憶する。但し、この通信相手先IDは、電源オフ時にはクリアされるように構成されている。
なお、モニタ部204を受像機20に内蔵させる代わりに、モニタ装置を受像機20に接続して表示を行うものであっても構わない。
また、電波の送受の関係は必ずしも内視鏡装置10の操作部12から送信し受像機20で受信するものに限定されるものではなく、データ受信の確認信号等を行う目的で受像機20から操作部12へ送信する機能を設けた方が、信頼性向上や機能拡張などで有利である。
更に、受像機20には、光信号伝達部207が設けられている。この光信号伝達部207は、本実施形態では、具体的には、フォトダイオードやフォトトランジスタなどの受光素子である。
次に、上記のような構成の無線内視鏡システムの動作を説明する。図2は、上記のような内視鏡装置10及び受像機20それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
即ち、内視鏡装置10においては、入力部128の不図示電源スイッチがオン操作されて当該内視鏡装置10の電源がオンとなると、制御部123は、初期設定を行った後(ステップS101)、光源駆動部121を起動して、光源部114を点灯させる(ステップS102)。また、電源投入直後なので、まだ接続相手先の受像機は設定されておらず、通信設定要求信号の無線受信を待ち受ける状態となる(ステップS103)。
一方、受像機20においても、入力部205の不図示電源スイッチがオン操作されて当該受像機20電源がオンとなると、制御部203は、初期設定を行った後(ステップS201)は、受光素子からなる光信号伝達部207による受光を待ち受ける状態となる(ステップS202)。
このような内視鏡装置10及び受像機20が共に待ち受けの状態において、操作者が内視鏡装置10の挿入部11先端を、画像を伝送したい相手先の受像機20の、受光素子からなる光信号伝達部207に近づける。すると、受像機20の光信号伝達部207は光源部114からの光を電気信号に変換し、この電気信号を制御部203に入力する。この電気信号をトリガーとして、つまり、光信号伝達部207による受光を契機として(ステップS202)、制御部203は、無線部202に無線通信を接続確立するための動作を開始させる。
即ち、受像機20の制御部203は、記憶部206に記憶している当該受像機20の受像機IDと共に通信設定要求信号を無線部202、アンテナ201を経由して、相手先を特定せずに送信する(ステップS203)。そして、通信開始応答信号の無線受信を待ち受ける状態となる(ステップS204)。
内視鏡装置10の無線部124が上記通信設定要求信号の電波を受信し、それを制御部123に入力すると(ステップS103)、制御部123は、一緒に送信されてきた受像機IDを記憶部125に記憶すると共に(ステップS104)、記憶部125に記憶している当該内視鏡装置10の内視鏡装置IDと共に通信開始応答信号を無線部124、アンテナ126を経由して、通信相手先をその受像機IDの受像機20に特定して送出する(ステップS105)。
受像機20の無線部202が上記通信開始応答信号の電波を受信し、それを制御部203に入力すると(ステップS204)、制御部203は、一緒に送信されてきた内視鏡装置IDを記憶部206に記憶する(ステップS205)。
以上のようにして内視鏡装置10、受像機20で相互にIDを交換したならば、周知の無線通信設定処理を両者の間で実行する(ステップS106、ステップS206)。そして、通信設定を完了した後は、内視鏡装置10から受像機20への撮像部111の観察画像の無線伝送を開始する。
以上のように、本第1実施形態によれば、内視鏡装置10の操作部12の電源を投入後、挿入部11の先端を、画像を伝送したい相手先の受像機20の受光素子からなる光信号伝達部207に近づける操作のみで、簡便に、所望の眼前の受像機20と手元の内視鏡装置10の無線通信を開始させることが可能となる。
また、小型化が要求される、内視鏡装置10において、元々装備されている照明光源を利用して受像機20への光信号伝達を行うので、部品が増えず、小型化、さらには低コスト化も可能となる。
また、内視鏡装置10を使用しない場合は、内視鏡装置10側の電池等の内部電源129の消耗を抑える為、電源を落とす事が好まれる。一方、図8(A)に示すように、診察室1が複数あり、その間を移動する場合は、内視鏡装置10の電源を一旦落して移動するというのは、一般的な動作であり、使用者(ユーザ)にこの動作を要求する事は難しい事ではない。よって、図8(A)に示すように、診察室1が複数あり、頻繁に通信設定の為に挿入部11を受像機20に近づける動作をする必要があるユーザにとっては、電源スイッチが押されたタイミングで、自動的に通信設定が開始されることが望ましい。この実現の為に、本実施形態では、制御部123は、電源スイッチの投入と共に、受光を契機とした無線設定の開始を始める機能を持つ。
従って、電源スイッチの投入および受光を契機として、自動的に無線設定が行われ簡便となる。
また、毎回無線設定を行うので、間違って別の診察室1の設定のまま使用を開始する事が防げる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、受像機20の光信号伝達部207として、受光素子を設けていたが、これを、LEDやランプ等の発光素子に置換し、受像機20の発光素子と内視鏡装置10の挿入部11の先端の撮像部111との間で光信号伝達を行うようにしても良い。
図3は、本第2実施形態に係る内視鏡装置10及び本第2実施形態に係るプロセッサ装置としての受像機20それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
即ち、内視鏡装置10においては、入力部128の不図示電源スイッチがオン操作されて当該内視鏡装置10の電源がオンとなると、制御部123は、初期設定を行った後(ステップS101)、撮像部111による受光を待ち受ける状態となる(ステップS111)。
一方、受像機20においても、入力部205の不図示電源スイッチがオン操作されて当該受像機20の電源がオンとなると、制御部203は、初期設定を行った後(ステップS201)は、光信号伝達部207の発光素子を点灯させる(ステップS211)。また、電源投入直後なので、まだ接続相手先の内視鏡装置は設定されておらず、通信設定要求信号の無線受信を待ち受ける状態となる(ステップS212)。
このような内視鏡装置10及び受像機20が共に待ち受けの状態において、操作者が内視鏡装置10の挿入部11先端を、画像を伝送したい相手先の受像機20の、発光素子からなる光信号伝達部207に近づける。すると、内視鏡装置10の信号変換部122は、撮像素子1112からの微弱信号を電気信号に変換し、この電気信号を制御部123に入力する。この電気信号をトリガーとして、つまり、撮像部111による受光を契機として(ステップS111)、制御部123は、無線部124に無線通信を接続確立するための動作を開始させる。
即ち、内視鏡装置10の制御部123は、記憶部125に記憶している当該内視鏡装置10の内視鏡装置IDと共に通信設定要求信号の電波を無線部124、アンテナ126を経由して、相手先を特定せずに送信する(ステップS112)。そして、通信開始応答信号の無線受信を待ち受ける状態となる(ステップS113)。なおこの時、内視鏡装置10は電池等の内部電源129で駆動されるため、低消費電力化が重要なので、内視鏡装置10はスリーブ状態に移行させ、通信開始応答信号の受信により立ち上がるように構成しても良い。
受像機20の無線部202が上記通信設定要求信号の電波を受信し、それを制御部203に入力すると(ステップS212)、制御部203は、一緒に送信されてきた内視鏡装置IDを記憶部206に記憶すると共に(ステップS205)、記憶部206に記憶している当該受像機20の受像機IDと共に通信開始応答信号を無線部202、アンテナ201を経由して、通信相手先をその内視鏡装置IDの内視鏡装置10に特定して送出する(ステップS213)。そして、光信号伝達部207の発光素子を消灯させる(ステップS214)。
内視鏡装置10の無線部124が上記通信開始応答信号の電波を受信し、それを制御部123に入力すると(ステップS113)、制御部123は、一緒に送信されてきた受像機IDを記憶部125に記憶する(ステップS104)。
以上のようにして内視鏡装置10、受像機20で相互にIDを交換したならば、周知の無線通信設定処理を両者の間で実行する(ステップS106、ステップS206)。こうして通信設定を完了した後は、内視鏡装置10の制御部123は、光源駆動部121を起動して、光源部114を点灯させる(ステップS114)。そして、内視鏡装置10から受像機20への撮像部111の観察画像の無線伝送を開始する。
以上のように、本第2実施形態によれば、内視鏡装置10の操作部12の電源を投入後、挿入部11の先端を、画像を伝送したい相手先の受像機20の発光素子からなる光信号伝達部207に近づける操作のみで、簡便に、所望の眼前の受像機20と手元の内視鏡装置10の無線通信を開始させることが可能となる。
また、小型化が要求される、内視鏡装置10において、元々装備されている撮像部111を利用して受像機20からの光信号伝達を行うので、部品が増えず、小型化、さらには低コスト化も可能となる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態は、上記第1実施形態の内容に加え、制御部123で光源駆動部121のオン/オフや強弱の変更により光信号を変調できる機能を有し、そのタイミング、点灯消灯時間の長短、光信号の強弱で符号化を行い、受像機20の制御部203でもその復号化を可能とし、内視鏡装置IDや通信開始応答信号の伝達を行えるようにしても良い。例えば、無線通信の接続確立に必要な通信識別情報である内視鏡装置IDに基づいて変調する。即ち、内視鏡装置10の制御部123及び光源駆動部121を、無線通信の接続確立に必要な通信識別情報に基づいて信号変調された光を挿入部11の先端から出射する識別光出射手段として機能させるようにし、また、受像機20の制御部203を、上記変調された光を受光し、当該変調された光から通信識別情報を抽出する識別情報抽出手段として機能させるようにしている。
図4は、本第3実施形態に係る内視鏡装置10及び本第3実施形態に係るプロセッサ装置としての受像機20それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
即ち、内視鏡装置10においては、入力部128の不図示電源スイッチがオン操作されて当該内視鏡装置10の電源がオンとなると、制御部123は、初期設定を行った後(ステップS101)、光源駆動部121を起動して、光源部114を点灯させる(ステップS102)。
続いて、光信号の変調処理機能を開始させて(ステップS121)、記憶部125に記憶している当該内視鏡装置10の内視鏡装置IDと共に通信開始応答信号を、変調した光信号として、画像を伝送したい相手先の受像機20の光信号伝達部207に近づけている挿入部11先端から出射させる(ステップS122)。
また、電源投入直後なので、まだ接続相手先の受像機は設定されておらず、通信設定要求信号の無線受信を待ち受ける状態となる(ステップS103)。
一方、受像機20においても、入力部205の不図示電源スイッチがオン操作されて当該受像機20電源がオンとなると、制御部203は、初期設定を行った後(ステップS201)は、受光素子からなる光信号伝達部207による受光を待ち受ける状態となる(ステップS202)。
このような内視鏡装置10及び受像機20が共に待ち受けの状態において、操作者が内視鏡装置10の挿入部11先端を、画像を伝送したい相手先の受像機20の、受光素子からなる光信号伝達部207に近づける。すると、受像機20の光信号伝達部207は光源部114からの光を電気信号に変換し、この電気信号を制御部203に入力する。この電気信号をトリガーとして、つまり、光信号伝達部207による受光を契機として(ステップS202)、制御部203は、無線通信を接続確立するための動作を開始させる。
即ち、受像機20の光信号伝達部207は、その変調された光信号である通信開始応答信号を受光して電気信号に変換し、この電気信号を受けた制御部203は、その通信開始応答信号を復調し(ステップS221)、復調した内視鏡装置IDを記憶部206に記憶する(ステップS205)。
続いて、制御部203は、記憶部206に記憶している当該受像機20の受像機IDと共に通信設定要求信号を無線部202、アンテナ201を経由して、相手先を光信号を復調して得た内視鏡装置IDに特定して送信する(ステップS203)。
内視鏡装置10の無線部124が上記通信設定要求信号の電波を受信し、それを制御部123に入力すると(ステップS103)、制御部123は、一緒に送信されてきた受像機IDを記憶部125に記憶する(ステップS104)。
以上のようにして内視鏡装置10、受像機20で相互にIDを交換したならば、周知の無線通信設定処理を両者の間で実行する(ステップS106、ステップS206)。そして、通信設定を完了した後は、内視鏡装置10から受像機20への撮像部111の観察画像の無線伝送を開始する。
以上のように、本第3実施形態によれば、上記第1実施形態の効果に加え、通信設定のタイミング、即ち、操作部12の電源を投入し、通信設定が完了するまでのタイミングが隣接する診察室1の内視鏡装置等の別の内視鏡装置と重なっても、問題なく、画像を伝送したい相手先の受像機20と通信を開始させることが可能となる。(何故ならば、光は隣接する内視鏡装置と干渉する程強くないからである。)
[第3実施形態の変形例1]
上記第3実施形態では、光信号を変調したが、光を何らかの形で変調すれば僅かながらでも光信号強度が低下し好ましくない。そこで、内視鏡装置10の制御部123の光信号の変調をオン/オフできる機能を有し、無線設定の終了と共に、光信号の変調を停止する事が好ましい。
図5は、本第3実施形態の変形例1に係る内視鏡装置10及び本第3実施形態に係るプロセッサ装置としての受像機20それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
ここで、無線通信設定処理を両者の間で実行する(ステップS106、ステップS206)までの動作は、上記第3実施形態と同様であるので、その説明は省略する。
本変形例1では、通信設定を完了した後は、内視鏡装置10の制御部123は、光信号の変調処理機能を停止させてから(ステップS131)、内視鏡装置10から受像機20への撮像部111の観察画像の無線伝送を開始する。このように、制御部123は、無線通信を接続確立するための動作を開始すると、信号変調された光の出射を停止させる又は光の変調を停止させる停止制御手段として機能する。
以上のように、本第3実施形態の変形例1によれば、上記第3実施形態の効果に加え、光信号強度の低下を防止できる。
[第3実施形態の変形例2]
上記第3実施形態では、内視鏡装置10の制御部123は、電源スイッチの投入と共に、光通信による無線設定の開始を始める機能を持っている。しかしながら、例えば、1組の内視鏡装置10と受像機20しか所有していないユーザには、毎回設定するのは面倒であるので、手動で無線設定の開始を始めるモードと、上記のように電源スイッチと連動して無線設定を開始するモードとを切り替える手段を持つことが望ましい。
そこで、本変形例では、内視鏡装置10の操作部12の入力部128に、手動で無線設定の開始を始めるモードと、上記のように電源スイッチと連動して無線設定を開始するモードとを切り替えるモードスイッチと、該モードスイッチによって上記手動で無線設定の開始を始めるモードに設定されている際に、無線設定の開始を指示する設定開始スイッチとを設け、それらのスイッチの操作状態に応じて動作を切り替えるようにしている。
また、本変形例においては、通信相手先IDとして内視鏡装置10の記憶部125に記憶する受像機ID及び受像機20の記憶部206に記憶する内視鏡装置IDは、電源オフ時にもクリアされず保持されるように構成されている。
図6は、本第3実施形態の変形例2に係る内視鏡装置10及び本第3実施形態の変形例2に係るプロセッサ装置としての受像機20それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
即ち、内視鏡装置10においては、入力部128の不図示電源スイッチがオン操作されて当該内視鏡装置10の電源がオンとなると、制御部123は、初期設定を行った後(ステップS101)、入力部128の設定モードスイッチが手動モードに設定されているか否かを判別する(ステップS141)。
複数の内視鏡装置10を使用するユーザでは、毎回の設定が必要であるので、該設定モードスイッチは電源スイッチと連動して無線設定を開始するモードに設定してある。従って、この場合には、制御部123は、設定モードスイッチが電源スイッチと連動して無線設定を開始するモードが選択されていると判別する。このように手動モードに設定されていないと判別した場合には(ステップS141)、上記第3実施形態で説明したような初期設定後の動作を実行する。このように、制御部123は、当該内視鏡装置10の初期設定が完了すると自動的に照射手段に光を照射させる及び/又は撮像手段に被検体を撮像させる自動開始手段として機能する。
これに対して、1組の内視鏡装置10と受像機20しか所有していないユーザは、設定モードスイッチは手動で無線設定の開始を始めるモードに設定してある。従って、この場合には、制御部123は、設定モードスイッチが手動モードに設定されていると判別する。このように手動モードに設定されていると判別した場合には(ステップS141)、次に、入力部128の設定開始スイッチがオン操作されたか否かを判別する(ステップS142)。ここで、該設定開始スイッチがオン操作されていないと判別した場合には、更に、所定時間が経過したか否かを判別する(ステップS143)。そして、まだ所定時間を経過していないと判別した場合には、上記ステップS142に戻る。このようにして、所定時間の間、設定開始スイッチがオン操作されるのを待つ。
そして、この所定時間内に、ユーザが設定開始スイッチをオン操作すると、制御部123は、設定開始スイッチが操作されたと判別する。このように設定開始スイッチがオン操作されたと判別した場合には(ステップS142)、上記第3実施形態で説明したような初期設定後の動作を実行する。
一方、受像機20においても、入力部205の不図示電源スイッチがオン操作されて当該受像機20電源がオンとなると、制御部203は、初期設定を行った後(ステップS201)は、受光素子からなる光信号伝達部207による受光が有ったか否かを判別する(ステップS202)。ここで、受光が無いと判別した場合には、更に、所定時間が経過したたか否かを判別する(ステップS241)。通常の使用状況では、内視鏡装置10と受像機20の電源投入タイミングはそれほど離れていないことが想定されるので、この所定時間は、内視鏡装置10側の上記ステップS143の所定時間と同じであっても構わないが、より長い方が望ましい。そして、まだ所定時間を経過していないと判別した場合には、上記ステップS202に戻る。このようにして、所定時間の間、受光を待つ。
そして、内視鏡装置10において、上記ステップS141で手動モードに設定されていないと判別して、あるいは、上記ステップS142で設定開始スイッチがオン操作されたと判別して、上記第3実施形態で説明したような初期設定後の動作を実行した場合には、上述したように光源部114が点灯されるので、受光素子からなる光信号伝達部207による受光が発生する。これにより、光信号伝達部207による受光が有ったと判別し(ステップS202)、受像機20の制御部203は、上記第3実施形態で説明したような受光に応じた動作を実行する。
こうして、内視鏡装置10の入力部128のモードスイッチ又は設定開始スイッチにより、上記第3実施形態で説明したような光通信による無線設定の開始が始められる。
一方、1組の内視鏡装置10と受像機20しか所有していないユーザで、前回と同じ無線設定で本無線内視鏡システムを使用する場合には、内視鏡装置10の入力部128の設定開始スイッチはオン操作されない。この場合には、内視鏡装置10の制御部123は、上記所定時間が経過するのを待って(ステップS143)、記憶部125に電源オフ時にも保持していた受像機IDを読み出し(ステップS144)、また、受像機20の制御部203は、上記所定時間が経過するのを待って(ステップS241)、記憶部206に電源オフ時にも保持していた内視鏡装置IDを読み出す(ステップS242)。そして、周知の無線通信設定処理を両者の間で実行し(ステップS106、ステップS206)、通信設定を完了した後は、内視鏡装置10の制御部123は、光源駆動部121を起動して、光源部114を点灯させる(ステップS114)。そして、内視鏡装置10から受像機20への撮像部111の観察画像の無線伝送を開始する。
以上のように、本第3実施形態の変形例2によれば、上記第3実施形態の効果に加えて、毎回設定する必要のないユーザの手間を省くことができる。
また、逆に、毎回設定する必要のあるユーザには、電源スイッチのオン操作以外は、設定開始スイッチをオン操作させ等の特別な開始操作を行う手間無く、内視鏡装置10の初期設定が完了すると自動的に光を照射させて無線通信を接続確立するための動作ができ、また、撮像部111に被検体を撮像させることができる。
[第3実施形態の変形例3]
内視鏡装置10の挿入部11先端から照射される光に関し、光通信による無線設定の開始に最適な光量と、内視鏡装置本来の撮像に適した光量とは異なるケースが多い。
また、光量は、光源部114の発光体の劣化や温度によって変動するため、その変動を補正する為の利得制御回路(AGC回路)が制御部123に組み込まれているケースが多い。
そこで、そのAGC回路の収束目標を無線設定時と内視鏡装置本来の撮像時で変えることが望ましい。
図7は、本第3実施形態の変形例3に係る内視鏡装置10及び本第3実施形態の変形例3に係るプロセッサ装置としての受像機20それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
即ち、内視鏡装置10においては、入力部128の不図示電源スイッチがオン操作されて当該内視鏡装置10の電源がオンとなると、制御部123は、初期設定を行った後(ステップS101)、図示しない内部のAGC回路の収束目標を光通信による無線設定の開始に最適な値に設定する(ステップS151)。このように、制御部123は、当該内視鏡装置10の初期設定が完了すると、所定の設定値であるAGC回路の収束目標に基づいて、挿入部11先端から照射する光の光量の自動利得制御を行う利得制御手段として機能する。そしてその後、上記第3実施形態で説明したような初期設定後の動作を実行する。
これに対して、受像機20側の動作は、上記第3実施形態で説明した動作と同じである。よって、その説明は省略する。
そして、通信設定を完了した後は、内視鏡装置10の制御部123は、図示しない内部のAGC回路の収束目標を内視鏡装置本来の撮像に適した値に再設定する(ステップS152)。このように、制御部123は、受像機20と無線通信の接続が確立すると、AGC回路の収束目標の再設定を行う利得制御再設定手段として機能する。そしてその後、内視鏡装置10から受像機20への撮像部111の観察画像の無線伝送を開始する。
以上のように、本第3実施形態の変形例3によれば、上記第3実施形態の効果に加え、無線設定の開始と内視鏡装置本来の撮像との両方で最適な光量を得ることができる。
以上実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能なことは勿論である。
例えば、上記第3実施形態の変形例1乃至3のような変形例は、第1及び第2実施形態に於いても同様の変形例が考えられる。
また、上記第3実施形態では、内視鏡装置10の挿入部11先端の撮像手段と受像機20の発光素子の組み合わせと、上記挿入部11先端の照明手段と受像機20の受光素子のどちらか1つだけを利用した構成で記述しているが、これに限定されるわけではなく、その両方を使用し双方向の通信を行っても良い。
さらに、上記第1乃至3の実施形態では、無線通信設定処理(ステップS106とS206)の実行以前に、内視鏡装置IDと受像機IDのみを無線部(124及び202)や光信号伝達部207を介して伝送しているが、これに限定されるものではなく、通信設定情報(例えば、WEP,TKIP,AES等の暗号化や、2.4GHz帯を使う等の通信モード等)の一部または全部を伝送しても良い。
(付記)
前記の具体的実施形態から、以下のような構成の発明を抽出することができる。
(1) 画像データを電波で送受信する無線内視鏡システムであって、
被検体の体腔内に挿入する挿入部と、
前記挿入部の先端から前記被検体に光を照射する照射手段と、
前記挿入部の先端で前記被検体を撮像する撮像手段と、
前記撮像した被検体の画像データの送信先であるプロセッサ装置と電波で無線通信を行う第1の無線通信手段と、
を具備する内視鏡装置と、
光を受光する受光手段と又は光を発光する発光手段とのうち少なくとも一方と、
前記内視鏡装置と電波で無線通信を行う第2の無線通信手段と、
を具備するプロセッサ装置と、
前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも一方に設けられるとともに、前記照射手段又は前記発光手段からの光の前記撮像手段又は前記受光手段による受光を契機として、前記第1の無線通信手段又は前記第2の無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
を有することを特徴とする無線内視鏡システム。
(対応する実施形態)
この(1)に記載の無線内視鏡システムに関する実施形態は、第1乃至第3実施形態と第3実施形態の変形例1乃至3が対応する。それらの実施形態及び変形例において、例えば、内視鏡装置10が上記内視鏡装置に、受像機20が上記プロセッサ装置に、挿入部11が上記挿入部に、照射レンズ113と光源部114が上記照射手段に、撮像部111が上記撮像手段に、無線部124が上記第1の無線通信手段に、光信号伝達部207が上記受光手段又は発光手段に、無線部202が上記第2の無線通信手段に、制御部203又は制御部123が上記通信制御手段に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(1)に記載の無線内視鏡システムによれば、内視鏡装置の挿入部先端にある照射手段とプロセッサ装置側に具備された受光手段とで、もしくは、内視鏡装置の挿入部先端にある撮像手段とプロセッサ装置側に具備された発光手段とで、光信号の伝達装置を形成し、挿入部先端をプロセッサ装置に近づけた時に、光信号の伝達を行い、これに成功した内視鏡装置とプロセッサ装置との間で、観察像情報を電波で伝送を行うように無線通信の設定を行うので、複数の同一機種の内視鏡装置が近隣に存在する場合においても、確実そして簡単に所望の眼前のプロセッサ装置と手元の内視鏡装置の通信を開始させることが可能となる。
(2) 前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも他方は、前記無線通信の接続確立に必要な通信識別情報に基づいて信号変調された光を、前記挿入部の先端から又は前記発光手段で、出射する識別光出射手段を更に具備し、
前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも前記一方は、前記撮像手段又は前記受光手段で前記通信識別情報に基づいて変調された光を受光し、当該変調された光から前記通信識別情報を抽出する識別情報抽出手段を更に具備し、
前記通信制御手段は、前記抽出した通信識別情報に基づいて、前記第1の無線通信手段又は前記第2の無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させることを特徴とする(1)に記載の無線内視鏡システム。
(対応する実施形態)
この(2)に記載の無線内視鏡システムに関する実施形態は、第3実施形態とその変形例1乃至3が対応する。その実施形態及びそれらの変形例において、例えば、内視鏡装置ID又は受像機ID情報が上記通信識別情報に、制御部123及び光源駆動部121又は制御部203が上記識別光出射手段に、制御部203又は制御部123が上記識別情報抽出手段に、それぞれ対応する。
(作用効果)
この(2)に記載の無線内視鏡システムによれば、通信設定のタイミングが隣接する診察室の内視鏡装置等の別の内視鏡装置と重なっても、問題なく、画像を伝送したい相手先のプロセッサ装置と通信を開始させることが可能となる。
(3) 前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも前記他方は、前記第1の無線通信手段又は前記第2の無線通信手段が前記無線通信を接続確立するための動作を開始すると、前記識別光出射手段に前記信号変調された光の出射を停止させる又は光の変調を停止させる停止制御手段を更に具備することを特徴とする(2)に記載の無線内視鏡システム。
(対応する実施形態)
この(3)に記載の無線内視鏡システムに関する実施形態は、第3実施形態の変形例1が対応する。その変形例において、制御部123又は制御部203が上記停止制御手段に対応する。
(作用効果)
この(3)に記載の無線内視鏡システムによれば、光信号強度の低下を防止できる。
(4) 前記内視鏡装置は、当該内視鏡装置の初期設定が完了すると自動的に前記照射手段に光を照射させる及び/又は前記撮像手段に前記被検体を撮像させる自動開始手段を更に具備することを特徴とする(1)又は(2)に記載の無線内視鏡システム。
(対応する実施形態)
この(4)に記載の無線内視鏡システムに関する実施形態は、第3実施形態の変形例2が対応する。その変形例において、制御部123が上記自動開始手段に対応する。
(作用効果)
この(4)に記載の無線内視鏡システムによれば、電源スイッチのオン操作以外に特別な開始操作を行う手間なく、無線通信を接続確立するための動作及び/又は被検体の撮像を開始させることができる。
(5) 前記内視鏡装置は、
当該内視鏡装置の初期設定が完了すると所定の設定値に基づいて前記照射手段で照射する光の光量の自動利得制御を行う利得制御手段と、
前記プロセッサ装置と前記無線通信の接続が確立すると、前記設定値の再設定を行う利得制御再設定手段と、
を更に具備することを特徴とする(1)又は(2)に記載の無線内視鏡システム。
(対応する実施形態)
この(5)に記載の無線内視鏡システムに関する実施形態は、第3実施形態の変形例3が対応する。その変形例において、制御部123が上記利得制御手段及び上記利得制御再設定手段に対応する。
(作用効果)
この(5)に記載の無線内視鏡システムによれば、無線設定の開始と内視鏡装置本来の撮像との両方で最適な光量を得ることができる。
(6) プロセッサ装置へ画像データを電波で送信する内視鏡装置であって、
被検体の体腔内に挿入する挿入部と、
前記挿入部の先端から前記被検体に光を照射する照射手段と、
前記挿入部の先端で前記被検体を撮像する撮像手段と、
前記撮像した被検体の画像データの送信先である前記プロセッサ装置と電波で無線通信を行う無線通信手段と、
前記プロセッサ装置が備える発光手段からの光の前記撮像手段による受光を契機として、前記無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
を具備することを特徴とする内視鏡装置。
(対応する実施形態)
この(6)に記載の内視鏡に関する実施形態は、第2及び第3実施形態と第3実施形態の変形例1乃至3が対応する。
(作用効果)
この(6)に記載の内視鏡によれば、内視鏡装置の挿入部先端にある照射手段とプロセッサ装置側に具備された受光手段とで、光信号の伝達装置を形成し、挿入部先端をプロセッサ装置に近づけた時に、光信号の伝達を行い、これに成功した内視鏡装置とプロセッサ装置との間で、観察像情報を電波で伝送を行うように無線通信の設定を行うので、複数の同一機種の内視鏡装置が近隣に存在する場合においても、確実そして簡単に所望の眼前のプロセッサ装置と手元の内視鏡装置の通信を開始させることが可能となる。
(7) 内視鏡装置から電波で送信された画像データを受信するプロセッサ装置であって、
光を受光する受光手段と、
前記内視鏡装置と電波で無線通信を行う無線通信手段と、
前記内視鏡装置が備える照射手段からの光の前記受光手段による受光を契機として、前記無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
を具備することを特徴とするプロセッサ装置。
(対応する実施形態)
この(7)に記載のプロセッサ装置に関する実施形態は、第1及び第3実施形態と第3実施形態の変形例1乃至3が対応する。
(作用効果)
この(7)に記載のプロセッサ装置によれば、内視鏡装置の挿入部先端にある撮像手段とプロセッサ装置側に具備された発光手段とで、光信号の伝達装置を形成し、挿入部先端をプロセッサ装置に近づけた時に、光信号の伝達を行い、これに成功した内視鏡装置とプロセッサ装置との間で、観察像情報を電波で伝送を行うように無線通信の設定を行うので、複数の同一機種の内視鏡装置が近隣に存在する場合においても、確実そして簡単に所望の眼前のプロセッサ装置と手元の内視鏡装置の通信を開始させることが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線内視鏡システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る内視鏡装置及び本発明の第1実施形態に係るプロセッサ装置としての受像機それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図3は、本発明の第2実施形態に係る無線内視鏡システムにおける本発明の第2実施形態に係る内視鏡装置及び本発明の第2実施形態に係るプロセッサ装置としての受像機それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図4は、本発明の第3実施形態に係る無線内視鏡システムにおける本発明の第3実施形態に係る内視鏡装置及び本発明の第3実施形態に係るプロセッサ装置としての受像機それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図5は、本発明の第3実施形態の変形例1に係る無線内視鏡システムにおける本発明の第3実施形態の変形例1に係る内視鏡装置及び本発明の第3実施形態の変形例1に係るプロセッサ装置としての受像機それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図6は、本発明の第3実施形態の変形例2に係る無線内視鏡システムにおける本発明の第3実施形態の変形例2に係る内視鏡装置及び本発明の第3実施形態の変形例2に係るプロセッサ装置としての受像機それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図7は、本発明の第3実施形態の変形例3に係る無線内視鏡システムにおける本発明の第3実施形態の変形例3に係る内視鏡装置及び本発明の第3実施形態の変形例3に係るプロセッサ装置としての受像機それぞれの動作を説明するためのフローチャートを示す図である。 図8(A)は、診察室と内視鏡装置と受像機の関係を示す図であり、図8(B)は図8(A)とは別の時点での診察室装置と内視鏡と受像機の関係を示す図である。
10…内視鏡装置、 11…挿入部、 111…撮像部、 1111…撮影レンズ、 1112…撮像素子、 112…信号リード線、 113…照射レンズ、 114…光源部、 115…リード線、 12…操作部、 121…光源駆動部、 122…信号変換部、 123,203…制御部、 124,202…無線部、 125,206…記憶部、 126,201…アンテナ、 127,204…モニタ部、 128,205…入力部、 129…内部電源、 20…受像機、 207…光信号伝達部、 30…電波。

Claims (7)

  1. 画像データを電波で送受信する無線内視鏡システムであって、
    被検体の体腔内に挿入する挿入部と、
    前記挿入部の先端から前記被検体に光を照射する照射手段と、
    前記挿入部の先端で前記被検体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像した被検体の画像データの送信先であるプロセッサ装置と電波で無線通信を行う第1の無線通信手段と、
    を具備する内視鏡装置と、
    光を受光する受光手段と又は光を発光する発光手段とのうち少なくとも一方と、
    前記内視鏡装置と電波で無線通信を行う第2の無線通信手段と、
    を具備するプロセッサ装置と、
    前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも一方に設けられるとともに、前記照射手段又は前記発光手段からの光の前記撮像手段又は前記受光手段による受光を契機として、前記第1の無線通信手段又は前記第2の無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
    を有することを特徴とする無線内視鏡システム。
  2. 前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも他方は、前記無線通信の接続確立に必要な通信識別情報に基づいて信号変調された光を、前記挿入部の先端から又は前記発光手段で、出射する識別光出射手段を更に具備し、
    前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも前記一方は、前記撮像手段又は前記受光手段で前記通信識別情報に基づいて変調された光を受光し、当該変調された光から前記通信識別情報を抽出する識別情報抽出手段を更に具備し、
    前記通信制御手段は、前記抽出した通信識別情報に基づいて、前記第1の無線通信手段又は前記第2の無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させることを特徴とする請求項1に記載の無線内視鏡システム。
  3. 前記内視鏡装置と前記プロセッサ装置とのうち少なくとも前記他方は、前記第1の無線通信手段又は前記第2の無線通信手段が前記無線通信を接続確立するための動作を開始すると、前記識別光出射手段に前記信号変調された光の出射を停止させる又は光の変調を停止させる停止制御手段を更に具備することを特徴とする請求項2に記載の無線内視鏡システム。
  4. 前記内視鏡装置は、当該内視鏡装置の初期設定が完了すると自動的に前記照射手段に光を照射させる及び/又は前記撮像手段に前記被検体を撮像させる自動開始手段を更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線内視鏡システム。
  5. 前記内視鏡装置は、
    当該内視鏡装置の初期設定が完了すると所定の設定値に基づいて前記照射手段で照射する光の光量の自動利得制御を行う利得制御手段と、
    前記プロセッサ装置と前記無線通信の接続が確立すると、前記設定値の再設定を行う利得制御再設定手段と、
    を更に具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線内視鏡システム。
  6. プロセッサ装置へ画像データを電波で送信する内視鏡装置であって、
    被検体の体腔内に挿入する挿入部と、
    前記挿入部の先端から前記被検体に光を照射する照射手段と、
    前記挿入部の先端で前記被検体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像した被検体の画像データの送信先である前記プロセッサ装置と電波で無線通信を行う無線通信手段と、
    前記プロセッサ装置が備える発光手段からの光の前記撮像手段による受光を契機として、前記無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
    を具備することを特徴とする内視鏡装置。
  7. 内視鏡装置から電波で送信された画像データを受信するプロセッサ装置であって、
    光を受光する受光手段と、
    前記内視鏡装置と電波で無線通信を行う無線通信手段と、
    前記内視鏡装置が備える照射手段からの光の前記受光手段による受光を契機として、前記無線通信手段に前記無線通信を接続確立するための動作を開始させる通信制御手段と、
    を具備することを特徴とするプロセッサ装置。
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