JP2010165475A - 照明器具 - Google Patents

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朋広 太田
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Abstract

【課題】
器具の発光効率を下げずに、また器具本体を大型化することなく、効果的に発光管の温度を低減する。
【解決手段】
本照明器具は、反射板3の内側に透光性を有するセード4を備える。セード4には、上側の底面の開口縁部41に上向きの立ち上がり片42が形成されている。このセード4は、立ち上がり片42が発光管L1近傍に位置し、ランプLとの間には隙間43が形成されるように配設される。ランプLを点灯すると、発光管L1が放出する熱により器具内に矢印で示したような空気の流れが生じる。ここで隙間43がセード4の内側の空間よりも狭いため、隙間43での空気の流通速度は増加する。従って、最も高温となる発光管L1近傍での空気の滞留時間が短くなるために、空気の温度上昇が抑えられる。すなわちセード4を設けることによって、器具の発光効率を下げずに、また器具本体を大型化することなく、発光管L1の温度を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は照明器具に関し、特に外管内に発光管を有するランプを用いる照明器具に関するものである。
ランプの発光管から放出される熱は、発光管の温度を上昇させ、ランプの発光効率の低下や寿命の低下を招く。特に、ランプの全長よりも充分に短い発光管を有するランプでは、直管形あるいは円環形の蛍光ランプのようにランプ全体が発光するランプと比較して発光管が高温になり、劣化も起こりやすい。
そこで従来、ランプの全長よりも充分に短い発光管を有するランプを用いた照明器具において、器具自体の構造でもって発光管の温度を低減させるため、例えば図2(a)に示すような照明器具が考えられている。下記説明中、上下の方向は図2(a)中の上下方向に対応し、実際に器具を使用する際の天地にも対応している。
本従来例の照明器具は、器具本体1、ソケット2、及び反射板3から構成される。
器具本体1は、4つの構成部から成る。基底部11は下側の底面が開口した略円筒状の形状で、その上側の底面の一部は、中心軸を中心とする円形状に開口している。胴部12は、上方に向かって径が狭くなる略円錐台形状で、その両側の底面が開口しており、下側の底面の開口縁部が基底部11上側の底面の開口縁部と結合されている。頭部13も上方に向かって径が狭くなる略円錐台形状で、その両側の底面が開口しており、その母線と中心軸のなす角度は、胴部12のそれよりも小さくなっている。この頭部13は、下側の底面の開口縁部が胴部12上側の底面の開口縁部と結合されている。天板部14は下向きの皿形の形状で、開放縁部が頭部13上側の底面の開口縁部と結合されており、結合部分の一部には空気の流通孔15が空けられている。また天板部14は、下向きにランプを装着できるようにソケット2を保持しており、このソケット2には、図示しない電線を介して点灯回路(図示せず)が接続されている。ここで各々の構成部の中心軸は、図中に一点破線で示された器具本体1の中心軸Cと一致している。但し、器具本体1は金属材料あるいは合成樹脂材料により一体に形成することもできる。
ランプLは、発光管L1を、下側の底面が半球状に形成された略円筒状の形状であって透光性を有する外管L2で密封した、片口金ランプである。外管L2及び発光管L1の長手方向の中心軸は、各々ほぼ一致するように形成されており、ランプLの中心軸上に発光管L1の中心が位置することとなる。このランプLには、例えばアルミナセラミックス製の発光管の周囲を透光性セラミックスからなる外管で覆った、メタルハイドライトランプ等が用いられる。上記ランプLは、口金L3をソケット2に着脱自在に装着することにより、本体1に接続される。
反射板3は、下向きに開口を持つ椀形で、上側の頂部はランプLの外径よりも大きな径で開口しており、その上側の底面の開口縁部31には上方に向かって立ち上がり片32が形成されている。また反射板3の内側の面は、アルミニウムや銀を蒸着して形成した反射面となっている。この反射板3は、ランプLから放射された光を下方に反射するように、反射面がランプの発光管L1を覆うように適宜の方法で器具本体1の内側に取付けられている。その際、立ち上がり片32とランプの外管L2との間には、空気が流通する隙間33が形成される。
上記器具本体1、ソケット2、及び反射板3は、ランプLと反射板3の各々の中心軸が器具本体1の中心軸Cにほぼ一致するように配設されている。
以上のように形成された照明器具では、ランプLを点灯すると、発光管L1から放出される熱によってランプLの外側の空気が熱せられる。熱せられた空気は、対流によって反射板3の内側及び下側の空間を循環し、一部が隙間33を通って反射板3の外側に放出される。本照明器具では、この空気の循環及び放出によって発光管L1を冷却している。
また、特許文献1には、発光管を有するランプを用いた照明器具において、発光管を覆う反射板に加えて、発光管周囲に別の反射板を設けたものが記載されている。上記別の反射板は、頂部にランプの外径よりも大きな径の穴を備えた回転放物面状の形状をしており、ランプと反射板の間に隙間が生じるように、かつ最も径が狭くなる開口縁部がランプの発光管の近傍に位置するように配設されている。この照明器具では、発光管近傍で反射板とランプの間の空気の流通経路が狭くなっていることによって、発光管近傍においてランプの外側の空気の対流速度が増加する。すなわち、空気が、発光管によって最も熱せられる発光管近傍の空間に滞留する時間が短くなり、空気の温度上昇を抑えることができる。よって、発光管から空気への熱の移動が起こりやすく、上記図2(a)の従来例よりも効果的に発光管の温度を低減させることができる。
特開2004−152629号公報
しかし上記図2(a)に示した従来例では、反射板の内側及び下側の空気の循環によって発光管を冷却しているため、充分に冷却効果を得るには、図2(b)に示すように反射板3の容積を大きくする必要がある。従って器具本体1の基底部11及び胴部12の径も大きくなり、照明器具の大型化を招くこととなる。
また上記特許文献1に記載されている従来例では、発光管を覆う反射板からの反射光の一部が、発光管近傍に位置する反射板によって遮られ、発光効率が低下するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、発光効率を下げずに、また器具本体を大型化することなく、従来よりも効果的に発光管の温度を低減させることが可能な照明器具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、下向きにランプを装着可能なソケットを保持する器具本体と、両側の底面が開口し、かつ上側の底面の径が下側の底面の径より小さな筒状であり、前記ランプから放射された光を下方に反射する反射板と、両側の底面が開口し、かつ上側の底面の径が下側の底面の径より小さな筒状であり、透光性を有するセードとを備えた照明器具において、前記ランプは、透光性を有する外管の内部に発光管を有し、外管と発光管の長手方向の中心軸がほぼ一致する片口金ランプであって、前記セードは、前記ランプを前記ソケットに装着したときに上側の底面の開口部のほぼ中心に該ランプの発光管が位置するとともに、開口縁部と該ランプの間に隙間が空くように前記反射板の下側に配設されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、発光管近傍で、ランプの外側の空気の流通経路が狭くなっているため、発光管近傍の空気の対流速度が増加する。よって、ランプの中で最も高温になる発光管近傍で空気の温度上昇が起こりにくくなり、発光管から空気への熱の移動が起こりやすくなる。これにより、効果的に発光管の温度を低減させることができる。また、発光管近傍における空気の流通経路となる隙間は、透光性を有するセードによって形成されているため、従来例のように反射板で光が遮られることがないために、発光効率を下げることなく発光管の温度上昇を抑えることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記セードの上側の底面の開口縁部に、前記ランプの長手方向に沿って立ち上がる立ち上がり片を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明によれば、空気の対流速度が増加する隙間の長さが長くなるため、請求項1の発明よりもランプの広い範囲を冷却することができる。すなわち、比較的大きな発光管を有したランプを用いるときに適しているものである。
本発明による照明器具は、発光効率を下げずに、また器具本体を大型化することなく、従来よりも効果的に発光管の温度を低減させることができる。
本発明の実施形態の断面図である。 (a)は従来例の断面図、(b)は従来例において、反射板の容積を大きくしたものの断面図である。
本発明による実施の一形態を、図1を用いて説明する。ただし、図2(a)で示した従来例と共通の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略する。説明中の上下の方向は図1中の上下方向に対応し、実際に器具を使用する際の天地にも対応している。
本実施形態の照明器具は、器具本体1、ソケット2、反射板3、及びセード4から構成される。
セード4は、透光性セラミックス等の透光性材料から形成されている。その形状は上方に向かって径が狭くなる略円錐台形状で、その両側の底面が開口しており、上側の底面の開口縁部41の径は反射板3の上側の底面の開口縁部31の径とほぼ等しく、ランプLの外径よりも大きくなっている。また、セード4の上側の底面の開口縁部41には、発光管L1の長手方向の長さとほぼ同じ長さで、透光性を有する、上向きの立ち上がり片42が形成されている。上記のセード4は、上向きの立ち上がり片42がランプの発光管L1に沿うように、適宜の方法を用いて反射板3の内側に取付けられる。その際、立ち上がり片42とランプの外管L2との間には、空気が流通する隙間43が形成される。
上記器具本体1、ソケット2、反射板3、及びセード4は、ランプL、反射板3、及びセード4の各々の中心軸が、器具本体1の中心軸Cにほぼ一致するように配設されている。
ランプLを点灯すると、発光管L1から放出される熱によってランプLの外側の空気が熱せられ、この熱せられた空気の対流によって、図1中の上向き矢印に示したような空気の流れが生じる。すなわち、器具本体1の下側の底面から器具内に流入した空気の一部は、反射板3及びセード4の下側の底面からセード4の内側に流入し、隙間43及び隙間33を通り、器具本体1の空気の流通孔15から器具の外部に排出される。ここで、隙間43はセードの下側の空間よりも狭くなっているため、隙間43を通過するときの空気の流通速度はセード4の下側と比較して増加する。従って、空気が発光管L1近傍で熱せられる時間が短くなるため、発光管L1近傍においてランプL周辺の空気の温度が抑えられることになり、発光管L1から空気への熱の移動が起こりやすくなる。よって、効果的に発光管L1の温度を低減させることができるものである。
このように本実施形態の照明器具は、ランプLの外側に空気の流通経路となる狭い隙間を形成することによって効果的に発光管L1を冷却することができ、ランプLの劣化を抑えることができる。本実施形態では反射板3を大きくする必要がないため、器具本体が大型化することもない。また、発光管L1近傍において空気の流通経路となる隙間を形成するために、上記特許文献1に示したような別の反射板ではなく、透光性を有するセード4を使用していることによって、発光効率の低下を防ぐことができる。
なお器具本体1の形状については、ソケット2及びランプLを支持可能であればよく、本実施例に示したような他の構成要素を収納できる形状に限らず、ソケットを保持するだけの機能を持った例えば天井面に対して平行な円盤状、あるいはダウンライトに使用され天井に直接埋め込まれている形状等であってもよい。またランプLの点灯手段は、上記説明のように電線を介してソケット2と接続されていても、器具本体1の内部に収納されていてもよい。
本実施形態ではランプLとして二重管ランプを想定しているが、これは、透光性を有する外管の内部に透光性を有する内管を備え、内管の内部に発光管を有し、各々の長手方向の中心軸がほぼ一致するような三重管ランプでもよい。
また、反射板3及びセード4に設けられた立ち上がり片32及び42は、ランプの外管L2に平行な方向のものだけでなく、外側に湾曲したもの等、空気の対流が妨げられない形状のものであればよい。反射板3の反射面は、アルミニウムや銀を蒸着したもの以外でも、例えば多層膜鏡等、高い反射率を持つ材料で形成されていればよい。またセード4の材質についても、透光性を有し耐熱性があればよく、例えばガラスやアクリルを材料としてセード4を形成することができる。
1 器具本体
2 ソケット
3 反射板
4 セード
L ランプ

Claims (2)

  1. 下向きにランプを装着可能なソケットを保持する器具本体と、両側の底面が開口し、かつ上側の底面の径が下側の底面の径より小さな筒状であり、前記ランプから放射された光を下方に反射する反射板と、両側の底面が開口し、かつ上側の底面の径が下側の底面の径より小さな筒状であり、透光性を有するセードとを備え、
    前記ランプは、透光性を有する外管の内部に発光管を有し、外管と発光管の長手方向の中心軸がほぼ一致する片口金ランプであって、
    前記セードは、前記ランプを前記ソケットに装着したときに上側の底面の開口部のほぼ中心に該ランプの発光管が位置するとともに、開口縁部と該ランプの間に隙間が空くように前記反射板の下側に配設されていることを特徴とする照明器具。
  2. 前記セードの上側の底面の開口縁部に、前記ランプの長手方向に沿って立ち上がる立ち上がり片を設けたことを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
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