JP2010165469A - 照明器具及びビニルハウス - Google Patents

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Abstract

【課題】人体に対する紫外線の影響を少なくして保護することができる照明器具及びビニルハウスを提供する。
【解決手段】照明器具10及びビニルハウス30は、直管状の紫外線ランプ16と、紫外線ランプ16に沿って設けられ、その両側が開口する反射板13と、反射板13の外側で、かつ反射板13よりも上方に設けられる人感センサー17と、を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線ランプを使用した照明器具及び照明器具を利用したビニルハウスに関する。
農作物の育成手段として、ビニルハウスなどといった、外郭部材で覆われた育成地を利用する場合がある。このような育成地に限らないが、従来、農作物の育成において、うどんこ病、ベト病、炭そ病などの病害菌に対する防除手取として農薬で対応してきた。
しかし、人体への影響や無農薬という社会的ニーズの高まりから、生産者としては農薬の使用は極力避けたいのが実情である。これらのうどんこ病や炭そ病などの糸状菌は紫外線に対する依存性が高く、紫外線を適切な放射量で照射することにより、これらの病害菌を効果的に低減できることが分かっている。
そこで、紫外線を含む光を放射する光源を備えた照明器具が提案されている(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献1によれば、紫外線により、農作物の病害抵抗性を誘導することができる。
したがって、農作物に対して紫外線を放射することにより病害に犯されず収穫量の増加が期待できる。
特開2005−328734号公報(図1、請求項1)
ここで、光源の光に含まれる紫外線とは、光(電磁波)の一種であり、波長380nm以下である。
(1)皮膚への影響:日焼け(サンバーン)やしみ・そばかすの誘因となる。
(2)目への影響:白内障や雪目の誘因となる。
(3)免疫への影響:長時間の紫外線を浴びると免疫の低下の誘因となる。
このように、紫外線を有する光源を使用する農家等の人にとって、紫外線の過度の被曝は健康面において好ましくない。
本発明は、前述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、人体に対する紫外線の影響を少なくして保護することができる照明器具及びビニルハウスを提供することにある。
本発明に係る照明器具は、直管状の紫外線ランプと、前記紫外線ランプに沿って設けられ、その両側が開口する反射板と、前記反射板の外側で、かつ前記反射板よりも上方に設けられる人感センサーと、を備えたことを特徴とする。
本発明においては、人感センサーは両側が開口する反射板の外側の上方に設けられている。
これにより、人感センサーの検知部の表面がプラスチックで製作されていたとしても、紫外線ランプからの紫外線の照射を受けることがない。
従って、紫外線の照射による劣化を生ずることなく安定したセンシングを行うことができる。
本発明においては、人感センサーは人が近づいてきたときに電気信号を発生する。
これにより、人が照明器具に近づいてきたら紫外線ランプを自動的に消灯する。
従って、紫外線を人に照射しないようにして人体に対する紫外線の影響を少なくして保護することができる。
本発明に係るビニルハウスは、上記照明器具の前記人感センサーが入ロ側に位置するように照明器具を配設したことを特徴とする。
本発明においては、農家等を含む人がビニルハウスの入口に近づいてきたときに、人感センサーは電気信号を発生して紫外線ランプを消灯させる。
これにより、人が殆ど被曝せずに紫外線ランプを自動的に消灯させる。
従って、人体に対する紫外線の影響を少なくして保護することができる。
本発明の照明器具及びビニルハウスによれば、直管状の紫外線ランプと、紫外線ランプに沿って設けられ、その両側が開口する反射板と、反射板の外側で、かつ反射板よりも上方に設けられる人感センサーと、を備えた。
これにより、人体に対する紫外線の影響を少なくして保護することができるという効果を有する。
本発明に係る一実施形態の照明器具の側面から視た垂直断面図 図1に示した照明器具の正面図 本発明に係る一実施形態のビニルハウスの一部破断外観斜視図 図3に示したビニルハウスの出入口側の垂直断面図
以下、本発明の実施形態に係る照明器具及びビニルハウスについて、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明の一実施形態である照明器具10は、本体ケース11と、点灯装置12と、反射板13と、一対のソケット14と、同じく一対のソケット台15と、直管ランプである紫外線ランプ16と、人感センサー17と、を備える。
本体ケース11の内部には、紫外線ランプ16を点灯するための点灯装置12を固定している。
本体ケース11の長手方向の両端にはソケット14を取り付けるためのソケット台15が固定されており、ソケット14に紫外線ランプ16を着脱自在に装着している。
人感センサー17は、例えば赤外線等を利用して感知エリア内において周囲温度と温度差のあるものを検知して電気信号を発生する赤外線センサーである。人感センサー17は本体ケース11の側部に固定されている。人感センサー17は、その感度が一定ではなく、使用環境に応じて調節可能である。
図2に示すように、本体ケース11は開口部分を有し、開口部分を閉塞するように反射板13を取付けている。反射板13は紫外線ランプ16からの紫外線の照射エリアを大きくするために両端を開口している。
反射板13の形状は、紫外線ランプ16の断面方向の形状に関しては本体側面部分について紫外線ランプ16の中心を焦点としたパラボラ形状であり、紫外線ランプ16の上方方向は直線形状としている。
反射板13をこのような形状にすることにより、紫外線ランプ16の断面方向の紫外線照射方向を、器具直下を0°として約60°方向にピークをもつ紫外線照射形状を得ることができる。
人感センサー17は紫外線ランプ16からの紫外線の照射を受けない反射板13の外側であって、その上方に取り付けられている。その理由は、一般的に人感センサーの検知部の表面はプラスチックで製作されており、プラスチック製の検知部が紫外線により黄変など著しく劣化した際に機能を満足できなくなる虞があるからである。
よって、人感センサー17の検知部の表面がプラスチックで製作されていたとしても、紫外線ランプ16からの紫外線の照射を受けることがない。
このような照明器具10は例えば建築物の天井等や後述するビニルハウスの天部に取り付けられて、不図示の電源スイッチのオンにより紫外線ランプ16を点灯させる。人感センサー17は紫外線ランプ16の点灯時に人が近づいてきたときに電気信号を発生する。
そして、照明器具10は人が近づいてきたことにより紫外線ランプ16を自動的に消灯する。
次に、上述した照明器具10を適用したビニルハウス30について説明する。
図3に示すように、ビニルハウス30は、支柱、垂木、横梁、棟木、土台梁等のパイプ部材を組み合わせて組み立てられたハウス骨格31にビニル製の被覆部材32を被せて形成されている。
ビニルハウス30は例えばイチゴ等の農作物1を栽培する場合、直径7m程度の略半円形断面形状に形成されており、全長が50〜100mである。ビニルハウス30では、ほぼ直線状に6畝程度の作付けを行う。
ビニルハウス30は両側面33に出入口34をそれぞれ有する。ビニルハウス30には人感センサー17を備えた照明器具10と人感センサーを備えていない照明器具20とを用いる。なお、出入口34の構造材は人感センサー17からの赤外線を透過可能な樹脂製が好ましい。
ビニルハウス30は直線状に作付けされた畝に平行に紫外線ランプ16の長手方向を配置するように複数の照明器具10,20をその天部35の内面に間隔を置いて配設している。
直線状に作付けされた畝に平行に複数の照明器具10,20を配設することにより、器具台数が最も少なく済み、かつ、複数の畝に均一な放射照度を得ることができる。
図4に示すように、ビニルハウス30は出入口34側に人感センサー17を配置した照明器具10を取り付けている。人感センサー17は出入口34に向けて感知エリアAを有する。
人感センサーを備えていない照明器具20に有する点灯装置は人感センサー17を備えた照明器具10の点灯装置12に直列に接続されており、照明器具10,20は日射センサー等を備えた不図示の電源回路に接続されて用いられる。
そこで、電源回路の駆動により照明器具10,20の紫外線ランプ16が点灯している際に、外部から農家等を含む人がビニルハウス30の出入口34に近づいてくる。やがて、その人が人感センサー17の感知エリアA内に侵入する。
すると、人感センサー17は電気信号を発生して照明器具10の点灯装置12を通じて紫外線ランプ16を消灯させ、他の照明器具20の紫外線ランプも消灯させる。
これにより、ビニルハウス30は人が内部に入ってしまう前に照明器具10,20の紫外線ランプ16を自動的に消灯させることができる。
本実施形態の照明器具10では、人感センサー17は両側が開口する反射板13の外側の上方に設けられている。
これにより、人感センサー17の検知部の表面がプラスチックで製作されていたとしても、紫外線ランプ16からの紫外線の照射を受けることがない。
従って、紫外線の照射による劣化を生ずることなく安定したセンシングを行うことができる。
本実施形態の照明器具10では、人感センサー17は人が近づいてきたときに電気信号を発生する。
これにより、人が照明器具10に近づいてきたら紫外線ランプ16を自動的に消灯する。
従って、紫外線を人に照射しないようにして人体に対する紫外線の影響を少なくして保護することができる。
本実施形態のビニルハウス30では、農家等を含む人がビニルハウス30の出入口34に近づいてきたときに、人感センサー17は電気信号を発生して紫外線ランプ16を消灯させる。
これにより、人がビニルハウス30に入ってしまう前に紫外線ランプ16を自動的に消灯させる。
従って、紫外線を人に照射しないようにして人体に対する紫外線の影響を少なくして保護することができる。
なお、前記各実施形態で使用した点灯装置12、反射板13、ソケット14、ソケット台15、紫外線ランプ16等は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
10 照明器具
13 反射板
16 紫外線ランプ
17 人感センサー
20 照明器具
30 ビニルハウス
34 出入口(入口)

Claims (2)

  1. 直管状の紫外線ランプと、
    前記紫外線ランプに沿って設けられ、その両側が開口する反射板と、
    前記反射板の外側で、かつ前記反射板よりも上方に設けられる人感センサーと、
    を備えたことを特徴とする照明器具。
  2. 請求項1記載の照明器具の前記人感センサーが入ロ側に位置するように照明器具を配設したことを特徴とするビニルハウス。
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