JP2010165117A - 検索対象コンテンツの特徴を利用したコンテンツ表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】デジタルコンテンツのブラウジングを明示的な操作方法ではなく、自然な操作方法を用いて、効率的に行なうことを可能にする。
【解決手段】検索対象コンテンツの特徴に基づき、その特徴ごとに異なるスクロール速度の変化パターンを利用して、スクロール操作中に動的に検索対象コンテンツの特徴を判定して、その特徴を有するコンテンツのみを強調表示することにより、効率的なコンテンツブラウジングを行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、テレビや携帯型情報端末などの情報表示デバイス、及びそれに用いられる画像表示用インタフェースに関する。
近年、ハードディスクドライブ(以下、HDDという)などのデータストレージの低価格化及び大容量化が進むに伴い、HDDレコーダやパソコンのHDDに、多種大量のデジタルデータを保存することが可能になってきている。たとえば、HDDレコーダには、長時間録画したテレビ番組が大量に保存されており、視聴者は、好みの番組をいつでも視聴したり、半永久的に保存したり、あるいは、DVDなどの外部記憶媒体に保存することにより、大量の動画ライブラリを作成することも可能になっている。また、近年では、テレビ製品の中にはインタネットへの接続機能を備えているものが多く、視聴者はテレビ放送局から配信される番組のほかに、インタネット事業者が配信する動画コンテンツや、非事業者である個人が配信する動画コンテンツなど、多種大量の動画コンテンツを視聴することが可能である。視聴できるデジタルデータとしては、動画だけではなく、デジカメなどで撮影された大量の静止画や、音楽ファイルなど、さまざまな形式のものがある。
一方、モバイル環境においても、携帯電話をはじめとするさまざまな携帯型情報端末が普及しており、これらを用いて、いつでもどこでも誰でも、大量の情報にアクセスすることが可能になってきている。たとえば、大容量のハードディスクドライブを搭載した小型の携帯型音楽プレーヤーに大量の音楽ファイルをインストールし、場所と時間を選ばず音楽を楽しむことができる。あるいは、音楽だけでなく、大量の静止画像ファイルや動画ファイルも携帯型情報端末にインストールして、同様に楽しむことが可能である。さらに、これらの携帯型情報端末は、無線LANなどの通信手段を備えるものが標準になってきている。このような情報端末を用いると、ローカルストレージに保存してある音楽、静止画、動画などのデジタルコンテンツのほかに、インタネットを介してさらに膨大な量のデジタルコンテンツをストリーミングあるいはダウンロードして視聴することができる。また、インタネットを利用したテレビ放送(IP−TV)を受信するための携帯型端末も普及しつつあり、大量のテレビ番組を視聴することも可能になってきている。
特開2005−322213号公報
テレビやパソコンなど家庭内の情報機器や、携帯型情報端末の多機能化や高機能化が進み、ユーザがアクセスする情報量が増大するのに伴い、所望のコンテンツを検索するための操作の複雑さが増大している。たとえばテレビを操作する方法としては、リモコンが一般的に用いられており、リモコンに備えられたボタンなどの操作手段を用いてチャンネルの切り替え、音量調整、番組録画予約と再生、インタネット接続、などの操作を行う。テレビの画面には、操作する内容に応じた画面、すなわち、グラフィカルユーザインタフェース(以下、GUIという)が表示され、たとえばリモコンの上下ボタンなどを操作することにより、GUIに表示されているカーソルを上下に動かし、リモコンの決定ボタンなどを押下することにより、カーソル位置にある情報を選択する。あるいは、録画した番組の一シーンを画像サムネイルとして1次元状あるいは2次元状に配置し、それらをリモコンのボタンを押下してスクロールすることにより、所望の画像を検索する。
パソコンの操作は、マウスやキーボードなどを利用して画面に表示されるポインタを操作しウィンドウやメニューやアイコンを操作する、いわゆるWIMP(Windows-Icons-Menus-Pointers)環境が一般的である。WIMP環境では、コンテンツのスクロール操作は、キーボードの矢印キーの押下、マウスホイールの回転操作、スクロールバーをマウス操作によりドラッグする操作、などの方法により行う。
携帯型情報端末を操作する手段としては、たとえば、数個程度のボタン操作やタッチパネル操作などが一般的になってきている。たとえば、大量の写真データの中から所望のコンテンツを検索する場合、携帯端末の左右に設置されているボタンを左右の人差し指で押下して一覧をスクロールし、所望のコンテンツを検索する。ボタンを長押ししている間は一定の速度で、あるいは加速しながら、スクロールすることができるものもある。タッチパネル操作では、画面表面を指でなでる操作によりスクロール操作を行う。2次元状のサムネイル一覧から所望のコンテンツを検索する場合のほかに、スライドショーのように一列に配置された画像をスクロールしながら画像を閲覧する場合も同様の操作を行う。
このように、さまざまな環境でさまざまな手段を利用して、コンテンツあるいはコンテンツを代表するサムネイル画像などをスクロールすることにより、所望のコンテンツを検索するが、コンテンツ量が多くなると、スクロール操作に要する時間が長くなる、という問題がある。さらに、コンテンツ量が多い場合には、所望のコンテンツが表示されている場所を記憶することが難しく、その結果、一度スクロールした場所をもう一度スクロールする、というような、スクロール操作に無駄な動作が含まれることが多くなり、その結果、検索に時間を要する、という問題がある。
画像などの検索対象コンテンツの数が比較的少ない場合には、スクロールに伴うコンテンツリストの移動量も小さく、所望のコンテンツを発見するために要する時間は短くてすむ。しかしながら、検索対象コンテンツの数が多い場合には、コンテンツリストのサイズも大きくなり、その結果、コンテンツリストの移動量や所望のコンテンツまでの移動距離は平均的に大きくなる。このため、所望のコンテンツを発見するために要する時間が長くなる場合がある。とくに、コンテンツリストの中で所望のコンテンツがどのあたりにあるかを大体記憶している場合には検索時間は短時間ですむことが多いが、所望のコンテンツがコンテンツリスト内でどのあたりに位置していたかを記憶していない場合や、検索対象コンテンツが写真などの場合には、撮影した日時などを記憶していない場合には、検索の手がかりとなる情報が少なく、コンテンツリスト内をあちこち探し回り、その結果、所望のコンテンツを発見するために要する時間が長くなり、不快を感じることは、よく経験することである。
膨大なコンテンツの中から所望の情報を効率よく検索するために、キーワードにより候補を絞り込む手法は一般的に利用されている。とくに、インタネットを利用して、興味のある画像や文章を検索する場合には、非常に有効な手段である。しかしながら、ユーザがデジタルカメラで撮影した写真をパソコンに保存している場合には、キーワード検索を行う場合には、写真ファイルに一意な名前をつけておき、ファイル名で検索を行うか、写真の属性を管理するアプリケーションが必要である。しかし、何百枚、何千枚にもなるデジカメ写真すべてに名前をつけることは非現実的であり、通常はデジカメ撮影時に自動的に付与される記号番号をそのままファイル名として使用することが多く、写真内容とファイル名は関連がないため、ファイル名でのキーワード検索はできない。また、属性を管理するようなアプリケーションはあまり普及していない。また、テレビやHDDレコーダに対して文字入力を行うことは可能ではあるが、リモコンのボタン操作により行う場合が多く、その場合には操作負荷が非常に大きい。すなわち、キーボードを用いない環境で、文字入力の必要がある明示的なキーワード検索は難しい。さらに、キーワード検索を行う場合には、スクロール操作を一時中断し、キーワード入力欄に文字を入力する操作を行う必要があり、キーワード検索結果が画面に反映されるまで操作を一時中断する必要がある、という問題もある。
本発明の目的は、スクロール操作に関するかかる問題を解消し、デジタルコンテンツのブラウジングを明示的な操作方法ではなく、自然な操作方法を用いて、効率的に行なうことを可能にするインタフェース及び/又はそれを備えた情報表示デバイスを提供することである。
また、本発明の目的は、検索対象コンテンツの特徴に基づき、その特徴ごとに異なるスクロール速度の変化パターンを利用して、スクロール操作中に動的に検索対象コンテンツの特徴を判定して、その特徴を有するコンテンツのみを強調表示することにより、効率的なコンテンツブラウジングを行う手段を提供することである。
また、本発明の目的は、キーワード検索などの明示的なフィルタリング/絞込み手段を用いないで、検索対象コンテンツの中から、所望のコンテンツと同じ特徴を持つコンテンツのみを強調表示することにより、効率的なコンテンツブラウジングを行う手段を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は、スクロールの軌跡パターンから動的にコンテンツの表示方法を変えながら検索を行うことができるようにするものである。
検索対象のコンテンツのもつ特徴により、ユーザがそのコンテンツをどの程度記憶しているかの度合いが異なる。ここで、特徴とは、たとえば検索対象コンテンツが写真の場合、色調、構図、同日あるいはほぼ同時刻に撮影された写真グループに含まれるもの、などを意味する。検索対象コンテンツが写真以外の場合であっても、たとえば音楽ファイルなどの場合には、視聴回数の多さなどを特徴としてもよい。
写真の場合に具体例を挙げてみると、たとえば、ほぼ同時刻に撮影された写真グループは、同じような内容の写真になっていることが多い。海水浴に行った日に撮影された写真は海の風景を撮影したものが何枚もあり、登山に行った日に撮影された写真は木や空などを撮影したものが何枚もある。このような時間的にある程度まとまって撮影された写真は、ユーザの記憶に残りやすく、その他の写真と混在して一覧表示されているような場合にも、その写真グループが全コンテンツに対してどのあたりにあるか、ということも記憶されており、その場所まで迷いなくスクロール操作を行うことができる。逆に、強い特徴がないものや、ある写真グループと別の写真グループの間に挟まれて表示される1枚の写真、などは記憶されにくく、その結果、コンテンツリストの中を探しまわり検索時間も長くなる。全コンテンツの中で唯一の赤い色調の写真で他の写真は緑色の色調である場合や、全写真の中で人物が撮影されているものとそうでないもの、なども特徴の有無の例としてあげることができる。
このような特徴の有無により、コンテンツがユーザに記憶されている度合いが異なり、スクロール操作の振る舞いが異なる傾向がある。たとえば、記憶されているコンテンツへは比較的安定した操作によりアクセスすることができるが、記憶されていないコンテンツへは、コンテンツリストの端から順番に1つずつゆっくりと確認しながらスクロールしたり、推測に基づいて高速でスクロールした後停止し、逆方向へスクロールする、などである。したがって、所望コンテンツの特徴とスクロール軌跡のパターンにはある関連があり、たとえば、所望コンテンツが特徴Aならばスクロール軌跡パターンA、特徴Bならばスクロール軌跡パターンB、特徴Cならばスクロール軌跡パターンC、といった具合である。
本発明は、写真などのコンテンツが、色、構成、作成日時、アクセス頻度などの特徴に基づき、予めいくつかのタイプに分けられている場合に、タイプによってスクロール操作におけるスクロール速度の変化パターンが異なることを利用し、スクロール操作途中で動的に所望コンテンツのタイプを判別する手段を提供するものである。
さらに、本発明は、動的に判定された所望コンテンツのタイプに基づき、スクロール中のコンテンツの表示方法を動的に変化させ、判定された所望コンテンツと同じタイプのコンテンツを強調して表示させることにより、他のタイプのコンテンツに視覚的に惑わされることなく、所望コンテンツへの検索性を高めることを可能とするものである。
本発明により、デジタルコンテンツの閲覧や検索をキーワード入力などの特別な操作方法ではなく、自然な検索操作やブラウジング操作を行いながら、効率的に行なうことが可能になる。すなわち、キーワード検索などの明示的なフィルタリング/絞込み手段を用いないで、検索対象コンテンツの中から、所望のコンテンツと同じ特徴を持つコンテンツのみを強調表示することにより、効率的なコンテンツブラウジングが可能になる。
本発明により、スクロールを行いながら検索ターゲットコンテンツのタイプ(種類)を判定し、判定されたタイプと同じコンテンツのみ強調して表示するため、キーワード入力などの手段を用いることなく、自然なスクロール操作を行いながら検索対象コンテンツの絞込み・フィルタリングを行い、所望のコンテンツに効率よくアクセスすることが可能になる。
また本発明の技術は、キーボード、マウス、タッチパネルなど、入力手段ごとにコンテンツタイプとスクロール軌跡のパターンを予め登録しておけば、すべての情報機器において利用が可能であるため、テレビやパソコンなどのデスクトップ環境、携帯情報端末などモバイル環境においても幅広い応用が可能である。
本発明のシステム構成例を説明する図である。 操作対象画面例を示す図である。 操作対象画面例を示す図である。 操作対象画面例を示す図である。 本発明の処理手順を示すフロー図である。 ターゲットコンテンツのタイプを判定する方法を説明する図である。 時間窓内のスクロール軌跡パターンの判定が困難な例を示す図である。 時間窓内のスクロール軌跡パターンの判定が困難な例を示す図である。 コンテンツのタイプ属性を格納したデータテーブルを説明する図である。 強調表示の例を示す図である。 強調表示の例を示す図である。 強調表示の例を示す図である。 操作の変化パターンとコンテンツのタイプ属性の関係を格納したデータベースの例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明のシステムの一実施形態を示す概略構成図である。101は表示部、102は入力部、103は通信部、104は演算部、105はハードディスク等のデータ格納部、106は記憶部、107は情報閲覧プログラム、108はデータフォルダ、109はWebブラウザ、110はインタネット網、111はWWWサーバ、112はコンテンツ管理サーバである。本発明を実施するための端末装置の構成要素は、表示部101、入力部102、通信部103、演算部104、ハードディスク等のデータ格納部105、記憶部106、情報閲覧プログラム107、データフォルダ108、Webブラウザ109であり、インタネット網110、WWWサーバ111、及びコンテンツ管理サーバ112は端末装置外にある。
図1において、本発明のインタフェースは、ハードディスク105のデータフォルダ108内に格納された静止画、動画、音楽などのデジタルコンテンツを情報閲覧プログラム107を用いて閲覧したり、WWWサーバ111やコンテンツ管理サーバ112に格納されている外部のデジタルコンテンツをインタネット110経由で閲覧するものである。コンテンツ管理サーバ112には静止画、動画、音楽などのほかに、IP−TVなどの番組や、テキストなど付加情報を伴う動画データなどが含まれていてもよい。
ハードディスク105にはデータフォルダ108と共に情報閲覧プログラム107が格納されており、演算部104が情報閲覧プログラム107を起動すると、データフォルダ108に格納したデジタルコンテンツを表示部101に表示する。またWebブラウザ109を起動すると、WWWサーバ111やコンテンツ管理サーバ112が提供するコンテンツがインタネット110を介して表示部101に表示される。
情報閲覧プログラム107やWebブラウザ109で静止画、動画、音楽ファイルなどをブラウジングする場合、たとえば静止画をスクロールする操作を行う必要があるが、本実施例のインタフェースでは、入力部からの信号を演算部104で処理し、その値に応じてスクロールの速度を決定する。入力部からの入力信号は、たとえばボタンやスイッチ、キーボードのキー押下によるON/OFFの2値情報や、スクロールバーの移動操作によるポインタの位置情報などである。
図1のWWWサーバ111、コンテンツ管理サーバ112に関してより詳細に説明する。WWWサーバ111では、Webブラウザ109に表示する情報がWebページとして生成され、管理される。Webページのデザイン如何により、ユーザのWebブラウザ109を用いた情報アクセス操作の方法が異なる。たとえば、画像の共有サイトなどのサービスが普及しているが、写真の表示方法は各サービスによって異なる。2次元的に配列したものをスクロールして閲覧するものもあれば、1次元的に管理しているものもある。表示の優先度もアクセス頻度に応じて時々刻々と更新される場合が多い。また画像だけでなく、テキスト情報の配置の方法もユーザの操作に影響を与える。たとえば、テキストリストの中でも、アイコンや強調文字などにより目を引く情報もあれば、そうでない情報もあり、そうでない情報は見落とされる場合もある。
コンテンツ管理サーバ112では、画像や動画、音楽ファイルなどの大量のデータが管理されており、Webブラウザだけでなく、動画ビューアのような専用のアプリケーション(情報閲覧プログラム107)などを用いてそのコンテンツを閲覧することができる。
図2は、本発明のインタフェースを利用して操作する画面の一例を示す。このような画面構成は、たとえば、HDDレコーダに録画したテレビ番組のサムネイル表示などに利用されており、リモコンなどのボタン操作により操作される。
図2において、201はディスプレイ、202はスクロールバー、203は選択されたコンテンツを明示するためのカーソル、204〜209はコンテンツのサムネイル、210〜214はコンテンツの内容を表すテキスト情報、である。コンテンツサムネイル204〜209と、コンテンツの内容を表すテキスト情報210〜214は上下方向に1次元状に配列されており、ディスプレイ201に表示されている範囲の上あるいは下にも、コンテンツが存在する。
入力部102から入力されたリモコンの上下ボタン、あるいは、キーボードの矢印キー、その他のON/OFFの2値情報、あるいはマウスホイール信号により、カーソル203を上下方向に移動することができる。あるいはコンテンツサムネイル204〜209と、コンテンツの内容を表すテキスト情報210〜214が上下方向に移動し、カーソル203はディスプレイ201中央などに固定されていてもよい。あるいは、入力部102から入力されたマウスポインタの位置を表す信号と、マウスなどのクリックを表す信号を利用して、スクロールバー202を上下方向に移動させることにより、コンテンツサムネイル204〜209と、コンテンツの内容を表すテキスト情報210〜214を上下方向に移動させることも可能である。
図3は、本発明のインタフェースを利用して操作する画面の別の例を示す。このような画面構成は、たとえば、パソコンの写真ビューアアプリケーションなどに利用されており、キーボードの左右矢印キー、マウスホイール、スクロールバーのドラッグ操作、などにより操作される。
図3において、301はディスプレイ、302はスクロールバー、303は選択されたコンテンツを明示するためのカーソル、304〜311はコンテンツのサムネイル、312はカーソル303でフォーカスされている画像サムネイル306の拡大画像である。コンテンツサムネイル304〜311は左右方向に1次元状に配列されており、ディスプレイ301に表示されている範囲の右あるいは左にも、コンテンツが存在する。
入力部102から入力されたリモコンの左右ボタン、あるいは、キーボードの矢印キー、その他のON/OFFの2値情報、あるいはマウスホイール信号により、カーソル303を左右方向に移動することができる。あるいはコンテンツサムネイル304〜311が左右方向に移動し、カーソル303は固定されていてもよい。あるいは、入力部102から入力されたマウスポインタの位置を表す信号と、マウスなどのクリックを表す信号を利用して、スクロールバー302を左右方向に移動させることにより、コンテンツサムネイル304〜311を左右方向に移動させることも可能である。
図4は、本発明のインタフェースを利用して操作する画面の別の例を示す。図2及び図3で示した例がコンテンツを1次元状に配列して表示する画面例であったのに対して、図4は2次元状に配列して表示する例である。401はディスプレイ、402はスクロールバー、403は選択されたコンテンツを明示するためのカーソル、404〜439は写真サムネイルなどのコンテンツである。コンテンツサムネイルは2次元状に配列されており、ディスプレイ401に表示されている範囲の上あるいは下にも、コンテンツが存在する。しかし、ディスプレイ401に表示されている範囲の右あるいは左には、コンテンツが存在しないものとする。すなわち、ディスプレイ401の幅に合わせて水平方向にはコンテンツが配列されているものとする。
入力部102から入力されたリモコンの上下左右ボタン、あるいは、キーボードの矢印キー、その他のON/OFFの2値情報、あるいはマウスホイール信号により、カーソル403を上下左右方向に移動することができる。あるいはコンテンツサムネイル404〜439が上下方向に移動し、カーソル303は固定されていてもよい。あるいは、入力部102から入力されたマウスポインタの位置を表す信号と、マウスなどのクリックを表す信号を利用して、スクロールバー402を上下方向に移動させることにより、コンテンツサムネイル404〜439を上下方向に移動させることも可能である。
入力部102から、リモコンのボタンやキーボードによりカーソル403を移動させる場合、上下方向ボタンあるいはキーボードの上下矢印キーを1回押下すると上下方向にカーソルはサムネイル1つ分移動する。上下方向ボタンあるいはキーボードの上下矢印キーを押し続けて長押し状態にすると、上下方向に連続してカーソル403が移動し、ディスプレイの端に来た場合には、ディスプレイに表示されていないコンテンツをディスプレイ内に順次表示させる。
入力部102から、リモコンのボタンやキーボードによりカーソル403を移動させる場合、左右方向ボタンあるいはキーボードの左右矢印キーを1回押下すると左右方向にカーソルはサムネイル1つ分移動する。左右方向ボタンあるいはキーボードの左右矢印キーを押し続けて長押し状態にすると、左右方向に連続してカーソル403が移動するが、ディスプレイの端に来た場合には、ひとつ上あるいは下の行の先頭に移動する。たとえば、右方向に移動している場合に、サムネイル427にカーソルがフォーカスされた場合、さらに右方向のボタン信号を入力部102で受け取った場合には、ひとつ下の行の左端のサムネイル428にカーソルは移動する。左方向に移動している場合に、サムネイル422にカーソルがフォーカスされた場合、さらに左方向のボタン信号を入力部102で受け取った場合には、ひとつ上の行の左端のサムネイル421にカーソルは移動する。すなわち、入力部102で左右方向の信号を受けとった場合には、カーソル403はZ字を描くように連続的移動する。
同図において、スクロールバー402を上下方向に動かすと、コンテンツサムネイル404〜439を上下方向に移動させることが可能であり、画面の上あるいは下に存在するコンテンツを行単位で順次画面内に表示させることが可能である。
図5は、本発明のインタフェースを利用して、所望のデジタルコンテンツを検索する場合のフローチャートを示す。ステップ501はリモコンやマウス、キーボードを利用してコンテンツのスクロールを開始する処理、ステップ502はスクロール開始から一定の時間を計測する処理、ステップ503は通常のコンテンツ表示を行う処理、504はスクロール軌跡パターンの判定処理、ステップ505はステップ504で判定されたスクロール軌跡パターンのスコアを加算する処理、ステップ506はステップ505で計算した累計スコアに基づいてコンテンツタイプを判定する処理、ステップ507はステップ506で判定されたコンテンツタイプに一致するタイプのコンテンツを強調して表示する処理、ステップ508は所望のコンテンツを発見したかどうかを判定する処理である。
ステップ503の通常表示とは、情報閲覧プログラム107あるいはWWWブラウザ109などを利用してコンテンツブラウジングを開始した場合の表示方法の初期設定のことであり、たとえば、全コンテンツをすべて同じサイズで表示する表示方法を意味する。初期設定としては他の方法を用いてもよい。
図5に示すように、リモコン、キーボード、マウスなどの入力手段を用いてスクロールを開始(S501)したあと、ある一定時間t1は通常表示を行う(S503)。t1はたとえば1秒程度の比較的短時間に設定し、t1時間経過しても所望のコンテンツが見つからない場合に、ステップ502から本発明の手段であるスクロール軌跡パターンによる所望コンテンツのタイプ判定を行うモードに移行する。
スクロール軌跡パターンによる所望コンテンツのタイプ判定を行うモードに移行したあとは、一定時間(フレームと呼ぶ)ごとに図6で説明する方法を用いて、ある時間窓内でのスクロール軌跡パターンのタイプ判定を行う(S504)。本明細書では、色調、構図、作成時刻などによるグルーピング、アクセス頻度、などの特徴により、コンテンツがType1,Type2,Type3の3つのタイプに分けられるものとし、それぞれに対応するType1,Type2,Type3の3種類のスクロール軌跡のパターンがあるものとして説明するが、タイプの数は3種類でなくてもよいし、特徴としてこれ以外の要素を用いてタイプ分けをしてもよい。時間窓とは、たとえば図6の610,611,612に示すように、現在時刻と現在時刻からある一定時間ΔT前の時刻の間の時間のことである。
スクロール速度の変化パターンをコンテンツタイプに対応づける方法に関して説明する。コンテンツタイプに関する情報は、図9に示す情報テーブルの形式で、記憶部106に格納されている。スクロール速度の変化は、単位時間ごとに演算部104で計算され、その結果がタイプとして判定される。この結果と、図9の情報テーブルを参照することにより、スクロールで検索している検索対象のコンテンツタイプを判定することができる。
たとえば、スクロール操作を行う場合、スクロールバーのスライダーの移動速度の変化量とコンテンツタイプの関係を定義したテーブル(図13)を用意しておき、単位時間当たりの速度変化に応じてコンテンツタイプを推定することができる。図13の例では、スライダーの単位時間当たりの移動量が10ピクセルならばType1、単位時間当たりの移動量が20ピクセルならばType2、単位時間当たりの移動量が30ピクセルならばType3、単位時間当たりの移動量が100ピクセルならばType6、という具合にテーブルを参照することにより操作速度の変化からコンテンツタイプを類推することができる。図13では、単位時間当たりのスライダーの移動量を操作パターンの変化としたが、これ以外の量を用いてもよい。たとえば、単位時間にボタンあるいはキーが押下される回数なども、操作パターンの変化をあらわす量として用いることができる。
ステップ504において、ある時間窓内でのスクロール軌跡パターンのタイプ判定を行う方法としては、図6の説明のところでも詳細に説明するが、たとえば、最大操作速度に対するフレーム内での実際の速度の割合を見るという方法がある。最大操作速度とは、たとえば、キーボードのキーを長押しした場合のスクロール速度は、連続的にキーの押し下げ押し上げを高速に行うよりも明らかに高速であり、それ以上の速度は原理的に出ない、という速度である。これに対してフレーム内での実際の速度とは、たとえばキー押下操作の場合には、キーを押しっぱなしにしたり、連続的に押したり放したりするため、最大操作速度に比べ平均的に低速で実際には操作が行われる、その速度のことを指す。この2つの速度の比を見ることにより、フレーム内でのパターンと比の関係が予め定義づけられていれば、パターンを判定することができる。ステップ504の判定におけるほかの実施例に関しては、図6を用いて後述する。
ステップ504において、フレームごとにスクロール軌跡パターンを判定したあと、ステップ501のスクロール開始から現在時刻までのタイプごとの累計スコアを計算する(S505)。たとえば、ある時刻に時間窓内でのスクロール軌跡パターンがType1であると判定された場合、Type1のスコアをひとつ加算する。たとえば、時刻tまでの累計スコアがType1が12点、Type2が86点、Type3が5点だったとし、その次のフレーム、すなわちtとt+1の間の区間におけるパターン判定の結果がType2であったとした場合、時刻t+1における累計スコアはType1が12点、Type2が87点、Type3が5点となる。
ステップ505において累計スコアを計算したあと、タイプごとの累計スコアの比較を行い、その時刻において最も累計スコアが高いものを検索対象コンテンツのタイプであると判定する(S506)。たとえば、Type1の累計スコアが12点、Type2の累計スコアが87点、Type3の累計スコアが5点だとすると、所望コンテンツのタイプはType2である、と判定される。
所望コンテンツのタイプと同じタイプであるコンテンツは、後述するような手法により強調表示される(S507)。強調表示の例は図11を用いて詳細に説明するが、たとえば、上述した時刻t+1における累計スコアがType1の累計スコアが12点、Type2の累計スコアが87点、Type3の累計スコアが5点の場合には、Type2のコンテンツのみ拡大表示、Type1,Type3のコンテンツは通常表示、などの表現手法により、Type2のコンテンツを強調表示する。所望のコンテンツを発見し、たとえば決定キーや選択ボタンなどを押下すると(S508)、一連のブラウジング処理は終了する。
図6は、本発明のインタフェースにおいて、スクロール軌跡パターンの判定を行う方法を示したものである。すなわち、図5で示したフローチャートのうちステップ504の処理を示している。
図6に示したスクロール軌跡パターン601は、コンテンツタイプがType1の場合のスクロール速度の変化を表し、スクロール軌跡パターン602はコンテンツタイプがType2の場合のスクロール速度の変化を表し、スクロール軌跡パターン603はコンテンツタイプがType3の場合のスクロール速度の変化を表す。604はコンテンツタイプがType1の場合のスクロール速度、605はコンテンツタイプがType2の場合のスクロール速度、606はコンテンツタイプがType3の場合のスクロール速度である。破線607,608,609は原理上の最大速度、610,611,612はスクロール軌跡パターンの判定を行う時間窓、である。
コンテンツタイプType1,Type2,Type3は予め定められており、たとえば図9に示すデータテーブルとしてデータ格納部105に保存され、情報閲覧プログラム107から参照されたり、あるいは、WWWサーバ111やコンテンツ管理サーバから配信されるコンテンツの付加情報/メタデータとして通信部より入力され、記憶部103に一時保存されたものをWWWブラウザ109から参照されたりする。
Type1は、原理上の最大速度に近い速度でスクロール操作を行う時間が長いタイプのスクロール軌跡パターンであり、たとえば、全コンテンツの中で所望のコンテンツの場所がどこであるかをある程度正確に記憶している場合に、そのコンテンツに向かって迷いなくスクロールを行う場合などにこのパターンになる。Type2は、速度を表す曲線がピーク状の形状を形成しているが、これは、たとえば「ボタンの短時間の長押しをしたあとボタンをリリース」という操作を繰り返して行うような場合のスクロール軌跡パターンであり、所望のコンテンツの場所がまったくわからない場合に推測で検索を行う場合などがこのパターンの例である。また、Type3は、ボタンやキーを1回ずつ連続して押下する場合のスクロール軌跡パターンであり、たとえば、所望のコンテンツの場所をなんとなく記憶している場合に慎重にスクロール操作を行う場合などにこのパターンが見られる。
コンテンツタイプType1,Type2,Type3は、たとえば、Type1が同時刻に撮影された写真グループ、Type2がある特定の写真グループに属さず、且つ、目立つ色調などの特徴がない写真、Type3がある特定の写真グループに属さないが、目立つ色調などなんらかの記憶されやすい特徴がある写真、というようなものである。なお、ここに例示したタイプは単なる例であり、タイプはこのほかの特徴によって定義されてもよいし、タイプの数も3である必要はない。
ここで、リモコンのボタン操作で写真サムネイルをスクロールするときに、3つのタイプがある場合について、スクロール軌跡パターンの判定を行う方法を説明する。
図5において説明したように、スクロールを開始してから一定時間t1経過するまでは、スクロール軌跡パターンの判定を行わない。一定時間t1が経過したあと、描画時間ごと(フレームごと)にΔTの幅の時間窓内で、スクロール軌跡パターンの判定を行う。
図6において、速度604,605,606とは、図2あるいは図3のようにコンテンツが一次元状に配列されている場合には、1フレームごとのコンテンツ位置の差分と定義してある。すなわち、たとえば、tフレーム目に選択可能位置にあるコンテンツのIDが100番で、次のフレーム、すなわちt+1フレーム目に選択可能位置にあるコンテンツのIDは104番なら、速度は4である。これ以外にも、単位時間ごとのID番号の移動距離をあらわす尺度ならば、速度として利用することができる。
図4のようにコンテンツが2次元状に配列されている場合には、コンテンツは左上から右下に向かってZ字を描くように順序づけて配列されているものとする。この場合、図4の説明で述べたように、上下方向には画面外にもコンテンツが存在するが、左右方向は行の幅の中にのみコンテンツが表示されているとすれば、1次元状にコンテンツが配列されている場合と同じ定義を用いて、1フレームごとのコンテンツ位置/IDの差分を速度として利用できる。
たとえば、図4を用いて説明すると、フレーム(時刻)tでコンテンツ426にカーソル403がフォーカスされている状態で、左方向ボタンあるいはキーボードの左矢印キーのみを利用してフレーム(時刻)t+1にはコンテンツ422にカーソル403を移動しフォーカスされていた場合、速度は−4である。
フレーム(時刻)tでコンテンツ426にカーソル403がフォーカスされている状態で、右方向ボタンあるいはキーボードの右矢印キーのみを利用してフレーム(時刻)t+1にはコンテンツ428にカーソル403を移動しフォーカスされていた場合、速度は2である。この場合、カーソル403は1回目の右方向ボタンの入力でコンテンツ426のひとつ右のコンテンツ427に移動し、2回目の右方向ボタンの入力でひとつ下の行の左端のコンテンツ428に移動する。
フレーム(時刻)tでコンテンツ426にカーソル403がフォーカスされている状態で、下方向ボタンあるいはキーボードの下矢印キーを2回押下しさらに右方向ボタンあるいは右矢印キーを1回押下してフレーム(時刻)t+1にはコンテンツ439にカーソル403を移動しフォーカスされていたとする。この場合、ひとつの下方向の移動でコンテンツIDは行の幅に表示されているコンテンツの数だけ増加するから、図4の場合は6増加する。したがって、この例の場合は、下方向の移動が2回と右方向の移動が1回であるから、速度は2×6+1=13となる。
このように、2次元状にコンテンツが表示されている場合にも、1次元状に表示されている場合と、基本的には同様に速度を定義することが可能である。
図6において、原理上の最大速度607,608,609とは、リモコンのボタンやキーボードで操作する場合には、ボタンやキーの長押し操作の場合のように、システムの性能上で実現可能な最大の信号入力速度に対応した単位時間あたりのコンテンツの移動距離のことである。一方、スクロールバーをマウスポインタなどでドラッグして操作する場合には、一般的には、ボタンやキーの長押し操作の場合よりも高速にコンテンツをスクロールすることができ、ユーザがマウスを移動させる能力に依存するが、ここでは、原理上の最大速度607,608,609を、スクロールバーの移動方向に配列された全コンテンツの数として定義する。たとえば、図2において、全コンテンツの数が100個であるとした場合、スクロールバー202が最も上に位置しているときは1番目のコンテンツがディスプレイ201の一番上に表示され、スクロールバーがもっとも下に位置しているときは100番目のコンテンツがディスプレイ201の一番下に表示されているはずであり、ユーザが単位時間あるいは単位フレームの間にスクロールバーを画面の一番上から一番下まで移動できた場合でもその速度はコンテンツの数、すなわちこの例の場合には100を超えることはない。
スクロール軌跡パターンの判定は、時間窓610,611,612内で行う。この方法に関して詳しく説明する。図6において、時間窓610,611,612内の領域のうち、aは速度604,605,606の時間窓内の積分値、bは原理上の最大速度の時間窓内積分値からaを引いた値をそれぞれ表す。すなわち、a+bが時間窓610,611,612内の原理上の最大速度の積分値(灰色ハッチ部分)である。
このとき、タイプにより、aがa+bに占める割合が異なる。R=a/(a+b)とすると、たとえばRが0.8以上の場合はType1、Rが0.8よりは小さく0.5以上の場合はType2、Rが0.5より小さい場合はType3、のように判定することが可能である。
さらに、Rによる判定だけでなく、速度の時間変化、すなわち加速度を計算することにより、より判定の精度は向上する。すなわち、Type1あるいはType3のように比較的平坦な速度軌跡を描く場合は、その加速度は0に近い。これに対して、Type2のようなピーク形状を速度軌跡が描く場合には、その加速度は0ではなく大きな値で頻繁に変動する。この加速度情報と、Rをあわせてパターンの判定に用いることも可能である。
しかしながら、これまで述べた方法では、たとえば、図7に示すような場合にはタイプごとの判定が難しくなる。
図7は、時間窓内のスクロール軌跡パターンの判定が困難な例を示す。図7において、701はコンテンツタイプがType1の場合のスクロール速度の変化を表す図、702はコンテンツタイプがType2の場合のスクロール速度の変化を表す図である。703はコンテンツタイプがType1の場合のスクロール速度、704はコンテンツタイプがType2の場合のスクロール速度、705,706は原理上の最大速度、707,708はスクロール軌跡パターンの判定を行う時間窓である。
図7において、時間窓707と時間窓708に対して、図5のステップ504で説明したのスクロール軌跡パターン判定処理を行うと、その差はあまりなく、判定を行うことが難しい状況になる。すなわち、時間窓707,708いずれの場合もR=a/(a+b)はたとえば0.5くらいの同程度の値をとり、さらに、速度703,704の微分値も0でない同程度の大きな値をとる。したがって、検索しているコンテンツがType1なのかType2なのかの判定ができない。
同様に、図8は、時間窓内のスクロール軌跡パターンの判定が困難な例を示す。図8において、801はコンテンツタイプがType1の場合のスクロール速度の変化を表す図、802はコンテンツタイプがType3場合のスクロール速度の変化を表す図である。803はコンテンツタイプがType1の場合のスクロール速度、804はコンテンツタイプがType3場合のスクロール速度、805,806は原理上の最大速度、807,808はスクロール軌跡パターンの判定を行う時間窓である。
図8において、時間窓807と時間窓808に対して、図5のステップ504で説明したフローチャートのスクロール軌跡パターン判定処理を行うと、その差はあまりなく、判定を行うことが難しい状況になる。すなわち、時間窓807,808いずれの場合もR=a/(a+b)はたとえば0.2くらいの同程度の値をとり、さらに、速度803,804の微分値も0に近い同程度の値をとる。したがって、検索しているコンテンツがType1なのかType3のかの判定ができない。
このような問題を解決するために、図5のステップ505に示したように、時間窓内でRによりスクロール軌跡パターンによりコンテンツタイプを判定したあとに、そのタイプの累積スコアをひとつ加算する。累積スコアは、タイプが保持しているスコアであり、スクロール開始後t1時間経過した後、フレームごとにスクロールタイプの判定を行うごとに結果としてえられたタイプのスコアを加算していく。Type1,Type2,Type3の累計スコアをscore1,score2,score3とすれば、スクロール開始後t1時間経過した直後にはscore1,score2,score3はすべて0点、t1+1フレーム目にはたとえばscore1=1,score2=0,score3=0,t1+100フレーム目には、たとえば、score1=10,score2=50,score3=40のようになる。
この累計スコアを利用すれば、たとえばあるフレームで計算した時間窓内のタイプ判定でType1という判定が出た場合でも、累計スコアを加算し、ステップ506において累計スコアを比較した結果、たとえばscore1=10,score2=50,score3=40になっていれば、最終的なタイプ判定結果はType1ではなくType2ということになる。
この方法を利用すれば、図7及び図8で述べた問題を回避することが可能である。すなわち、図7の時間窓707内でタイプの判定を行ったときには、たとえ時間窓内の判定がType2であったとしても、それまでの累計スコアはscore1が最も大きいはずであるから、結果としてはType1をターゲットコンテンツのタイプと判断する。図7の時間窓708内の判定を行う段階では、Type2の累計スコアが最も大きいはずであるから、ターゲットコンテンツのタイプはType2であると判断する。
図8の時間窓807内でタイプの判定を行ったときには、たとえ時間窓内の判定がType3であったとしても、それまでの累計スコアはscore1が最も大きいはずであるから、結果としてはType1をターゲットコンテンツのタイプと判断する。図8の時間窓808内の判定を行う段階では、Type3の累計スコアが最も大きいはずであるから、ターゲットコンテンツのタイプはType3であると判断する。
このような方法により、たとえばType1のコンテンツの検索を行っている最終段階で、スクロールスピードを遅くした場合に、別のタイプと判定され、それに伴ってそれまで強調表示されていたType1が表示されなくなる、というようなエラーを防ぐことが可能になる。
図6では、ある時間窓内でコンテンツのタイプを判定するために、原理上実現可能な最大速度と、実際の速度の比を用いてタイプ判定を行った。これ以外のタイプ判定を行う方法としては、次のようなものがあげられる。
たとえば、キーボードのキー操作や、リモコンのボタン操作により、操作を行っている場合を考える。この場合には、単位時間にキーやボタンを押下した回数により、タイプを判別することも可能である。キーやボタンを押下した回数は、コンピュータによりキーイベントの発生回数として取得することができる。たとえば、Type1は単位時間に10回以下のキーイベント発生、Type2は単位時間に10回から20回のキーイベント発生、Type3は単位時間に20回から30回のキーイベントを発生するコンテンツである、と定義されているとする。そうすれば、もし、時刻tとt+1の間に15回のキーイベントが計測された場合には、そのフレーム内ではType2であると判定する。そのあとのステップ505からステップ508の処理は同じである。
あるいは、操作の方向を入れ替えた回数により、タイプを判別することも可能である。操作の方向を入れ替えるとは、たとえば一次元状に配列されたコンテンツをスクロールする場合、まず右方向にスクロールし、次に左方向にスクロールする、というような場合である。操作方向が変わるということは、検索方向が定まらずに行きつ戻りつしながら検索しているということである。たとえばType1がよく知ったコンテンツならば方向転換の回数は少なく、Type2が中程度に知っているコンテンツならば方向転換の回数も中程度、Type3があまりなじみのないコンテンツならばそのありかを探して右往左往するため方向転換の回数も多い、というタイプ定義をすることも可能である。この場合には、ある時間フレーム内の方向転換回数を計測することにより、タイプを判定することができる。
この場合には図5のステップ505の処理では、累計スコアの代わりに、時刻tまでの累計方向転換回数を計算し、それをもとにステップ506において、時刻tにおけるタイプを判定することができる。
本発明のインタフェースでは、コンテンツの特徴によって決められるタイプ属性を参照し、スクロール操作の傾向を分析した結果をタイプ属性とマッチングさせることにより、該当するタイプ属性を持つコンテンツを強調して提示する。コンテンツの特徴によるタイプ分けは、予めデータテーブルに記録しデータ格納部105に格納しておき、情報閲覧プログラム107から参照する。
図9は、本発明のインタフェースにおける、検索対象コンテンツの特徴に基づくタイプ属性を記録したデータテーブルの例を示すものである。図9において901はコンテンツの名前であり、902はタイプ属性である。タイプ属性902を付与する方法としては、手動で登録する方法、画像処理により色調などを計算した結果に基づいて付与する方法、視聴回数(rating)によりブラウジング後に自動更新する方法、などさまざまな方法がある。
図9におけるコンテンツ(写真など)とそのタイプ分けの具体的な方法に関して説明する。
対象コンテンツが静止画の場合について説明する。電子画像の場合は、多次元の特徴量ベクトルを定義することができる。この多次元特徴量ベクトルは、たとえば類似画像検索技術などに利用されており、画像をクラスタリングするのに有効な方法である。本発明においては、予めタイプ分けされたコンテンツと操作パターンの関連性を利用して、操作パターンに応じた最適なコンテンツを提示する、というものであるが、このタイプ分けに、画像の多次元特徴ベクトルを利用することが可能である。
コンテンツにアクセスした頻度をコンテンツ属性として保存しておき、この頻度に応じてタイプ分けする、という方法もある。一般的に、アクセス頻度が多いコンテンツは、その内容や、全体配列における位置などが使用者に把握されやすいものである。逆に、アクセス頻度が低いコンテンツは、その内容や位置を把握していない場合が多い。このことを利用し、アクセス頻度順にタイプを区切っていく、という方法である。
あるいは、時間順にグループ分けする、という手法もある。たとえば、操作対象コンテンツがデジカメ写真である場合、すべての写真にはタイムスタンプが付与されていることが一般的である。この中には、時間的に非常に近いものが複数枚まとまって存在することもあれば、1枚だけ離散的に存在する場合もある。このような時間的なまとまりによっても操作方法は異なる場合がある。たとえば、時間的に近いまとまりである「シリーズもの」を検索する場合はグループの場所を覚えていることが多く検索しやすいが、シリーズものとシリーズものの間にある時間的に離れた1枚を検索する場合には、検索に手間がかかる、ということはよくある。このことを利用し、時間的なまとまりでタイプ分けしていく、という方法である。このほか、様々な定義により、図9に示すようなタイプ定義表を作成することができる。
ローカルのハードディスク105に保存されたコンテンツではなく、WWWサーバ111やコンテンツ管理サーバから配信されるコンテンツに関しては、図9のデータテーブルに相当する情報もあわせて通信部103より記憶部106に入力され、Webブラウザ109などで情報を閲覧する場合に参照するものとする。
図10は、本発明のインタフェースにおける、コンテンツの強調表示の例を示すものである。図10において、1001は通常の表示方法を、1002は強調表示の例を、1003は強調表示の別の例を示している。また、1004は通常表示におけるコンテンツを、1005〜1007は強調表示されたコンテンツを、1008〜1011は強調表示されていないコンテンツを、1012〜1014は通常表示のコンテンツを、1015〜1020は半透明表示されたコンテンツを、それぞれ表している。コンテンツは一次元状に配列されている。
1002は、検索ターゲットコンテンツのタイプと同じタイプ属性のコンテンツをサイズを大きくして表示する例であり、本発明の方法により、検索ターゲットコンテンツのタイプであると判定されたタイプと同じタイプ属性を持つコンテンツ1005〜1007は、そのほかのコンテンツ1008〜1011よりも大きく表示されて強調表示される。
1003は、検索ターゲットコンテンツのタイプと異なるタイプ属性のコンテンツを半透明にして表示する例であり、本発明の方法により、検索ターゲットコンテンツのタイプであると判定されたタイプと異なるタイプ属性を持つコンテンツ1015〜1020は半透明で非強調的に表示され、検索ターゲットコンテンツのタイプであると判定されたタイプと同じタイプ属性を持つコンテンツ1012〜1014は通常表示されて、半透明表示されたコンテンツと比べて結果的に強調表示される。
図11は、本発明のインタフェースにおける、強調表示の別の例を示すものである。図11において、1101はターゲットコンテンツのタイプが同時刻に撮影された写真のような、ある特定のグループに属する場合に、何枚かある同じグループに属する写真のうち代表写真のみを強調表示しているところを示すものであり、1102はターゲットコンテンツのタイプが同時刻に撮影された写真のような、ある特定のグループに属する場合に、ターゲットコンテンツが属するグループの写真をすべて強調表示している例である。1103,1104,1105はターゲットコンテンツと同じタイプの写真グループの代表写真であり、1106〜1109はターゲットコンテンツと異なるタイプの写真を通常サイズで表示した例であり、1110は、ターゲットコンテンツと同じタイプの写真グループの代表写真であり、1111〜1113はターゲットコンテンツが属する写真グループの写真をすべて強調表示した例であり、1114はターゲットコンテンツと異なるタイプの写真を通常表示したもの、である。
同時刻に撮影された撮影対象が同じような写真グループは、たとえば、海水浴に行った日に撮影された写真は海の風景を撮影したものが何枚もあり、登山に行った日に撮影された写真は木や空などを撮影したものが何枚もある。このような時間的にある程度まとまって撮影された写真は、ユーザの記憶に残りやすく、その他の写真と混在して一覧表示されているような場合にも、その写真グループが全コンテンツに対してどのあたりにあるか、ということも記憶されており、その場所まで迷いなくスクロール操作を行うことができる。
図11では、グループの場所まではある程度高速でスクロールし、グループに到達したらスクロール速度を遅くする、という傾向があることを利用して、スクロール速度が速い場合(1101)にはグループの代表写真1103,1104,1105のみを強調表示し、グループの近くまでスクロールして、スクロール速度が遅くなった場合(1102)には、グループの全写真1111,1112,1113を表示する。すなわち、スクロール速度が速い場合には同じグループの写真を束にして表示し、スクロール速度が遅くなると束をほどいてすべての同じグループに属するコンテンツを表示する、という表示方法である。これにより、スクロール距離が短くなり、検索時間を短縮することが可能である。
図10及び図11では、コンテンツが1次元状に表示されている場合の強調表示に関して説明したが、2次元状にコンテンツが表示されている場合も同様の強調表示が可能であり、図10、図11で述べた方法以外の表現方法も用いてよい。
たとえば図12は、2次元状にコンテンツを配置した場合の強調表示の例を示している。
同図において、1201はディスプレイ、1202はスクロールバー、1203〜1232は写真などのコンテンツを示している。
同図において、コンテンツ1203〜1232のうち、1215,1225は、スクロール操作を行うときに、図5で説明したフローチャートにより判定されたターゲットコンテンツと同じタイプ属性を持つ写真であり、他のコンテンツに比べて大きなサイズで表示されている。
次に、本発明の手法を用いたより具体的な実施例に関して説明する。人間の記憶により情報検索行動が影響を受けることは、日常的に経験する。たとえば、写真検索において、写真フォルダ内にある写真のうち、自分がよく知っている写真を検索する場合には、短時間で、迷わずに検索することができる。しかしながら、同じフォルダ内の写真でも、自分がよく知らない写真を検索する場合には、検索に時間がかかり、フォルダ内をさまようことがよくある。
このことをより詳しく調べてみると、記憶度合に応じて、写真検索におけるスクロール操作のパターンが異なることを示すことができる。具体的には、写真を良く記憶していれば短時間で一気にその写真の位置までスクロールするが、記憶度合が低い場合には、ゆっくりとした速度で確実に移動するか、検索拠点を定期的に変えながらスクロールを行う。たとえばキー操作の場合は、よく記憶している場合は長押し、あまり記憶していない場合は連続的に1回押しを行う。あまり記憶してない場合には、長押しして停止、という操作を周期的に繰り返す場合もある。
さらに、キー操作ではなく、より大きな距離を移動することができるスクロールバーによる検索操作の場合には、検索対象コンテンツをあまり記憶していない場合には、不定期に、突然大きく場所を移動し、その周辺をゆっくり検索する、という行動を繰り返す、とういことも観測される。これは、検索拠点を不定期に大きく変えることにより、対象情報空間内においてターゲット情報の近傍に偶然近づくことを狙った検索戦略である。
このように、記憶度合と検索操作パターンの関係は、モデル化することができる。本発明における検索手法は、記憶やそれ以外の要因、たとえば、人間の動体視力、知識、機器のスペックなどが操作に与える影響をモデル化し、検索対象情報と操作方法の関連性を利用して、自然な操作で所望情報にアクセスする、という方法に関するものである。
この手法を利用すれば、人間の情報検索行動の原理に基づいたユーザインタフェースを設計することが可能になる、たとえば、図11に示すように、検索行動に応じて表示方法を動的に変えることにより、ユーザの記憶度合や意図を考慮した情報提示が可能になり、従来のインタフェースではユーザがインタフェースの作法に合わせなければいけないために生じた操作のしにくさが低減されたり、ユーザインタフェースの使用を学習する手間が省けたりする効果がある。
画像だけでなく、テキスト情報に関しても本手法を適応することが可能である。たとえば検索エンジンの検索結果や、電子メールなどは、リスト状に配列してユーザに提示される。テキスト情報の表現により、ユーザの注目度が影響されることは日常的に経験する。たとえば、電子メールの受信BOXにおいて、「重要」などの接頭語がつけられたタイトルには自然に注意が集まる。あるいは、学会の論文アーカイブWebページでは発表論文のリストが表示されるが、論文賞を受賞したものにはそれを示すアイコンが合わせて表示されていたりする。このような情報は他の情報に比べて目を引きやすい。
このように、テキスト表現と人間の情報検索行動の間にも、モデル化可能な関係がある。この関係を利用した情報検索インタフェースを設計することも可能である。
101 表示部
102 入力部
103 通信部
104 演算部
105 データ格納部
106 記憶部
107 情報閲覧プログラム
108 データフォルダ
109 Webブラウザ
110 インタネット網
111 WWWサーバ
112 コンテンツ管理サーバ
201 ディスプレイ
202 スクロールバー
203 カーソル
204〜209 サムネイル
210〜214 コンテンツを説明するテキスト情報
301 ディスプレイ
302 スクロールバー
303 カーソル
304〜311 サムネイル
312 拡大表示されたサムネイル
401 ディスプレイ
402 スクロールバー
403 カーソル
404〜433 サムネイル
601〜603 スクロール軌跡パターン
604〜606 スクロール速度
607〜609 原理上の最大速度
610〜612 時間窓
701,702 スクロール軌跡パターン
703,704 スクロール速度
705,706 原理上の最大速度
707,708 時間窓
801,802 スクロール軌跡パターン
803,804スクロール速度
805,806 原理上の最大速度
807,808 時間窓
901 コンテンツの名前
902 タイプ属性
1001 通常表示
1002,1003 強調表示
1004 通常表示コンテンツ
1005〜1007 拡大表示コンテンツ
1008〜1014 通常表示コンテンツ
1015〜1020 半透明表示コンテンツ
1101 スクロール速度が速い場合の強調表示
1102 スクロール速度が遅い場合の強調表示
1103〜1105 拡大表示されたグループの代表コンテンツ
1106〜1109 表示コンテンツ
1110 拡大表示されたグループの代表コンテンツ
1111〜1113 拡大表示されたコンテンツ
1114 通常表示コンテンツ
1201 ディスプレイ
1202 スクロールバー
1203〜1214 通常表示コンテンツ
1215 拡大表示コンテンツ
1216〜1224 通常表示コンテンツ
1225 拡大表示コンテンツ
1226〜1232 通常表示コンテンツ
1301 操作変化のパターン
1302 タイプ属性

Claims (8)

  1. 表示部に表示されたコンテンツリストから所望のコンテンツを検索するコンテンツ検索方法において、
    コンテンツリストに含まれる各コンテンツのタイプに関する情報を保持し、
    検索のためにコンテンツリストをスクロールする工程と、
    前記スクロール速度の変化パターンを判定する工程と、
    前記判定されたスクロール速度の変化パターンに基づいて検索中のコンテンツのタイプを推定する工程と、
    前記コンテンツリストの中で、前記推定されたタイプと同じタイプのコンテンツが目立つようにスクロール中の前記コンテンツリストの表示方法を動的に変更する工程と
    を有することを特徴とするコンテンツ検索方法。
  2. 請求項1記載のコンテンツ検索方法において、前記判定は一定時間毎に所定の時間窓内で行われることを特徴とするコンテンツ検索方法。
  3. 請求項1記載のコンテンツ検索方法において、前記判定を一定時間毎に所定の時間窓内で行い、スクロール開始からの累計推定数が多いコンテンツのタイプを前記推定されたコンテンツのタイプとすることを特徴とするコンテンツ検索方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載のコンテンツ検索方法において、前記スクロール速度の変化パターンの判定は、前記時間窓内での平均スクロール速度に基づいて行われることを特徴とするコンテンツ検索方法。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項記載のコンテンツ検索方法において、前記スクロール速度の変化パターンの判定は、スクロールのためにキーあるいはボタンを押下した回数に基づいて行われることを特徴とするコンテンツ検索方法。
  6. 請求項1〜3のいずれか1項記載のコンテンツ検索方法において、前記スクロール速度の変化パターンの判定は、スクロールの方向転換を行った回数に基づいて行われることを特徴とするコンテンツ検索方法。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載のコンテンツ検索方法において、前記コンテンツは静止画像であり、前記コンテンツのタイプは、画像の色調、構図、作成時刻、アクセス頻度の少なくとも一つに基づいて決定されることを特徴とするコンテンツ検索方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載のコンテンツ検索方法において、前記判定されたスクロール速度の変化パターンに対応するタイプのコンテンツを強調表示することを特徴とするコンテンツ検索方法。
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