JP2010164026A - ロッカアーム - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラ、カム間への潤滑性を改善するとともに、ロッカアームの加工性を向上させる。
【解決手段】ロッカアーム10は、カム90が当接して回転するローラ11と、ローラ11が収容される収容部17を有するアーム本体12とを備える。アーム本体12の上面における収容部17の開口縁のうち、ローラ11の外周面と対向する開口縁には、アーム本体12の上面を流れる潤滑油を受け入れる受入口縁33が含まれており、受入口縁33は、その幅方向両端部でローラ11の外周面から遠ざかり、その幅方向中央部でローラ11の外周面に近づくように迫り出して形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、バルブの開閉動作を行うロッカアームに関する。
特許文献1に記載のロッカアームは、前後方向に細長いアーム本体を備えている。アーム本体の前端部には、バルブに当接されるバルブ当接部が形成され、アーム本体の後端部には、シリンダヘッドに取り付けられたピボットの上端部に揺動可能に支持される支持受部が形成され、アーム本体の中央部には、カムが上方から当接して回転可能なローラを収容する収容部が上下方向に貫通して形成されている。
カムの回転に基づいて、ローラが従動回転すると、ロッカアームがピボットの上端部を支点として揺動変位し、もってバルブのリフトがなされるようになっている。この場合、ピボットの上端部には凹球面が凹設され、支持受部の下面には凸球面が突設されており、ピボットの凹球面が潤滑油の受け皿として働いてここに潤滑油が溜め込まれ、この潤滑油が凹球面と凸球面とを潤滑することで、ロッカアームとピボットとの摺動磨耗が低減されるようになっている。
特開2002−161717公報
ところで、ローラの外周面とカムの外周面との間にも潤滑油で満たして両者の摺動磨耗を低減することが必要とされる。この場合、例えば、アーム本体の上面に、収容部に向けて潤滑油が流れる経路を形成し、この経路につながる収容部の開口縁とローラの外周面との隙間をなるべく小さくして、潤滑性の向上を図ることが求められる。しかし、図5に示すように、収容部の開口縁3が前記隙間を小さくしつつローラ4の外縁に沿って形成されるとすると、収容部の開口縁3のうち、ローラ4の外周面の幅方向両端角部と対向するA部がほぼ直角に急変するような小さいRで成形されねばならず、このA部の加工精度を高めるのが難しいという事情がある。
これに対し、収容部の開口縁3とローラ4の外周面との隙間を全体的に大きくすれば、加工性を向上できるものの、潤滑性の悪化を招いて好ましくない。つまり、ローラ4、カム間への潤滑性を優先すれば、ロッカアーム2の加工性が犠牲になり、ロッカアーム2の加工性を優先すれば、ローラ4、カム間への潤滑性が犠牲になり、潤滑性と加工性の両特性を同時に満足させることが実質的にできないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ローラ、カム間への潤滑性を改善するとともに、ロッカアームの加工性を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、カムが当接して回転するローラと、前記ローラが収容される収容部を有するアーム本体とを備え、前記カムの回転に基づいて、前記ローラが回転するとともに、前記アーム本体が揺動変位してバルブの開閉動作を行うロッカアームであって、前記アーム本体の上面における前記収容部の開口縁のうち、前記ローラの外周面と対向する開口縁には、前記アーム本体の上面を流れる潤滑油を受け入れる受入口縁が含まれており、前記受入口縁は、その幅方向両端部で前記ローラの外周面から遠ざかり、その幅方向中央部で前記ローラの外周面に近づくように迫り出して形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記アーム本体の上面には、前記潤滑油を前記収容部内に導くための導油路が前記受入口縁の幅方向中央部に向けて形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記アーム本体における前記収容部を挟んだ両側には、それぞれ、前記バルブに当接するバルブ当接部と、前記ロッカアームを揺動可能に支持する支持部材を受ける支持受部とが形成されており、前記支持受部の上面には、前記支持部材からの前記潤滑油を前記導油路に導くための通油溝が形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記導油路は、前記通油路の終端から前記受入口縁にかけて平面視末広がり形状をなしているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記導油路は、前記アーム本体の上面を叩いて曲面状に凹み形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
収容部の開口縁のうち潤滑油を受け入れる受入口縁は、その幅方向両端部でローラの外周面から遠ざかるため、従来と違って、受入口縁の幅方向両端部を小さいRで成形する必要がなく、加工性に優れる。また、受入口縁は、その幅方向中央部でローラの外周面に近づくように迫り出すから、ローラの外周面の幅方向中央部に潤滑油が安定して供給される。したがって、ローラの回転に伴い、潤滑油がローラの外周面の幅方向両端部にも広がることになり、ローラ、カム間への潤滑性も改善される。
<請求項2の発明>
導油路が受入口縁の幅方向中央部に向けて形成されているから、ローラの外周面に潤滑油がほぼ無駄なく供給される。
<請求項3の発明>
支持受部の上面には支持部材からの潤滑油を導油路に導くための通油溝が形成されているから、支持部材から収容部にかけて潤滑油が流れる経路が加工性良く構築される。
<請求項4の発明>
導油路が通油路の終端から受入口縁にかけて平面視末広がり形状をなしているから、潤滑油が導油路で油溜まりとならず円滑に流れる。
<請求項5の発明>
導油路がアーム本体の上面を叩いて曲面状に凹み形成されているから、加工性がいっそう良好となるのに加え、剛性が高められ、かつ耐久性が向上する。
本発明の実施形態1に係るロッカアームを含む動弁装置の断面図である。 ロッカアームの側面図である。 図2のA−A断面図である。 ロッカアームの平面図である。 従来例の部分平面図である。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1ないし図4によって説明する。まず、内燃機関の動弁装置について説明する。図1に示すように、シリンダヘッド80には、通気路81(吸気ポート又は排気ポート)が形成されているとともに、通気路81に連通してシリンダヘッド80の上面に開口するステム孔82が形成されている。ステム孔82には、通気路81に臨む通気口を開閉するためのバルブ83(吸気バルブ又は排気バルブ)が開弁位置と閉弁位置との間を上下方向に往復動可能に組み込まれている。バルブ83は常にはバルブスプリング84によって閉弁方向(上方)に付勢されており、バルブ83の上端部がステム孔82の上端開口から上方へ突出して配置されている。
シリンダヘッド80の上方には、概ね卵形をなして回転駆動されるカム90が配置されている。シリンダヘッド80の上面にはピボット70が取り付けられる取付凹部86が開口して形成されている。また、シリンダヘッド80の内部には、潤滑油が流れる給油孔87が延出して形成され、給油孔87の途中が取付凹部86の底部に開口している。
ピボット70は全体として円柱形をなし、その軸線を上下方向に向けて取付凹部86に圧入又はネジにより締めこまれている。ピボット70の上端面には、ロッカアーム10のアジャストスクリュ13(後述する)の頭部19を嵌合する凹球面状の支持部71が形成されている。ピボット70の軸心部には、給油孔87からの潤滑油が導入される第1導油孔72が上下方向に貫通して形成されている。潤滑油は、第1導油孔72内を上昇したあとアジャストスクリュ13の頭部19に噴出され、支持部71に貯留されてロッカアーム10とピボット70との間を潤滑するようになっている。
ロッカアーム10は、図2に示すように、カム90が上方から当接するローラ11と、前後方向(バルブ83とピボット70とを結ぶ方向)に細長いアーム本体12と、アーム本体12に取り付けられるアジャストスクリュ13とを有している。
アーム本体12は、図4に示すように、幅方向で対向する一対の側壁14と、両側壁14の前端部同士を一体に連結してバルブ83の上端部に当接するバルブ当接部15と、両側壁14の後端部同士を一体に連結してピボット70の上端部を受ける支持受部16と、バルブ当接部15と支持受部16との間にあって上下方向に貫通してローラ11を収容する収容部17とを有している。ローラ11は、カム90の回動中心軸と平行な支持軸18を中心として回転可能とされている。ローラ11の上端部はアーム本体12の上端よりも上方に突出して配置され、ここにカム90が摺接するようになっている。
支持受部16には、上下方向に貫通する雌ねじ孔(図示せず)が形成されており、雌ねじ孔には、アジャストスクリュ13が取り付けられている。アジャストスクリュ13は、雄ねじ部24と、雄ねじ部24の下端部に膨出される頭部19とから一体に形成されている。頭部19の外周面は、支持部71と適合する凸球面状をなし、支持部71と摺接可能な摺接面とされている。雄ねじ部24は雌ねじ孔に螺合され、雄ねじ部24の雌ねじ部への螺合深さを変えることにより、頭部19の高さが調節されるようになっている。
支持受部16の上面には、雌ねじ孔の開口縁の周りにロックナット20が取り付けられている。ロックナット20は、アジャストスクリュ13の雄ねじ部24に螺合され、その締め付けに伴ってアジャストスクリュ13をアーム本体12に対して回転規制状態に保持する役割をはたす。ロックナット20の外周縁には、フランジ部21が全周に亘って張り出して形成されている。フランジ部21は支持受部16の上面における雌ねじ孔の開口縁を覆うように設置される。
アジャストスクリュ13の軸心部には、図2及び図4に示すように、上下方向に延びて頭部19の下端に開口する第2導油孔23が形成されている。さらに、アジャストスクリュ13には、フランジ部21の直下方から径方向(前後方向)に延びる第3導油孔25が形成されている。第2導油孔23は第1導油孔72と連通して第1導油孔72からの潤滑油を受け入れ、第3導油孔25は第2導油孔23の終端と直交して第2導油孔23からの潤滑油を受け入れる。
また、支持受部16の上面には、ロックナット20を受ける略水平なフラット面が構成されており、このフラット面の幅方向中央部には、前後方向に概ね線状に延びる通油溝26が形成されている。通油溝26は、第3導油孔25から流出される潤滑油を受けて後述する導油路27に送液する役割をはたす。なお、第3導油孔25から通油溝26に移行する際に外側に噴き出る潤滑油はフランジ部21に受け止められ、このフランジ部21によって潤滑油が周囲に飛散しないようにされている。
支持受部16の上面には、フラット面から収容部17にかけて次第に下り勾配となる傾斜面が構成されている。そして、傾斜面の幅方向中央部には、この傾斜面をプレスによって叩くことで凹陥される導油路27が形成されている。導油路27は、通油溝26の終端から収容部17の開口縁(後述する受入口縁33)にかけて延出するとともに、収容部17の開口縁の幅方向中央部に向けて次第に幅寸法を拡げるような平面視末広がりの形状をなしている。導油路27は、図3に示すように、この導油路27を挟む両側の面と曲状に連なり、全体として断面湾曲状をなしている。
アーム本体12の上面における収容部17の開口縁は、両側壁14、バルブ当接部15及び支持受部16によって区画されている。具体的には、収容部17の開口縁は、両側壁14の内側端を構成して、ローラ11の幅方向両端面と僅かな隙間を保有しつつ略平行に対向する一対の側口縁31と、バルブ当接部15の後端を構成して、ローラ11の外周面の前端とやや大きい隙間を保有しつつ両角部を除いて略平行に対向する前口縁32と、支持受部16の前端を構成して、導油路27から流出された潤滑油を受け入れるべく導油路27の終端に連なる受入口縁33とからなる。前口縁32の両角部及び受入口縁33の両角部は、所定の曲率半径をもったR形状とされている。
収容部17の受入口縁33は、平面視波状をなし、その幅方向両端部でロッカアーム10の外周面の幅方向両端部から遠ざかり、その幅方向中央部でロッカアーム10の外周面の幅方向中央部に近づくように山型に迫り出して形成されている。つまり、受入口縁33の幅方向両端部とこれに対向するロッカアーム10の外周面の幅方向両端部との間の離間距離は、受入口縁33の幅方向中央部とこれに対向するロッカアーム10の外周面の幅方向中央部との間の離間距離よりも大きくされている。なお、導油路27の終端は受入口縁33の頂部35から両裾野部36にかけて形成されている。
次に、本実施形態に係るロッカアーム10の作用効果を説明する。
ロッカアーム10が動弁装置に組み付けられると、アーム本体12のバルブ当接部15及び支持受部16がバルブ83及びピボット70にそれぞれ支持されるとともに、ローラ11の外周面がカム90の外周面に当接される。この状態でカム90が回転すると、ローラ11がカム90に押圧されながら従動回転し、ロッカアーム10がピボット70の支持部71を支点として揺動変位する。それに伴い、ロッカアーム10のバルブ当接部15がバルブ83を押し下げて開状態となし、さらなるカム90の回転駆動により、バルブ当接部15のバルブ83への押圧力が解除されて、バルブスプリング84がバルブ83を押し上げて閉状態となす。
駆動状態では、シリンダヘッド80の給油孔87を潤滑油が流れる。潤滑油は、第1導油孔72、第2導油孔23及び第3導油孔25を順次経て、支持受部16の通油溝26に進入する。第1導油孔72から第2導油孔23へ移行する際には、潤滑油の一部が支持部71と支持受部16との間を潤滑し、これによって支持部71と支持受部16との間の摺動抵抗が低減される。通油溝26に進入した潤滑油は、さらに導油路27へ移行してその路面を下降したあと受入口縁33から収容部17内に入り込む。このとき、図4に示すように、受入口縁33の頂部35がローラ11の外周面と近接していることに起因し、頂部35を通った潤滑油がローラ11の外周面の幅方向中央部に良好に付着する。さらなるローラ11の回転変位によってカム90の外周面とローラ11の外周面とが摺り合うと、潤滑油は、ローラ11の外周面の幅方向中央部から両端部にかけて広く展延されて、ローラ11の外周面の略全体に付着するようになる。これにより、ローラ11とカム90との間が潤滑油で潤滑されて、両者間の摺動抵抗が低減される。
以上説明したように本実施形態によれば、収容部17の開口縁のうち潤滑油を受け入れる受入口縁33が、その幅方向両端部でローラ11の外周面から遠ざかる形状とされるため、従来と違って、受入口縁33の幅方向両端部を小さいRで成形して加工精度を高める必要がなく、加工性に優れる。また、受入口縁33が、その幅方向中央部でローラ11の外周面に近づくように迫り出す形状とされるから、ローラ11の外周面の幅方向中央部に潤滑油が安定して供給される。したがって、ローラ11の回転に伴い潤滑油がローラ11の外周面の幅方向両端部にも広がることになり、ローラ11、カム90間への潤滑性も改善される。
また、導油路27が受入口縁33の幅方向中央部に向けて形成されているから、ローラ11の外周面に潤滑油がほぼ無駄なく供給される。
また、支持受部16の上面にはピボット70からの潤滑油を導油路27に導くための通油溝26が形成されているから、ピボット70から収容部17にかけて潤滑油が流れる経路が加工性良く構築される。
また、導油路27が通油路の終端から受入口縁33にかけて平面視末広がり形状をなしているから、潤滑油が導油路27で油溜まりとならず円滑に流れる。
さらに、導油路27がアーム本体12の上面を叩いて曲面状に凹み形成されているから、加工性がいっそう良好となるのに加え、剛性が高められ、かつ耐久性が向上する。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)潤滑油が収容部に至るまでの経路は任意であり、必ずしも、給油孔、第1導油孔、第2導油孔、第3導油孔、通油溝及び導油路を経る必要はない。
(2)導油路はアーム本体の上面を切削して形成されてもよい。
(3)ピボットの代わりに、ラッシュアジャスタによってロッカアームの揺動支点を構成してもよい。
10…ロッカアーム
11…ローラ
12…アーム本体
15…バルブ当接部
16…支持受部
17…収容部
26…通油溝
27…導油路
33…受入口縁
70…ピボット(支持部材)
90…カム

Claims (5)

  1. カムが当接して回転するローラと、前記ローラが収容される収容部を有するアーム本体とを備え、前記カムの回転に基づいて、前記ローラが回転するとともに、前記アーム本体が揺動変位してバルブの開閉動作を行うロッカアームであって、
    前記アーム本体の上面における前記収容部の開口縁のうち、前記ローラの外周面と対向する開口縁には、前記アーム本体の上面を流れる潤滑油を受け入れる受入口縁が含まれており、前記受入口縁は、その幅方向両端部で前記ローラの外周面から遠ざかり、その幅方向中央部で前記ローラの外周面に近づくように迫り出して形成されていることを特徴とするロッカアーム。
  2. 前記アーム本体の上面には、前記潤滑油を前記収容部内に導くための導油路が前記受入口縁の幅方向中央部に向けて形成されていることを特徴とする請求項1記載のロッカアーム。
  3. 前記アーム本体における前記収容部を挟んだ両側には、それぞれ、前記バルブに当接するバルブ当接部と、前記ロッカアームを揺動可能に支持する支持部材を受ける支持受部とが形成されており、前記支持受部の上面には、前記支持部材からの前記潤滑油を前記導油路に導くための通油溝が形成されていることを特徴とする請求項2記載のロッカアーム。
  4. 前記導油路は、前記通油路の終端から前記受入口縁にかけて平面視末広がり形状をなしていることを特徴とする請求項3記載のロッカアーム。
  5. 前記導油路は、前記アーム本体の上面を叩いて曲面状に凹み形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のロッカアーム。
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