JP2010163823A - フロントアタッチメント用架台及びそれを用いたフロントアタッチメントの接続方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】左右に延びる連結部52によって一対の脚部51を互いに連結し、この脚部51に各支持部55を上下に位置変更可能に保持する。この支持部55の突出部受け部55bでフロントアタッチメント30の左右から突出する突出部31を下方から支える。
【選択図】図1
Description
上記フロントアタッチメントの左右から突出する突出部を該フロントアタッチメントの下方から支える突出部受け部が先端に形成された左右一対の支持部と、
上記各支持部を上下に位置変更可能に保持する一対の脚部と、
左右に延び、上記一対の脚部を互いに連結する連結部とを備えている。
上記突出部受け部には、上記突出部が挿入される切り欠きが形成され、
上記切り欠きに上記突出部が挿入された状態で該突出部を上方から抜け止めする抜け止め部材が設けられている。
上記切り欠きは、下方に向かって左右内側へ傾斜する傾斜部に形成され、下方に向かって徐々に幅が狭くなっている。
上記脚部の下端部には、そり状の接地部が設けられている。
上記連結部は、上記フロントアタッチメントの左右幅に合わせて伸縮可能に構成されている。
上端から下端に向けて直線状に延びる支持部と、該支持部とは別の上端から下端に向けて左右内側又は外側に折れ曲がった取替用支持部とを取替可能に構成されている。
上記接続方法では、
上記作業機械に起伏可能に連結されたメインブームの先端に連結可能な上記フロントアタッチメントを用意し、
上記メインブームの起伏可能範囲内で、該メインブームの先端及び上記フロントアタッチメントの基端のいずれか一方に左右に突出する引っ掛けピンを、他方に設けたフックに係合させることができるように上記支持部を上下にスライド移動させて該支持部上に上記突出部を支持し、
上記メインブームを起こしながら、上記引っ掛けピンをフックに係合させ、さらに該メインブームを起こしながら、上記フロントアタッチメントの基端の貫通孔と、上記メインブームの先端の貫通孔とを位置合わせして、該位置合わせした両貫通孔に連結ピンを挿入して該メインブームとフロントアタッチメントとを接続する。
上記支持部上に上記突出部を支持した状態で、該突出部を上方から抜け止めし、
上記メインブームの先端と、上記フロントアタッチメントの基端とにロープを接続し、
上記メインブームを起伏させることで、上記支持部を上下にスライド移動させる。
図8〜図10は本発明の実施形態の変形例1の架台150を示し、抜け止め部材162の構成が異なる点で実施形態1と異なる。なお、以下の各変形例では、図1〜図7と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
変形例2の架台250では、図11〜図13に示すように、連結部252が左右に伸縮できない構成となっている。この場合、上記実施形態のように1本の連結部52ではなく、上下に一対の連結部252を設けてもよい。
変形例2のような脚部の左右幅を変更できない連結部を有するときには、図16に示す変形例3にかかる架台350のように、フロントアタッチメント30の幅に合わせて上記支持部55とは別の上端から下端に向けて左右内側に折れ曲がった取替用支持部355を取替可能に構成してもよい。このことで、左右の突出部受け部355bの間隔が狭くなり、左右幅の狭いフロントアタッチメント30の支持が可能となる。取替用支持部355は、逆に上端から下端に向けて左右外側に折れ曲がったものでもよい。
変形例4の架台450は、図17に示すように、連結部452が雄ネジを有するロッド452aで構成されている。ロッド452aの適切な位置にナット452bを締結することで支持部55の左右幅を変更可能としてもよい。
次に、本実施形態にかかる架台50を使用したフロントアタッチメント30の接続方法について図面を用いて説明する。
3 メインブーム
3a メインブーム側ピン挿通孔
30 フロントアタッチメント
30a アタッチ側ピン挿通孔
31 突出部
32 連結ピン
33 フック
50 フロントアタッチメント用架台
51 脚部
52 連結部
53 接地部
55 支持部
55b 突出部受け部
60b 傾斜部
62 抜け止め部材
65 ロープ
150 架台
161 横板
162 抜け止め部材
250 架台
252 連結部
253 接地部
262 抜け止めピン
350 架台
352 連結部
355 取替用支持部
450 架台
Claims (8)
- 作業機械に着脱可能なフロントアタッチメントを支持するためのフロントアタッチメント用架台において、
上記フロントアタッチメントの左右から突出する突出部を該フロントアタッチメントの下方から支える突出部受け部が先端に形成された左右一対の支持部と、
上記各支持部を上下に位置変更可能に保持する一対の脚部と、
左右に延び、上記一対の脚部を互いに連結する連結部とを備えている
ことを特徴とするフロントアタッチメント用架台。 - 請求項1に記載のフロントアタッチメント用架台において、
上記突出部受け部には、上記突出部が挿入される切り欠きが形成され、
上記切り欠きに上記突出部が挿入された状態で該突出部を上方から抜け止めする抜け止め部材が設けられている
ことを特徴とするフロントアタッチメント用架台。 - 請求項2に記載のフロントアタッチメント用架台において、
上記切り欠きは、下方に向かって左右内側へ傾斜する傾斜部に形成され、下方に向かって徐々に幅が狭くなっている
ことを特徴とするフロントアタッチメント用架台。 - 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のフロントアタッチメント用架台において、
上記脚部の下端部には、そり状の接地部が設けられている
ことを特徴とするフロントアタッチメント用架台。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のフロントアタッチメント用架台において、
上記連結部は、上記フロントアタッチメントの左右幅に合わせて伸縮可能に構成されている
ことを特徴とするフロントアタッチメント用架台。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載のフロントアタッチメント用架台において、
上端から下端に向けて直線状に延びる支持部と、該支持部とは別の上端から下端に向けて左右内側又は外側に折れ曲がった取替用支持部とを取替可能に構成されている
ことを特徴とするフロントアタッチメント用架台。 - 請求項1乃至6のいずれか1つに記載のフロントアタッチメント用架台を用いたフロントアタッチメントの接続方法であって、
上記作業機械に起伏可能に連結されたメインブームの先端に連結可能な上記フロントアタッチメントを用意し、
上記メインブームの起伏可能範囲内で、該メインブームの先端及び上記フロントアタッチメントの基端のいずれか一方に左右に突出する引っ掛けピンを、他方に設けたフックに係合させることができるように上記支持部を上下にスライド移動させて該支持部上に上記突出部を支持し、
上記メインブームを起こしながら、上記引っ掛けピンをフックに係合させ、さらに該メインブームを起こしながら、上記フロントアタッチメントの基端の貫通孔と、上記メインブームの先端の貫通孔とを位置合わせして、該位置合わせした両貫通孔に連結ピンを挿入して該メインブームとフロントアタッチメントとを接続する
ことを特徴とするフロントアタッチメントの接続方法。 - 請求項7に記載のフロントアタッチメントの接続方法において、
上記支持部上に上記突出部を支持した状態で、該突出部を上方から抜け止めし、
上記メインブームの先端と、上記フロントアタッチメントの基端とにロープを接続し、
上記メインブームを起伏させることで、上記支持部を上下にスライド移動させる
ことを特徴とするフロントアタッチメントの接続方法。
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