JP2010162252A - 膝枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】腰より下の疲労の回復が図られる膝枕を提供する。
【解決手段】枕本体1と、枕カバーとを具える膝枕で、前記枕本体1は、傾斜面15と、傾斜面の上辺から一体的に形成された平面16と、平面の後辺から一体的に形成された曲面17とを含む上面を有するものである。枕本体1の硬度は、ショア硬さで60度〜80度の範囲とされ、傾斜面の角度は、12度〜16度の範囲とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、膝枕に関する。さらに詳しくは、睡眠時における血行促進が図られる膝枕に関する。
従来より、睡眠時等における血行促進を図ることを目的として種々の膝枕が提案されてきている。
例えば、特許文献1には、仰向けで寝る際、膝を高くすることにより、膝、腰の負担を少なくし腹部の血行をよくして、健康的に眠ることができ、なおかつ安全な膝用枕を提供することを目的として、枕本体の中心に軸を設け、軸を発泡スチロールで囲み、この発泡スチロールをビニールで覆い、さらにスポンジで覆い、さらにスポンジの上を布で覆い、布にはポケットを付けてなる膝用枕が提案されている。
しかしながら、前記提案に係る膝用枕は構造が複雑であるため、コスト高になるという問題がある。
また、前記提案に係る膝用枕は人間工学的な考察が充分になされていないという問題もある。
実開平6−38717号公報
本発明はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、人間工学的な考察の上にたち腰より下の疲労の回復が図られる膝枕を提供することを目的としている。
本発明の膝枕は、枕本体と、枕カバーとを具える膝枕であって、前記枕本体は、傾斜面と、該傾斜面の上辺から一体的に形成された平面と、該平面の後辺から一体的に形成された曲面とを含む上面を有することを特徴とする。
本発明の膝枕においては、枕本体の硬度が、ショア硬さで60度〜80度の範囲とされてなるのが好ましい。
また、本発明の膝枕においては、枕本体の最大厚みが、6cm〜8cmの範囲とされてなるのが好ましい。
さらに、本発明の膝枕においては、枕本体の幅が、30cm〜40cmの範囲とされてなるのが好ましい。
さらに、本発明の膝枕においては、枕本体の前面の高さが、3cm〜4cmの範囲とされてなるのが好ましい。
さらに、本発明の膝枕においては、傾斜面の角度が、12度〜16度の範囲とされてなるのが好ましい。
さらに、本発明の膝枕においては、枕カバーの底面に滑り防止材が取付けられてなるのが好ましい。
本発明によれば、睡眠時における脚部の敷き布団からの圧迫が軽減さること、股関節の内外回転をなくすこと、および腰が動きやすくなることにより、血行促進が図られて腰より下の疲労の回復が図られるという優れた効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る膝枕の概略図である。 同実施形態に係る枕本体の平面図である。 同正面図である。 同側面図である。 同実施形態の枕本体の傾斜面の変形例の概略図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係る膝枕(以下、単に枕という)Pは、図1に示すように、枕本体1と、枕カバー2とを主要構成要素として備えてなるものとされる。なお、図示例においては、作図の便宜上、枕本体1と枕カバー2とは離間して描かれているが、枕本体1と枕カバー2とは、密着状態とされている。
図2〜4に、枕本体1を三面図で示す。
枕本体1は、図2〜4に示すように、角が丸みを帯びた直方体状とされている。
枕本体1は、適度な硬さを有する合成樹脂からなるブロック体とされる。合成樹脂としては、例えば成型が容易な点からウレタン樹脂が用いられ、その硬度はショア硬さで、60〜80度の範囲とされる。
枕本体1の硬さを前記の如く規制するのは、本発明者の観察によれば、硬度が60度未満では、膝部を枕Pに載置した場合における枕Pからの膝部への刺激が弱すぎるなどで、動物本来が持つ自然治癒力を発揮させることができないことが判明したことによる。一方、硬度が80度を超えると、膝部を枕Pに載置した場合における枕Pから膝部への刺激が強すぎるなどで、睡眠を妨げることが判明したことによる。
また、ブロック体のサイズは、幅が30〜40cmの範囲とされ、長さが30cm以上、好ましくは30〜120cmの範囲とされ、最大厚みが6cm〜8cmの範囲とされる。
ブロック体の幅および長さを前記の如く規制するのは、成人でも膝部が載置されるようにするためである。また、最大厚みを前記の如く規制するのは、脚部の敷き布団との余分な接触を避け、敷き布団からの反力を低減するためである。
次に、枕本体1の形態について詳述する。なお、以下の説明においては、腰側を前面といい、足側を後面ということにする。
底面11は、角が丸められた長方形とされている。角部の半径は、5mm程度とされている。
前面12は、底面11の前辺の直線部から起立状に一体的に形成されている。この起立高さは、3cm〜4cmの範囲とされている。起立高さをこの範囲とするのは、脹脛の圧迫を軽減するためである。
後面13は、底面11の後辺の直線部から起立状に一体的に形成されている。後面13の起立高さは、図示例においては、前面12の起立高さと同一とされている。これは、裏腿の圧迫を軽減するためである。
上面14は、前面12の上辺から一定の登り勾配で一体的に形成された傾斜面15と、傾斜面15上辺から一体的に形成された平面16と、平面16の後辺から一体的に形成され後面13の上辺と接合される曲面17とを含むものとされる。
この傾斜面15により、睡眠時などに裏腿に違和感を感じさせないという効果が得られる。
ここで、底面11に対する傾斜面15の投影幅は、48%〜65%の範囲とされ、傾斜面15の傾斜角は、12度〜16度の範囲とされている。これは、平面16の高さを前記厚みの範囲内とするためである。
また、平面16の底面11に対する投影幅は、22%〜28%の範囲とされている。これは、膝の折れ角度を好適なものとし、膝を枕Pに馴染ませて睡眠を妨げないようにするためである。
側面18は、底面11の側辺の直線部から上面14の側辺と接合するよう曲面状に一体形成されている。
底面11の丸みを帯びた角部に位置するコーナ面19は、上面14の側辺および側面18の側辺と接合するよう曲面状に一体形成されている。これにより、睡眠中に膝部の位置がずれ、膝部が枕Pの端にきても不快な感じが生ずることはない。
枕カバー2は、従来と同様に枕本体2を包む布製の袋状のものとされている。
その底面には、枕Pの滑りを防止する滑り防止材21が取付けられている。
滑り防止材21は、例えば係止突起を有する面テープとされる。また、この取付は、例えば、縫付けや接着剤による貼付によりなされる。
このように、本実施形態の枕Pは、前記の如く構成されているので、睡眠時における脚部の敷き布団からの圧迫が低減され脚部の血行促進が図られる。
以上、本発明を実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるもののではなく、種々改変が可能である。
例えば、図示例では、傾斜面15と前面12および平面16との接合部は角に形成されているが、図5に示すように、適度の曲率で接合するようにされてもよい。
本発明は、寝具産業に適用できる。
1 枕本体
2 枕カバー
11 底面
12 前面
13 後面
14 上面
15 傾斜面
16 平面
17 曲面
18 側面
19 コーナ面
21 滑り防止材
P 膝枕

Claims (7)

  1. 枕本体と、枕カバーとを具える膝枕であって、
    前記枕本体は、傾斜面と、該傾斜面の上辺から一体的に形成された平面と、該平面の後辺から一体的に形成された曲面とを含む上面を有することを特徴とする膝枕。
  2. 枕本体の硬度が、ショア硬さで60度〜80度の範囲とされてなることを特徴とする請求項1記載の枕。
  3. 枕本体の最大厚みが、6cm〜8cmの範囲とされてなることを特徴とする請求項1記載の膝枕。
  4. 枕本体の幅が、30cm〜40cmの範囲とされてなることを特徴とする請求項1記載の膝枕。
  5. 枕本体の前面の高さが、3cm〜4cmの範囲とされてなることを特徴とする請求項1記載の膝枕。
  6. 傾斜面の角度が、12度〜16度の範囲とされてなることを特徴とする請求項1記載の膝枕。
  7. 枕カバーの底面に滑り防止材が取付けられてなることを特徴とする請求項1記載の膝枕。
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