JP2010161702A - 撮像装置及びその近景撮影モード切替方法並びにカメラ付携帯電話機 - Google Patents

撮像装置及びその近景撮影モード切替方法並びにカメラ付携帯電話機 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラ付携帯電話機の表示画面をミラー代わりに使用して自身の顔等を観察するときの画像品質を高める。
【解決手段】撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ、該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置であって、前記被写体に合焦するように前記撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と、前記画像信号に基づく画像を表示する表示画面であって、撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに、撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面と、前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記顔画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモード(ステップS4)に前記合焦手段を自動的に切り替える制御部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示画面で自身の映像を確認しながら撮影が行える撮像装置及びその近景撮影モード切替方法並びにカメラ付携帯電話機に関する。
近年のカメラ付携帯電話機は、風景等を撮影する第1のカメラ(アウトカメラと称される。)の他に、テレビ電話機として使用するため自分自身を撮影することができる第2のカメラ(インカメラと称される。)を搭載したものが増えている。このインカメラに用いられる固体撮像素子も多画素化が進み、細かな映像まで撮影できるようになってきている。
この結果、携帯電話機のインカメラで撮影した自分自身の顔等を表示画面に表示させ、携帯電話機の表示画面を鏡(ミラー)代わり使用する人が増えている。ところで鏡を使用する時というのは、髪型を含めた顔全体を見る場合もあるが、たとえば女性が化粧を直す場合などには顔や髪全体を眺める場合と、ロ紅がとれていないか等を確認するために辱を拡大して見る場合や、目の部分を拡大して見るような、顔のパーツを拡大して見る場合がある。
このように顔のパーツ(顔部品)を拡大して見る場合、カメラに近づいて見ようとするため、焦点が合わず、ボケた画像となり、綺麗に見ることができない場合がある。
カメラ付携帯電話機に搭載される撮像装置も通常のデジタルカメラと同様に、マクロモード(近景撮影モード)という機能が搭載されており、被写体がカメラに近づいた状態でも被写体に高精度に焦点を合わせることが可能になっている。
しかし、カメラをマクロモードにするには、メニュー画面を読み出して設定したり、スイッチで切替えなければならない等のわずらわしさがあり、面倒な操作が必要になるという問題や、カメラに詳しくなくマクロモードの存在すら知らない初心者はマクロモードを利用できないという問題がある。
これに対し、特許文献1記載の従来技術では、自動焦点(AF)の評価値をサーチし、被写体にピントが合わない場合には通常モード(中景,遠景撮影モード)からマクロモードに自動的に切替える技術を提案している。しかしながら、この従来技術では、まず通常モードでAFの評価値をサーチするため、即ち、被写体に合焦する位置を探索するため、マクロモードに切り替わるのに時間がかかってしまうという問題が生じる。
特開2007―249068号公報
本発明の目的は、カメラの撮影モードを近景の被写体の合焦位置を探索するマクロモードに自動的且つ高速に切り替えることができる撮像装置及びその近景撮影モード切替方法並びにカメラ付携帯電話機を提供することにある。
本発明の撮像装置は、撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ、該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置であって、
前記被写体に合焦するように前記撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と、
前記画像信号に基づく画像を表示する表示画面であって、撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに、撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面と、
前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記顔画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替える制御部とを備える。
本発明の撮像装置の近景撮影モード切替方法は、被写体に合焦するように撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面とを備え前記撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記顔画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替える。
本発明のカメラ付携帯電話機は、上記記載の撮像装置を搭載する。
本発明によれば、ユーザがマクロモード(近景の被写体に合焦させる撮影モード)について知らない初心者であっても撮像装置自体が自動的に適切な時に撮影モードをマクロモードにして合焦位置を探索するため、常にピントのあった自分撮り画像を表示画面に表示することができ、表示画面をミラー(鏡)代わりに用いて自身の顔や顔部品を高品質な画像で観察することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るカメラ付携帯電話機を鏡代わりに使用する状態を示す図である。 図1に示すカメラ付携帯電話機の撮像装置部分の機能構成図である。 第1実施形態の撮影モード切替処理手順を示すフローチャートである。 図2に示す撮像装置で自分撮りした顔部分を表示する図である。 第1実施形態で用いる「比率」の説明図である。 本発明の第2実施形態に係る撮像装置部分の機能構成図である。 第2実施形態の撮影モード切替処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る撮像装置部分の機能構成図である。 第3実施形態の撮影モード切替処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、ユーザ1がカメラ付携帯電話機2を持ち、自身の顔をカメラ付携帯電話機2に搭載されている表示画面(表示デバイス)3に表示させている状態を示している。カメラ付携帯電話機2には、ユーザ1が表示画面3に正対したときユーザ自身を撮影することができるインカメラの撮影レンズ4が設けられている。
図2は、図1に示すカメラ付携帯電話機2に搭載されている撮像装置部分の機能構成図である。この撮像装置10は、撮像部20と、制御部30と、図1に示す表示デバイス3とで構成される。
撮像部20は、フォーカスレンズを持つ撮影レンズ4と、CCD型やCMOS型等の固体撮像素子を搭載した撮像処理部21とを備え、制御部30からの指示に基づいてフォーカスレンズ位置の調整(AF動作)を行って撮影動作を行い、固体撮像素子により撮像された被写体画像データを制御部30に渡す。
制御部30は、電話機としての通話処理を行う他に撮影処理の指示も行うCPU31と、メモリ32と、撮像画像データを画像処理する信号処理部33と、顔検出部34と、表示画面3の表示制御を行う表示処理部35とを備える。この制御部30は、詳細は後述するように、ユーザが表示画面3を鏡として利用しているか否かを自動的に検知し、撮影モードを近景撮影モード(マクロモード)と中景,遠景撮影モード(通常モード)との切換処理を行う。
デジタルカメラ等の撮像装置は、一般的に、通常モードの他に、マクロモードを持っている。これは次の様な理由である。デジタルカメラで被写体画像を撮像する場合、自動焦点(AF)機能により、フォーカスレンズ位置を1ステップづつずらしながら被写体に合焦する位置を探索する。
撮影レンズに対して1m程度から数メートル程度離れている中景の被写体を撮影する場合や、それ以上離れた遠景の被写体を撮影する場合には、撮影レンズの被写界深度が深いため、フォーカスレンズ位置を大まかに決めても被写体に合焦した映像を撮像することができる。そこで、通常モードでは、AF動作におけるフォーカスレンズの1ステップのずらし量を大きくし、合焦までに要する時間短縮を図ることにしている。
しかし、1m以内とか70cm以内の近景の被写体を撮影する場合、撮影レンズの被写界深度が浅くなるため、精度良く合焦位置を探索しないと、ピンボケ画像が撮影されてしまう。そこで、マクロモードが設定されたときは、サーチ範囲を近景だけに限定すると共に、フォーカスレンズの1ステップのずらし量を小さくし、精度良く合焦位置を探索することにしている。これがマクロモードを必要とする理由である。
図3は、本発明の一実施形態の撮影モード切替処理手順を示すフローチャートであり、撮像装置10の撮影モードが通常モードのときに起動され実行される。
まず、ステップS1で、「顔」画像が検出されたか否かを、図2の顔検出部34が判定する。顔画像の検出は、例えば特開2005―286940号公報に記載されている様に公知であり、顔パターンのマッチング処理で容易に検出可能である。顔画像が検出されない場合にはステップS1に戻り、顔画像が検出された場合には、次にステップS2に進む。
ステップS2では、図4に示す様に、顔画像が検出される矩形枠6の大きさを求め、顔画像の大きさの撮像領域に占める比率を算出する。図5は、この比率算出の説明図である。固体撮像素子で撮像できる範囲7の横サイズをHsize、縦サイズをVsizeとし、検出された顔画像の検出枠6(横サイズX,縦サイズY)の撮像領域の範囲7に対する比率を算出する。
図5に示す破線矩形枠8(横サイズSx(<Hsize),縦サイズSy(<Vsize))は、閾値となる矩形枠であり、顔画像検出枠6が閾値枠8より大きい場合には、被写体が近距離(近景)にあり、小さい場合には遠距離(中景,遠景)にあると判断できる。
そこで、次のステップS3では、顔画像検出枠6の縦サイズYまたは横サイズXの少なくとも一方が、対応する閾値枠8の縦サイズSy,横サイズSxより大きいか否かを判定し(図5に示す例では、閾値枠8を用いるが、枠6と枠7との比率だけで判定することでも良い。)、大きい場合にはマクロモード条件が成立すると判断し、小さい場合にはマクロモード条件が成立しないと判断する。
マクロモード条件が成立する場合には、撮像装置10の撮影モードをマクロモードに自動的に切り替え(ステップS4)てこの図5の処理を終了し、マクロモード条件が成立しない場合には、撮影装置10の撮影モードをマクロモードに切り替えることなく、ステップS1に戻る。
この様に、本実施形態では、顔画像の大きさからマクロモードへの切り替えが自動的に行われるため、ユーザは切り替え操作を行う必要が無く、また、マクロモードについて知らないユーザでもマクロモードを利用することが可能となる。また、本実施形態は、顔領域のサイズではなく、撮像領域に対する比率が判断するため、固体撮像素子の撮像画素数を変更した場合でも同じ処理で撮影モードの切り替えが可能である。
尚、図3で説明した実施形態では、顔画像検出枠6の縦サイズまたは横サイズの撮像領域に対する比率でマクロモードにするか否かを判断したが、顔画像検出枠6の撮像領域に対する面積比で判断しても良いことはいうまでもない。
また、実施形態では、顔全体の画像サイズが所定閾値以上となったとき近景撮影モードに自動的に切り替えたが、自分撮りでいきなり鼻や唇等の顔部品の拡大画像を撮像する場合も想定されるため、顔全体の顔画像ではなく、顔の部品(鼻,目,眉毛,口等)のいずれかの部品画像サイズが別の所定閾値以上となったとき近景撮影モードに自動的に切り替える様にしてもよい。
図6は、本発明の第2実施形態の撮像装置部分の機能構成図である。図2に示す実施形態の顔検出部34に代えて顔部品検出部36を設けている点が異なるだけである。
図7は、この第2実施形態における撮影モード切替処理手順を示すフローチャートである。この処理手順は、マクロモードが設定されている状態で起動される。例えば、撮像装置10が図2に示す顔検出部34も有し、図3の処理でマクロモードに撮影モードが切り替えられたとき起動される。
先ずステップS11で、顔の部品(鼻,口,目,眉毛など)が検出されるか否かを図6の顔部品検出部36が検出する。顔の検出と同様に、夫々の顔部品のテンプレート画像と比較することで容易に検出可能である。顔部品が検出されない場合には、ステップS14に飛び、撮影モードを通常モードに切り替えて図7の処理を終了する。
顔部品が検出された場合には、ステップS11からステップS12に進み、撮像領域に対する顔部品画像の大きさの比率を算出する。この算出は、図5で説明した実施形態と同様に行う。この比率が小さい場合にはマクロモードではなく通常モードの方が適切な撮影モードであると判断でき、比率が大きい場合にはマクロモードの方が適切な撮影モードであると判断できる。
尚、この場合の比率の大小の判断基準となる閾値枠の大きさは、図3で説明した顔画像の場合の閾値枠とは別に定める。
次のステップS13では、比率から通常モードの条件が成立するか否かを判断し、比率が大きくて通常モードの条件が成立しない場合にはステップS11に戻ってマクロモードを維持し、比率が小さくて通常モードの条件が成立する場合には、ステップS14に進み、撮影モードを通常モードに自動的に切り替え、この図7の処理を終了する。
携帯電話機の表示画面を鏡代わりに使用する人が、顔のパーツを拡大して見ている状態から顔全体を見るように顔をカメラレンズ4から遠ざけた場合、本実施形態では、自動的に撮影モードがマクロモードから通常モードに切り替わるため、切替操作の煩わしさがなくなる。
図3と図7の実施形態を併せ持つ実施形態にすることで、鏡を見るときの様に、表示画面3で顔全体を見たり、顔の一部を見たりと様々に表示画面3を利用する場合、通常モードとマクロモードとが適切且つ自動的に切り替わるため、マクロモードを知らない初心者ユーザであっても普段の鏡を見る感覚でカメラ付携帯電話機を利用可能となる。
尚、図7の実施形態では、顔部品の撮像領域に対する比率で通常モードに切り替えるか否かを判断しているが、顔部品の比率の変化が小さくなる方向にある場合に、あるいは顔部品の比率の変化が小さくなる方向且つある速度以上で変化している場合に、通常モードに切り替える様にしても良い。
図8は、本発明の第3実施形態の撮像装置の機能構成図である。図6に示す実施形態と比較して、差分検出部37を備える点だけが異なる。
図9は、図8に示す撮像装置における撮影モード切替処理手順を示すフローチャートである。図7に示す処理手順と異なる点は、ステップS11からステップS14に進む途中に判定処理ステップS15を入れた点だけが異なり、他の点は同じである。
本実施形態では、ステップS11での判定の結果、顔部品が検出されなかった場合にステップS15に進み、撮像画像の差分を図8の差分検出部37が検出し、撮像画像の変化分が所定値以下であるか否かを判定し、撮像画像の変化分が大きい場合にはステップS14に進んで通常モードに自動的に切り替え、撮像画像の変化分が小さい場合にはステップS11に戻ってマクロモードを維持する様にしている。
この結果、本実施形態では、顔部品が検出されなかったとき、直ちに通常モードに切り替わってしまう事態を回避可能となる。顔部品が検出されなかった場合でも、顔部品ではなく例えば頬にできたニキビ等の拡大画像をユーザが注視している場合、撮像画像の変化分は小さくなる。本実施形態では、マクロモードを維持するか通常モードに切り替えるかの判断を、撮像画像の変化分の大小で行っているため、この様な事態でも対処でき、ユーザが意図しない撮影モードの自動切り替えを回避することが可能となる。
尚、カメラ付携帯電話機を例に説明したが、本発明は、表示画面を見ながら自分撮りができるデジタルカメラであれば適用可能である。
以上述べたように、上述した実施形態の撮像装置及びその近景撮影モード切替方法は、被写体に合焦するように撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面とを備え前記撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置であって、前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記顔画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替えることを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置及びその近景撮影モード切替方法の前記大きさは、所定の方向における長さ、または、面積であることを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置及びその近景撮影モード切替方法は、前記近景の被写体に合焦させるモードに切り替えられた後に、前記撮影者自身の顔部品画像の大きさの前記撮像領域に対する比が或る閾値より小さくなったとき、前記中景または遠景の被写体に合焦させるモードに自動的に切り替えて実行することを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置及びその近景撮影モード切替方法は、前記近景の被写体に合焦させるモードに切り替えられた後に、前記撮影者自身の顔部品画像が検出されなかったときでも撮像画像の変化分が所定値より小さい場合には前記近景の被写体に合焦させるモードを継続実行し、前記変化分が前記所定値より大きくなったとき前記中景または遠景の被写体に合焦させるモードに自動的に戻すことを特徴とする。
また、実施形態の撮像装置及びその近景撮影モード切替方法は、被写体に合焦するように撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面とを備え前記撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記撮影者の自らの顔部品画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替えることを特徴とする。
また、実施形態のカメラ付携帯電話機は、上記のいずれかに記載の撮像装置を搭載したことを特徴とする。
これにより、ユーザがマクロモードについて知らない初心者であっても撮像装置自体が自動的に適切な時に撮影モードをマクロモードにして合焦位置を探索するため、高速に且つ常にピントのあった自分撮り画像を表示画面に表示することができ、表示画面をミラー(鏡)代わりに用いて自身の顔や顔部品を高品質な画像で観察することが可能となる。
本発明に係る撮像装置及びその撮影モード切替方法は、自分撮りを行っているか否かや自身の拡大画像を撮っているか否かをカメラ側が自動的に判断してマクロモードと通常モードを自動的に切り替えるため、マクロモードを知らない初心者であっても面倒な切替操作無しにしかも迅速にモード切替を行って表示画面に写った自身の顔等を見ながらピントのあった画像を撮像でき、表示画面を見ながら自分撮りを行えるデジタルスチルカメラ,ビデオカメラ,カメラ付携帯電話機等に適用すると有用である。
2 カメラ付携帯電話機
3 表示画面
4 インカメラの撮影レンズ
6 顔画像検出枠
7 撮像領域範囲
8 閾値枠
20 撮像部
21 固体撮像素子を持つ撮像処理部
30 制御部
31 CPU
34 顔検出部
36 顔部品検出部
37 差分検出部

Claims (13)

  1. 撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ、該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置であって、
    前記被写体に合焦するように前記撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と、
    前記画像信号に基づく画像を表示する表示画面であって、撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに、撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面と、
    前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記顔画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替える制御部とを備えた撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、前記大きさは、所定の方向における長さ、または、面積である撮像装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の撮像装置であって、前記制御部は、前記近景の被写体に合焦させるモードに切り替えられた後に、前記撮影者自身の顔部品画像の大きさの前記撮像領域に対する比が或る閾値より小さくなったとき、前記中景または遠景の被写体に合焦させるモードに自動的に切り替えて実行する撮像装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の撮像装置であって、前記制御部は、前記近景の被写体に合焦させるモードに切り替えられた後に、前記撮影者自身の顔部品画像が検出されなかったときでも撮像画像の変化分が所定値より小さい場合には前記近景の被写体に合焦させるモードを継続実行し前記変化分が前記所定値より大きくなったとき前記中景または遠景の被写体に合焦させるモードに自動的に戻す撮像装置。
  5. 撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ、該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置であって、
    前記被写体に合焦するように前記撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と、
    前記画像信号に基づく画像を表示する表示画面であって、撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに、撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面と、
    前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記撮影者の自らの顔部品画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替える制御部とを備えた撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置であって、前記大きさは、所定の方向における長さ、または、面積である撮像装置。
  7. 被写体に合焦するように撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面とを備え前記撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記顔画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替える撮像装置の近景撮影モード切替方法。
  8. 請求項7に記載の撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記大きさは、所定の方向における長さ、または、面積である撮像装置の近景撮影モード切替方法。
  9. 請求項7または請求項8に記載の撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記近景の被写体に合焦させるモードに切り替えられた後に、前記撮影者自身の顔部品画像の大きさの前記撮像領域に対する比が或る閾値より小さくなったとき、前記中景または遠景の被写体に合焦させるモードに自動的に切り替えて実行する撮像装置の近景撮影モード切替方法。
  10. 請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記近景の被写体に合焦させるモードに切り替えられた後に、前記撮影者自身の顔部品画像が検出されなかったときでも撮像画像の変化分が所定値より小さい場合には前記近景の被写体に合焦させるモードを継続実行し、前記変化分が前記所定値より大きくなったとき前記中景または遠景の被写体に合焦させるモードに自動的に戻す撮像装置の近景撮影モード切替方法。
  11. 被写体に合焦するように撮影レンズの焦点位置を変更する合焦手段と撮影者自身の顔を含む被写体像を撮影しているときに撮影者が自らの顔画像を視認できる方向に表示面を向けられる表示画面とを備え前記撮影レンズを通して被写体像を固体撮像素子に入射させ該被写体像を表す画像信号を得る撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記固体撮像素子の撮像領域に対する前記撮影者の自らの顔部品画像の大きさの比が所定閾値以上になったとき、中景または遠景の被写体に合焦させるモードから近景の被写体に合焦させるモードに前記合焦手段を自動的に切り替える撮像装置の近景撮影モード切替方法。
  12. 請求項11に記載の撮像装置の近景撮影モード切替方法であって、前記大きさは、所定の方向における長さ、または、面積である撮像装置の近景撮影モード切替方法。
  13. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の撮像装置を搭載したカメラ付携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112601008A (zh) * 2020-11-17 2021-04-02 中兴通讯股份有限公司 一种摄像头切换方法、终端、装置及计算机可读存储介质

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