JP2010161591A - 携帯電話用拡張機器 - Google Patents

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Rie Kanazawa
里映 金澤
Kayoko Ban
佳代子 伴
Tetsuya Shimotori
哲也 霜鳥
Koji Iwakiri
康二 岩切
Akihiro Takenaka
章浩 竹中
Yoshito Takahashi
良人 高橋
Takayuki Seki
孝之 関
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Abstract

【課題】携帯電話の撮像素子により撮像される画像のダイナミックレンジを広げる携帯電話に装着可能な携帯電話用拡張機器を提供する。
【解決手段】撮像素子を備える携帯電話に装着可能な携帯電話用拡張機器100であって、被写体から前記撮像素子へ光を通過させるように設けられた被写体側開口部115及び携帯電話側開口部110を有する筐体と、前記筐体の内部に設けられ、且つ、前記撮像素子により撮像される画像の画角内に設けられているカラーチャート116とを備える。これにより、ダイナミックレンジを広げることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話に装着可能な携帯電話用拡張機器に関する。
特許文献1及び特許文献2には、拡大レンズを備えたユニットを携帯電話に取り付けることにより、携帯電話のカメラで拡大画像を撮像することが記載されている。
特開2003−315905号公報 特開2004−279733号公報
しかしながら、肌のように色の幅が狭い被写体を撮影する場合は、オートホワイトバランス、及びAGC(Automatic Gain Control)により、黒い肌も白い肌も灰色になってしまう。また、結果的にダイナミックレンジも狭くなってしまう。特に、携帯電話には簡易な画像処理機能が搭載されているので顕著に現れてしまう。
上記課題を解決するために、本発明の形態においては、撮像素子122を備える携帯電話120に装着可能な携帯電話用拡張機器100であって、被写体から前記撮像素子122へ光を通過させるように設けられた前記携帯電話120の撮像側に接する面にある被写体側開口部115及び前記携帯電話120の撮像側に接する面と異なる面にある携帯電話側開口部110を有する筐体と、前記筐体の内部の、前記撮像素子122により撮像される画像の画角内に設けられているカラーチャート116とを備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、被写体の色の再現性能を向上させることができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、携帯電話用拡張機器100を携帯電話120に装着したときの様子の一例を示す。携帯電話120は、撮影レンズ121、撮像素子122を備える。携帯電話用拡張機器100は、外部からの光を携帯電話120へ通過させるための開口部、及びレンズを有する。レンズは、携帯電話用拡張機器100を通る光の光路上に設けられている。携帯電話用拡張機器100の光軸と、携帯電話120の光軸とが一致するように、携帯電話用拡張機器100を携帯電話120に装着することにより、携帯電話用拡張機器100を通過した光が携帯電話120の撮影レンズ121に入射される。この入射された光が携帯電話120の撮像素子122に撮像される。携帯電話用拡張機器100の装着部117によって、携帯電話用拡張機器100が携帯電話120に装着される。
図2は、実施の形態に係る携帯電話用拡張機器100の分解斜視図を示す。携帯電話用拡張機器100は、底面部101、鏡筒102、回路基板103、照射部104、照射基板105、遮蔽部106、本体部107、拡散板109、及びカラーチャート116を備える。底面部101及び本体部107が一体となって携帯電話用拡張機器100の筐体を形成する。なお、本実施の形態では、上とは、本体部107がある方向とする。下とは、底面部101がある方向とする。また、前とは、本体部107の幅が細くなっている方向とする。後ろとは、本体部107の幅が太くなっている方向とする。
底面部101は、携帯電話用拡張機器100の筐体の底面としての役割を有する。底面部101は、携帯電話120に接する第1の面となる。また、底面部101は、携帯電話側開口部110を有する。携帯電話用拡張機器100が携帯電話120に装着されるときには、底面部101が携帯電話120の光学系がある面に隣接する。つまり、携帯電話側開口部110は、携帯電話120の撮像側に接する面に設けられている。携帯電話側開口部110の面積は、携帯電話用拡張機器100に装着される携帯電話120の光学系の面積以上の面積を有することが好ましい。つまり、携帯電話側開口部110は、携帯電話120の撮影レンズ121及び撮像素子122に入射される光を遮らないような広さを有することが好ましい。携帯電話側開口部110は円形であるが矩形であってもよく、多角形であってもよい。
鏡筒102は、レンズを収納する。鏡筒102は円柱の形状を有する。回路基板103は、バッテリー111、制御部113、及び電源スイッチ114を有する。回路基板103は、開口部を有する。回路基板103の開口部の大きさは、鏡筒102が光軸方向に入る大きさを有する。バッテリー111は、制御部113、及び照射部104に電力を供給する。制御部113は、照射部104の照射を制御する。電源スイッチ114は携帯電話用拡張機器100の電源のON、OFFを切り替える。
照射部104は、光を照射する。照射基板105は、照射部104を固定する。照射基板105は、部分円錐状の形状を有する。部分円錐状とは、円錐の錐状に尖った部分を切断した形状のことをいう。部分円錐状で形成される照射基板105の下の円は上の円より小さい。拡散板109は、照射部により照射された光を拡散する。拡散板109は、部分円錐状の形状を有する。部分円錐状で形成される拡散板109の下の円は上の円より小さい。遮蔽部106は、照射部により照射された光を遮蔽する。遮蔽部106は、照射部104により照射された光が照射したい領域以外にいかないように光を遮蔽する。遮蔽部106は、部分円錐状の形状を有する。部分円錐状で形成される遮蔽部106の下の円は上の円より大きい。
カラーチャート116は、複数の明度の色を有する。また、カラーチャート116は、本体部107に設けられた被写体側開口部115から入射された光を遮らないように開口部を有する。被写体側開口部115は第2の面に設けられている。本体部107の被写体側開口部115は、円形であるが矩形であってもよく、多角形であってもよい。本体部107及び底面部101により構成される携帯電話用拡張機器の筐体は、鏡筒102、回路基板103、照射部104、照射基板105、遮蔽部106、本体部107、拡散板109、及びカラーチャート116を収納して、外部からの衝撃等を防ぐ。また、本体部107及び底面部101は、携帯電話用拡張機器100の外観を形成する。
本体部107の被写体側開口部115及び底面部101の携帯電話側開口部110は、互いに対向する面に設けられ、且つ、鏡筒102の光軸上に設けられている。つまり、被写体から携帯電話120の撮像素子122へ光を通過させるように被写体側開口部115、携帯電話側開口部110、鏡筒102が筐体内に設けられている。また、本体部107は、電源スイッチ114が外部から操作できるような開口部を有する。
また、本体部107は、装着部117を有する。装着部117は、携帯電話用拡張機器100を携帯電話120に装着させる。装着部117は、携帯電話用拡張機器100の左右から携帯電話120を挟みこむような略コの字型の形状を有している。この装着部117は、可撓性を有する。この装着部117の足のような形をした部分に内側から力を加えると、力が加えられた方向に撓み、足が左右に開いた状態となる。そして、力が加えられなくなると元の状態に戻り、携帯電話120を挟みこむ。このようにして、装着部117は、携帯電話用拡張機器100を携帯電話120に装着させる。また、携帯電話用拡張機器100は、装着部117に沿って左右にスライドすることができる。
図3は、側面から見た携帯電話用拡張機器100の断面図を示す。鏡筒102は、1又は2以上のレンズを備える。レンズは、接写レンズ、ズームレンズのいずれかのレンズであってもよく、他のレンズであってもよい。鏡筒102は、底面部101の携帯電話側開口部110の上部に設けられている。鏡筒102の光軸方向に垂直な方向の断面面積は、携帯電話側開口部110の面積以上の面積を有する。
回路基板103の開口部に鏡筒102が入る。回路基板103は、鏡筒102の略中央から上端との間に設けられているようにしたが、鏡筒102の上端に設けるようにしてよく、また鏡筒102の略中央より下方向に設けられているようにしてもよい。また、回路基板103は、開口部を有しなくても良い。この場合は、鏡筒102とは別個に回路基板103を携帯電話用拡張機器100の筐体内部に配置する。
照射基板105は、回路基板103の開口部の上部に設けられている。部分円錐状に形成された照射基板105の下の円に鏡筒102の上部が挿入される。照射部104は、部分円錐状の照射基板105の内側に設けられている。なお、照射基板105は、鏡筒102の上部に設けられてもよい。照射基板105は、照射部104が本体部107の被写体側開口部115の開口面に対して鋭角に光を入射するように照射部104を固定する。つまり、照射部104が被写体側開口部115に対して、鋭角に光を入射するように、照射基板105の傾斜角度、大きさ等が調整される。なお、照射基板105は、部分円錐状の形状を有するようにしたが、これに限定されるものではない。照射部104により発光された光が被写体側開口部115の開口面に対して鋭角で光を入射させるように照射部104を固定させるものであればよい。また、単に照射部104が発光した光が開口面に照射するように照射部104を固定してもよい。
拡散板109は、照射基板105の上部に設けられている。部分円錐状に形成された拡散板109の下の円に鏡筒102の上部が挿入される。これにより、被写体側開口部115に対してあらゆる方向から照射部104により照射された光を当てることができる。また、拡散板109は、部分円錐状の形状を有するようにしたが、これに限定されるものではない。照射部104により発光された光を拡散するものであればよい。また、拡散板109を備えなくてもよい。
遮蔽部106は、照射基板105の上部に設けられている。部分円錐状に形成された遮蔽部106の下の円の範囲内に、照射基板105により固定された照射部がある。これにより、照射部により照射された全ての光を被写体側開口部115に対して照射させることができる。また、部分円錐状に形成された遮蔽部106の上の円の大きさは、本体部107の被写体側開口部115より大きい。また、部分円錐状に形成された遮蔽部106の上の円の大きさは、携帯電話120の撮像素子122により撮像される画像の画角より大きいことが好ましい。この遮蔽部106により照射部104から照射された光が本体部107の内部で拡散するのを防止することができ、照射部104は、被写体側開口部115に対して効率よく光を照射できる。なお、遮蔽部106を備えなくてもよい。
カラーチャート116は、本体部107の内面の被写体側開口部115の周辺に設けられている。また、カラーチャート116は、携帯電話120の撮像素子122により撮像される画像の画角内に設けられている。また、カラーチャート116は、被写体側開口部115と同一平面上に設けられている。なお、被写体側開口部115を塞がないようにカラーチャートの形状、位置は適宜修正してよい。また、カラーチャートは、本体部107の内面ではなく、遮蔽部106と照射基板105と本体部107とで形成される空間内に設けてられてよい。
カラーチャート116は、携帯電話120の撮像素子122により撮像される画像のダイナミックレンジの幅を定める。また、カラーチャート116は、携帯電話120の撮像素子122により撮像される画像のダイナミックレンジの上限を定める第1の明度の色、及びダイナミックレンジの下限を定める第2の明度の色を含む。この第1の明度の色は、第2の明度の色より明度が明るい。
図4は、本体部107の内面の被写体側開口部115の周囲に設けられたカラーチャート116の一例を示す。被写体側開口部115の周囲にカラーチャート116が設けられている。図4では、カラーチャート116の開口部は被写体側開口部115と同じ大きさを有する。カラーチャート116は、白色、黒色、グレー色の三色を有する。カラーチャート116は、矩形状であり、8つの色領域を有する。この8つの色領域は、開口部を挟んで対向する1対の色領域が2つと、角の4隅にある4つの色領域とからなる。ここでは、開口部を挟んで対向する一対の色領域にそれぞれ白色、黒色を付しており、角の4隅の色領域にグレー色を付している。この白色が第1の明度の色であり、黒色が第2の明度の色となる。これにより、被写体側開口部115内にある被写体とカラーチャート116が携帯電話120の撮像素子122により撮像される。なお、カラーチャート116は、矩形状ではなく、円形でも多角形の形状であってもよい。また、カラーチャート116は、白色、黒色、グレー色の色以外の色を有していてもよい。
携帯電話用拡張機器100を携帯電話120の光学系がある面に装着するとき、ユーザは、携帯電話用拡張機器100の鏡筒の光軸と、携帯電話120の光学系の光軸とが一致するように携帯電話用拡張機器100を携帯電話120に装着する。具体的には、携帯電話用拡張機器100の携帯電話120への装着位置を調整すると共に、携帯電話用拡張機器100を、装着部117に沿ってスライドさせることにより、携帯電話用拡張機器100の鏡筒の光軸と、携帯電話120の光学系の光軸とを一致させる。これにより、被写体側開口部内にある被写体が鏡筒102、携帯電話側開口部110を介して携帯電話120の撮像素子122により撮像される。
図5は、携帯電話用拡張機器100の制御部113の動作を示すフローチャートである。ユーザは、携帯電話120の光学系の光軸と携帯電話用拡張機器100の光軸とが一致するように、携帯電話用拡張機器100を携帯電話120の光学系がある面に装着する。そして、ユーザが電源スイッチ114の操作により電源がONされると、制御部113は、光を照射するように照射部104を制御する。(ステップS1)。これにより、被写体側開口部115とその周辺に光が照射される。
携帯電話用拡張機器100と被写体側開口部115とが密着されているので、被写体側開口部115はユーザの肌によって外部の光が遮られてしまうが、照射部104が被写体側開口部115に対して光を照射しているので、携帯電話120の撮像素子122で被写体側開口部115内にあるユーザの肌を撮影することができる。また、光が肌の表面の溝、皺等に光が垂直に入射すると、肌の表面の溝、皺等が浮き出なくなり平坦な肌しか撮影できない。しかし、照射部104は、被写体側開口部115の開口面に対して鋭角に光が入射するように照射するので、ユーザの肌の表面の溝、皺等を携帯電話120の撮像素子122は撮像することができる。これにより肌の状態を精度よく撮影することができる。
ステップS2に進むと、制御部113は、ユーザの電源スイッチ114の操作により電源がOFFされたか否かを判断する。ステップS2で、電源がOFFされていないと判断するとステップS2に留まる。ユーザは、被写体側開口部115がある面に肌を密着させた状態で携帯電話120の撮像素子122で画像を撮影した場合には、電源スイッチ114を操作することにより電源をOFFさせる。ステップS2で、電源がOFFされたと判断すると、電源をOFFさせる。具体的には、制御部113は照射部104による光の照射を終了させる。
図6は、携帯電話120の動作を示すフローチャートである。なお、携帯電話120は、CPU、画像処理部、画像データを表示する表示部、及び画像データを記録する記録媒体等を備える。また、携帯電話120の光学系の光軸と携帯電話用拡張機器100の光軸とが一致するように、携帯電話用拡張機器100が携帯電話120の光学系がある面に装着されている。携帯電話120が撮影モードに設定されると、携帯電話120のCPUは、撮像素子122に被写体のスルー画像を撮像させ、該撮像されたスルー画像を表示部に表示させる(ステップS11)。そして、携帯電話120のCPUは、ユーザの操作によりシャッターがONされたか否かを判断する(ステップS12)。
ステップS12で、シャッターがONされていないと判断するとステップS11に戻り、シャッターがONされたと判断すると、携帯電話120のCPUは、撮像素子122に静止画撮影処理を行わせる(ステップS13)。このとき、撮像素子122が携帯電話用拡張機器100の内部に設けられたカラーチャート116及び被写体側開口部115内にある被写体を撮像するので、ダイナミックレンジの広い画像を得ることができるとともに、携帯電話120の画像処理部は忠実に被写体の色を再現することができる。なお、ユーザは、携帯電話用拡張機器100の照射部104が光を照射しているときに、シャッターをONにする。そして、携帯電話120のCPUは、画像処理部が画像処理した静止画像データを記録媒体に記録する(ステップS14)。そして、ユーザはパソコン、サーバ等の情報処理装置に携帯電話120で撮像された画像を与える。そして、情報処理装置は、該携帯電話120が撮像した肌の画像に基づいて肌の状態、例えば、肌年齢、肌の美しさ等を解析することができる。なお、携帯電話120が肌の画像について肌の状態を解析してもよい。
このように、カラーチャート116を設け、カラーチャート116と被写体側開口部115内の被写体を一緒に携帯電話120の撮像素子122に撮像させることにより、単一の同系色を撮像した場合であっても、画像のダイナミックレンジを広げることができる。例えば、オートホワイトバランス処理は、画像全体にある色成分が多いと、その該ある色の補色を増加させる。また、AGCは画像が暗いとゲインを増幅する。しかし、例えば、肌などの同系色の色のみが撮像されると、オートホワイトバランス処理、及びAGCによって、黒い肌も白い肌も灰色で再現されてしまい、表現できる色の度合いが狭くなりダイナミックレンジが狭くなってしまう。したがって、カラーチャートを撮像させることで、表現できる色の度合いを大きくすることができ、ダイナミックレンジを広げることができる。また、カラーチャートに白色と黒色を設けるようにしたので、AGCにより白い肌は白色で、黒い肌は黒い色で表現することでき、精度よく被写体の色を再現することができ、被写体の色の再現性能を向上させることができる。
また、カラーチャートにグレー色を設けるようにしたので、オートホワイトバランスにより精度よく被写体の色を再現することができる。つまり、グレー色を設けることにより、赤い肌は赤く、青い肌は青く表現することができる。具体的には、グレー色をカラーチャートに設けない場合は、赤、緑、青それぞれに対して同様の処理が自動で行われる結果、全体的に肌色を灰色で表現してしまうが、グレー色をカラーチャートに設けることで、オートホワイトバランスにより被写体の色の再現性能を向上させることができる。つまり、グレー色を設けて撮像した画像の平均値が灰色になるように、赤、緑、青の変換曲線を決めることで、R、G、Bの再現性を高めるので、結果的に、赤い肌は赤い肌として、青い肌は青い肌として色を再現することができる。つまり、グレー色を設けて撮像した画像の平均値が灰色になるように、R、G、Bのゲインを調整するので、色の再現性能を向上させることができる。このようにカラーチャートに設けることで、携帯電話120の簡易な画像処理でも全体の色補正を適切に行うことができる。また、撮像された肌の画像に基づいて情報処理装置で精度良く肌の状態を解析することが可能となる。また、情報処理装置における肌の状態の解析精度の向上を支援するための携帯電話用拡張機器100を提供することができる。被写体側開口部115を円形としたので、被写体側開口部115内の被写体画像を、撮影画像が縦長または横長に関わらず、容易にトリミングすることができる。
なお、上記実施の形態は、以下のように変形することもできる。
(1)筐体は、携帯電話側開口部110及び被写体側開口部115以外からは、殆ど外部の光が入らない状態としたが、携帯電話側開口部110及び被写体側開口部115以外から外部の光が入るように筐体を形成してもよい。この場合は、筐体に携帯電話側開口部110及び被写体側開口部115以外に光が入射される開口部を備えるようにしてもよい。また、筐体をガラス等の光が透過する部材で形成するようにしてもよい。これにより、携帯電話用拡張機器100が携帯電話120に装着され、被写体側開口部115が肌等で塞がれていても筐体内部は暗くならないので、照射部104を備える必要はなくなる。
(2)また、カラーチャート116は、白色と黒色とグレー色とを有するようにしたが、これらに限られるものではなく、他の色を有してもよい。また、携帯電話用拡張機器100は鏡筒102を備えるようにしたが、鏡筒102を備えなくてもよい。
(3)照射部104により照射される光が被写体側開口部115の開口面に対して鋭角に入射するように、照射基板105が照射部104を固定したが、反射板等を用いて照射部104により照射された光を被写体側開口部115の開口面に対して鋭角に入射させるものでもよい。つまり、照射部104が、被写体側開口部に光を照射できればよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
携帯電話用拡張機器100を携帯電話120に装着したときの様子の一例を示す。 実施の形態にかかる携帯電話用拡張機器100の分解斜視図を示す。 側面から見た携帯電話用拡張機器100の断面図を示す。 本体部107の内面の被写体側開口部115の周辺に設けられたカラーチャート116の一例を示す。 携帯電話用拡張機器100の制御部113の動作を示すフローチャートである。 携帯電話120の動作を示すフローチャートである。
100 携帯電話用拡張機器
101 底面部
102 鏡筒
103 回路基板
104 照射部
105 照射基板
106 遮蔽部
107 本体部
109 拡散板
110 携帯電話側開口部
111 バッテリー
113 制御部
114 電源スイッチ
115 被写体側開口部
116 カラーチャート
117 装着部
120 携帯電話
121 撮影レンズ
122 撮像素子

Claims (7)

  1. 撮像素子を備える携帯電話に装着可能な携帯電話用拡張機器であって、
    被写体から前記撮像素子へ光を通過させるべく、前記携帯電話に接する第1の面に設けられた携帯電話側開口部、及び前記第1の面と異なる第2の面に設けられた被写体側開口部を有する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、且つ、前記撮像素子により撮像される画像の画角内に設けられているカラーチャートと
    を備える携帯電話用拡張機器。
  2. 前記カラーチャートは、前記撮像素子により撮像される画像のダイナミックレンジの幅を定める
    請求項1に記載の携帯電話用拡張機器。
  3. 前記カラーチャートは、少なくとも前記ダイナミックレンジの上限を定める第1の明度の色、及び前記ダイナミックレンジの下限を定める第2の明度の色を含む
    請求項2に記載の携帯電話用拡張機器。
  4. 前記カラーチャートは、白色及び黒色を含む
    請求項3に記載の携帯電話用拡張機器。
  5. 前記カラーチャートは、グレー色をさらに含む
    請求項4に記載の携帯電話用拡張機器。
  6. 前記カラーチャートは、前記筐体の内面の前記被写体側開口部の周辺に設けられている
    請求項1から5の何れかに記載の携帯電話用拡張機器。
  7. 前記カラーチャートと前記被写体側開口部とは同一平面上に設けられている
    請求項6に記載の携帯電話用拡張機器。
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