JP2010160766A - 贈答品発注処理システム、贈答品発注処理方法、及び贈答品発注処理プログラム - Google Patents

贈答品発注処理システム、贈答品発注処理方法、及び贈答品発注処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、既所有贈答品を含めて自分の趣向を相手に伝え相手の趣向や個人情報が分からずサイバースペースなどコミュニティの相手を含めた相手への贈答を可能ならしめる贈答品発注処理システムを提供する。
【解決手段】送信者端末10及び受信者端末20と通信ネットワークを介して通信接続された主管理装置100を含む。主管理装置は、ユーザ管理情報記憶手段182、電子メールアドレス情報又は受信者識別情報と贈答品リストに関する情報などを受信し送信用贈答品リスト情報を生成し贈答品リスト提供用通知メールを生成する送信情報受付処理手段110、選択済みの既選択贈答品リスト情報と受信者の個人情報とを受信する受信確定処理手段130、配送指示を配送機構に通知する送信者商品発送処理手段140を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、贈答品発注処理システム、贈答品発注処理方法、及び贈答品発注処理プログラムに関し、特に送信者作成選択肢受信者選択型贈答を支援する贈答品発注処理システム、贈答品発注処理方法、及び贈答品発注処理プログラムに関する。
インターネットなどを利用した贈答品発注処理システムの関連技術として、例えば特許文献1などが挙げられる。
特許文献1では、ユーザー端末からプレゼント用商品とプレゼントの相手先のメールアドレスなどを含むプレゼント予約情報を受信したとき、所定の予約処理を行い、前記相手先の端末に向けて、ユーザーからのプレゼントを受け取るかどうか、及び、プレゼントを受け取る場合のプレゼント商品の配送先となる氏名・住所を問合せ、前記相手先端末からプレゼントの配送先となる氏名・住所の情報を受信したとき、前記予約された商品の購入代金の支払い要求の情報をユーザー端末に送信し、ユーザー端末からの代金支払い情報を受信したとき、前記予約されたプレゼント商品を前記相手先に配送するための指示情報を出力する、ものである。
特許文献1によれば、ユーザーは、住所・氏名を知らない相手先に対してもインターネットを利用してプレゼントすることができるようになる。すなわち、ユーザーは、相手先の氏名・住所が分からない場合でも、相手先の電子メールアドレスと相手先に贈りたいプレゼント商品を選択し、代金支払い情報を送信するだけで、相手先にプレゼント商品を贈ることができる。よって、インターネット上で知り合い、お互いに氏名・住所を知らない者同士でも、プレゼントのやり取りを通じて相互の交流をより深めることができるようになる。
特開2006−39826号公報
このような関連技術において、付き合って日数が経っていない相手に贈答品などのプレゼントをあげようと思うと、相手の趣向がよくわからないため、贈答品が気に入ってもらえるかわからない、という課題があった。
又、相手の既所有物がわからないため、重複して贈ってしまう可能性がある、という課題があった。
更に、上記をさけるため、カタログで送付すると、自分の趣向が相手に伝えられない、という課題があった。
又更に、相手側のこちらに対する思いがわからないため、物品価値を決めかねる、という課題があった。
更に、ショッピングサイトなどで贈答品を商品として購入することを前提とするシステムが多いため、贈答品を送る本人が既に既所有物、既購入品として1以上の贈答品を保有している場合に、当該既所有物、既購入品を含めて贈答品を相手に送る際には前記のような各種の課題、困難性が伴うという課題があった。
更に又、個人情報にあたる住所は交換しない文化になりつつあり、例えば特許文献1以外の関連技術などでは、送付先住所が必ずしも分かるわけではなく配送できない、という課題があった。
この際、関連技術では、相手の住所などの個人情報が予め登録済みであることを前提としたシステムが多いため、相手側にとってみると購入することを希望しないにもかかわらず個人情報を登録してしまうという課題があった。
更に、特許文献1では、コミュニティなどのサイバースペース内における相手には、電子メールアドレスすらわからない場合が多く、サイバースペース内における相手には前記の課題を解決しつつ、前記贈答品を送ることができない、という課題があった。
本発明の目的は、上述の関連技術の課題を解決することにあり、本人が既に所有しているものを含めて自分の趣向を相手に伝えつつ相手の趣向や送付先住所などの個人情報が分からなくても、サイバースペースなどのコミュニティにおける相手を含めた相手に贈答品を贈ることを可能ならしめる贈答品発注処理システム、贈答品発注処理方法、及び贈答品発注処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の贈答品発注処理システムは、ネットワークを介して贈答品情報を発信する送信者端末と、この贈答品情報を受信すると共に当該贈答品情報に付記された受信者端末に前記贈答品情報を送信する主管理装置とを備え、この主管理装置が、前記受信者端末からの返信情報により特定される贈答品をべつに設置された配送機構を介して前記受信者端末側の受信者に向けて発送処理する贈答品発送依頼処理機能を備えて成る贈答品発注処理システムにおいて、前記送信者端末は、送信側オペレータから贈答品情報と受信端末識別情報とが入力された場合に当該各情報を送信者発信情報として前記主管理装置に向けて送信し又は当該主管理装置からの情報を受信処理する送信情報入出力手段を備え、前記主管理装置は、前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報を記憶するユーザ管理情報記憶手段と、この受信した前記送信者発信情報から前記受信者端末のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末に前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し且つ前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する送信受付処理手段と、前記受信者端末から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する返信情報に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行う受信確定処理手段とを備えていることを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明の贈答品発注処理方法は、送信者端末から発信される贈答品情報をネットワークを介して主管理装置が受信し、この受信された贈答品情報に基づいて特定される受信者端末に対して前記主管理装置は当該贈答品情報を送信すると共に、これに対する前記受信者端末からの返信情報によって特定される贈答品を、前記主管理装置はショッピングサイトと連携し且つ配送機構を介して前記受信者端末側の受信者に向けて発送処理する贈答品発注処理方法において、送信側オペレータから贈答品情報と受信端末識別情報とが前記送信者端末に入力された場合に当該送信者端末では送信情報入出力手段が作動して当該各情報を送信者発信情報として前記主管理装置に向けて送信し、前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報を前記主管理装置が予め装備したユーザ管理情報記憶手段にて記憶し、前記主管理装置の送信受付処理手段が機能して、前記受信した送信者発信情報から前記受信者端末のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末に対して前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し、送信受付処理手段は、前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する手続きを実行し、その後、前記主管理装置の受信確定処理手段が機能して、前記受信者端末から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する回答に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行うことを特徴としている。
上記目的を達成するため、本発明の贈答品発注処理プログラムは、ネットワークを介して贈答品情報を発信する送信者端末と、この贈答品情報を受信すると共に受信者端末を特定して当該受信者端末に前記贈答品情報を送信する主管理装置とを備え、この主管理装置が、前記受信者端末からの返信情報により特定される贈答品を配送機構を介して前記受信者端末側の受信者に向けて発送処理する贈答品発送依頼処理機能を備えて成る贈答品発注処理システムにあって、前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報をユーザ管理情報記憶手段に記憶処理するユーザ管理情報記憶処理機能、この受信した前記送信者発信情報から前記受信者端末のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末に前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し且つ前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する送信情報受付処理機能、および前記受信者端末から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する返信情報に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行う実行する受信確定処理機能、を、前記主管理装置が備えているコンピュータに実行させることを特徴としている。
本発明によれば、付き合いが浅く、まだ趣味なども把握できていない中で、自分の趣向および相手の趣向にあった贈答品を贈答者本人が既に所有しているものを含めて贈ることができ、この際、相手の電子メールアドレスしかわからない、又はサイバースペースなどのコミュニティにおいては電子メールアドレスすら不明でコミュニティにおけるIDなど受信者識別情報しかわからない場合であって、さらに相手の送付先住所などの個人情報が分からなくても前記贈答品を贈ることが可能となるという、関連技術にない優れた贈答品発注処理システム、贈答品発注処理方法、及び贈答品発注処理プログラムを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態による贈答品発注処理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による贈答品発注処理システムにおける動作処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態による贈答品発注処理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 図3の贈答品発注処理システムの詳細構成の一例を示すブロック図である。 図3の贈答品発注処理システムにおけるメインサイト用管理装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による贈答品発注処理システムにおける動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図6に示す動作処理手順のうち送信情報受付処理の詳細手順の一例を示すフローチャートである。 図6に示す動作処理手順のうち受信確定処理の詳細手順の一例を示すフローチャートである。 図3の贈答品発注処理システムにおけるメインサイト用管理装置の送信商品候補リスト情報のデータ構造の一例を示す説明図である。 本発明の第3の実施の形態による贈答品発注処理システムの全体構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態による贈答品発注処理システムにおける動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図15に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図15に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図15に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図15に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図である。 図15に示す動作処理手順のうち送信情報受付処理の詳細手順の一例を示すフローチャートである。 図15に示す動作処理手順のうち受信確定処理の詳細手順の一例を示すフローチャートである。
〔第1の実施の形態〕
先ず、本発明の一実施の形態における贈答品発注処理システムの基本的構成について説明する。
(構成)
図1に示すように、本発明の一実施の形態における贈答品発注処理システム1Aは、送信者作成選択肢受信者選択型贈答を行うことを可能とするものであり、ネットワークNWを介して贈答品情報を発信する送信者端末10と、この贈答品情報を受信すると共に当該贈答品情報に付記された受信者端末20に前記贈答品情報を送信する主管理装置100Aとを備える。
この主管理装置100Aが、受信者端末20からの返信情報により特定される贈答品をべつに設置された配送機構を含む配送システム400を介して受信者端末20側の受信者に向けて発送処理する贈答品発送依頼処理機能を備える。
送信者端末10は、送信側オペレータから贈答品情報と受信端末識別情報とが入力された場合に当該各情報を送信者発信情報として主管理装置100Aに向けて送信し又は当該主管理装置100Aからの情報を受信処理する送信情報入出力手段10Aを備える。
主管理装置100Aは、送信者端末10から送られてくる前記送信者発信情報を記憶するユーザ管理情報記憶手段182と、この受信した前記送信者発信情報から受信者端末20のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末20に前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し且つ前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する送信受付処理手段104と、受信者端末20から送られてくる贈答品受取り伺い情報に対する返信情報に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行う受信確定処理手段130とを備えている。
又、主管理装置100Aは、送信者端末10から送られてくる前記贈答品情報が複数の贈答品が記載された贈答品リストである場合には、前記商品受取り伺い情報の記載内容に、前記受信者側への贈答品選択伺いの案内を含めて送信する。
更に、送信者端末10から出力される前記贈答品情報には、送信者自身が保持する贈答品としての商品が含まれている。
更に又、受信者端末20から送られてくる前記受取り伺い情報に対する回答には、当該受信者端末20から送られてくる個人情報として配送先の住所および氏名が含まれている。
又、主管理装置100Aは、受信者端末20から送られてくる前記贈答品情報にかかる返信情報にあって、送信者端末10側の送信者が保持してる贈答品を指定している場合には、送信者端末10に対して贈答品準備通知を発信すると共に、主管理装置100Aにおける各処理手段の実行を停止制御し且前記配送機構を含む配送システム400に対して送信者端末10が保持している贈答品の配送を指令する贈答品配送指令手段140Aを備える。
更に、前記送信受付処理手段104における仮予約に際しては、予約が確定した際の決算方法や贈答品に添付するメッセージ等を当該仮予約の内容の一部として設定する。
又、前記送信情報入出力手段10Aには、前記主管理装置100Aやその他の各種装置などとの情報通信の内容をその都度外部表示する外部表示手段10Bを装備してよい。
この場合、前記ユーザ管理情報記憶手段182は、コミュニティやセカンドライフなどのサイバースペースを利用する際の登録内容および前記受信者端末20と送信者端末10との相互間の交信内容を蓄積記録してよい。
又、前記主管理装置100Aは、送信者端末10から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合にはこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段132に記憶すると共に、送信者端末10から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合には当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段を検索し特定する送信先特定機能114を備えてよい。
更に、前記主管理装置100Aは、贈答品配送先の住所が確定した場合に機能するサイト再選択手段132を有してよい。
このサイト再選択手段132が、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定すると共に、前記複数のショッピングサイトの内、少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討し、これに基づいて最適な一のショッピングサイトを優先的に特定するショッピングサイト再選択機能を備える。
(動作)
次に、この贈答品発注処理システムの動作を図2を用いて説明する。
本実施の形態に係る贈答品発注処理における全体の動作処理手順は、送信者端末10から発信される贈答品情報をネットワークを介して主管理装置100Aが受信し、この受信された贈答品情報に基づいて特定される受信者端末20に対して前記主管理装置100Aは当該贈答品情報を送信すると共に、これに対する前記受信者端末20からの返信情報によって特定される贈答品を、前記主管理装置100Aはショッピングサイトと連携し且つ配送機構を介して前記受信者端末20側の受信者に向けて発送処理するシステムを対象とするものである。
本実施の形態に係る贈答品発注処理における全体の動作処理手順は、基本的手順として、先ず、送信側オペレータから贈答品情報と受信端末識別情報とが前記送信者端末10に入力された場合に当該送信者端末10では送信情報入出力手段10Aが作動して当該各情報を送信者発信情報として前記主管理装置に向けて送信する(図2に示すステップS11)。
そして、前記送信者端末10から送られてくる前記送信者発信情報を前記主管理装置100Aが予め装備したユーザ管理情報記憶手段182にて記憶し(図2に示すステップS12)、前記主管理装置100Aの送信受付処理手段104が機能して、前記受信した送信者発信情報から前記受信者端末20のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末20に対して前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信する(図2に示すステップS13)。
一方、送信受付処理手段104は、前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する手続きを実行する(図2に示すステップS14)。
その後、前記主管理装置100Aの受信確定処理手段130が機能して、前記受信者端末20から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する回答に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行う(図2に示すステップS15)。
更に、この贈答品発注処理における動作処理手順では、受信者端末20から送られてくる前記返信情報にあって、送信者端末10側の送信者が保持してる贈答品を指定している場合には、主管理装置100Aは、送信者端末10に対して贈答品準備通知を発信すると共に、当該主管理装置100Aにおける前記各処理手段の実行を停止制御し且つ前記配送機構に対して前記送信者端末10が保持している贈答品の配送を指令する(図2に示すステップS16)。
更に、この贈答品発注処理における動作処理手順では、前記送信者端末10から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合、前記主管理装置100Aはこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段182に記憶し、前記送信者端末10から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合、前記主管理装置100Aは当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段182の記憶内容を検索して特定してもよい。
又更に、この贈答品発注処理における動作処理手順では、前記贈答品の配送先の住所が確定した場合、前記主管理装置100Aのサイト再選択手段132が機能し、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定し、この複数のショッピングサイトの内、少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討して最適な一のショッピングサイトを優先的に特定し、次にこのサイト再選択手段により特定された一のショッピングサイトに対して前記受信確定処理手段130が機能して仮予約を含む所定の対応処理を実行してもよい。
このような贈答品発注処理システムでは、送信側の趣向を反映し、受信側の条件により選択可能な贈答を実現する送信者作成選択肢受信者選択型贈答を支援する処理動作を制御する。
これにより、付き合いが浅く、まだ趣味なども把握できていない中で、自分の趣向および相手の趣向にあった贈答品を贈答者本人が既に所有しているものを含めて贈ることができ、この際、相手の電子メールアドレスしかわからない、又はサイバースペースなどのコミュニティにおいては電子メールアドレスすら不明でコミュニティにおけるIDなど受信者識別情報しかわからない場合であって、さらに相手の送付先住所などの個人情報が分からなくても前記贈答品を贈ることが可能となる
すなわち、送信者が事前に相手に贈答したい品を数種類指示入力又は選択し、受信者はその内容の中から選択をするため、送信者の送付したい意思を反映できる。この際、受信者側で趣味に合わない、既存所有物と重複する、このような高価なものは受け取れない、などの都合も解決でき、また、送信者に受信者の住所を通知することなく運営が可能なため、必要であれば送信者・受信者で住所情報のやりとりをせずに贈答品などのプレゼントの授受が行える。
このように、個人情報保護の見地から住所を他人に教えなくなりつつある。その中で物としてのプレゼントを気軽に送付する手段として活用できる。
以下、このような「贈答品発注処理システム」のさらに具体的な実施の形態の一例について、相手の電子メールアドレスしかわからない場合(第2の実施の形態)、電子メールアドレスすら分からずサーバースペースにおけるコミュニティIDしかわからない場合(第3の実施の形態)に分けて図面を参照して説明する。
〔第2の実施の形態〕
(全体構成)
次に、本第2の実施の形態の贈答品発注処理システムの構成について説明する。図3は、本発明における第2の実施の形態の贈答品発注処理システムの全体の概略構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施の形態の贈答品発注処理システム1Bでは、前記第1の実施の形態と同様の構成である送信者端末10、受信者端末20、主管理装置の一部であるメインサイト管理装置100、配送システム400に加え、第1のショッピングサイト用管理装置200、第2のショッピングサイト用管理装置300を備えている。
本実施の形態では、贈答品としては、商品、ギフト、返礼品、御中元、御歳暮、販促用ギフト用品、記念品、プレゼントなどを含んでよい。
送信者端末10は、商品など贈答品を送付しようとする送信者が利用するものである。
受信者端末10は、送信者端末10と通信ネットワーク(通信網)NWを介して通信接続され送信者端末10と情報の授受を行い贈答品を受け取るために受信者が利用する(贈答品を受け取ることを送信者によって意図された受信者が利用するものである。
メインサイト用管理装置100は、送信者端末10及び受信者端末20と通信ネットワークNWを介して通信接続され、送信者端末10と受信者端末20との間での情報の授受動作を管理する(本システムにおける主処理を行うメインサイトを備えている)ものである。
配送システム400は、メインサイト用管理装置100と連携して動作する配送機能を含むものである。
又、贈答品発注処理システム1Bは、第1のショッピングサイト用管理装置200、第2のショッピングサイト用管理装置300を備え、メインサイトの背後にいくつかのショッピングサイト(本構成図では例えば第1のショッピングサイト、第2のショッピングサイトなどと記載)を提示可能としている。
(ハードウエア構成)
ここで、本実施の形態の贈答品発注処理システムを動作させるための前提となるハードウエア構成の一例について、図4を参照して説明する。
図4を参照すると、メインサイト用管理装置100は、制御手段としての制御モジュールの一部又は一例であるプロセッサモジュール101fと、記憶媒体モジュール101dと、記憶媒体モジュール101eと、入力モジュール101aと、出力モジュール101bと、通信モジュール101cとから構成されている。
プロセッサモジュール101fは、各種ソフトウェアプログラム(コンピュータプログラム)を実行することにより、時相論理式作成支援装置の全体的な動作を司る。ここで、プロセッサモジュールとしては、例えば1又は複数のCPUの他、MPU、GPU、DSP等のいずれか1つ又は複数のプロセッサなどにより構成することができる。
記憶媒体モジュール101d(コンピュータに読み取り可能な媒体)は、各種ソフトウェアプログラムとその実行に必要なデータを格納するための記憶媒体である。
記憶媒体モジュール101eは、記憶媒体モジュール101dを補完するための記憶媒体である。
好適な例としては、記憶媒体モジュール101dは高速に動作するメモリ、例えばRAMである。
記憶媒体モジュール101eは、ある程度大きい容量を持つ記憶媒体、例えば、ハードディスクである。
ただし、記憶媒体モジュール101d、記憶媒体モジュール101eとも、これらに例に限られないことを述べておく。また、記憶媒体モジュール101dが持つ機能と記憶媒体モジュール101eが持つ機能を併せ持つ新たな記憶媒体ないしは記憶手段を用いても良い。ここでは、記憶媒体モジュール101d、記憶媒体モジュール101fを特に区別しない、すなわち、双方の機能を併せ持つ記憶媒体を用いるものとして説明する。
入力モジュール101eは、キーボードやマウス、各種ボタン、タッチパネル等の操作入力手段としての操作入力モジュールから入力される操作入力インターフェイス機能などを備えてよい。
又、入力モジュール101eは、前述の操作入力モジュールを含んでもよいし、含まなくても(インターフェイス機能のみ)よい。
更に、記憶媒体モジュール101d、101eは、制御モジュールや通信モジュールなどのワーク領域を備えてよい。
又更に、記憶媒体モジュール101d、101eは、装置において処理途中の情報や処理結果の情報を保持する各種の記憶領域を備えてよい。又、記憶媒体モジュール101eは、他の種々の外部接続によるコンピュータ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどにより構成することもできる。
出力モジュール101bは、コンピュータディスプレイやテレビモニタ(表示手段としての表示モジュール)、プロジェクタ、プリンタ(画像形成手段としての画像形成モジュール)等の情報を出力する情報出力手段としての情報出力モジュールへ各種の情報を出力する情報出力インターフェイス機能を備えてよい。
又、出力モジュール101bは、前述の情報出力モジュールを含んでもよいし、含まなくても(インターフェイス機能のみ)よい。
更に、情報出力モジュールは、前記記憶領域に保存された情報をユーザの指示に従って表示させる表示制御モジュールを含んでよい。
メインサイト用管理装置100は、この他、他の装置と各種の通信ネットワークを通じて通信を行う通信手段(送受信手段)としての通信制御モジュール(モデム、通信用プロセッサなど)や通信インターフェイス機能などを含む通信モジュール101eを備えてよい。通信インターフェースとしては、IEEE1394やUSB(USB2.0等)などの高速のシリアルバスのデータ転送プロトコルを用いることもできる。
又、メインサイト用管理装置100は、ユーザが利用可能な情報処理装置(コンピュータ)に備えてよく、プログラム制御により動作するものであり、ネットワーク関連の通信機能を有してよい。この場合、コンピュータは、プロセッサ(制御手段:CPUあるいはGPUなど)、メモリ(記憶媒体)、入力モジュール、出力モジュール、および通信モジュールなどを基本的な構成要素とする物理的装置をいう。このため、メインサイト用管理装置100は、デスクトップ、ラップトップコンピュータ、サーバコンピュータ、その他無線・有線通信機能を有する情報機器、情報家電機器、またはこれに類するコンピュータなどいかなるコンピュータに備えてもよく、移動式・固定式を問わない。
更に、メインサイト用管理装置100は、通信インターフェイス機能を有し、サーバなどで構成する場合、前述の入力モジュール101e、出力モジュール101bのない構成であってもよい。
本実施形態において、プロセッサモジュール101fは、通信インターフェース、入力インターフェースなどからの要求に基づいて、記憶媒体モジュール101d、101eを適宜参照しながら、各図に示されるネットワークシーケンス図、フローチャートなどのソフトウェアプログラムを実行し、各処理を行う。この場合、プロセッサモジュール101f内に各処理手段を備えてよい。
要求は、入力された操作入力データないしは操作入力信号であってもよいし、各種の装置など制御する制御データないしは制御信号であってもよい。
このように、記憶媒体には、本実施形態の各処理(各手段)としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)が記憶される。
又、送信者端末10は、メインサイト用管理装置100同様に、制御手段としての制御モジュールの一部又は一例であるプロセッサモジュール10fと、記憶媒体モジュール10dと、記憶媒体モジュール10eと、入力モジュール10aと、出力モジュール10bと、通信モジュール10cとから構成してよい。
更に、受信者端末20は、メインサイト用管理装置100同様に、制御手段としての制御モジュールの一部又は一例であるプロセッサモジュール20fと、記憶媒体モジュール20dと、記憶媒体モジュール20eと、入力モジュール20aと、出力モジュール20bと、通信モジュール20cとから構成してよい。
このような送信者端末10における入力モジュール10aと出力モジュール10bにより、送信者用入出力手段(送信情報入出力手段)の一部を構成できる。送信者用入出力手段は、前記送信者が既に所有している既所有贈答品を含む贈答品リスト情報と、前記受信者の電子メールアドレス情報又はサイバースペースにおける前記受信者を識別する受信者識別情報と、を入力可能とし表示機能(外部表示手段)を備えてよい。
又、このような送信者端末10におけるプロセッサモジュール10f、記憶媒体モジュール10d、記憶媒体モジュール10e、通信モジュール10cにより送信者用制御手段の一部を構成できる。この送信者用制御手段は、前記送信者用入出力手段にて操作入力された前記贈答品リスト情報、前記電子メールアドレス情報又は前記受信者識別情報を前記通信ネットワークを介して前記主管理装置に送信するように制御する通信機能及び記憶機能を備えてよい。
このような受信者端末10における入力モジュール20aと出力モジュール20bにより、受信者用入出力手段の一部を構成できる。受信者用入出力手段は、前記送信者端末から前記主管理装置を介して提供される前記贈答品リスト情報の中から受け取りを希望する1以上の贈答品を選択可能とし、当該受信者自身の配送先情報を入力可能とし表示機能を備えてよい。
又、このような受信者端末10におけるプロセッサモジュール20f、記憶媒体モジュール20d、記憶媒体モジュール20e、通信モジュール20cにより受信者用制御手段の一部を構成できる。この受信者用制御手段は、前記受取人用入出力手段にて操作入力され既に選択された既選択贈答品リスト情報及び前記配送先情報を前記通信ネットワークを介して前記主管理装置に送信するように制御する通信機能及び記憶機能を備えてよい。
その他の装置、システムもメインサイト用管理装置100同様のハードウエア構成としてよい。
(メインサイト用管理装置の詳細構成)
ここで、本実施の形態では、送信者本人が所有する品も便宜的に商品として扱うものとする。
贈答品発注処理システム1Bは、図5に示すように、メインサイト用管理装置100に物流処理手段(物流機能)170を備えてよい。この物流機能は、メインサイト用管理装置100の他の配送システムであってもよい。その場合、配送システムは、メインサイト用管理装置100と連携して動作することができる。
又、贈答品発注処理システム1Bにおけるメインサイト用管理装置100は、図5に示すように、内部的な管理として送信商品候補リスト情報(送信用贈答品リスト情報)が記憶されている贈答品リスト情報記憶手段としての送信商品候補リスト記憶手段(送信商品候補リスト記憶領域)181と、ユーザ管理情報を記憶したユーザ管理情報記憶手段(ユーザ管理情報記憶領域)182とを含む構成としている。
メインサイト用管理装置100は、送信者の要求を受け付ける送信情報受付処理手段110と、受信者に受け取り(受信)の意図があるかを確認する受信伺い処理手段120と、受信意図がある場合に各ショッピングサイトの注文の確定やキャンセルを行う受信確定処理手段130と、送信者が自前で準備する商品を発送する送信者商品発送処理手段140と、取引全体のトランザクションの完了を監視し送信者に結果を通知する取引後処理手段150と、送信者、受信者の情報をある期間管理するユーザ情報管理処理手段160と、を含んで構成される。
物流処理手段170(物流機能)は、送信者からの商品の収集、ショッピングサイトの商品の収集、受信者への商品の配信、出荷状況の提示、出荷結果の通知などの機能を備えてよい。
送信商品候補リスト情報記憶手段181における送信商品候補リスト情報は、送信者が受信者に対して送付したい商品のリストであり、商品の情報および扱っているショッピングサイトなどの情報を有する。
例えば図13に示すように、送信商品候補リスト情報181aのデータ構造は、送信者本人が既に所有する商品であるのか、ショッピングサイトの商品であるのか(より詳しくはどのショッピングサイトか)を示す商品(贈答品)所有種別情報181b、個々の商品を識別する商品識別情報181c、受信者が「受け取る」を選択したのか「受け取らない」を選択したのかを示す受信者受け取り情報(受信者商品選択情報)181d、配送が完了したのか否かを示す配送完了情報181eと、その他送信者ID、受信者IDがそれぞれ対応づけられている。
ユーザ管理情報記憶手段182では、送信者に関する送信ユーザの情報、受信者に関する受信ユーザの情報を管理する。
送信受付処理手段の一部としての送信情報受付処理手段110は、前記贈答品に前記送信者が既に所有している既所有贈答品を含む場合には前記送信者端末に対しては贈答品リストに関する情報の操作入力又は既登録贈答品リスト情報の提示による前記送信者による前記贈答品の選択指示入力を促し、前記受信者の電子メールアドレス情報又は前記サイバースペースにおける前記受信者を識別する受信者識別情報の入力を促すとともに、前記送信者端末にて入力された前記電子メールアドレス情報又は前記受信者識別情報と前記贈答品リストに関する情報又は前記選択指示とを受信し、送信用贈答品リスト情報を生成し、前記電子メールアドレス情報を受信した場合には当該電子メールアドレスを送信先とし前記送信用贈答品リスト情報を前記受信者に提供するための贈答品リスト提供用通知メールを生成する機能を備える。
又、送信情報受付処理手段110は、前記送信者端末に対しては前記ショッピングサイトで贈答品を選択するのか前記既所有贈答品にするのかの第1の選択を促し、前記ショッピングサイトで贈答品を選択すると判定した場合には前記送信者端末から前記ショッピングサイトにアクセスさせ前記1以上のショッピングサイトに提示された贈答品の中からいずれの贈答品とするのかの第2の選択を促すとともに、選択された贈答品に基づいて前記送信用贈答品リスト情報を生成し、この前記送信用贈答品リスト情報の贈答品について前記ショッピングサイト用管理装置に仮予約の登録指示を送信する判断制御機能を備えている。
送信受付処理手段の一部としての受信伺い処理手段120は、この贈答品リスト提供用通知メールを前記受信者端末に対して送信する機能を備えている。
受信確定処理手段130は、前記受信者端末に対しては前記送信用贈答品リスト情報の提示による受信者による選択入力と前記受信者の個人情報の操作入力とを促すとともに、前記受信者端末にて操作入力された選択済みの既選択贈答品リスト情報と前記受信者の個人情報とを受信し、前記既選択贈答品リスト情報の既選択贈答品に前記既所有贈答品を含む場合には、前記既所有贈答品を送付する準備するように贈答品準備通知を前記送信者端末に対して送信する機能を備えている。
又、受信確定処理手段130は、前記受信者端末から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、前記既選択贈答品がある場合には仮予約を確定する指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、非選択贈答品がある場合には仮予約を取り消す指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、前記非選択贈答品が前記既所有贈答品の場合にはキャンセル通知を前記送信者端末に送信する判断制御機能を備える。
贈答品配送指令手段の一部としての送信者商品発送処理手段140は、前記送信者からの前記既所有贈答品を受付後に受信者宛に前記既所有贈答品を含む前記既選択贈答品リスト情報の既選択贈答品を配送するように、配送指示を前記配送システムに通知する送信者商品発送処理制御手段を備えている。
(ショッピングサイト用管理装置の詳細構成)
第1のショッピングサイト用管理装置200、第2ショッピングサイト用管理装置300などの各種のショッピングサイト用管理装置は、メインサイト用管理装置100と連携して動作する。
その中の一つである第1のショッピングサイト用管理装置200は、送信者端末10と通信ネットワークNWを介して通信接続され、送信者端末10と情報の授受を行い、前記送信者が前記贈答品を購入するためのショッピングサイトを送信者端末10に対して提供し、メインサイト用管理装置100(主管理装置)と連携して動作する。
又、第1のショッピングサイト用管理装置200は、送信者の意図する商品の発送に関する仮予約を行う予約受付処理手段210と、受信者が受け取り意思を明示的に拒否、もしくは、他の商品を選択などして仮予約した商品の取引をキャンセルしたり、有効期間内に取引が成立しなかったりした場合に予約を取り消す予約取消処理手段220と、受信者が受け取り意思を示した商品に関する予約確定処理手段230と、商品の発送を行い、受信者に届いた事をメインサイトに通知する発送後処理手段240と、を含んで構成される。
(送信者端末の詳細構成)
送信者端末10における送信者用制御手段の機能は、メインサイトに対してプレゼントの候補の登録および受信者の情報を登録する注文処理手段11と、ショッピングサイトからではなく送信者自身で準備する送信者商品準備処理手段12と、受信者が受け取り意思を示したか、何を受け取ったかなどの情報を得る注文結果確認処理手段13とを含む構成としている。
(受信者端末の詳細構成)
受信者端末20における受信者用制御手段の機能は、受信伺いを受け取り、受信するかどうか何を受け取るかなどを選択する受信伺い応答処理手段21と、発送されてくる商品を受け取る商品受け取り処理手段22とを含む構成としている。
(動作処理手順について)
(全体の概略動作)
次に、上述のような構成を有する贈答品発注処理システム1Bにおける全体の動作処理手順について、図6乃至図12を参照しつつ説明する。
図6は、図3の贈答品発注処理システム1Bにおける動作処理手順の一例を示すネットワークシーケンス図であり、図7は、図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順であってショッピングサイトの商品の仮予約を取り消す場合(取消第1パターン)の一例を示すネットワークシーケンス図であり、図8は、図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順であって送信者本人が既に所有している商品について贈答をキャンセルする場合(取消第2パターン)の一例を示すネットワークシーケンス図である。
又、図9は、図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順であってショッピングサイトの商品の仮予約を確定する場合(確定第1パターン)の一例を示すネットワークシーケンス図である。
更に、図10は、図6に示す動作処理手順の後に実行する動作処理手順であって送信者本人が既に所有している商品について贈答を確定する場合(確定第2パターン)の一例を示すネットワークシーケンス図である。
又更に、図11は、図6に示す動作処理手順のうち送信情報受付処理の詳細手順の一例を示すフローチャートである。図12は、図6に示す動作処理手順のうち受信確定処理の詳細手順の一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施の形態に係る贈答支援制御における全体の動作処理手順は、贈答品を贈答するために送信者が利用する送信者端末と、前記贈答品を受け取るために受信者が利用する受信者端末と、前記送信者端末及び前記受信者端末と前記通信ネットワークを介して通信接続され前記送信者端末と前記受信者端末との間での情報の授受動作を管理する主管理装置と、前記主管理装置と連携して動作する配送システムと、を備え、前記主管理装置がサイバースペースにおける既登録受信者識別情報に応じた既登録電子メールアドレス情報を記憶したユーザ管理情報記憶手段を備えた贈答品発注処理システムにあって、当該贈答支援における処理動作を制御するものを対象とするものである。
本実施の形態に係る贈答支援制御における全体の動作処理手順は、基本的手順として、送信情報受付処理手段として機能するショッピングサイト用管理装置が備えたコンピュータ(プロセッサ)が、前記贈答品に前記送信者が既に所有している既所有贈答品を含む場合には前記送信者端末に対しては贈答品リストに関する情報の操作入力又は既登録贈答品リスト情報の提示による前記送信者による前記贈答品の選択指示入力を促し、前記受信者の電子メールアドレス情報又は前記サイバースペースにおける前記受信者を識別する受信者識別情報の入力を促すとともに、前記送信者端末にて入力された前記電子メールアドレス情報又は前記受信者識別情報と前記贈答品リストに関する情報又は前記選択指示とを受信し、送信用贈答品リスト情報を生成し、前記電子メールアドレス情報を受信した場合には当該電子メールアドレスを送信先とし前記送信用贈答品リスト情報を前記受信者に提供するための贈答品リスト提供用通知メールを生成する送信情報受付処理を実行する(図6に示すステップS110)。
次に、受信伺い処理手段として機能するショッピングサイト用管理装置が備えたコンピュータ(プロセッサ)が、この贈答品リスト提供用通知メールを前記受信者端末に対して送信する受信伺い処理制御を実行する(図6に示すステップS120)。
続いて、受信確定処理手段として機能するショッピングサイト用管理装置が備えたコンピュータ(プロセッサ)が、前記受信者端末に対しては前記送信用贈答品リスト情報の提示による受信者による受け取りを希望する1以上の贈答品の選択入力と前記受信者の個人情報の操作入力とを促すとともに、前記受信者端末にて操作入力された選択済みの既選択贈答品リスト情報と前記受信者の個人情報とを受信し、前記既選択贈答品リスト情報の既選択贈答品に前記既所有贈答品を含む場合には、前記既所有贈答品を送付する準備するように贈答品準備通知を前記送信者端末に対して送信する受信確定処理を実行する(図6、図10に示すステップS130)。
その後、送信者商品発送処理手段として機能するショッピングサイト用管理装置が備えたコンピュータ(プロセッサ)が、前記送信者からの前記既所有贈答品を受付後に受信者宛に前記既所有贈答品を含む前記既選択贈答品リスト情報の既選択贈答品を配送するように、配送指示を前記配送システムに通知する送信者商品発送処理制御を実行する(図10に示すステップS142)。
又、本実施の形態に係る贈答支援制御における動作処理手順では、前記送信情報受付処理を実行するに際しては、前記送信者端末に対しては前記ショッピングサイトで贈答品を選択するのか前記既所有贈答品にするのかの第1の選択を促し、前記ショッピングサイトで贈答品を選択すると判定した場合には前記送信者端末から前記ショッピングサイトにアクセスさせ前記1以上のショッピングサイトに提示された贈答品の中からいずれの贈答品とするのかの第2の選択を促すとともに、選択された贈答品に基づいて前記送信用贈答品リスト情報を生成し、この前記送信用贈答品リスト情報の贈答品について前記ショッピングサイト用管理装置に仮予約の登録指示を送信する判断制御を実行する(図14に示すステップS115)。
更に、本実施の形態に係る贈答支援制御における動作処理手順では、前記受信確定処理制御を実行するに際しては、前記受信者端末から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、前記既選択贈答品がある場合には仮予約を確定する指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、非選択贈答品がある場合には仮予約を取り消す指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、前記非選択贈答品が前記既所有贈答品の場合にはキャンセル通知を前記送信者端末に送信する判断制御を実行する(図15、図16、図17、図18に示すステップS135など)。
(詳細動作)
以下、これを詳述する。
まず、動作前の前提として、送信者は、最近、知り合った受信者に対してプレゼントを贈ろうと意図し、送信者は、受信者のメールアドレスを知っているものとする。
注文処理手段11として機能する送信者端末10が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、図6に示すように、注文処理(ステップS101)を行う。
この注文処理は、送信情報受付処理手段(送信受付処理手段)110として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)が行う送信情報受付処理(ステップS110)と連動して処理を行う。
(送信情報受付処理ステップ:図6に示すS110)
この注文処理及び送信情報受付処理(送信受付処理)において、主に実施することは、図6を参照すると、プレゼントしてもよいと思う商品(贈答品)のリストを生成することである。
具体的には、送信者端末10がメインサイト用管理装置100に対して注文開始要求を送信し(ステップS102)、当該注文開始要求をメインサイト用管理装置100が受信すると、メインサイト用管理装置100(商品選択処理手段)が、商品選択処理を実行する(ステップS111:商品選択処理ステップないしは機能)。
この商品選択処理ステップS111では、メインサイト用管理装置100が送信者端末10に対して商品選択要求を送信し(ステップS111a)、送信者端末10が当該商品選択要求を受信すると、送信者による商品選択入力に応じて送信者端末10が商品選択情報(送信者商品選択情報)を送信し(ステップS111b)、この商品選択情報(送信者商品選択情報)をメインサイト用管理装置100が受信する。
ここで、商品選択要求において送信者端末10に提示される情報には、ショッピングサイトの商品を用いるのか、送信者自身が既に所有している既所有商品(既所有贈答品)を用いるのかを選択する第1の選択を促す第1選択要求を含む。
このため、商品選択では、ショッピングサイトを参照して決定する第1の場合、もしくは、送信者自身が準備する第2の場合を選択できる。
更に、メインサイト用管理装置100は、第2の場合(商品に送信者が既に所有している既所有商品を含む場合)には、送信者端末10に対しては商品リストに関する情報の操作入力(送信者自身が商品リストを入力)を促す要求を送信できる。
又、メインサイト用管理装置100は、第2の場合には、送信者端末10に対しては既登録商品リスト情報の提示による前記送信者による前記商品の選択指示入力を促す要求を送信できる。
一方、メインサイト用管理装置100は、第1の場合(ショッピングサイトで商品を選択すると判定した場合)には、送信者端末10から前記ショッピングサイトにアクセスさせ前記1以上のショッピングサイトに提示された贈答品の中からいずれの贈答品とするのかの第2の選択を促す要求を送信できる。
このため、第1の場合には、送信者端末10がメインサイト用管理装置100にアクセスすることで、メインサイトの背後にある第1のショッピングサイト、第2のショッピングサイトなどを参照しながら、商品選択を行うことができる。
次に、ステップS111において第1の場合であって商品が選択されたと判断した場合には、商品仮予約処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、第1のショッピングサイト用管理装置200における予約受付処理ステップS210と連携した商品仮予約処理を実行し、仮予約を登録する(ステップS112:商品仮予約処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS112における商品仮予約処理では、メインサイト用管理装置100が、予約が確定した際の決済方法や添付するメッセージなどの情報の入力を促す情報入力要求を送信者端末10に対して送信し(ステップS112a)、送信者端末10が当該情報入力要求を受信すると、送信者による情報入力に応じて送信者端末10が決済情報、添付メッセージ情報などを送信し(ステップS112b)、この決済情報、添付メッセージ情報などをメインサイト用管理装置100が受信する。
そして、メインサイト用管理装置100が第1のショッピングサイト用管理装置200に対して仮予約登録要求(仮予約の登録指示)を送信し、この仮予約登録要求をもとに第1のショッピングサイト用管理装置200が予約受付処理を実行し(ステップS210)、仮予約の登録を行う。
一方、ステップS111において第2の場合であって送信者自身の商品を選択したと判断した場合には、商品仮予約処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、ステップS112では、ショッピングサイトとは連携せず、送料の決済方法などの情報の入力を促す情報入力要求を送信者端末10に対して送信し(ステップS112a)、送信者端末10が当該情報入力要求を受信すると、送信者による情報入力に応じて送信者端末10が送料の決済方法などの情報などを送信し(ステップS112b)、この送料の決済方法などの情報などをメインサイト用管理装置100が受信する。
このようにして、リスト生成が完了したのかを判断し(ステップS113)、完了していない場合(図6に示すステップS113の「N」又は図11に示すステップS113の「No」)、ステップS111に戻り、最終的なリストが生成完了するまで、リスト生成制御処理を繰り返す。
次に、リスト入力を完了すると(図6に示すステップS113の「Y」)、受信者情報入力処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、受信者情報入力処理を実行する(ステップS114:受信者情報入力制御処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS114における受信者情報入力制御処理では、メインサイト用管理装置100が、前記受信者の電子メールアドレス情報の入力を促す受信者情報入力要求を送信者端末10に対して送信し(ステップS114a)、送信者端末10が当該受信者情報入力要求を受信すると、送信者による情報入力に応じて送信者端末10が電子メールアドレス情報などの受信者情報を送信し(ステップS114b)、この電子メールアドレス情報をメインサイト用管理装置100が受信する。
ここで、これらのステップのいずれかにおいて、又は後工程において、送信者端末10から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合、メインサイト用管理装置100はこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段182に記憶する。
又、前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報(受信端末識別情報など)を前記主管理装置が予め装備したユーザ管理情報記憶手段182にて記憶してよい。更に、前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報(贈答品情報など)を前記主管理装置が予め装備した送信者商品候補リスト情報記憶手段181に記憶してよい。
このようにして、受付処理確定処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、受付処理確定処理を実行する(ステップS116:受付処理確定処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS116における受付処理確定処理では、メインサイト用管理装置100が、送信用贈答品リスト情報を生成し、前記電子メールアドレス情報を受信した場合には当該電子メールアドレスを送信先とし前記送信用贈答品リスト情報を前記受信者に提供するための贈答品リスト提供用通知メールを生成することができる。
又、このステップS116における受付処理確定処理では、リスト内に含まれる各ショッピングサイトの仮予約状態を保持し、メインサイトにおけるトランザクションとして確定する。
ここで、受付処理確定処理ステップS116もしくは他の処理において、送信者受付処理に対するキャンセル事象が発生した場合には、生成途中のリストに従って、対応するショッピングサイトに対して、予約取消処理(例においては、第1のショッピングサイト)を呼び出して、キャンセルを行う。
(受信伺い処理ステップ:S120)
送信情報受付処理ステップS110が確定すると、次に、受信伺い処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、受信伺い処理を実行する(ステップS120:受信伺い処理ステップないしは機能)。
ここでは、メインサイト用管理装置100が、受信者の受信者端末20に対して、送信者から商品受け取りの伺いが来ていることを示す商品受け取り伺い通知を送信する。
これを受けて、受信者端末20は、受信伺い応答処理ステップS122にて、受信確定処理ステップS130と連携し処理を行う。
(受信確定処理ステップ:S130)
ここで、図6及び図12を参照すると、受信確定処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、受信確定処理を実行する(ステップS130:受信確定処理ステップないしは機能)。
このステップS130では、先ず、受信意思選択処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、受信意思選択処理を実行する(ステップS131:受信意思選択処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS131における受信意思選択処理では、メインサイト用管理装置100が、送信者が提示する送信用商品リスト情報を受信者端末20に対して送信し(ステップS131a)、受信者端末20が当該送信用商品リスト情報を受信すると、受信者による受信意思選択入力に応じて受信者端末20が受信意思選択情報を送信し(ステップS131b)、この受信意思選択情報をメインサイト用管理装置100が受信する。
このようにして、受信者は、送信者が提示する商品リストを参照し、受信するかどうかを選択できる。
次に、メインサイト用管理装置100が、受信した受信意思選択情報に基づいて全商品につき受け取るのか、受け取らないのかを判断し(ステップS132)、受け取る意思がないと判断した場合(図6に示すステップS132の「N」又は図12に示すステップS132の「No」)には、送信商品候補リスト情報の全商品に関して受け取らない状態にして、受信確定制御処理ステップS136に移る。
一方、受け取る意思があると判断した場合(図6に示すステップS132の「Y」又は図12に示すステップS132の「Yes」)には、リスト選択処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、リスト選択制御処理を実行する(ステップS133:リスト選択処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS133におけるリスト選択処理では、メインサイト用管理装置100が、送信者が提示する送信用商品リスト情報の中から贈答を希望する商品の選択を促す受信者用商品選択要求を受信者端末20に対して送信し(ステップS133a)、受信者端末20が当該受信者用商品選択要求を受信すると、受信者による受信者用商品選択入力に応じて受信者端末20が選択商品リスト情報(既選択贈答品リスト情報)を送信し(ステップS133b)、この選択商品リスト情報をメインサイト用管理装置100が受信する。
このようにして、リスト選択処理では、どの商品を受け取るかの選択を行うことができる。
実装の方法によっては、複数選択するなどのバリエーションも考えられるが、本例においては、例えば1つ選択する場合であってよい。
メインサイト用管理装置100は、選択した商品を送信商品候補リスト情報で「受け取る」状態に変更する。
次に、図7乃至図10、又は図12に示すように、配送情報入力処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、配送情報入力処理を実行する(ステップS134:配送情報入力処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS134における配送情報入力処理では、メインサイト用管理装置100が、受信者自身が商品を受け取るための情報として住所や氏名などの配送情報を入力するように促す配送情報入力要求を受信者端末20に対して送信し(ステップS134a)、受信者端末20が当該配送情報入力要求を受信すると、受信者による配送情報入力に応じて受信者端末20が配送情報を送信し(ステップS134b)、この配送情報をメインサイト用管理装置100が受信する。
このようにして、配送情報入力処理では、受信者自身が商品を受け取るための情報として、住所や氏名などの情報を入力できる。
次に、受信確定制御処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、受信確定制御処理を実行する(ステップS136:受信確定制御処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS136における受信確定制御処理では、図7乃至図10の4つのパターンの処理を以降の処理で行うように制御する。
ステップS136では、送信商品候補リスト情報の各商品に関して、「受け取る」、「受け取らない」、ショッピングサイトの商品か、送信者本人の商品かに従い4つのパターンに応じた処理を行う。
先ず、「受け取らない」各商品に関して、仮予約の取消処理を実行する。
第1のパターンとしてショッピングサイトの商品に関しては、メインサイト用管理装置100が、第1のショッピングサイト用管理装置200に対して仮予約取消要求を送信し(図7に示すステップS136a)、第1のショッピングサイト用管理装置200が当該仮予約取消要求を受信し、予約取消処理ステップS220と連動して、キャンセル処理を実行することになる(図7)。
第2のパターンとして送信者自身の商品の場合は、メインサイト用管理装置100が、送信者端末10に対してキャンセルである旨のキャンセル通知を送信し(図8に示すステップS136b)、送信者商品準備処理ステップS150と連携して、送信者側での準備をキャンセルする(図8)。
一方、「受け取る」商品に関しては予約確定のための手続きを実施する。
第3のパターンとして該当商品がショッピングサイトのものであれば、予約確定処理ステップS160と連動して、ショップでの取引を確定する(図9)。
予約確定処理ステップS160との連携において、第1のショッピングサイト用管理装置200は、要求におうじて(ステップS140a)、受信者の住所を氏名など配送に必要な情報(配送情報)および決済に必要な送信者の決済方法(決済関連情報)を、メインサイト用管理装置100のユーザ情報管理処理ステップS140と連携して受信する。そして、第1のショッピングサイト用管理装置200は、受信者に対して商品を発送する指示を行うとともに、受信者端末20に対して商品発送通知を送信する(ステップS162)。
第4のパターンとして該当商品が送信者自身のものである場合には、送信者端末10の送信者商品準備処理ステップS150と連携し、メインサイト用管理装置100が、送信者端末10に対して商品準備要求を送信し(図10に示すステップS136d)、送信者に該当商品の準備を要求する(図10)。
ここで、受信確定処理ステップS130において、送信者自身の商品が選択された場合に、送信者は商品の準備をする必要がある。
送信者商品準備処理ステップS150と連携して、メインサイト用管理装置100から物流機能を備えた配送システムに指示(ステップS144a)が出て、物流制御処理ステップS144を実行し、送信者から商品を受け取り、受信者に対して商品を発送する。
すなわち、物流制御処理ステップS144では、送信者端末10からの第1商品発送通知を受信し(ステップS114b)、実際に送信者からの商品を受け取ったことを確認すると、受信者端末20に対して第2商品発送通知を送信し(ステップS144d)、実際に受信者に商品を発送する。
また、図7乃至図10において、取引後処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、取引後処理を実行する(ステップS180:取引後処理ステップないしは機能)。
すなわち、このステップS180における取引後処理では、送信商品候補リストの各商品が(「受け取らない」)もしくは(「受け取る」で且つ取引が終了)になることを管理する。
例えば図9に示す第3のパターンで、ショッピングサイトに要求した商品発送に関しては、第1のショッピングサイトだとすれば、発送後処理ステップS170において、受信者端末20の商品受け取り処理ステップS163で商品を受け取ったことを確認し、第1のショッピングサイト用管理装置200が受信者端末20から商品受け取り通知を受信すると(ステップS163a)、第1のショッピングサイト用管理装置200
は、メインサイト用管理装置100にも商品受け取り通知を通知する。
これをもって、取引後処理ステップS180では、リストの該当商品に関して取引終了という状態にする。
一方、図10に示す第4のパターンで、送信者自身の準備した商品に関しては、送信者商品発送処理ステップS142にて物流機能(配送システムの配送機構)における物流制御処理ステップS144に要求した受信者への配送を、受信者端末20の商品受け取り処理ステップS163で受け取った場合に、受信者端末20からの商品受け取り通知を受信し(ステップS163a)、メインサイト用管理装置100が物流機能(配送システム)における物流制御処理ステップS144から配送完了通知を得て(ステップS144f)、リストの該当商品に関して取引終了状態にする。
最後に、図7乃至図10において、メインサイト用管理装置100の取引後処理ステップS180と送信者端末10の注文結果確認処理ステップS190が連動することによって、メインサイト用管理装置100からの注文結果確認通知が送信者端末10にて受信されて、送信者端末10は注文が完了したことを認識する。
以上のように本実施の形態によれば、付き合いが浅く、まだ趣味なども把握できていない中で、自分の趣向および相手の趣向にあった贈答品を贈答者本人が既に所有しているものを含めて贈ることができ、この際、相手の電子メールアドレスしかわからない場合であって、さらに相手の送付先住所などの個人情報が分からなくても前記贈答品を贈ることが可能となる。
ここで、上述の動作処理手順において、図6に示すステップS111b、ステップS112b、ステップS114bなどの各情報の送信ステップを含むステップは、前記第1の実施の形態におけるステップS11の一例である。
又、図6に示すステップ116、ステップS120を含むステップは、前記第1の実施の形態におけるステップS12及びS13の一例である。更に、図6に示すステップS112は、前記第1の実施の形態におけるステップS14の一例である。
又更に、図6に示すステップS130に含まれる図9に示すステップS136c、図7に示すステップS136aを含むステップは、前記第1の実施の形態におけるステップS15の一例である。
更に又、図10に示すステップS136d、図8に示すステップS142などを含むステップは、前記第1の実施の形態におけるステップS16の一例である。
[第3の実施の形態]
次に、本発明にかかる第3の実施の形態について、図14乃至図21に基づいて説明する。以下には、前記第1の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
本実施の形態では、送信者は、コミュニティやセカンドライフなどバーチャル空間(サイバースペース)における知人に対してプレゼントを贈ることができる構成である。送信者は、受信者の居住地やメールアドレスも知らない。そのため、遠隔地であったり、国外であったりする可能性がある。
具体的には、本実施の形態における贈答品発注処理システム1Cは、図14に示すように、前記第2の実施の形態の構成に加え、サイバースペースにおけるコミュニティサイトやセカンドライフ(仮想空間利用サイト)などを各端末に提供可能なコミュニティサイト管理装置500を備える構成としている。
送信者端末10および受信者端末20は、コミィニティサイト管理装置500に通信ネットワークNWを通じてアクセスし、コミュニティサイトやセカンドライフなどその他これに類する各種サイトを利用できるようになっており、利用する際の登録情報は主管理装置であるメインサイト用管理装置100のユーザ管理情報記憶手段182およびコミュンティサイト管理装置500にそれぞれ記憶してよい。
送信者端末10の送信情報入出力手段には、前記主管理装置との情報通信の内容をその都度外部表示する外部表示手段が装備される。
ユーザ管理情報記憶手段182は、コミュニティやセカンドライフなどのサイバースペースを利用する際の登録内容および前記受信者端末と送信者端末との相互間の交信内容を蓄積記録する。
又、ユーザ管理情報記憶手段182は、サイバースペースにおける前記受信者を識別する既登録受信者識別情報に応じた既登録電子メールアドレス情報を記憶してよい。
更に、メインサイト用管理装置100は、贈答品配送先の住所が確定した場合に機能するサイト再選択手段132を有する。
このサイト再選択手段132が、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定すると共に、前記複数のショッピングサイトの内、少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討し、これに基づいて最適な一のショッピングサイトを優先的に特定するショッピングサイト再選択機能を備える。
又、送信受付処理手段の一部としての送信情報受付処理手段110は、前記贈答品に前記送信者が既に所有している既所有贈答品を含む場合には前記送信者端末に対しては贈答品リストに関する情報の操作入力又は既登録贈答品リスト情報の提示による前記送信者による前記贈答品の選択指示入力を促し、サイバースペースにおける前記受信者を識別する受信者識別情報の入力を促すとともに、前記送信者端末にて入力された前記受信者識別情報と前記贈答品リストに関する情報又は前記選択指示とを受信し、送信用贈答品リスト情報を生成する。
又、送信受付処理手段の一部としての送信情報受付処理手段110は、前記受信者識別情報を受信した場合には前記ユーザ管理情報記憶手段を参照して対応する既登録電子メールアドレス情報を取得し、当該電子メールアドレスを送信先とし前記贈答品リスト情報を前記受信者に提供するための贈答品リスト提供用通知メールを生成する受信者情報取得制御機能(例えば図15や図20に示すステップS115による機能)を備える。
この機能は、送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合にはこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段に記憶すると共に、前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合には当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段を検索し特定する送信先特定機能を含む。
受信確定処理手段130は、前記受信者端末から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、送料を含む既選択贈答品の合計価格、配送時間のうち一又は複数が最少になるショッピングサイトを再選択する判断制御機能を備える。
又、受信確定処理手段130は、前記再選択したショッピングサイトで仮予約を確定した場合には、それ以前に仮予約していたショッピングサイトの贈答品に関しては仮予約を取り消す指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、前記再選択したショッピングサイトでの予約ができない場合には、それ以前に仮予約していたショッピングサイトでの仮予約を確定する指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信する判断制御機能を備える。
この場合の動作処理手順(動作制御手順)は、前記第2の実施の形態とほぼ同様である。
すなわち、本実施の形態に係る贈答支援制御における動作処理手順では、前記送信情報受付処理をするに際しては、前記受信者識別情報を受信した場合には前記ユーザ管理情報記憶手段を参照して対応する既登録電子メールアドレス情報を取得し、当該電子メールアドレスを送信先とし前記送信用贈答品リスト情報を前記受信者に提供するための贈答品リスト提供用通知メールを生成する受信者情報取得処理を実行する(例えば図15、図20に示すステップS115など)ことができる。
ここで、送信者端末10から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合、メインサイト用管理装置100はこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段182に記憶する(図15、図20に示すステップS114など)。又、前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合、前記主管理装置は当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段の記憶内容を検索して特定する(図15、図20に示すステップS115など)。
又更に、この贈答品発注処理における動作処理手順では、前記贈答品の配送先の住所が確定した場合、前記主管理装置のサイト再選択手段が機能し、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定し、この複数のショッピングサイトの内、少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討して最適な一のショッピングサイトを優先的に特定し(図21に示すステップS135の一部)、次にこのサイト再選択手段により特定された一のショッピングサイトに対して前記受信確定処理手段が機能して仮予約を含む所定の対応処理を実行する(図21に示すステップS135の一部)。
具体的には、前記受信確定処理を実行するに際しては、前記受信者端末から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、送料を含む既選択贈答品の合計価格、配送時間のうち一又は複数が最少になるショッピングサイトを再選択する判断制御を実行する(例えば図16、図17、図18、図19、図21に示すステップS135など)。
更に、本実施の形態に係る贈答支援制御における動作処理手順では、前記受信確定処理を実行するに際しては、前記再選択したショッピングサイトで仮予約を確定した場合には、それ以前に仮予約していたショッピングサイトの贈答品に関しては仮予約を取り消す指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、前記再選択したショッピングサイトでの予約ができない場合には、それ以前に仮予約していたショッピングサイトでの仮予約を確定する指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信する判断制御を実行する(例えば図16、図17、図18、図19、図21に示すステップS136など)。
以下、これを詳述する。
図15及び図20を参照すると、送信情報受付処理制御ステップS110における各ステップの実行途中で、送信相手の物理的な距離によって、ショッピングサイトの選択しなおしを許容するかどうかの選択をする。
具体的には、先ず、受信者情報入力制御処理ステップS114においては、電子メールアドレスではなく、バーチャル空間(サイバースペース)におけるIDを入力する。
受信者情報取得制御処理ステップS115において、バーチャル空間のID管理と連携し、メールアドレスもしくは住所などの情報を取得する。
受信確定処理での差異を説明する。
図20を参照する。この際、受信するを選択された商品がショッピングサイトのもので、かつ送信者は「ショッピングサイトの選択しなおしを許容」しているとする。
配送情報入力処理ステップS134で配送先の住所が確定した場合に、サイト再選択処理ステップS135において、サイト再選択処理手段として機能するメインサイト用管理装置100が備えたコンピュータ(プロセッサ)は、該当商品を扱っているショッピングサイトの中で、商品価格と、配送先住所までの送料とを合算した時の価格を比較し、また、配送にかかる時間などの情報を比較し、ショッピングサイトの再選択を行う。
受信確定制御処理ステップS136において、上記の再選択したサイトで予約を確定できれば、それ以前に仮予約していたサイトの商品に関してはキャンセルを行う。また、再選択したサイトでの予約ができなければ、以前仮予約していたサイトでの予約を確定する。
このため、メインサイト用管理装置100は、前記受信者端末から送られてくる前記返信情報にあって、前記贈答品の配送先の住所が確定した場合には前記主管理装置が備えているサイト再選択手段が稼働し、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定すると共にこの複数のショッピングサイトの内の少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討して最適な一のショッピングサイトを優先的に特定するショッピングサイト優先的特定機能と、前記サイト再選択手段により特定された一のショッピングサイトに対して前記受信確定処理機能が機能して仮予約を含む所定の対応処理を実行する対応処理実行機能とを備えてよい。
以上で説明したように、本第2の実施の形態によると、付き合いが浅く、まだ趣味なども把握できていない中で、自分の趣向および相手の趣向にあった贈答品を贈答者本人が既に所有しているものを含めて贈ることができ、この際、サイバースペースなどのコミュニティにおいては電子メールアドレスすら不明でコミュニティにおけるIDなど受信者識別情報しかわからない場合であって、さらに相手の送付先住所などの個人情報が分からなくても前記贈答品を贈ることが可能となる。
すなわち、インターネット上のコミュニティ内で、コミュニティにおけるIDがメインサイトにおけるユーザ情報管理で管理する情報と対応づく場合、相手のメールアドレスや個人情報が不明のままプレゼントを送ることが出来る。
これにより、セカンドライフのようなサイバースペースにおいて、隣人に対してプレゼントを送ることができる。
又、相手の住所が分からないところにプレゼントを送付する際、居住地による送料や輸送時間をショップを最初に限定するよりも効率的に行える。
更に、ショッピングサイトは、確率的ではあるが、販売機会が増える。商品の種類としては、消費者が通常は自分自身には買うのがはばかられ、また、プレゼントとして人にあげるのもためらわれるようなものをリスト選択する可能性があり、必需品ではない種類の売り上げが伸びる可能性がある。
その他の構成およびその他のステップないしは機能並びにその作用効果については、前述した実施の形態の場合と同一となっている。また、上記の説明において、上述した各ステップの動作内容及び各部の構成要素並びにそれらによる各機能をプログラム化(ソフトウエアプログラム)し、コンピュータに実行させてもよい。
[その他の各種変形例]
また、本発明にかかる装置及び方法は、そのいくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能である。
例えば、ショッピングサイトをオークションと置き換え、送信者が最初の指値部分を行う。受信者が、該当ロットの落札を欲し、かつ、送信者の指値以上にオークションが進んだ場合は、受信者が不足金額だけを認識して追加し、落札するという方式であってもよい。
また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
以上説明した方法は、コンピュータがプログラムを記録媒体から読み込んで実行することによっても実現することが出来る。すなわち、上述のプログラムを、情報記録媒体に記録した構成であってもよい。
更に、本発明の一実施の形態における贈答品発注処理システムは、贈答品を贈答するために送信者が利用する送信者端末と、前記送信者端末と通信ネットワークを介して通信接続され、前記送信者端末と情報の授受を行い、前記贈答品を受け取るために受信者が利用する受信者端末と、前記送信者端末及び前記受信者端末と前記通信ネットワークを介して通信接続され、前記送信者端末と前記受信者端末との間での情報の授受動作を管理する主管理装置と、前記主管理装置と連携して動作する配送システムとを備えてよい。
送信者端末は、前記送信者が既に所有している既所有贈答品を含む贈答品リスト情報と、前記受信者の電子メールアドレス情報又はサイバースペースにおける前記受信者を識別する受信者識別情報と、を入力可能とし表示機能を備えた送信者用入出力手段と、前記送信者用入出力手段にて操作入力された前記贈答品リスト情報、前記電子メールアドレス情報又は前記受信者識別情報を前記通信ネットワークを介して前記主管理装置に送信するように制御する通信機能及び記憶機能を備えた送信者用制御手段(例えば図4に示す符号10d、10e、10f、10cからなる構成)とを備えてよい。
受信者端末は、前記送信者端末から前記主管理装置を介して提供される前記贈答品リスト情報の中から受け取りを希望する1以上の贈答品を選択可能とし、当該受信者自身の配送先情報を入力可能とし表示機能を備えた受信者用入出力手段(例えば図4に示す符号20aと20bとからなる構成)と、前記受取人用入出力手段にて操作入力され既に選択された既選択贈答品リスト情報及び前記配送先情報を前記通信ネットワークを介して前記主管理装置に送信するように制御する通信機能及び記憶機能を備えた受信者用制御手段(例えば図4に示す符号10d、10e、10f、10cからなる構成)とを備えてよい。
主管理装置は、贈答品を贈答するために送信者が利用する送信者端末、及び前記贈答品を受け取るために受信者が利用する受信者端末と通信ネットワークを介して通信接続され、前記送信者端末と前記受信者端末との間での情報の授受動作を管理し配送システムと連携して動作するものである。
又、本発明の一実施形態における贈答品発注処理システムは、ネットワークを介して贈答品情報を発信する送信者端末と、この贈答品情報を受信すると共に受信者端末を特定して当該受信者端末に前記贈答品情報を送信する主管理装置とを備え、この主管理装置が、前記受信者端末からの返信情報により特定される贈答品を配送機構を介して前記受信者端末側の受信者に向けて発送処理する贈答品発送依頼処理機能を備えてよい。
この贈答品発注処理システムにおける前記主管理装置は、前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報をユーザ管理情報記憶手段に記憶処理するユーザ管理情報記憶処理機能と、この受信した前記送信者発信情報から前記受信者端末のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末に前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し且つ前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する送信情報受付処理機能とを備えてよい。
又、主管理装置は、記受信者端末から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する返信情報に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行う実行する受信確定処理機能を備えてよい。
更に、主管理装置は、前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合にはこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段に対して記憶処理すると共に、前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合には当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段を検索し特定する送信先特定機能を備えてよい。
又、主管理装置は、前記受信者端末から送られてくる前記返信情報にあって、前記受信者が前記送信者端末側の送信者が保持してる贈答品を指定している場合には、前記送信者端末に対して贈答品準備通知を発信処理すると共に、前記主管理装置における前記各処理手段の実行を停止制御し且つ前記配送機構に対しては前記送信者端末が保持している贈答品の配送を指令する贈答品配送指令機能を備えてよい。
又、本発明の一実施形態における主管理装置は、贈答品を贈答するために送信者が利用する送信者端末、及び前記贈答品を受け取るために受信者が利用する受信者端末と通信ネットワークを介して通信接続され、前記送信者端末と前記受信者端末との間での情報の授受動作を管理し配送システムと連携して動作する管理装置が備えたコンピュータに諸機能を実現させることが可能なものである。
主管理装置は、サイバースペースにおける前記受信者を識別する既登録受信者識別情報に応じた既登録電子メールアドレス情報を記憶管理するユーザ情報管理機能と、前記贈答品に前記送信者が既に所有している既所有贈答品を含む場合には前記送信者端末に対しては贈答品リストに関する情報の操作入力又は既登録贈答品リスト情報の提示による前記送信者による前記贈答品の選択指示入力を促し、前記受信者の電子メールアドレス情報又は前記サイバースペースにおける前記受信者を識別する受信者識別情報の入力を促すとともに、前記送信者端末にて入力された前記電子メールアドレス情報又は前記受信者識別情報と前記贈答品リストに関する情報又は前記選択指示とを受信し、送信用贈答品リスト情報を生成し、前記電子メールアドレス情報を受信した場合には当該電子メールアドレスを送信先とし前記送信用贈答品リスト情報を前記受信者に提供するための贈答品リスト提供用通知メールを生成する送信情報受付処理制御機能と、この贈答品リスト提供用通知メールを前記受信者端末に対して送信する受信伺い処理制御機能と、前記受信者端末に対しては前記送信用贈答品リスト情報の提示による受信者による受け取りを希望する1以上の贈答品の選択入力と前記受信者の個人情報の操作入力とを促すとともに、前記受信者端末にて操作入力された選択済みの既選択贈答品リスト情報と前記受信者の個人情報とを受信し、前記既選択贈答品リスト情報の既選択贈答品に前記既所有贈答品を含む場合には、前記既所有贈答品を送付する準備するように贈答品準備通知を前記送信者端末に対して送信する受信確定処理制御機能と、前記送信者からの前記既所有贈答品を受付後に受信者宛に前記既所有贈答品を含む前記既選択贈答品リスト情報の既選択贈答品を配送するように、配送指示を前記配送システムに通知する送信者商品発送処理制御機能と、を備えてよい。
又、前記送信情報受付処理制御機能では、前記受信者識別情報を受信した場合には前記ユーザ情報管理機能を利用して対応する既登録電子メールアドレス情報を取得し、当該電子メールアドレスを送信先とし前記送信用贈答品リスト情報を前記受信者に提供するための贈答品リスト提供用通知メールを生成する機能を備えてよい。
更に、前記送信情報受付処理制御機能では、前記送信者端末に対しては前記ショッピングサイトで贈答品を選択するのか前記既所有贈答品にするのかの第1の選択を促し、前記ショッピングサイトで贈答品を選択すると判定した場合には前記送信者端末から前記ショッピングサイトにアクセスさせ前記1以上のショッピングサイトに提示された贈答品の中からいずれの贈答品とするのかの第2の選択を促すとともに、選択された贈答品に基づいて前記送信用贈答品リスト情報を生成し、この前記送信用贈答品リスト情報の贈答品について前記ショッピングサイト用管理装置に仮予約の登録指示を送信する判断制御機能を備えてよい。
又、前記受信確定処理制御機能では、前記受信者端末から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、前記既選択贈答品がある場合には仮予約を確定する指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、非選択贈答品がある場合には仮予約を取り消す指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、前記非選択贈答品が前記既所有贈答品の場合にはキャンセル通知を前記送信者端末に送信する判断制御機能を備えてよい。
又、前記受信確定処理制御機能では、前記受信者端末から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、送料を含む既選択贈答品の合計価格、配送時間のうち一又は複数が最少になるショッピングサイトを再選択する判断制御機能を備えてよい。
更に、前記受信確定処理制御機能では、前記再選択したショッピングサイトで仮予約を確定した場合には、それ以前に仮予約していたショッピングサイトの贈答品に関しては仮予約を取り消す指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信し、前記再選択したショッピングサイトでの予約ができない場合には、それ以前に仮予約していたショッピングサイトでの仮予約を確定する指示を該ショッピングサイト用管理装置に送信する判断制御機能を備えてよい。
又、本発明の一実施形態における管理装置は、贈答者用情報機器にて操作入力された贈答品リスト情報及び受取人の電子メールアドレス情報を受信し、前記贈答品リスト情報を管理用商品リスト情報記憶領域に書き込むとともに前記電子メールアドレス情報をユーザ管理情報記憶領域に書き込む第1制御手段と、前記管理用商品リスト情報記憶領域の前記贈答品リスト情報と前記ユーザ管理情報記憶領域の前記電子メールアドレス情報をそれぞれ読み出し、前記電子メールアドレスを送信先とし前記贈答品リスト情報を添付した贈答品リスト提供用電子メールを生成し、この贈答品リスト提供用電子メールを前記受取人用情報機器に対して送信する第2制御手段と、前記受取人用情報機器にて操作入力された選択済みの既選択贈答品リスト情報と前記受取人の個人情報とが搭載された返信用電子メールを受信し、前記既選択贈答品リスト情報を前記管理用商品リスト情報記憶領域に書き込むとともに前記受取人の個人情報を前記ユーザ管理情報記憶領域に書き込む第3制御手段と、前記管理用商品リスト情報記憶領域の前記既選択贈答品リスト情報と前記ユーザ管理情報記憶領域の前記受取人の個人情報をそれぞれ読み出し、既選択贈答品を受取人宛に配送するように前記配送システムに通知する第4制御手段と、前記受取人宛の前記既選択贈答品が配送完了したことを示す配送完了通知を前記贈答者用情報機器から前記配送システムを介して受信し、配送完了であることを示すフラグを前記管理用商品リスト情報記憶領域の対応する情報に関連付けて書き込む第5制御手段と、を備えてよい。
又、前記管理装置は、前記贈答者用情報機器にて操作入力された贈答品リスト情報及びコミュニティにおける受取人識別情報を受信し、前記贈答品リスト情報を管理用商品リスト情報記憶領域に書き込むとともに前記受取人識別情報をユーザ管理情報記憶領域に書き込む第6制御手段と、前記ユーザ管理情報記憶領域内の各部を検索し、前記受取人識別情報に対応する電子メールアドレス情報を取得し、前記電子メールアドレスを送信先とし前記贈答品リスト情報を添付した贈答品リスト提供用電子メールを生成し、この贈答品リスト提供用電子メールを前記受取人用情報機器に対して送信する第7制御手段とを備えてよい。
又、前記主管理装置は、前記贈答者用情報機器から前記ショッピングサイトにアクセスし前記ショッピングサイトに提示された商品の中から選択された贈答品に基づいて前記贈答品リスト情報を生成し、この前記贈答品リスト情報の贈答品について前記ショッピングサイトに仮予約の登録を行う第8制御手段と、前記受取人用情報機器から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、前記既選択贈答品についての仮予約を確定するとともに非選択贈答品についての予約を取り消す第9制御手段と、前記受取人用情報機器から配送先情報及び前記既選択贈答品リスト情報を受信した際に、既選択贈答品の合計価格、配送時間のうち一又は複数が最少になる贈答品ショッピングサイトを選択する第10制御手段とを備えてよい。
また、上記実施の形態におけるシステムにおいて、主管理装置と各端末と各管理装置との間の通信構造は、クライアントサーバーシステムに限らず、サーバを介さずに端末同士がネットワークを組み、相互にデータを送受信するピアツーピア(Peer To Peer)通信によるシステムであってもよい。その際、管理装置は、ピア・ツゥ・ピア方式におけるマスタ端末であってもよい。
また、上述の実施の形態の「システム」を、他の「配送システム」と統合したシステムとして、これら全体を本発明の「システム」として構成することも一向に構わない。
また、前記実施の形態における「システム」とは、複数の装置が論理的に集合した物をいい、各構成の装置が同一筐体中にあるか否かは問わない。このため、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
さらに、管理装置としては、サーバ、パーソナルコンピュータに限らず、EWS(エンジニアリングワークステーション)、中型コンピュータ、メインフレームなどが挙げられる。
端末は、以上の例に加えて、携帯型情報端末、各種モバイル端末、PDA、携帯電話機、ウエアラブル情報端末、種々の(携帯型などの)テレビ・DVDレコーダ・各種音響機器、各種情報通信機能を搭載した家電機器、ネットワーク機能を有するゲーム機器等からも利用できる構成としても構わない。
さらに、本明細書において、フローチャートに示されるステップは、記載された手順に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理を含むものである。また、実装では、プログラム手順(ステップ)が実行される順序を変更することができる。さらに、実装の必要に応じて、本明細書で説明した特定の手順(ステップ)を、組み合わされた手順(ステップ)として実装、除去、追加、または再配置することができる。
さらに、「通信」では、無線通信および有線通信は勿論、無線通信と有線通信とが混在した通信、即ち、ある区間では無線通信が行われ、他の区間では有線通信が行われるようなものであってもよい。さらに、ある装置から他の装置への通信が有線通信で行われ、他の装置からある装置への通信が無線通信で行われるようなものであってもよい。
図に示すブロック図における一部の各ブロック、並びに、図に示すフローチャート、シーケンスにおける一部の各処理は、コンピュータにより実行可能なプログラムにより機能化された状態を示すソフトウエアモジュール構成である。
すなわち、物理的構成は例えば一又は複数のCPU(或いは一又は複数のCPUと一又は複数のメモリ)等ではあるが、各部(手段)によるソフトウエア構成は、プログラムの制御によってCPUが発揮する複数の機能を、それぞれ複数の部(手段)による構成要素として表現したものである。
CPUがプログラムによって実行されている動的状態(プログラムを構成する各手順を実行している状態)を機能表現した場合、CPU内に各部(手段)が構成されることになる。プログラムが実行されていない静的状態にあっては、各手段の構成を実現するプログラム全体(或いは各手段の構成に含まれるプログラム各部)は、メモリなどの記憶領域に記憶されている。
以上に示した各部(手段)は、プログラムにより機能化されたコンピュータをプログラムの機能と共に実現し得るように構成しても、また、固有のハードウエアにより恒久的に機能化された複数の電子回路ブロックからなる装置で構成してもよい。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現でき、いずれかに限定されるものではない。
又、明細書中の記載において広義な用語(贈答品、主管理装置等)として引用された用語(商品、メインサイト用管理装置等)は、明細書中の他の記載においても広義な用語に置き換えることができる。更に、明細書中の記載において、各ステップが各々処理する各動作内容は、各ステップの動作説明に記載されていないが、前記記憶媒体における各々の特定の記憶領域に各々書き込む処理を各々実行することを含むものである。
さらに、このような各装置は、単独で存在する場合もあるし、ある機器(例えば電子機器など)に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。
また、発明の範囲は、図示例に限定されないものとする。さらに、上記各実施の形態には種々の段階が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。つまり、上述の各実施の形態同士、あるいはそれらのいずれかと各変形例のいずれかとの組み合わせによる例をも含む。
本発明は、冠婚葬祭の引き出物送付サービス、クリスマス、バレンタイン、誕生日の贈答サービス、マニアックなアイデア商品の販売サービスを行うための各種コンピュータシステム全般において利用できる。
1A、1B、1C 贈答品発注処理システム
10 送信者端末
20 受信者端末
100A 主管理装置
100 メインサイト用管理装置(主管理装置の一例)
110 送信情報受付処理手段(送信受付処理手段の一部)
120 受信伺い処理手段(送信受付処理手段の一部)
130 受信確定処理手段
132 サイト再選択手段
140 送信者商品発送処理手段(贈答品配送指令手段の一部)
181 送信商品候補リスト情報記憶手段
182 ユーザ管理情報記憶手段
200 第1のショッピングサイト用管理装置
300 第2のショッピングサイト用管理装置
400 配送システム(配送機構)
NW 通信ネットワーク(通信網)

Claims (17)

  1. ネットワークを介して贈答品情報を発信する送信者端末と、この贈答品情報を受信すると共に当該贈答品情報に付記された受信者端末に前記贈答品情報を送信する主管理装置とを備え、この主管理装置が、前記受信者端末からの返信情報により特定される贈答品をべつに設置された配送機構を介して前記受信者端末側の受信者に向けて発送処理する贈答品発送依頼処理機能を備えて成る贈答品発注処理システムにおいて、
    前記送信者端末は、送信側オペレータから贈答品情報と受信端末識別情報とが入力された場合に当該各情報を送信者発信情報として前記主管理装置に向けて送信し又は当該主管理装置からの情報を受信処理する送信情報入出力手段を備え、
    前記主管理装置は、前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報を記憶するユーザ管理情報記憶手段と、この受信した前記送信者発信情報から前記受信者端末のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末に前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し且つ前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する送信受付処理手段と、前記受信者端末から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する返信情報に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行う受信確定処理手段とを備えていることを特徴とした贈答品発注処理システム。
  2. 前記請求項1に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記送信情報入出力手段には、前記主管理装置との情報通信の内容をその都度外部表示する外部表示手段が装備され、
    前記ユーザ管理情報記憶手段は、コミュニティやセカンドライフなどのサイバースペースを利用する際の登録内容および前記受信者端末と送信者端末との相互間の交信内容を蓄積記録する構成としたことを特徴とする贈答品発注処理システム。
  3. 前記請求項1に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記主管理装置は、
    前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合にはこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段に記憶すると共に、前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合には当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段を検索し特定する送信先特定機能を備えていることを特徴とした贈答品発注処理システム。
  4. 前記請求項3に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記主管理装置は、
    前記送信者端末から送られてくる前記贈答品情報が複数の贈答品が記載された贈答品リストである場合には、前記商品受取り伺い情報の記載内容に、前記受信者側への贈答品選択伺いの案内を含めることを特徴とした贈答品発注処理システム。
  5. 前記請求項4に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記送信者端末から出力される前記贈答品情報には、送信者自身が保持する贈答品としての商品が含まれていることを特徴とした贈答品発注処理システム。
  6. 前記請求項5に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記受信者端末から送られてくる前記受取り伺い情報に対する回答には、当該受信者端末から送られてくる個人情報として配送先の住所および氏名が含まれていることを特徴とした贈答品発注処理システム。
  7. 前記請求項6に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記主管理装置は、
    前記受信者端末から送られてくる前記贈答品情報にかかる返信情報にあって、送信者端末側の送信者が保持してる贈答品を指定している場合には、前記送信者端末に対して贈答品準備通知を発信すると共に、前記主管理装置における各処理手段の実行を停止制御し且前記配送機構に対して前記送信者端末が保持している贈答品の配送を指令する贈答品配送指令手段を備えていることを特徴とした贈答品発注処理システム。
  8. 前記請求項6に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記主管理装置は、贈答品配送先の住所が確定した場合に機能するサイト再選択手段を有すると共に、
    このサイト再選択手段が、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定すると共に、前記複数のショッピングサイトの内、少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討し、これに基づいて最適な一のショッピングサイトを優先的に特定するショッピングサイト再選択機能を備えていることを特徴とした贈答品発注処理システム。
  9. 前記請求項8に記載の贈答品発注処理システムにおいて、
    前記送信受付処理手段における仮予約に際しては、予約が確定した際の決算方法や贈答品に添付するメッセージ等を当該仮予約の内容の一部として設定することを特徴とした贈答品発注処理システム。
  10. 送信者端末から発信される贈答品情報をネットワークを介して主管理装置が受信し、この受信された贈答品情報に基づいて特定される受信者端末に対して前記主管理装置は当該贈答品情報を送信すると共に、これに対する前記受信者端末からの返信情報によって特定される贈答品を、前記主管理装置はショッピングサイトと連携し且つ配送機構を介して前記受信者端末側の受信者に向けて発送処理する贈答品発注処理方法において、
    送信側オペレータから贈答品情報と受信端末識別情報とが前記送信者端末に入力された場合に当該送信者端末では送信情報入出力手段が作動して当該各情報を送信者発信情報として前記主管理装置に向けて送信し、
    前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報を前記主管理装置が予め装備したユーザ管理情報記憶手段にて記憶し、前記主管理装置の送信受付処理手段が機能して、前記受信した送信者発信情報から前記受信者端末のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末に対して前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し、
    送信受付処理手段は、前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する手続きを実行し、
    その後、前記主管理装置の受信確定処理手段が機能して、前記受信者端末から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する回答に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行うことを特徴とした贈答品発注処理方法。
  11. 前記請求項10に記載の贈答品発注処理方法において、
    前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合、前記主管理装置はこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段に記憶し、
    前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合、前記主管理装置は当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段の記憶内容を検索して特定することを特徴とする贈答品発注処理方法。
  12. 前記請求項10に記載の贈答品発注処理方法において、
    前記受信者端末から送られてくる前記返信情報にあって、送信者端末側の送信者が保持してる贈答品を指定している場合には、前記主管理装置は、前記送信者端末に対して贈答品準備通知を発信すると共に、当該主管理装置における前記各処理手段の実行を停止制御し且つ前記配送機構に対して前記送信者端末が保持している贈答品の配送を指令することを特徴とした贈答品発注処理方法。
  13. 前記請求項10に記載の贈答品発注処理方法において、
    前記贈答品の配送先の住所が確定した場合、前記主管理装置のサイト再選択手段が機能し、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定し、この複数のショッピングサイトの内、少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討して最適な一のショッピングサイトを優先的に特定し、
    次にこのサイト再選択手段により特定された一のショッピングサイトに対して前記受信確定処理手段が機能して仮予約を含む所定の対応処理を実行するようにしたことを特徴とする贈答品発注処理方法。
  14. ネットワークを介して贈答品情報を発信する送信者端末と、この贈答品情報を受信すると共に受信者端末を特定して当該受信者端末に前記贈答品情報を送信する主管理装置とを備え、この主管理装置が、前記受信者端末からの返信情報により特定される贈答品を配送機構を介して前記受信者端末側の受信者に向けて発送処理する贈答品発送依頼処理機能を備えて成る贈答品発注処理システムにあって、
    前記送信者端末から送られてくる前記送信者発信情報をユーザ管理情報記憶手段に記憶処理するユーザ管理情報記憶処理機能、
    この受信した前記送信者発信情報から前記受信者端末のメールアドレスを特定すると共に当該受信者端末に前記贈答品情報および贈答品受取り伺い情報を送信し且つ前記送信者発信情報から特定される贈答品をショッピングサイトに対して仮予約する送信情報受付処理機能、
    および前記受信者端末から送られてくる前記贈答品受取り伺い情報に対する返信情報に基づいて前記ショッピングサイトへの注文の確定処理若しくは注文の中止手続き処理を行う実行する受信確定処理機能、
    を、前記主管理装置が備えているコンピュータに実行させることを特徴とした贈答品発注処理プログラム。
  15. 前記請求項14に記載の贈答品発注処理プログラムにおいて、
    前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がメールアドレスである場合にはこれを贈答品の送信先情報として前記ユーザ管理情報記憶手段に対して記憶処理すると共に、前記送信者端末から送られてくる前記受信端末識別情報がID情報である場合には当該ID情報にかかるメールアドレスを前記ユーザ管理情報記憶手段を検索し特定する送信先特定機能を、
    前記コンピュータに実行させることを特徴とした贈答品発注処理プログラム。
  16. 前記請求項14に記載の贈答品発注処理プログラムにおいて、
    前記受信者端末から送られてくる前記返信情報にあって、前記受信者が前記送信者端末側の送信者が保持してる贈答品を指定している場合には、前記送信者端末に対して贈答品準備通知を発信処理すると共に、前記主管理装置における前記各処理手段の実行を停止制御し且つ前記配送機構に対しては前記送信者端末が保持している贈答品の配送を指令する贈答品配送指令機能を、
    前記コンピュータに実行させることを特徴とした贈答品発注処理プログラム。
  17. 前記請求項14に記載の贈答品発注処理プログラムにおいて、
    前記受信者端末から送られてくる前記返信情報にあって、前記贈答品の配送先の住所が確定した場合には前記主管理装置が備えているサイト再選択手段が稼働し、前記配送先の住所の近隣にあって前記贈答品を扱っている複数のショッピングサイトをネット回線を利用して特定すると共にこの複数のショッピングサイトの内の少なくとも商品価格と送料と配送時間とを検討して最適な一のショッピングサイトを優先的に特定するショッピングサイト優先的特定機能、
    および前記サイト再選択手段により特定された一のショッピングサイトに対して前記受信確定処理機能が機能して仮予約を含む所定の対応処理を実行する対応処理実行機能、
    を、前記コンピュータに実行させることを特徴とした贈答品発注処理プログラム。


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