JP2010160505A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. スライド上でスライドの長手方向に滑動するように構成されているスライドカバーであって、
   上記スライドの上に配置される本体部を備えていて、上記本体部と上記スライドとの間に反応室を形成するように構成され、
   上記反応室は、該スライドカバーの滑動により流体が充填されるように構成されているスライドカバー。
2. 上記本体部が、空洞化された表面部と複数の側壁部とを備えていて、上記反応室が、上記空洞化された表面部と上記側壁部と上記スライドの表面との間に形成されている、請求項１に記載のスライドカバー。
3. 該スライドカバーが、上記スライド上で上記壁部によって支持されている、請求項２に記載のスライドカバー。
4. 上記本体部から伸びる突出部をさらに備えていて、上記突出部と上記スライドとの間に流体容器が画成され、上記流体容器が上記反応室と流体連通している、請求項２に記載のスライドカバー。
5. 上記突出部から伸び、上記流体容器内への流体の流入を促進するためのニブの形態の突起部をさらに備えている、請求項４に記載のスライドカバー。
6. 上記突出部に形成された切り欠き部をさらに備えている、請求項４に記載のスライドカバー。
7. 上記流体容器は、上記反応室に近い方の端部で上記突出部によって画成され、かつ、上記反応室と反対側の端部で開放されている、請求項４に記載のスライドカバー。
8. 請求項２に記載のスライドカバーを備えている自動化された生物反応装置。
9. 請求項１に記載のスライドカバーとスライドとの間に形成された反応室に流体を充填する方法であって、
   上記スライドの表面でサンプル保持領域を露出させる過程と、
   上記スライドカバーの突出部において流体受け入れゾーンに流体を分配する過程と、
   上記スライドの表面に沿って上記スライドカバーを滑動させて上記サンプル保持領域を覆い、上記スライドカバーと上記スライドとの間に、流体が充填された反応室を形成する過程とを含む方法。
10. 上記スライドカバーが、空洞化された表面部と複数の側壁部とを備えていて、
    上記反応室が、上記空洞化された表面と上記側壁部と上記スライドの表面との間に形成され、
    上記スライドカバーが、上記本体部の一端から伸びる突出部をさらに有し、上記突出部が上記流体受け入れゾーンを形成する、請求項９に記載の方法。
11. 上記スライドカバーが上記本体部から伸びるロケータを備えていて、上記スライドカバーを上記ロケータと係合させることにより滑動させる、請求項１０に記載の方法。
12. 請求項１に記載のスライドカバーとスライドとの間に形成された反応室に流体を充填する方法であって、
    上記スライドカバーの本体部と上記スライドとの間に反応室を形成する過程と、
    上記スライドカバーの一端に、上記反応室と流体連通する流体容器を形成する過程と、
    上記流体容器に流体を分配し、上記流体を毛管流れにより上記流体容器に流入させる過程とを含む方法。
13. 上記スライドを、水平方向に対して傾斜するように配置し、上記流体を上記反応室よりも高い位置に配置する過程をさらに含む、請求項１２に記載の方法。
14. 上記本体部が、空洞化された表面部と複数の側壁部とを備えていて、
    上記反応室が、上記空洞化された表面部と上記側壁部と上記スライドの表面との間に形成される、請求項１３に記載の方法。
15. 上記スライドカバーが上記本体部から伸びる突出部をさらに備えていて、上記流体容器が上記突出部と上記スライドとの間に画成される、請求項１４に記載の方法。