JP2010159911A - 天井埋込型空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天井埋込型空気調和装置は、筐体1内に送風機、熱交換器及び熱交換器の下面を覆う発泡スチロール製のドレンパン13を収納し、ドレンパン13にドレンパン吊り金具4Bをインサート加工し、ドレンパン吊り金具4Bを筐体1の下面に固定して、ドレンパン13を筐体1に支持すると共に、天井から吊り下げた吊りボルトに筐体吊り金具2Aを介して筐体1を吊り下げ支持し、筐体1の下面には化粧パネルを取り付けた天井埋込型空気調和装置において、化粧パネルとドレンパン13との間に導電材料製の電装箱40を備え、電装箱40とドレンパン吊り金具4Bとを導電材料製のアース用金具50により連結する構成とする。
【選択図】図4
Description
そして、従来の天井埋込型空気調和装置では、コントロール基板等のアース線が電装箱に接続され、電装箱が電気的に浮いた状態になっているため、電装箱のアース線が筐体外に配線されていた。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、電装箱のアース経路を容易に確保する天井埋込型空気調和装置を提供することにある。
上記構成によれば、電装箱のアース経路がアース用金具からドレンパン吊り金具へと確保されるので、アース用金具を取り付けるだけで、電装箱のアース経路を容易に確保できる。
上記構成によれば、電装箱とドレンパン吊り金具との間の距離が短くなるので、アース用金具を短くでき、アース用金具の材料を削減できる。
上記構成によれば、アース用金具専用の取り付け部を必要としないので、部品点数を削減し、製造工程の簡略化を図れる。また、電装箱の点検・修理時には、取り付け部を外すことで、ドレンパン及びアース用金具の両方から電装箱を取り外すことができ、電装箱からアース経路を取り外す作業が必要なくなるので、点検・修理作業を容易にすることが可能になる。
上記構成によれば、アース用金具が発泡スチロール製のドレンパンに覆われるので、アース用金具の結露を防止できる。
上記構成によれば、アース用金具がドレンパン吊り金具と一体化するので、アース用金具とドレンパン吊り金具とを固定する固定部を必要とせず、部品点数を削減できる。また、ドレンパン吊り金具がアース用金具を備えるので、ドレンパン吊り金具を取り付けるだけでアース用金具を取り付けることができ、製造工程の簡略化が図ることが可能になる。
図1は、本発明の実施の形態に係る天井埋込型空気調和装置を示す側断面図である。
天井埋込型空気調和装置100は、板金製の箱形の筐体1を有し、この筐体1の四隅には、筐体吊り金具2A(図2参照)が複数(本実施の形態では、4つ)設けられている。各々の筐体吊り金具2Aには、天井面110に固定された吊りボルト2がナット(不図示)によって固定され、これらの吊りボルト2を介して、天井埋込型空気調和装置100は天井面110から吊り下げ設置される。
熱交換器11の下方には、熱交換器11の下面を覆うように、発泡スチロール製のドレンパン13が配設されている。ドレンパン13の中央には、多角形状の吸込開口32が開口し、この吸込開口32には、上記送風機9の吸込部が臨んでいる。また、ドレンパン13の周縁部には、熱交換器11を通った送風機9の排気を通すための吹出開口33が形成されている。吸込開口32の上部には、吸込開口32を通った被調和室の空気を送風機9に案内するノズル14が取り付けられている。ノズル14は、吸込開口32より小さく形成された略円形の開口15を有している。
天井埋込型空気調和装置100は、図示しない室外機から供給される冷媒を熱交換器11に通して、熱交換器11を蒸発器または凝縮器として機能させる。そして、天井埋込型空気調和装置100は、送風機9の動作により、吸込口22から被調和室の室内空気を吸い込み、フィルタ25で清浄化した後、吸込開口32及びノズル14を通して室内空気を熱交換器11に通して冷却または加熱し、調和空気とする。天井埋込型空気調和装置100は、送風機9の動作により、調和空気を吹出開口33を通して吹出口23から被調和室に吹き出し、被調和室を冷房または暖房する。
筐体1は、図2に示すように、4つの側壁1A〜1Dを備えている。各側壁1A〜1Dの間には、それぞれ別の側壁1E〜1Hが介在されており、これら側壁1A〜1Hは、全体として略八角形の枠を形成している。
図2及び図3に示すように、側壁1Fには、ガス側の冷媒配管継手17と、液側の冷媒配管継手18とが設けられている。これら冷媒配管継手17,18は、図示しない冷媒配管によって、冷媒の入口・出口側端部11Kに接続される。
ドレンパン13の下面には、固定金具4Aに対応する位置に、金属等の導電性材料で形成したドレンパン吊り金具4Bがインサート加工されている。ドレンパン13は、このドレンパン吊り金具4Bを固定金具4Aに固定することにより、筐体1に支持される。
ドレンパン13と化粧パネル21(図1参照)との間には、送風機9等を制御する基板を収容する電装箱40が配設される。この電装箱40は、ノズル14の開口15の径方向外側であって、吸込開口32の内側に近接して配置される。このため、平面視で電装箱40を送風機9の吸込部から離れた位置に配置することができ、電装箱40を送風機9近傍に配置しつつ吸気抵抗を低減することが可能になる。
電装箱40は、冷媒配管継手17,18側に位置するドレンパン吊り金具4Bに寄せて配置されている。これにより、ドレンパン吊り金具4Bと電装箱40との間が短くなるので、防炎部43とドレンパン吊り金具4Bとを連結するアース用金具50を短くし、アース用金具50の材料を削減することが可能になる。また、冷媒配管継手17,18と電装箱40とが近接して配置されるので、作業者が隣接する側壁1D,1F側から冷媒配管や電装箱40等のメンテナンス作業をできる構成となっている。
アース用金具50は、図4に示すように、ドレンパン吊り金具4Bを構成する金属板を折り曲げることにより、ドレンパン吊り金具4Bと一体に形成されている。このように、アース用金具50をドレンパン吊り金具4Bと一体に形成したことにより、アース用金具50をドレンパン吊り金具4Bと別に形成する場合に比べ、部品点数を削減し、製造工程の簡略化を図ることが可能になる。
先端部52の端部53は、ドレンパン13と防炎部43とに挟まれて配置され、防炎部43に当接している。このように、端部53が防炎部43に接触しているので、防炎部43からドレンパン吊り金具4Bへと電装箱40のアース経路が確保される。
例えば、本実施の形態では、アース用金具50を電装箱40の防炎部43に接続したが、これに限定されるものではなく、例えば、電装箱本体41を構成する側板や底板に接続するようにしてもよい。
2 吊りボルト
2A 筐体吊り金具
4B ドレンパン吊り金具
9 送風機
11 熱交換器
13 ドレンパン
21 化粧パネル
40 電装箱
44 取り付けねじ(取り付け部)
50 アース用金具
100 天井埋込型空気調和装置
Claims (5)
- 筐体内に、送風機、熱交換器及び熱交換器の下面を覆う発泡スチロール製のドレンパンを収納し、該ドレンパンにドレンパン吊り金具をインサート加工し、該ドレンパン吊り金具を筐体の下面に固定して、ドレンパンを筐体に支持すると共に、天井から吊り下げた吊りボルトに筐体吊り金具を介して前記筐体を吊り下げ支持し、前記筐体の下面には化粧パネルを取り付けた天井埋込型空気調和装置において、
前記化粧パネルと前記ドレンパンとの間に導電材料製の電装箱を備え、前記電装箱と前記ドレンパン吊り金具とを導電材料製のアース用金具により連結したことを特徴とする天井埋込型空気調和装置。 - 前記電装箱を前記ドレンパン吊り金具近傍に配置したことを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型空気調和装置。
- 前記アース用金具を、前記電装箱を前記ドレンパンに取り付ける取り付け部によって前記電装箱に固定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の天井埋込型空気調和装置。
- 前記アース用金具を前記ドレンパンに埋め込んだことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の天井埋込型空気調和装置。
- 前記アース用金具を前記ドレンパン吊り金具と一体に形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の天井埋込型空気調和装置。
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