JP2010158295A - 磁気共鳴装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 送受信用コイルの使用状況の自由度を確保しながら、マルチチャネル送信によるRF磁場の均一度の向上を図る。
【解決手段】 RFコイルユニット6cは、複数のコイルエレメントを有したアレイ型をなす。送信部7は、静磁場および傾斜磁場に高周波磁場を重畳するためにRFコイルユニット6cに供給するRFパルスを生成する。受信部9は、静磁場、傾斜磁場および高周波磁場の作用により被検体200で生じる磁気共鳴信号をRFコイルユニット6cを用いて検出する。主制御部17は、複数のコイルエレメントのそれぞれの静磁場中における位置および傾きを判定する。主制御部17および送信部7は、複数のコイルエレメントのそれぞれに供給するRFパルスの振幅および位相を、上記の判定された位置および傾きに基づいて高周波磁場の均一性を向上するべく調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静磁場、傾斜磁場および高周波磁場の作用により被検体で生じる磁気共鳴信号を検出する磁気共鳴装置に関する。
この種の磁気共鳴装置では、高磁場化に伴って高周波(RF)信号の波長が短縮している。そしてこのようなRF信号の波長短縮の影響により、単一の送信コイルからのRF信号の送信では、均一な高周波(RF)磁場を形成することが困難になっている。
そこで、マルチチャネル送信の技術が必要とされている。つまり、複数のアレイコイルを備えたアレイ型の送受信用コイルを用いて、各アレイコイルに供給するRF信号の振幅および位相を個別に調整することによってRF磁場の均一度を調整する。
特表2006−508759
しかしながら、各アレイコイルに供給するRF信号の適切な振幅および位相は、傾斜磁場中における各アレイコイルの姿勢(位置や傾きなど)に応じて変化する。このため、各アレイコイルの姿勢が既知でないと、各アレイコイルに供給するRF信号の振幅および位相を適切に設定することができない。このため、各アレイコイルが予め定められた姿勢となるように送受信用コイルを固定して使用する必要があり、運用の柔軟性の低下を来していた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、送受信用コイルの使用状況の自由度を確保しながら、マルチチャネル送信によるRF磁場の均一度の向上を図ることにある。
本発明の第1の態様による磁気共鳴装置は、静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、複数のコイルエレメントを有したアレイ型の送受信用コイルと、前記静磁場および前記傾斜磁場に高周波磁場を重畳するために前記送受信用コイルに供給する高周波信号を生成する生成手段と、前記静磁場、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の作用により被検体で生じる磁気共鳴信号を前記送受信用コイルを用いて検出する検出手段と、複数の前記コイルエレメントのそれぞれの位置および傾きを判定する判定手段と、複数の前記コイルエレメントのそれぞれに前記生成手段から供給される前記高周波信号の振幅および位相を、前記判定手段により判定された複数の前記コイルエレメントそれぞれの位置および傾きに基づいて前記高周波磁場の均一性を向上するように調整する調整手段とを備える。
本発明によれば、送受信用コイルの配置の自由度を確保しながら、マルチチャネル送信によるRF磁場の均一度を向上できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)100の構成を示す図である。MRI装置100は、静磁場磁石1、傾斜磁場コイル2、傾斜磁場電源3、寝台4、寝台制御部5、RFコイルユニット6a,6b、送信部7、切換回路8、受信部9および計算機システム10を具備する。
静磁場磁石1は、中空の円筒形をなし、内部の空間に一様な静磁場を発生する。この静磁場磁石1としては、例えば永久磁石、超伝導磁石等が使用される。
傾斜磁場コイル2は、中空の円筒形をなし、静磁場磁石1の内側に配置される。傾斜磁場コイル2は、互いに直交するX,Y,Zの各軸に対応する3種のコイルが組み合わされている。傾斜磁場コイル2は、上記の3種のコイルが傾斜磁場電源3から個別に電流供給を受けて、磁場強度がX,Y,Zの各軸に沿って傾斜する傾斜磁場を発生する。なお、Z軸方向は、例えば静磁場方向と同方向とする。X,Y,Z各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス選択用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Geおよびリードアウト用傾斜磁場Grにそれぞれ対応される。スライス選択用傾斜磁場Gsは、任意に撮影断面を決めるために利用される。位相エンコード用傾斜磁場Geは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の位相を変化させるために利用される。リードアウト用傾斜磁場Grは、空間的位置に応じて磁気共鳴信号の周波数を変化させるために利用される。
被検体200は、寝台4の天板41に載置された状態で傾斜磁場コイル2の内部の空間(撮像空間)内に挿入される。寝台4は、寝台制御部5の制御の下に、天板41をその長手方向(図1中における左右方向)および上下方向に移動させる。通常、この長手方向が静磁場磁石1の中心軸と平行になるように寝台4が設置される。
RFコイルユニット6aは、送信用である。RFコイルユニット6aは、1つまたは複数のコイルを円筒状のケースに収容して構成される。RFコイルユニット6aは、傾斜磁場コイル2の内側に配置される。RFコイルユニット6aは、送信部7からRF信号の供給を受けて、RF磁場を発生する。
RFコイルユニット6bは、受信用である。RFコイルユニット6bは、天板41上に載置されたり、天板41に内蔵されたり、あるいは被検体200に装着される。そして撮影時には、被検体200とともに撮像空間内に挿入される。RFコイルユニット6bとしては、様々なタイプのものが任意に装着可能である。RFコイルユニット6bは、被検体200で生じる磁気共鳴信号を検出する。
RFコイルユニット6cは、送受信用である。RFコイルユニット6cは、天板41上に載置されたり、天板41に内蔵されたり、あるいは被検体200に装着される。そして撮影時には、被検体200とともに撮像空間内に挿入される。RFコイルユニット6cとしては、様々なタイプのものが任意に装着可能である。RFコイルユニット6cは、送信部7からRF信号の供給を受けて、RF磁場を発生する。またRFコイルユニット6cは、被検体200で生じる磁気共鳴信号を検出する。RFコイルユニット6cとしては、複数のコイルエレメントを配列して形成されたアレイコイルが利用可能である。
送信部7は、ラーモア周波数に対応するRFパルスをRFコイルユニット6aまたはRFコイルユニット6cに選択的に供給する。なお送信部7は、RFコイルユニット6cとしてアレイコイルが利用される場合、このアレイコイルが有する複数のコイルエレメントのそれぞれに供給するRF信号の振幅および位相を個別に調整できる。なお、上記の複数のコイルエレメントのそれぞれに供給するRF信号の振幅および位相は、計算機システム10から指示される。
切換回路8は、RFコイルユニット6cを、RF磁場を発生するべき送信期間には送信部7に接続し、磁気共鳴信号を検出するべき受信期間には受信部9に接続する。なお、送信期間および受信期間は、計算機システム10から指示される。
受信部9は、RFコイルユニット6b,6cで検出される磁気共鳴信号に対し、増幅、位相検波、さらにはアナログディジタル変換などの処理を施し、磁気共鳴データを得る。
計算機システム10は、インタフェース部11、データ収集部12、再構成部13、記憶部14、表示部15、入力部16および主制御部17を有している。
インタフェース部11には、傾斜磁場電源3、寝台制御部5、送信部7、切換回路8および受信部9等が接続される。インタフェース部11は、これらの接続された各部と計算機システム10との間で授受される信号の入出力を行う。
データ収集部12は、受信部9から出力される磁気共鳴データを収集する。データ収集部12は、収集した磁気共鳴データを、記憶部14に格納する。
再構成部13は、記憶部14に記憶された磁気共鳴データに対して、後処理、すなわちフーリエ変換等の再構成を実行し、被検体200内の所望核スピンのスペクトラムデータあるいは画像データを求める。
記憶部14は、磁気共鳴データと、スペクトラムデータあるいは画像データとを、被検者毎に記憶する。
表示部15は、スペクトラムデータあるいは画像データ等の各種の情報を主制御部17の制御の下に表示する。表示部15としては、液晶表示器などの表示デバイスを利用可能である。
入力部16は、オペレータからの各種指令や情報入力を受け付ける。入力部16としては、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスを適宜に利用可能である。
主制御部17は、図示していないCPUやメモリ等を有しており、MRI装置100を総括的に制御する。主制御部17は、RFコイルユニット6bとして、アレイコイルが利用される場合に、このアレイコイルが有する複数のコイルエレメントのそれぞれの位置および傾きを判定する機能を持つ。また主制御部17は、上記の複数のコイルエレメントのそれぞれに供給するべきRF信号の振幅および位相を、各コイルエレメントのそれぞれの位置および傾きに基づいて決定する機能を持つ。
図2はRFコイルユニット6cの構成例を示す斜視図である。
RFコイルユニット6cは、複数のコイルエレメント61および複数のマーカ62を含んでいる。図2に示す構成例では、コイルエレメント61は9個、マーカ62は16個である。そしてこれら複数のコイルエレメント61および複数のマーカ62は、図示しない例えば発泡ポリエチレンからなるクッション材によって覆われて、図2に示す状態に保持されている。
複数のコイルエレメント61は、それぞれが少なくとも1つのループコイルを備える。コイルエレメント61の外形は、任意形状(図2では四角形)の環状である。コイルエレメント61は、3つずつがそれぞれ同一平面上に一列に配列されている。このようにしてコイルエレメント61がなす3つの列は、互いに平行に配置されている。さらにコイルエレメント61がなす2つの列は、それぞれの一方の側部がもう1つの列の両側部にそれぞれ近接するとともに、互いに異なる傾きとなる状態で配置されている。
複数のマーカ62は、静磁場および前記高周波磁場の作用により磁気共鳴信号が生じる材質を任意の形状(図2では円筒状)に形成したものである。複数のマーカ62は、プロトン密度、縦緩和時間T1および横緩和時間T2がいずれもほぼ等しい。複数のマーカ62は、図2に示すようにコイルエレメント61の4つの角部にいずれか1つが位置するように配置されている。
図3および図4は図2に示したRFコイルユニット6cの被検体200への装着例を示す図である。
RFコイルユニット6cのクッション材は可塑性を有しており、例えば図3および図4に示すように形状を変化させることができる。これにより、大きさの異なる被検体200に対して装着することが可能になっている。かくしてRFコイルユニット6cの各コイルエレメント61は、傾斜磁場中における位置や傾斜磁場に対する傾きが、使用状況に応じて様々に変化する。
図5はRFコイルユニット6cを使用して撮像する際の主制御部17の処理手順を示すフローチャートである。
ステップSa1において主制御部17は、プリスキャンを実行するように、傾斜磁場電源3、送信部7、切換回路8、受信部9、データ収集部12などの各部を動作させる。プリスキャンは、撮像対象を確実に包含する大きなプリスキャン領域についての磁気共鳴データを収集するためのスキャンである。なおこのプリスキャンにおけるRFパルスの送信および磁気共鳴信号の検出には、RFコイルユニット6cを使用する。そして以下においては、このプリスキャンにより収集された磁気共鳴データをプリスキャンデータと称することとする。
ステップSa2において主制御部17は、プリスキャンデータに基づいて、撮像対象の輪郭を求める。図6はここで求めた輪郭を示す破線をプリスキャンデータから再構成した画像に重ねて表した図である。なお図6に示す画像は、撮像対象としてファントムを用いた場合のものである。ファントムは、円筒状で、プロトン密度、縦緩和時間T1および横緩和時間T2が均一なものである。従って、当該画像においてファントムに相当する領域の画素値は均一であるべきだが、図6に示す画像では不均一となっている。これは、主としてRF磁場の不均一性に起因するものである。
ステップSa3において主制御部17は、プリスキャンデータに基づいて、複数のマーカ62のそれぞれの位置を求める。マーカ62は、プロトン密度、縦緩和時間T1および横緩和時間T2が既知であるので、そのプリスキャン領域内における位置はプリスキャンデータから求められる。
ステップSa4において主制御部17は、複数のマーカ62のプリスキャン領域内での位置的分布と、プリスキャン領域と傾斜領域との関係とに基づいて、複数のコイルエレメント61のそれぞれの傾斜磁場中での位置および傾斜磁場に対する傾きをそれぞれ求める。具体的には、プリスキャン領域のある断面について図7の丸印で示す位置にマーカ62がそれぞれ位置しているのだとすると、図7に破線で示す状態でコイルエレメント61が存在していることが分かり、その位置および傾きを求めることができる。
ステップSa5において主制御部17は、複数のコイルエレメント61のそれぞれの傾斜磁場中での位置および傾斜磁場に対する傾きに応じて、各コイルエレメント61から送信するRFパルスの振幅および位相を決定し、それを送信部7に設定する。なお、コイルエレメント61毎の振幅および位相は、所定領域について均一なRF磁場を生じさせることができるように決定する。所定領域は、例えばステップSa2で求めた輪郭の内部に相当する領域とする。所定領域はあるいは、ユーザにより指定された撮像領域に応じた磁気共鳴信号の収集対象領域などのような別の任意の領域であっても良い。
ステップSa6において主制御部17は、メインスキャンを実行するように、傾斜磁場電源3、送信部7、切換回路8、受信部9、データ収集部12などの各部を動作させる。メインスキャンは、撮像対象の画像を再構成するための磁気共鳴データを収集するスキャンである。このメインスキャンにおいて送信部7は、RFコイルユニット6cの複数のコイルエレメント61のそれぞれにRFパルスを供給するが、このRFパルスの振幅および位相を上記のようにコイルエレメント61毎に設定されたものに調整する。
かくして本実施形態のMRI装置100によれば、RFコイルユニット6cの実際の使用状況に応じて、そのような使用状況のRFコイルユニット6cからのRFパルスの送信により均一なRF磁場を形成できるように、RFコイルユニット6cの複数のコイルエレメント61のそれぞれから送信されるRFパルスの振幅および位相が調整される。かくして、RFコイルユニット6cの使用状況の自由度を確保しながら、マルチチャネル送信によるRF磁場の均一度の向上を図ることができる。
図8は前述のファントムを撮像対象としたメインスキャンにより収集された磁気共鳴データに基づいて再構成した画像の一例を示す図である。この画像では、RF磁場の均一度が向上されていることにより、ファントムに相当する領域の画素値は図6に比べて均一になっており、画質が改善されている。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
(1) RFコイルユニット6cが形状を変化させることができないものであったとしても、被検体200に装着されたりや天板41の任意の位置に載置された状態で使用可能であれば、各コイルエレメント61の傾斜磁場中での位置や傾斜磁場に対する傾きが変化するから、上記の実施形態が有効に作用する。
(2) 上記実施形態においては、複数のマーカ62はその位置を個別に求めることが可能であるが、マーカ62の個々を識別することはできない。このため、RFコイルユニット6cの形状や傾斜磁場中の位置によっては、複数のコイルエレメント61のそれぞれの傾斜磁場中での位置や傾斜磁場に対する傾きを正しく求めることができない恐れがある。そこで、複数のマーカ62は、プロトン密度、縦緩和時間T1および横緩和時間T2のうちの少なくとも1つが互いに異ならせても良い。そしてこの様なマーカ62を使用するならば、複数のマーカ62の個々を区別することが可能であるから、複数のコイルエレメント61のそれぞれの傾斜磁場中での位置や傾斜磁場に対する傾きをより正しく求めることが可能となる。
(3) 各コイルエレメント61の傾斜磁場中での位置および傾斜磁場に対する傾きに加えて各コイルエレメント61の形状を求め、これも考慮してRFパルスの振幅および位相を決定しても良い。例えば、コイルエレメント61は、可塑性を持たせて湾曲させた状態で使用可能としても良い。そしてこの場合には、コイルエレメント61の湾曲の度合いによりコイルエレメント61の両端間の距離が例えば図9に示すように変化するから、2つのマーカ62間の距離に基づいてコイルエレメント61の湾曲の度合いを求めることができる。
(4) 各コイルエレメント61の傾斜磁場中での位置および傾斜磁場に対する傾き、あるいは形状は、マーカ62を使用せずに求めても良い。例えば各コイルエレメント61の位置に関しては、特開2008−029834に開示された技術を利用して検出することが可能である。
(5) 本発明は、磁気共鳴スペクトロスコピーを行うもののような他の種類の磁気共鳴装置においても適用が可能である。
(6) 各コイルエレメント61の位置および傾きは、静磁場などのような別の基準座標系に関して求めても良い。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)100の構成を示す図。 図1中のRFコイルユニット6cの構成例を示す斜視図。 図2に示したRFコイルユニット6cの被検体200への装着例を示す図。 図2に示したRFコイルユニット6cの被検体200への装着例を示す図。 RFコイルユニット6cを使用して撮像する際の主制御部17の処理手順を示すフローチャート。 プリスキャンデータに基づいて求めた輪郭を示す破線をプリスキャンデータから再構成した画像に重ねて表した図。 マーカ62の位置に基づいてコイルエレメント61の傾斜磁場中での位置および傾斜磁場に対する傾きを求める具体例を示す図。 ファントムを撮像対象としたメインスキャンにより収集された磁気共鳴データに基づいて再構成した画像の一例を示す図。 2つのマーカ62間の距離に基づいてコイルエレメント61の湾曲の度合いを求める処理を説明する図。
1…静磁場磁石、2…傾斜磁場コイル、3…傾斜磁場電源、4…寝台、5…寝台制御部、6a,6b,6c…RFコイルユニット、7…送信部、8…切換回路、9…受信部、10…計算機システム、11…インタフェース部、12…データ収集部、13…再構成部、14…記憶部、15…表示部、16…入力部、17…主制御部、61…コイルエレメント、62…マーカ、100…磁気共鳴イメージング装置(MRI装置)、200…被検体。

Claims (5)

  1. 静磁場を発生する静磁場発生手段と、
    前記静磁場に重畳するための傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、
    複数のコイルエレメントを有したアレイ型の送受信用コイルと、
    前記静磁場および前記傾斜磁場に高周波磁場を重畳するために前記送受信用コイルに供給する高周波信号を生成する生成手段と、
    前記静磁場、前記傾斜磁場および前記高周波磁場の作用により被検体で生じる磁気共鳴信号を前記送受信用コイルを用いて検出する検出手段と、
    複数の前記コイルエレメントのそれぞれの位置および傾きを判定する判定手段と、
    複数の前記コイルエレメントのそれぞれに前記生成手段から供給される前記高周波信号の振幅および位相を、前記判定手段により判定された複数の前記コイルエレメントそれぞれの位置および傾きに基づいて前記高周波磁場の均一性を向上するように調整する調整手段とを具備したことを特徴とする磁気共鳴装置。
  2. 前記判定手段は、前記複数のコイルエレメントのそれぞれの形状をさらに判定することを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴装置。
  3. 前記送受信用コイルは、前記静磁場および前記高周波磁場の作用により磁気共鳴信号が生じるマーカを複数備え、
    前記判定手段は、複数の前記マーカでそれぞれ生じた磁気共鳴信号に基づいて複数の前記マーカの分布を判定し、当該分布に基づいて複数の前記コイルエレメントのそれぞれの位置および傾き、あるいは位置、傾きおよび形状を判定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の磁気共鳴装置。
  4. 複数の前記マーカは、前記静磁場および前記高周波磁場の作用によりそれぞれ異なる大きさの磁気共鳴信号が生じ、
    前記判定手段は、複数の前記マーカでそれぞれ生じる磁気共鳴信号の大きさに基づいて複数の前記マーカのそれぞれを識別することを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴装置。
  5. 複数の前記マーカは、プロトン密度、縦緩和時間および横緩和時間の少なくともいずれか1つが互いに異なることを特徴とする請求項4に記載の磁気共鳴装置。
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