JP2010156283A - 樹脂製タンクのレベルゲージ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】樹脂で液体タンク(尿素水タンク)を製作するに当たり、中空部材にて連通したレベルゲージの液体タンクへの取り付け構造を簡素化し、液体タンク内の液体の排出作業が容易化された樹脂製タンクのレベルゲージ構造を提供する。
【解決手段】樹脂製の液体タンク20の外側面に設けられて、該液体タンク20の上方部と下方部とを透過性の中空部材にて連通したレベルゲージ1と、前記レベルゲージ1を前記液体タンク20の下方部に固定するとともに該レベルゲージ1と液体タンク20の上方部との連通を解除可能として前記液体タンク20内の液体の排出を行うようにしたことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの排気ガス処理装置における尿素水タンク等に用いられ、樹脂にて形成され液体が収容されるタンクを備えた樹脂製タンクにおけるレベルゲージ構造に関する。
図4は、SCR(選択触媒還元)において、昇温排気ガス中に尿素水ノズルからユリア水(尿素水)を噴射するためのユリア水(尿素水)を収容するタンクの一例を示す。
かかる尿素水タンク02は、ステンレスの薄い鋼板製のタンク本体023を備え、上部にレベルゲージ01が固定して装着されている。また、下部にはタンク本体023内部のドレンを排出するためのドレンプラグ024が設けられている。
すなわち、かかる尿素水タンク02はステンレスの薄い鋼板製であり、また前記レベルゲージ01は固定式で、且つドレンプラグ024が別個に設けられている。
尚、特許文献1(特開2003−314252号公報)においては、ユリア水タンク1の上部に位置するブリーダ通路6にアンモニア吸着剤9を取り付け、ユリア水の分解により発生するアンモニア16をアンモニア吸着剤9に吸着させ、悪臭の発生を防止している。
特開2003−314252号公報
図4に示される尿素水タンク02はステンレスの薄い鋼板製であり、またレベルゲージ01は固定式で、且つドレンプラグ024が別個に設けられた構成である。
即ち、ユリア水(尿素水)を溜める尿素水タンク02は、従来はステンレスの薄い鋼板製が通常であり、ユリア水(尿素水)を溜める尿素水タンク02に、ステンレスの鋼板を用いれば、ステンレスの鋼板は、錆に強くて強度も十分である。
しかしながら、かかるステンレスの薄い鋼板製の尿素水タンク02は、ステンレスの薄い鋼板の溶接製であるため、溶接等の製造工数が多くなり、製造コストが増加する。また、ステンレスの鋼板の溶接製であるため、重量も重くなる。
さらに、前記尿素水タンク02を鋼板にて製作する場合には、前記のような、溶接等の製造工数が多くなり製造コストが増加し、またステンレスの薄い鋼板の溶接製であるために重量も重くなる、というような問題は解決する。
しかしながら、樹脂製の尿素水タンクは、樹脂製の液体タンクに明ける孔の数やねじの数が多いと、かかる孔やねじ部における液体の漏洩が多くなり、また、ドレンの排出にも工夫を要する。
本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、樹脂で液体タンク(尿素水タンク)を製作するに当たり、中空部材にて連通したレベルゲージの液体タンクへの取り付け構造を簡素化し、液体タンク内の液体の排出作業が容易化された樹脂製タンクのレベルゲージ構造を提供することを目的とする。
本発明はかかる課題を解決するもので、液体タンクの外側面に設けられて、該液体タンクの上方部と下方部とを透過性の中空部材にて連通したレベルゲージと、前記レベルゲージを前記液体タンクの下方部に固定するとともに、該レベルゲージと液体タンクの上方部との連通を解除可能として前記液体タンク内の液体の排出を行うようにしたことを特徴とする。
かかる発明において、好ましくは、前記液体タンクの側壁面に、前記中空部材を係合する溝を備えた溝部材を設置する。
また、かかる発明において、好ましくは、前記レベルゲージの下部は、液体タンクの下方部の底面に連通するように構成される。
また、かかる発明において、好ましくは、前記液体タンクは、尿素水が収容されていることを特徴とする。
本発明によれば、樹脂製の液体タンクの外側面に設けられて、該液体タンクの上方部と下方部とを透過性の中空部材にて連通したレベルゲージと、前記レベルゲージを前記液体タンクの下方部に固定するとともに、該レベルゲージと液体タンクの上方部との連通を解除可能として前記液体タンク内の液体の排出を行うようにしたので、
樹脂製の液体タンクのレベルゲージを液体タンクの下方部に固定し、該レベルゲージと液体タンクの上方部とは連通を解除可能としたので、液体タンク内の液体の排出を行う際は、レベルゲージ回動機構により、液体タンクの上方部から開口部を取り外して下方に向けることによって、液体タンク内の液体の排出を簡単に行うことができる。
これにより、従来のようなドレンプラグは不要となり、レベルゲージがドレンプラグを兼用することとなって、構造が簡単化されて部品点数が減ってコストダウンがなされるとともに、液体タンク内の液体の排出作業が容易化される。
また、樹脂製の液体タンクのレベルゲージを液体タンクの下方部に固定し、該レベルゲージと液体タンクの上方部とは連通を解除可能に接続したので、樹脂製の液体タンクに明ける孔の数やねじの数が減り、つまり液体タンクが樹脂製であることから極力穴類を明ける数を減らすことができ、穴類からの液体の漏洩を減らすことができる。
また、かかる発明において、前記液体タンクの側壁面に、前記中空部材を係合する溝を備えた溝部材を設置すれば、
液体タンクの上方部からレベルゲージの開口部を取り外す際に、レベルゲージ(中空部材)の、例えば上部を溝部材の溝から外して、レベルゲージの開口部を下に向けて内部の液体を排出し、排出終了後はレベルゲージの上部を溝部材の溝に嵌合して、液体タンク内部の液体の排出作業が容易化できる。
また、かかる発明において、前記レベルゲージの下部は、液体タンクの下方部の底面に連通するように構成すれば、液体タンク内の液体の排出を行う際において、液体タンクの上方部から開口部を取り外して下方に向けることにより、液体タンクの下方部の底面までの液体を、残り無く排出できる。
また、かかる発明において、前記液体タンクは、尿素水が収容されているので、樹脂製の液体タンクに明ける孔の数やねじの数が減ることにより、かかる孔やねじの数を減らすことによって、尿素水の臭いを外部への漏洩を防止できて、尿素水の発生する悪臭の発生を回避可能となる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の実施例を示す尿素水を収容する尿素水タンクの外観斜視図、図2(a)は尿素水タンクにおけるレベルゲージの取り付け部の詳細側面図、(b)は(a)のA部の断面拡大図である。図3は図2(a)のB―B線断面図である。
SCR(選択触媒還元)において、昇温排気ガス中に尿素水ノズルからユリア水(尿素水)を噴射するためのユリア水(尿素水)を収容するための尿素水タンク20は、図1のように、ユリア水(尿素水)が収容されている。
前記樹脂製の尿素水タンク20の外側面には、該尿素水タンク20の上方部11と下方部12とを透過性の中空部材にて連通したレベルゲージ1(1cは目盛り)が設けられている。
図2(a)に示すように、レベルゲージ1の下方部12は、尿素水タンク20から突出した取出し口20aに、前記中空部材(レベルゲージ)1の下端部1dを挿入し、該下端部1dの外周を鋼材からなる再使用が不可能な絞り部材3を、専用工具を用いて縛り、該絞り部材3によって締め付けて固定している。
一方、前記レベルゲージ1は、尿素水タンク20に形成された溝部材2に挟まれている。つまり、図3のように、前記溝部材2に溝2aを形成し、該溝2aに中空のレベルゲージ1を嵌め込んで、該溝2aによりレベルゲージ1を支持している。
また、図2(a)、(b)に示すように、上端部の端部1aを尿素水タンク20から突出した連通部20bに設けられた連通孔20cに挿入している。
前記尿素水タンク20の上方部からレベルゲージ1の開口部を取り外す際に絞り部材5のスクリュウ6を緩めて、レベルゲージ(中空部材)1の端部1aを尿素水タンク20の取り出し口20bの連通孔20cから抜き出してから、該レベルゲージ1の端部を前記溝2aから抜き出して、レベルゲージ1を下方に向けて離すと、尿素水タンク20の液体は容易に抜き出せる。
また、前記レベルゲージ1の下部は、尿素水タンク20の下方部12の底面に連通するように構成されているので、尿素水タンク20内の尿素水の排出を行う際において、レベルゲージ1は、直線状の形状であるので、尿素水タンク20の取り出し口20bから端部10を取り外すとレベルゲージは直線状態に戻り、さらに下方に向けることにより、尿素水タンク20の下方部12の底面までの尿素水を、残り無く排出できる。
従って、かかる実施例によれば、樹脂製の尿素水タンク20の外側面に設けられて、該尿素水タンク20の上方部11と下方部12とを、接続する透過性の中空部材にて連通したレベルゲージ1と、前記レベルゲージ1を前記尿素水タンク20の下方部12に固定するとともに、該レベルゲージ1と尿素水タンク20の上方部11との連通を解除可能として、前記尿素水タンク20内の尿素水の排出を行うように出来る。
従って、樹脂製の尿素水タンク20のレベルゲージ1を、該尿素水タンク20の下方部12に固定し、該レベルゲージ1と尿素水タンク20の上方部11とは連通を解除可能としたので、尿素水タンク20内の尿素水の排出を行う際は、尿素水タンク20の上方部11から開口部を取り外して下方に向けることによって、尿素水タンク20内の尿素水の排出を簡単に行うことができる。
これにより、図4に示す従来のようなドレンプラグ024は不要となり、レベルゲージ1がドレンプラグ024を兼用することとなって、構造が簡単化されて部品点数が減ってコストダウンがなされるとともに、液体タンク内の液体の排出作業が容易化される。
また、樹脂製の尿素水タンク20のレベルゲージ1を尿素水タンク20の下方部12に固定し、該レベルゲージ1と尿素水タンク20の上方部11とは連通を解除可能に接続したので、樹脂製の尿素水タンク20に明ける孔の数やねじの数が減り、つまり尿素水タンク20が樹脂製であることから極力穴類を明ける数を減らすことができることとなり、穴類からの液体の漏洩を減らすことができる。
即ち、かかる実施例において、前記液体タンク20は、尿素水が収容されているので、樹脂製の液体タンクに明ける孔の数やねじの数が減ることにより、かかる孔やねじの数を減らすことによって、尿素水の臭いを外部への漏洩を防止できて、尿素水の発生する悪臭の発生を回避可能となる。
本発明によれば、樹脂で液体タンク(尿素水タンク)を製作するに当たり、中空部材にて連通したレベルゲージの液体タンクへの取り付け構造を簡素化し、液体タンク内の液体の排出作業が容易化された樹脂製タンクのレベルゲージ構造を提供できる。
本発明の実施例にかかる尿素水タンクの外観斜視図である。 (a)は、本発明の実施例にかかる前記尿素水タンクにおけるレベルゲージの取り付け部の詳細側面図であり、(b)は、(a)のA部の断面拡大図である。 図2(a)のB―B線断面図である。 従来の尿素水タンクの外観図である。
符号の説明
1 レベルゲージ
2 溝部材
2a 溝
3 絞り部材
11 上方部
12 下方部
20 尿素水タンク

Claims (4)

  1. 樹脂製の液体タンクの外側面に設けられて、該液体タンクの上方部と下方部とを透過性の中空部材にて連通したレベルゲージと、前記レベルゲージを前記液体タンクの下方部に固定するとともに該レベルゲージと液体タンクの上方部との連通を解除可能として前記液体タンク内の液体の排出を行うようにしたことを特徴とする樹脂製タンクのレベルゲージ構造。
  2. 前記液体タンクの側壁面に、前記中空部材を係合する溝を備えた溝部材を設置したことを特徴とする請求項1記載の樹脂製タンクのレベルゲージ構造。
  3. 前記レベルゲージの下部は、液体タンクの下方部の底面に連通するように構成されたことを特徴とする請求項1記載の樹脂製タンクのレベルゲージ構造。
  4. 前記液体タンクは、尿素水が収容されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂製タンクのレベルゲージ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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